JP2019202789A - シート材容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物の吐出を容易に行なうことが可能な構造のシート材容器を提供する。【解決手段】シート材容器250の天井部22は、スパウトフランジ30aと、積層シート120におけるスパウトフランジ30aが接合された部位であるスパウト接合部120aと、によって構成された天井剛性部22aを有する。胴部21は、複数の可撓性シートが積層された積層シート120を有する。積層シート120は、互いに部分的に接合された接合部25と、非接合とされた非接合部61、62とを有し、非接合部61、62の少なくとも一部には、充填材が封入された充填部41、42が形成されている。充填部41、42の少なくとも一部は、押し込み部93の押し込み方向に延在しており、天井剛性部22aの下面の高さH2は、充填部41、42の上端の高さH1に対して近傍の高さ又はより低い高さである。【選択図】図2

Description

本発明は、シート材容器、及び内容物詰めシート材容器に関する。
シート材により構成された軟包装容器として、近年、保形性の向上等を目的として、シート材の層間に部分的に非接合部を設け、その非接合部に空気などの充填材を封入して充填部を構成したタイプのものが提案されている(例えば、特許文献1)。
国際公開第2013/169681号
しかし、特許文献1に記載されたような、シート材により構成された軟包装容器では、通常の容器と比較して、剛性を確保することは困難である。
このため、ポンプにより内容物を外部に吐出するためにポンプ部材の押し込み部を押し下げたときに、容器の天井部が座屈してしまうことがある。この場合、押し込み部を完全に押し下げることを阻害することになり、内容物の外部への吐出を阻害することになっていた。
本発明は、ポンプ部材の押し込み部に対して押し下げ動作を行っても容器の座屈変形が抑制されて、内容物の吐出を容易に行なうことが可能なシート材容器、及び内容物詰めシート材容器に関する。
本発明は、底部、天井部、該底部と該天井部との間に形成された胴部、及び内容物を収容する収容部を有して、可撓性シートを含んで構成された容器本体と、
前記収容部に収容される前記内容物を外部に吐出するポンプ部材と、
該ポンプ部材と前記容器本体とを接続するスパウトと、を備え、
前記ポンプ部材は、前記内容物を外部に吐出する際に、使用者によって押し込まれる押し込み部を有し、
前記スパウトは、前記可撓性シートに接合されるスパウトフランジを下側に、前記ポンプ部材に接続される接続部を上側に有し、
前記スパウトフランジと前記可撓性シートの一部とを含んで前記天井部が構成されており、
前記天井部は、前記スパウトフランジと、前記可撓性シートにおける前記スパウトフランジが接合された部位であるスパウト接合部と、によって構成された天井剛性部を有し、
前記胴部は、複数の前記可撓性シートが積層された積層シートを有し、該積層シートは、互いに部分的に接合された接合部と、非接合とされた非接合部とを有し、
該非接合部の少なくとも一部には、充填材が封入された充填部が形成されており、
該充填部の少なくとも一部は、前記押し込み部の押し込み方向に延在し、
前記天井剛性部の下面の高さは、前記充填部の上端の高さに対して近傍の高さ又はより低い高さであることを特徴とするシート材容器に関する。
本発明によれば、シート材容器の内容物の外部への吐出を容易に行なうことが可能となる。
本発明の実施形態に係る内容物詰めシート材容器(シート材容器)の正面図である。 内容物詰めシート材容器(シート材容器)の側面図である。 図1のIII-III断面を示す断面図であり、このうち(a)は、内容器の収容領域に内容物が多く収容された状態、(b)は、(a)の状態と比べて収容領域内の内容物が減少した状態を示す図である。 (a)は、積層シートを構成する第1フィルム層の平面図、(b)は、積層シートを構成する第2フィルム層の平面図、(c)は、第1フィルム層及び第2フィルム層を積層させて積層シートを形成した状態を示す平面図である。 シート材容器の内容器を構成する内容器構成シートの平面図である。 シート材容器の天井部回りを示す説明図であり、(a)は背面図、(b)は側面図である。 変形例に係る充填部と天井剛性部との位置的な関係性を説明する説明図である。 その他の変形例に係る積層シートを示す平面図である。 その他の変形例に係る内容物詰めシート材容器の断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態の例について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、後述するシート材容器250及び内容物詰めシート材容器300の各構成要素に係る位置関係(上下関係等)の説明は、特に断りのない場合は、シート材容器250及び内容物詰めシート材容器300を図1のように自立させた状態での位置関係を説明したものである。ただし、この説明における位置関係は、シート材容器250及び内容物詰めシート材容器300の使用時の位置関係とは必ずしも一致しない。
