JP2019187343A5 - - Google Patents

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両軸受リール
本発明は、両軸受リールに関する。
従来の両軸受リールは、金属製のフレームと、ピニオンギアと、樹脂製のクラッチ支持部材(クラッチガード)とを、有する(特許文献1及び2を参照)。フレームには、ピニオンギアを支承するための軸受が、設けられている。ピニオンギアは、ハンドル軸の回転をスプール軸に伝達可能に構成される。
樹脂製のクラッチ支持部材は、クラッチ部材(クラッチカム又はクラッチプレート)を、支持する。クラッチ部材は、スプール軸及びピニオンギアを連結状態及び連結解除状態に切り換えるために用いられる。樹脂製のクラッチ支持部材は、クラッチ部材及びフレームの間に配置され、フレームに取り付けられる。
特開2009−038978号公報 特開2015−163055号公報
従来の両軸受リールでは、ピニオンギアが、フレームに設けられた軸受によって、支持される。クラッチ部材はクラッチ支持部材に支持され、クラッチ支持部材はフレームに取り付けられる。
この場合、フレームに対するクラッチ支持部材の取り付けにズレが生じると、フレームに設けられた軸受と、クラッチ支持部材に支持されたクラッチ部材との位置関係にもズレが生じる。すなわち、ピニオンギアとクラッチ部材との位置関係にズレが生じる。すると、クラッチ部材によって、スプール軸とピニオンギアとの連結及び連結解除をスムーズに行えなくなるおそれがある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、クラッチ部材及びピニオンギアの位置精度を向上できる両軸受リールを、提供することにある。
本発明の一側面に係る両軸受リールは、金属製のフレームと、ピニオンギアと、軸受と、クラッチ部材と、樹脂製のクラッチ支持部材とを、備える。
金属製のフレームは、ハンドル軸を支持する。ピニオンギアは、ハンドル軸の回転をスプール軸に伝達可能に構成される。軸受は、ピニオンギアを回転可能に支持する。クラッチ部材は、スプール軸及びピニオンギアを連結状態及び連結解除状態に切り換えるために用いられる。クラッチ支持部材は、フレームに取り付けられる。クラッチ支持部材は、クラッチ部材を支持する。クラッチ支持部材は、軸受を支承する軸受支承部を、有する。
本両軸受リールでは、クラッチ支持部材がフレームに取り付けられる。クラッチ支持部材はクラッチ部材を支持し、クラッチ支持部材の軸受支承部は軸受を介してピニオンギアを支持する。このように、クラッチ支持部材は、クラッチ部材及びピニオンギアの両方を、支持する。
すなわち、クラッチ支持部材がクラッチ部材を支持し且つフレームがピニオンギアを支持する従来技術と比較して、本両軸受リールでは、クラッチ部材及びピニオンギアの位置精度を向上することができる。また、クラッチ部材及びピニオンギアの位置精度の向上によって、スプール軸とピニオンギアとの連結及び連結解除をスムーズに行うことができる。
本発明の他の側面に係る両軸受リールでは、クラッチ支持部材は、本体部と、突出部とを、有することが好ましい。この場合、本体部は、フレームに取り付けられる。突出部は、本体部からフレーム側に向けて突出する。突出部は、ピニオンギアより大径に形成される内周面を、有する。軸受支承部は、突出部の内周面より径方向外側に設けられる。
この構成では、軸受支承部及び突出部の間に段差部を設けることができるので、この段差部によって軸受を位置決めすることができる。これにより、軸受支承部に対するピニオンギアの位置精度を、向上することができる。
本発明の他の側面に係る両軸受リールでは、突出部は、円筒状に形成されることが好ましい。この場合、突出部の外周部は、フレームに設けられた貫通孔に、嵌合される。この構成によって、クラッチ支持部材をフレームに精度良く取り付けることができる。
