JP2019214131A - 遮へい部材を備えた貼合装置 - Google Patents

遮へい部材を備えた貼合装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 エアターンバーからの流出空気の影響でパネル部材等に異物が付着することを防止する機構を有する貼合装置を提供する。【解決手段】 貼合装置は、光学フィルム搬送ラインと、パネル部材搬送ラインと、光学フィルムの搬送方向を転換するためのエアターンバーと、エアターンバーからの流出空気の流れを制御する遮へい部材とを備える。エアターンバーは、搬送面から噴射される空気によって光学フィルムを搬送面から浮かせながら搬送方向を転換する。エアターンバーと該エアターンバーによって搬送方向が転換されている光学フィルムとの間からは空気が流出し、遮へい部材は、この流出空気が貼合装置内の気流を乱さないように流出空気の流れを制御する。【選択図】 図2

Description

本発明は、光学的表示ユニットの製造に関し、より具体的には、エアターンバーを用いて光学フィルムの搬送方向を転換することによって狭いスペースにも設置可能となった光学フィルムの貼合装置において、エアターンバーからの空気が光学フィルムやパネル部材に与える悪影響を低減させる遮へい部材を備えた貼合装置に関する。
近年、光学的表示ユニットの製造現場において、別の設備で予めシート状に切り出された光学フィルム積層体を搬入してパネル部材に貼り合わせる枚葉式の製造装置に替えて、ロール・トゥ・パネル方式(以下、RTP方式という)の製造装置が採用されている。RTP方式の製造装置においては、帯状光学フィルム積層体を繰り出し、繰り出された帯状光学フィルム積層体に装置内において切込線を入れることによりシート状の光学フィルムを形成し、シート状光学フィルムをキャリアフィルムから剥離してパネル部材に連続的に貼り合わせることができる。
こうしたRTP方式の製造装置として、従来、直線型の装置が採用されることが多かった。直線型の製造装置は、パネル部材の搬送経路、パネル部材の両面に貼り合わせされる光学フィルムの供給部、光学フィルムの搬送経路、切込線の形成部、パネル部材と光学フィルムシートとの貼合部などが、直線状に配置された装置である。直線型の装置では、RTP方式以前に採用されていた枚葉式の製造装置をRTP方式の製造装置に入れ替える場合に、設置スペースの制約の問題が生じていた。
本出願の出願人は、この問題に対処することを主な目的として、装置全体の長さ及び幅を縮小して狭いスペースにも設置することができるようにしたコンパクトなRTP方式の製造装置(以下、コンパクトRTP装置という)を提案している(特許文献1)。コンパクトRTP装置においては、パネル部材の両面に貼り合わせされる2つの光学フィルムの搬送経路の一部が上下に重なるように構成されており、フィルム搬送経路の途中に、エアターンバーを配置することができる。エアターンバーは、外周面から噴出される空気の空気圧によって光学フィルムを浮上させながら方向を転換することができる装置である。
エアターンバーを用いた場合、エアターンバーの外周面から噴射される空気が、エアターンバーと搬送方向が転換されている光学フィルムとの間から流出する。エアターンバーの両端部においてその外周面と光学フィルムとの間から流出した空気は、貼合装置内の気流を乱すことになる。気流が乱れると、流出空気がパネル部材搬送ラインに直接当たり、搬送されているパネル部材や光学フィルムに異物が付着したり、貼合装置内の異物が巻き上げられ、巻き上げられた異物が搬送ラインのコンベアなどの構成部品を介して間接的にパネル部材や光学フィルムに付着したりするおそれがある。
特許第6280966号公報
本発明は、エアターンバーの近くにパネル部材搬送ライン及び光学フィルム搬送ラインが配置された貼合装置において、エアターンバーと該エアターンバーの搬送面を走行する光学フィルムとの間から流出した空気の影響で、パネル部材搬送ライン及びそれによって搬送されるパネル部材、並びに光学フィルム搬送ライン及びそれによって搬送される光学フィルムに異物が付着することを防止することを課題とする。
