JP2000247515A - 帯状材の進行方向変更装置 - Google Patents

帯状材の進行方向変更装置

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JP2000247515A
JP2000247515A JP11049036A JP4903699A JP2000247515A JP 2000247515 A JP2000247515 A JP 2000247515A JP 11049036 A JP11049036 A JP 11049036A JP 4903699 A JP4903699 A JP 4903699A JP 2000247515 A JP2000247515 A JP 2000247515A
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Kazuya Miyagawa
和也 宮川
Harutoshi Yamashita
陽俊 山下
Masaya Toki
雅哉 土岐
Tadaaki Yasumi
忠明 八角
Minoru Tazawa
穣 田澤
Etsuro Hirai
悦郎 平井
Atsushi Too
篤史 東尾
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/30Orientation, displacement, position of the handled material
    • B65H2301/34Modifying, selecting, changing direction of displacement
    • B65H2301/342Modifying, selecting, changing direction of displacement with change of plane of displacement
    • B65H2301/3423Modifying, selecting, changing direction of displacement with change of plane of displacement by travelling an angled curved path section for overturning and changing feeding direction

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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒状フロータ外面と浮上誘導される帯状材と
の接触を検知し、帯状材の損傷を回避できる帯状材の進
行方向変更装置を提供する。 【解決手段】 本発明の帯状材進行方向変更装置1は、
筒状フロータ3の曲面をなす帯状材2対向面の螺旋帯状
の範囲内に多数のガス噴出口4を有するものであって、
前記筒状フロータ3と該筒状フロータ3に備えられる外
部装置(100、103)との間に設けられる絶縁部材
(101、102)と、前記筒状フロータ3と前記帯状
材2との間に電位差を保持させる電源105と、前記筒
状フロータ3と前記帯状材2とが接触することによって
両者の間に生じる電流を検知する検知手段104とを備
えて構成されている。また、検知手段104の検出結果
に基づき、噴出流体供給装置103の流体供給量すなわ
ち帯状材2の浮上量を制御する自動制御手段(不図示)
を備えてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼板やアルミ薄板
等の導電性の帯状材を、一つの処理ラインから次工程の
他の処理ラインへ連続供給するための進行方向変更装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼板やアルミ薄板の帯状材を一つの処理
ラインから次の処理ラインへ進行方向を変更して送り込
むにあたって、帯状材を筒状のフロータ上に螺旋方向に
進行させて進行方向を変更する装置が、特許第2735934
号公報、また特開平9-226999号公報等により提案され
ている。
【0003】上記特許第2735934号公報に示されている
従来装置は、図5〜図7に示すように、半円筒形の筒状
フロータ51の曲面上に、多数のガス噴出口52を有す
る螺旋状の帯状材進行路53を設け、筒状フロータ51
の外周面に沿って帯状材進行路53と同一螺旋角のサイ
ドプレート54を一体に備えられたガス噴出口遮蔽用の
エッジマスク板55と、このエッジマスク板55を筒状
フロータ51軸線方向へ移動させる駆動手段56を設け
ている。図中、符号60は帯状材である。
【0004】また、上記特開平9-226999号公報にて示
