JP2019206303A - 車両下部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの取付構造を簡素にでき、かつ、シート下の空間を有効利用できる車両下部構造を提供する。【解決手段】車両下部構造1は、シートの下方空間において第1クロスメンバ4、第2クロスメンバ5、サイドシル3それぞれと間隔をあけて配置された電装部品11と、電装部品11を迂回するように配置された空調用ダクト7と、を備えている。第1クロスメンバ4及び第2クロスメンバ5の各上面41,51には、シートを取り付けるためのシートブラケット9が取り付けられている。第1クロスメンバ4には、車両前後方向に貫通した孔40が設けられている。この孔40内には、空調用ダクト7と他の空調用ダクト13との接続部分が配置される。【選択図】図4

Description

本発明は、車両下部構造に関するものである。
自動車のシート下の空間には、空調用ダクトや電装部品が配置されることがある。例えば、特許文献1には、前部座席(2)の下の空間に、バッテリ(5)と、後部座席の足元に空調風を送るための空調ダクト(13)と、が配置された構造が開示されている。当該構造において、バッテリ(5)は、第2クロスメンバ(6)と第3クロスメンバ(7)との間かつサイドシル(14)の内側に、サイドシル(14)と距離を置いて配置されている。空調ダクト(13)は、導入ダクト部(13A)と、第1ダクト部(13B)と、第2ダクト部(13C)と、第3ダクト部(13D)と、を有している。導入ダクト部(13A)は、車両前方から前部座席(2)側に延びている。第1ダクト部(13B)は、第2クロスメンバ(6)の上面に沿って車幅方向外側に延びている。第2ダクト部(13C)は、バッテリ(5)とサイドシル(14)との間に配置されており、車両後方に延びている。第3ダクト部(13D)は、第3クロスメンバ(7)の上面に沿って車幅方向内側に延びている。このような配置により、車両側面から大きな荷重が入力してサイドシル(14)が室内側へ変形した際、空調ダクト(13)の変形によってサイドシル(14)からバッテリ(5)に伝わる荷重の一部が吸収され、バッテリ(5)の変形が抑制される。
特開2015−74406号公報
上述した特許文献1の構造においては、第1ダクト部(13B)及び第3ダクト部(13D)が、第2クロスメンバ(6)及び第3クロスメンバ(7)の上に配置されている。このため、前部座席(2)を車体に取り付けるにあたっては、第2クロスメンバ(6)及び第3クロスメンバ(7)の上面に取り付けることが難しく、前部座席(2)の取付構造が複雑になってしまうという問題があり、改善の余地があった。
本発明はこのような観点からなされたものであり、シートの取付構造を簡素にでき、かつ、シート下の空間を有効利用できる車両下部構造を提供することを課題とする。
本発明は、フロアパネル上に、車両前後方向に離間してサイドシルから車幅方向内側に延びた第1クロスメンバ及び第2クロスメンバが設けられ、前記第1クロスメンバ及び前記第2クロスメンバの各上面にシートブラケットが取り付けられ、該シートブラケットに支持されたシートの下方空間かつ前記第1クロスメンバと前記第2クロスメンバとの間に、電装部品と空調用ダクトとが配置された車両下部構造であって、前記電装部品は、前記第1クロスメンバ、前記第2クロスメンバ、前記サイドシルそれぞれと間隔をあけて配置され、前記第1クロスメンバに車両前後方向に貫通した孔が設けられ、前記空調用ダクトが、前記第1クロスメンバの前記孔内に配置されて、他のダクトと接続される接続部と、前記接続部に連なり、前記第1クロスメンバと前記電装部品との間に配置され、車幅方向に延びた第1ダクト部と、前記第1ダクト部に連なり、前記サイドシルと前記電装部品との間に配置され、車両前後方向に延びた第2ダクト部と、前記第2ダクト部に連なり、前記第2クロスメンバと前記電装部品との間に配置され、車幅方向に延びた第3ダクト部と、を備え、前記第3ダクト部における前記第2ダクト部から離れた端部に、空調風の吹出し口が設けられており、該吹出し口は、前記第2クロスメンバよりも上方に配置されていることを特徴とする。
本発明の車両下部構造によれば、シートの取付構造を簡素にでき、かつ、シート下の空間を有効利用できる車両下部構造を提供することができる。
本発明の実施例にかかる車両下部構造を示す平面図であり、シートを除いた状態を示す図である。 図1の車両下部構造において、シートが取り付けられた状態を示す斜視図である。 図1の車両下部構造における第2クロスメンバ近傍の斜視図である。 図1の車両下部構造において、ワイヤハーネスを除いた状態を示す斜視図である。 図1中のA−A線に沿った断面図である。 図1の車両下部構造を構成する空調用ダクトの斜視図である。
