JP2019208149A - 通信装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】誤り訂正機能の設定に起因して通信異常が発生した場合に、適切な処置を取りやすい通信装置及びプログラムを提供する。【解決手段】この通信装置は、相手装置又は自装置の誤り訂正機能の設定がオフである場合に誤り訂正機能を無効にする能力調整部(プロトコル制御部32)と、能力調整部が誤り訂正機能を無効とする場合に、相手装置、自装置又はこれら両方の誤り訂正機能の設定がオフであることを示す設定情報を、装置外へ通知する通知処理部(35)とを備える。また、プログラムは、通信装置のコンピューター(21〜24)を、能力調整部及び通知処理部として機能させる。【選択図】図2

Description

本発明は、通信装置及びプログラムに関する。
通信装置として、電話回線を介して画像を伝送するファクシミリ装置がある。一般に、ファクシミリ装置は、誤り訂正機能を備え、受信されたデータに誤りが検出された場合に、再送要求とそれに基づくデータの再送が行われ、データの誤りを訂正できる。
大きいフォントを用いた文書の画像、圧縮率の低い画像など、伝送されるデータによっては、少量の誤りが許容される場合がある。一方、誤り訂正機能が有効であると、通信データに、誤りを検出するための検査符号と、再送処理に必要な信号とが付加され、かつ、データの再送が生じえるため、通信時間及び通信コストが増加する。
このため、一般的なファクシミリ装置は、誤り訂正機能がオン又はオフに切り替え可能に構成され、例えば、良好な通信品質が維持される場合には、誤り訂正機能がオフに設定されることがある。また、或る相手との通信でエラーが多発するような場合には、応急的に通信を完了させるため、誤り訂正機能がオフに設定されることがある。
特許文献1には、誤り訂正機能を備えるファクシミリ装置において、通信相手ごとに通信データの誤りの発生状況を管理し、誤りの発生状況に応じて通信相手ごとに誤り訂正機能をオン又はオフに切り替える発明が開示されている。
特開平02−311081号公報
ファクシミリ装置は、相手装置と自装置のうち、一方の誤り訂正機能のみがオフに設定されても正常に通信できるよう、通信で使用する機能を互いに調整する能力調整部を備える。能力調整部は、例えば通信開始時に、使用可能な機能あるいは使用を決定した機能を示す能力情報(DIS:Digital Identification SignalとDCS:Digital Command Signal)を相手装置と交換し、これに基づいて通信に使用する機能が確定される。
近年、IP(Internet Protocol)電話網を利用したファクシミリ通信が多く利用され、これに伴い一部の通信回線でファクシミリ通信の品質が低下することがある。このような状況で、誤り訂正機能がオフに設定されたファクシミリ装置と、オンに設定されたファクシミリ装置とが混在していると、誤り訂正機能が無効でかつ品質の低い回線を用いたファックス通信が行われる場合がある。この場合、通信データの誤りによって、受信された画像に多くの欠損が生じる。
従来のファクシミリ装置では、このような状況で画像欠損が生じた場合でも、ユーザーがその原因を解明することは容易でなかった。また、ユーザーがファクシミリ装置の保守員に連絡しても、保守員は、画像を受信したファクシミリ装置に原因があるのか、送信元のファクシミリ装置に原因があるのか、すぐには判断できない。このため、保守員が適切な対処法を提案しにくいという課題があった。特許文献1の技術においても、誤り訂正機能が無効となって画像欠損が生じた場合に、同様の課題が生じる。
これらの課題は、ファクシミリ装置に制限されず、能力調整部が相手装置と自装置の設定に応じて誤り訂正機能の有効又は無効を決定する通信装置において同様に発生する。
本発明は、誤り訂正機能の設定に起因して通信異常が発生した場合に、ユーザー又は保守者等が適切な処置を取りやすい通信装置及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、
相手装置又は自装置の誤り訂正機能の設定がオフである場合に誤り訂正機能を無効にする能力調整部と、
前記能力調整部が前記誤り訂正機能を無効とする場合に、相手装置、自装置又はこれら両方の誤り訂正機能の設定がオフであることを示す設定情報を、装置外へ通知する通知処理部と、
を備える通信装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記通知処理部が、送信又は受信される画像に前記設定情報の画像を合成する請求項1記載の通信装置である。
請求項3に記載の発明は、
操作画面を出力する表示部を備え、
前記通知処理部が、前記表示部から前記設定情報を出力する請求項1又は請求項2に記載の通信装置である。
請求項4に記載の発明は、
前記通知処理部が、相手装置から画像を受信する場合に、受信される画像の枠外に前記設定情報の画像を合成、あるいは、受信される画像の枠内に前記設定情報の画像を合成する請求項2又は請求項2を引用する請求項3に記載の通信装置である。
請求項5に記載の発明は、
前記通知処理部が、前記設定情報の画像を別の情報画像と共に合成する場合に、共に合成しない場合よりも小さなフォントを用いて合成する請求項2、請求項2を引用する請求項3、又は請求項4に記載の通信装置である。
請求項6に記載の発明は、
前記通知処理部が、前記設定情報の画像を合成するか否かを選択可能な選択画面を表示部に出力し、前記選択画面の選択結果に応じて前記設定情報の画像を合成するか否かを決定する請求項2、請求項2を引用する請求項3、請求項4、又は請求項5に記載の通信装置である。
請求項7に記載の発明は、
前記通知処理部が、同一の相手装置との過去の通信において前記選択画面を用いた選択が行われている場合に、前記選択画面の出力を行わずに、過去の選択結果を採用する請求項6記載の通信装置である。
請求項8に記載の発明は、
前記通知処理部が、相手装置から画像を受信し、かつ、受信される画像のデータに誤りがない場合、前記設定情報の通知を行わない請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の通信装置である。
請求項9に記載の発明は、
前記通知処理部が、相手装置が前記設定情報の通知機能を有し、かつ、相手装置から画像を受信する場合に、前記設定情報の通知を行わない請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の通信装置である。
請求項10に記載の発明は、
ファクシミリ装置である請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の通信装置である。
請求項11に記載の発明は、
