JP2019025750A - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】転写媒体に形成されるページ間の間隔をなくす。
【解決手段】転写媒体の搬送速度に同期して入力される第1信号と、第1信号が入力されてから一定期間出力されて画像形成部における搬送方向交差方向の動作を制御する第2の信号と、ページの切り替えに用いられ画像形成部における搬送方向の動作を制御する第3の信号を生成し、バッファメモリで連続してバッファメモリへ書き込まれたメモリアドレス範囲を1ページとするページ管理を行い、第2および第3の信号によってバッファメモリから画像データの読み出しを行う際に、読み出し対象のページに対応するメモリアドレス以外のメモリアドレスから読み出した画像データを白データに置き換え、バッファメモリからの1ページの画像データの最終ラインの読み出しを制御する第2の信号がオフとなってから次の第2の信号がオンになるまでの間に第3の信号をオフとする。
【選択図】図5

Description

この発明は、画像データに基づいて転写媒体に画像を形成する画像形成装置およびプログラムに関する。
従来、画像形成装置の分野では、画像データに基づいて画像形成を行う際に、ページメモリから読み出した画像データを一時的にバッファメモリに格納し、バッファメモリに格納された画像データを読み出してこの画像データに基づいて画像形成部で画像書き込みを行う構成が知られている。
従来の画像形成装置のシステム構成の一例を図9に示す。
図9に示す構成では、コントローラーやスキャナーから受信したページ画像をページメモリ222へ保存し、WVV信号がオンの期間に、プリントASIC270を通してページメモリ222からバッファメモリ271へ画像を転送し、PVV信号がオンの期間に、プリントASIC271を通してバッファメモリからLD254へ画像を転送する構成を示している。また、WVV信号によってページメモリからバッファメモリへ画像が転送される際には、プリントASICにおいて画像データの濃度補正処理が行われている。
ところで、用紙として長尺紙や連続紙を用いる場合、ページの切り替えで画像間隔が生じて白紙の部分が生じてしまうという問題があり、この画像間隔を短くしたいという要望がある。カット紙では紙間を有するため、このような課題は生じない。
特許文献1では、連続紙を用いる場合に画像間隔をより狭く設定したとしても、画像間に行うパラメーター設定の処理時間を確保可能とすることで、ページ単位の画像データに対する画像処理を適切に行える画像形成装置が提案されている。すなわち、特許文献1では、コントローラーやスキャナーからページメモリへページ画像を保存し、WVV信号がONの期間にバッファからレーザプリントASICを通して画像を転送する構成において、バッファへの書き込み速度(WVV)を、バッファからの読み出し速度(PVV)よりも早くするものとしている。
また、特許文献2では、コントローラーやスキャナーからページメモリへページ画像を保存し、WVV信号がONの期間にページメモリからバッファへプリントASICを通して画像を転送し、PVV信号がONの期間にバッファからレーザーへプリントASICを通して画像を転送する構成において、WVV信号で転送時にASICによって施される濃度補正処理に用いるパラメーター更新に要する時間を確保することを目的に、WVV−PVVタイミングを調整する画像形成装置が提案されている。
特開2016−219922号公報 特開2016−159547号公報
ところで、連続紙などの長尺紙を用いた際に、さらに画像間隔を0にして無駄な余白領域をなくしたいという要望がある。特許文献1では、ページ間の画像間隔を0にするという目的は示されていないが、特許文献2では、画像間隔を0mmとすることも可能であると記載されている。具体的には、特許文献2では、段落0046に記載されているようにPVV信号をONにし続けることで画像間隔を0mmにすることができるとしている。
PVV信号をONにし続けた場合の制御信号のタイムチャートを図10に示す。このタイムチャートでは、各色用のPVV信号(yPVV、mPVV、cPVV、kPVV)に基づいて、各色用のバッファメモリからの読み出しが制御されており、PVV信号が常にONであるため、ページ間の間隔を空けずに画像形成を行うことができるとしている。
2次元位置補正機能(例えば±1°程度の回転補正)を持たないプリントASICを用いる場合であれば、上記の方法で画像間隔を0mmにすることができるが、2次元位置補正機能をサポートするプリントASICでは、PVV信号をONにし続ける方法では画像間隔を0mmにすることができない。
本発明は、上記課題を背景としてなされたものであり、2次元位置補正機能を有する場合にも、ページ間の画像間隔をなくすことが可能な画像形成装置およびプログラムを提供する。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の形態は、ページ単位の画像データを記憶可能なページメモリと、前記ページメモリから転送される画像データをページ単位で一時的に保存するバッファメモリと、前記バッファメモリから読み出された画像データに基づいて転写媒体に画像を形成する画像形成部と、前記ページメモリからの画像データの転送と、前記バッファメモリからの読み出しと、前記画像形成部における画像形成と、を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、
転写媒体の搬送速度に同期して入力される第1信号と、前記第1信号が入力されてから一定期間出力されて前記画像形成部における搬送方向交差方向の動作を制御する第2の信号と、ページの切り替えに用いられ前記画像形成部における搬送方向の動作を制御する第3の信号を生成する制御を行い、