本発明は、パネル部材の少なくとも一方の面に光学フィルムのシートを貼り合わせるための貼合装置を提供する。貼合装置は、光学フィルムを搬送する光学フィルム搬送ラインと、パネル部材を搬送するパネル部材搬送ラインと、光学フィルムの搬送方向を転換するためのエアターンバーと、エアターンバーからの流出空気の流れを制御する遮へい部材とを備える。エアターンバーは、光学フィルム搬送ラインの途中に配置され、搬送面から噴射される空気によって光学フィルムを搬送面から浮かせながら搬送方向を転換する。エアターンバーと該エアターンバーによって搬送方向が転換されている光学フィルムとの間からは空気が流出し、遮へい部材は、この流出空気が貼合装置内の気流を乱さないように流出空気の流れを制御する。
一実施形態において、エアターンバーがパネル部材搬送ラインの上方に配置されている場合には、遮へい部材は、エアターンバーとパネル部材搬送ラインとの間に配置されている。別の実施形態において、エアターンバーがパネル部材搬送ラインの下方に配置されている場合には、遮へい部材は、エアターンバーとパネル部材搬送ラインとの間に配置されている。これらの実施形態においては、遮へい部材は、少なくともパネル部材搬送ラインのパネル部材搬送部分の幅全体を覆うことができる幅を有する板状体であることが好ましい。さらに別の実施形態において、エアターンバーがパネル部材搬送ラインの高さより低い位置においてパネル部材搬送ラインの側方に配置されている場合には、遮へい部材は、エアターンバーの上方においてパネル部材搬送ラインの高さより低い位置に配置されている。さらに別の実施形態において、エアターンバーがパネル部材搬送ラインの高さより高い位置においてパネル部材搬送ラインの側方に配置されている場合には、遮へい部材は、エアターンバーの下方においてパネル部材搬送ラインの高さより高い位置に配置されている
一実施形態においては、エアターンバーがパネル部材搬送ラインの上方に配置されている場合には、貼合装置は、気流生成部をさらに有することが好ましい。気流生成部は、下降気流を生成することができる。下降気流は、エアターンバーの幅方向外方において上方から下方に向かうようになっており、その下降気流とともに流出空気がパネル搬送ラインの幅方向外方を下方に向かって流れる。気流生成部は、一実施形態においては、エアターンバーの幅方向両端部の上方に配置され、貼合装置内部に供給される空気を清浄空気にするフィルタを備える吸気手段とすることができ、別の実施形態においては、エアターンバーの幅方向両端部の上方に配置された送風手段とすることができる。
従来のRTP方式の貼合装置と比較して装置全体の長さ及び幅を縮小することが可能で、より狭いスペースにも設置することができる、エアターンバーを備えるコンパクトなRTP方式の貼合装置の構成例を示す概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)に示される矢印BB方向の矢視図である。 エアターンバーを備えるコンパクトなRTP方式の貼合装置において、本発明の一実施形態による遮へい部材及び気流生成部と、その配置を示す模式図であり、(a)は遮へい部材及び気流生成部が設けられている部分の平面図、(b)は(a)の部分をパネル部材の搬送方向下流側からみた正面図、(c)は(a)の部分の側面図である。 図2に対応する部分におけるエアターンバーからの流出空気の流れを示す模式図であり、(a)は、遮へい部材及び気流生成部がない場合におけるエアターンバーからの流出空気の流れを、パネル部材の搬送方向下流側からみた正面図、(b)はその側面図であり、(c)は、遮へい部材及び気流生成部がある場合におけるエアターンバーからの流出空気の流れを、パネル部材の搬送方向下流側からみた正面図、(b)はその側面図である。 エアターンバーを備えるコンパクトなRTP方式の貼合装置において、本発明の別の実施形態による遮へい部材の配置を示す模式図であり、(a)は当該遮へい部材がある部分の平面図、(b)は(a)の部分をパネル部材の搬送方向下流側からみた正面図、(c)は(a)の部分の側面図である。 図4に対応する部分におけるエアターンバーからの流出空気の流れを示す模式図であり、(a)は、エアターンバーからの流出空気の流れをパネル部材の搬送方向下流側からみた正面図、(b)はその側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(貼合装置の構成)