また、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は適宜に省略する。
<<概要>>
まず、本実施形態に係るシート材容器250の概要について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る内容物詰めシート材容器300(シート材容器250)の正面図、図2は、内容物詰めシート材容器300(シート材容器250)の側面図である。図3は、図1のIII-III断面を示す断面図であり、このうち図3(a)は、内容器10の収容領域10aに内容物96が多く収容された状態、図3(b)は、図3(a)の状態と比べて収容領域10a内の内容物96が減少した状態を示す図である。
シート材容器250は、底部23、天井部22、底部23と天井部22との間に形成された胴部21、及び内容物96を収容する収容部(収容領域10a)を有して、可撓性シート(積層シート120)を含んで構成された容器本体100と、収容部(収容領域10a)に収容される内容物96を外部に吐出するポンプ部材90と、ポンプ部材90と容器本体100とを接続するスパウト30と、を備える。
ポンプ部材90は、内容物96を外部に吐出する際に、使用者によって押し込まれる押し込み部93を有する。
スパウト30は、可撓性シートに接合されるスパウトフランジ30aを下側に、ポンプ部材90に接続される接続部30bを上側に有する。本実施形態において、「下側」とは、図1に示すシート材容器250の底部23側であり、「上側」とは、押し込み部93側をいう。本実施形態に係る容器本体100は、複数の可撓性シートが積層された積層シート120を有し、スパウトフランジ30aが、積層シート120に接合されている。積層シート120は、後述する第1フィルム層121と第2フィルム層122とから構成されている。スパウトフランジ30aが「積層シート120に接合されている」とは、スパウトフランジ30aが、積層シート120に直接接合されている構成、及び後述する内容器構成シート材110を介して積層シート120に間接的に接合されている構成を含む構成である。
スパウトフランジ30aと可撓性シート(積層シート120)の一部とを含んで天井部22が構成されている。
天井部22は、スパウトフランジ30aと、可撓性シート(積層シート120)におけるスパウトフランジ30aが接合された部位であるスパウト接合部120aと、によって構成された天井剛性部22aを有する。なお、スパウト接合部120aは、内容器構成シート材110におけるスパウトフランジ30aが直接接合された部位、及び積層シート120におけるスパウトフランジ30aが内容器構成シート材110を介して間接的に接合された部位を含むものであってもよい。
胴部21は、複数の可撓性シートが積層された積層シート120を有し、積層シート120は、第1フィルム層121と第2フィルム層122とから構成されており、互いに部分的に接合された接合部25と、非接合とされた非接合部61、62とを有する。
非接合部61、62の少なくとも一部には、充填材(本実施形態においては、空気。)が封入された充填部41、42が形成されている。
充填部41、42の少なくとも一部は、押し込み部93の押し込み方向に延在している。
天井剛性部22aの下面の高さH2は、充填部41、42の上端の高さH1より低い高さである。
天井剛性部22aの下面の高さH2が充填部41、42の上端の高さH1より低いことで、使用者によって押し込み部93が押し込まれたときに、充填部41、42の高い剛性により、容器本体100が座屈することを抑制できる。このため、押し込み部93の操作を阻害することなく、内容物96を外部に好適に吐出することが可能となる。
充填部41、42の上端の高さが異なる場合、天井剛性部22aの下面の高さH2は、高さの高い方の充填部の上端より低い高さである。また、充填部41、42それぞれが連通している場合には、天井剛性部22aの下面の高さH2は、充填部の最も高い位置より低い高さである。
「押し込み方向に延在」とは、厳密にいえば、押し込み方向に平行な方向の成分を有して延在していることを意味し、押し込み方向に斜めに延在するものも含む。
「天井剛性部22aの下面」とは、スパウトフランジ30aが後述する内容器構成シート材110のシート天井部12の下面に接合される場合には、スパウトフランジ30aの下面のことをいう。一方で、スパウトフランジ30aが積層シート120のシート天井部120dの上面に接合される場合には、積層シート120のシート天井部120dの下面に接合された内容器構成シート材110のシート天井部12の下面をいう。
<<構成>>