本発明では、両軸受リールにおいて、クラッチ部材及びピニオンギアの位置精度を向上できる。
本発明の一実施形態が採用された両軸受リールの側面図。 図1の切断線II−IIにおける両軸受リールの断面図。 両軸受リールのフレームに配置されたクラッチ制御装置の斜視図。 クラッチ支持部材の斜視図。 図4の切断線V−Vにおけるクラッチ支持部材の断面図。
本発明の一実施形態を採用した両軸受リール1は、図1に示すように、釣り竿に装着可能なリール本体3と、リール本体3の側方に配置されたスプール回転用のハンドル4と、リール本体3に回転自在に装着されたスプール7(図2を参照)とを、備える。図2に示すように、両軸受リール1は、ハンドル4及びスプール7を連結可能、且つハンドル4及びスプール7の連結を解除可能なクラッチ機構25を、さらに備える。
なお、以下では、スプール7の回転中心軸を、スプール軸心Xと記す。また、スプール軸心Xが延びる方向、及びスプール軸心Xに沿う方向を、スプール軸方向と記し、スプール軸心Xを中心としてスプール軸心Xまわりの方向を、周方向(回転方向)と記す。さらに、スプール軸心Xを中心としてスプール軸心Xから離れる方向を、径方向と記す。
<リール本体>
図2に示すように、リール本体3は、金属製のフレーム5と、フレーム5の両側方を覆うように装着された第1側カバー6a及び第2側カバー6bと、フレーム5の前方に装着された前カバー8(図1を参照)とを、有する。
フレーム5は、ハンドル軸17(図3を参照)を支持する。フレーム5は、互いに間隔を隔てて対向配置された第1側板9a及び第2側板9bを、有する。第1側板9a及び第2側板9bは、連結部9cによって連結される。
第1側板9aは、第1開口9dを有する。第1開口9dには、軸受収納部16が固定される。第2側板9bには、クラッチ制御装置30(図3を参照)が装着される。第2側板9bは、スプール軸15が通過する第2開口9eを、有する。第1側カバー6aは、フレーム5の第1側板9aに装着される。第2側カバー6bは、フレーム5の第2側板9bに装着される。
図3に示すように、フレーム5、例えば第1側板9a及び第2側板9bの間には、スプール7と、クラッチ操作部材11とが、配置される。また、フレーム5と第2側カバー6b(図2を参照)との間には、例えば、後述する回転伝達機構13と、クラッチ制御装置30とが、配置される。すなわち、両軸受リール1は、クラッチ操作部材11と、回転伝達機構13と、クラッチ制御装置30とを、さらに有する。
<スプール>
図2及び図3に示すように、スプール7は、第1側板9aと第2側板9b間に回転自在に配置される。スプール7は、スプール軸15と一体回転可能なように、スプール軸15に取り付けられる。
スプール軸15は、リール本体3に対して回転可能に構成される。例えば、図2に示すように、スプール軸15の一端部は、軸受収納部16に配置された軸受16aを介して、第1側板9aに対して回転自在に支持される。スプール軸15の他端部は、軸受16bを介して、第2側板9bに回転自在に支持される。スプール軸15には、クラッチ機構25を構成する係合ピン15aが、装着される。
<クラッチ操作部材>
図1及び図3に示すように、クラッチ操作部材11は、リール本体3の後部に配置される。クラッチ操作部材11は、クラッチ制御装置30に連結される。クラッチ操作部材11は、クラッチオン位置(図1の実線を参照)及びクラッチオフ位置(図1の破線を参照)の間で移動可能に構成される。クラッチ操作部材11は、サミングの際のサムレストとしても使用される。
<回転伝達機構>
回転伝達機構13は、ハンドル4からの回転力をスプール7に伝達するためのものである。図3に示すように、例えば、回転伝達機構13は、ハンドル軸17と、ドラグ機構19と、駆動ギア21と、ピニオンギア23(図2を参照)とを、有する。
