JP2012226079A - 加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の長手方向片側に給電用電極を集中配置して、可撓性部材の着脱を容易にする。
【解決手段】発熱抵抗体群は発熱抵抗体303、304(内側発熱抵抗体Rin)、発熱抵抗体302、305(外側発熱抵抗体Rout)からなる。発熱抵抗体303、304は、基板301の短手方向において基準位置C0を基準として略対称に配置される。発熱抵抗体302、305は、基板301の短手方向において、内側発熱抵抗体Rinよりも基準位置C0から遠い側(外側)に、基準位置C0を基準として略対称に配置される。内側発熱抵抗体Rinの電気的端部Eb、Ecに接点307、308が接続され、外側発熱抵抗体Routの電気的端部Ea、Edに接点306、308が接続され、接点306〜308の全てが基板301の長手方向における一端部の側(E側)に集中配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、未定着画像を形成した記録材を加熱して画像を定着させる加熱装置に関する。
従来、電子写真方式の複写機やプリンタ等において、転写材や感光紙等の記録材に形成された未定着トナー画像を永久定着像として熱定着させる加熱装置の1つとしてオンデマンドのフィルム加熱方式の装置が知られている(下記特許文献1)。
このフィルム加熱方式の装置に用いられる加熱体にはセラミックヒータが採用されている。これは電気抵抗性・耐熱性・良熱伝導性のセラミック材基板(例えばアルミナ、窒化アルミニウム)と、該基板に印刷・焼成等の手段でパターン整形した、電力供給を受けて発熱する発熱抵抗体(例えば銀パラジウム)を含む1次の回路とを有する。そして、発熱抵抗体に電力を供給して発熱させる構成であり、全体に低熱容量で温度上昇の速いものとなっている。
この加熱体を用いた加熱装置は熱容量が少ないため、加熱体の長手方向に対し小さいサイズの記録材を熱定着し続けた場合に、記録材が通過する部位に対し、通過しない部位の温度が上昇する。そうなった場合、加熱体の長手方向に対して、温度差により光沢度のムラが発生してしまう。それを回避するためには、プリントスピードを低減したり温度差を減らしたりする必要がある。
あるいは、発熱抵抗体を複数設け、加熱体の長手方向における温度を複数の温度検出素子を用いて検出し、複数の発熱抵抗体の通電を制御する。すなわち、いずれのサイズの記録材も通過する部位において大きく発熱する発熱抵抗体と、大小サイズの記録材のうち大きいサイズの記録材のみが通過する部位において大きく発熱する発熱抵抗体とからなる発熱抵抗体群で加熱体を形成する。そして、複数の温度検出素子を用いて複数の発熱抵抗体の通電を制御することにより、いかなるサイズの記録材を加熱した場合でも所定の温度で制御できるような構成としている。
こうした複数の発熱抵抗体からなる加熱体においては、瞬間的に加熱体内で発熱部と非発熱部との間に大きな温度差が生じることがある。例えば、ヒータ制御系や温調制御部の暴走時、加熱体の熱暴走(異常昇温・異常加熱)時である。他にも、1つの発熱抵抗体のみが通電され続けた場合において、1つの発熱抵抗体のみでも非常に多くの電力が投入されるため上記のような温度差が生じることがある。温度差が生じると熱応力による影響で加熱体が変形や破壊するおそれがあるため、それを回避するためには、非常に高速に応答する安全素子を追加する等、構成が複雑化し、コストアップに繋がる。
このような問題に対応するものとして、セラミック材基板上に形成されている発熱抵抗体の配置を基板の短手方向に対して略中央位置を基準に略対称になるようにした技術も知られている(下記特許文献2)。すなわち、基板の短手方向の中央位置を基準に発熱抵抗体のパターンが略対称となるように構成し、中央位置に近い位置に配置された内側の発熱抵抗体と、該内側の発熱抵抗体よりも中央位置から遠い側に配置された外側の発熱抵抗体とを有する。これにより、セラミックヒータの制御系や温調制御部の暴走時、あるいは1つの発熱抵抗体のみが通電され続けた場合においても、加熱体内の温度差が大きくならないようにし、基板にかかる熱応力を小さくしている。
特開2002−296955号公報 特開2006−004861号公報