前記バッファメモリで連続して前記バッファメモリへ書き込まれたメモリアドレス範囲を1ページとするページ管理を行い、
前記第2および前記第3の信号によって前記バッファメモリから画像データの読み出しを行う際に、読み出し対象のページに対応するメモリアドレス以外のメモリアドレスから読み出した画像データを白データに置き換え、
前記バッファメモリからの1ページの画像データの最終ラインの読み出しを制御する第2の信号がオフとなってから次の前記第2の信号がオンになるまでの間に、前記第3の信号をオフとする、ことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記第1信号は、画像形成部における搬送方向交差方向のラインの画像形成タイミングを示す信号であることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記第1信号は、前記画像形成部におけるポリゴンミラーの回転に同期した信号であることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記第1の信号に基づいて、前記第3の信号をオンにすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記第2信号がオフの間に少なくとも一回の信号が追加された第4信号を生成することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記第4信号に基づいて、前記第3信号をオフにすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記第4信号の入力数に基づいて、前記第3信号をオフすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記第4の信号の入力数を、前記ページの搬送方向の長さに基づいて決定することを特徴とすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記バッファメモリから読み出す画像データに対して回転補正を行うことが可能であることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記転写媒体は、複数ページが印刷される長尺紙または連続転写媒体であることを特徴とする。
本発明のプログラムのうち、第1の形態は、ページ単位の画像データを記憶可能なページメモリと、前記ページメモリから転送される画像データをページ単位で一時的に保存するバッファメモリと、前記バッファメモリから読み出された画像データに基づいて転写媒体に画像を形成する画像形成部とを制御する制御部で実行されるプログラムであって、
転写媒体の搬送速度に同期して入力される第1信号と、前記第1信号が入力されてから一定期間出力されて前記画像形成部における搬送方向交差方向の画像形成動作を制御する第2の信号と、ページの切り替えに用いられて前記画像形成部における搬送方向の読み出し動作を制御する第3の信号とを生成する制御を行うステップと、
前記バッファメモリで連続して前記バッファメモリへ書き込まれたメモリアドレス範囲を1ページとするページ管理を行うステップと、
前記第2および前記第3の信号によって前記バッファメモリから画像データの読み出しを行う際に、読み出し対象のページに対応するメモリアドレス以外のメモリアドレスからの読み出した画像データを白データに置き換えるステップと、
前記バッファメモリから1ページの画像データの最終ラインの読み出しを制御する第2の信号がオフとなってから、次に前記第2の信号がオンになるまでの間に、前記第3の信号をオフとするステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、二次元位置補正機能を有する画像形成装置において、ページ間の画像間隔をなくすことが可能となる。
本発明の一実施形態の画像形成装置の機械的構成を示す図である。 同じく、制御ブロックを示す図である。 同じく、システム構成を示す図である。 二次元位置補正の動作を示す図である。 本発明の一実施形態における、制御信号のタイミングチャートを示す図である。 他の実施形態における制御信号のタイミングチャートを示す図である。 本発明の一実施形態におけるシステム構成を示す図である。 他の実施形態におけるシステム構成を示す図である。 従来の画像形成装置のシステム構成を示す図である。 同じく、制御信号のタイミングチャートを示す図である。 同じく、二次元位置補正をサポートした際の制御信号のタイミングチャートを示す図である。
以下、本発明の画像形成装置の一実施形態について添付図面を用いて説明する。
画像形成装置1は、図1に示すように、用紙の搬送方向の上流側から順に、給紙部200、給紙調整部300、装置本体10、排紙調整部400、排紙部500の各部が配置されている。画像形成装置1の各部は電気的および機械的に接続されており、用紙の搬送および通信が可能となっている。
画像形成装置1の内部には、給紙部200から排紙部500にわたって搬送路22が設けられている。搬送路22の周囲には搬送ローラー23が備えられており、搬送ローラー23の回転を制御することにより用紙の搬送が行われる。
なお、この実施形態では、装置本体10と、装置本体10に接続された装置とによって画像形成装置1が構成されているものとしているが、装置本体10に接続される装置の種別や数が特に限定されるものではない。また、装置本体10のみによって本発明の画像形成装置が構成されているものであってもよい。