図1は、従来のRTP方式の貼合装置と比較して、装置全体の長さ及び幅をさらに縮小することが可能で、より狭いスペースにも設置することができる貼合装置1の構成の一例を示す概略図である。図1(a)は、貼合装置1の平面図であり、図1(b)は、図1(a)中に示される矢印BB方向の矢視図である。貼合装置1は、エアターンバー23及びエアターンバー33を備え、パネル部材の両面に貼り合わせされる2つの光学フィルムの搬送経路の一部が上下に重なるように構成することによって、従来の貼合装置よりコンパクトな外形を実現することができる。
以下、貼合装置1の構成について説明する。貼合装置1は、パネル部材Wを搬送するパネル部材搬送ライン10と、パネル部材Wの一方の面W1(例えば、薄膜トランジスタ(TFT)側の面)に光学フィルムF1のシートS1を貼り合わせる貼合部40と、パネル部材Wの他方の面W2(例えば、カラーフィルタ(CF)側の面)に光学フィルムF2のシートS2を貼り合わせる貼合部50とを備える。貼合装置1は、さらに、光学フィルムF1を供給し、貼合部40まで搬送する光学フィルム搬送ライン20と、光学フィルムF2を供給し、貼合部50まで搬送する光学フィルム搬送ライン30とを備える。
貼合装置1においては、パネル部材Wは、パネル部材搬送ライン10に設けられた入口部11から出口部12まで直線的に搬送される。パネル部材搬送ライン10の途中に、貼合部40と貼合部50とが設けられている。パネル部材Wの一方の面W1には、貼合部40において、光学フィルムF1のシートS1が貼り合わせされる。光学フィルムF1のシートS1が貼り合わせされたパネル部材Wは、貼合部40から出て、パネル部材搬送部14によって搬送される。
貼合部40を出たパネル部材Wの向きは、必要に応じて貼合部40から貼合部50までのいずれかの位置に設けられた旋回部15において、90°旋回させることができる。旋回したパネル部材Wは、パネル部材搬送部16に渡される。パネル部材搬送部16は、旋回部15と貼合部50とを直線的に結ぶように構成されており、パネル部材Wは、直線的に貼合部50に搬送される。
貼合部50においては、パネル部材Wの他方の面W2(すなわち、光学フィルムF1のシートS1が貼り合わせされていない面)に、光学フィルムF2のシートS2が貼り合わせされる。光学フィルムF2のシートS2が貼り合わせされたパネル部材Wは、貼合部50から出て、パネル部材搬送部17によって搬送され、出口部12から出て行く。
光学フィルム搬送ライン20は、光学フィルム積層体L1を貼合部40まで搬送する。光学フィルム積層体L1は、キャリアフィルムC1上に光学フィルムF1が積層されたものとすることができる。光学フィルム搬送ライン20は、光学フィルム積層体のロールR1から光学フィルム積層体L1を繰り出して、パネル部材搬送ライン10に対して横方向から供給する、フィルム供給部21を有する。フィルム供給部21は、パネル部材搬送ライン10の入口部11と出口部12とを結ぶ直線の側方に配置されている。フィルム供給部21から繰り出された光学フィルム積層体L1は、フィルム搬送部22と、方向転換部23と、フィルム搬送部24とを経由して、貼合部40に搬送される。
方向転換部23は、フィルム搬送部22によってパネル部材搬送ライン10に対して横方向から搬送されてくる光学フィルム積層体L1の搬送方向を、パネル部材搬送ライン10の途中に組み込まれた貼合部40が配置されている方向に向けて、90°転換することができる。貼合装置1においては、方向転換部23としてエアターンバーが用いられる。エアターンバーは、光学フィルム積層体L1の幅に対応する長さ方向を有する円筒形状又は半円筒形状の外周面を有し、方向を転換しようとする光学フィルム積層体L1に対して所定の傾斜姿勢で配置されている。空気を噴出する外周面に光学フィルム積層体L1を巻き掛け、光学フィルム積層体L1と外周面との間の空気圧によって光学フィルム積層体L1を浮上させることにより、外周面と非接触状態で光学フィルム積層体L1の搬送方向を変化させることができる。
方向転換部23によって搬送方向が転換された光学フィルム積層体L1は、フィルム搬送部24によって、貼合部40に向けて搬送される。フィルム搬送部24には、光学フィルムF1から光学フィルムのシートS1を形成するための切込線形成部25が配置されることが好ましい。