近年、寿命部品のサービス施行時の交換性の向上が求められており、オンデマンドのフィルム加熱方式の加熱装置に用いられる定着フィルムについても同様に交換性の向上が求められている。また、納品後の交換だけでなく、製品完成までの定着フィルムの組み付け作業も容易であることが望まれる。
しかしながら、上記特許文献2においては、外側の発熱抵抗体に給電するコネクタ接点(給電用電極)と、内側の発熱抵抗体に給電するコネクタ接点との組み合わせが基板の一方の端部に配置される。そして、基板の他方の端部に上記の内側、外側の発熱抵抗体の共通電極であるコネクタ接点が配置される構成となっている。従って、基板の長手方向における両方の端部に給電用のコネクタが取り付けられることになる。
そのため、両方のコネクタが取り付けられた状態では、加熱装置の定着フィルムを着脱乃至交換する際に、接続されているコネクタに定着フィルムが干渉してしまう。従って、加熱体のどちら側の方向から定着フィルムを着脱するとしても、いずれかのコネクタを取り外した状態としなければならないため、作業性が良くない。しかも、作業工程によっては、定着フィルムの着脱のためにコネクタの挿脱回数が増えることもあり、作業性だけでなく、コネクタとコネクタ接点との導通状態の信頼性の低下にも繋がる。
また、発熱抵抗体群の配置や導体パターンの引き回しを工夫するとしても、短手方向における対称性の確保には留意する必要がある。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、基板の長手方向片側に給電用電極を集中配置して、可撓性部材の着脱を容易にすることにある。
上記目的を達成するために本発明は、基板と前記基板の長手方向に沿って設けられている発熱抵抗体群とを有する加熱体と、前記加熱体を内包するように配設され前記加熱体に接触しつつ移動する可撓性部材と、前記加熱体とにより前記可撓性部材を挟んでニップ部を形成する加圧部材とを有し、前記ニップ部で被加熱材を挟持搬送しつつ加熱する加熱装置であって、前記発熱抵抗体群は、前記基板の短手方向における所定の基準位置を基準として略対称に配置された複数の発熱抵抗体からなる第1の発熱抵抗体と、前記基板の短手方向において前記第1の発熱抵抗体よりも前記基準位置から遠い側に配置され前記基準位置を基準として略対称に配置された少なくとも1つの発熱抵抗体からなる第2の発熱抵抗体とからなり、前記第1、第2の発熱抵抗体は、それぞれ2つの電気的端部を有し、前記第1の発熱抵抗体の前記2つの電気的端部にそれぞれ接続された給電用電極と、前記第2の発熱抵抗体の前記2つの電気的端部にそれぞれ接続された給電用電極とが、いずれも、前記基板の長手方向における一端部の側に配置され、それぞれ前記基板の長手方向における他端部の側に位置する前記第1の発熱抵抗体の端部と前記第2の発熱抵抗体の端部とは、電気的に非導通とされていることを特徴とする。
本発明によれば、基板の長手方向片側に給電用電極を集中配置して、可撓性部材の着脱を容易にすることができる。
本発明の一実施の形態に係る加熱装置が適用される画像形成装置の構成を示す図である。 加熱定着装置の概略構成を示す模式的な断面図である。 加熱体の模式的な図、A−A線に沿う断面図である。 基板のA−A線に沿う断面における温度分布を示す図である。 加熱定着装置を定着フィルムの内側から加圧ローラの方向に向かって見た模式図である。 加熱体とその周囲の電気的な接続を示す模式的な配線図である。 プリント動作要求時における通電制御の処理のフローチャートである。 発熱抵抗体群の変形例を示す模式図である。 発熱抵抗体群の変形例、接点配置の変形例を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る加熱装置が適用される画像形成装置の構成を示す図である。画像形成装置としては、電子写真装置、静電記録装置等が適用可能であるが、本実施の形態では、一例としてデジタル複合機であるとする。このデジタル複合機は、加熱装置として、オンデマンドのフィルム加熱方式の加熱定着装置141を備える。