前記能力調整部が、使用する機能を決定するための能力情報を相手装置と交換し、能力情報に基づき誤り訂正機能の有効又は無効を決定する請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の通信装置である。
請求項12に記載の発明は、
前記誤り訂正機能が、通信データに誤りが検出された場合に、再送要求に基づく再送を実施させる機能である請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の通信装置である。
請求項13記載の発明は、
通信装置のコンピューターを、
相手装置又は自装置の誤り訂正機能の設定がオフである場合に誤り訂正機能を無効に切り替える能力調整部、及び、
前記能力調整部が前記誤り訂正機能を無効とする場合に、相手装置、自装置又はこれら両方の誤り訂正機能の設定がオフであることを示す設定情報を、装置外へ通知する通知処理部、
として機能させるプログラムである。
本発明に従うと、誤り訂正機能の設定に起因して通信異常が発生した場合に、ユーザー又は保守者等が適切な処理を取りやすい通信装置及びプログラムを提供できる。
本発明の実施形態に係るファクシミリ装置を示すブロック図である。 図1のCPUが制御プログラムを実行して実現される機能構成を示す機能ブロック図である。 送信時に図2の機能モジュールが実行する送信時処理の手順を示すフローチャートである。 送信時処理で合成される画像の第1例(A)及び第2例(B)を示す図である。 受信時に図2の機能モジュールが実行する受信時処理の手順を示すフローチャートである。 受信時に図2の機能モジュールが実行する受信時処理の変形例を示すフローチャートである。 図5及び図6のステップ26の確認画面処理及び操作入力処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 表示部に出力される確認画面の一例を示す図である。 受信時処理で合成される画像の第1例(A)及び第2例(B)を示す図である。 受信時処理で合成される画像の第3例(A)及び第4例(B)を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るファクシミリ装置を示すブロック図である。図2は、図1のCPUが制御プログラムを実行して実現される機能構成を示す機能ブロック図である。
本明細書においては、実施形態のファクシミリ装置1を「自装置」、通信相手のファクシミリ装置を「相手装置」とも呼ぶ。相手装置は、実施形態のファクシミリ装置1と同様の構成である場合もあれば、従来の構成である場合もある。また、画像を送るファクシミリ装置を「送信機」、画像を受けるファクシミリ装置を「受信機」とも呼ぶ。
本実施形態のファクシミリ装置1は、ネットワークI/F(Interface)部11、入出力バッファー12、記憶装置13、スキャナ部14、プリンタ部15、表示部16及び操作部17を備える。さらに、ファクシミリ装置1は、制御部として、CPU(Central Processing Unit)21、RAM(Random Access Memory)22、ROM(Read Only Memory)23及び不揮発性メモリー24を備える。
ネットワークI/F部11は、モデムを含み、ファクシミリ通信の相手装置に電話網を介して通信可能に接続できる。さらに、ネットワークI/F部11は、NIC(Network Interface Card)を含み、通信ネットワークを介してファクシミリ装置1を外部サーバ又はクライアント端末と通信可能な構成としてもよい。
入出力バッファー12は、通信データ、送信用の画像データ又は受信した画像データを緩衝用に一時的に蓄積する。
記憶装置13は、ハードディスク等であり、送信用に読み取った画像データ又は受信した印刷前の画像データなど、大きいサイズのデータを一時的に蓄積する。また、記憶装置13には、短縮ダイヤル機能に用いられる短縮ダイヤルデータベースと、ファクシミリ装置1の各種の設定情報を記憶する設定情報記憶部13aと、ジョブの履歴が記憶されるジョブ履歴記憶部13bとが設けられる。ジョブとは、ユーザーにより指定された宛先へのファックス送信、ファックス受信、並びに、ユーザーの操作により要求された複写処理及びスキャナ処理など、ファクシミリ装置1の1単位の処理を意味する。
短縮ダイヤル機能は、ユーザーが短縮ダイヤルを入力することで、通信相手と通信接続できる機能である。短縮ダイヤルデータベースには、個々の通信相手ごとに、名称及びFAX番号などの通信相手の情報と、通信設定の内容とが登録される。登録できる通信設定には、誤り訂正機能(以下「ECM(Error Correction Mode)」と呼ぶ)のオン又はオフの設定が含まれる。短縮ダイヤルを用いた場合、短縮ダイヤルデータベースに登録された通信設定は、装置全体の設定よりも優先される。
設定情報記憶部13aには、装置全体のECMのオン又はオフの設定情報、確認画面表示に関する設定情報、受信情報印字に関する設定情報、その他、様々な設定情報が記憶される。確認画面表示に関する設定情報は、図5のステップS25で受信時の確認画面を表示するか否かを決める設定情報である。受信情報印字に関する設定情報は、図5のステップS28、S30で受信情報(RTI:Remote Terminal Identification)の印字を行うか否かを決める設定情報である。
スキャナ部14は、送信用の文書を光学的に読み取って画像データに変換する。スキャナ部14は、加えて、複写の用途あるいは文書のデータ化の用途で用いられてもよい。
プリンタ部15は、受信した画像を印刷する。プリンタ部15は、更に、ネットワーク経由で送られた文書の印刷、並びに、複写用に読み取られた画像の印刷に用いられてもよい。
表示部16は、例えば液晶パネルなど、ドット表示により、文字、図柄等を出力可能なデバイスである。表示部16は、設定画面、操作画面、確認画面等を出力する。
操作部17は、ユーザーが操作可能な複数の操作キーを有する。操作部17は、表示部16の表示画面上に配置されたタッチパネルを有してもよい。
CPU21、RAM22、ROM23及び不揮発性メモリー24は、ファクシミリ装置1を制御するコンピューター(マイクロコンピューター)である。コンピューターは、ネットワークI/F部11、入出力バッファー12、記憶装置13、スキャナ部14、プリンタ部15、表示部16及び操作部17と、データ及びコマンドを取り交わし、これらを制御する。ROM23には、プログラム23aが格納され、CPU21がプログラム23aを実行することで、図2の各機能モジュールが実現される。不揮発性メモリー24には、後述する履歴情報を記憶する履歴情報記憶部24aが設けられる。
図2に示すように、コンピューターにより実現される機能モジュールには、ジョブ制御部31、プロトコル制御部32、画像処理部33、表示処理部34及び通知処理部35が含まれる。プロトコル制御部32は、本発明に係る能力調整部の一例に相当する。
