JP2019207379A - ヒータ及び定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発熱ブロック(発熱体)用の電極とサーミスタ(温度検知素子)用の電極との間の絶縁性を確保できるヒータ及びこのヒータを搭載する定着装置を提供する。【解決手段】 第一の電極群の少なくとも一部と、第二の電極群の少なくとも一部と、が基板の長手方向において、基板の中央よりも一方の端部の側の領域に形成されており、一方の端部の側の領域に形成された第一の電極群の中の長手方向において第二の電極群に最も近い電極と、第二の電極群と、は間隔を空けて配置されている。【選択図】 図5

Description

本発明は、複写機やプリンタ等の電子写真記録方式の画像形成装置に搭載される定着装置及びこの定着装置に搭載されるヒータに関するものである。
特許文献1には、筒状の定着フィルムの内部空間に、独立制御可能な複数の発熱ブロックを有するヒータを配置した定着装置が開示されている。また、このヒータには、各発熱ブロック毎にサーミスタが設けられている。発熱ブロックへ電力供給するための電極はヒータ基板の一方の面に設けられており、サーミスタ用の電極はヒータの基板の他方の面に設けられている。
特開2017−054071号公報
発熱ブロック用の電極とサーミスタ用の電極との間には、基礎絶縁、場合によっては強化絶縁を施す必要がある。上述の2つの電極を基板の表裏の同位置に配置した場合には、ヒータ長手方向及び短手方向双方に絶縁距離を確保する必要がある。しかしながら、絶縁距離を確保するためにヒータの短手方向の幅を増やすと、ヒータの熱容量が増え、ヒータの立ち上げに時間が掛ってしまう。また、ヒータの短手方向に余剰な余白部を設けると、ヒータが熱的ストレスに弱い形態になってしまう。加えて、電気コネクタを介して各電極に連結される配線も他方の電極との絶縁距離を確保する必要がある。よって、絶縁距離を確保しながら配線するためには余剰なスペースを設けなければならない。特に、特許文献1に記載のような分割ヒータでは、発熱体への発熱体用の電極及びサーミスタ用の電極の数が非常に多い。このため、ヒータ長手方向の端部付近の電極への電気コネクタ及び配線の密集が避けられず、装置が大型化し易い。
本発明の目的は、発熱ブロック(発熱体)用の電極とサーミスタ(温度検知素子)用の電極との間の絶縁性を確保できるヒータ及びこのヒータを搭載する定着装置を提供することにある。
上述の課題を解決するための本発明のヒータは、基板と、前記基板の第一の面に形成されており、互いに独立して制御可能な複数の発熱体と、前記第一の面に形成されており、前記複数の発熱体に給電するための複数の給電端子が接触する第一の電極群と、前記基板の前記第一の面とは反対側の第二の面に形成されている複数の温度検知素子と、前記第二の面に形成されており、前記複数の温度検知素子に給電するための複数の給電端子が接触する第二の電極群と、を有し、前記第一の電極群の少なくとも一部と、前記第二の電極群の少なくとも一部と、が前記基板の長手方向において、前記基板の中央よりも一方の端部の側の領域に形成されており、前記一方の端部の側の領域に形成された前記第一の電極群の中の前記長手方向において前記第二の電極群に最も近い電極と、前記第二の電極群と、は間隔を空けて配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、発熱ブロック(発熱体)用の電極とサーミスタ(温度検知素子)用の電極との間の絶縁性を確保できるヒータ及びこのヒータを搭載する定着装置を提供できる。
画像形成装置の断面図 定着装置の断面図 実施例1の定着装置の端部の断面図 ヒータの断面図 実施例1のヒータの図 実施例1の定着装置の端部の上面図 実施例2のヒータの図 実施例2の定着置の端部の断面図 実施例2の定着装置の端部の上面図 実施例2の他の構成を示した図 実施例3のヒータの断面図 実施例3のヒータの図 実施例3の定着装置の端部の断面図 実施例3の定着装置の端部の上面図
(実施例1)
(画像形成装置)
