JP2019174806A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2019174806A5
JP2019174806A5 JP2019056697A JP2019056697A JP2019174806A5 JP 2019174806 A5 JP2019174806 A5 JP 2019174806A5 JP 2019056697 A JP2019056697 A JP 2019056697A JP 2019056697 A JP2019056697 A JP 2019056697A JP 2019174806 A5 JP2019174806 A5 JP 2019174806A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase shift
silicon
layer
intermediate layer
material composed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019056697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019174806A (ja
JP7201502B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Publication of JP2019174806A publication Critical patent/JP2019174806A/ja
Publication of JP2019174806A5 publication Critical patent/JP2019174806A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7201502B2 publication Critical patent/JP7201502B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Claims (23)

  1. 透光性基板上に、位相シフト膜を備えたマスクブランクであって、
    前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から下層、中間層および上層の順に積層した構造を含み、
    前記下層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成され、
    前記中間層は、ケイ素と窒素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素と酸素とからなる材料で形成され、
    前記上層は、ケイ素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成され、
    前記下層は、前記中間層および前記上層よりも窒素の含有量が多く、
    前記上層は、前記中間層および前記下層よりも酸素の含有量が多く、
    前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記中間層の膜厚の比率が、0.15以上であり、
    前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記上層の膜厚の比率が、0.10以下であり、
    前記中間層の窒素の含有量は30原子%以上であることを特徴とするマスクブランク。
  2. 透光性基板上に、位相シフト膜を備えたマスクブランクであって、
    前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から下層、中間層および上層の順に積層した構造を含み、
    前記下層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成され、
    前記中間層は、ケイ素と窒素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素と酸素とからなる材料で形成され、
    前記上層は、ケイ素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成され、
    前記下層は、前記中間層および前記上層よりも窒素の含有量が多く、
    前記上層は、前記中間層および前記下層よりも酸素の含有量が多く、
    前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記中間層の膜厚の比率が、0.15以上であり、
    前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記上層の膜厚の比率が、0.10以下であり、
    前記中間層の酸素の含有量は30原子%以下であることを特徴とするマスクブランク。
  3. 透光性基板上に、位相シフト膜を備えたマスクブランクであって、
    前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から下層、中間層および上層の順に積層した構造を含み、
    前記下層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成され、
    前記中間層は、ケイ素と窒素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素と酸素とからなる材料で形成され、
    前記上層は、ケイ素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成され、
    前記下層は、前記中間層および前記上層よりも窒素の含有量が多く、
    前記上層は、前記中間層および前記下層よりも酸素の含有量が多く、
    前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記中間層の膜厚の比率が、0.15以上であり、
    前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記上層の膜厚の比率が、0.10以下であり、
    前記中間層の窒素の含有量[原子%]を酸素の含有量[原子%]で除した比率が、1.0以上であることを特徴とするマスクブランク。
  4. 前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記下層の膜厚の比率が、0.80以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のマスクブランク。
  5. 前記中間層は、前記上層よりも窒素の含有量が多く、前記下層よりも酸素の含有量が多いことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のマスクブランク。
  6. 前記中間層は、酸素の含有量が10原子%以上であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のマスクブランク。
