JP2019188619A - 画像形成装置、タイミング制御プログラム及びタイミング制御方法 - Google Patents

画像形成装置、タイミング制御プログラム及びタイミング制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のページを通紙方向に連続して出力する際に、カウンタ数を増やすことなく、印刷効率の低下を抑制する。【解決手段】予め決定した画像間隔で連続した用紙上にカラーの画像を形成する画像形成装置に、レーザービームをポリゴンミラーで走査してデータの書き込みを行う画像形成部と、書き込み開始トリガとなるトリガ信号を生成する信号生成部と、トリガ信号とポリゴンミラーの回転に同期して入力される水平同期信号とトリガ信号を基準とした水平同期信号の入力数を数えるカウンタとを用い、トリガ信号の入力毎に2つ以上の独立したカウンタを順次切り替え、カウンタのカウント値に基づいて、レーザーの点灯を制御する垂直同期信号のON/OFFを制御するタイミング制御部と、を設け、信号生成部は、ページ数よりも多いトリガ信号を生成し、タイミング制御部は、色毎にカウンタを起動するトリガ信号を選択する。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置、タイミング制御プログラム及びタイミング制御方法に関し、特に、電子写真方式を用いて光ビームを回転多面体で走査してデータの書き込みを行う画像形成装置、データの書き込みタイミングを制御するタイミング制御プログラム及びタイミング制御方法に関する。
電子写真方式を用いて画像を形成する複写機や複合機(MFP:Multi-Functional Peripherals)などの画像形成装置は、原稿から画像を読み取る画像読取部と、読み取った画像を処理する画像処理部と、処理した画像を記録紙に印刷する画像形成部と、画像形成部に記録紙を供給する給紙部などで構成される。また、画像形成部は、感光体ドラムと、感光体ドラムを帯電させる帯電部と、感光体ドラム上に静電潜像を書き込む露光部と、静電潜像を可視像化する現像部と、感光体ドラム上の可視像を中間転写ベルトに転写した後、二次転写ロールを介して記録紙に転写する転写部と、転写された像を定着させる定着部と、記録紙を搬送する搬送部などで構成される。
上記画像形成装置の動作を概説すると、原稿台上に載置された原稿は、画像読取部の光学系により走査され、イメージセンサにより原稿が読み取られる。イメージセンサからの信号は、画像処理部において所定の画像処理等が行われた後、画像形成部に送られる。画像形成部では、帯電部によって帯電された感光体ドラム上に、露光部により静電潜像が形成され、現像部により可視像化された後、転写部によって中間転写ベルト上に逐次転写されてトナー像が形成される。そして、搬送部により記録紙が給紙され、給紙ローラ、レジストローラを経て転写部に搬送され、二次転写ロールによって中間転写ベルト上のトナー像が記録紙に転写される。そして、記録紙は定着部において加熱、加圧され、転写されたトナー像が定着されて出力される。
上記露光部では、光源から出射された光ビーム(レーザービーム)を回転多面鏡(ポリゴンミラー)の反射面で偏向させ、副走査方向に移動する感光体ドラム上を主走査方向に走査することによって静電潜像を形成する。
その際、画像形成装置では、ポリゴンミラーの回転に同期して入力される水平同期信号(IND信号)、ページの書き込み開始トリガとなる(カット紙の場合は用紙先端がセンサを横切った時に出力される)トリガ信号(VTOP信号)を用い、レーザーの点灯を制御する垂直同期信号(VV信号)のON/OFFを、VTOP信号を基準としたIND信号の入力数、すなわちポリゴンミラーの回転回数によって制御することによって、通紙方向(副走査方向)の画像形成タイミングを制御している。
ここで、カラー機は、感光体を4個備え、各感光体にYMCKの4色を割り当て、中間転写ベルト上で各色を重ねることでフルカラー画像を作成するが、感光体は物理的に離れた位置に配置されるため、複数の感光体に対応する複数のレーザーを同時に点灯させてしまうと色は重ならない。そのため、フルカラー画像を作成する際には、感光体の物理的な距離に応じて遅延させながらレーザーを順次点灯させる必要がある。この制御を実現するために、各VTOP信号に対するVV信号のON/OFFを制御するためのIND信号カウンタ(VVタイミング制御カウンタと呼ぶ。)を複数(通常、4つ)設け、VTOP信号の入力毎にカウンタを順次起動させている。
このようなカラー印刷におけるタイミング制御に関して、例えば、下記特許文献1には、それぞれ異なった色に対応して印刷ユニットを複数有し、各印刷ユニットによる記録媒体上への画像の印刷を順次行ってカラー画像を印刷するカラー印刷装置であって、各印刷ユニットに対応して設けられており、水平同期信号が入力されると印刷する画像をライン単位で送信する画像データ送信回路と、最初に印刷を行う印刷ユニットに対応した前記画像データ送信回路の動作タイミングを規定する第1のタイミング信号を受信した後に、受信した水平同期信号の数をカウントするカウンタと、前記カウンタの値に応じて、他の印刷ユニットに対応した前記画像データ送信回路の動作タイミングを規定する第2のタイミング信号を発生するタイミング信号生成回路と、を備える構成が開示されており、VTOP信号(文献中では/TOP)を受けるとIND信号(文献中では/lsync)の数を数えるカウンタが起動し、カウンタが指定数に達するとVV信号(文献中ではVDO)がON/OFFされることが記載されている。
また、下記特許文献2には、ページ単位の画像データに基づいて、用紙に画像形成する画像形成装置であって、ページ単位の画像データを記憶するページメモリと、前記ページメモリから第1の速度で転送した画像データを一時的に記憶するバッファーと、前記バッファーから第2の速度で読み出した画像データに基づいて画像形成する画像形成部と、前記転送および読み出しの動作を制御するとともに、ページごとにパラメーター設定を行い、画像データに対して該パラメーター設定に基づいて画像処理を行う画像制御回路と、を備え、前記第1の速度は前記第2の速度よりも速く、前記画像制御回路は、前記ページメモリから前記バッファーへの1ページ分の画像データの転送が終了した後、次ページの画像データの転送を開始する前に前記次ページの画像データに対するパラメーター設定を実行する構成が開示されており、VTOP信号を基準としたIND信号数でVV信号をON/OFFすることが記載されている。
特開2004−082626号公報 特開2016−219922号公報
上述したように、画像形成装置は、通常、VVタイミング制御カウンタを4つ持っているが、このカウンタはハードウェア(例えばASIC:Application Specific Integrated Circuit)によって実現されるカウンタであり、ソフトウェアの変更によって追加することができない。一方、1ページ目のVV信号がOFF、すなわちVVタイミング制御カウンタが空くまでの間にVTOP信号が何個入力されるかは、製品仕様によって異なる。そのため、感光体間距離や最小画像サイズ(1ページ分の画像サイズ)、画像間距離によっては(例えば、感光体間距離が大きい場合は)、同時に5つ以上のカウンタが必要になる場合があり、その場合、現状のカウンタ数では不足してしまう。