給紙部200は、連続紙を保持して給紙するものであり、本実施形態では、給紙部200にロール紙RPが格納されている。ロール紙RPは、本発明の転写媒体に相当する。なお、本発明としては、転写媒体の材質は紙に限定されず、布やプラスチック製のものであってもよい。また、転写媒体はロール状に巻かれているものでなくてもよく、例えば交互に折りたたまれているものであってもよい。また、本発明の転写媒体は連続紙でなくてもよく、例えば、複数ページが印刷可能な長尺紙であってもよい。
給紙部200から供給されたロール紙は、搬送路22に沿って後段の給紙調整部300へ搬送される。
給紙調整部300は、給紙部200と装置本体10との間の用紙の微小な速度差や片寄りの差を吸収する。給紙調整部300を経た用紙は、装置本体10へ搬送される。
装置本体10は、内部に画像形成部11を有している。画像形成部11は、電子写真プロセスによる画像形成を行い、搬送路22で搬送される用紙に画像を転写させる。
画像形成部11は、イエロー用の感光体12Y、マゼンタ用の感光体12M、イエロー用の感光体12C、ブラック用の感光体12Kを備えており、各感光体の周囲には、図示しない帯電器、LD(レーザーダイオード)、現像部、クリーニング部等が備えられている。また、各感光体に接触可能な位置に中間転写ベルト13が設けられている。中間転写ベルト13は、二次転写部14においてロール紙RPと接触する。また、二次転写部14よりも搬送路22の下流側の位置に、定着部15が設けられている。
画像形成部11で画像形成を行う場合は、感光体12Y、12M、12C、12Kが帯電器によって一様に帯電されたあとに、画像データに基づいて各感光体用に備えられたLDによってレーザー光が照射され、感光体12Y、12M、12C、12Kに潜像が書き込まれる。その後、現像部によって感光体12Y、12M、12C、12Kの潜像が現像されてトナー像となる。感光体12Y、12M、12C、12Kのトナー像は、各色用の画像が重なるように中間転写ベルト13に転写される。中間転写ベルト13上のトナー像は、二次転写部14によって用紙に転写される。その後、定着部15によって熱および圧力が加えられることにより、画像が用紙に定着される。
また、装置本体10では、筐体の上部に、原稿の画像を読み取る原稿読み取り部135が備えられている。
原稿読み取り部135は、セットされた原稿の画像をスキャナー部によって光学的に読み取ることが可能であり、読み取った画像は、画像形成部11による画像の形成に用いることができる。
装置本体10の筐体の上部には、さらに、情報の表示および操作入力が可能な操作表示部140が備えられている。
操作表示部140では、印刷指示や設定入力、各種情報の表示等を行うことができる。操作表示部140は、操作入力を操作部と情報を表示する表示部とが別体で構成されていてもよく、タッチパネルLCDなどのように、操作部と表示部とが一体に構成されているものであってもよい。
装置本体10は、さらに、制御部100を有している。制御部100は画像形成装置1全体を制御するものであり、CPU、CPUで実行されるプログラムおよびパラメーター等を格納する不揮発メモリや作業領域となるRAMなどを有する記憶部などによって構成されている。なお、制御部は装置本体外に設けられるものであってもよい。
排紙調整部400は、装置本体10と排紙部500との間の微小な速度差や寄りを吸収するものである。
排紙部500は、画像形成後のロール紙を格納するものである。
次に、画像形成装置1の電気的構成を図2のブロック図に基づいて説明する。
画像形成装置1は、主要な構成として、制御ブロック110とスキャナー部130と操作表示部140とプリンター部150とを有するデジタルコピアと、ネットワーク2を通して外部装置3との間で入出力される画像データを処理する画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。
制御ブロック110は、PCIバス112を有しており、PCIバス112にDRAM制御IC111が接続されている。また、PCIバス112には、コントローラーIC118を介してHDD119が接続されている。HDD119では、画像データや画像データを含むジョブの格納などをすることができる。
さらに、制御ブロック110は、制御CPU113を備えており、制御CPU113にはDRAM制御IC111が接続されている。また、制御CPU113には、不揮発メモリ115が接続されている。不揮発メモリ115には、制御CPU113で実行されるプログラムや画像形成装置1の設定データ、プロセス制御パラメーター、画像制御信号に関するデータ等が格納されている。
制御CPU113は、プログラムの実行によって画像形成装置1の全体を制御し、また画像形成装置1全体の状態把握を行うものであり、ロール紙の搬送制御、画像処理制御、画像形成制御などを行う。制御CPU113と、制御CPU113で動作するプログラム、不揮発メモリ115や、後述するメモリASICやプリントASICなどによって、本発明の制御部が構成される。また、制御CPUで実行されるプログラムには、本発明のプログラムが含まれている。
なお、プログラムやパラメーター等はROMに格納しておくことができ、また、HDD127に記憶されていてもよい。また、プログラムは、ネットワーク2に接続された他の記憶部、画像形成装置1に接続されたリムーバブルなメディアに記憶されていてもよく、本発明としてはプログラム等の格納場所は特に限定されない。本発明のプログラムは、持ち運び可能な記憶部などに格納されて流通、移動するものであってもよく、また、ネットワークなどを通して制御部100の記憶部に格納されたものであってもよい。
制御CPU113には、RTC(日時データ発生装置)125が接続されており、日時データを制御CPU113に送信することができる。
スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。
スキャナー制御部132は、制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、制御CPU113による制御を受けて、CCD131等を動作する。スキャナー制御部132は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。
CCD131で読み取られた画像データは、制御ブロック110の読み取り処理部116に送られてデータ処理がなされる。
読み取り処理部116はDRAM制御IC111に接続されている。
操作表示部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えている。
LCD141は、操作部制御部142に接続されており、操作部制御部142は、制御CPU113とシリアル通信可能に接続されている。該構成によって、操作表示部140が制御CPU113による制御を受けることが可能となっている。なお、操作部制御部142は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。
操作表示部140では、装置本体10や給紙部200に対する各種の設定を行うことが可能であり、制御部100は、設定内容に基づき画像形成とロール紙の搬送を制御することができる。
操作表示部140では、画像形成装置1に対する設定入力や、動作指令などの動作制御条件の入力が可能となっており、さらに、設定内容、機械状態、情報の表示等が可能になっている。また、操作表示部140では、ページ間隔などの設定が可能となっている。
また、DRAM制御IC111は、圧縮メモリ121とページメモリ122とからなる画像メモリ120に接続されている。圧縮メモリ121には、圧縮処理後の画像データが保存され、ページメモリ122には、画像形成用の画像データが一時的に格納される。
画像メモリ120は画像データの記憶領域であり、印刷するジョブの画像データを格納する。また、画像データは、HDD119に格納することもできる。
DRAM制御IC111には、圧縮/伸長IC117が接続されている。圧縮/伸長IC117は、画像データの圧縮、および圧縮されたデータの伸長を行うことができる。
DRAM制御IC111には書き込み処理部123が接続されている。書き込み処理部123は、プリンター部150のLD154に接続されており、LD154の動作に用いられるデータの処理を行う。LD154は、各色用のLDを総称するものである。書き込み処理部123は、制御部100による制御を受けて動作する。
書き込み処理部123は、制御部100の制御を受けて、画像データに対する濃度補正や、回転補正を行うことが可能であり、プリントASICや後述するバッファメモリ等によって構成される。
書き込み処理部123には図示しない各色用のバッファメモリが接続されており、バッファメモリに一度画像データを格納することにより、バッファメモリにおける読み出しや書き込みのタイミングが調整される。バッファメモリは、感光体間の物理的距離を吸収するドラム間遅延メモリとしても機能する。また、プリンター部150は、画像形成部11や搬送経路22を含む搬送部を制御する。
プリンター部150には、プリンター部150全体を制御するプリンター制御部151を備えている。プリンター制御部151は、制御CPU113に接続されており、制御CPU113の制御を受けて、プリント動作の開始/停止を行う。プリンター制御部151には、給紙部200のロール給紙制御部(図示しない)や排紙部500の排紙制御部(図示しない)が制御可能に接続されており、制御CPU113の指令によってプリンター制御部151を介してロール紙の搬送や巻き取り、排紙の制御を行うことができる。
また、PCIバス112には、DRAM制御IC111の他に、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。DRAM制御IC161には、画像メモリ162が接続されている。
また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、さらに、DRAM制御IC161に、コントローラー制御部163およびLAN制御部164が接続されており、LAN制御部164にはLANインターフェース165が接続されている。
LANインターフェース165は、ネットワーク2に接続されている。
ネットワーク2には、外部装置3が接続されており、画像形成装置1との間で画像データの送受信を行うことができる。
次に、上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置1において画像データを蓄積する手順について説明する。
スキャナー部130で原稿の画像を読み取り、画像データを生成する場合、スキャナー部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、制御CPU113から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。CCD131で読み取られた画像は読み取り処理部116へ送信され、読み取り処理部116でデータ処理がなされる。データ処理された画像データは、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117へ送られ、圧縮/伸長IC117において所定の方法によって圧縮される。その後、圧縮された画像データは、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121やHDD119に送信され、圧縮メモリ121やHDD119に格納される。