されている従来装置は、図8に示すように、上記した装
置(図5〜図7)におけるエッジマスクに期待されるシ
ール効果を高めるとともに、当該エッジマスクと帯状材
との接触を防止するため、同様な一体形のエッジマスク
65と駆動手段66を筒状フロータ51の内側に設けて
構成したものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの装
置においては次のような問題があった。すなわち、筒状
フロータ上で帯状材を螺旋方向に浮上誘導させて進行方
向を変更させようとする場合、筒状フロータ上で何らか
の理由により帯状材の浮上量が変化し、移動中の帯状材
が筒状フロータの外面と接触して帯状材表面に傷をつ
け、不良製品を発生させるおそれがあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、筒状フロータ外面と浮上
誘導される帯状材との接触を検知し、帯状材の損傷を回
避できる帯状材の進行方向変更装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために以下の手段をとった。すなわち、請求項
1記載の帯状材の進行方向変更装置は、筒状フロータの
曲面をなす帯状材対向面の螺旋帯状の範囲内に多数のガ
ス噴出口を有する帯状材の進行方向変更装置であって、
前記筒状フロータと前記帯状材との間に電位差を保持さ
せる電源と、前記筒状フロータと前記帯状材とが接触す
ることによって両者の間に生じる電流を検知する検知手
段とを備えて構成されたことを特徴とするものである。
なお、当然のことながら、筒状フロータは導電性を有す
るよう構成されている。
【0008】これによれば、筒状フロータと該筒状フロ
ータにおける螺旋帯状の範囲を進行する帯状材とが接触
した際には、電源の作用によって両者の間に電流が流れ
ることになる。また、この電流が流れた際には、検知手
段によってその事象は直ちに観測されることになる。し
たがって例えば、作業者が進行方向変更装置の監視を行
っている場合であって、かつ帯状材と筒状フロータとの
接触が検知手段により確認された場合においては、その
作業者は直ちに当該接触を解消する作業ないしは装置停
止等の適切な処置を施すことが可能となる。
【0009】また、請求項2記載の帯状材の進行方向変
更装置は、前記筒状フロータと該筒状フロータに備えら
れる外部装置との間に絶縁部材を設けることを特徴とす
るから、これによれば、筒状フロータ外部における漏電
事故等の発生を事前に予防することが可能となる。
【0010】また、請求項3の帯状材の進行方向変更装
置は、前記検知手段によって前記筒状フロータと前記帯
状材との接触が検知された際に当該接触を解消する自動
制御手段が備えられていることを特徴とする。
【0011】これによれば、上述した作用における作業
者に代わって、自動制御手段が上記適切な処置を施すこ
ととなる。すなわち、より信頼性が高く、また確実、迅
速な処置を行うことが可能となる。
【0012】また、請求項4記載の帯状材の進行方向変
更装置は、前記筒状フロータにおける前記螺旋帯状の範
囲に導電性塗料を塗布することを特徴とする。
【0013】これによれば、上述した帯状材と筒状フロ
ータとの接触は、より確実に検出されることになる。両
者が接触した場合において、上記電流がより流れやすい
状態にあるからである。また、導電性塗料を塗布するこ
とは、その塗布される筒状フロータ表面ないしは帯状材
表面との直接的な接触を回避することをも意味する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態に
ついて、図を参照して説明する。図1は本発明の実施形
態に係る帯状材進行方向変更装置の概略平面図、図2は
図1の矢視II-IIの側面図、図3は図1に示す筒状フロ
ータの内面展開図、図4は図1の矢視V-Vの横断面図で
ある。
【0015】進行方向変更装置1には、図1に示すよう
に、帯状材2の進行方向変更用の筒状フロータ3が備え
られている。この筒状フロータ3には、螺旋状となる帯
状材2の進行路範囲(螺旋帯状の範囲)曲面に整列して
設けられた多数のガス噴出口4が形成されている。ま
た、筒状フロータ3内部には、図3に示すように、当該
筒状フロータ3と帯状材2とが接する半円筒部分範囲の
筒状フロータ内面3´側にエッジマスク装置5が装着さ
れている。さらに、筒状フロータ3内部には、その軸線
方向に間隔をおいて設けられる複数の円周方向補強材3
a、及びエッジマスク装置5の取付範囲に等間隔で設け
られた複数条(図では4条)の軸方向補強材3bが備え
られている。なお、参照した図面において、筒状フロー
タ内面3´の他の補強材は、当該図面を簡略とするため