操作部101からユーザが操作することによって、原稿読み取り装置102は原稿画像に基づいた画像情報を読み取り、画像形成装置130のコントロール部に信号を伝達する。記録材である転写紙束103〜106をそれぞれ収容した給紙ユニット107〜110には、それぞれカセット115〜118が内蔵される。各カセット115〜118には、収容されている転写紙束の用紙サイズを検知する用紙サイズセンサ120が設けられている。各カセット115〜118からピックアップローラ111〜114及びそれらに圧接する不図示の分離パットで転写紙が一枚ずつ分離給送され、搬送ローラ、レジストローラ等からなる搬送手段119で搬送される。
画像形成装置130は、原稿読み取り装置102より得た画像信号によってポリゴンミラースキャナモータ、及びレーザ、レンズ群等からなる光学ユニット131を動作させる。そして、画像情報に基づいたレーザ光を、ドラム形状の電子写真感光体である各色に対応した感光ドラム132、133、134、135に照射してこれら感光ドラム132〜135に潜像を形成する。その後、この潜像を現像剤(以下「トナー」という)で現像してトナー像を形成する。
上記トナー像の形成と同期して、給紙ユニット107〜110の1つ、例えば給紙ユニット107から転写紙が給送される。そして、各色に対応したプロセスカートリッジ136、137、138、139内にカートリッジ化された感光ドラム132、133、134、135に形成したトナー像を、転写ベルト140に高圧電圧を印加することによって転写する。そしてそれを、転写ベルト140から給送された転写紙に再転写する。再転写により画像が形成された被加熱材としての記録紙201(図2参照)が、加熱定着装置141へと搬送される。加熱定着装置141は、記録紙201に熱と圧力をかけることでトナーを定着させ、記録紙201を排紙トレイ145へ給送する。
図2は、加熱定着装置141の概略構成を示す模式的な断面図である。図2において、矢印A方向が記録紙201の搬送方向である。従って、図2は、図1の手前側、すなわち記録紙201の平面方向で且つ搬送方向に垂直な方向から見た図である。
加熱定着装置141は、加熱体142と、それを内包する耐熱性の可撓性部材である定着フィルム143と、定着フィルム143に対向するよう配置された加圧部材である加圧ローラ144とを備える(図1も参照)。さらに、剛体ステー202、サーミスタ205、206等を備える。剛体ステー202は、記録紙201の搬送路を横断する方向(図2の手前及び奥方向)を長手方向とし、耐熱性・断熱性を有した横長の部材である。剛体ステー202は、加熱体142の固定と、定着フィルム143の内面摺動時のガイドの役割を果たす。
加熱体142は、記録紙201の搬送路を横断する方向(図2の手前及び奥方向)を長手方向とする横長の部材である。剛体ステー202の記録紙201に対向する側の面には、記録紙201の搬送路を横断する方向(図2の手前及び奥方向)に沿って形成した溝部が設けられる。この溝部に加熱体142が嵌入されて耐熱性接着剤で固定支持される。
定着フィルム143は、円筒状の耐熱性フィルム材であり、加熱体142を取り付けた剛体ステー202にルーズに外嵌させてある。定着フィルム143は、例えば、厚さ40〜100μm程度の、耐熱性・離型性・強度・耐久性等を有するPTFE、PFA、FEP等の円筒状単層フィルムである。あるいはポリイミド、ポリアミド、PEEK、PES、PPS等の円筒状フィルムの外周面にPTFE、PFA、FEP等をコーティングした複合層フィルムであってもよい。
加圧ローラ144は、芯金203の外周にシリコンゴム等の耐熱性弾性層204をローラ状に同心一体に設けた弾性ローラである。この加圧ローラ144と剛体ステー202側の加熱体142とにより定着フィルム143を挟むことで、加圧ローラ144の弾性に抗して圧接される範囲である定着ニップ部Nが形成される。
加圧ローラ144は矢印Bの方向に所定の周速度で回転駆動される。この加圧ローラ144の回転駆動による、定着ニップ部Nにおける加圧ローラ144と定着フィルム143の外面との摩擦力によって、定着フィルム143に直接的に回転力が作用する。記録紙201が矢印A方向に移動して定着ニップ部Nに導入されたときは、記録紙201を介して定着フィルム143に回転力が間接的に作用する。この作用により、定着フィルム143が加熱体142の内面に接触しつつ移動、すなわち圧接摺動しつつ矢印Cの方向に回転駆動される。