圧縮メモリ121やHDD119に格納された画像データは、制御CPU113によってジョブとして管理することができる。
一方、画像データを外部から取得する場合、例えば、外部装置3などからネットワーク2を通して画像データを取得する場合、ネットワーク2を通じて送信された画像データは、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のLANインターフェース165で受信され、その後、コントローラー制御部163の制御により、LAN制御部164、DRAM制御IC161を介して画像メモリ162に送られて格納される。
画像メモリ162に格納されたデータは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリ122へ送信され、ページメモリ122に一旦格納される。ページメモリ122に格納されたデータは、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に順次送られ、圧縮処理が行われる。その後、画像データは、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121に送信されて格納される。なお、画像データは、コントローラーIC118を通してHDD119に格納することも可能である。圧縮メモリ121やHDD119に格納された画像データは、上記と同様に制御CPU113による管理がなされる。
次に、画像形成装置1で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合を説明する。
まず、圧縮メモリ121やHDD119に格納された画像データを、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に送出し、画像データを展開する。展開された画像データはページメモリへ格納される。その後、ページメモリ122から書き込み処理部123へ画像データの読み出しが行われ、書き込み処理部123において画像データに対して所定の処理が行われ、繰り返しLD154に展開される。LD154では、展開された画像データに基づいて感光体に対して画像を形成し、画像形成動作が行われる。これにより、用紙に画像データを印字することができる。
なお、書き込み処理部123には図示しない各色用のバッファメモリを有しており、バッファメモリに画像データを一時格納することにより、バッファメモリにおける読み出しや書き込みのタイミングが調整される。
書き込み処理部123では、既存の大容量メモリとして、ドラム間遅延メモリが備えられており、ドラム間遅延メモリはバッファメモリとして用いることができる。
ドラム間遅延メモリは、感光体間の物理的な距離を吸収するために存在している。画像形成を行う際は、ページメモリから読み出された画像に対し、ドラム間遅延メモリよりも上流側の回路においてYMCKの全色に対して濃度補正系の画像処理が実施され、その後、画像処理後のデータがドラム間遅延メモリに色別で保存される。そして、ドラム間遅延メモリよりも下流の回路において、YMCKの順に、感光体の物理的な距離に相当する時間をずらしながら、色別にドラム間遅延メモリから画像データが読み出され、読み出された画像データに基づいて、LDが点灯され、感光体に画像が形成される。
感光体間の物理的な距離は100mmを超える場合もあるため、バッファメモリは、100mmを超える分のラインのデータを格納可能な容量を有している。
画像形成装置1を複写機として使用する場合、操作表示部140上で設定された印刷条件(プリントモード)等の情報を制御CPU113に通知し、制御CPU113で設定情報を作成する。作成された設定情報は制御CPU113内のRAMに格納することができる。
画像形成装置1をプリンターとして用いる場合、印刷条件は、外部装置3内のプリンタドライバで設定することができる。ここで設定された印刷条件は、画像データと同様に、外部装置3→LAN IF165→画像メモリ162→DRAM制御IC161(コントローラー)→DRAM制御IC111(本体)→ページメモリ122の順に送信され、ページメモリに印刷条件が格納される。
図3は、2次元位置補正機能をサポートしたプリントASICを用いたシステム構成を示す図であり、メモリと画像形成部周辺の構成を示している。プリントASIC170は、例えば画像処理部123に含むものとすることができる。
画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160またはスキャナー部130によって取得された画像データGは、メモリASIC170によって伝送され、一旦ページメモリ122に格納される。メモリASIC170は、DRAM制御IC111などに含まれる構成とすることができるほか、DRAM制御IC111と画像メモリ(DRAM)120との間に設けることができる。ページメモリ122には、画像データがページ単位で格納される。
ページメモリ122に格納された画像データは、WVV信号に基づいて、メモリASIC170からプリントASIC171へ伝送され、濃度補正部1710によって濃度補正が行われる。その後、バッファY、M、C、Kを有するバッファメモリ172に格納される。この際、WVV信号の立ち上がり下がりに基づいてページの切り替えが行われ、バッファメモリ172にはページ単位で画像データが格納される。バッファメモリ172には、画像データと、該画像データのページ数とが関連付けて記憶されている。