本発明は、フロアパネル上に、車両前後方向に離間してサイドシルから車幅方向内側に延びた第1クロスメンバ及び第2クロスメンバが設けられ、第1クロスメンバ及び第2クロスメンバの各上面にシートブラケットが取り付けられ、シートブラケットに支持されたシートの下方空間かつ第1クロスメンバと第2クロスメンバとの間に、電装部品と空調用ダクトとが配置された車両下部構造であって、電装部品は、第1クロスメンバ、第2クロスメンバ、サイドシルそれぞれと間隔をあけて配置され、第1クロスメンバに車両前後方向に貫通した孔が設けられ、空調用ダクトが、第1クロスメンバの孔内に配置されて、他のダクトと接続される接続部と、接続部に連なり、第1クロスメンバと電装部品との間に配置され、車幅方向に延びた第1ダクト部と、第1ダクト部に連なり、サイドシルと電装部品との間に配置され、車両前後方向に延びた第2ダクト部と、第2ダクト部に連なり、第2クロスメンバと電装部品との間に配置され、車幅方向に延びた第3ダクト部と、を備え、第3ダクト部における第2ダクト部から離れた端部に、空調風の吹出し口が設けられており、吹出し口は、第2クロスメンバよりも上方に配置されていることを特徴とする車両下部構造である。
上記構成によれば、シートの取付構造を簡素にでき、かつ、シート下の空間を有効利用できる車両下部構造を提供することができる。
以下、本発明の実施例を図1〜6に基づいて説明する。図1に示す車両下部構造1は、自動車に適用される。この自動車は、運転席、助手席、後部座席を備えている。図1中の右側部分に運転席が配置され、図1中の左側部分に助手席が配置され、運転席及び助手席の後方に後部座席が配置される。
本例の車両下部構造1は、運転席とフロアパネル2の間の空間、及び、助手席とフロアパネル2の間の空間それぞれに、各種部品が配置された構造である。具体的には、運転席とフロアパネル2の間に、電装部品(バッテリ)12、空調用ダクト7、ワイヤハーネス8等が配置されている。また、助手席とフロアパネル2の間に、電装部品(DC/DCコンバータ)11、空調用ダクト7、ワイヤハーネス8等が配置されている。
これら運転席とフロアパネル2間の構造と、助手席とフロアパネル2間の構造とは、ほぼ左右対称であり実質同一である。よって、本明細書では、主に、助手席とフロアパネル2間の構造について説明する。また、これ以降、運転席、助手席を「シート」と呼称する。また、図2に示すように、シート6は、左右一対のシートレール16にスライド可能に取り付けられており、車両前後方向にスライド可能に設けられている。
図1に示すように、フロアパネル2の車幅方向両端部には、車両前後方向に延びたサイドシル3が接合されている。フロアパネル2の車幅方向中央部には、車両前後方向に延びたフロアトンネル21が設けられている。
左側のサイドシル3とフロアトンネル21との間には、第1クロスメンバ4及び第2クロスメンバ5が設けられている。これら第1クロスメンバ4及び第2クロスメンバ5は、車両前後方向に離間しており、車幅方向に延びている。また、本例では、第1クロスメンバ4が第2クロスメンバ5の前方に配置されている。同様に、右側のサイドシル3とフロアトンネル21との間にも、第1クロスメンバ4及び第2クロスメンバ5が設けられている。
第1クロスメンバ4及び第2クロスメンバ5の各上面41,51には、シートブラケット9が取り付けられている。詳細には、第1クロスメンバ4上面41の両端部と第2クロスメンバ5上面51の両端部にシートブラケット9が取り付けられている。これら4つのシートブラケット9で1つのシート6を支持する。具体的には、図2に示すように、上述した左右一対のシートレール16のうちの一方が、第1クロスメンバ4の右側のシートブラケット9と第2クロスメンバ5の右側のシートブラケット9とに架け渡されている。また、左右一対のシートレール16のうちの他方が、第1クロスメンバ4の左側のシートブラケット9と第2クロスメンバ5の左側のシートブラケット9とに架け渡されている。
図4,5に示すように、第1クロスメンバ4には、車両前後方向に貫通した孔40が設けられている。この孔40内には、上述した空調用ダクト7と他の空調用ダクト13との接続部分(すなわち、空調用ダクト7の端部と空調用ダクト13の端部)が配置される。他の空調用ダクト13は、車両前方に配置された空調装置(不図示)側から空調用ダクト7側に空調風を導くものである。