ジョブ制御部31は、ユーザーの操作又は装置外部からの要求に基づきジョブを記憶部に登録し、登録されたジョブの実行を制御する。例えば、ユーザーが、スキャナ部14で文書を読み込ませ、かつ、ファックス送信の要求を入力したとする。すると、ジョブ制御部31は、スキャナ部14から記憶装置13に蓄積された画像データを、指定の通信相手に、指定の設定で、ファクシミリ通信で送信するというジョブを記憶部に登録する。そして、ジョブ制御部31は、登録された1つのジョブ又は複数のジョブの各々を、実行可能なタイミングで実行していく。
プロトコル制御部32は、所定のプロトコル(例えば、ITU−TのG3規格のプロトコル)に従って通信手順を制御し、ファクシミリ通信を実行する。この通信手順には、ECM(誤り訂正機能)の通信手順が含まれる。ECMは有効と無効とが切り替え可能である。ECMが有効の場合、送信機のプロトコル制御部32は、送信データのフレームごとに検査符号を付加する。そして、受信機のプロトコル制御部32は、検査符号を用いて受信データの各フレームに誤りが有るか検査し、誤りが検出された場合に、誤りのあるフレームの再送要求を送信機へ送る。そして、送信機のプロトコル制御部32は再送要求に応じてデータを再送する。
さらに、プロトコル制御部32が実行する通信手順には、通信の開始時に、相手装置と自装置との間で能力情報を交換し、能力情報に応じてファクシミリ通信で使用する機能を決定する通信手順が含まれる。能力情報には、先ず、受信機から送信機に送られるDISと、次に、送信機から受信機へ送られるDCSとが含まれる。DISは受信機が使用できる機能を示す。DCSはファクシミリ通信で使用することが確定された機能を示す。送信機は、DISに示された受信機の設定と、送信機の設定とが、共にオンである機能について、ファクシミリ通信で使用する機能として決定し、DCSに反映させる。能力情報には、ECM(誤り検出機能)の情報も含まれ、これによりファクシミリ通信でECMが有効となるか無効となるかが決定される。
能力情報を交換する通信手順に従えば、送信機のプロトコル制御部32は、DISに基づき受信機のECMがオンに設定されているのかオフに設定されているのか識別できる。受信機のプロトコル制御部32は、受信機のECMがオンに設定されていれば、DCSに基づき送信機のECMがオンに設定されているのかオフに設定されているのか識別できる。一方、受信機のプロトコル制御部32は、受信機のECMがオフに設定されていれば、送信機のECMがオンに設定されているのかオフに設定されているのか識別できない。
プロトコル制御部32は、さらに、能力情報の交換の通信手順を利用して、ファックス通信を一時的に待機状態にすることができる。待機状態にするには、例えば、送信機のプロトコル制御部32は、受信機からDISを受けた後、DCSの送信を遅延させる。すると、受信機のプロトコル制御部32は、DCSが送られてくるまで、DISの再送を所定間隔で繰り返す。これにより、受信機か画像を受信する態勢に移行しないよう、受信機を待機させることができる。
プロトコル制御部32は、さらに、画像の受信時にECMが無効の場合でも、画像にエラーラインが含まれるか否かを判別する機能を有する。ECMが無効の場合、MH(Modified Huffman)方式又はMR(Modified Read)方式で圧縮された画像データが伝送され、受信機のプロトコル制御部32は画像データを伸長する。データ誤りがあると伸長処理でエラーが生じる。これを利用して、プロトコル制御部32は、伸長処理のエラーの有無に基づいて、受信した画像にエラーラインが含まれるか否かを判別できる。
画像処理部33は、ファクシミリ通信で伝送される画像に、TTI(Transmit Terminal Identification)領域の画像、又は、RTI領域の画像を合成する処理を行う。TTI領域とRTI領域は、1ページの文書のヘッダー領域とフッター領域にそれぞれ相当する。
表示処理部34は表示部16の出力を制御する。
通知処理部35は、プロトコル制御部32がECMを無効とした場合に、相手装置、自装置又はこれら両方のECMの設定がオフであることを示すECM設定情報を、装置外へ通知する処理を行う。装置外への通知とは、情報を、相手装置のユーザー、相手装置の保守員、自装置のユーザー、自装置の保守員、又は、カスタマーエンジニアなどの保守員が、知り得る状態に置くことを意味する。装置外への通知には、表示部16へ情報を出力する態様と、ファクシミリ通信で伝送されかつ受信機で印刷される画像へ情報の画像を合成する態様とが含まれる。装置外への通知には、通知内容をジョブに対応づけてジョブ履歴記憶部13bに記憶させる態様が含まれてもよい。この記憶により、ユーザー又は保守員は、表示部16又は通信ネットワークを介して通知内容を読み取ることが可能となる。ECM設定情報は、本発明に係る設定情報の一例に相当する。
<送信時処理>
図3は、送信時に図2の機能モジュールが実行する送信時処理の手順を示すフローチャートである。
送信時処理は、ジョブ制御部31がファクシミリ画像送信のジョブを開始し、ファクシミリ装置1と受信機との通信接続が確立されたときに開始される。送信時処理が開始されると、先ず、プロトコル制御部32は、ジョブ制御部31からジョブの送信設定(送信機で使用可能な機能の設定)を取得する(ステップS1)。送信設定には、送信機のECMの設定(送信機の全体の設定あるいは通信相手ごとの個別の設定)が含まれる。
次に、プロトコル制御部32は、受信機から送られた能力情報(DIS)を取得する(ステップS2)。能力情報には、受信機のECMがオンに設定されているかオフに設定されているか示されている。
プロトコル制御部32が能力情報を取得したら、続いて、通知処理部35は、分岐処理(ステップS3〜S5)を行い、ECMの4パターンの設定に応じて、処理を分岐させる。
その結果、ECMの設定が、受信機がオン、送信機がオフで、処理がステップS6に進むと、通知処理部35は、表示処理部34を介して表示部16にECMの設定確認画面を表示させる(ステップS6)。設定確認画面は、例えば「ECM=OFFのまま送信を継続しますか?受信機側で読めない部分が生じる可能性があります」など、送信機(自装置)のECMの設定がオフであることを示すECM設定情報を含む。このECM設定情報には、受信機のECM設定がオンであることを示す情報が含まれていてもよい。さらに、設定確認画面は、ユーザーがECMの設定をオンに切り替え可能な操作表示を含む。
設定確認画面を表示したら、通知処理部35は、操作部17を介してユーザー操作がなされたか、あるいは、所定時間が経過してタイムアウトとなったか判別し(ステップS7)、NOであればこの判別を繰り返し、YESであれば、次に処理を進める。ステップS7で比較的に長い時間が経過しても、送信機から受信機へDCSか送信されないことで、受信機を画像受信の態勢に移行させずに待機させることができる。ユーザー操作又はタイムアップにより、次に処理が進むと、通知処理部35は、設定確認画面でECMをオンに変更する操作がなされたか判別する(ステップS8)。