バッファメモリ172に格納された画像データは、PVV信号に基づいて読み出しが行われ、プリントASICの微小回転部1711によって微小回転(2次元位置補正)が行われ、LD154へ転送される。LD154では、画像データに基づいてレーザー光をポリゴンミラー155へ照射し、ポリゴンミラー155では、ポリゴンミラー155が回転することでレーザー光が感光体12Y、12M、12C、12Kを走査し、感光体上に潜像が形成される。
この例では、微小回転部1711は、プリントASIC1711内において、バッファからの読み出し直後に行われるように配置されているが、微小回転部1711がプリントASIC1711外に設けられるものであってもよい。なお、ドラム間遅延メモリは、回転処理に必要な容量を十分に有しているため、2次元位置補正(回転)専用のメモリを搭載せずに、ドラム間遅延メモリを利用して回転補正を実施することができる。
図3のシステムでは、WVV信号に基づいてページメモリからバッファメモリへの画像データの転送が行われ、PVV信号に基づいて、バッファメモリからの読み出しが行われる。
次に、2次元位置補正の動作を図4に基づいて説明する。
ページメモリからバッファメモリへの書き込みでは、各色の1ページ目の画像形成の終了前に2ページ目の画像データの書き込みが行われ、2ページ目の画像形成の開始時点では、ドラム間遅延メモリ上に1ページ目の画像データが残っている。
ここで、ドラム間遅延メモリ内における画像データは、図4(a)に示すように、1ページ目、2ページ目P2、3ページ目P3が記憶されている。
この状態で、2ページ目に対して回転処理を行う場合、図4(b)に示す矢印のように斜め方向に画像データの読み出しを行う。すると、2ページ目の先端では1ページ目P1の画像が読み出されてしまい、2ページ目の後端では、3ページ目P3の画像が読み出されてしまう。このように、ページの先端後端では、前後のページを読み出してしまう。
この状態で画像形成を行うと、図4(c)のような画像となる。図4(c)では、用紙Sに対し、回転後の2ページ目P2の画像の他に、1ページ目P1の画像が先端に形成され、3ページ目P3の画像が用紙の後端に形成されてしまう。カットシートの場合、図4(c)の画像を1シート上に出力することは不適切である。
このため、ドラム間遅延メモリからの読み出しを制御するドラム間遅延メモリ制御回路は、読み出し中のページ番号を管理し、読み出し中のページ外のメモリアドレスへのアクセスが発生した場合、読み出したデータを白データで置き換える。これにより、図4(d)に示すように、2ページ目P2の画像のみが形成された出力物を得ることができる。
図11は、2次元位置補正機能を有するASICで、特許文献2に示すように、PVV信号をONにし続けた場合のタイムチャートを示している。
ここで、ドラム間遅延メモリへの書き込み時のページの切り替わりはWVV信号の立ち下がりまたは立ち上がり時に実施し、読み出し時のページの切り替わりはPVV信号の立ち下がりまたは立ち上がり時に実施している。WVV信号に立ち下がり・立ち上がりがあるためドラム間遅延メモリへの書き込みは複数ページとみなされる。一方、PVV信号はONにし続けているので、ドラム間遅延メモリからの読み出しは1ページとみなされる。
読み出しページが1ページ目のままであるのに、バッファメモリのアクセス先のアドレスの画像データは2ページ目以降となるため、読み出しページとアクセス先のページとが異なる。制御部は読み出し中のページが書き込まれたメモリ範囲外へのアクセスを白データで置換するため、2ページ目以降では、読み出した画像データが白データで置き換えられ、白紙が出力されてしまう。
すなわち、単純にPVV信号をONにするだけでは2ページ目以降が白紙となってしまう。読み出しページの切り替えを行うためには、PVV信号をOFFとすればよいが、その場合、最低でも1ライン分の間隔が空いてしまうという問題がある。
また、PVV信号とともにWVV信号もONにし続け、ドラム間遅延メモリに書き込む画像データを連続した1ページとすれば上記の問題は起こらないが、実際はページメモリの容量が限られているため数メートルまでしか印刷できず、ロール紙の長さが1000メートルを超えることを考慮すると不足する。
本実施形態では、ページの最終ラインの画像の読み出しが終了してから次のラインの読み出しが始まるまでの間に、読み出しのページの切り替えを行うように制御する。これにより、2次元位置補正機能を有する画像形成装置においても、1ラインの間隔をあけることなく画像形成を行うことができる。
以下に、具体的な制御方法について説明する。
図5は、画像形成装置1の各種信号とポリゴンミラーの回転との関係を示す図である。
各種の信号は以下のように規定される。なお、以下の信号は制御部100によって生成されている。
・IND信号はポリゴン回転に同期して入力される信号である。
・HV信号は、IND信号入力後、一定期間ONとなる信号であり、走査方向の画像形成有効領域を示す信号である。ドラム間遅延メモリからの読み出しを行う期間を示す。
・PVV信号は、ドラム間遅延メモリから画像データを読み出すための信号である。PVVのON/OFFは、IND信号の入力数で決定される。ドラム間遅延メモリの読み出しはPVVとHVが共にONの期間に実施される。
なお、ポリゴン回転は用紙の搬送速度に同期しているため、IND信号は、用紙の搬送速度に同期する信号となる。
IND信号は、本発明の第1信号に相当し、HV信号は、本発明の第2信号に相当し、PVV信号は、本発明の第3信号に相当する。
ドラム間遅延メモリを制御するプリントASICでは、ページの切り替えはPVV信号の立ち上がりで実施されている。すなわち、PVV信号をOFF→ONとすることで、ページの切り替えを行うことができる。