ハンドル軸17には、ハンドル4が装着される。ハンドル軸17は、金属製のフレーム5によって回転可能に支持される。詳細には、ハンドル軸17は、第2側カバー6b及びフレーム5に回転可能に支持される。例えば、ハンドル軸17は、糸繰り出し方向の回転を禁止するワンウェイクラッチ(図示しない)を介して、第2側カバー6bに回転可能に支持される。また、ハンドル軸17は、軸受(図示しない)を介して、第2側板9bに回転自在に支持される。
ドラグ機構19は、ハンドル軸17の回転を駆動ギア21に伝達し、且つ糸繰り出し時のスプール7の回転を制動する。図3に示すように、ドラグ機構19は、ハンドル軸17及び駆動ギア21の間に配置される。
駆動ギア21は、ハンドル軸17に回転自在に装着される。図3に示すように、駆動ギア21には、ドラグ機構19を介して、ハンドル軸17の回転が伝達される。ここでは、駆動ギア21には、斜歯ギアが用いられている。また、糸繰り出し時にスプール7に対して所定以上のトルクが作用した場合、ドラグ機構19が作動し、駆動ギア21がハンドル軸17に対して相対回転する。
ピニオンギア23は、ハンドル軸17の回転をスプール軸15に伝達可能に構成される。詳細には、ピニオンギア23は、ハンドル軸17と一体回転する駆動ギア21の回転を、スプール軸15に伝達する。
図2に示すように、ピニオンギア23は、実質的に筒状に形成される。ピニオンギア23は、スプール軸15に対してスプール軸方向に移動可能なように、スプール軸15の径方向外側に配置される。
ピニオンギア23は、径方向において、スプール軸15及びクラッチ支持部材46の間に配置される。ピニオンギア23及びクラッチ支持部材46の間には、軸受24が配置される。ピニオンギア23は、軸受24を介して、クラッチ支持部材46に対して回転可能に支持される。
ピニオンギア23は、斜歯の歯部23aと、係合溝23bと、小径部23cとを、有する。歯部23aは、駆動ギア21に噛み合う。係合溝23bは、ピニオンギア23の端部に形成され、径方向に延びている。係合溝23bが形成された筒部の外周面は、軸受24を介して、クラッチ支持部材46に支持される。小径部23cは、歯部23a及び係合溝23bの間に形成される。小径部23cには、クラッチヨーク41(図3を参照)が係合する。
<クラッチ機構>
クラッチ機構25は、ハンドル4及びスプール7を連結可能、且つハンドル4及びスプール7の連結を解除可能に、構成される。図2に示すように、クラッチ機構25は、ピニオンギア23の係合溝23b、及びスプール軸15の係合ピン15aによって、構成される。
例えば、ピニオンギア23が、スプール軸15に沿ってスプール7から離れる方向に、移動し、係合溝23b及びスプール軸15の係合ピン15aの係合が解除されると、クラッチオフ状態(連結解除状態)になる。この場合、スプール7が自由に回転可能になる。
一方で、ピニオンギア23が、スプール軸15に沿ってスプール7に近づく方向に、移動し、係合ピン15aに係合溝23bが係合すると、クラッチオン状態(連結状態)になる。この場合、スプール7は、ハンドル軸17の回転に連動して回転する。
<クラッチ制御装置>
クラッチ制御装置30は、クラッチ操作部材11の操作に応じて、クラッチ機構25を制御可能に構成される。図3に示すように、クラッチ制御装置30は、クラッチヨーク41と、クラッチカム43(クラッチ部材の一例)と、樹脂製のクラッチ支持部材46とを、有する。
(クラッチヨーク)
クラッチヨーク41は、クラッチ機構25をクラッチオン状態及びクラッチオフ状態に切り換えるためのものである。図2及び図3に示すように、クラッチヨーク41は、クラッチカム43及び支柱部47によって、スプール軸方向に案内される。
図2に示すように、クラッチヨーク41は、ピニオンギア23に係合可能な係合凹部41aと、1対のガイド孔41bとを、有する。係合凹部41aは、ピニオンギア23の小径部23cに係合する。
1対のガイド孔41bは、スプール軸方向にクラッチヨーク41を貫通する。各ガイド孔41bには、ガイド支柱48(後述する)が挿通される。クラッチヨーク41の両端部は、クラッチカム43に係合する。