この場合、カウンタを増やすか、カウンタが不足しないように構造や条件を変更するか、のいずれかの対応が必要であるが、上述したようにカウンタはハードウェアによって実現されるものであり、ハードウェアの変更は容易ではないため、カウンタを増やすのは困難である。また、カウンタが不足しないようにするためには、感光体間距離を縮める、最小画像サイズを大きくする、画像間距離を広げるなどの方法が考えられるが、構造設計上、感光体間距離を縮めるのは困難であり、製品スペック上、最小画像サイズを大きくするは好ましくない。
そこで、従来は画像間距離を広げ、VVタイミング制御カウンタが空くまでの時間を稼いで、カウンタが不足しないようにしているが、画像間距離を広げるとページ間の無駄な領域が増えてしまい、印刷効率が低下するという問題が生じる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、複数のページを通紙方向に連続して出力する際に、各VTOP信号に対するVV信号のON/OFFを制御するためのカウンタ数を増やすことなく、印刷効率の低下を抑制することができる画像形成装置、タイミング制御プログラム及びタイミング制御方法を提供することにある。
本発明の一側面は、ページ単位の画像データに基づいて、予め決定した画像間隔で連続した用紙上にカラーの画像を形成する画像形成装置であって、レーザービームをポリゴンミラーで走査してデータの書き込みを行う画像形成部と、書き込み開始トリガとなるトリガ信号を生成する信号生成部と、前記トリガ信号と、前記ポリゴンミラーの回転に同期して入力される水平同期信号と、前記トリガ信号を基準とした前記水平同期信号の入力数を数えるカウンタと、を用い、前記トリガ信号の入力毎に2つ以上の独立したカウンタを順次切り替え、前記カウンタのカウント値に基づいて、レーザーの点灯を制御する垂直同期信号のON/OFFを制御するタイミング制御部と、を備え、前記信号生成部は、ページ数よりも多いトリガ信号を生成し、前記タイミング制御部は、色毎に前記カウンタを起動する前記トリガ信号を選択することを特徴とする。
本発明の一側面は、ページ単位の画像データに基づいて、予め決定した画像間隔で連続した用紙上にカラーの画像を形成する画像形成装置で動作するタイミング制御プログラムであって、前記画像形成装置は、レーザービームをポリゴンミラーで走査してデータの書き込みを行う画像形成部と、前記画像形成部を制御する制御部と、を備え、前記制御部に、書き込み開始トリガとなるトリガ信号を生成する第1処理、前記トリガ信号と、前記ポリゴンミラーの回転に同期して入力される水平同期信号と、前記トリガ信号を基準とした前記水平同期信号の入力数を数えるカウンタと、を用い、前記トリガ信号の入力毎に2つ以上の独立したカウンタを順次切り替え、前記カウンタのカウント値に基づいて、レーザーの点灯を制御する垂直同期信号のON/OFFを制御する第2処理、を実行させ、前記第1処理では、ページ数よりも多いトリガ信号を生成し、前記第2処理では、色毎に前記カウンタを起動する前記トリガ信号を選択することを特徴とする。
本発明の一側面は、ページ単位の画像データに基づいて、予め決定した画像間隔で連続した用紙上にカラーの画像を形成する画像形成装置におけるタイミング制御方法であって、前記画像形成装置は、レーザービームをポリゴンミラーで走査してデータの書き込みを行う画像形成部を備え、書き込み開始トリガとなるトリガ信号を生成する第1処理と、前記トリガ信号と、前記ポリゴンミラーの回転に同期して入力される水平同期信号と、前記トリガ信号を基準とした前記水平同期信号の入力数を数えるカウンタと、を用い、前記トリガ信号の入力毎に2つ以上の独立したカウンタを順次切り替え、前記カウンタのカウント値に基づいて、レーザーの点灯を制御する垂直同期信号のON/OFFを制御する第2処理と、を実行し、前記第1処理では、ページ数よりも多いトリガ信号を生成し、前記第2処理では、色毎に前記カウンタを起動する前記トリガ信号を選択することを特徴とする。
本発明の画像形成装置、タイミング制御プログラム及びタイミング制御方法によれば、複数のページを通紙方向に連続して出力する際に、各VTOP信号に対するVV信号のON/OFFを制御するためのカウンタ数を増やすことなく、印刷効率の低下を抑制することができる。
その理由は、ページ単位の画像データに基づいて、予め決定した画像間隔で連続した用紙上にカラーの画像を形成する画像形成装置に、レーザービームをポリゴンミラーで走査してデータの書き込みを行う画像形成部と、書き込み開始トリガとなるトリガ信号を生成する信号生成部と、トリガ信号と、ポリゴンミラーの回転に同期して入力される水平同期信号と、トリガ信号を基準とした水平同期信号の入力数を数えるカウンタと、を用い、トリガ信号の入力毎に2つ以上の独立したカウンタを順次切り替え、カウンタのカウント値に基づいて、レーザーの点灯を制御する垂直同期信号のON/OFFを制御するタイミング制御部と、を設け、信号生成部は、ページ数よりも多いトリガ信号を生成し、タイミング制御部は、色毎にカウンタを起動するトリガ信号を選択するからである。
IND信号とVTOP信号とVV信号の関係を説明する図である。 従来の画像形成のタイミング制御(感光体間距離が相対的に狭く、画像間距離が相対的に広い場合)を示す波形図である。 従来の画像形成のタイミング制御(感光体間距離が相対的に広く、画像間距離が相対的に狭い場合)を示す波形図である。 カウンタが不足しないようにする方法及びその問題点を示す表である。 従来の画像形成のタイミング制御の一例を示す波形図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成のタイミング制御の一例を示す波形図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成のタイミング制御の他の例を示す波形図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成のタイミング制御の他の例を示す波形図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構造を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 画像間距離を1mmとする場合の画像形成のタイミングの一例を示す波形図である。 本発明の一実施例に係る画像形成のタイミング制御の一例を示す波形図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像形成のタイミング制御の他の例を示す波形図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作の他の例を示すフローチャート図である。
背景技術で示したように、画像形成装置では、ポリゴンミラーの回転に同期して入力される水平同期信号(IND信号)、ページの書き込み開始トリガとなる(カット紙の場合は用紙先端がセンサを横切った時に出力される)トリガ信号(VTOP信号)を用い、レーザーの点灯を制御する垂直同期信号(VV信号)のON/OFFを、VTOP信号を基準としたIND信号の入力数、すなわちポリゴンミラーの回転回数によって制御することによって、通紙方向(副走査方向)の画像形成タイミングを制御している。
例えば、画像形成タイミングをVTOP信号から1mmとしたい場合は図1のようになる。IND信号は、ポリゴンミラーが1面だけ回転した時に生成される。通紙方向の解像度が1200dpiでレーザービーム数が8本の場合、IND信号1回の間に用紙は1200dpi8Line相当、すなわち8/1200×25.4≒0.17mmだけ進むことになる。よって、VV信号をVTOP信号の入力(用紙先端がセンサを横切って)から1mmの位置でONとしたい場合は、IND信号数は1/0.17≒6となる。
