JP2005229294A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は処理能力を越える電子メールを受信するとエラー通知メールを機器管理装置に送信して適切な処理を機器管理装置を利用して行うファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】ファクシミリ装置1は、メールサーバMSを介して電子メールを送受信するとともに、少なくとも受信した電子メールを文書蓄積部6に一旦蓄積するに際して、電子メールの受信時に、文書蓄積部が当該電子メールを格納するにはメモリ容量が不足して当該電子メールを受信できないときには、管理者用コンピュータPCaにメモリ容量オーバーによるメール受信エラーが発生した旨のエラー通知メールを送信して、当該電子メールのメールサーバMSからの受信を依頼するとともに、メールサーバMSに対して当該電子メールの保存を依頼する。したがって、故障ではないがメモリ容量不足で受信できない電子メールを、管理者用コンピュータPCaに代行して受信させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ファクシミリ装置に関し、詳細には、機器管理装置の接続されているネットワークに接続され、本来の故障ではないが、処理能力を超えた電子メールを受信した際に、エラー通知メールを機器管理装置に送信して、適切な処理を機器管理装置を利用して効率的に行うファクシミリ装置に関する。
ファクシミリ装置は、従来、それ自体単独で動作するいわゆるスタンドアロンで使用されており、従来のファクシミリ通信手順(伝送手順)は、ITU(International Telecommunication Union:国際電気通信連合)−T勧告T.30に従って実行される。
また、近時、その機能の向上と通信網の発達によって、LAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワーク網を介して相手装置との間で画情報を通信する機能を備えたファクシミリ装置が出現している(特許文献1等参照)。
このようなネットワークに接続されたファクシミリ装置は、当該ネットワークに接続されている複数の端末のユーザがファクシミリ装置を利用してファクシミリ通信を行い、各利用者についての送受信結果を電子メールで通知するようになっている(特許文献2参照)。
この従来のファクシミリ装置は、ファクシミリ装置に紙詰まり等の故障が発生すると、当該ファクシミリ装置から機器管理者用の端末宛に電子メールでエラー情報を通知している。
ところが、この従来のファクシミリ装置によれば、ファクシミリ装置に故障が発生している旨の電子メールを機器管理者が受け取っても、機器管理者が直ちにファクシミリ装置の保守点検に出向いて行けない場合があり、この間に、機器管理者以外の者が当該ファクシミリ装置の設置場所へ出向いて行くことがあり、用紙詰まり等の簡単な故障であれば、その場で用紙詰まりを解消させて故障を解除してしまうことができる。
ところが、機器管理者は他の者が故障の解除を行ったことを知らないため、ファクシミリ装置からの電子メールに従って故障解除のためにファクシミリ装置の設置場所に出向くこととなるが、そのときには既に故障が解除されているため、無駄な時間を費やすという問題がある。
そこで、従来、共有装置において所定のエラーが発生したときは機器管理者宛のエラーメッセージを含む電子メールを出力し、当該エラーメッセージを含む電子メールを出力した後に当該エラーが解除されると、エラーが解除した旨の電子メールを機器管理者宛に出力するローカルエリアネットワーク管理システムが提案されている(特許文献3参照)。
そして、この従来技術の場合、エラーとしては、ファクシミリ装置等の共有装置の故障が発生した場合を対象としている。
特開平10−65866号公報 特開平2−172348号公報 特開平11−205362号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、ネットワークを利用したファクシミリ通信の利用性を向上させる上で、なお、改良の必要があった。
すなわち、従来技術にあっては、故障によるエラーの発生に対しては、機器管理装置で適切に対処することはできるが、故障以外の理由、例えば、受信メールを蓄積する文書蓄積用のメモリのメモリ容量が受信メールを蓄積するのにはメモリ容量が不足している等の理由で、電子メールを受信できない場合には、対応することができず、改良の必要があった。