  7. 前記下層は、窒素の含有量が50原子%以上であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のマスクブランク。
  8. 前記上層は、酸素の含有量が50原子%以上であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のマスクブランク。
  9. 前記下層は、前記中間層および前記上層よりも膜厚が厚く、前記中間層は、前記上層よりも膜厚が厚いことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のマスクブランク。
  10. 前記位相シフト膜は、ArFエキシマレーザーの露光光を2%以上の透過率で透過させる機能と、前記位相シフト膜を透過した前記露光光に対して前記位相シフト膜の厚さと同じ距離だけ空気中を通過した前記露光光との間で150度以上200度以下の位相差を生じさせる機能とを有することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のマスクブランク。
  11. 前記位相シフト膜上に、遮光膜を備えることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のマスクブランク。
  12. 透光性基板上に、転写パターンが形成された位相シフト膜を備えた位相シフトマスクであって、
    前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から下層、中間層および上層の順に積層した構造を含み、
    前記下層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成され、
    前記中間層は、ケイ素と窒素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素と酸素とからなる材料で形成され、
    前記上層は、ケイ素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成され、
    前記下層は、前記中間層および前記上層よりも窒素の含有量が多く、
    前記上層は、前記中間層および前記下層よりも酸素の含有量が多く、
    前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記中間層の膜厚の比率が、0.15以上であり、
    前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記上層の膜厚の比率が、0.10以下であり、
    前記中間層の窒素の含有量は30原子%以上であることを特徴とする位相シフトマスク。
  13. 透光性基板上に、転写パターンが形成された位相シフト膜を備えた位相シフトマスクであって、
    前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から下層、中間層および上層の順に積層した構造を含み、
    前記下層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成され、
    前記中間層は、ケイ素と窒素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素と酸素とからなる材料で形成され、
    前記上層は、ケイ素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成され、
    前記下層は、前記中間層および前記上層よりも窒素の含有量が多く、
    前記上層は、前記中間層および前記下層よりも酸素の含有量が多く、
    前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記中間層の膜厚の比率が、0.15以上であり、
    前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記上層の膜厚の比率が、0.10以下であり、
    前記中間層の酸素の含有量は30原子%以下であることを特徴とする位相シフトマスク。
  14. 透光性基板上に、転写パターンが形成された位相シフト膜を備えた位相シフトマスクであって、
    前記位相シフト膜は、前記透光性基板側から下層、中間層および上層の順に積層した構造を含み、
    前記下層は、ケイ素と窒素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素とからなる材料で形成され、
    前記中間層は、ケイ素と窒素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と窒素と酸素とからなる材料で形成され、
    前記上層は、ケイ素と酸素とからなる材料、または半金属元素および非金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成され、
    前記下層は、前記中間層および前記上層よりも窒素の含有量が多く、
    前記上層は、前記中間層および前記下層よりも酸素の含有量が多く、
    前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記中間層の膜厚の比率が、0.15以上であり、
    前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記上層の膜厚の比率が、0.10以下であり、
    前記中間層の窒素の含有量[原子%]を酸素の含有量[原子%]で除した比率が、1.0以上であることを特徴とする位相シフトマスク。
  15. 前記位相シフト膜の全体膜厚に対する前記下層の膜厚の比率が、0.80以下であることを特徴とする請求項12から14のいずれかに記載の位相シフトマスク。
  16. 前記中間層は、前記上層よりも窒素の含有量が多く、前記下層よりも酸素の含有量が多いことを特徴とする請求項12から15のいずれかに記載の位相シフトマスク。
  17. 前記中間層は、酸素の含有量が10原子%以上であることを特徴とする請求項12から16のいずれかに記載の位相シフトマスク。
  18. 前記下層は、窒素の含有量が50原子%以上であることを特徴とする請求項12から17のいずれかに記載の位相シフトマスク。
  19. 前記上層は、酸素の含有量が50原子%以上であることを特徴とする請求項12から18のいずれかに記載の位相シフトマスク。
  20. 前記下層は、前記中間層および前記上層よりも膜厚が厚く、前記中間層は、前記上層よりも膜厚が厚いことを特徴とする請求項12から19のいずれかに記載の位相シフトマスク。
  21. 前記位相シフト膜は、ArFエキシマレーザーの露光光を2%以上の透過率で透過させる機能と、前記位相シフト膜を透過した前記露光光に対して前記位相シフト膜の厚さと同じ距離だけ空気中を通過した前記露光光との間で150度以上200度以下の位相差を生じさせる機能とを有することを特徴とする請求項12から20のいずれかに記載の位相シフトマスク。
  22. 前記位相シフト膜上に、遮光パターンが形成された遮光膜を備えることを特徴とする請求項12から21のいずれかに記載の位相シフトマスク。