モノクロ機であれば上記のタイミング制御で大きな課題は存在しないが、カラー機の場合は問題が発生する。すなわち、カラー機は感光体を4個備え、これらの感光体にYMCKの4色を割り当て、中間転写ベルト上で各色を重ねることでフルカラー画像を作成している。ここで、感光体は物理的に離れた位置に配置されるため、複数の感光体に対応する複数のレーザーを同時に点灯させてしまうと色は重ならない。そのため、フルカラー画像を作成する際には、感光体の物理的な距離に応じて遅延させながらレーザーを順次点灯させる必要がある。例えば、感光体間距離120mm、用紙搬送速度460mm/sの画像形成装置でA4(210mm)を毎分100ページで印刷する場合、各信号のタイミング(ここでは2ページ分のタイミング)は図2のようになる。図2から、遅延させる色(MCK)に関しては、1ページ目のVV信号がOFFとなる前に、2ページ目のVTOP信号が入力される事がわかる。
この波形を実現するために、各VTOP信号に対するVV信号のON/OFFを制御するためのVVタイミング制御カウンタを複数設け、VTOP信号の入力毎にカウンタを順次起動させている。図2の波形図では、白塗りの矢印が、VVタイミング制御カウンタが起動している期間を示し、図中で矢印が重なっている数が同時に使用しているカウンタ数を意味しており、MCK各色は同時に2つのカウンタを使用していることがわかる。
現行の画像形成装置では、VVタイミング制御カウンタは4つで対応しているが、このカウンタはハードウェア(例えばASIC)によって実現されるカウンタであり、ソフトウェアの変更によって追加することができない。これは、カウント対象であるIND信号(ポリゴンミラーの回転)の周期が200〜500μsecであり、ソフトウェアでIND信号数をカウントしたり、IND信号の入力から遅延なくVV信号のON/OFFの切り替えを行ったりすることが現実的でないためである。
ここで、1ページ目のVV信号がOFF、すなわちVVタイミング制御カウンタが空くまでの間に、VTOP信号が何個入力されるかは、製品仕様によって異なる。例えば、感光体間距離120mm、紙搬送速度460mm/s、最小画像サイズ100mm、画像間距離を0とした場合、図3に示すように、K色のVV信号を制御するためには同時に5つのカウンタが必要であり、現状のカウンタ数では不足してしまう。
この問題に対して、カウンタを増やすか、カウンタが不足しないように構造や条件を変更するか、のいずれかの対応が必要であるが、上述したようにカウンタはハードウェアによって実現されるものであり、ハードウェアの変更は容易ではなく、多くの場合はハードウェア設計時点で将来のカウンタ必要数を決定することは困難である。また、ASICに代えてFPGA(field-programmable gate array)を用いればカウンタ数の追加は比較的容易に実施できるが、FPGAはコスト面で好ましくない。
また、カウンタが不足しないようにするためには、図4に示すように、感光体間距離を縮める、最小画像サイズ(1ページ分の画像サイズ)を大きくする、画像間距離を広げるなどの方法が考えられる。しかしながら、感光体間距離は構造設計で決定されるため、感光体間距離を縮めるのは困難であり、また、最小画像サイズを大きくすると製品スペックの最小画像サイズに影響を与えるため、好ましくないことから、従来は画像間距離を広げ、VVタイミング制御カウンタが空くまでの時間を稼いで、カウンタが不足しないようにしているが、画像間距離を広げるとページ間の無駄な領域が増えてしまい、印刷効率が低下するという問題が生じる。
そこで、本発明の一実施の形態では、カウンタ数を増やすことなく、また、感光体間距離を縮めたり、最小画像サイズを大きくしたり、画像間距離を広げたりすることなく、複数のページを通紙方向に連続して出力する際の印刷効率の低下を抑制できるように、ページ数よりもVTOP信号を多くする。具体的には、ページ単位の画像データに基づいて、予め決定した画像間隔で連続した用紙上にカラーの画像を形成する画像形成装置に、レーザービームをポリゴンミラーで走査してデータの書き込みを行う画像形成部と、書き込み開始トリガとなるトリガ信号を生成する信号生成部と、トリガ信号と、ポリゴンミラーの回転に同期して入力される水平同期信号と、トリガ信号を基準とした水平同期信号の入力数を数えるカウンタと、を用い、トリガ信号の入力毎に2つ以上の独立したカウンタを順次切り替え、カウンタのカウント値に基づいて、レーザーの点灯を制御する垂直同期信号のON/OFFを制御するタイミング制御部と、を設け、信号生成部は、ページ数よりも多いトリガ信号を生成し、タイミング制御部は、色毎にカウンタを起動するトリガ信号を選択する。更に、信号生成部は、1番目のトリガ信号を基準として、通紙方向の画像サイズと画像間隔とを加算した距離を通紙速度で除算した時間以下の周期でトリガ信号を生成し、タイミング制御部は、同時に使用するカウンタ数が、感光体間の距離、通紙方向の画像サイズ、及び画像間隔によらずに一定となるように、色毎に何番目のトリガ信号を選択するかを決定する。
以下、従来のタイミング制御と本実施形態のタイミング制御とを比較して説明する。図5は、従来の画像形成のタイミング制御を示す波形図であり、図6乃至図8は、本実施形態の画像形成のタイミング制御を示す波形図である。なお、図5乃至図8において、各種ハッチングを付した矩形が各色の1ページを示し、白塗りの矢印がVVタイミング制御カウンタの起動時間を示している。
図5に示すように、従来のタイミング制御では、YMCKの各色のVV信号は全て、そのページのVTOP信号を基準にしてON/OFFが制御されるため、後に画像形成される色ほど、VVタイミング制御カウンタの起動時間が長くなり、その結果、その後のページのVTOP信号に対応するVVタイミング制御カウンタも起動し、より多くのカウンタが必要になる。これに対して、図6に示すように、本実施形態のタイミング制御では、YMCKの各色のVV信号は、そのページの直前のVTOP信号を基準にしてON/OFFが制御されるため、VVタイミング制御カウンタの起動時間を短くすることができ、その結果、その後のページのVTOP信号に対応するVVタイミング制御カウンタが起動する前に先に起動したVVタイミング制御カウンタを解放することができ、カウンタ数を減らすことが可能になる。
図5と図6を比較すると、従来はCとKのVV信号のON/OFFを制御するための3つのVVタイミング制御カウンタが必要になるのに対して、本実施形態では2つであり、少ないカウンタ数でカラー画像を形成することができ、製品仕様によって5つのカウンタが必要になる場合であっても、現状のカウンタ数で対応することが可能になる。
なお、図6では、ページの先頭でVTOP信号を出力する場合を記載したが、本発明は、ページ数よりもVTOP信号が多くなればよく、例えば、図7に示すように、通紙方向のページ長(画像サイズ)と画像間距離とを加算した距離を通紙速度で除算した時間よりもVTOP信号の周期が短くなるようにしてもよい。この場合もYMCKの各色のVV信号は、そのページの直前のVTOP信号を基準にしてON/OFFが制御されるため、VVタイミング制御カウンタの起動時間を短くすることができ、少ないカウンタ数でカラー画像を形成することができる。