光学フィルムのシートS1は、貼合部40において、パネル部材Wの一方の面W1に貼り合わせされる。光学フィルム積層体L1は、方向転換部23によって方向転換された後、貼合部40に送られ、一方、パネル部材Wは、貼合部40を挟んで光学フィルム積層体L1の搬送方向とは反対側の方向から、一方の面W1が下向きの状態で、貼合部40に送られる。貼合部40においては、剥離手段41によって光学フィルム積層体L1から光学フィルムのシートS1が剥離される。剥離されたシートS1とパネル部材Wとは、貼合ローラ42を用いて貼り合わせることができる。
光学フィルム搬送ライン30は、光学フィルム積層体L2を貼合部50まで搬送する。光学フィルム積層体L2は、キャリアフィルムC2上に、光学フィルムF2が積層されたものとすることができる。光学フィルム搬送ライン30は、光学フィルム積層体のロールR2から光学フィルム積層体L2を繰り出して、パネル部材搬送ライン10に対して横方向から供給する、フィルム供給部31を有する。フィルム供給部31は、パネル部材搬送ライン10の入口部11と出口部12とを結ぶ直線の側方に配置されている。フィルム供給部31から繰り出された光学フィルム積層体L2は、フィルム搬送部32と、方向転換部33と、フィルム搬送部34とを経由して、貼合部50に搬送される。
方向転換部33は、フィルム搬送部32によってパネル部材搬送ライン10に対して横方向から搬送されてくる光学フィルム積層体L2の搬送方向を、パネル部材搬送ライン10の途中に組み込まれた貼合部50が配置されている方向に向けて、90°転換することができる。貼合装置1においては、方向転換部23と同様に、方向転換部33としてエアターンバーが用いられる。エアターンバーは、光学フィルム積層体L2の幅に対応する長さ方向を有する円筒形状又は半円筒形状の外周面を有し、方向を転換しようとする光学フィルム積層体L2に対して所定の傾斜姿勢で配置されている。空気を噴出する外周面に光学フィルム積層体L2を巻き掛け、光学フィルム積層体L2と外周面との間の空気圧によって光学フィルム積層体L2を浮上させることにより、外周面と非接触の状態で光学フィルム積層体L2の搬送方向を変化させることができる。
方向転換部33によって搬送方向が転換された光学フィルム積層体L2は、フィルム搬送部34によって、貼合部50に向けて搬送される。フィルム搬送部34には、光学フィルム積層体L2から光学フィルムのシートS2を形成するための切込線形成部35が配置されることが好ましい。
光学フィルムのシートS2は、貼合部50において、パネル部材Wの他方の面W2に貼り合わせされる。光学フィルム積層体L2は、方向転換部33によって方向転換された後、貼合部50に送られ、一方、パネル部材Wは、他方の面W2が上向きの状態で、貼合部50に送られる。貼合部50においては、剥離手段51によって光学フィルム積層体L2から光学フィルムのシートS2が剥離される。剥離されたシートS2とパネル部材Wとは、貼合ローラ52を用いて貼り合わせることができる。
上述の貼合装置1は、特許文献1の図2に示される構成の装置であるが、コンパクトRTP装置の別の構成として、例えば、特許文献1の図1に示されるようにパネル部材搬送ラインの一部が光学フィルム搬送ラインの側方に配置された構成や、図3及び図4に示されるように光学フィルム搬送ラインがパネル部材搬送ラインの下方のみに配置された構成などを有する装置があり得る。本発明は、これらのいずれの構成の貼合装置においても用いることができる。
(第1の実施形態)
上記のとおり、貼合装置1においては、光学フィルム積層体L1の搬送方向を転換するエアターンバー23と、光学フィルム積層体L2の搬送方向を転換するエアターンバー33とが設けられている。エアターンバー23、33において、エアターンバー23、33の外周面から噴射された空気が、エアターンバー23、33の外周面と、その外周面上で搬送方向が転換されている光学フィルム積層体L1、L2との間から流出する。エアターンバー33の外周面と光学フィルム積層体L2との間から流出した空気は、その一部がエアターンバー33の下方に流れ、貼合装置1の内部の気流を乱したり、下方に位置するパネル部材搬送ライン10上に達したりするおそれがある。また、エアターンバー23の両端部において外周面と光学フィルム積層体L1との間から流出した空気についても同様に、貼合装置1の内部の気流を乱すおそれがある。