なお、同じ通信相手への以前の送信時処理で、設定確認画面を用いた操作がなされている場合には、通知処理部35は、以前の操作結果を採用して、ステップS6、S7の処理を省略してもよい。このような制御は、通知処理部35が、設定確認画面の操作結果を、通信相手の識別情報に対応させて、履歴情報記憶部24aに格納しておくことで実現できる。そして、通知処理部35が、ステップS6の前に、履歴情報記憶部24aに以前の設定確認画面の操作結果が記憶されているか確認し、記憶されていれば、その操作結果を採用し、設定確認画面の出力を省略すればよい。
ステップS8の判別の結果、YESであれば、ジョブ制御部31が現在のジョブに設定されているECMの設定をオンに変更する(ステップS9)。一方、ステップS8の判別の結果、NOであれば、通知処理部35の要求に基づき、画像処理部33が送信用の画像のTTI領域にメッセージ1の画像を合成する(ステップS10)。
メッセージ1は、送信機(自装置)のECMの設定がオフであることを示すECM設定情報と、受信不良を改善する対処法の情報とを含む。メッセージ1は、「この通信は、送信機側設定により、ECM機能がOFFに設定されて通信しました。受信不良の場合は送信機の設定を変更してください」等である。メッセージ1は、受信された画像が印刷されることで、受信機(相手装置)のユーザーへ通知される。
ステップS3〜S5の分岐処理において、ECMの設定が、受信機がオフ、送信機がオンであると、通知処理部35の要求に基づき、画像処理部33が送信用の画像のTTI領域にメッセージ2の画像を合成する(ステップS11)。
メッセージ2は、受信機(相手装置)のECMの設定がオフであることを示すECM設定情報と、受信不良を改善する対処法の情報とを含む。メッセージ2は、「この通信は、受信機側設定により、ECM機能がOFFに設定されて通信しました。受信不良の場合は受信機の設定を変更してださい」等である。メッセージ2は、受信された画像が印刷されることで、受信機(相手装置)のユーザーへ通知される。
ステップS3〜S5の分岐処理において、ECMの設定が、受信機がオフ、送信機がオフであると、通知処理部35の要求に基づき、画像処理部33が送信用の画像のTTI領域にメッセージ3の画像を合成する(ステップS12)。
メッセージ3は、受信機及び送信機のECMの設定がオフであることを示すECM設定情報と、受信不良を改善する対処法の情報とを含む。メッセージ3は、「この通信は、送信・受信双方の設定により、ECM機能がOFFに設定されて通信しました。受信不良の場合は、双方の設定を変更してください」等である。メッセージ3は、受信された画像が印刷されることで、受信機(相手装置)のユーザーへ通知される。
通知処理部35がメッセージ1〜3のいずれか画像を合成すると、ステップS13へ処理が進む。また、ステップS3〜S5の分岐処理において、ECMの設定が、受信機がオン、送信機がオンである場合には、そのまま、ステップS13へ処理が進む。
処理が進むと、プロトコル制御部32は、確定した能力情報(DCS)を受信機へ送信する(ステップS13)。ステップS8、S9で、ECMの設定が変更されている場合には、変更後の設定が反映された能力情報(DCS)が送信される。能力情報(DCS)が受信機に送られると、受信機及び送信機の双方で通信に使用する機能が確定され、両者間で画像の伝送が可能となる。その後、プロトコル制御部32は、画像送信処理へ処理を移行する。
図4は、送信時処理で合成される画像の第1例(A)と第2例(B)とを示す図である。図4(A)及び図4(B)は、受信機で受信された1ページの画像が用紙60に印刷された例を示している。
送信機から送信される画像には、スキャナ部14により読み取られた画像が配置される主領域61と、主領域61の外(例えば上方)に配置されるTTI領域62とが含まれる。TTI領域62には、送信者名称、電話番号又は送信時間などの送信情報62a、62bが画像として合成される。図4(A)に示すように、図3のステップS10、S11、S12で合成されるメッセージ(メッセージ1からメッセージ3のいずれか)62sは、例えばTTI領域62の空きスペースに合成される。
TTI領域62にメッセージ62sを追記することで、そのままでは、メッセージ62sと送信情報62a、62b、62cの一部とが重なるような場合がある。このような場合には、図4(B)に示すように、通知処理部35は、送信情報62a、62b、62c及びメッセージ62sのフォントサイズを小さくして、これらが重ならないよう、画像合成を制御してもよい。送信情報62a、62b、62cの画像は、本発明に係る「別の情報画像」の一例に相当する。
<送信時処理の作用>
続いて、上述した送信時処理において送信画像に合成されるメッセージ1からメッセージ3の作用について説明する。以下では、先ず、従来のファクシミリ装置間の画像の伝送で画像欠損が生じた場合の対処例を説明し、次に、本実施形態のファクシミリ装置1から従来のファクシミリ装置へ画像を送信する場合に画像欠損が生じた場合の対処例を説明する。
<従来の対処例1>
受信機のECMがオフに設定され、送信機のECMがオンに設定されている場合、従来構成においても、DISとDCSとの交換により、ECMが無効とされて通信が行われる。ここで、例えば送信側の通信回線の品質が低いと、ECMが無効であることで、受信機で受信された画像に欠損(エラーライン等)が多く発生する。
この場合、受信機のユーザーは、受信及び印刷された文書の画像欠損から、ファクシミリ装置の異常と判断し、保守員へ連絡する。しかし、保守員は、画像欠損だけで、詳細な原因を特定することは困難であり、適切な対処法を提案することができない。
例えば、保守員は、ECMの設定が原因と予想しつつ、「受信機の設定をオンに切り替えても、通信相手の設定がオフにされていれば、異常を解消できない」といった懸念を持つ。以前に、他の特定の通信相手Aへの画像送信時に正常な送信ができなかったことに起因して、保守員が、受信機のECMの設定をオフにしているような場合、設定をオンに切り替えることで通信相手Aへの送信異常が再発してしまう。保守員は、通信相手の短縮ダイヤル機能を用いて、今回の通信相手のECMの設定をオフとし、装置全体のECM設定をオンにすることも検討できるが、その他の通信相手についても設定が切り替わることで異常が発生しないか懸念する。設定変更により、異常が解消されずに、他の異常を誘発してしまうことは好ましくなく、一方、原因が特定できていない状況で、通信相手に問い合わせを行うことは、ユーザーの理解が得られにくい。このため、保守員は適切な対処法を提案しにくい。
<実施形態の対処例1>
受信機(従来のファクシミリ装置)のECMがオフに設定され、送信機(実施形態のファクシミリ装置1)のECMがオンに設定されている場合、従来構成と同様にECMが無効とされる。そして、通信回線の品質が低いと、受信機で受信された画像に欠損が発生する。