また、図6及び図7では、全てのページに対して、そのページの直前のVTOP信号を基準にしてVV信号のON/OFFを制御したが、図8に示すように、先頭のページやその次のページに関しては、そのページに対応するVTOP信号を基準にしてVV信号のON/OFFを制御することもできる。この場合も、従来に比べて少ないカウンタ数でカラー画像を形成することができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る画像形成装置、タイミング制御プログラム及びタイミング制御方法について、図9乃至図15を参照して説明する。図9は、本実施例の画像形成装置の構造を示す模式図であり、図10は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図11は、画像間距離を1mmとする場合の画像形成のタイミングを示す波形図であり、図12及び図14は、本実施例の画像形成のタイミング制御を示す波形図、図13及び図15は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
図9及び図10に示すように、本実施例の画像形成装置10は、ページ単位の画像データに基づいて、連続した用紙(ロール紙)に画像を形成するMFP(Multi-Functional Peripherals)などの印刷装置である。なお、本実施例では、ロール紙上の1つの画像が形成される領域を1ページと呼ぶ。
この画像形成装置10は、制御部11、記憶部12、ネットワークI/F部13、表示操作部14、給紙部15、給紙調整部16、画像形成部17、排紙調整部18、排紙部19などで構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11aとROM(Read Only Memory)11bやRAM(Random Access Memory)11cなどのメモリとで構成され、CPU11aは、ROM11bや記憶部12に記憶した制御プログラム(本実施例のタイミング制御プログラムを含む。)をRAM11cに展開して実行することにより、画像形成装置10全体の動作を制御する。上記制御部11は、図10(b)に示すように、画像処理部20、信号生成部21、タイミング制御部22などとして機能する。
画像処理部20は、図示しないクライアント装置などからPDL(Page Description Language)などで記述された印刷ジョブを取得して翻訳し、原稿の各ページをラスタライズして画像データを生成する。そして、印刷ジョブから生成した画像データ又は図示しない画像読取部で原稿を読み取った画像データに対して、必要に応じて画像処理(色調整、濃度調整、サイズ調整などの処理)を行った後、画像形成部17に出力する。
信号生成部21は、ページの書き込み開始トリガとなるトリガ信号(VTOP信号)を生成して出力する。その際、従来の画像形成装置では、ページ数分のVTOP信号を生成しているが、本実施例では、ページ数よりも多いトリガ信号を生成する。具体的には、1番目のトリガ信号を基準として、通紙方向のページ長(画像サイズ)と画像間距離(画像間隔)とを加算した距離を通紙速度で除算した時間以下の周期でトリガ信号を生成する。なお、ページ数に対してVTOP信号数をどの程度多くするかは、感光体間距離、最小画像サイズ、画像間距離によって変動するが、少なくとも、最初に画像形成する色を除く色(YMCKの場合は3色)の数だけ、VTOP信号数を多く生成する。
タイミング制御部22は、トリガ信号(VTOP信号)とポリゴンミラーの回転に同期して入力される水平同期信号(IND信号)と、トリガ信号を基準とした水平同期信号の入力数を数えるカウンタ(VVタイミング制御カウンタ)と、を用い、トリガ信号の入力毎に2つ以上の独立したカウンタを順次切り替え、カウンタのカウント値に基づいて、レーザーの点灯を制御する垂直同期信号(VV信号)のON/OFFを制御する。その際、色毎にカウンタを起動するトリガ信号を選択する。具体的には、同時に使用するカウンタ数が、感光体間距離、最小画像サイズ、画像間距離によらずに一定となるように、色毎に何番目のトリガ信号を選択するかを決定する。例えば、各ページのトリガ信号として、当該ページの垂直同期信号をONにすべきタイミングに最も近い(当該ページの直前に入力される)VTOP信号を選択してVVタイミング制御カウンタを起動し、そのページのVV信号のON/OFFを制御することによって、同時に使用するカウンタ数を2つ以下に固定する。若しくは、M(M≧2)としたとき、ページN(N>M)のトリガ信号として、ページN−Mの垂直同期信号がOFFとなった後、かつ、ページNの垂直同期信号をONにすべきタイミングの前に入力されるトリガ信号を選択してVVタイミング制御カウンタを起動し、そのページのVV信号のON/OFFを制御することによって、同時に使用するカウンタ数をM以下に固定する。このタイミング制御部22の詳細な動作については後述する。
上記画像処理部20、信号生成部21、タイミング制御部22は、ハードウェアとして構成してもよいし、制御部11を、画像処理部20、信号生成部21、タイミング制御部22(特に、信号生成部21、タイミング制御部22)として機能させるタイミング制御プログラムとして構成し、当該タイミング制御プログラムをCPU11aに実行させるようにしてもよい。
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU11aが各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、図示しないクライアント装置などから受信した印刷ジョブ、画像処理部20が生成した画像データなどを記憶する。
ネットワークI/F部13は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、画像形成装置10を通信ネットワークに接続し、図示しないクライアント装置などから印刷ジョブを受信可能にする。
表示操作部14は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、印刷処理に関する各種画面を表示し、印刷に関する各種操作を可能にする。
給紙部15は、ロール紙を画像形成部17に供給する。
給紙調整部16は、給紙部15と画像形成部17との間の用紙搬送経路における微小な速度差や片寄りを調整する。
画像形成部17は、画像処理部20から受け取った画像データに基づき、タイミング制御部22のタイミング制御に従って、給紙部15から供給されるロール紙に画像を形成する。この画像形成部17は、例えば、感光体ドラムと、感光体ドラムを帯電させる帯電部と、感光体ドラム上に静電潜像を書き込む露光部と、静電潜像を可視像化する現像部と、感光体ドラム上の可視像を中間転写ベルトに転写した後、二次転写ロールを介して記録紙に転写する転写部と、転写された像を定着させる定着部と、記録紙を搬送する搬送部などで構成され、露光部では、上記タイミング制御部22の制御に従って、光源からレーザービームを出射し、そのレーザービームを回転多面鏡(ポリゴンミラー)の反射面で偏向させ、副走査方向に移動する感光体ドラム上を主走査方向に走査することによって静電潜像を形成する。
排紙調整部18は、画像形成部17と排紙部19との間の用紙搬送経路における微小な速度差や片寄りを調整する。
排紙部19は、画像形成部17で画像形成されたロール紙を巻き取る。
なお、図9及び図10は、本実施例の画像形成装置10の一例であり、本実施例のタイミング制御が実現可能な限りにおいて、画像形成装置10の構成や制御は適宜変更可能である。例えば、図9及び図10では、画像間距離が小さくなる構成例としてロール紙プリンタを想定して説明したが、カット紙プリンタとしてもよい。