そこで、本発明においては、貼合装置1に、流出空気がパネル部材搬送ライン10上に達しないように流出空気の流れを制御する目的で、遮へい部材5と、必要に応じて気流生成部6とが設けられる。ここで、流出空気がパネル部材搬送ライン10の上に達しないとは、流出空気がパネル部材搬送ライン10上にまったく達しない場合だけでなく、仮に流出空気がパネル部材搬送ライン10上に達したとしてもその流出空気を原因としてパネル部材Wに悪影響が及ぼされない程度に流出空気の一部が達する場合も含む。
図2は、本発明の一実施形態による遮へい部材5及び気流生成部6の構成とその配置を示す模式図であり、図2(a)は遮へい部材5及び気流生成部6が設けられている部分の平面図、図2(b)は図2(a)の部分をパネル部材Wの搬送方向下流側からみた正面図、図2(c)は図2(a)の部分の側面図である。図2に示される遮へい部材5及び気流生成部6は、エアターンバー33の外周面と光学フィルム積層体L2との間から流出した空気の流れを制御するものである。なお、図2(a)においては、筐体7の上面(天井)は示していない。また、図2(b)及び図2(c)においては、図面が煩雑にならないように、パネル部材搬送部14の下方に位置する構成要素は示していない。
遮へい部材5は、エアターンバー33と、エアターンバー33の下方に位置するパネル部材搬送部14との間に配置され、エアターンバー33からの流出空気がパネル部材搬送部14の上に達しないように遮蔽するための部材である。遮へい部材5は、四角形の板状体であることが好ましいが、これに限定されるものではない。遮へい部材5の幅(パネル部材Wの搬送方向を横切る方向の長さ)は、少なくともパネル部材搬送部14のパネル部材搬送部分(すなわち、両端部の枠142の間においてパネル部材Wを搬送する搬送コロ144が配置された部分)の幅全体を覆うことができる幅を有し、パネル部材搬送部14の幅より広いことがより好ましい。遮へい部材5の長さ(パネル部材Wの搬送方向の長さ)は、少なくともエアターンバー33の前端(パネル部材Wの搬送方向最前方に位置する端部)と後端(パネル部材Wの搬送方向最後方に位置する端部)との距離より長いことが好ましい。遮へい部材5が配置される高さ方向の位置は、例えばメンテナンス作業時などにパネル部材搬送部14の上にあるパネル部材Wにアクセス可能となる空間が確保されていれば、できるだけパネル部材搬送部14に近い位置であることが好ましい。なお、遮へい部材5の厚みは、特に限定されるものではない。
遮へい部材5の材質は、特に限定されるものではなく、例えばアルミニムなどの軽量な金属を用いることができる。また、遮へい部材5を適切な位置に固定する方法は、後述される下降気流の流れを妨害したり、パネル部材W及び光学フィルム積層体L1、L2の搬送に影響を与えたりするものでない限り特に限定されるものではなく、例えば、パネル部材搬送部14を支持しているフレームに取り付けたり、パネル部材搬送部14や床から上方に突出するように設けられた複数の支持部材に取り付けたり、筐体7の天井から吊り下げたりすることによって固定することができる。
気流生成部6は、筐体7の天井から下方に向かう下降気流を生成することができるものであり、貼合装置1の内部に供給される空気を清浄空気にするフィルタを備える吸気手段であることが好ましい。フィルタは、HEPAフィルタが好ましいが、これに限定されるものではない。HEPAフィルタを備えた吸気手段として、当業者に周知の市販のHEPAフィルタユニットを用いることができる。気流生成部6は、貼合装置内の空気を吸引して下方に送り出すようになっている送風手段であってもよい。
気流生成部6は、図2に示されるように、パネル部材搬送部14の幅方向両端部の上方に取り付けられることが好ましい。気流生成部6をこの位置に取り付けることによって、後述されるように、エアターンバー33からの流出空気が、気流生成部6からの下降気流とともに、遮へい部材5及びパネル部材搬送部14の幅方向両端部と筐体7との間を通って下方に流れるように制御することができる。なお、気流生成部6のパネル部材搬送方向における位置は、特に限定されるものではないが、図2(c)に示されるように、エアターンバー33の前端(パネル部材Wの搬送方向最前方に位置する端部)と後端(パネル部材Wの搬送方向最後方に位置する端部)との間の中央部分であることが好ましい。気流生成部6によって生成される気流の流量は、エアターンバー33からの流出空気が遮へい部材5及びパネル部材搬送部14と筐体7との間を通って下方に流れるように制御することができれば、特に限定されるものでなく、例えば20〜35m/分とすることができる。