そこで、請求項1記載の発明は、機器管理装置の接続されたネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたメールサーバを介して電子メールを送受信するとともに、少なくとも受信した電子メールを文書蓄積手段に一旦蓄積するに際して、電子メールの受信時に、文書蓄積手段が当該電子メールを格納するにはメモリ容量が不足して当該電子メールを受信できないときには、機器管理装置にメモリ容量オーバーによるメール受信エラーが発生した旨のエラー通知メールを送信して、当該電子メールの当該メールサーバからの受信を依頼するとともに、メールサーバに対して当該電子メールの保存を依頼することにより、故障ではないがメモリ容量不足で受信できない電子メールを、メモリの空き容量を増やす操作や送信元にメールの容量の削減した再送要求を行うことなく、機器管理装置に代行して受信を行わせ、残メモリ容量が少ない場合や電子メールが大容量である場合にも適切に受信して内容を確認できるようにして、利用性の良好なファクシミリ装置を提供することを目的としている。
請求項2記載の発明は、機器管理装置の接続されたネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたメールサーバを介して電子メールを送受信するとともに、搭載する文字コードに従って少なくとも受信した電子メールのテキストをビットマップ展開して表示出力または用紙に記録出力するに際して、受信した電子メールのテキストが搭載する文字コードに対応していないときには、機器管理装置に未対応文字の電子メールを受信した旨のエラー通知メールを送信するとともに、当該受信した電子メールを当該機器管理装置に送信して文字コードの展開処理を依頼することにより、受信メールの文字コードが未対応の文字コードの場合、送信者に再度、メールの文字コードを変更して送信してもらうことなく、強制的に特定の文字コードで展開することによる文字化けを防止し、適切にビットマップ展開して、利用性の良好なファクシミリ装置を提供することを目的としている。
請求項3記載の発明は、機器管理装置の接続されたネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたメールサーバを介して電子メールを送受信するとともに、少なくとも受信した電子メールの添付ファイルをITU−T勧告T.37に準拠した処理を行うに際して、受信した電子メールの添付ファイルがITU−T勧告T.37に準拠していないと、機器管理装置に非準拠ファイルである旨のエラー通知メールを送信するとともに、少なくとも当該受信した電子メールの添付ファイルを当該機器管理装置に送信して当該添付ファイルの処理を依頼することにより、送信元に添付ファイルの形式を変更して送信してもらうことなく、機器管理装置に添付ファイルを適切に処理させ、利用性の良好なファクシミリ装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明のファクシミリ装置は、機器管理装置の接続されたネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたメールサーバを介して電子メールを送受信するとともに、少なくとも受信した電子メールを文書蓄積手段に一旦蓄積するファクシミリ装置において、電子メールの受信時に、前記文書蓄積手段が当該電子メールを格納するにはメモリ容量が不足して当該電子メールを受信できないときには、前記機器管理装置にメモリ容量オーバーによるメール受信エラーが発生した旨のエラー通知メールを送信して、当該電子メールの当該メールサーバからの受信を依頼するとともに、前記メールサーバに対して当該電子メールの保存を依頼することにより、上記目的を達成している。
請求項2記載の発明のファクシミリ装置は、機器管理装置の接続されたネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたメールサーバを介して電子メールを送受信するとともに、搭載する文字コードに従って少なくとも受信した電子メールのテキストをビットマップ展開して表示出力または用紙に記録出力するファクシミリ装置において、受信した電子メールのテキストが前記搭載する文字コードに対応していないときには、前記機器管理装置に未対応文字の電子メールを受信した旨のエラー通知メールを送信するとともに、当該受信した電子メールを当該機器管理装置に送信して文字コードの展開処理を依頼することにより、上記目的を達成している。