図1は電子写真技術を用いた画像形成装置(以下、レーザビームプリンタと称する)1の断面図である。プリント信号が発生すると、画像情報に応じて変調されたレーザ光をスキャナユニット6が出射し、画像形成プロセスユニット7に内包される感光体8を走査する。感光体8にはレーザ光に基づく静電潜像が形成されるとともに、トナーが供給されると感光体8上に画像情報に応じたトナー画像が形成される。一方、給紙カセット2に積載された普通紙等の記録材Pはピックアップローラ3によって一枚ずつ給紙され、搬送ローラ4、レジストローラ5を経て、感光体8と転写ローラ9の間に向けて搬送される。記録材Pが感光体8と転写ローラ9との間を通過する過程で感光体8上のトナー画像は記録材Pに転写される。その後、記録材Pは定着器20で加熱されて、トナー画像が記録材Pに加熱定着される。定着済みのトナー画像を担持する記録材Pは、搬送ローラ10、排紙ローラ11によってレーザプリンタ1上部の排紙トレイ12に排出される。13は定着器等を駆動するモータである。14は制御回路であり、商用電源15に接続されており、定着器20やその他の負荷に電力供給している。
(定着器)
図2は定着器20の断面図である。定着器20は、筒状のフィルム(定着フィルム)21と、フィルム21の内面に接触するヒータ30と、フィルム21を介してヒータ30と共に定着ニップ部Nを形成する加圧ローラ(ニップ部形成部材)22と、を有する。フィルム21は、記録材に形成された未定着トナー画像と接触する。加圧ローラ22は、鉄やアルミニウム等の材質の芯金23と、耐熱ゴム等の材質の弾性層24を有する。ヒータ30は耐熱樹脂製の保持部材であるヒータホルダ25に保持されている。ヒータホルダ25はフィルム21の回転を案内するためのガイド機能も有している。26はヒータホルダ25に不図示のバネの圧力を加えるための金属製のステーである。
不図示のバネ圧をステー26が受け、ヒータホルダ25を介してヒータ30を加圧ローラ22に向けて付勢する。その付勢力を受けて加圧ローラ22の弾性層24が弾性変形し、定着ニップ部Nが形成される。フィルム21は定着ニップ部Nでヒータ30と加圧ローラ22で挟持された状態となる。モータ13より不図示のギア列を介して加圧ローラ22が矢印R1方向に回転すると、定着ニップ部Nで挟持されたフィルム21は矢印R2方向に従動回転する。矢印Fは記録材Pの搬送方向を示している。未定着トナー画像を担持する記録材Pは、回転する加圧ローラ22及び従動回転するフィルム21の間に形成される定着ニップ部Nに突入し、挟持搬送されつつ加熱されて定着処理される(ヒータの熱で未定着トナー画像を記録材に定着する)。尚、ヒータ30の構成の説明は後述する。
図3は実施例1における定着器20の長手方向の端部の構成を説明する図であり、図2におけるA−A断面図である。図3(A)は駆動側の端部構成を、図3(B)は非駆動側の端部構成を示している。27は加圧ローラ22の軸受であり、加圧ローラ22を回転可能に支持する。28は加圧ローラに取り付けられた入力ギアである。29はフィルム21の両端部に対向する位置に配置されており、フィルム21の回転軌跡をガイドするフランジである。50a、50b、51a、51bは、ヒータに接続される電気接点部材となるコネクタである。コネクタの詳細については後述する。
(ヒータ)
続いて、実施例1におけるヒータ30の構成について説明する。図4はヒータ30の長手方向の中央における断面図であり、図2におけるヒータ30の拡大図に相当する。図5はヒータ30の長手方向LDにおける構成を説明する平面図である。図5(A)及び図5(B)は裏面層33から見た図であり、図5(A)は保護ガラス35の上から見た図、図5(B)は保護ガラス35を除いた図となっている。図5(C)及び図5(D)は摺動面層32から見た図であり、図5(D)は保護ガラス37の上から見た図、図5(C)は保護ガラス37を除いた図である。尚、矢印Fは記録材Pの搬送方向を示している。また、図中X0は記録材の搬送基準位置であり、記録材Pの幅方向中央に一致する。サイズの異なる記録材Pを通紙した場合にも、記録材Pの紙幅方向中央を基準X0に合わせて搬送する。なお、本例の場合、基準X0は、基板31の長手方向LDにおける基板31の中央31cとなっている。