剛体ステー202は、フィルム内面ガイド部材としても機能して、剛体ステー202の周りにおける定着フィルム143の回転を容易にする。定着フィルム143の内面と加熱体142の加圧ローラ144に対向する側の面との摺動抵抗を低減するために、両者の間に耐熱性グリス等の潤滑剤を少量介在させてもよい。
加圧ローラ144の回転による定着フィルム143の回転が定常化し、加熱体142上で長手方向に複数位置に配置されたサーミスタ205、206によって温度を監視し、加熱体142の温度が所定通りに立ち上がった状態になるのを待つ。この状態で、定着ニップ部Nにおいて定着フィルム143と加圧ローラ144との間に画像定着すべき記録紙201が導入されると、定着ニップ部Nで定着フィルム143と一緒に記録紙201を挟持搬送しつつ記録紙201を加熱する。
これにより、加熱体142の熱が定着フィルム143を介して記録紙201の未定着画像に効率よく伝達付与され、記録紙201上の未定着画像が記録紙201に加熱定着される。定着ニップ部Nを通った記録紙201は定着フィルム143の面から分離されて矢印A方向に搬送される。
図3(a)は、加熱体142の模式的な図であり、加熱体142を加圧ローラ144から見た図である。図3(a)において、加熱体142の長手方向のうち、一端部の側であるE側が図2の紙面奥側、他端部の側であるF側が図2の紙面手前側とするが、これの逆であってもよい。図3(b)は、図3(a)のA−A線に沿う断面図である。基板301の短手方向が、加熱定着時における記録紙201の搬送方向となる。
加熱体142は、加熱定着装置141に導入されている状態の記録紙201の紙面に平行な板状の基板301を有する。基板301は、アルミナ、窒化アルミニウム等のセラミック材により成形される。基板301は、主な面である第1面301a及び第2面301bを有する(図3(b)参照)。第1面301aに、複数(4本)の発熱抵抗体302〜305及び複数の(3個の)接点306〜308が印刷・焼成されている。発熱抵抗体302〜305は銀パラジウム等でなり、電力供給を受けて発熱する。接点306〜308は、コネクタ501の接点に対する電気的な接点となる給電用電極である。
発熱抵抗体302〜305の全てを総称して「発熱抵抗体群」と呼称し、発熱抵抗体303、304の対(第1の発熱抵抗体)を「内側発熱抵抗体Rin」と呼称する。また、発熱抵抗体302、305の対(第2の発熱抵抗体)を「外側発熱抵抗体Rout」と呼称する。基板301の短手方向における所定の基準位置をC0とする。本実施の形態では、基準位置C0は、基板301の短手方向における中央位置と一致するが、発熱抵抗体群自身の対称中心となるよう予め定めればよく、基板301の中央位置と必ずしも一致しなくてもよい。
内側発熱抵抗体Rinにおいて、発熱抵抗体303、304は、基板301の短手方向において基準位置C0を基準として略対称に配置される。外側発熱抵抗体Routにおいて、発熱抵抗体302、305は、基板301の短手方向において、内側発熱抵抗体Rinよりも基準位置C0から遠い側(外側)に、基準位置C0を基準として略対称に配置される。内側発熱抵抗体Rin、外側発熱抵抗体Routはいずれも、基板301の第1面301aを正面から見て、基準位置C0を挟んでそれぞれ線対称であると表現することもできる。なお「略対称」には完全なる対称も含まれる。
発熱抵抗体303、304は同じ抵抗値、抵抗分布を有し、発熱抵抗体302、305は同じ抵抗値、抵抗分布を有する。発熱抵抗体303、304は、長手方向における中間部が両端部よりも幅広となっており、発熱抵抗体302、305は、長手方向における中間部が両端部よりも幅狭となっている(図3(a)参照)。
これにより、発熱抵抗体303、304は、中間部よりも両端部における発熱量が大きく、一方、発熱抵抗体302、305は、中間部の方が両端部よりも発熱量が大きい。ただし、上記の対称配置により、内側発熱抵抗体Rin、外側発熱抵抗体Routはそれぞれ、基準位置C0を基準とした略対称の位置における発熱量が同じである。また、発熱抵抗体303、304と発熱抵抗体302、305とは、抵抗分布及び抵抗値が異なっている。