次に、本実施形態に係るシート材容器250、内容物詰めシート材容器300の構成について、図1〜図3に加え、図4〜図6を主に参照して、説明する。図4(a)は、積層シート120を構成する第1フィルム層121の平面図、図4(b)は、積層シート120を構成する第2フィルム層122の平面図、図4(c)は、第1フィルム層121及び第2フィルム層122を積層させて積層シート120を形成した状態を示す平面図である。図5は、シート材容器250の内容器10を構成する内容器構成シート材110の平面図である。図6は、シート材容器250の天井部22回りを示す説明図であり、図6(a)は背面図、図6(b)は側面図である。
本実施形態に係るシート材容器250は、上記のように、容器本体100と、ポンプ部材90と、スパウト30と、を備える。
本実施形態に係る容器本体100は、図3各図に示す内容器10と、積層シート120とによって構成されている。
内容器10は、袋状に形成されて、その内部にある収容領域10aにおいて内容物96を収容するものであり、図5に示して後述する内容器構成シート材110によって構成されている。内容物詰めシート材容器300は、シート材容器250と、内容器10の収容部(収容領域10a)に収容された内容物96と、を備えるものである。なお、内容物96の種類は、液状のもの(ゲル状のものを含む)であれば特に限定されない。内容物96としては、例えば、シャンプー、リンス、ボディーソープ、洗剤、柔軟剤又は飲料などが挙げられる。
また、容器本体100は、必ずしも内容器10を備えている必要はなく、積層シート120によって内容物96を収容する収容領域10aを形成するようにしてもよい。
<積層シート及び内容器構成シート材>
積層シート120は、図4各図に示すように、第1フィルム層121と第2フィルム層122とが相互に積層及び接合(例えばヒートシール)されることにより構成されている。第1フィルム層121は、容器本体100の外面側を構成するフィルム層であり、第2フィルム層122は、容器本体100において第1フィルム層121よりも内側に配設されるフィルム層である。本実施形態においては、第2フィルム層122は、容器本体100において第1フィルム層121と内容器構成シート材110(内容器10)との間に配設されるフィルム層である。
具体的には、第1フィルム層121と第2フィルム層122とは、相互に加圧され、かつ加熱されることによって接合されている。これにより、積層シート120が構成されている(図4(c)参照)。第1フィルム層121と第2フィルム層122との接合は、ヒートシール、超音波シール、接着剤等を用いることができるが、これらの方法以外も使用が可能である。
なお、第1フィルム層121若しくは第2フィルム層122、又はこれらの双方が、更に複数枚のフィルムを積層して形成されたフィルム積層体によって構成されるものであってもよい。
ここで、第1フィルム層121と第2フィルム層122との層間が部分的に非接合となって、図4(c)に示すように非接合部61、62が形成されている。例えば、第1フィルム層121又は第2フィルム層122のうちの少なくとも一方又は両方において、他方に対して対向する面には、部分的に非接合処理が施された非接合部61、62(図4(c))が形成されている。非接合部61、62は、当該部分に非接合剤(いわゆる糊殺し剤)を塗布して糊殺し状態とすることによって、容易に形成することができる。糊殺し剤としては、第1フィルム層121と第2フィルム層122との接合を防止できるものであれば、いかなるものも使用することができる。
非接合部のうち、各非接合部61は各充填部41と対応しており、各非接合部62は各充填部42と対応している。非接合部61、62に充填材が封入された状態で、第1フィルム層121と第2フィルム層122とが接合されることによって、各充填部41、42が形成される。ここで、充填材は、流体(気体又は液体)、固体(例えば粉粒体、樹脂ペレット等)又は半固体(例えば、発泡材等)とすることができ、空気などの気体であることが好ましい。なお、各充填部41、42の内部における圧力は、特に限定されないが、大気圧よりも高圧であることが好ましく、例えば、ゲージ圧で10kPa以上500kPa以下とすることができる。
積層シート120に設けられた充填部41、42は、ひと繋がりに形成されている。ただし、本発明においては、互いに独立した複数の充填部が形成されていてもよい。
充填部41、42は、ポンプ部材90の押し込み方向に直交する第一方向においてスパウト30の中心(スパウト30の軸線部)を挟んだ両側、及び押し込み方向及び当該第一方向に直交する第二方向においてスパウト30の中心を挟んだ両側に設けられている。つまり、充填部41、42は、図3に示すように、平面視において仮想的な矩形状の頂点部分に合計4箇所設けられており、上下方向に延在している。