にその図示が一部省略されている。
【0016】図3及び図4において、エッジマスク装置
5は、前記筒状フロータ内面3´の複数条の軸方向補強
材3bの各中間位置で、筒状フロータ内面3´と間隔を
隔て周方向補強材3aに支持して設けた複数(図では3
本)のI形断面の軌条要素11が備えられている。これ
ら各々には、当該軌条要素11上を移動可能となるよう
筒状フロータ3の内側に向かって支持された複数の鞍形
支持体12が備えられている。これらの鞍形支持体12
は、帯状材2の螺旋進行路の両側に配置される。また、
各鞍形支持体12には、これに支持されて筒状フロータ
内面3´と対向するように、拡がり前端を帯状材2の進
行螺旋角と平行な傾斜線部に形成され、その上面に補強
骨材を備え下面を平ら(筒状フロータ内面3´に対して
平ら)とするようなガス噴射口遮蔽用のエッジマスク板
13がそれぞれ設けられている。
【0017】さらに、エッジマスク装置5には、帯状材
2の螺旋進行路の片側で複数組のエッジマスク板13の
前端傾斜部を同一線上に揃えた状態下で対応する片側複
数組の鞍形支持体12を相互に結合する連結材14が備
えられている。また、帯状材2の螺旋進行路の両側で
は、中央の鞍形支持体12の軸線方向外側端と筒状フロ
ータ3端部の支持梁30との間に、これらそれぞれに接
続するよう、鞍形支持体12移動用のサーボモータ15
及びアクチュエータ16が設けられている。すなわち、
鞍形支持体12へは、サーボモータ15、アクチュエー
タ16、また中央の鞍形支持体を除く同支持体12には
連結材14を介して、動力伝達が実現されるようになっ
ている。
【0018】筒状フロータ3には上記の他、その周面上
における帯状材2の入側、出側のそれぞれに、軸方向補
強材3b外側に接してスリット構造のガス噴出部25が
形成されている。
【0019】ここまで説明した構成となる進行方向変更
装置1においては、ガス噴出口4又は25から噴出され
るガスにより浮上状態とされた帯状材2が、螺旋進行路
に沿ってその進行方向を変更する作用を得ることが可能
となる。また、上記鞍形支持体12、エッジマスク板1
3、サーボモータ15、及びアクチュエータ16等から
なるエッジマスク装置5の構成、またこの構成により達
成される作用により、帯状材2の螺旋進行路の両側に存
在するガス噴出口4について、これらを適宜遮蔽又は開
放することにより、例えば、様々な帯状材2の幅に対応
してもっとも適当なガス噴出を実現するような態様をと
ることが可能となる。
【0020】以下では、本発明の特徴となるところの構
成を説明する。本実施形態における帯状材の進行方向変
更装置1は、図1及び図2に示すように、筒状フロータ
3をその対称部分において支持する複数個(図では2
個)の支持台(外部装置)100上に載置されている。
このとき、筒状フロータ3と支持台100との間には絶
縁材(絶縁部材)101が介されている。また、筒状フ
ロータ3に対しては、絶縁継手管(絶縁部材)102を
介して接続された噴出流体供給装置(外部装置)103
が設けられる。ここで噴出流体供給装置103とは、上
述したガス噴出口4又は25からガスを噴出させ帯状材
2を浮上させるために設けられるものであることは言う
までもない。なお、筒状フロータ3が導電性のある他の
外部装置とさらに接続されている場合には、それらの装
置に対しても上記と同様に筒状フロータ3に対して絶縁
状態を保持するような構成とされる。また、上記絶縁継
手管102は、継手102aを含む絶縁継手管102全
体を絶縁材料で構成するか、又は継手102aだけを絶
縁材料として構成するかは基本的に自由である。要は、
これらの外部装置と筒状フロータ3とにおいて、絶縁状
態が保たれ得るようにすればよい。
【0021】筒状フロータ3本体は上記の他、電流計
(検知手段)104と、筒状フロータ3と帯状材2との
間に電位差を与える電源105とが接続される。これら
電流計104、電源105、及び筒状フロータ3は、図
2に示すように、一種の電気回路を構成することとな
る。また、筒状フロータ3外面上における帯状材2の螺
旋進行路においては導電性塗料が塗布される。このこと
により、帯状材2が筒状フロータ3に接触した際には、
当該帯状材2と筒状フロータ3との間に電流が流れるこ
ととなる。なおこのことにより、この構成のもとで進行
方向を変更される帯状材2は、導電性をもつものとして
規定される。また上記導電性塗料としては、例えば、デ
フリックコートEB−20EL2((株)日本パーカラ
イジング製)を用いることができる。これは、若干のフ
ッ素樹脂を潤滑剤とし、変形性エポキシ樹脂を結合剤と
する導電性の個体潤滑塗料である。
【0022】また、進行方向変更装置1には、上記電流
計104の出力結果をモニターし、これに基づいて前記