この場合、受信機のユーザーは、受信及び印刷された文書の画像欠損から、何らかの異常と判断する。ここで、文書のTTI領域には、送信機の画像の合成処理(図3のステップS11)により、メッセージ2「この通信は、受信機側設定により、ECM機能がOFFに設定されて通信しました。受信不良の場合は受信機の設定を変更してださい」が示されている。受信機のユーザーは、このメッセージ2を伝えて保守員と相談することで、保守員は、以前の受信機の設定が画像欠損の原因であることを特定できる。そして、保守員は、例えば、「短縮ダイヤル機能で回避する方法があります。何か問題が発生したら、ここの設定の変更を試してください」などと、適切な対処法を提案することができる。
<従来の対処例2>
受信機のECMがオンに設定され、送信機のECMがオフに設定されている場合、従来構成においても、DISとDCSとの交換により、ECMが無効とされて通信が行われる。ここで、受信側の通信回線の品質が低いと、ECMが無効であることで、受信機で受信された画像に欠損が発生する。
この場合、受信機のユーザーは、受信及び印刷された文書の画像欠損から、ファクシミリ装置の異常と判断し、保守員へ連絡する。しかし、保守員は、画像欠損だけで、詳細な原因を特定することは困難であり、適切な対処法を提案できない。例えば、保守員は、受信機のECMの設定はオンなので、ECM以外に原因があるのか疑問を持つ。原因が不確かな状況で、通信相手に設定変更を依頼することは、受信側及び送信側のユーザーの理解が得られにくく、保守員は適切な対処法を提案しにくい。
<実施形態の対処例2>
受信機(従来のファクシミリ装置)のECMがオンに設定され、送信機(実施形態のファクシミリ装置1)のECMがオフに設定されている場合を想定する。この場合、先ず、画像の送信前、送信機の表示部16に、ECMの設定変更を促す設定確認画面が表示される(図3のステップS6を参照)。これにより、先ず、送信機のユーザーは、ECMの設定をオンにして画像欠損が生じないよう適切に対処する機会を得る。
一方、設定確認画面でECMの設定変更されなかった場合には、従来構成と同様に能力情報が交換されてECMが無効とされる。そして、通信回線の品質が低いと、受信機で受信された画像に欠損が発生する。
この場合、受信機のユーザーは、受信及び印刷された文書の画像欠損から、何らかの異常と判断する。ここで、文書のTTI領域には、送信機の画像の合成処理(図3のステップS10)によって、メッセージ1「この通信は、送信機側設定により、ECM機能がOFFに設定されて通信しました。受信不良の場合は送信機側に設定変更を依頼してださい」が示されている。受信機のユーザー又は保守者は、送信相手にこのメッセージ1を連絡し、画像の再送と、ECMの設定変更を依頼するなど、適切に対処できる。
<従来の対処例3>
受信機のECMがオフに設定され、送信機のECMがオフに設定されている場合、従来構成においても、DISとDCSとの交換により、ECMが無効とされて通信が行われる。ここで、通信回線の品質が低下すると、ECMが無効であることで、受信機で受信された画像に欠損が発生する。
この場合、受信機のユーザーは、受信及び印刷された文書の画像欠損から、ファクシミリ装置の異常と判断し、保守員へ連絡する。しかし、保守員は、画像欠損だけで、詳細な原因を特定することは困難であり、適切な対処法を提案することができない。例えば、保守員は、受信機のECMの設定をオンにしても、再度の通信でECMが無効のままとなり、画像欠損が解消しない可能性を懸念する。さらに、受信機のECMの設定をオンにしたことで、他の通信相手との通信で異常が生じる可能性がある。原因が特定されない状況で、通信相手に問い合わせを行うことはユーザーの理解が得られにくく、保守員は適切な対処法を提案しにくい。
<実施形態の対象例3>
受信機(従来のファクシミリ装置)のECMがオフに設定され、送信機(実施形態のファクシミリ装置1)のECMがオフに設定されている場合、従来構成と同様にECMが無効とされ、通信回線の品質が低いと、受信機で受信された画像に欠損が発生する。
この場合、受信機のユーザーは、受信及び印刷された文書の画像欠損から、何らかの異常と判断する。ここで、文書のTTI領域には、送信機の画像の合成処理(図3のステップS12)によって、メッセージ3「この通信は、送信・受信双方の設定により、ECM機能がOFFに設定されて通信しました。受信不良の場合は、双方の設定を変更してください」が示されている。
これにより、受信機のユーザー又は保守者は、以前の受信機の設定と、通信相手側の設定とが、画像欠損の主な原因であることを特定できる。そして、保守員は、例えば、「短縮ダイヤル機能で回避する方法があります。何か問題が発生したら、ここの設定の変更を試してください」などと、受信機のユーザーに適切な対処法を提案できる。さらに、保守員は、受信機のユーザーに、送信相手に連絡して送信機の設定を変更してもらうよう適切な対処法を提案できる。
<受信時処理>
図5は、受信時に図2の機能モジュールが実行する受信時処理の手順を示すフローチャートである。図7は、図5のステップS26の確認画面処理及び操作入力処理の詳細な手順を示すフローチャートである。図8は、表示部に出力される確認画面の一例を示す図である。
受信時処理は、画像を受信するためにファクシミリ装置1と送信機との通信接続が確立されたときに開始される。受信時処理が開始されると、プロトコル制御部32は、送信機と能力情報(DIS、DCS)を交換し(ステップS21)、送信機からページデータを受信する(ステップS22)。ページデータとは、送信機から複数ページの文書の画像を送信する場合に、各ページの画像データを意味する。
ページデータが受信されると、通知処理部35は、送信機がECM設定情報(ECMのECM設定情報)の通知機能を有するか否か判別する(ステップS23)。例えば、送信機から受信機に送られる端末識別情報(TSI:Transmitting Subscriber Identification)に、通知機能の有無を示す情報を挿入しておき、受信機の通知処理部35が、この情報に基づきステップS23の判別を行えばよい。判別の結果がNOであれば、通知処理部35は次のステップS24へ処理を進め、YESであればステップS33へ処理を進める。
次に進むと、通知処理部35は、通信のECMが無効でありかつ受信した画像にエラーラインが有るか否かを判別する(ステップS24)。エラーラインの有無の判別は、プロトコル制御部32が画像データの伸長処理でエラーの発生を判別することで実現される。ステップS24の判別の結果、YESであれば、通知処理部35は次のステップS25へ処理を進めるが、NOであればステップS33へ処理を進める。
次に進むと、通知処理部35は、設定情報記憶部13aの情報から、確認画面の表示設定がオンかオフかを判別する(ステップS25)。この設定内容は、予めユーザー等により選択されて、設定情報記憶部13aに格納されている。通知処理部35は、ステップS25の判別の結果、オンであれば確認画面表示及び操作入力処理(ステップS26)を実行し、NOであれば、そのままステップS28へ処理を進める。