本例のヒータ30は、基板31と、基板31の第一の面31aに形成されており、互いに独立して制御可能な複数の発熱体34a〜34cを有する。更に、第一の面31aに形成されており、複数の発熱体34a〜34cに給電するための複数の給電端子50aT1、50aT2、50bT1が接触する第一の電極群39a〜39cを有する。更に、基板31の第一の面31aとは反対側の第二の面31bに形成されている複数の温度検知素子T1〜T3を有する。更に、第二の面31bに形成されており、複数の温度検知素子T1〜T3に給電するための複数の給電端子51aT1、51aT2、51bT1、51bT2、51bT3が接触する第二の電極群40a〜40eと、を有する。
第一の電極群39a〜39cの少なくとも一部39a、39bと、第二の電極群40a〜40eの少なくとも一部40a、40bと、が基板31の長手方向LDにおいて、基板31の中央31cよりも一方の端部31e1側に形成されている。一方の端部31e1側の領域に形成された第一の電極群39a、39bの中の長手方向LDにおいて第二の電極群40a、40bに最も近い電極39bと、第二の電極群40a、40bと、は間隔Dを空けて配置されている。第一の電極群39a〜39cが第二の電極群40a〜40eよりも長手方向LDにおいて基板31の中央31cに近い位置に配置されている。以下、詳細に説明する。なお、31e2は基板31の他方の端部である。
基板31上の摺動面層32の面には、ヒータ30の長手方向に延在した発熱体34a、34b、34cが設けられている。記録材Pの搬送方向上流側に発熱体34a、下流側に発熱体34b、中央に発熱体34cが配置されている。3本の発熱体の上部を覆うように絶縁性の保護ガラス35が覆っている。この保護ガラス35の表面をフィルム21が摺動することになる。また、基板31の裏面層33には、印刷されたサーミスタ(温度検知素子)T1、及びサーミスタT1に通電するための導電体36a、36bが設けられている。このサーミスタは負の抵抗温度特性を持ち、温度に依存して抵抗値が変化する特性を有し、ヒータ30の温度を検知する機能を有する。サーミスタT1及び導電体36a、36bを覆うように、保護ガラス37が設けられている。
図5(C)に示すように、摺動面層32には、ヒータ30の長手方向LDに沿って発熱体34a、34b、34cが延在するとともに、3本の発熱体の両端部には、それぞれ導電体38a〜38d及び発熱体用の電極39a〜39cが接続されている。導電体38d及び発熱体用の電極39cは3本の発熱体34a〜34cそれぞれの一端に接続された共通の導電体及び電極である。発熱体34aの他端は導電体38aを経由して発熱体用の電極39aに接続され、同じく発熱体34bの他端も導電体38bを介して発熱体用の電極39aに接続されている。同様に、発熱体34cの他端は導電体38cを経由して発熱体用の電極39bに接続されている。したがって、発熱体用の電極39a−39c間に給電することにより、発熱体34a及び34bが同時に発熱し、発熱体用の電極39b−39c間に給電することにより、発熱体34cが発熱するヒータ回路構成となっている。その摺動面層32の上部より保護ガラス35が発熱体用の電極39a〜39cを除いて覆うように設けられている。すなわち、図5(D)に示すように、発熱体用の電極39a〜39cのみが露出した状態となっている。後述する電気接点部材の給電端子50aT1、50aT2、50bT1が発熱体用の電極39a〜39cに接触することにより、商用電源15から発熱体34a〜34cへの給電回路が形成される構成となっている。本実施例におけるヒータ30では、図中左側端部に2つの発熱体用の電極39aと39bが発熱体用の電極群を形成しており、図中右側端部は1つの発熱体用の電極39cで構成されている。
続いて、図5(B)を用いて裏面層33の構成について説明する。第二の面31bにはサーミスタT1、T2、T3が印刷されている。また、各サーミスタには導電体と電極が接続されている。各サーミスタは、後述する電気接点部材及び導電部材を介して制御回路14に繋がっている。制御回路14は、各サーミスタの抵抗値を測定することにより温度を検知する。サーミスタT1は搬送基準位置X0と略一致する位置に配置されている。制御回路14は、サーミスタT1の検知温度が、定着に適した目標温度を維持するように各発熱体へ供給する電力を制御する。