具体的には、充填部41は、図1に示すように、胴部21の左側の縁辺部に沿って上下に延在しており、容器本体100の奥行方向に前後一対設けられている。充填部42は、胴部21の右側の縁辺部に沿って上下に延在しており、容器本体100の奥行方向に前後一対設けられている。
上記のように、充填部41、42がスパウト30の中心を挟む位置に複数設けられていることで、ポンプ部材90の押し込み部93の押し込みに対する剛性が高められる点で好適である。
一方で、本発明はこのような構成に限定されず、充填部41(42)が、押し込み部93の押し込み方向に直交する方向であって、奥行方向にのみ収容領域10aを挟んで複数設けられている構成であってもよい。また、充填部41、42が、押し込み部93の押し込み方向に直交する方向であって、当該奥行方向に直交する方向(横幅方向)にのみ収容領域10aを挟んで複数設けられている構成であってもよい。これらの構成であっても、少なくとも充填部41、42が設けられている側に天井部22が座屈によって撓むことを抑制することができる。
容器本体100は、胴部21の横幅方向に延在する折り目71を有する。充填部41、42を形成する非接合部61、62の一部は、折り目71を跨いで延在している。胴部21は、折り畳まれた積層シート120、及び内容器10の中位以下の高さにある部位である。折り目71は、容器本体100に形成された折り筋であり、罫線とも呼ばれるものである。
ここで、横幅方向とは、典型的には、図1において水平方向であり、容器本体100を背面視したときには左右方向となる方向である。ただし、本発明において、折り目71が延在する方向である横幅方向は、水平方向に対して若干(例えば20度以内)傾斜していることが許容される。
なお、折り目71は、シート材容器250の背面のみに形成されている例を示しているが、正面のみに形成されているもの、又は両面に形成されていてもよい。
折り目71を跨いで、第1フィルム層121と第2フィルム層122とが部分的に非接合とされた非接合部61、62(図1、図2)が配置されている。ここで、非接合部61、62が折り目71を跨いでいるとは、折り目71に対する交差方向において、折り目71を基準とする一方の側から他方の側に亘って非接合部61、62が連続的に存在していることを意味する。
そして、非接合部61、62における第1フィルム層121と第2フィルム層122との層間に充填材が封入されることで充填部41、42(図1、図2)が構成されている。
つまり、折り目71を跨るように充填部41、42が形成されている。
ここで、充填材は、流体(気体又は液体)とすることができ、空気などの気体であることが好ましい。
充填部41、42が折り目71を跨いで配置されていることにより、折り目71の位置において胴部21が補強されるため、折り目71の位置を中心として天井部22が傾斜することを抑制できる。すなわち、充填部41、42によって容器本体100の耐荷重性が向上することにより、天井部22の傾斜を抑制できる。
具体的には、充填部41、42は、胴部21において、上下方向に主に延在しており、上端に向かうにつれて、充填部41、42の幅が先細りとなるように延在している。尤も、充填部41、42は、同じ幅を維持したまま上端まで延在していてもよい。また、充填部41、42は、上下方向に延在する上方域において、上端に向かうにつれて、容器本体100の横幅方向の内側に向かうように曲がり、容器本体100の側面形状に沿うように延在している。ここで、容器本体100の横幅方向とは、図1に示す水平面内の方向において奥行方向に直交する方向である。
そして、上記の充填部41、42における容器本体100の横幅方向内側に向かうように曲がる曲がり始めの始点は、図1に示すように、折り目71より下方に位置している。充填部41、42は、直線的に延在する折り目71に対して、直交するように交差するのではなく、傾斜して交差している。このような構成によれば、充填部41、42における折り目71に重なる領域が、折り目71に直交する場合と比較して容器本体100の横幅方向に長くなる。このようにして、充填部41、42が先細りになること、及び折り目71によって弱まる剛性を、折り目71に傾斜して交差する充填部41、42により好適に補填できることになる。
また、充填部41、42が、容器本体100の横幅方向内側に向かうように曲がるとともに、その上端において横幅方向に延びることで、充填部41、42のそれぞれが連通し、環状の充填部を形成していてもよい。この形態については、図8を参照して、後に説明する。また充填部は、連続的につながっていても、断片的に非連続な部分が存在してもよい。
図4(a)、(b)、(c)に示すように、第1フィルム層121は第2フィルム層122よりも一回り大きく形成されており、第2フィルム層122の周囲に第1フィルム層121が張り出している。容器本体100の天井部22を構成する部位には、第1フィルム層121において開口部24が形成されており、第2フィルム層122において開口部24よりも一回り大きい開口部24aが形成されている。