(クラッチカム)
クラッチカム43は、スプール軸15及びピニオンギア23を、連結状態及び連結解除状態に切り換えるために用いられる。詳細には、クラッチカム43は、クラッチヨーク41をスプール軸方向に移動させる。このクラッチヨーク41の移動によって、スプール軸15及びピニオンギア23が、連結状態及び連結解除状態に切り換えられる。
図2及び図3に示すように、クラッチカム43は、スプール軸心Xまわりに回動可能なように、クラッチ支持部材46に配置される。クラッチカム43には、連結部材42が装着される。連結部材42は、クラッチ操作部材11及びクラッチカム43を連結する。クラッチ操作部材11が操作されると、連結部材42を介して、クラッチカム43が回動する。
図4及び図5に示すように、クラッチカム43は、クラッチ支持部材46の軸受支承部46c(後述する)の外周側に配置され、軸受支承部46cまわりに回動可能である。図3及び図5に示すように、クラッチカム43は、位置決め部材50によって、軸方向に位置決めされる。位置決め部材50は、固定部材例えばネジ部材50aによって第2側板9bに固定される。
クラッチカム43は、クラッチヨーク41を軸方向に案内するためのカム部43aを、有する。クラッチ操作部材11の操作によってクラッチカム43が回動すると、カム部43aは、クラッチヨーク41の両端部を押圧する。すると、クラッチヨーク41の両端部は、スプール7から離れるスプール軸方向に、移動する。これにより、クラッチ機構25が、クラッチオン状態からクラッチオフ状態へと切り換えられる。
一方で、ハンドル4操作によってクラッチ復帰機構(図示しない)が作動すると、クラッチカム43が、上記の回動方向とは反対の方向に、回動する。すると、クラッチヨーク41の両端部は、スプール7に近づくスプール軸方向に、移動する。これにより、クラッチ機構25が、クラッチオフ状態からクラッチオン状態へと切り換えられる。
(クラッチ支持部材)
図3に示すように、クラッチ支持部材46は、クラッチカム43を支持する。クラッチ支持部材46は、軸受24を支承する軸受支承部46cを、有する。詳細には、図4及び図5に示すように、クラッチ支持部材46は、本体部46aと、突出部46bと、軸受支承部46cとを、有する。
なお、ここでは、軸受支承部46cが、本体部46a及び突出部46bとは異なる構成である場合の例を示すが、軸受支承部46cは、本体部46a及び/又は突出部46bに、部分的又は全体的に含まれていてもよい。
図5に示すように、本体部46aは、フレーム5に取り付けられる。本体部46aは、フレーム5とクラッチカム43との間に、配置される。本体部46aは、固定手段例えばネジ部材51(図3を参照)によって、フレーム5例えば第2側板9bに、固定される。これにより、クラッチ支持部材46は、スプール軸方向に位置決めされる。
図4及び図5に示すように、突出部46bは、本体部46aからフレーム5側に向けて突出する。突出部46bは、本体部46aと一体に形成される。突出部46bは、円筒状に形成される。突出部46bは、ピニオンギア23より大径に形成される内周面46dを、有する。内周面46dの径方向内側には、ピニオンギア23が配置される。
図5に示すように、突出部46bの外周部は、フレーム5に設けられた貫通孔、例えば第2側板9bに設けられた第2開口9eに、嵌合される。これにより、クラッチ支持部材46は、径方向に位置決めされる。
図5に示すように、軸受支承部46cは、軸受24を支承する部分である。軸受支承部46cは、突出部46bの内周面46dより径方向外側に設けられる。詳細には、軸受支承部46cは、本体部46aと一体に形成される。軸受支承部46cは、円筒状に形成される。軸受支承部46cの外周部には、クラッチカム43が配置される。