  23. 請求項12から22のいずれかに記載の位相シフトマスクを用い、半導体基板上のレジスト膜に転写パターンを露光転写する工程を備えることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
JP2019056697A 2018-03-26 2019-03-25 マスクブランク、位相シフトマスク及び半導体デバイスの製造方法 Active JP7201502B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018058004 2018-03-26
JP2018058004 2018-03-26

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019174806A JP2019174806A (ja) 2019-10-10
JP2019174806A5 true JP2019174806A5 (ja) 2022-03-29
JP7201502B2 JP7201502B2 (ja) 2023-01-10

Family

ID=68058151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019056697A Active JP7201502B2 (ja) 2018-03-26 2019-03-25 マスクブランク、位相シフトマスク及び半導体デバイスの製造方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20210026235A1 (ja)
JP (1) JP7201502B2 (ja)
KR (1) KR20200133377A (ja)
CN (1) CN111902772A (ja)
SG (1) SG11202009172VA (ja)
TW (1) TW201940961A (ja)
WO (1) WO2019188397A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB201621177D0 (en) 2016-12-13 2017-01-25 Semblant Ltd Protective coating
JP7296927B2 (ja) * 2020-09-17 2023-06-23 信越化学工業株式会社 位相シフトマスクブランク、位相シフトマスクの製造方法、及び位相シフトマスク
CN115202146A (zh) * 2021-04-14 2022-10-18 上海传芯半导体有限公司 移相掩膜版及其制作方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3115185B2 (ja) 1993-05-25 2000-12-04 株式会社東芝 露光用マスクとパターン形成方法
US6274280B1 (en) 1999-01-14 2001-08-14 E.I. Du Pont De Nemours And Company Multilayer attenuating phase-shift masks
DE10393095B4 (de) * 2002-12-26 2011-07-07 Hoya Corp. Lithografiemaskenrohling
JP2010217514A (ja) 2009-03-17 2010-09-30 Toppan Printing Co Ltd フォトマスクの製造方法
JP6005530B2 (ja) * 2013-01-15 2016-10-12 Hoya株式会社 マスクブランク、位相シフトマスクおよびこれらの製造方法
JP5686216B1 (ja) * 2013-08-20 2015-03-18 大日本印刷株式会社 マスクブランクス、位相シフトマスク及びその製造方法
JP6264238B2 (ja) * 2013-11-06 2018-01-24 信越化学工業株式会社 ハーフトーン位相シフト型フォトマスクブランク、ハーフトーン位相シフト型フォトマスク及びパターン露光方法
KR101887323B1 (ko) * 2014-03-18 2018-08-09 호야 가부시키가이샤 마스크 블랭크, 위상 시프트 마스크 및 반도체 디바이스의 제조 방법
JP2016035559A (ja) * 2014-08-04 2016-03-17 信越化学工業株式会社 ハーフトーン位相シフト型フォトマスクブランク及びその製造方法
WO2016103843A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 Hoya株式会社 マスクブランク、位相シフトマスク、位相シフトマスクの製造方法および半導体デバイスの製造方法
JP6477159B2 (ja) * 2015-03-31 2019-03-06 信越化学工業株式会社 ハーフトーン位相シフトマスクブランクス及びハーフトーン位相シフトマスクブランクスの製造方法
JP6418035B2 (ja) * 2015-03-31 2018-11-07 信越化学工業株式会社 位相シフトマスクブランクス及び位相シフトマスク
JP6341129B2 (ja) * 2015-03-31 2018-06-13 信越化学工業株式会社 ハーフトーン位相シフトマスクブランク及びハーフトーン位相シフトマスク
JP6058757B1 (ja) * 2015-07-15 2017-01-11 Hoya株式会社 マスクブランク、位相シフトマスク、位相シフトマスクの製造方法および半導体デバイスの製造方法
JP6558326B2 (ja) * 2016-08-23 2019-08-14 信越化学工業株式会社 ハーフトーン位相シフトマスクブランクの製造方法、ハーフトーン位相シフトマスクブランク、ハーフトーン位相シフトマスク及びフォトマスクブランク用薄膜形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016164683A5 (ja)
JP2016021075A5 (ja)
JP2016189002A5 (ja)
JP2012078441A5 (ja)
JP2013254206A5 (ja)
JP2015191218A5 (ja)
JP5839744B2 (ja) フラットパネルディスプレイ製造用フォトマスクの製造方法、およびフラットパネルディスプレイの製造方法
JP2019174806A5 (ja)
JP2015212826A5 (ja)
JP2017049312A5 (ja)
JP2015200883A5 (ja)
JP2017181571A5 (ja)
TWI658320B (zh) 圖案轉印方法及顯示裝置之製造方法
JP2019040200A5 (ja) マスクブランク、位相シフトマスク、及び半導体デバイスの製造方法
JP2015092281A5 (ja)
JP2015102633A5 (ja)
JP2013134435A5 (ja)
JP2006268035A5 (ja)
JP2022064956A5 (ja)
TWI752019B (zh) 具有多層遮光層的光罩
JP2011090344A5 (ja)
JP2015222448A5 (ja)
JP2017223890A5 (ja)
JP2015212720A5 (ja)
TWI585514B (zh) 光罩之製造方法、光罩及顯示裝置之製造方法