以下、本実施例の画像形成装置10の概略動作について説明する。ロール紙の場合、用紙の先端と画像の先端とを合わせる必要がないため、1ページ目の画像形成位置を規定する1番目のVTOP信号を基準として次ページ以降に対応するVTOP信号が生成され、これらのVTOP信号に基づいてVV信号のON/OFFのタイミングが決定される。通常、ロール紙プリンタの場合は、ページ間(画像間)に0〜1mm程度の余白を設けて印刷を行うため、画像間距離が1mmの場合は、図11に示すようにYMCK各色のVV信号のON/OFFを制御したい。このようなタイミング制御を実現する手段は複数あり、以降でそれぞれについて説明する。
[第1の実現手段]
第1の実現手段では、VTOP信号の入力数をページ数よりも多くし、VV信号をONにすべきタイミングの直前(対象ページの画像形成開始位置の直前)に入力されるVTOP信号を基準としてVV信号のON/OFF制御を行う。なお、VTOP信号の周期は、通紙方向ページ長と画像間距離とを加算した距離を通紙速度で除算した時間以下の任意の値で良い。以降では、理解を容易にするために、VTOP周期=通紙方向ページ長と画像間距離とを加算した距離を通紙速度で除算した時間として説明する。
図12は、第1の実現手段を用いて5ページのカラー画像を形成する場合の波形図である。第1の実現手段では、VV信号をONにすべきタイミングの直前に入力されるVTOP信号を基準としてVV信号のON/OFF制御を行うため、VVタイミング制御カウンタ(以下、単にカウンタと称す。)は、出力中のページ+次ページの2つで済むようになる。この場合、出力するページ数は5であるが、VTOP信号は8回入力されることになる。
以下、上記タイミング制御について、フローチャートを参照して説明する。CPU11aは、ROM11b又は記憶部12に記憶したタイミング制御プログラムをRAM11cに展開して実行することにより、図13のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、制御部11(信号生成部21)は、1ページ目の画像形成位置を規定する1番目のVTOP信号を基準として、VTOP周期=(通紙方向ページ長+画像間距離)/通紙速度でVTOP信号を生成するものとする。
制御部11(タイミング制御部22)は、iを0、連続プリント距離Xを0に設定し(S101)、ページ番号pを1から全ページ数Pまで1つずつ変化させて以下の処理を行う(S102)。
まず、制御部11(タイミング制御部22)は、感光体間距離Sと連続プリント距離XとVTOP周期Tと通紙速度vを用いて、基準VTOP番号=1+((S+X)/v)//Tを算出し、VV信号ONタイミング=(S+X)/v-(基準VTOP番号-1)×Tを算出する(S103)。なお、A//BはAをBで切り捨て除算した値である。
図12を参照して具体的に説明すると、感光体間距離Sは、先頭の感光体(図ではY)が画像形成を開始する位置(すなわち1番目のVTOP信号)から対象感光体が画像形成を開始する位置までの距離であり、M色は5669Line(120mm)、C色は11338Line(240mm)、K色は17007Line(360mm)である。また、Wは、通紙方向ページ長+画像間距離であり、5000Line+47Lineである。また、連続プリント距離Xは、最初のページの画像形成開始位置から対象ページの画像形成開始位置までの距離であり、対象ページが1ページの場合は0であり、対象ページが2ページの場合は、W=5000Line+47Line、対象ページが3ページの場合は、2W=(5000Line+47Line)×2、対象ページが4ページの場合は、3W=(5000Line+47Line)×3、対象ページが5ページの場合は、4W=(5000Line+47Line)×4である。また、基準VTOP番号は、1番目のVTOP信号から対象ページの画像形成開始位置までの距離(すなわちS+X)の中に含まれるVTOP信号数であり、対象ページが1ページの場合、Y色は1、M色は2、C色は3、K色は4、対象ページが2ページの場合、Y色は2、M色は3、C色は4、K色は5、対象ページが3ページの場合、Y色は3、M色は4、C色は5、K色は6、対象ページが4ページの場合、Y色は4、M色は5、C色は6、K色は7、対象ページが5ページの場合、Y色は5、M色は6、C色は7、K色は8である。また、VV信号ONタイミングは、1番目のVTOP信号から対象ページの画像形成開始位置までの距離(すなわちS+X)を通紙速度vで除算した時間から、1番目のVTOP信号から対象ページの画像形成開始位置に最も近いVTOP信号までの時間(すなわち(基準VTOP番号-1)×T)を減算した時間(言い換えると、対象ページの画像形成開始位置に最も近いVTOP信号からそのページの画像形成開始位置までの時間)である。
次に、制御部11(タイミング制御部22)は、VTOP信号をマスク(すなわち、VTOP信号を検出してもカウンタの起動制御を行わないように)した後(S104)、i=基準VTOP番号-1であるかを判断する(S105)。i=基準VTOP番号-1でなければ、VTOP信号を検出したかを判断し(S106)、VTOP信号を検出したらiに1を加算して(S107)、S105に戻る。一方、i=基準VTOP番号-1であれば、VTOPマスクを解除(すなわち、VTOP信号を検出したらカウンタの起動制御を行うように)した後(S108)、VTOP信号を検出したかを判断し(S109)、VTOP信号を検出したら、そのVTOP信号によってカウンタを起動し(S110)、VV信号ONタイミングが経過したら、そのページの画像形成を開始する。その際、iに1を加算し、連続プリント距離XにW(通紙方向ページ長+画像間距離)を加算する(S110)。そして、次のページがあれば(S111)、S102に戻って同様の処理を行う。
図12を参照して具体的に説明すると、例えば、Y色の1ページでは、S101でi=0に設定され、基準VTOP番号=1であるため、i=基準VTOP番号-1となり、S108でVTOPマスクを解除し、S109で1番目のVTOP信号を検出したら、S110でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。2ページでは、S110でi=1に設定され、基準VTOP番号=2であるため、i=基準VTOP番号-1となり、S108でVTOPマスクを解除し、S109で2番目のVTOP信号を検出したら、S110でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。本構成の場合、Y色の3〜5ページも同様の制御となる。
また、M色の1ページでは、S101でi=0に設定され、基準VTOP番号=2であるため、i=基準VTOP番号-1ではなく、S106で1番目のVTOP信号を検出したら、S107でiに1を加算してS105に遷移する。この段階で、i=1、基準VTOP番号=2であるため、i=基準VTOP番号-1となり、S108でVTOPマスクを解除し、S109で2番目のVTOP信号を検出したら、S110でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。2ページでは、S110でi=2に設定され、基準VTOP番号=3であるから、i=基準VTOP番号-1となり、S108でVTOPマスクを解除し、S109で3番目のVTOP信号を検出したら、S110でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。本構成の場合、M色の3〜5ページも同様の制御となる。