内容器10は、図5に示す内容器構成シート材110が折り畳まれ、非接合の領域すなわち収容領域10aが形成されるように、内容器構成シート材110の周縁部どうしが接合されて形成されている。ここで、内容器構成シート材110において、天井部22を構成する部位には、開口部14が形成されている。なお、開口部14は、例えば、第1フィルム層121の開口部24と同じ大きさに形成されており、開口部24と重ねて配置される。開口部14は、第2フィルム層122の開口部24aよりも一回り小さい。なお、内容器構成シート材110が複数枚のフィルムを積層して形成されたフィルム積層体によって構成されるものであってもよい。
図3に示すように、積層シート120の周縁部と内容器構成シート材110の周縁部とが部分的に相互に接合されている。
後述するスパウト30の筒部32に、積層シート120の開口部24、24a、内容器構成シート材110の開口部14が通されている。さらに、スパウトフランジ30aが積層シート120の開口部24、24aの周囲縁部、及び内容器構成シート材110の開口部14の周囲縁部に接着固定されている。
<スパウト及びポンプ部材>
スパウト30は、図2に示すように、スパウトフランジ30aと、スパウトフランジ30aから上方に延在する筒部32と、筒部32の周面にある螺旋状の突条であってポンプ部材90が接続される接続部30bと、を備える。接続部30bは、ポンプ部材90が接続できれば螺旋状のもの以外に他の構造であってもよい。
スパウトフランジ30aは、上記の内容器構成シート材110の開口部14及び積層シート120の開口部24、24aの周縁にヒートシールや接着剤等により接合されて、スパウト接合部120aを形成している。筒部32は、開口部14、24、24aに通されて上方に延在している。本実施形態に係るスパウトフランジ30aは、板状に形成されているものであるが、このような構成に限定されず、ある程度の厚さをもったブロック状に形成されているものであってもよい。
ポンプ部材90は、スパウト30の接続部30bに取り付けられるキャップ部91と、使用者によって上下方向に押し込まれる押し込み部93と、外部に内容物96を吐出するノズル部94と、キャップ部91から下方に突出している送液チューブ95と、を備える。本実施形態において押し込み部93の押し込み方向は上下方向であるが、スパウト30に取り付けられたポンプ部材90の向きに応じて、その方向は変更可能であることは勿論である。
<天井部>
天井部22は、容器本体100の上端部に形成されたマチ(ガセット)に相当する部位である。天井部22は、図4(c)に示す積層シート120のシート天井部120d、図5に示す内容器10(内容器構成シート材110)のシート天井部12、及び図2に示すスパウト30のスパウトフランジ30aと、によって構成される部位である。
シート天井部12、120dにおけるスパウトフランジ30aとの接合部位であるスパウト接合部120aと、スパウトフランジ30aとによって、天井部22における他の部位よりも剛性の高い天井剛性部22aが構成されている。
天井剛性部22aは、図2に示すように、スパウトフランジ30aとスパウトフランジ30aに接続された積層シート120の一部(スパウト接合部120a)との接合面120cを有する。
天井剛性部22aにおけるスパウトフランジ30aとスパウトフランジ30aに接続された積層シート120の一部(スパウト接合部120a)との接合面120cの高さH3は、充填部41、42の上端の高さH1より低い高さである。
接合面120cの高さH3が、充填部41、42の上端の高さH1より低い高さであることで、使用者によって押し込み部93が押し込まれたときに、積層シート120から接合面120cに対して引張荷重が加わることになる。具体的には、充填部41、42の高い剛性により、上方にある充填部41、42に繋がる積層シート120から接合面120cに対して引張荷重が加わることになる。
このため、天井剛性部22aのスパウトフランジ30a近傍の積層シート120が撓むことを抑制することができ、内容物96を外部に好適に吐出することが可能となる。
本実施形態に係る天井部22における積層シート120は、図6(b)に示すように、天井剛性部22aを構成して水平に延在する部位と、上方に向かって容器本体100の中心から離れる方向に傾斜して延在する傾斜部120bと、を有する。傾斜部120bは、スパウトフランジ30aに接合されておらず、天井剛性部22aよりも低い剛性である。
天井部22における可撓性シート(積層シート120)のうちスパウト接合部120aを除く領域の少なくとも一部は、図6(b)に示すように、押し込み部93の押し込み作動により荷重が加わった状態において、押し込み部93の押し込み方向に直交する方向(本実施形態においては奥行方向)における天井剛性部22aの両側から上方に延在している傾斜部120bを有している。