発熱抵抗体303、304の長手方向における物理的(位置的な)な両端部のうちF側の端部同士は、導体パターン310により接続され電気的に導通状態とされている。一方、発熱抵抗体303、304のE側の端部からはそれぞれ、導体パターン313、314が引き出されている。従って、発熱抵抗体303、304は電気的には直列接続されているので、2つの電気的端部を認識することができ、導体パターン313、314の先端部が電気的端部Eb、Ecとなる。
また、発熱抵抗体302、305の長手方向における物理的な両端部のうちF側の端部同士は、導体パターン309により接続され電気的に導通状態とされている。一方、発熱抵抗体302、305のE側の端部からはそれぞれ、導体パターン312、315が引き出されている。従って、発熱抵抗体302、305は電気的には直列接続されているので、2つの電気的端部を認識することができ、導体パターン312、315の先端部が電気的端部Ea、Edとなる。
接点306、307、308はいずれも、基板301の長手方向の端部のうちE側に集中配置されている。導体パターン312の電気的端部Eaが接点306に接続され、導体パターン313の電気的端部Ebcが接点307に接続されている。導体パターン314の電気的端部Ecと導体パターン315の電気的端部Edとはいずれも、接点308に接続されている。すなわち、接点306は、外側発熱抵抗体Routの給電用の電極であり、接点307は、内側発熱抵抗体Rinの給電用の電極である。そして接点308は、接点308は電気回路上、同電位となるため、内側発熱抵抗体Rinの給電用と外側発熱抵抗体Routの給電用の共通電極となっている。
コネクタ501は、図3(a)の矢印G方向とその逆方向に挿脱される。接点306、307、308の各々から見れば、基板301の平面方向において同じ所定の側でコネクタ501が挿脱される。すなわち、各々から見て基板301の短手方向に平行でコネクタ501が挿脱される側の領域は、領域301cに含まれる。そして、4本の導体パターン312〜315は、領域301cを通っていない。すなわち、内側発熱抵抗体Rin、外側発熱抵抗体Routとそれらに対応する給電用電極の各々との間の導通経路が領域301cを避けて確保されている。
仮に領域301cに導体パターンがあるとすると、コネクタ501を抜き差しする際に、それら導体パターンを擦りながら移動することとなり、導体パターンに損傷(ダメージ)を与えるおそれがある。しかしながら、本実施の形態では、基板301の領域301cに導体パターンがなく縁部まで開放されているので、導体パターンの断線等が防止され信頼性が高まる。また、断線防止のためにコネクタ挿入時にOHPシートを挟む等の工程が不要となり、作業性向上にも寄与する。
図4は、基板301のA−A線に沿う断面における温度分布を示す図である。
図4に示すように、全発熱抵抗体(発熱抵抗体群の全て)が通電されたときには、基板301の短手方向間で温度差が小さい。しかしそれだけでなく、発熱抵抗体302〜305が対称に配置されることで、内側発熱抵抗体Rin(発熱抵抗体303、304)だけが通電されたときでも、基板301の短手方向間での温度差はそれほど大きくならない。あるいは外側発熱抵抗体Rout(発熱抵抗体302、305)だけが通電されたときにおいても、基板301の短手方向間での温度差はそれほど大きくならない。
これにより、仮に内側発熱抵抗体Rinまたは外側発熱抵抗体Routのいずれかの回路のみが暴走し通電された場合であっても、温度差が小さくて済むので、生じる熱応力が小さくなり、加熱体142が変形や破壊するまでの時間が長くなる。従って、安全素子等を用いる安全回路の構成を簡素化することができる。
図5は、加熱定着装置141を定着フィルム143の内側から加圧ローラ144の方向に向かって見た模式図である。
上記で説明したように、従来の構成に比較し、給電のための全ての接点306、307、308が基板301の長手方向の片側の端部(E側の端部)に集中配置されている。従って、コネクタ501はE側の端部に設けられることとなるが、F側の端部にはコネクタが必要とされない。
ここで、定着フィルム143は、剛体ステー202に対してF側の端部から装着され、剛体ステー202を覆うように配設される。交換等のために外すときには、F側の端部から取り外す。F側の端部にコネクタがないことから、定着フィルム143の着脱作業においてコネクタと干渉することがなく、作業が非常に簡単となる。よって、定着フィルム143の装着性や交換性が向上する。