噴出流体供給装置103の動作、すなわちガスの供給量
を制御する図示しない自動制御手段が備えられている。
【0023】以下では上記構成となる帯状材の進行方向
変更装置1に関する作用及び効果について説明する。支
持台100及び噴出流体供給装置103等、外部装置か
ら絶縁状態に保持された筒状フロータ3と、筒状フロー
タ3の曲面に沿って浮上移動する帯状材2とは、電源1
05により与えられた電位差を保持している。帯状材2
の浮上とは、すでに上述したように、ガス噴出口4より
噴出されるガスによって実現されるものである。
【0024】このとき何らかの理由で、帯状材2の浮上
量が減少し、筒状フロータ3外面と接触したとするなら
ば、筒状フロータ3本体側の電位差が減少し電流が流れ
ることとなる。この電流は、帯状材2と筒状フロータ3
との接触による電気信号として電流計104により瞬時
に検知される。この電流計104の出力結果は、直ちに
図示しない自動制御手段により認識され、当該自動制御
手段は、噴出流体供給装置103によるガス供給量を増
大させる等の制御を行うこととなる。
【0025】このように、従来問題とされていた帯状材
2の進行方向変更装置1運転中に発生するおそれのあっ
た帯状材2と筒状フロータ3との接触は、これを容易に
検知することができる。また、その結果に基づき、噴出
流体供給装置103の動作を制御することによって、帯
状材2と筒状フロータ3との接触を直ちに解消すること
が可能で、帯状材2に損傷を生じさせるという事態をほ
ぼ完全に回避することができる。
【0026】また、帯状材2と筒状フロータ3とが接触
した際には、上述したように、両者に電流が流れるので
あるが、筒状フロータ3と他の外部装置とは絶縁されて
いるから、無用な漏電事故等を発生させるおそれもな
い。
【0027】さらに、筒状フロータ3外面における帯状
材2の螺旋進行路には、導電性塗料が塗布されていたか
ら、帯状材2と筒状フロータ3の上記接触検知は、本発
明において、より確実になされうる。また、導電性塗料
を塗布することは、筒状フロータ3及び帯状材2の間に
接触が生じた場合にも、当該接触は直接的ではないもの
とすることができるから、両者の表面を保護する効果も
同時に享受できるものである。
【0028】なお、上記実施形態において、自動制御手
段は、噴出流体供給装置103の動作のみを司るように
なされていたが、本発明はこのことに限定されるもので
はない。すなわち、上記自動制御手段は、帯状材2の進
行速度等、別の制御をも併せて目的とするものとしても
よい。例えば、進行方向変更装置1に備えられる汎用の
自動制御手段において、これを噴出流体供給装置103
用の自動制御手段としても用いる等の態様としてよい。
また、帯状材2と筒状フロータ3との接触状態を解消す
るために、上記では噴出流体供給装置103の流体供給
量を調整する制御がなされていたが、場合によってはこ
のような手段によらず、例えば、帯状材2を筒状フロー
タ3から物理的に乖離させるような機構を備える場合、
当該機構の動作制御を前記自動制御手段によって行うよ
うな構成としてもよい。
【0029】また、上記では、鞍形支持体12、エッジ
マスク13等からなる装置の構成、すなわち筒状フロー
タ3内面に設けられるエッジマスク装置5の構成につい
て説明を行ったが、この説明は、本発明がこの開示した
装置構成に特に限定されるということを意図するために
行ったものではない。つまり、本発明は、本実施形態に
おいて説明したようなエッジマスク装置5を備えた進行
方向変更装置1以外にも適用され得るものである。例え
ば、エッジマスク板13が分割されず一体的に構成され
ているような形態、またエッジマスク板13が筒状フロ
ータ3の外面に設けられるような形態等となる進行方向
変更装置であっても、本発明は適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の帯
状材の進行方向変更装置は、筒状フロータと帯状材との
間に電位差を保持する電源と、両者が接触した際に流れ
る電流を検知する検知手段とが備えられていたから、装
置監視作業者、またすぐ後で述べる自動制御手段等によ
って、当該接触を解消する等の適切な処置を施すことが
可能で、帯状材に損傷を与えることなく進行方向の変更
を実施することができる。
【0031】また、請求項2記載の帯状材の進行方向変
更装置は、筒状フロータとその外部装置との間には絶縁
部材が備えられているから、無用な漏電事故等を発生さ
せるおそれがなく、安全な作業環境の提供も実現され
る。
【0032】また、請求項3記載の帯状材の進行方向変
更装置は、上記検知手段の出力結果に基づいて筒状フロ
ータと帯状材との接触を解消する自動制御手段が備えら