図3は、図2に対応する部分における空気の流れを矢印で示した模式図である。図3(a)は、本発明による遮へい部材5及び気流生成部6がない場合における空気の流れをパネル部材Wの搬送方向下流側からみた正面図であり、図3(b)はその側面図である。図3(c)は、遮へい部材5及び気流生成部6がある場合における空気の流れをパネル部材Wの搬送方向下流側からみた正面図であり、図3(b)はその側面図である。図3に矢印で示される空気の流れは、HEPAフィルタユニット9又は気流生成部6の近傍にミスト発生装置(図示せず)を配置し、生成されたミストをHEPAフィルタユニット9又は気流生成部6を通して筐体7の内部に導入させ、筐体7の内部におけるミストの流れを目視で確認したものである。ミスト発生装置は、当業者に周知の市販の装置を用いることができる。
図3(a)及び図3(b)に示されるように、従来の貼合装置においては、HEPAフィルタユニット9が筐体7の天井の中央部に設けられており、エアターンバー33とパネル部材搬送部14との間には何も設けられていない。このように、本発明による遮へい部材5及び気流生成部6がない場合には、エアターンバー33からの流出空気は、一部がエアターンバー33の下方に流れ、パネル部材搬送部14の上に達する場合がある。パネル部材搬送部14に達した空気に異物が含まれていると、その異物が、搬送中のパネル部材Wに直接付着したり、パネル部材搬送部14のコンベアなどの構成部品を介してパネル部材Wに付着したりするおそれがある。また、HEPAフィルタユニット9からの空気やエアターンバー33からの流出空気の一部は、直接的にパネル部材搬送部14の上に達しない場合でも、貼合装置1内の気流を乱し、異物の巻き上げを引き起こす可能性がある。
これに対して、図3(c)及び図3(d)に示されるように、遮へい部材5及び気流生成部6を用いた場合には、エアターンバー33からの流出空気は、遮へい部材5の上面に当たり遮へい部材5の外方に向かって流れる。一方、パネル部材搬送部14の幅方向両端部の上方に取り付けられた気流生成部6から筐体7内に吸引された空気は、エアターンバー33、遮へい部材5及びパネル部材搬送部14の各々の幅方向端部と筐体7との間を通って下方に流れ、例えば筐体7の下方又は床に設けられた排気部から排気される。この過程で、気流生成部6からの下降気流が、遮へい部材5の上面に当たって外方に流れた流出空気、及びエアターンバー33から上方に向かって流れた流出空気を巻き込みながら、下方に向かって流れることになる。したがって、エアターンバー33からの流出空気は、貼合装置1内の気流を乱して異物の巻き上げを引き起こすことも、パネル部材搬送部14の上に達することもない。また、遮へい部材5は、エアターンバー33からの異物がパネル部材搬送部14の上に落下することも防止できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の別の実施形態を説明する。図4は、遮へい部材8とその配置を示す模式図であり、図4(a)は遮へい部材8が設けられている部分の平面図、図4(b)は図4(a)の部分をパネル部材Wの搬送方向下流側からみた正面図、図4(c)は図4(a)の部分の側面図である。図4に示される遮へい部材8は、エアターンバー23の外周面と光学フィルム積層体L1との間から流出した空気の流れを制御するものである。なお、図4(a)においては、筐体7の上面(天井)は示していない。また、図4(b)及び図4(c)においては、図面が煩雑にならないように、パネル部材搬送部16の上方に位置する構成要素は示していない。
遮へい部材8は、エアターンバー23と、エアターンバー23の上方に位置するパネル部材搬送部16との間に配置され、エアターンバー23からの流出空気が上方に流れないように遮蔽するために用いることができる部材である。なお、図4(a)においては、本来は遮へい部材8の上にもパネル部材Wを搬送する搬送コロ164が存在するが、ここでは図面が煩雑にならないように遮へい部材8の上の搬送コロ164は描かれていない。遮へい部材8は、四角形の板状体であることが好ましいが、これに限定されるものではない。