図6は、加熱体142とその周囲の電気的な接続を示す模式的な配線図である。
上述したように、発熱抵抗体302、305(外側発熱抵抗体Rout)はそれぞれ加熱体142の長手方向において中央部がより多く発熱する。また、発熱抵抗体303、304(内側発熱抵抗体Rin)は加熱体142の長手方向において両端部がより多く発熱する構成となっている。
加熱体142の長手方向における中央部にサーミスタ205が配置され、長手方向における端部にサーミスタ206が配置される。CPU601は、サーミスタ205、206から検出信号を得て、加熱体142の長手方向における中央部と端部の各温度を監視する。
CPU601は、監視した温度を基に、発熱抵抗体302、305と商用電源602の通電を制御する遮断素子603の電気回路と、発熱抵抗体303、304と商用電源602の通電を制御する遮断素子604の電気回路との通電比率を制御する。なお、過昇保護素子(不図示)を、商用電源602と接点308との間に設けている。
図7は、プリント動作要求時における通電制御の処理のフローチャートである。
プリント動作の制御を行うCPU601にプリント動作要求が入力されると、CPU601は、これから通紙される記録紙201のサイズを、用紙サイズセンサ120(図1参照)の出力から判断する(ステップS701)。
例えば、加熱体142の長手方向における記録紙201の幅が270mm以上となるサイズを大サイズ、270mmを下回るようなサイズを小サイズとする。そして、CPU601は、記録紙201のサイズに応じて遮断素子603、604を制御して温度制御を開始する。まず、小サイズである場合は、CPU601はステップS702に処理を進める。ここでは遮断素子603を制御することによって、外側発熱抵抗体Routを通電比率100%で通電すると共に、遮断素子604を制御することによって内側発熱抵抗体Rinを通電比率50%で通電するよう制御する。これにより、記録紙201の非通紙部(加熱体142の端部相当)の温度が上がり過ぎないような温度制御となる。
一方、大サイズである場合は、加熱体142のほぼ全面を記録紙201が通過することになる。この場合は、CPU601は、遮断素子603、604を制御することによって、外側発熱抵抗体Rout、内側発熱抵抗体Rinを共に一律の通電比率75%で通電するよう制御する(ステップS703)。これにより、加熱体142の面内の温度ムラがなくなるような温度制御となる。
次に、CPU601は、記録紙201を通紙して加熱定着するよう制御する(ステップS704)。そしてCPU601は、記録紙201が通過するごとにサーミスタ205、206の出力を監視し、両者の出力を比較することで加熱体142の長手方向における中央部と端部との温度差を比較する(ステップS705)。
その比較の結果、CPU601は、中央部の温度と端部との温度差が所定以内でありほぼ同じと判断すれば、処理をステップS708に進める。この場合は、通電比率は変更されずそのままとなる。
しかし、端部に比べ中央部が高くなっていれば、CPU601は、内側発熱抵抗体Rinの通電比率を少し(例えば5%程度)上げるよう制御する(ステップS706)。これにより、端部の温度が中央部に対して相対的に上がる。一方、中央部に比べ端部が高くなっていれば、CPU601は、内側発熱抵抗体Rinの通電比率を少し(例えば5%程度)下げるよう制御する(ステップS707)。これにより、端部の温度が中央部に対して相対的に下がる。
CPU601は、この処理ルーチンをプリント動作が続く限り行い(ステップS708)、プリント動作要求が終了すれば、発熱抵抗体群への通電を全てオフにし、温度制御を終了する(ステップS709)。そして、本プリント動作が終了する。こうした制御を行うことで、加熱体142の通常の温度制御時に中央部と端部との温度差を少なくしている。
本実施の形態によれば、内側発熱抵抗体Rin、外側発熱抵抗体Routはそれぞれ、基準位置C0を基準として略対称に配置されている。そして、内側発熱抵抗体Rinの電気的端部Eb、Ecに接点307、308が接続され、外側発熱抵抗体Routの電気的端部Ea、Edに接点306、308が接続される。そしてこれら接点306〜308の全てが基板301の長手方向における一端部の側(E側)に集中配置される。これにより、定着フィルム143の着脱(装着や交換)を容易にすることができる。