また、C色の1ページでは、S101でi=0に設定され、基準VTOP番号=3であるから、i=基準VTOP番号-1ではなく、S106で1番目のVTOP信号を検出したら、S107でiに1を加算してS105に遷移する。この段階でも、i=1、基準VTOP番号=3であるから、i=基準VTOP番号-1ではなく、S106で2番目のVTOP信号を検出したら、S107でiに1を加算してS105に遷移する。この段階では、i=2、基準VTOP番号=3であるから、i=基準VTOP番号-1となり、S108でVTOPマスクを解除し、S109で3番目のVTOP信号を検出したら、S110でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。2ページでは、S110でi=3に設定され、基準VTOP番号=4であるから、i=基準VTOP番号-1となり、S108でVTOPマスクを解除し、S109で4番目のVTOP信号を検出したら、S110でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。本構成の場合、C色の3〜5ページも同様の制御となる。
また、K色の1ページでは、S101でi=0に設定され、基準VTOP番号=4であるから、i=基準VTOP番号-1ではなく、S106で1番目のVTOP信号を検出したら、S107でiに1を加算してS105に遷移する。この段階でも、i=1、基準VTOP番号=4であるから、i=基準VTOP番号-1ではなく、S106で2番目のVTOP信号を検出したら、S107でiに1を加算してS105に遷移する。この段階でも、i=2、基準VTOP番号=4であるから、i=基準VTOP番号-1ではなく、S106で3番目のVTOP信号を検出したら、S107でiに1を加算してS105に遷移する。この段階では、i=3、基準VTOP番号=4であるから、i=基準VTOP番号-1となり、S108でVTOPマスクを解除し、S109で4番目のVTOP信号を検出したら、S110でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。2ページでは、S110でi=4に設定され、基準VTOP番号=5であるから、i=基準VTOP番号-1であり、S108でVTOPマスクを解除し、S109で5番目のVTOP信号を検出したら、S110でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。本構成の場合、K色の3〜5ページも同様の制御となる。
このように、VV信号をONにすべきタイミングの直前(対象ページの画像形成開始位置の直前)に入力されるVTOP信号を基準としてVV信号のON/OFF制御を行うことにより、カウンタ数を増やすことなく、印刷効率の低下を抑制することができる。
[第2の実現手段]
前記した第1の実現手段では、全ページでカウンタの起動を遅延させる(全ページで直前のVTOP信号を基準にしてカウンタを起動させる)構成としたが、実際には同時に起動するカウンタ数が2個以下であれば、必ずしも全ページでカウンタの起動を遅延させる必要はない。例えば、N≧3とした場合、N-1ページ目までは、そのページに対応するVTOP信号(例えば、1ページ目は1番目のVTOP信号、2ページ目は2番目のVTOP信号)を基準にしてカウンタを起動し、Nページ目以降は、N−2ページ目のVV信号がOFF以降のいずれかのVTOP信号を基準にしてカウンタを起動することができる。
図14は、第2の実現手段を用いて5ページのカラー画像を形成する場合の波形図である。第2の実現手段では、Nページ目以降は、N−2ページ目のVV信号がOFF以降のいずれかのVTOP信号を基準にしてカウンタを起動するため、第1の実現手段と同様に、カウンタは2つで済むようになる。
以下、上記タイミング制御について、フローチャートを参照して説明する。CPU11aは、ROM11b又は記憶部12に記憶したタイミング制御プログラムをRAM11cに展開して実行することにより、図15のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、図15は、1,2ページ目は、1,2番目のVTOP信号を用いてカウンタを起動し、N(N≧3)ページ目以降は、そのページの直前のVTOP信号を基準にしてカウンタを起動する場合の例である。
制御部11(タイミング制御部22)は、第1の実現手段と同様に、iを0、連続プリント距離Xを0に設定し(S201)、ページ番号pを1から全ページ数Pまで1つずつ変化させて以下の処理を行う(S202)。
まず、制御部11(タイミング制御部22)は、印刷中のページ番号pが3未満であるかを判断する(S203)。印刷中のページ番号pが3未満の場合は、基準VTOP番号をpに設定し、感光体間距離Sと連続プリント距離XとVTOP周期Tと通紙速度vを用いて、VV信号ONタイミング=(S+X)/v-(基準VTOP番号-1)×Tを算出する(S204)。
図14を参照して具体的に説明すると、第1の実現手段の図12と同様に、感光体間距離Sは、M色は5669Line(120mm)、C色は11338Line(240mm)、K色は17007Line(360mm)であり、Wは、5000Line+47Lineである。また、連続プリント距離Xは、対象ページが1ページの場合は0であり、対象ページが2ページの場合は、W=5000Line+47Lineである。また、基準VTOP番号は、対象ページが1ページの場合、YMCK共に1、対象ページが2ページの場合、YMCK共に2である。また、VV信号ONタイミングは、1番目のVTOP信号から対象ページの画像形成開始位置までの距離(すなわちS+X)を通紙速度vで除算した時間から、1個目のVTOP信号から対象ページのページ番号に対応するVTOP信号までの時間(すなわち(基準VTOP番号-1)×T)を減算した時間(言い換えると、対象ページのページ番号に対応するVTOP信号からそのページの画像形成開始位置までの時間)である。
次に、制御部11(タイミング制御部22)は、VTOP信号を検出したかを判断し(S205)、VTOP信号を検出したらカウンタを起動し(S206)、VV信号ONタイミングが経過したら、そのページの画像形成を開始する。その際、iに1を加算し、連続プリント距離XにWを加算する(S206)。そして、次のページがあれば(S215)、S202に戻って同様の処理を行う。具体的に説明すると、各色の1ページでは、S205で1番目のVTOP信号を検出したら、そのVTOP信号によってカウンタを起動する(S206)。また、2ページでは、S205で2番目のVTOP信号を検出したら、そのVTOP信号によってカウンタを起動する(S206)。
一方、印刷中のページ番号pが3以上の場合は、S204と同様に、感光体間距離Sと連続プリント距離XとVTOP周期Tと通紙速度vを用いて、基準VTOP番号=1+((S+X)/v)//Tを算出し、VV信号ONタイミング=(S+X)/v-(基準VTOP番号-1)×Tを算出する(S207)。