請求項3記載の発明のファクシミリ装置は、機器管理装置の接続されたネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたメールサーバを介して電子メールを送受信するとともに、少なくとも受信した電子メールの添付ファイルをITU−T勧告T.37に準拠した処理を行うファクシミリ装置において、受信した電子メールの添付ファイルがITU−T勧告T.37に準拠していないと、前記機器管理装置に非準拠ファイルである旨のエラー通知メールを送信するとともに、少なくとも当該受信した電子メールの添付ファイルを当該機器管理装置に送信して当該添付ファイルの処理を依頼することにより、上記目的を達成している。
請求項1記載の発明のファクシミリ装置によれば、機器管理装置の接続されたネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたメールサーバを介して電子メールを送受信するとともに、少なくとも受信した電子メールを文書蓄積手段に一旦蓄積するに際して、電子メールの受信時に、文書蓄積手段が当該電子メールを格納するにはメモリ容量が不足して当該電子メールを受信できないときには、機器管理装置にメモリ容量オーバーによるメール受信エラーが発生した旨のエラー通知メールを送信して、当該電子メールの当該メールサーバからの受信を依頼するとともに、メールサーバに対して当該電子メールの保存を依頼するので、故障ではないがメモリ容量不足で受信できない電子メールを、メモリの空き容量を増やす操作や送信元にメールの容量の削減した再送要求を行うことなく、機器管理装置に代行して受信を行わせることができ、残メモリ容量が少ない場合や電子メールが大容量である場合にも適切に受信して内容を確認できるようにして、利用性を向上させることができる。
請求項2記載の発明のファクシミリ装置によれば、機器管理装置の接続されたネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたメールサーバを介して電子メールを送受信するとともに、搭載する文字コードに従って少なくとも受信した電子メールのテキストをビットマップ展開して表示出力または用紙に記録出力するに際して、受信した電子メールのテキストが搭載する文字コードに対応していないときには、機器管理装置に未対応文字の電子メールを受信した旨のエラー通知メールを送信するとともに、当該受信した電子メールを当該機器管理装置に送信して文字コードの展開処理を依頼するので、受信メールの文字コードが未対応の文字コードの場合、送信者に再度、メールの文字コードを変更して送信してもらうことなく、強制的に特定の文字コードで展開することによる文字化けを防止し、適切にビットマップ展開して、利用性を向上させることができる。
請求項3記載の発明のファクシミリ装置によれば、機器管理装置の接続されたネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたメールサーバを介して電子メールを送受信するとともに、少なくとも受信した電子メールの添付ファイルをITU−T勧告T.37に準拠した処理を行うに際して、受信した電子メールの添付ファイルがITU−T勧告T.37に準拠していないと、機器管理装置に非準拠ファイルである旨のエラー通知メールを送信するとともに、少なくとも当該受信した電子メールの添付ファイルを当該機器管理装置に送信して当該添付ファイルの処理を依頼するので、送信元に添付ファイルの形式を変更して送信してもらうことなく、機器管理装置に添付ファイルを適切に処理させることができ、利用性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図4は、本発明のファクシミリ装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明のファクシミリ装置の一実施例に適用するファクシミリ装置1の概略ブロック構成図である。
図1において、ファクシミリ装置1は、システム制御部2、システムメモリ部3、読取部4、印刷部5、文書蓄積部6、通信制御部7、操作部8、電話番号管理部9、ネットワーク制御部10及びテキスト作成部/展開部11等を備えており、上記主要各部は、バス12に接続されている。
システムメモリ部3は、例えば、バッテリバックアップされたRAM等で構成され、操作部8のキー操作で入力されたワンタッチダイヤル送信の送信先や短縮ダイヤルの送信先及び電話帳を利用した電話帳送信先等の各送信先について、送信先電話番号、送信先名称等の送信先情報(相手先情報)をワンタッチ番号や短縮番号等に対応させて記憶するとともに、ファクシミリ装置1の動作に必要な各種情報や予め登録される情報を記憶する。特に、システムメモリ部3は、ファクシミリ装置1に受信エラー等の各種エラーが発生した際に電子メールを送信する相手先メールアドレス等の管理情報、例えば、ファクシミリ装置1の管理者の電話番号や管理者用コンピュータPCa(図2参照)のメールアドレス等の受信局情報を管理情報として記憶する。