また、接点308は、内側発熱抵抗体Rinと外側発熱抵抗体Routとの共通の給電用電極となっているので、構成が簡単となり、コスト削減に寄与する。
また、内側発熱抵抗体Rin、外側発熱抵抗体Routの各給電用電極の各々との間の導通経路が、コネクタ挿脱にコネクタ501が移動する領域301cを避けて配設されている。これにより、コネクタ501の抜き差しにより導通経路にダメージを与えるおそれがない。
ところで、第1の発熱抵抗体としての内側発熱抵抗体Rin、第2の発熱抵抗体としての外側発熱抵抗体Routは、それぞれ一対、すなわち各2本の発熱抵抗体で構成した。しかしこれに限られず、それぞれ、基板301の短手方向において基準位置C0を基準として略対称であれば数は問わない。ただし、第1の発熱抵抗体の2つの電気的端部にそれぞれ設けられた給電用電極と、第2の発熱抵抗体の2つの電気的端部にそれぞれ設けられた給電用電極とが、いずれも、基板301の長手方向における一端部の側に配置される必要がある。さらに、基板301の長手方向における他端部の側においては、第1の発熱抵抗体の端部と第2の発熱抵抗体の端部とが電気的に非導通とされる必要がある。これらの条件を満たす変形例を、図8、図9で示す。
図8(a)、(b)、図9(a)〜(d)は、発熱抵抗体群の変形例を示す模式図である。図8(a)、(b)、図9(a)、(c)は、基板301の第1面301aの正面視に相当し、図における方向(E側、F側)は図3(a)と同じである。これらの変形例においては、各発熱抵抗体の幅は長手方向において一様に描いているが、図3(a)に示す例と同様に長手方向において変化させてもよい。
まず、図8(a)に示すように、内側発熱抵抗体Rinは、2本ではなく4本としてもよい。この場合、発熱抵抗体303Aと発熱抵抗体303Bとは、長手方向におけるF側(同図右側)の端部が導体パターン310Aにより電気的に導通状態とされる。発熱抵抗体304Aと発熱抵抗体304Bとは、F側の端部が導体パターン310Bにより電気的に導通状態とされる。また、発熱抵抗体303Bと発熱抵抗体304Bとは、E側の端部が導体パターン310Cにより電気的に導通状態とされる。
従って、4本の発熱抵抗体303A、303B、304B、304Aは電気的には直列接続されており、その2つの電気的端部Eb、Ecに接点307、308が接続されている。この内側発熱抵抗体Rinは基準位置C0を基準として略対称である。外側発熱抵抗体Routの構成や、接点306、307、308の配置位置については図3(a)の例と同じである。従って、図8(a)の構成によっても、図3(a)の構成と同様の効果を奏することができる。
また、図8(b)に示すように、外側発熱抵抗体Routを発熱抵抗体302A、302B、305A、305Bの4本で構成し、基準位置C0を基準として略対称に配置してもよい。これら発熱抵抗体302A、302B、305B、305Aは、導体パターン309A、309C、309Bによって直列に接続される。ただし、導体パターン309Cについては、E側の端部において、スルーホール320を介して基板301の第2面301bを通して導通をとっている。
図9(b)、(d)は、図9(a)、(c)に示す発熱抵抗体群の基板301の短手方向に沿う模式的断面図である。
まず、図9(a)、(b)に示す変形例では、内側発熱抵抗体Rinについては、基準位置C0を基準として略対称に、基板301の第1面301aに設けた1本の発熱抵抗体のみで構成する。そして、導体パターン321によって、2つの電気的端部Eb、EcがE側(図の左側)の端部に位置するようにしている。
すなわち、F側の端部とE側の端部までの間において、2つのスルーホール320を介して基板301の第2面301bを通して導通をとり、導体パターン321を基準位置C0に沿ってE側まで延ばしている。導体パターン321の先端部が電気的端部Ecとなり、接点308に接続される。外側発熱抵抗体Routの構成や、接点306、307、308の配置位置については図3(a)の例と同じである。