確認画面表示及び操作入力処理では、図7に示すように、先ず、通知処理部35は、プロトコル制御部32が保持する端末識別情報(TSI)から送信者情報を取得する(ステップS41)。次に、通知処理部35は、履歴情報記憶部24aに、ステップS41で取得した送信者情報に対応した確認画面の選択結果が登録されているか判別する(ステップS42)。その結果、登録されていれば、通知処理部35は、履歴情報記憶部24aの選択結果を採用し(ステップS43)、確認画面表示及び操作入力処理を終える。
一方、ステップS42の結果が未登録であれば、通知処理部35は、表示部16に確認画面51(図8を参照)を出力する(ステップS44)。確認画面51は、本発明に係る選択画面の一例に相当する。確認画面51には、受信機又は送信機のECMの設定がオフであることを示すECM設定情報52と、ECM設定情報等のメッセージを画像に合成するか否かを選択させる表示53と、画質確認のための受信画像のプレビュー表示54とが含まれる。メッセージを合成すると、その分、文書の原稿長が長くなり、原稿長を印刷用紙に合わせるために縮小印刷が行われる場合があり、このような縮小印刷を望まない場合には、ユーザーは、確認画面でメッセージの合成をオフするよう選択できる。
確認画面51を出力したら、通知処理部35は、操作部17からユーザーの操作入力がなされたか判別し(ステップS45)、操作入力が有れば、次に処理を進める。次に進むと、通知処理部35は、選択結果を記憶し(ステップS46)、さらに、履歴情報記憶部24aに送信者情報と操作結果とを対応づけて登録し(ステップS47)、図5のステップS27へ処理を進める。ステップS47の登録により、次に、同じ通信相手から画像を受信する際に、図7の処理へ移行すると、前回の選択結果が自動的に採用されて、確認画面51の出力を省略することができる。
なお、確認画面表示及び操作入力処理により、確認画面51が表示部16から出力されても、受信機のユーザーが確認画面51に気付きにくい状況が想定される。このような状況に対応するため、ステップS44で確認画面51を出力する場合、通知処理部35は、音出力、電子メールの送信又はランプの駆動等、報知動作を実行することで、ユーザーに確認画面51の出力を報知してもよい。
確認画面表示及び操作入力処理が終了すると、通知処理部35は、メッセージの合成有りが選択されたか否かを判別し(ステップS27)、YESであれば、ステップS28へ処理を進め、NOであればそのままステップS33へ処理を進める。
ステップS28に処理が進むと、通知処理部35は、設定情報記憶部13aの情報から、受信情報(RTI)の印字設定がオンかオフかを判別する(ステップS28)。その結果、オンであれば、さらに、通知処理部35は、受信情報(RTI)の印字設定が内付けか外付けかを判別する(ステップS30)。これらの印字設定の内容は、予めユーザー等により選択されて、設定情報記憶部13aに格納されている。受信情報(RTI)は、例えば受信時刻、受信機が認識した発信元名称などである。受信情報が印字されると、受信した画像に受信情報が重なったり、あるいは、印刷する1ページの画像の原稿長が延びて縮小印刷されたりする場合があることから、ユーザーにより印字のオンとオフとが選択可能に構成されている。内付けとは、受信した画像を縮小印刷せずにこの画像の枠内と重なるRTI領域(フッター領域)へ印字を行う方式を意味する。外付けとは、受信した画像を縮小印刷してこの画像の枠外のRTI領域(フッター領域)へ印字を行う方式を意味する。
これらの判別処理の結果、受信情報の印字設定がオフであれば、通知処理部35は、TTI領域に外付けでECM設定情報を通知するメッセージ画像を合成するよう、画像処理部33に要求する(ステップS29)。
一方、受信情報の印字設定が内付けでオンであれば、通知処理部35は、RTI領域に受信情報と、ECM設定情報を通知するメッセージとを小フォントを用いて画像合成するよう、画像処理部33に要求する(ステップS32)。
また、受信情報の印字設定が外付けでオンであれば、通知処理部35は、RTI領域にECM設定情報を通知するメッセージ画像を外付けで合成するよう、画像処理部33に要求する(ステップS31)。
ステップS29、S31、S32で、画像合成が実行されたら、ステップS33に処理が進む。そして、ジョブ制御部31が、プリンタ部15に画像データを転送することで、画像が印刷され(ステップS33)、受信時処理が終了する。
図6は、受信時処理の変形例を示すフローチャートである。図6の受信時処理は、ステップS29A、S32Aのメッセージの合成処理が異なり、その他は、図5の受信時処理と同様である。
図6のステップS29Aに示すように、図5のステップS29のTTI領域へのメッセージ画像の合成は、RTI領域へ外付けでECM設定情報を通知するメッセージ画像を合成する処理へ変更してもよい。
図6のステップS32Aに示すように、図5のステップS32の小フォントを用いた合成処理は、受信情報は内付けでRTI領域へ合成する一方、ECM設定情報を通知するメッセージ画像は、外付けでRTI領域へ合成する処理へ変更してもよい。
また、ステップS29、S31、S32、S29A、S32Aで合成されるメッセージには、ECM設定情報に加えて、受信機又は送信機のECMの設定を変更するよう促すなどの対処法の情報が含まれていてもよい。
図9(A)、図9(B)、図10(A)及び図10(B)は、受信時処理で合成される画像の第1例から第4例をそれぞれ示す。これらの画像は、合成された画像が用紙60に印刷された例を示す。受信した画像65には、送信機でスキャンされた画像及び送信機が合成した送信情報62a、62bの画像が含まれる。
ステップS28の判別結果がNO(受信情報の印字設定がオフ)である場合には、受信機のユーザーが、受信した画像の枠内に、他の情報が重ねて出力されることを望んでいないことが想定される。したがって、この条件では、図9(A)と図9(B)に示すように、ECM設定情報を通知するメッセージ71sの画像が、外付けでRTI領域71或いはTTI領域72に合成される(ステップS29、S29A)。この場合、受信した画像65が縮小されたり、あるいは、合成画像の一部が次ページに送られて印字されたりしても、メッセージ71sの画像が受信した画像65に重なることが回避される。