システム制御部2は、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を備え、ROM内には、ファクシミリ装置1の基本処理プログラムや後述する受信エラー管理制御処理プログラム等の各種プログラムが格納されているとともに、これらの基本処理プログラム及び受信エラー管理制御処理プログラム等を実行するのに必要な各種データやシステムデータ等が格納されている。システム制御部2は、そのCPUがRAMをワークメモリとして利用しつつ、ROM内のプログラムに基づいてファクシミリ装置1の各部を制御し、ファクシミリ装置1としての基本処理を実行するとともに、後述する受信エラー管理制御処理を実行する。
読取部4としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device )を利用したラインイメージスキャナ等が用いられており、読取部4は、原稿の画像を所定の解像度で読み取って、画情報として出力する。
印刷部5としては、例えば、電子写真式記録装置等が用いられており、印刷部5は、受信画像や読取部4で読み取られた画像を記録紙に記録出力するとともに、各種レポートを記録出力する。
文書蓄積部(文書蓄積手段)6は、主に読取部4により読み取られた送信原稿の画情報、受信した画情報及びメール受信文書等を蓄積する。
通信制御部7は、公衆回線網に接続されており、G3/G4ファクス通信制御、画情報の圧縮再生制御、モデム制御、NCU制御等を行う。
操作部8は、テンキーやスタートキー、ファンクションキー、ワンタッチキー及び短縮キー等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備え、操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力操作され、ディスプレイには、ファクシミリ装置1からオペレータに通知する各種情報を表示する。
ネットワーク制御部10は、図示しないLAN(Local Area Network)等のネットワークを介してインターネットINT(図2参照)に接続され、当該ネットワーク及びインターネットINTに接続されたパーソナルコンピュータ等の端末との間で通信を行って、各種情報の授受、特に、受信局の電話番号やメールアドレス等の受信局情報と当該受信局情報の登録要求を受け取る。
電話番号管理部9は、上記操作部8から入力された各種電話番号やメールアドレス、特に、上記管理情報としての管理者の電話番号やメールアドレスが、システム制御部2によりシステムメモリ部3に登録されると、当該システムメモリ部3に登録された各種電話番号やメールアドレスを管理する。
テキスト作成部/展開部11は、システム制御部2の制御下で、管理情報として登録されているメールアドレス宛の管理通知メール、特に、エラー通知メールのテキストの作成及び受信したテキストメールを解読してビットマップに展開する。システム制御部2は、このテキスト作成部/展開部11の展開したテキストメールを印刷部5に転送して、印刷部5に用紙に記録出力させる。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のファクシミリ装置1は、図2に示すように、インターネットINTの回線に接続されて、当該インターネットINTを介してファクシミリ送受信を行う。
すなわち、ファクシミリ装置1は、インターネットINTを介してメールサーバMS、複数の他のファクシミリ装置FX、複数のパーソナルコンピュータPC及び管理者用コンピュータ(機器管理装置)PCaが接続されている。
このような接続状況において、例えば、ファクシミリ装置FXから電子メールの添付ファイルとして電子メールフォーマットに変換したファクシミリ文書をインターネットINTを介してファクシミリ装置1等にファクシミリ送信したり、パーソナルコンピュータPCから当該パーソナルコンピュータPCの搭載するメーラーを利用して電子メールをファクシミリ装置1等に送信すると、当該電子メールは、図2に矢印aで示すように、一旦メールサーバMSに蓄積され、ファクシミリ装置1、ファクシミリ装置FX及びパーソナルコンピュータPCは、定期的にメールサーバMSに自機宛の新着の電子メールがあるか否かの問い合わせを行う。ファクシミリ装置1、ファクシミリ装置FX及びパーソナルコンピュータPCは、メールサーバMSに新着の電子メールがあると、当該電子メールの受信を行い、メールサーバMSから電子メールを取得する。例えば、いま、図2に矢印bで示すように、ファクシミリ装置1がメールサーバMSに新着の電子メールがあるかを問い合わせて、新着の電子メールがあると、矢印cで示すように、メールサーバMSから自己宛の新着電子メールの受信を行って、新着の電子メールを取得する。