図9(b)、(c)に示す変形例では、内側発熱抵抗体Rinについては、基準位置C0を基準として略対称に、基板301の第1面301aと第2面301bとに設けた2本の発熱抵抗体303、304で構成する。この例では発熱抵抗体303、304は基板301を挟んで対称でもある。発熱抵抗体303、304とのF側の端部での導通はスルーホール320を介してとる。第2面301bの発熱抵抗体304から接点308までの導通は、E側においてスルーホール320を介してとる。外側発熱抵抗体Routの構成や、接点306、307、308の配置位置については図3(a)の例と同じである。
このように、基板301の両面を用いて発熱抵抗体群を配置してもよく、上記した対称性や給電用電極の配置の条件を満たす上で設計の自由度が高くなる。
また、図9(e)に接点配置の変形例を示すように、外側発熱抵抗体Routの電気的端部Ea、Ed、内側発熱抵抗体Rinの電気的端部Eb、Ecにそれぞれ独立して接続される4つの給電用電極を設けてもよい。すなわち、定着フィルム143の着脱を容易にするという観点からは、接点308を共通電極とすることは必須でなく、図9(e)に示すように接点308A、308Bの2つに分けてもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
141 加熱定着装置
142 加熱体
143 定着フィルム
301 基板
303〜305 発熱抵抗体
306〜308 接点
Rin 内側発熱抵抗体
Rout 外側発熱抵抗体
C0 基準位置
Ea〜Ed 電気的端部

Claims (5)

  1. 基板と前記基板の長手方向に沿って設けられている発熱抵抗体群とを有する加熱体と、前記加熱体を内包するように配設され前記加熱体に接触しつつ移動する可撓性部材と、前記加熱体とにより前記可撓性部材を挟んでニップ部を形成する加圧部材とを有し、前記ニップ部で被加熱材を挟持搬送しつつ加熱する加熱装置であって、
    前記発熱抵抗体群は、前記基板の短手方向における所定の基準位置を基準として略対称に配置された複数の発熱抵抗体からなる第1の発熱抵抗体と、前記基板の短手方向において前記第1の発熱抵抗体よりも前記基準位置から遠い側に配置され前記基準位置を基準として略対称に配置された少なくとも1つの発熱抵抗体からなる第2の発熱抵抗体とからなり、
    前記第1、第2の発熱抵抗体は、それぞれ2つの電気的端部を有し、
    前記第1の発熱抵抗体の前記2つの電気的端部にそれぞれ接続された給電用電極と、前記第2の発熱抵抗体の前記2つの電気的端部にそれぞれ接続された給電用電極とが、いずれも、前記基板の長手方向における一端部の側に配置され、
    それぞれ前記基板の長手方向における他端部の側に位置する前記第1の発熱抵抗体の端部と前記第2の発熱抵抗体の端部とは、電気的に非導通とされていることを特徴とする加熱装置。
  2. 前記第1の発熱抵抗体に接続された給電用電極のうち一方の給電用電極と前記第2の発熱抵抗体に接続された給電用電極のうち一方の給電用電極とは共通電極となっていることを特徴とする請求項1記載の加熱装置。
  3. 前記第1、第2の発熱抵抗体はそれぞれ、前記基準位置を基準として略対称に2本の発熱抵抗体が対となって配置されてなり、前記第1の発熱抵抗体の対は、前記基板の長手方向における前記他端部の側に位置する端部同士が電気的に導通状態とされ、前記第2の発熱抵抗体の対は、前記基板の長手方向における前記他端部の側に位置する端部同士が電気的に導通状態とされていることを特徴とする請求項1または2記載の加熱装置。
  4. 前記第1、第2の発熱抵抗体はそれぞれ、前記基準位置を基準とした略対称の位置における発熱量が同じであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱装置。
  5. 前記第1、第2の発熱抵抗体とそれらに接続される給電用電極の各々との間の導通経路が、前記基板の平面方向において前記給電用電極の各々から見て同じ所定の側の領域を避けて確保されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱装置。
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