ここで、「押し込み方向に直交する方向」とは、スパウト30においては、直交方向成分を含んだ両側を意味するものである。例えば、スパウトフランジ30aが押し込み方向に対して斜めに延在している場合には、傾斜部120bは、スパウトフランジ30aの面方向のうち任意の方向における天井剛性部22aの両側から上方に延在していればよい。
また、傾斜部120bが上方に延在する「天井剛性部22aの両側」とは、本実施形態においては奥行方向の両側であるが、少なくとも一方向における天井剛性部22aの両側から傾斜部120bが上方に延在していればよい。例えば、傾斜部120bは、天井剛性部22aの周縁における複数の部位、又は周縁の全てから上方に延在するものであってもよい。
天井部22の形状は、自然状態において傾斜部120bを形成して窪んだ形状であっても、自然状態においては、図1に示すように窪んだ形状ではないが、押し込み部93を押し込んだときに弾性変形又は塑性変形により窪んだ形状になるものであってもよい。
なお、本実施形態においては、第1フィルム層121と第2フィルム層122とが積層された積層シート120が天井部22を構成するものに含まれているが、本発明はこのような構成に限定されない。例えば、天井部22を構成する可撓性シートは、第1フィルム層121又は第2フィルム層122の一層であってもよい。
本実施形態に係る天井部22は、天井剛性部22aを底部として傾斜部120bが上方に拡開している窪んだ形状(U字状)に形成されている。天井部22がこのような形状を有していれば、使用者によって押し込み部93に押し込まれて天井剛性部22aに荷重が加わったときに、この押し込み荷重に抗するように積層シート120から引張荷重が加わることとなる。このため、容器本体100の上部が座屈することを抑制し、天井部22の形状を押し込み部93の押し込み方向に直交する方向(つまり、水平方向)に延在するように安定させることができる。
図2に示すように、充填部42(41)のうち接合面120cよりも下方において押し込み方向に延在する延在部位は、押し込み方向に直交する直交方向(本実施形態においては、図2に示す左右方向である奥行方向)においてスパウト30の中心を挟んだ両側に設けられている。
天井剛性部22aは、図2において二点鎖線で示すように、当該直交方向(奥行方向)において、スパウト30の中心を挟んだ両側の充填部42(41)それぞれにおける延在部位の少なくとも一部の中心42dを越える大きさで延在している。充填部42(41)の中心42dとは、図2において一部を一点鎖線で示すように、充填部42(41)の断面の重心を含んだ軸線を通る部位である。「軸線」とは、充填部42(41)の各断面の重心を結んで、充填部42(41)の延在方向に延在する直線又は曲線である。
このように、天井剛性部22aが、奥行方向においてスパウト30の中心を挟んだ両側にある充填部42(41)に重なる位置に形成されていることで、ポンプ部材90の押し込み部93が使用者によって押し込まれたときに、天井部22を傾斜させる向きのモーメントの発生を抑制することが可能となる。そして、押し込み部93から天井剛性部22aに加わる荷重を充填部42(41)によって支持することができるため、天井部22の形状を安定させることができる。
なお、上記実施形態においては、天井剛性部22aと、奥行方向において、スパウト30の中心方向を挟んだ充填部42(41)夫々における延在部位の中心42dとの関係性を説明したが、本発明はこのような関係性に限定されない。
例えば、天井剛性部22aは、押し込み方向に直交する横幅方向において、スパウト30の中心を挟んだ両側の充填部41、42それぞれにおける延在部位の少なくとも一部の中心42dを越える大きさで延在していてもよい。
また、天井剛性部22aは、折り目71の直下において押し込み方向に延在する充填部42(41)の延在部位の中心42dを越える大きさで延在していることで、当該延在部位の上方で容器本体100が座屈することを好適に抑制することができる。
スパウトフランジ30aの形状は、矩形、円形等任意の形状とすることができる。そして、スパウトフランジ30aを含んで構成される天井剛性部22aの少なくとも一部が、充填部41(42)それぞれにおける延在部位の少なくとも一部の中心42dを越える大きさで延在していればよい。
<<変形例>>
上記実施形態においては、天井剛性部22aの下面高さ又は接合面120cの高さが、充填部41(42)の高さよりも低い高さである例について説明したが、天井部22の剛性を確保できれば、本発明はこのような構成に限定されない。
次に、天井剛性部22aの下面高さ又は接合面120cの高さが、充填部242の高さに対して上記実施形態とは異なる高さにある例を、図7を参照して説明する。図7は、変形例に係る充填部242と天井剛性部22aとの位置的な関係性を説明する説明図である。