サーミスタT2及びT3は発熱体34a〜34cの長手方向LDの端部付近に形成されている。これらのサーミスタT2、T3は、小サイズの記録材Pが連続で通紙された場合のヒータの非通紙部の温度を検知する目的で配置されている。導電体36aは各サーミスタの一端に接続され、両端の電極40a、40eに接続されている。電極40a、40eは、後述する電気接点部材及び導電部材を介して制御回路14のグランド電位に接続されている。導電体36b〜36dの一端は、サーミスタT1〜T3それぞれに接続され、もう一端は電極40b、40c、40dに接続されている。保護ガラス37は電極40a〜40eを除いて裏面層33を覆っている。すなわち、図5(A)に示すように、裏面層33は電極40a〜40eのみが露出した状態となり、後述する電気接点部材が電極40a〜40eに接触する。これにより制御回路14が各サーミスタの温度を検知する構成となっている。本実施例においては、サーミスタ用の電極40a、40bが第二の電極群の一部を形成し、サーミスタ用の電極40c〜40eも第二の電極群を形成している。
本例のヒータは、発熱体用の電極群39a、39bのうち最もサーミスタ用の電極に近い電極39bと、サーミスタ用の電極群40a、40bのうち最も発熱体用の電極に近い電極40aと、がヒータ30の長手方向LDにおいて間隔Dを設けて配置されている。間隔Dは発熱体用の電極とサーミスタ用の電極との間に必要な絶縁距離を確保するために設けてある。この間隔Dを設けることにより、ヒータの基板31の短手方向の幅を大きくして絶縁距離を確保する必要がない。よって、昇温特性が優れ、基板31に掛る熱応力にも強いにも拘らず、2つの電極の絶縁距離を確保できるヒータを提供できる。なお、中央31cと端部31e2間に設けられた発熱体用の電極39cとサーミスタ用の電極40eとの間にも、間隔Dが設けられている。
(電気接点部材及び導電部材の構成)
続いて、発熱体用の電極及びサーミスタ用の電極に接続され、制御回路14への通電を確保する電気接点部材及び導電部材の構成を、図3及び図6を用いて説明する。
図6は図3における上面図に相当し、図6(A)は駆動側、図6(B)は非駆動側の定着器の構成を示している。50a及び50bは発熱体用の電極に接触する発熱体用のコネクタ(電気接点部材)である。発熱体用のコネクタ50aには、給電端子50aT1、50aT2が設けられている。給電端子50aT1は電極39aと接触する。給電端子50aT2は電極39bと接触する。発熱体用のコネクタ50bには、給電端子50bT1が設けられている。給電端子50bT1は電極39cと接触する。
図6(C)は図6(A)におけるB−B断面図であり、発熱体用のコネクタ50aの構成を説明する図である。発熱体用のコネクタ50aは、図6(C)に示すように、略コの字型の挿し込みコネクタの構成であり、発熱体用の電極39a、39bに向けて矢印P方向に挿し込まれ、コネクタ内の端子とヒータ上の電極が電気的に接続される。発熱体用のコネクタ50bも同様の構成であり、発熱体用の電極39cと接続される。発熱体用のコネクタ50a、50bからは導電部材(発熱体用のケーブル)52a、52bが延出しており、不図示の経路を経て制御回路14に接続されている。
発熱体用のコネクタ50a、50bが接続されるヒータ30上の位置よりも長手方向LDの内側には、サーミスタ用の電極40a〜40eに接続されるサーミスタ用のコネクタ(電気接点部材)51a、51bが配置されている。サーミスタ用のコネクタ51a、51bも発熱体用のコネクタ同様に略コの字型の挿し込みコネクタであり、裏面層33に形成されたサーミスタ用の電極40a〜40eと接続される。サーミスタ用のコネクタ51aには、給電端子51aT1、51aT2が設けられている。給電端子51aT1は電極40aと接触する。給電端子51aT2は電極40bと接触する。サーミスタ用のコネクタ51bには、給電端子51bT1、51bT2、51bT3が設けられている。給電端子51bT1は電極40cと接触する。給電端子51bT2は電極40dと接触する。給電端子51bT3は電極40eと接触する。サーミスタ用のコネクタ51a、51bからは導電部材(サーミスタ用ケーブル)53a、53bが延出しており、不図示の経路を経て制御回路14に接続されている。