図3,4に示すように、左側のシート(助手席)6の下方空間かつ第1クロスメンバ4と第2クロスメンバ5との間には、電装部品11と空調用ダクト7とワイヤハーネス8とが配置されている。
電装部品11は、外形が略直方体状である。電装部品11は、第1クロスメンバ4、第2クロスメンバ5、サイドシル3それぞれと間隔をあけて配置されている。また、電装部品11は、その長辺が第1クロスメンバ4及び第2クロスメンバ5と平行になる向き、かつ、その短辺がサイドシル3及びフロアトンネル21と平行になる向きで配置されている。
空調用ダクト7は、合成樹脂で構成されている。空調用ダクト7は、図6に示すように、接続部70と、第1ダクト部71と、第2ダクト部72と、第3ダクト部73と、を一体に備えている。
接続部70は、第1クロスメンバ4の孔40内に配置されて、他のダクト13と接続される部位である。第1ダクト部71は、接続部70に連なり、第1クロスメンバ4と電装部品11との間に配置され、車幅方向に延びた部位である。第2ダクト部72は、第1ダクト部71に連なり、サイドシル3と電装部品11との間に配置され、車両前後方向に延びた部位である。第3ダクト部73は、第2ダクト部72に連なり、第2クロスメンバ5と電装部品11との間に配置され、車幅方向に延びた部位である。また、第3ダクト部73は、第2ダクト部72側から車幅方向内側に向かうにしたがって上方に向かう方向に延びている。
第3ダクト部73における第2ダクト部72から離れた端部には、空調風の吹出し口78が設けられている。図3に示すように、吹出し口78は、第2クロスメンバ5よりも上方に配置されている。また、図4に示すように、第3ダクト部73の端部は、第2クロスメンバ5の左側に取り付けられたシートブラケット9の第1クロスメンバ4に近い面92に沿わされている。吹出し口78からは、図3中の矢印Dで示すように、車両後方かつ車幅方向内側に向かって空調風が吹き出される。すなわち、吹出し口78から後部座席の足元に向かって空調風が吹き出される。
上述したように、第3ダクト部73の端部は、シートブラケット9の前面92に沿わされて、シートブラケット9の前方に配置されている。このことにより、後部座席の乗員の足が第3ダクト部73に接触することを防止できる。なお、空調用ダクト7の第3ダクト部73の端部以外の部分は、第1クロスメンバ4と第2クロスメンバ5の間かつこれらの上面41,51よりも下方に配置されているので、後部座席の乗員の足が接触することを防止できる。
また、第3ダクト部73における第2ダクト部72から離れた端部には、車両後方に向かって円柱状に延びた係合部77が設けられている。この係合部77は、上述したシートブラケット9の第1クロスメンバ4に近い面92に設けられた係合孔93に嵌め込まれる。このことにより、吹出し口78が所定位置に位置決めされる。
図6に示すように、第2ダクト部72の前半部には、車幅方向内側に撓むことが可能な可撓部76が設けられている。可撓部76は、山部と谷部とが車両前後方向に交互に設けられた蛇腹状に形成されている。さらに、本例では、可撓部76をより車幅方向内側に撓み易くするために、可撓部76の車幅方向の寸法を小さくし、高さ方向の寸法を大きくしている。具体的には、可撓部76の高さ方向の寸法を車幅方向の寸法の2〜3倍程度としている。
空調用ダクト7を車体に組み付けるにあたっては、接続部70を第1クロスメンバ4の孔40内に挿入した状態で係合部77を係合孔93に嵌め込む必要がある。空調用ダクト7に可撓部76が設けられていない場合、作業者は、空調用ダクト7に強い力を加えて撓ませながら係合部77を係合孔93に嵌め込む等の作業をしなくてはならず、空調用ダクト7又は周辺部品を破損させる可能性がある。この点において、本例では、上述した可撓部76が設けられているので、空調用ダクト7を車体に組み付ける際、可撓部76を撓ませながら容易に組み付けることができる。なお、撓んだ可撓部76は、空調用ダクト7が車体に組み付けられた後に弾性復元して元の状態に戻る。
図5,6に示すように、第1ダクト部71の第2ダクト72寄りの部分には、第1クロスメンバ4に隣接した低背部74と、低背部74と電装部品11との間に位置し、低背部74よりも高さ寸法が大きい高背部75と、が設けられている。高背部75の上面は、低背部74の上面よりも高い位置に配置されている。低背部74は、第1クロスメンバ4と電装部品11との間に位置付けられている。高背部75は、フロアパネル2と電装部品11との間、すなわち電装部品11の下方に位置付けられている。低背部74の上方かつ第1クロスメンバ4と高背部75との間には、車幅方向に沿ってワイヤハーネス8が配索されている。