本変形例に係る天井剛性部22aの下面は、図7に示すように、本変形例に係る充填部242の上端よりも高く、天井剛性部22aの下面と充填部242の上端の高さH1との高さの差Hが、上下方向に延在する充填部242のうち折り目71の高さにある部位の厚さ寸法W以下である。これにより、天井剛性部22aの下面の高さが、充填部242の上端の高さに対して「近傍の高さ」となっている。
つまり、本変形例に係る充填部242は、スパウトフランジ30aの下面(又は接合面120c)よりも低い高さで形成されている。
このような構成によれば、充填部242の厚さ分、シート材容器250の剛性が高められることで、充填部242よりも上方に天井剛性部22aが配設されていても、天井部22の形状を安定させることができる。
上記実施形態のように、充填部41(42)の高さよりも天井剛性部22aの下面の高さが低い高さである場合には、天井部22近傍で座屈が生じにくい。一方で、充填部41(42)の高さよりも天井剛性部22aの下面の高さが高い高さである場合には、天井部22の近傍において、座屈による変形が生じ始めることがある。このため、天井剛性部22aの下面と充填部242の上端の高さH1との高さの差Hは、厚さ寸法W以下に制限されている。そして、充填部242のうち折り目71の高さにある部位の厚さ寸法Wを基準とすることで、剛性が低くなる折り目71部分で、座屈が生じることを抑制することができる。
なお、図7においては説明の都合上、充填部242の側面視における厚さについて厚さ寸法Wと示しているが、実際には、厚さ寸法Wは、充填部242の厚さのうち、充填部242の軸線方向に垂直な断面において最も大きな厚さ寸法を示すものである。また、図7においては、スパウトフランジ30aの下面の高さと充填部242の上端の高さH1との高さの差Hが厚さ寸法W以下である例を示しているが、接合面120cの高さと充填部242の上端の高さH1との高さの差が厚さ寸法W以下であると、天井部22の変形をより好適に抑制することができる。
例えば、容器本体100に折り目71が形成されていない場合には、充填部242のうち他の部位の厚さを基準として、天井剛性部22a又は接合面120cの高さを定めるようにしてもよい。
具体的には、充填部242は、上記の充填部41、42同様に、胴部21において押し込み方向に延在する延在部位を有する。天井剛性部22aの下面が充填部242の上端よりも高く、天井剛性部22aの下面と充填部242の上端の高さとの高さの差が、延在部位の厚さ寸法以下であることにより、天井剛性部22aの下面の高さHが、充填部242の上端の高さに対して近傍の高さとなっていてもよい。
<<その他の変形例>>
次に、上記実施形態及び変形例以外の変形例について、図8及び図9を参照して説明する。図8は、その他の変形例に係る積層シート120Xを示す平面図、図9は、その他の変形例に係る内容物詰めシート材容器300Xの断面図である。
上記実施形態に係る積層シート120においては、充填部41、42を形成する非接合部61、62以外は全て接合部25が配置されているが、本発明に係る積層シートは、このような形態に限定されない。
例えば、図8に示すように、環状の一定幅を有する非接合部61Xに形成された充填部41Xの周縁に沿って接合部25が形成されており、充填部41X以外の非接合部61Xaには充填剤を封入しないようにして積層シート120Xが形成されていてもよい。
また、上記実施形態においては、第1フィルム層121は第2フィルム層122よりも一回り大きく形成されることで、図4(c)に示すように、第2フィルム層122の周囲に第1フィルム層121が張り出した状態で積層シート120が形成されている。
そして、図3に示すように、第1フィルム層121の周縁部と内容器構成シート材110の周縁部とが相互に接合されることにより容器本体100が形成されている。
しかしながら、本発明に係る積層シート及び内容器構成シート材は、このような形態に限定されない。
例えば、図8に示すように、積層シート120Xは、同じ大きさ及び同じ形状の第1フィルム層121Xと第2フィルム層122Xとによって構成されるものであってもよい。
さらに、図9に示すように、第1フィルム層121Xと第2フィルム層122Xと内容器構成シート材110Xとが、同じ大きさ及び同じ形状であってもよい。そして、容器本体100Xが、第1フィルム層121Xの周縁部、第2フィルム層122Xの周縁部及び内容器構成シート材110Xの周縁部とが重なり合って接合された接合部80を有してもよい。
10 内容器
10a 収容領域(収容部)
12 シート天井部
14 開口部
21 胴部
22 天井部
22a 天井剛性部
23 底部
24、24a 開口部
25 接合部
30 スパウト
30a スパウトフランジ
30b 接続部
32 筒部
41 充填部
41X 充填部
42 充填部
42d 中心
61 非接合部
61X 非接合部
62 非接合部