本実施例の特徴的な構成は、サーミスタ用のコネクタ51a、51b、及びサーミスタ用ケーブル53a、53bをヒータ30の短手方向に沿って配置したところにある。サーミスタ用のコネクタ及びサーミスタ用ケーブルの近傍には発熱体用の電極があるため、サーミスタ用のコネクタ及びサーミスタ用ケーブルをヒータの長手方向LDに沿って配置すると絶縁距離を確保しにくい。すなわち、サーミスタ用のコネクタ及びサーミスタ用ケーブルが発熱体用の電極の背面に配置されるように近接してしまうため、絶縁距離を確保しにくい。絶縁距離を確保するためには、発熱体用の電極をサーミスタ用の電極から大きく離して配置する必要があり、ヒータ及び定着器の大型化を招くことになる。本実施例の構成であれば、サーミスタ用のコネクタ及びサーミスタ用ケーブルを発熱体用の電極に対して大きく離すことなく絶縁距離を確保でき、電極が密集するヒータの端部の構成をコンパクトにすることができる。尚、本実施例では、サーミスタ用ケーブル53a、53bを図6(A)、(B)中の上方向に向けて配線したが、下方向に向けて配線してもよい。
(実施例2)
次に、実施例2のヒータの構成を説明する。尚、実施例1と同一構成、同一機能を有する部品は同一符号で示し、その説明を省略する。実施例2におけるヒータ30の断面構成は、実施例1と同様であり図4に示すとおりとなる。すなわち、基板31の摺動面層32には発熱体34a〜34cを備え、基板31を挟んだ裏面層33にサーミスタT1及び導電体36a、36bを有する。
図7は実施例2のヒータの構成を示す平面図である。図7はヒータ30の長手方向の構成を説明する平面図である。図7(A)及び図7(B)は裏面層33から見た図であり、図7(A)は保護ガラス35の上から見た図、図7(B)は保護ガラス35を除いた図となっている。図7(C)及び図7(D)は摺動面層32から見た図であり、図7(D)は保護ガラス37の上から見た図、図7(C)は保護ガラス37を除いた図である。
実施例1との相違点は、ヒータ30長手方向における発熱体用の電極の位置とサーミスタ用の電極の位置の違いである。図7(B)に示すように、裏面層33には、全てのサーミスタT1〜T3と接続しており、ヒータ30の長手方向LDの両端まで延在する導電体36aが設けられている。更に、一端がサーミスタT1〜T3それぞれ接続され、他端がヒータ30の端部まで延在する導電体36b〜36dが設けられている。図7(A)に示すように、導電体36a〜36dの端部を露出させるように、導電体36a〜36dのその他の部分を保護ガラス37が覆っている。図7(A)において、露出している導電体36a〜36dの部分がサーミスタ用の電極40a〜40eとなる。図中左側のサーミスタ用の電極40aと40bが第二の電極群を形成し、図中右側のサーミスタ用の電極群40c〜40eも第二の電極群を形成している。発熱体用の電極39a〜39cは、サーミスタ用の電極40a〜40eよりもヒータ30の長手方向LDの内側に配置されている。図中左側の発熱体用の電極39a、39bが第一の電極群を形成し、図中右側には1つの発熱体用の電極39cが形成されている。実施例1と同様に、最も近接する発熱体用の電極39aとサーミスタ用の電極40a、40bとの間、及び発熱体用の電極39cとサーミスタ用の電極40c〜40eとの間には、ヒータ30の長手方向LDにおいて間隔Dが設けられている。間隔Dは、実施例1同様、2つの電極間の絶縁距離を確保できる距離である。
本実施例のヒータは、発熱体用の電極39a〜39cがサーミスタ用の電極40a〜40eよりもヒータの長手方向LDの内側に配置されている。この構成により、発熱体用の電極39a〜39cと発熱体34a〜34cとの距離を近づけることができ、電圧降下等の影響が最小限に抑えられ、実施例1に対して発熱体の発熱効率をより高めた構成にすることができる。
尚、図8及び図9は実施例2における電気接点部材及び導電部材の構成する説明する図である。図8は定着器20の端部の構成を説明する図であり、図2におけるA−A方向からみた断面図である。図8(A)は駆動側の端部の構成を、図8(B)は非駆動側の端部の構成を示している。また、図9は図8の上面図に相当し、図9(A)は駆動側の端部の構成を、図9(B)は非駆動側の端部の構成を示している。