れていることから、上記適切な処置を、確実、迅速、か
つ高信頼性の下に実現することができる。なお、この自
動制御手段によれば、上記実施形態において説明したよ
うに、例えばガス噴出口からの流体噴出量を直接的に制
御(すなわち、噴出流体供給装置の制御)するような構
成とすることができるから、より微妙な制御を実施する
こともできる。
【0033】また、請求項4記載の帯状材の進行方向変
更装置は、筒状フロータにおける帯状材の螺旋進行路す
なわち螺旋帯状の範囲に導電性塗料を塗布することか
ら、両者の接触をより確実に検知することができる。す
なわち、より適切な接触解消処置を実施することができ
る。また、導電性塗料の塗布により筒状フロータ表面な
いしは帯状材表面の保護効果をも享受できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る帯状材進行方向変更
装置の概略平面図である。
【図2】 図1に示す矢視II-IIの側面図である。
【図3】 図1に示す帯状材進行方向変更装置の内面展
開図である。
【図4】 図1に示す矢視V-Vの横断面図である。
【図5】 従来の帯状材進行方向変更装置の概略平面図
である。
【図6】 図5に示すIX-IX側面図である。
【図7】 図6に示すX-X断面図である。
【図8】 図5とは別形態となる従来の帯状材進行方向
変更装置の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 帯状材進行方向変更装置 2 帯状材 3 筒状フロータ 3´ 筒状フロータ内面 4 ガス噴出口 5 エッジマスク装置 100 支持台(外部装置) 101 絶縁材(絶縁部材) 102 絶縁継手管(絶縁部材) 102a 継手 103 噴出流体供給装置(外部装置) 104 電流計(検知手段) 105 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 陽俊 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 土岐 雅哉 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 八角 忠明 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 田澤 穣 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 平井 悦郎 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 東尾 篤史 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 Fターム(参考) 3F104 AA05 CA17 DA37 GA01 GA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状フロータの曲面をなす帯状材対向面
    の螺旋帯状の範囲内に多数のガス噴出口を有する帯状材
    の進行方向変更装置であって、 前記筒状フロータと前記帯状材との間に電位差を保持さ
    せる電源と、 前記筒状フロータと前記帯状材とが接触することによっ
    て両者の間に生じる電流を検知する検知手段とを備えて
    構成されたことを特徴とする帯状材の進行方向変更装
    置。
  2. 【請求項2】 前記筒状フロータと該筒状フロータに備
    えられる外部装置との間に絶縁部材を設けることを特徴
    とする請求項1記載の帯状材の進行方向変更装置。
  3. 【請求項3】 前記検知手段によって前記筒状フロータ
    と前記帯状材との接触が検知された際に当該接触を解消
    する自動制御手段が備えられていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の帯状材の進行方向変更装置。
  4. 【請求項4】 前記筒状フロータにおける前記螺旋帯状
    の範囲に導電性塗料を塗布することを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載の帯状材の進行方向変更装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104609246A (zh) * 2015-01-16 2015-05-13 常州市永明机械制造有限公司 复膜机折幅布面展平装置
JP2019214131A (ja) * 2018-06-11 2019-12-19 日東電工株式会社 遮へい部材を備えた貼合装置

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