71 折り目
80 接合部
90 ポンプ部材
91 キャップ部
93 押し込み部
94 ノズル部
95 送液チューブ
96 内容物
100、100X 容器本体
110、110X 内容器構成シート材
120 積層シート(可撓性シート)
120a スパウト接合部
120b 傾斜部
120c 接合面
120d シート天井部
120X 積層シート
121、121X 第1フィルム層
122、122X 第2フィルム層
242 充填部
250 シート材容器
300、300X 内容物詰めシート材容器

Claims (9)

  1. 底部、天井部、該底部と該天井部との間に形成された胴部、及び内容物を収容する収容部を有して、可撓性シートを含んで構成された容器本体と、
    前記収容部に収容される前記内容物を外部に吐出するポンプ部材と、
    該ポンプ部材と前記容器本体とを接続するスパウトと、を備え、
    前記ポンプ部材は、前記内容物を外部に吐出する際に、使用者によって押し込まれる押し込み部を有し、
    前記スパウトは、前記可撓性シートに接合されるスパウトフランジを下側に、前記ポンプ部材に接続される接続部を上側に有し、
    前記スパウトフランジと前記可撓性シートの一部とを含んで前記天井部が構成されており、
    前記天井部は、前記スパウトフランジと、前記可撓性シートにおける前記スパウトフランジが接合された部位であるスパウト接合部と、によって構成された天井剛性部を有し、
    前記胴部は、複数の前記可撓性シートが積層された積層シートを有し、該積層シートは、互いに部分的に接合された接合部と、非接合とされた非接合部とを有し、
    該非接合部の少なくとも一部には、充填材が封入された充填部が形成されており、
    該充填部の少なくとも一部は、前記押し込み部の押し込み方向に延在し、
    前記天井剛性部の下面の高さは、前記充填部の上端の高さに対して近傍の高さ又はより低い高さであることを特徴とするシート材容器。
  2. 前記天井部における前記可撓性シートのうち前記スパウト接合部を除く領域の少なくとも一部は、前記押し込み部の押し込み作動により荷重が加わった状態において、前記押し込み部の押し込み方向に直交する方向における前記天井剛性部の両側から上方に延在している傾斜部を有している請求項1に記載のシート材容器。
  3. 前記天井剛性部は、前記スパウトフランジと前記スパウト接合部との接合面を有し、
    前記充填部のうち前記接合面よりも下方において前記押し込み方向に延在する延在部位は、前記押し込み方向に直交する直交方向において前記スパウトの中心を挟んだ両側に設けられており、
    前記天井剛性部は、前記直交方向において、前記スパウトの中心を挟んだ両側それぞれにおける前記延在部位の少なくとも一部の中心を越える大きさで延在している請求項1又は2に記載のシート材容器。
  4. 前記充填部は、前記押し込み方向に直交する第一方向において前記スパウトの中心を挟んだ両側、及び前記押し込み方向及び前記第一方向に直交する第二方向において前記スパウトの中心を挟んだ両側に設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載のシート材容器。
  5. 前記天井剛性部における前記スパウトフランジと前記スパウト接合部との接合面の高さは、前記充填部の上端の高さに対して近傍の高さ又はより低い高さである請求項1から4のいずれか一項に記載のシート材容器。
  6. 前記容器本体は、前記胴部の横幅方向に延在する折り目を有し、
    前記充填部を形成する前記非接合部の一部は、前記折り目を跨いで延在している請求項1から5のいずれか一項に記載のシート材容器。
  7. 前記天井剛性部の下面が前記充填部の上端よりも高く、
    前記天井剛性部の下面と前記充填部の上端の高さとの高さの差が、前記充填部のうち前記折り目の高さにある部位の厚さ寸法以下であることにより、
    前記天井剛性部の下面の高さが、前記充填部の上端の高さに対して近傍の高さとなっている請求項6に記載のシート材容器。
  8. 前記充填部は、前記胴部において前記押し込み方向に延在する延在部位を有し、
    前記天井剛性部の下面が前記充填部の上端よりも高く、
    前記天井剛性部の下面と前記充填部の上端の高さとの高さの差が、前記延在部位の厚さ寸法以下であることにより、
    前記天井剛性部の下面の高さが、前記充填部の上端の高さに対して近傍の高さとなっている請求項1から6のいずれか一項に記載のシート材容器。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のシート材容器と、
    前記収容部に収容された前記内容物と、を備える内容物詰めシート材容器。
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