実施例1では電気接点部材としてコの字型挿し込みコネクタ、導電部材としてケーブルを説明したが、実施例2では、ヒータに取り付けるオス型コネクタと、先端にメス型コネクタを備えたケーブルと、を組み合わせたコネクタを用いている。54a、54bは、電気接点部材としての、ヒータ30に実装された発熱体用のオス型コネクタであり、55a、55bはヒータ30に実装されたサーミスタ用のオス型コネクタである。発熱体用の導電部材は、先端にメス型コネクタ56a、56bを備え、これに圧着もしくは圧接により連結されたケーブル58a、58bを備えている。発熱体用の導電部材は、発熱体用のオス型コネクタ54a、54bに接続されている。同様に、サーミスタ用の導電部材は、先端にメス型コネクタ57a、57bを備え、これに圧着もしくは圧接により連結されたケーブル59a、59bを備えている。サーミスタ用の導電部材は、サーミスタ用のオス型コネクタ55a、55bに接続されている。
実施例2においても、発熱体用の電気接点部材(発熱体用のコネクタ54a、54b)及び導電部材(発熱体用のケーブル58a、58b)をヒータ短手方向に沿って配置している。すなわち、実施例1同様に、長手方向LDの内側に配置した電気接点部材及び導電部材が、長手方向LDの外側に配置した電極の背面を通過しないように配置している。これにより、電気接点部材及び導電部材と、他の電極と、の絶縁距離を確保できる。
実施例2でも、電気接点部材は、実施例1同様にコの字型の挿し込みコネクタを用いてもよい。図10は実施例2のサーミスタ用の電極に電気接点部材としてコの字型挿し込みコネクタ60を用いた図を示している。長手方向LDの外側に配置した電気接点部材であれば、図10に示すように長手方向LDに沿って挿抜する構成でも構わない。図5で実施例1のサーミスタ用の電極を長手方向に並べる構成を説明したが、図7で示す実施例2のサーミスタ用の電極のようにヒータ30の外側に配置される電極であれば、ヒータ30短手方向に電極を並べることができる。この構成であれば、実施例1に比べてヒータの長手方向の大きさを小さくできるメリットもある。
(実施例3)
実施例3のヒータは、長手方向LDにおいて、発熱領域が分割されたものである。尚、実施例1及び実施例2と同様の構成、機能を有するものについては同一符号で示し、その説明を省略する。
図11はヒータ70の中央断面図を示す。図12はヒータ70の構成を示す平面図である。図11は図12における搬送基準位置X0の断面図に相当する。
図11に示すように、ヒータ70は摺動面層72、基板71、裏面層73の層状構成となっている。実施例1及び実施例2と異なり、サーミスタT1及びその導電体78a〜78dが摺動面層72に設けられており、発熱体74a、74b及びその導電体75a〜75cと電極76aが裏面層73に設けられている。裏面層73には、記録材Pの搬送方向Fの上流側に発熱体74a、下流側に発熱体74bが設けられている。発熱体74aを挟むように導電体75bと導電体75aが設けられ、同様に、発熱体74bを挟むように導電体75aと導電体75cが配置されている。導電体75bと導電体75aの間に電力供給することにより、発熱体74aは発熱し、同様に、導電体75aと導電体75c間に電力供給することにより、発熱体74bが発熱する構成となっている。76aは発熱体用の電極のひとつである。発熱体74a、74b及び導電体75a〜75cを覆い、かつ、発熱体用の電極76aを露出するように保護ガラス80が覆う断面構造になっている。
図12を用いて、ヒータ70各層の平面構成を説明する。図12(A)及び図12(B)は裏面層73から見た図であり、図12(A)は保護ガラス80の上から見た図、図12(B)は保護ガラス80を除いた図となっている。図12(C)及び図12(D)は摺動面層72から見た図であり、図12(D)は保護ガラス81の上から見た図、図12(C)は保護ガラス81を除いた図である。
図12(B)に示すように、ヒータ70の裏面層73には、導電体75b、75a、75cと、上流側の発熱体74a、下流側の発熱体74bと、発熱体用の電極76と、の組からなる発熱ブロックが、長手方向に7つ設けられている。7つの発熱ブロックは図中Z1〜Z7で表記している。また、図12(A)に示すように、保護ガラス80が発熱体用の電極76a〜76iの箇所を除いて形成されており、ヒータ70の裏面側から不図示の電気接点が接続可能な構成となっている。そのため、各発熱ブロックに対してそれぞれ独立に給電可能になり、制御回路14を介して独立に給電制御することによって、各発熱ブロックそれぞれを独立して発熱制御が可能になる。