軸受支承部46cは、軸受24を支承する内周面46eを、有する。例えば、軸受支承部46cの内周面46eは、軸受24の外輪を支承する。軸受支承部46cの内周面46eは、突出部46bの内周面46dより大径である。突出部46bの内周面46d及び軸受支承部46cの内周面46eの間には、環状の段差部46fが設けられる。段差部46fは、軸受24例えば軸受24の外輪を、スプール軸方向に支持する。
図4及び図5に示すように、クラッチ支持部材46には、支柱部47が設けられる。支柱部47は、クラッチヨーク41をスプール軸方向に案内する。支柱部47は、クラッチ支持部材46(例えば軸受支承部46c)から突出する1対のガイド支柱48を、有する。
1対のガイド支柱48は、クラッチ支持部材46例えば軸受支承部46cと一体に形成される。1対のガイド支柱48それぞれは、軸受支承部46cからスプール軸方向に突出する。1対のガイド支柱48それぞれは、周方向において互いに間隔を隔てて配置される。
図3に示すように、1対のガイド支柱48は、クラッチヨーク41の1対のガイド孔41bに挿通される。この状態において、各ガイド支柱48の外周には、コイルバネ44が配置される(図2及び図5を参照)。例えば、コイルバネ44は、クラッチヨーク41及び第2側カバー6bの間で圧縮された状態で、各ガイド支柱48の外周に配置される。
例えば、クラッチ機構25がクラッチオン状態である場合に、クラッチ操作部材11の操作によってクラッチカム43が回動すると、クラッチヨーク41は、1対のガイド支柱48に案内され、スプール7から離れるスプール軸方向に移動する。これにより、クラッチ機構25が、クラッチオン状態からクラッチオフ状態へと切り換えられる。
一方で、ハンドル4の操作によってクラッチ復帰機構(図示しない)が作動すると、クラッチヨーク41は、コイルバネ44によって付勢され、1対のガイド支柱48に沿って、スプール7に近づくスプール軸方向に移動する。これにより、クラッチ機構25が、クラッチオフ状態からクラッチオン状態に復帰する。
上述した本両軸受リール1では、クラッチ支持部材46がフレーム5に取り付けられる。クラッチ支持部材46はクラッチカム43を支持し、クラッチ支持部材46の軸受支承部46cは軸受24を介してピニオンギア23を支持する。このように、クラッチ支持部材46は、クラッチカム43及びピニオンギア23の両方を、支持する。
これにより、クラッチ支持部材46がクラッチカム43を支持し且つフレーム5がピニオンギア23を支持する従来技術と比較して、上記の両軸受リール1では、クラッチカム43及びピニオンギア23の位置精度を向上することができる。また、クラッチカム43及びピニオンギア23の位置精度の向上によって、ピニオンギア23をクラッチヨーク41によって精度良く移動させることができるので、スプール軸15とピニオンギア23との連結及び連結解除をスムーズに行うことができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(a)前記実施形態では、クラッチカム43及びクラッチヨーク41を用いてピニオンギア23をスプール軸方向に移動させる場合の例を示した。これに代えて、クラッチカム43及びクラッチヨーク41とは別の機構を用いて、ピニオンギア23をスプール軸方向に移動させてもよい。
(b)前記実施形態では、クラッチ支持部材46に支柱部47が一体に形成される場合の例を示したが、支柱部47は、クラッチ支持部材46と別体で設けられてもよい。例えば、支柱部47がクラッチ支持部材46と別体で設けられる場合、支柱部47は、フレーム5と一体で形成してもよい。
1 両軸受リール
3 リール本体
4 ハンドル
5 フレーム
7 スプール
15 スプール軸
17 ハンドル軸
24 軸受
41 クラッチヨーク
43 クラッチカム
46 クラッチ支持部材
47 支柱部
46a 本体部
46b 突出部
46c 軸受支承部
46d 内周面
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