なお、図2において、矢印dは、ファクシミリ装置1とファクシミリ装置FXとの間で公衆回線を使用して直接ファクシミリ通信する場合を示している。
そして、いま、ファクシミリ装置1が、矢印bでメールサーバMSに新着の電子メールの有無の問い合わせを行って、新着電子メールがあるので、矢印cで当該新着の電子メールを取得する際に、エラーが発生すると、ファクシミリ装置1は、システムメモリ部3に予め記憶されている管理者用コンピュータPCaのメールアドレスを読み出し、当該メールアドレス先に、例えば、図3に示すようなエラー内容を記述した電子メール(以下、エラー通知メールという。)を送信する。
この場合、ファクシミリ装置1は、受信電子メールを格納する文書蓄積部6のメモリ容量オーバー、受信電子メールの内容がテキスト作成部/展開部11で展開する文字コードに対応していない文字コードを使用している場合の未対応文字コードメール受信及び添付ファイルがインターネットINTを介したファクシミリ通信の場合に準拠すべきITU−T勧告T.37(シンプルモード&フルモード)に準拠したファイルでない場合の3つのいずれかでも該当する場合をエラーとして、管理者用コンピュータPCaにエラー通知メールを送信する。なお、図3には、エラー通知メールに、エラー理由として、上記3つの場合が記載されているが、実際には、3つの理由のいずれか1つの場合が通常である。
そして、ファクシミリ装置1は、上記エラー理由に該当する場合、システム制御部3の制御下で、当該エラー理由を示すエラー通知メールのテキストをテキスト作成部/展開部11で作成して、エラー通知メールとして、ネットワーク制御部10から管理者用コンピュータPCaに送信する。
すなわち、ファクシミリ装置1は、電子メールをメールサーバMSから受信すると、当該受信した電子メールを順次文書蓄積部6に蓄積するが、受信メールが文書蓄積部6の残メモリ容量より大きいと、受信メールを途中までしか受信することができない。この場合、ファクシミリ装置1は、メモリ容量オーバーである旨及び当該電子メールの代行受信を依頼する旨のエラー通知メールを管理者用コンピュータPCaに送信し、受信できなかった電子メールについては、メールサーバMS上から削除しないようにする。
そして、エラー通知メールを受信した管理者用コンピュータPCaの機器管理者は、エラー通知メールでエラー内容を確認して、ファクシミリ装置1がメモリ容量オーバーでメール受信できなかったことを知ることができ、管理者用コンピュータPCaからファクシミリ装置1の使用しているメールアカウントでメールサーバMSに接続して、ファクシミリ装置1で受信できなかった電子メールを管理者用コンピュータPCaに受信する。
機器管理者は、この受信したファクシミリ装置1宛の電子メールを管理者用コンピュータPCaで用紙に記録出力させる等して、ファクシミリ装置1のユーザに渡すことで、ファクシミリ装置1のユーザが受信できなかった電子メールを受け取ることができる。
また、機器管理者は、必要があれば、ファクシミリ装置1のユーザの意向等に応じて、管理者用コンピュータPCaから電子メールの送信者にエラー通知メールを送信して、容量を削減した電子メールの再送信を依頼したり、適当な対応を要請する。
このように、本実施例のファクシミリ装置1は、管理者用コンピュータPCaの接続されたインターネットINTに接続され、当該インターネットINTに接続されたメールサーバMSを介して電子メールを送受信するとともに、少なくとも受信した電子メールを文書蓄積部6に一旦蓄積するに際して、電子メールの受信時に、文書蓄積部6が当該電子メールを格納するにはメモリ容量が不足して当該電子メールを受信できないときには、管理者用コンピュータPCaにメモリ容量オーバーによるメール受信エラーが発生した旨のエラー通知メールを送信して、当該電子メールの当該メールサーバMSからの受信を依頼するとともに、メールサーバMSに対して当該電子メールの保存を依頼している。