ただし、PVV信号はIND信号の数によって制御されるため、グラフの三段目に示す従来の方法では、PVV信号がOFFとなる期間(インターバル)は最小でもポリゴン1面分となってしまう。そのため、図5に示すように、LDビーム数が1の場合は、ページ切り替え時に画像間隔が1ライン分空くことになる。
そこで、本実施形態では、HV信号の長さがIND信号の周期よりも短いことを利用して、図5のPVV信号(発明)に示すように、ページ最終ラインのHV信号がOFFである期間内にPVV信号をOFFとする。
これにより、ページ切り替えのためにポリゴンの1面が通過することがなくなるため、読み出しページの切り替えを行いつつ画像間隔ゼロで画像形成が実施できる。なお、PVV信号をOFFにするタイミングは、HV信号OFFからIND信号ONの間であればよい。
図5の例では、従来のPVV信号の長さが3と設定されているが、IND信号に基づいてPVV信号が制御されるため、インターバルはIND信号一つ分となってしまう。
一方、本発明のPVV信号(発明)では、PVV信号の長さを2より大きく3未満とし、かつ、HV信号がOFFの期間にPVV信号がOFFとなるように制御することで、PVV信号のインターバルが1未満となる。これにより、2ページ目の画像データの読み出しを前ページと間隔を空けずに行うことが可能となり、画像間隔をゼロとすることができる。
したがって、画像間隔をあけずに読み出しページを切り替えることが可能となるため、2次元位置補正機能をサポートするプリントASICを用いる場合であっても、画像間隔をなくしつつ適切に画像形成を行うことが可能となる。
次に、他の制御方法を図6、7に基づいて説明する。なお、図3と同様の構成については同一の符号を用い説明を省略する。
PVV信号(発明)は、IND信号を複数本使用することによって実現することが可能である。
図6におけるIND信号1は、従来と同様に、ポリゴンの回転と同期した信号であり、HV信号はIND信号1に基づいてONされる。
さらに、IND信号1に対して、HV信号がOFFの期間において追加の信号を入れ、IND信号2とする。IND信号2は、本発明の第4信号に相当する。なお、図6では、追加される信号の電圧が低く表記されているが、実際にはIND信号1と同等の電圧であってもよい。
IND信号2の入力数に基づいてPVV信号を制御する。図6の例では、PVV信号の長さを5としている。これにより、PVV信号がONの期間中にHV信号を3個入れることができる。なお、PVV信号の長さ(IND信号の入力数)は、ページ画像の副走査方向の長さに基づいて決定される。
これにより、HV信号によって最終ラインが読み出された後にPVV信号がOFFとなり、かつ、次にHV信号がONとなるまでの間にPVV信号がONとなるように制御されるため、ページの最終ラインの画像の読み出しが終了後であって、次のライン分のポリゴン面が通過する前に、読み出しページの切り替えを行うことが可能となる。このため、ページ切り替えを行いつつページ間隔をゼロにすることができる。
上記方法は、ASICを変更せずにソフト制御を変更することで実現することができる。
図7は、上記信号を用いた動作を行うためのメモリと画像形成部周辺のシステム構成を示す図である。
ポリゴンの回転周期信号として、IND信号2を外部で生成し、IND信号1とともにプリントASIC171Aに入力する。IND信号はプリントASIC171Aに対する入力信号であるので、IND信号2の実現にはプリントASIC171Aの変更を必要としない。
その後、プリントASIC171Aでは、入力されるIND信号1およびIND信号2に基づいて、上記のようにHV信号およびWVV信号の制御を行い、バッファメモリ172からの画像データの読み出し、微小回転処理、および画像形成の制御を行う。これにより、読み出しページの切り替えを行いつつ画像間隔をなくした状態で画像形成を行うことが可能となる。
なお、IND信号2をプリントASICの外部から受信するのではなく、プリントASICの内部でIND信号2を生成するようにしてもよい。
この場合のシステム構成を図8に示す。図3と同様の構成については同一の符号を用いて説明を省略する。
このシステム構成では、プリントASIC171BがIND信号再生成部1712を有しており、プリントASIC171BにIND信号1が入力されると、IND信号再生成部1712では、制御部100の制御によって、IND信号1に基づいてIND信号2が生成される。IND信号再生成部1712は、本発明の第4信号生成部に相当する。
その後、プリントASIC171B内で、再生成されたIND信号2に基づいてPVV信号を制御することにより、上記の通り、画像間隔をゼロにして画像形成を行うことが可能となる。
本実施形態によれば、2次元位置補正をサポートするプリントASICを用いるときに画像間隔をゼロにすることが可能となる。
なお、上記形態において、IND信号2における追加信号のタイミングは、HV信号がOFFの期間内であれば特に限定されず、IND信号1の周期毎にIND信号1に対するIND信号2のタイミングが異なるものであってもよい。また、上記形態では、IND信号1に対して一つの信号を追加したものをIND信号2としたが、IND信号1に追加される信号の数は特に限定されず、複数の信号を追加したものであってもよい。
なお、上記説明では、ロール紙などの連続紙に対して画像を形成する場合に好適に用いることが可能であるが、転写媒体の種類は特に限定されず、例えば、カット紙よりも長尺で複数ページの印刷が可能な長尺紙でもよく、さらにカット紙などの用紙を用いてもよい。例えば、カット紙1枚に対して複数ページの画像を、間隔を空けずに形成する場合においても適用することができる。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明をしたが、本発明の範囲は上記説明の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは上記実施形態に対する適宜の変更を行うことが可能である。