なお、連続プリント距離Xは、対象ページが3ページの場合は、2W=(5000Line+47Line)×2、対象ページが4ページの場合は、3W=(5000Line+47Line)×3、対象ページが5ページの場合は、4W=(5000Line+47Line)×4である。また、基準VTOP番号は、対象ページが3ページの場合、Y色は3、M色は4、C色は5、K色は6、対象ページが4ページの場合、Y色は4、M色は5、C色は6、K色は7、対象ページが5ページの場合、Y色は5、M色は6、C色は7、K色は8である。また、VV信号ONタイミングは、1番目のVTOP信号から対象ページの画像形成開始位置までの距離(すなわちS+X)を通紙速度vで除算した時間から、1番目のVTOP信号から対象ページの画像形成開始位置に最も近いVTOP信号までの時間(すなわち(基準VTOP番号-1)×T)を減算した時間(言い換えると、対象ページの画像形成開始位置に最も近いVTOP信号からそのページの画像形成開始位置までの時間)である。
その後、第1の実現手段と同様に、制御部11(タイミング制御部22)は、VTOP信号をマスク(すなわち、VTOP信号を検出してもカウンタの起動制御を行わないように)した後(S208)、i=基準VTOP番号-1であるか、又は、p-2ページのVV信号がOFFになっているかを判断する(S209)。i=基準VTOP番号-1でなく、かつ、p-2ページのVV信号がOFFでなければ、VTOP信号を検出したかを判断し(S210)、VTOP信号を検出したらiに1を加算して(S211)、S209に戻る。一方、i=基準VTOP番号-1、又は、p-2ページのVV信号がOFFであれば、VTOPマスクを解除(すなわち、VTOP信号を検出したらカウンタの起動制御を行うように)した後(S212)、VTOP信号を検出したかを判断し(S213)、VTOP信号を検出したら、そのVTOP信号によってカウンタを起動し(S214)、VV信号ONタイミングが経過したら、そのページの画像形成を開始する。その際、iに1を加算し、連続プリント距離XにWを加算する(S214)。そして、次のページがあれば(S215)、S202に戻って同様の処理を行う。
図14を参照して具体的に説明すると、例えば、Y色の3ページでは、2ページ目のS206でi=2に設定され、基準VTOP番号=3であるから、i=基準VTOP番号-1となり、S212でVTOPマスクを解除し、S213で3番目のVTOP信号を検出したら、S214でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。本構成の場合、Y色の4〜5ページも同様の制御となる。
また、M色の3ページでは、2ページ目のS206でi=2に設定され、基準VTOP番号=4であるから、i=基準VTOP番号-1ではなく、S210で3番目のVTOP信号を検出したら、S211でiに1を加算してS209に遷移する。この段階で、i=3、基準VTOP番号=4であるから、i=基準VTOP番号-1となり、S212でVTOPマスクを解除し、S213で4番目のVTOP信号を検出したら、S214でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。なお、i=基準VTOP番号-1でなくても、p-2ページ(1ページ)のVV信号がOFFであれば、VTOPマスクを解除してもよい。4ページでは、S214でi=4に設定され、基準VTOP番号=5であるから、i=基準VTOP番号-1となり、S212でVTOPマスクを解除し、S213で5番目のVTOP信号を検出したら、S214でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。本構成の場合、M色の5ページも同様の制御となる。
また、C色の3ページでは、2ページ目のS206でi=2に設定され、基準VTOP番号=5であるから、i=基準VTOP番号-1ではなく、S210で3番目のVTOP信号を検出したら、S211でiに1を加算してS209に遷移する。この段階でも、i=3、基準VTOP番号=5であるから、i=基準VTOP番号-1ではなく、S210で4番目のVTOP信号を検出したら、S211でiに1を加算してS209に遷移する。この段階では、i=4、基準VTOP番号=5であるから、i=基準VTOP番号-1となり、S212でVTOPマスクを解除し、S213で5番目のVTOP信号を検出したら、S214でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。なお、i=基準VTOP番号-1でなくても、p-2ページ(1ページ)のVV信号がOFFであれば、VTOPマスクを解除してもよい。4ページでは、S214でi=5に設定され、基準VTOP番号=6であるから、i=基準VTOP番号-1となり、S212でVTOPマスクを解除し、S213で6番目のVTOP信号を検出したら、S214でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。本構成の場合、C色の5ページも同様の制御となる。
また、K色の3ページでは、2ページ目のS206でi=2に設定され、基準VTOP番号=6であるから、i=基準VTOP番号-1ではなく、S210で3番目のVTOP信号を検出したら、S211でiに1を加算してS209に遷移する。この段階でも、i=3、基準VTOP番号=6であるから、i=基準VTOP番号-1ではなく、S210で4番目のVTOP信号を検出したら、S211でiに1を加算してS209に遷移する。この段階でも、i=4、基準VTOP番号=6であるから、i=基準VTOP番号-1ではなく、S210で5番目のVTOP信号を検出したら、S211でiに1を加算してS209に遷移する。この段階では、i=5、基準VTOP番号=6であるから、i=基準VTOP番号-1となり、S212でVTOPマスクを解除し、S213で6番目のVTOP信号を検出したら、S214でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。なお、i=基準VTOP番号-1でなくても、p-2ページ(1ページ)のVV信号がOFFであれば、VTOPマスクを解除してもよい。4ページでは、S214でi=6に設定され、基準VTOP番号=7であるから、i=基準VTOP番号-1となり、S212でVTOPマスクを解除し、S213で7番目のVTOP信号を検出したら、S214でそのVTOP信号によってカウンタを起動する。本構成の場合、K色の5ページも同様の制御となる。
なお、ここでは同時に起動するカウンタ数を2個としたが、カウンタ数に余裕があるのであれば、同時に起動するカウンタ数を3個以上としても良い。その場合は、S209でp-2ページのVV信号がOFFであるかを確認する必要はない。
このように、Nページ目以降は、N−2ページ目のVV信号がOFF以降のいずれかのVTOP信号を基準にしてVVタイミング制御カウンタを起動することによって、カウンタ数を増やすことなく、印刷効率の低下を抑制することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、用紙の先端に対する画像の書き出しタイミングを合わせる必要がないロール紙を想定して説明したが、用紙の先端に対する画像の書き出しタイミングを合わせる必要があるカット紙に対しても、本発明のタイミング制御方法を同様に適用することができる。
本発明は、電子写真方式を用いて光ビームを回転多面体で走査してデータの書き込みを行う画像形成装置、データの書き込みタイミングを制御するタイミング制御プログラム、当該タイミング制御プログラムを記録した記録媒体及びタイミング制御方法に利用可能である。
10 画像形成装置
11 制御部
11a CPU
11b ROM
11c RAM
12 記憶部