遮へい部材8の幅(パネル部材Wの搬送方向を横切る方向の長さ)は、少なくともパネル部材搬送部16のパネル部材搬送部分(すなわち、両端部の枠162の間においてパネル部材Wを搬送する搬送コロ164が配置された部分)の幅全体を覆うことができる幅を有し、パネル部材搬送部16の幅より広いことがより好ましい。遮へい部材8の長さ(パネル部材Wの搬送方向の長さ)は、少なくともエアターンバー23の前端(パネル部材Wの搬送方向最前方に位置する端部)と後端(パネル部材Wの搬送方向最後方に位置する端部)との距離より長いことが好ましい。遮へい部材8が配置される高さ方向の位置は、例えばメンテナンス作業時などにエアターンバー23にアクセス可能となる空間が確保されていれば、できるだけエアターンバー23に近い位置であることが好ましい。なお、遮へい部材8の厚みは、特に限定されるものではない。
遮へい部材8の材質は、特に限定されるものではなく、例えばアルミニムなどの軽量な金属を用いることができる。また、遮へい部材8を適切な位置に固定する方法は、パネル部材W及び光学フィルム積層体L1、L2の搬送に影響を与えるものでない限り特に限定されるものではなく、例えば、パネル部材搬送部16を支持しているフレームに取り付けたり、パネル部材搬送部16から吊り下げられた複数の支持部材に取り付けたり、床から立ち上げられた複数の支持部材に取り付けたりすることによって固定することができる。
また、特許文献1の図1、図3及び図4に示されるような構成の貼合装置が用いられる場合においては、エアターンバー23の上方に、例えば光学フィルム積層体L2に切込線を形成するための切込線形成装置(例えば、特許文献1の図1に示される装置)などといった様々な機器が配置されることがある。こうした場合には、これらの機器のメンテナンスのためにエアターンバー23の上方にステージが配置されることがある。このような構成においては、このステージを本発明における遮へい部材8として兼用することも可能である。
図5は、図4に対応する部分におけるエアターンバー23からの流出空気の流れを矢印で示した模式図である。図5(a)は、エアターンバー23からの流出空気の流れをパネル部材Wの搬送方向下流側からみた正面図であり、図5(b)はその側面図である。図5に矢印で示される空気の流れは、図3の場合と同様に、HEPAフィルタユニット9の近傍にミスト発生装置を配置し、生成されたミストをHEPAフィルタユニット9から筐体7の内部に導入させ、筐体7の内部におけるミストの流れを目視で確認したものである。
図5(a)及び図5(b)に示されるように、エアターンバー23の上に遮へい部材8が配置された場合には、エアターンバー23からの流出空気は、遮へい部材8の下面に当たって下方に流れる。したがって、エアターンバー23からの流出空気は、貼合装置1内の気流を乱して異物の巻き上げを引き起こすことがないため、異物のパネル部材Wや光学フィルムへの付着を防止することができる。
(第3の実施形態)
さらに別の実施形態として、パネル部材搬送部がエアターンバーと上下方向に重なる位置に配置されるのではなく、エアターンバーの側方に配置された構成の貼合装置においても、本発明を用いることができる。例えば、必要に応じて、図2における構成要素のうちパネル部材搬送部14が、同じ高さのままでエアターンバー33の側方に配置された構成の貼合装置が用いられる場合がある。このような構成の貼合装置の場合には、図2と同様の遮へい部材5が、エアターンバー33の下方においてパネル部材搬送部14の高さより高い位置に配置される。さらに、この貼合装置には、エアターンバー33の幅方向両端部の上方に気流生成部6が取り付けられることが好ましい。
(第4の実施形態)
さらに別の実施形態として、例えば、必要に応じて、図4における構成要素のうちパネル部材搬送部16が、同じ高さのままでエアターンバー23の側方に配置された構成の貼合装置が用いられる場合がある。このような構成の貼合装置の場合には、図4と同様の遮へい部材8が、エアターンバー23の上方においてパネル部材搬送部16の高さより低い位置に配置される。この構成の貼合装置においても、エアターンバー23からの流出空気は遮へい部材8の下方に流れるため、貼合装置1内の気流を乱すことがない。