1 画像形成装置
2 ネットワーク
3 外部装置
10 装置本体
11 画像形成部
12Y、12M、12C、12K 感光体
22 搬送路
100 制御部
113 制御CPU
122 ページメモリ
140 操作表示部
130 スキャナー部
160 画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)
171 プリントASIC
171A プリントASIC
171B プリントASIC
172 バッファメモリ

Claims (11)

  1. ページ単位の画像データを記憶可能なページメモリと、
    前記ページメモリから転送される画像データをページ単位で一時的に保存するバッファメモリと、
    前記バッファメモリから読み出された画像データに基づいて転写媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記ページメモリからの画像データの転送と、前記バッファメモリからの読み出しと、前記画像形成部における画像形成と、を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    転写媒体の搬送速度に同期して入力される第1信号と、前記第1信号が入力されてから一定期間出力されて前記画像形成部における搬送方向交差方向の動作を制御する第2の信号と、ページの切り替えに用いられ前記画像形成部における搬送方向の動作を制御する第3の信号を生成する制御を行い、
    前記バッファメモリで連続して前記バッファメモリへ書き込まれたメモリアドレス範囲を1ページとするページ管理を行い、
    前記第2および前記第3の信号によって前記バッファメモリから画像データの読み出しを行う際に、読み出し対象のページに対応するメモリアドレス以外のメモリアドレスから読み出した画像データを白データに置き換え、
    前記バッファメモリからの1ページの画像データの最終ラインの読み出しを制御する第2の信号がオフとなってから次の前記第2の信号がオンになるまでの間に、前記第3の信号をオフとする、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1信号は、画像形成部における搬送方向交差方向のラインの画像形成タイミングを示す信号であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1信号は、前記画像形成部におけるポリゴンミラーの回転に同期した信号であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第1の信号に基づいて、前記第3の信号をオンにすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記第2信号がオフの間に少なくとも一回の信号が追加された第4信号を生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記第4信号に基づいて、前記第3信号をオフにすることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記第4信号の入力数に基づいて、前記第3信号をオフすることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記第4の信号の入力数を、前記ページの搬送方向の長さに基づいて決定することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記バッファメモリから読み出す画像データに対して回転補正を行うことが可能であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記転写媒体は、複数ページが印刷される長尺紙または連続転写媒体であることを特徴とする請求項1〜9に記載の画像形成装置。
  11. ページ単位の画像データを記憶可能なページメモリと、前記ページメモリから転送される画像データをページ単位で一時的に保存するバッファメモリと、前記バッファメモリから読み出された画像データに基づいて転写媒体に画像を形成する画像形成部とを制御する制御部で実行されるプログラムであって、
    転写媒体の搬送速度に同期して入力される第1信号と、前記第1信号が入力されてから一定期間出力されて前記画像形成部における搬送方向交差方向の画像形成動作を制御する第2の信号と、ページの切り替えに用いられて前記画像形成部における搬送方向の読み出し動作を制御する第3の信号とを生成する制御を行うステップと、
    前記バッファメモリで連続して前記バッファメモリへ書き込まれたメモリアドレス範囲を1ページとするページ管理を行うステップと、
    前記第2および前記第3の信号によって前記バッファメモリから画像データの読み出しを行う際に、読み出し対象のページに対応するメモリアドレス以外のメモリアドレスからの読み出した画像データを白データに置き換えるステップと、
    前記バッファメモリから1ページの画像データの最終ラインの読み出しを制御する第2の信号がオフとなってから、次に前記第2の信号がオンになるまでの間に、前記第3の信号をオフとするステップと、を有することを特徴とするプログラム。
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