上述したように、第1ダクト部71は、低背部74を設けることでワイヤハーネス8の配索スペースを確保している。また、高背部75を設けることで流路断面積を確保している(流路断面積が部分的に小さくなることがないように調整している)。
上述したように、車両下部構造1は、第1クロスメンバ4に空調用ダクト7,13を通す孔40を設け、電装部品11を迂回するように空調用ダクト7を配置している。このような構成とすることで、第1クロスメンバ4の上面41及び第2クロスメンバ5の上面51にシートブラケット9を取り付けることができ、シート6の取付構造を簡素にできる。また、シート下の限られた空間に、空調用ダクト7の必要風量(流路断面積)を確保した上で、当該空調用ダクト7、電装部品11、ワイヤハーネス8等の部品を配置でき、シート下の空間を有効利用できる。
上述した実施例では、運転席とフロアパネル2の間の空間、及び、助手席とフロアパネル2の間の空間それぞれに各種部品が配置された車両下部構造1を説明した。しかし、本発明の車両下部構造は、少なくとも1つのシートとフロアパネルの間に電装部品と空調用ダクトとが配置された構造であればよい。また、本発明の車両下部構造は、後部座席とフロアパネルの間の空間にも適用することができる。
また、上述した実施例では、第1クロスメンバ4が第2クロスメンバ5の前方に配置されていたが、本発明においては、第1クロスメンバが第2クロスメンバの後方に配置されていてもよい。その場合、空調用ダクトは、車両後方から前方に向かって空調風を送る構成となる。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、この実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 車両下部構造
2 フロアパネル
3 サイドシル
4 第1クロスメンバ
5 第2クロスメンバ
6 シート
7 空調用ダクト
9 シートブラケット
11,12 電装部品

Claims (4)

  1. フロアパネル上に、車両前後方向に離間してサイドシルから車幅方向内側に延びた第1クロスメンバ及び第2クロスメンバが設けられ、前記第1クロスメンバ及び前記第2クロスメンバの各上面にシートブラケットが取り付けられ、該シートブラケットに支持されたシートの下方空間かつ前記第1クロスメンバと前記第2クロスメンバとの間に、電装部品と空調用ダクトとが配置された車両下部構造であって、
    前記電装部品は、前記第1クロスメンバ、前記第2クロスメンバ、前記サイドシルそれぞれと間隔をあけて配置され、
    前記第1クロスメンバに車両前後方向に貫通した孔が設けられ、
    前記空調用ダクトが、
    前記第1クロスメンバの前記孔内に配置されて、他のダクトと接続される接続部と、
    前記接続部に連なり、前記第1クロスメンバと前記電装部品との間に配置され、車幅方向に延びた第1ダクト部と、
    前記第1ダクト部に連なり、前記サイドシルと前記電装部品との間に配置され、車両前後方向に延びた第2ダクト部と、
    前記第2ダクト部に連なり、前記第2クロスメンバと前記電装部品との間に配置され、車幅方向に延びた第3ダクト部と、を備え、
    前記第3ダクト部における前記第2ダクト部から離れた端部に、空調風の吹出し口が設けられており、該吹出し口は、前記第2クロスメンバよりも上方に配置されている
    ことを特徴とする車両下部構造。
  2. 前記第3ダクト部における前記第2ダクト部から離れた端部が、前記第2クロスメンバに取り付けられた前記シートブラケットの前記第1クロスメンバに近い面に沿わされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両下部構造。
  3. 前記第2ダクト部に、車幅方向内側に撓むことが可能な可撓部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両下部構造。
  4. 前記第1ダクト部に、前記第1クロスメンバに隣接した低背部と、該低背部と前記電装部品との間に位置し、前記低背部よりも高さ寸法が大きい高背部と、が設けられ、
    前記低背部の上方かつ前記第1クロスメンバと前記高背部との間にワイヤハーネスが配索される
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両下部構造。
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