このように7つの発熱ブロックに分けることで、図中AREA1〜AREA4で示したように、少なくとも4つの発熱分布を形成することができる。本実施例ではAREA1をA5紙用、AREA2をB5紙用、AREA3をA4紙用、AREA4をLETTER紙用と分類した。7つの発熱ブロックを独立に制御することにより記録材Pのサイズに合わせて給電する発熱ブロックを選択できるため、非通紙部領域に余剰な熱を与えることがない。尚、発熱領域の長さや、発熱ブロックの数は、本実施例の長さや数に限定されるものではない。また、各発熱ブロック内の発熱体74a、74bは、本実施例に記載するような連続的なパターンに限定されるものではなく、間隔を設けた短冊状のパターンでも良い。本実施例では、基板の中央71cから一方の端部71e1の領域に設けた発熱体用の電極76a、76b、76d、76g、76fで第一の電極群を形成している。また、基板の中央71cから他方の端部71e2の領域に設けた発熱体用の電極76c、76e、76h、76iで第一の電極群を形成している。
ヒータ70の摺動面層72には、ヒータ70の発熱ブロック毎の温度を検知するためのサーミスタT1〜T7及びサーミスタT1a、T1b、T2a〜T5a、t2〜t7が設置されている。サーミスタT1〜T7は、主に各発熱ブロックの温度制御(温度を一定に保つ制御)に使用され、各発熱ブロックの略中央部に配置されている。以降、中央サーミスタと称する。
サーミスタT1a、T1b、T2a〜T5aは、各発熱ブロックの端部の温度を検知するためのサーミスタである。以降、端部サーミスタと称する。端部サーミスタは、発熱領域が狭い両端の発熱ブロック(Z6、Z7)を除き、各発熱ブロックの中央よりも端部に近い位置に配置されている。発熱ブロックZ6とZ7は発熱領域が狭く、端部サーミスタを配置する必要がないので配置していない。
サーミスタt2〜t7は、中央サーミスタや端部サーミスタが故障した場合にも温度を検知できるように用意されたサブサーミスタである。サブサーミスタt2〜t7は、長手方向LDにおいて、中央サーミスタT2〜T7と略同じ位置に配置されている。
中央サーミスタT1〜T7と端部サーミスタT1a、T1b、T2a〜T5aの一端は、共通の導電体78aに接続され、もう一端は導電体78b、もしくは導電体78eにそれぞれ接続されている。また、サブサーミスタt2〜t7は一端が共通の導電体78cに、もう一端が共通の導電体78dに接続されている。導電体78a〜78dはヒータ70の長手方向両端まで延在している。
図12(D)に示すように、導電体78a〜78dの端部を露出するように、その他の各種サーミスタと導電体78a〜78dを保護ガラス81が覆っている。露出した導電体の部分がサーミスタ用の電極79a、79bとなり、第二の電極群を形成している。
以上、説明したようなヒータ回路構成により、各発熱ブロックの温度を詳細に検知しながら、各発熱ブロックの温度を独立して制御することができる。それゆえ、搬送される記録材Pのサイズに応じて最適な制御が可能な定着器を提供することができる。尚、本実施例ではサブサーミスタを搭載した構成を説明したが、それに限定するものではない。サブサーミスタを搭載することにより、より高度かつ緻密な制御が可能になる。
本実施例でも、発熱体用の電極のうち最も外側に配置された電極76gと76iと、サーミスタ用の電極79a、79bとの間に、間隔Dが設けられている。間隔Dは、実施例1及び実施例2同様、2つの電極間の絶縁距離を確保できる距離である。また、実施例2同様に発熱体用の第一の電極群がサーミスタ用の電極79a、79bよりも長手方向LDにおいて内側に配置されている。
図13、図14は実施例3における電気接点部材及び導電部材の構成する説明する図である。図13は定着器20の長手方向端部構成を説明する図であり、図2におけるA−A方向からみた断面図である。図13(A)は駆動側の端部の構成を、図13(B)は非駆動側の端部の構成を示している。また、図14は図13の上面図に相当し、図14(A)は駆動側の端部の構成を、図14(B)は非駆動側の端部の構成を示している。