W パネル部材
W1 一方の面
W2 他方の面
L1、L2 光学フィルム積層体
R1、R1 光学フィルム積層体のロール

1 貼合装置
5、8 遮へい部材
6 気流生成部
7 筐体
9 HEPAフィルタユニット(従来技術)
10 パネル部材搬送ライン
11 入口部
12 出口部
14、16、17 パネル部材搬送部
142、162 パネル部材搬送部の枠部
144、164 パネル部材搬送部の搬送コロ
15 旋回部
20、30 光学フィルム搬送ライン
21、31 フィルム供給部
22、24、32、34 フィルム搬送部
23、33 方向転換部
25、35 切込線形成部
40、50 貼合部

一実施形態においては、エアターンバーがパネル部材搬送ラインの上方に配置されている場合には、貼合装置は、気流生成部をさらに有することが好ましい。気流生成部は、下降気流を生成することができる。下降気流は、エアターンバーの幅方向外方において上方から下方に向かうようになっており、その下降気流とともに流出空気がパネル部材搬送ラインの幅方向外方を下方に向かって流れる。気流生成部は、一実施形態においては、エアターンバーの幅方向両端部の上方に配置され、貼合装置内部に供給される空気を清浄空気にするフィルタを備える吸気手段とすることができ、別の実施形態においては、エアターンバーの幅方向両端部の上方に配置された送風手段とすることができる。

Claims (9)

  1. パネル部材の少なくとも一方の面に光学フィルムのシートを貼り合わせるための貼合装置であって、
    光学フィルムを搬送する光学フィルム搬送ラインと、
    パネル部材を搬送するパネル部材搬送ラインと、
    前記光学フィルム搬送ラインの途中に配置され、搬送面から噴射される空気によって光学フィルムを前記搬送面から浮かせながら光学フィルムの搬送方向を転換するためのエアターンバーと、
    前記エアターンバーと該エアターンバーによって搬送方向が転換されている光学フィルムとの間から流出した流出空気が前記貼合装置内の気流を乱さないように流出空気の流れを制御する、遮へい部材と
    を備える貼合装置。
  2. 前記エアターンバーが前記パネル部材搬送ラインの上方に配置されており、前記遮へい部材は、前記エアターンバーと前記パネル部材搬送ラインとの間に配置されている、請求項1に記載の貼合装置。
  3. 前記エアターンバーが前記パネル部材搬送ラインの下方に配置されており、前記遮へい部材は、前記エアターンバーと前記パネル部材搬送ラインとの間に配置されている、請求項1に記載の貼合装置。
  4. 前記エアターンバーが前記パネル部材搬送ラインの高さより低い位置において前記パネル部材搬送ラインの側方に配置されており、前記遮へい部材は、前記エアターンバーの上方において前記パネル部材搬送ラインの高さより低い位置に配置されている、請求項1に記載の貼合装置。
  5. 前記エアターンバーが前記パネル部材搬送ラインの高さより高い位置において前記パネル部材搬送ラインの側方に配置されており、前記遮へい部材は、前記エアターンバーの下方において前記パネル部材搬送ラインの高さより高い位置に配置されている、請求項1に記載の貼合装置。
  6. 前記遮へい部材は、少なくとも前記パネル部材搬送ラインのパネル部材搬送部分の幅全体を覆うことができる幅を有する板状体である、請求項2又は請求項3に記載の貼合装置。
  7. 前記エアターンバーの幅方向外方において上方から下方に向かう下降気流を生成し、該下降気流とともに流出空気が前記パネル搬送ラインの幅方向外方を下方に向かって流れるようにするための気流生成部をさらに有する、請求項1、請求項2又は請求項5のいずれか1項に記載の貼合装置。
  8. 前記気流生成部は、前記エアターンバーの幅方向両端部の上方に配置され、貼合装置内部に供給される空気を清浄空気にするフィルタを備える吸気手段である、請求項7に記載の貼合装置。
  9. 前記気流生成部は、前記エアターンバーの幅方向両端部の上方に配置された送風手段である、請求項7に記載の貼合装置。


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