ステップS28、S29の判別結果が共にYES(受信情報の印字設定が内付け)である場合、受信する画像の多くにおいてRTI領域が余白であることが想定される。一方、受信情報を印字する場合には、受信情報とECM設定情報のメッセージの画像とが重なってしまうことが想定される。したがって、この条件では、図10(A)に示すように、ECM設定情報を通知するメッセージ71sの画像と受信情報71a、71b、71cとが小さいフォントで合成される(ステップS29)。これにより、受信した画像の縮小印刷、並びに、受信情報71cとメッセージ71sとが重なってしまうことが回避される。また、変形例では、この条件の場合、図10(B)に示すように、受信情報71a、71b、71cが内付けのRTI領域71へ合成され、メッセージ71sの画像が外付けでRTI領域73へ合成される(ステップS29A)。これにより、受信情報71cとメッセージ71sとが重なってしまうことが回避される。
なお、ファクシミリ装置1が、画像を受信する際にECM設定情報を外部に通知する場合、画像合成もしくは表示部16への出力に加え、あるいは、これらの態様に替えて、ジョブの履歴情報にECM設定情報を加える態様が採用されてもよい。すなわち、通知処理部35が、記憶装置の13のジョブ履歴記憶部13bに、ファックス受信のジョブ情報と関連付けて、ECM設定情報を記憶する。これにより、受信機のユーザーが受信した画像に欠陥を見つけた場合に、例えば表示部16にジョブ履歴を表示させて、ECM設定情報を読み出すことができる。
<受信時処理の作用>
上述の受信時処理によれば、通信相手の送信機が従来構成であり、ECMが無効の通信が行われて画像欠損が生じた場合、確認画面51に受信機又は送信機のECMの設定がオフであることを示すECM設定情報の通知が行われる。また、確認画面51でユーザーがメッセージの合成有りを選択することで、印刷された画像に、ECM設定情報を通知するメッセージの画像が合成される。したがって、受信機のユーザー又は保守者は、通知されたメッセージを頼りに、画像欠損の原因を推測し、受信機のECMの設定を変更したり、通信相手に再送とECMの設定変更を依頼したりするなど、迷うことなく適切な処置をとることができる。
また、通信相手の送信機が、本実施形態のECM設定情報の通知機能を備えたファクシミリ装置である場合には、送信機から受信した画像に通知のメッセージの画像が合成されている。このとき、受信時処理では、確認画面51の出力とメッセージの画像の合成が省略される。したがって、受信機のユーザーは、送信機から送られたメッセージを頼りに、画像欠損の原因を推測し、受信機のECMの設定を変更したり、通信相手に再送とECMの設定変更を依頼したりするなど、適切な処理をとることができる。
<実施形態の効果>
以上のように、本実施形態のファクシミリ装置1によれば、プロトコル制御部32がECMを無効とした場合に、通知処理部35が相手装置、自装置又はこれら両方のECMの設定がオフであることを示すECM設定情報を、装置外へ通知する。したがって、ECMが無効であることに起因して、伝送された画像に欠損が生じた場合、送信機のユーザー、受信機のユーザー、又は保守者等は、ECM設定情報を頼りに、画像欠損の原因を推測し、画像欠損を解消するために容易に適切な処置をとることができる。
さらに、本実施形態のファクシミリ装置1によれば、通知処理部35は、送信又は受信される画像に、ECM設定情報を含んだメッセージ62s、71sの画像を合成することで、これらの情報を外部に通知する。これにより、画像を受信したユーザーがECM設定情報に気付きやすいという効果が得られる。
さらに、本実施形態のファクシミリ装置1によれば、通知処理部35は、画像の送信時にECM設定情報を含んだ設定確認画面を表示部16から出力する(図6のステップS6)ことで、ECM設定情報を外部に通知する。これにより、送信機のユーザーにも、ECM設定情報を通知することができ、送信機のユーザーは、画像欠損が生じないよう、適切な処置をとることができる。また、通知処理部35は、画像の受信時にECM設定情報を含んだ設定確認画面を表示部16から出力する(図5のステップS26)ことで、これらの情報を外部に通知する。これにより、印刷される画像を用いなくても、受信機のユーザーに、ECM設定情報を通知することができる。また、ユーザーが、受信機でECM設定情報の画像が合成されることを望まない場合には、この合成を回避しつつユーザーにECM設定情報を通知することが可能となる。
さらに、本実施形態のファクシミリ装置1によれば、画像を受信し、受信した画像に、ECM設定情報を含んだメッセージ71sの画像を合成する場合、通知処理部35は、外付け或いは内付けで画像を合成する。したがって、外付けで合成することで、受信した画像に重ねずにメッセージ71sの画像を合成することができる。また、内付けで合成することで、受信した画像を縮小印刷せずにメッセージ71sの画像を合成することができる。
加えて、本実施形態のファクシミリ装置1によれば、画像を送信する際、通知処理部35は、ECM設定情報を含んだメッセージ62sを、送信情報62a、62b、62cと同じ領域に合成する場合に、小さなフォントを用いて合成する(図4(B)を参照)。また、画像を受信する際、通知処理部35は、ECM設定情報を含んだメッセージ71sを、受信情報71a、71b、71cと同じ領域に合成する場合に、小さなフォントを用いて合成する(図5のステップS32、図10(B)を参照)。これにより、送信情報又は受信情報を合成する領域を拡大することなく、これらの情報とメッセージ62s、71sとを画像に含めることができる。
さらに、本実施形態のファクシミリ装置1によれば、画像を受信する際、通知処理部35は、ECM設定情報の画像への合成を行うか否かを選択可能な確認画面51を出力する(図5のステップS26、図7のステップS44)。そして、通知処理部35は、確認画面51の選択結果に応じて合成を行うか否かを決定する。したがって、受信機のユーザーが、画像をそのまま印刷したい場合に、ファクシミリ装置1はこの要求に応じることができる。なお、ECM設定情報の画像への合成を行うか否かを選択させる画面の出力制御は、画像を送信する際に、送信機の通知処理部35が行うようにしてもよい。これにより、送信機のユーザーが、画像を等倍で送りたい場合、又は、通信情報を付加せずに送りたい場合に、ファクシミリ装置1は、この要求に応じることができる。
さらに、本実施形態のファクシミリ装置1によれば、通知処理部35は、同一の送信相手との過去の通信において、以前に確認画面51の選択が行われている場合、確認画面51の出力を省略し、以前の選択結果を採用する(図7のステップS42、S43)。これにより、同じ送信者からの何度も受信が行われる場合に、同じ選択の入力処理を省いて、ユーザーの煩雑さを解消できる。
さらに、本実施形態のファクシミリ装置1によれば、画像を受信する際、通知処理部35は、画像にエラーラインがない場合(すなわち画像のデータに誤りがない場合)に、ECM設定情報の通知処理を行わない。これにより、画像欠損が生じてECM設定情報が有用な情報となるときのみ、受信機においてECM設定情報が通知されるようにできる。