13 ネットワークI/F部
14 表示操作部
15 給紙部
16 給紙調整部
17 画像形成部
18 排紙調整部
19 排紙部
20 画像処理部
21 信号生成部
22 タイミング制御部

Claims (12)

  1. ページ単位の画像データに基づいて、予め決定した画像間隔で連続した用紙上にカラーの画像を形成する画像形成装置であって、
    レーザービームをポリゴンミラーで走査してデータの書き込みを行う画像形成部と、
    書き込み開始トリガとなるトリガ信号を生成する信号生成部と、
    前記トリガ信号と、前記ポリゴンミラーの回転に同期して入力される水平同期信号と、前記トリガ信号を基準とした前記水平同期信号の入力数を数えるカウンタと、を用い、前記トリガ信号の入力毎に2つ以上の独立したカウンタを順次切り替え、前記カウンタのカウント値に基づいて、レーザーの点灯を制御する垂直同期信号のON/OFFを制御するタイミング制御部と、を備え、
    前記信号生成部は、ページ数よりも多いトリガ信号を生成し、
    前記タイミング制御部は、色毎に前記カウンタを起動する前記トリガ信号を選択する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記信号生成部は、1番目のトリガ信号を基準として、通紙方向の画像サイズと前記画像間隔とを加算した距離を通紙速度で除算した時間以下の周期でトリガ信号を生成し、
    前記タイミング制御部は、同時に使用するカウンタ数が、感光体間の距離、前記通紙方向の画像サイズ、及び前記画像間隔によらずに一定となるように、色毎に何番目の前記トリガ信号を選択するかを決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記タイミング制御部は、各ページのトリガ信号として、当該ページの前記垂直同期信号をONにすべきタイミングに最も近いトリガ信号を選択して、同時に使用する前記カウンタ数を2つ以下に固定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記タイミング制御部は、M(M≧2)としたとき、ページN(N>M)のトリガ信号として、ページN−Mの前記垂直同期信号がOFFとなった後、かつ、ページNの前記垂直同期信号をONにすべきタイミングの前に入力されるトリガ信号を選択し、同時に使用する前記カウンタ数をM以下に固定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. ページ単位の画像データに基づいて、予め決定した画像間隔で連続した用紙上にカラーの画像を形成する画像形成装置で動作するタイミング制御プログラムであって、
    前記画像形成装置は、レーザービームをポリゴンミラーで走査してデータの書き込みを行う画像形成部と、前記画像形成部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部に、
    書き込み開始トリガとなるトリガ信号を生成する第1処理、
    前記トリガ信号と、前記ポリゴンミラーの回転に同期して入力される水平同期信号と、前記トリガ信号を基準とした前記水平同期信号の入力数を数えるカウンタと、を用い、前記トリガ信号の入力毎に2つ以上の独立したカウンタを順次切り替え、前記カウンタのカウント値に基づいて、レーザーの点灯を制御する垂直同期信号のON/OFFを制御する第2処理、を実行させ、
    前記第1処理では、ページ数よりも多いトリガ信号を生成し、
    前記第2処理では、色毎に前記カウンタを起動する前記トリガ信号を選択する、
    ことを特徴とするタイミング制御プログラム。
  6. 前記第1処理では、1番目のトリガ信号を基準として、通紙方向の画像サイズと前記画像間隔とを加算した距離を通紙速度で除算した時間以下の周期でトリガ信号を生成し、
    前記第2処理では、同時に使用するカウンタ数が、感光体間の距離、前記通紙方向の画像サイズ、及び前記画像間隔によらずに一定となるように、色毎に何番目の前記トリガ信号を選択するかを決定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のタイミング制御プログラム。
  7. 前記第2処理では、各ページのトリガ信号として、当該ページの前記垂直同期信号をONにすべきタイミングに最も近いトリガ信号を選択して、同時に使用する前記カウンタ数を2つ以下に固定する、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のタイミング制御プログラム。
  8. 前記第2処理では、M(M≧2)としたとき、ページN(N>M)のトリガ信号として、ページN−Mの前記垂直同期信号がOFFとなった後、かつ、ページNの前記垂直同期信号をONにすべきタイミングの前に入力されるトリガ信号を選択し、同時に使用する前記カウンタ数をM以下に固定する、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のタイミング制御プログラム。
  9. ページ単位の画像データに基づいて、予め決定した画像間隔で連続した用紙上にカラーの画像を形成する画像形成装置におけるタイミング制御方法であって、
    前記画像形成装置は、レーザービームをポリゴンミラーで走査してデータの書き込みを行う画像形成部を備え、
    書き込み開始トリガとなるトリガ信号を生成する第1処理と、
    前記トリガ信号と、前記ポリゴンミラーの回転に同期して入力される水平同期信号と、前記トリガ信号を基準とした前記水平同期信号の入力数を数えるカウンタと、を用い、前記トリガ信号の入力毎に2つ以上の独立したカウンタを順次切り替え、前記カウンタのカウント値に基づいて、レーザーの点灯を制御する垂直同期信号のON/OFFを制御する第2処理と、を実行し、
    前記第1処理では、ページ数よりも多いトリガ信号を生成し、
    前記第2処理では、色毎に前記カウンタを起動する前記トリガ信号を選択する、
    ことを特徴とするタイミング制御方法。
  10. 前記第1処理では、1番目のトリガ信号を基準として、通紙方向の画像サイズと前記画像間隔とを加算した距離を通紙速度で除算した時間以下の周期でトリガ信号を生成し、
    前記第2処理では、同時に使用するカウンタ数が、感光体間の距離、前記通紙方向の画像サイズ、及び前記画像間隔によらずに一定となるように、色毎に何番目の前記トリガ信号を選択するかを決定する、
    ことを特徴とする請求項9に記載のタイミング制御方法。
  11. 前記第2処理では、各ページのトリガ信号として、当該ページの前記垂直同期信号をONにすべきタイミングに最も近いトリガ信号を選択して、同時に使用する前記カウンタ数を2つ以下に固定する、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載のタイミング制御方法。
  12. 前記第2処理では、M(M≧2)としたとき、ページN(N>M)のトリガ信号として、ページN−Mの前記垂直同期信号がOFFとなった後、かつ、ページNの前記垂直同期信号をONにすべきタイミングの前に入力されるトリガ信号を選択し、同時に使用する前記カウンタ数をM以下に固定する、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載のタイミング制御方法。
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