したがって、故障ではないがメモリ容量不足で受信できない電子メールを、文書蓄積部6の空き容量を増やす操作や送信元にメールの容量の削減した再送要求を行うことなく、管理者用コンピュータPCaに代行して受信を行わせることができ、残メモリ容量が少ない場合や電子メールが大容量である場合にも適切に受信して内容を確認できるようにして、利用性を向上させることができる。
また、ファクシミリ装置1は、図5に示すように、その仕向地(設置地域)によって、国内仕様のファクシミリ装置1と海外仕様のファクシミリ装置1とでは、サポートされている文字コードが決まっており、ファクシミリ装置1でサポートされていない文字コードの電子メールを受信すると、受信した電子メールのうちサポートされていない部分の文字に文字化けが発生して、適切な電子メールの受信を行うことができない。例えば、海外仕様のファクシミリ装置1が日本語の電子メールを受信した場合、日本語の文字コードをサポートしていないため、例えば、西ヨーロッパ言語として強制的に文字展開して印刷するため、国内仕様と海外仕様の双方の備えているASCII文字コード部分以外は、文字化けが発生することとなる。
そこで、ファクシミリ装置1は、サポートされていない文字コードの電子メールを受信すると、文字コードが未対応である旨のエラー通知メールをテキスト作成部/展開部11で作成して、管理者用コンピュータPCaに送信するとともに、当該受信した電子メールを管理者用コンピュータPCaに転送して、文字コードの展開処理を依頼する。
管理者用コンピュータPCaの機器管理者は、この文字コードが未対応である旨のエラー通知メールを受信することで、ファクシミリ装置1でのエラー内容が文字コードが未対応であることを確認し、管理者用コンピュータPCaに、転送されてきた電子メールに適切な処理、例えば、当該電子メールの文字コードをファクシミリ装置1の備えている文字コードに変換して、ファクシミリ装置1に転送したり、用紙に記録出力する。
ファクシミリ装置1は、管理者用コンピュータPCaから文字コードの変換された電子メールを受信すると、当該転送されてきた電子メールをテキスト作成部/展開部11で当該備えている文字コードで展開し、印刷部5で用紙に印刷することで、文字化けの発生しないメールを確認することができる。
このように、本実施例のファクシミリ装置1は、受信した電子メールのテキストが搭載する文字コードに対応していないときには、管理者用コンピュータPCaに未対応文字の電子メールを受信した旨のエラー通知メールを送信するとともに、当該受信した電子メールを管理者用コンピュータPCaに送信して文字コードの展開処理を依頼している。
したがって、受信メールの文字コードが未対応の文字コードの場合、送信者に再度、メールの文字コードを変更して送信してもらうことなく、強制的に特定の文字コードで展開することによる文字化けを防止し、適切にビットマップ展開して、利用性の良好なファクシミリ装置を提供することを目的としている。
さらに、ファクシミリ装置1は、インターネットINTを介したファクシミリ通信の場合、ITU−T勧告T.37(シンプルモード&フルモード)に準拠した添付ファイルが添付される必要があり、添付ファイルがITU−T勧告T.37(シンプルモード&フルモード)に準拠したTIFF−Fファイルであれば、受信した後に、適切に展開して印刷することができるが、TIFF−F以外のファイルを受信すると、適切に印刷することができない。
そこで、ファクシミリ装置1は、受信した電子メールの添付ファイルがITU−T勧告T.37(シンプルモード&フルモード)に準拠したファイルであるかチェックして、ITU−T勧告T.37(シンプルモード&フルモード)に準拠していないときには、未サポート(未対応)添付ファイルを受信した旨のエラー通知メールをテキスト作成部/展開部11で作成して、管理者用コンピュータPCaに送信するとともに、当該エラー通知メールに当該受信した添付ファイルを添付して管理者用コンピュータPCaに転送して、当該添付ファイルの処理を依頼する。
管理者用コンピュータPCaの機器管理者は、この未サポート添付ファイルを受信した旨のエラー通知メールを受信することで、ファクシミリ装置1でのエラー内容が未サポートの添付ファイルの受信であることを確認し、管理者用コンピュータPCaに、エラー通知メールに添付されている添付ファイルに適切な処理、例えば、当該添付ファイルを展開可能なアプリケーションソフトウェアで展開して、用紙に記録出力する。
したがって、ファクシミリ装置1の利用者は、添付ファイルの内容を適切に確認することができる。