さらに、本実施形態のファクシミリ装置1によれば、画像を受信する際、通知処理部35は、送信機がECM設定情報の通知機能を有している場合に、ECM設定情報の通知処理を行わない。送信機が通知機能を有していれば、ECMが無効とされた場合に、受信画像にECM設定情報が合成され、受信機のユーザーにこの情報が通知される。したがって、上記の構成により、ECM設定情報の通知が、送信機と受信機とで二重に行われることを回避できる。
上述の構成及び作用は、送信機と受信機とが能力情報(DIS、DCS)を交換してECMを有効とするか無効とするかを決定するという通信規約を有する通信装置に適用して特に有用である。同様に、上述の構成及び作用は、ECMが、誤りが検出された場合に再送により誤りを訂正する機能である場合に、具体的には、ファクシミリ装置の画像の送信及び受信の際に適用して特に有用である。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、上記実施形態では、本発明に係る通信装置としてファクシミリ装置を適用した構成について説明した。しかし、本発明は、相手装置又は自装置の誤り訂正機能の設定がオフである場合に誤り訂正機能を無効にする能力調整部を有する通信装置であれば、上記実施形態と同様に適用し、同様の作用が得られる。その場合、伝送されるデータは、画像データに制限されない。また、通信装置が、画像データを伝送する場合でも、受信機が、受信した画像を自動的に印刷する機能を有さず、例えば、受信機は、受信した画像を表示部に出力可能な装置であってもよい。また、上記実施形態では、本発明に係る通信装置としてファクシミリ装置を示したが、本発明に係る通信装置は、ファクシミリ通信機能を有する複合機、プリンタ機又は複写機などであってもよい。その他、画像へ合成される通知情報の具体的な内容、表示部に出力される通知情報の具体的な内容など、実施の形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、本発明に係るプログラムを記憶するコンピューター読み取り可能な媒体としてROM23を使用した例を説明したが、これに限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM、DVDディスクなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを、通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
1 ファクシミリ装置(通信装置)
11 ネットワークI/F部
12 入出力バッファー
13 記憶装置
13a 設定情報記憶部
13b ジョブ履歴記憶部
14 スキャナ部
15 プリンタ部
16 表示部
17 操作部
21 CPU
22 RAM
23 ROM
23a プログラム
24 不揮発性メモリー
24a 履歴情報記憶部
31 ジョブ制御部
32 プロトコル制御部(能力調整部)
33 画像処理部
34 表示処理部
35 通知処理部
51 確認画面(選択画面)
52 設定情報
62、72 TTI領域
62a、62b、62c 送信情報
62s メッセージ(設定情報)
71、73 RTI領域
71a、71b、71c 受信情報
71s メッセージ(設定情報)

Claims (13)

  1. 相手装置又は自装置の誤り訂正機能の設定がオフである場合に誤り訂正機能を無効にする能力調整部と、
    前記能力調整部が前記誤り訂正機能を無効とする場合に、相手装置、自装置又はこれら両方の誤り訂正機能の設定がオフであることを示す設定情報を、装置外へ通知する通知処理部と、
    を備える通信装置。
  2. 前記通知処理部が、送信又は受信される画像に前記設定情報の画像を合成する請求項1記載の通信装置。
  3. 操作画面を出力する表示部を備え、
    前記通知処理部が、前記表示部から前記設定情報を出力する請求項1又は請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記通知処理部が、相手装置から画像を受信する場合に、受信される画像の枠外に前記設定情報の画像を合成、あるいは、受信される画像の枠内に前記設定情報の画像を合成する請求項2又は請求項2を引用する請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記通知処理部が、前記設定情報の画像を別の情報画像と共に合成する場合に、共に合成しない場合よりも小さなフォントを用いて合成する請求項2、請求項2を引用する請求項3、又は請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記通知処理部が、前記設定情報の画像を合成するか否かを選択可能な選択画面を表示部に出力し、前記選択画面の選択結果に応じて前記設定情報の画像を合成するか否かを決定する請求項2、請求項2を引用する請求項3、請求項4、又は請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記通知処理部が、同一の相手装置との過去の通信において前記選択画面を用いた選択が行われている場合に、前記選択画面の出力を行わずに、過去の選択結果を採用する請求項6記載の通信装置。
  8. 前記通知処理部が、相手装置から画像を受信し、かつ、受信される画像のデータに誤りがない場合、前記設定情報の通知を行わない請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 前記通知処理部が、相手装置が前記設定情報の通知機能を有し、かつ、相手装置から画像を受信する場合に、前記設定情報の通知を行わない請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の通信装置。
  10. ファクシミリ装置である請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の通信装置。
  11. 前記能力調整部が、使用する機能を決定するための能力情報を相手装置と交換し、能力情報に基づき誤り訂正機能の有効又は無効を決定する請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の通信装置。
  12. 前記誤り訂正機能が、通信データに誤りが検出された場合に、再送要求に基づく再送を実施させる機能である請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の通信装置。
  13. 通信装置のコンピューターを、
    相手装置又は自装置の誤り訂正機能の設定がオフである場合に誤り訂正機能を無効に切り替える能力調整部、及び、
    前記能力調整部が前記誤り訂正機能を無効とする場合に、相手装置、自装置又はこれら両方の誤り訂正機能の設定がオフであることを示す設定情報を、装置外へ通知する通知処理部、
    として機能させるプログラム。
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