80a、80bは発熱体用の電極76f、76g及び76h、76iに給電するための電気接点部材であり、コの字型の挿し込みコネクタで構成された発熱体用のコネクタである。発熱体用のコネクタ80a、80bからは導電部材であるケーブル81a、81bがヒータ70短手方向に沿って延出し、不図示の経路を通って制御回路14に接続されている。非駆動側のサーミスタ用の電極79aには、ヒータ70面に垂直な方向に挿抜可能なオス型コネクタ82bが実装されている。一方、駆動側のサーミスタ用の電極79bには、ヒータ70の面に平行に着脱可能なオス型コネクタ82aが実装されている。これらのオス型コネクタ82a、82bには、一端にメス型コネクタ83a、83bが設けられたコネクタ82a、82bが接続されている。メス型コネクタ83a、83bのケーブル84a、84bは制御回路14に接続されている。
85aは発熱体用の電極76aに繋がる導電部材であるケーブルである。同様に、85b〜85eも発熱体用の電極76b〜76eに夫々繋がるケーブルである。ケーブル85a〜85eは、フィルム21の内部空間に長手方向LDに沿って配線されている。ケーブル85b、85dの端部は、フィルム21の一端側の開口から外に出ている。ケーブル85a、85c、85eの端部は、フィルム21の他端側の開口から外に出ている。そして、これらのケーブル85a〜85eは、発熱体用のコネクタ80a及び80bの内側を通ってヒータ70の短手方向に向けて配線されている。
実施例3においても、ヒータ70の長手方向LDの内側に配置した発熱体用の電気接点部材(発熱体用のコネクタ80a、80b)及び導電部材(発熱体用のケーブル81a、81b)をヒータ短手方向に沿って配置している。すなわち、実施例1及び実施例2と同様に、長手方向LDの内側に配置した電気接点部材及び導電部材が、外側に配置した電極の背面を通過することなく、電気接点部材及び導電部材と、他電極との絶縁距離を確保できる。特に、本実施例で説明したような分割数が多いヒータ構成では、コネクタやケーブルが多く密集する構成になる。このため、絶縁距離を確保しながらコンパクトに配置するためには本実施例の構成はさらに有効となる。
実施例1〜3を通じて説明した、ヒータ長手方向LDの内側に配置された電極群より延出される導電部材の配線方向は、ヒータの短手方向であればよく、記録材Pの搬送方向の上流方向、もしくは下流方向どちらに向けて配線されてもよい。また、実施例1〜3を通じて説明したサーミスタは印刷されたサーミスタを用いた事例を説明したが、チップ型のサーミスタをヒータに実装する形態でもよい。
21 筒状のフィルム
22 加圧ローラ
30、70 ヒータ
34a〜34c、74a、74b 発熱体
39a〜39c、76a〜76i 発熱体用の電極
40a〜40e、79a、79b サーミスタ用の電極
T1〜T7、T1a、T1b、t2〜t7 サーミスタ

Claims (3)

  1. 基板と、
    前記基板の第一の面に形成されており、互いに独立して制御可能な複数の発熱体と、
    前記第一の面に形成されており、前記複数の発熱体に給電するための複数の給電端子が接触する第一の電極群と、
    前記基板の前記第一の面とは反対側の第二の面に形成されている複数の温度検知素子と、
    前記第二の面に形成されており、前記複数の温度検知素子に給電するための複数の給電端子が接触する第二の電極群と、
    を有し、
    前記第一の電極群の少なくとも一部と、前記第二の電極群の少なくとも一部と、が前記基板の長手方向において、前記基板の中央よりも一方の端部の側の領域に形成されており、
    前記一方の端部の側の領域に形成された前記第一の電極群の中の前記長手方向において前記第二の電極群に最も近い電極と、前記第二の電極群と、は間隔を空けて配置されていることを特徴とするヒータ。
  2. 前記第一の電極群が前記第二の電極群よりも前記長手方向において前記基板の中央に近い位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のヒータ。
  3. 記録材に形成された未定着トナー画像と接触する筒状のフィルムと、
    前記フィルムの内面に接触するヒータと、
    を有し、前記ヒータの熱で前記未定着トナー画像を記録材に定着する定着装置において、
    前記ヒータが請求項1又は2に記載のヒータであることを特徴とする定着装置。
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