このように、本実施例のファクシミリ装置1は、受信した電子メールの添付ファイルがITU−T勧告T.37に準拠していないと、管理者用コンピュータPCaに非準拠ファイルである旨のエラー通知メールを送信するとともに、少なくとも当該受信した電子メールの添付ファイルを管理者用コンピュータPCaに送信して当該添付ファイルの処理を依頼している。
したがって、送信元に添付ファイルの形式を変更して送信してもらうことなく、管理者用コンピュータPCaに添付ファイルを適切に処理させることができ、利用性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本来の故障ではないが、適切な処理を行うには、能力の不足している電子メールを受信した際に、適切な処理を機器管理装置を利用して効率的に行うファクシミリ装置に適用することができる。
本発明のファクシミリ装置の一実施例のファクシミリ装置に適用されるファクシミリ装置の要部回路ブロック構成図。 図1のファクシミリ装置の適用されるネットワークシステムのシステム構成図。 図1のファクシミリ装置から管理者用コンピュータに送信するエラー通知メールの一例を示す図。 図1のファクシミリ装置の仕向地によって異なる文字コードの一例を示す図。
符号の説明
1 ファクシミリ装置
2 システム制御部
3 システムメモリ部
4 読取部
5 印刷部
6 文書蓄積部
7 通信制御部
8 操作部
9 電話番号管理部
10 ネットワーク制御部
11 テキスト作成部/展開部
12 バス
MS メールサーバ
INT インターネット
FX ファクシミリ装置
PC パーソナルコンピュータ
PCa 管理者用コンピュータ

Claims (3)

  1. 機器管理装置の接続されたネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたメールサーバを介して電子メールを送受信するとともに、少なくとも受信した電子メールを文書蓄積手段に一旦蓄積するファクシミリ装置において、電子メールの受信時に、前記文書蓄積手段が当該電子メールを格納するにはメモリ容量が不足して当該電子メールを受信できないときには、前記機器管理装置にメモリ容量オーバーによるメール受信エラーが発生した旨のエラー通知メールを送信して、当該電子メールの当該メールサーバからの受信を依頼するとともに、前記メールサーバに対して当該電子メールの保存を依頼することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 機器管理装置の接続されたネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたメールサーバを介して電子メールを送受信するとともに、搭載する文字コードに従って少なくとも受信した電子メールのテキストをビットマップ展開して表示出力または用紙に記録出力するファクシミリ装置において、受信した電子メールのテキストが前記搭載する文字コードに対応していないときには、前記機器管理装置に未対応文字の電子メールを受信した旨のエラー通知メールを送信するとともに、当該受信した電子メールを当該機器管理装置に送信して文字コードの展開処理を依頼することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 機器管理装置の接続されたネットワークに接続され、当該ネットワークに接続されたメールサーバを介して電子メールを送受信するとともに、少なくとも受信した電子メールの添付ファイルをITU−T勧告T.37に準拠した処理を行うファクシミリ装置において、受信した電子メールの添付ファイルがITU−T勧告T.37に準拠していないと、前記機器管理装置に非準拠ファイルである旨のエラー通知メールを送信するとともに、少なくとも当該受信した電子メールの添付ファイルを当該機器管理装置に送信して当該添付ファイルの処理を依頼することを特徴とするファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007235873A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 情報処理装置、情報処理システム、表示方法及びプログラム
JP2010220157A (ja) * 2009-03-19 2010-09-30 Fuji Xerox Co Ltd 送信装置、受信装置及び通信システム
JP2014003699A (ja) * 2013-09-04 2014-01-09 Fuji Xerox Co Ltd 送信装置

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