JP2012078441A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2012078441A5
JP2012078441A5 JP2010221661A JP2010221661A JP2012078441A5 JP 2012078441 A5 JP2012078441 A5 JP 2012078441A5 JP 2010221661 A JP2010221661 A JP 2010221661A JP 2010221661 A JP2010221661 A JP 2010221661A JP 2012078441 A5 JP2012078441 A5 JP 2012078441A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transition metal
silicon
upper layer
lower layer
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010221661A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5154626B2 (ja
JP2012078441A (ja
Filing date
Publication date
Priority claimed from JP2010221661A external-priority patent/JP5154626B2/ja
Priority to JP2010221661A priority Critical patent/JP5154626B2/ja
Application filed filed Critical
Priority to KR1020110099246A priority patent/KR101286428B1/ko
Priority to US13/248,896 priority patent/US8501372B2/en
Priority to TW100135689A priority patent/TWI497191B/zh
Priority to TW104121761A priority patent/TWI598679B/zh
Publication of JP2012078441A publication Critical patent/JP2012078441A/ja
Publication of JP2012078441A5 publication Critical patent/JP2012078441A5/ja
Publication of JP5154626B2 publication Critical patent/JP5154626B2/ja
Application granted granted Critical
Priority to KR1020130058960A priority patent/KR101568058B1/ko
Priority to US13/920,128 priority patent/US9256122B2/en
Priority to US14/690,875 priority patent/US9612527B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Claims (20)

  1. ArFエキシマレーザー露光光が適用されるバイナリ型マスクを作成するために用いられ、透光性基板上に、転写パターンを形成するための遮光膜を有するマスクブランクであって、
    前記遮光膜は、層および層の積層構造からなり、前記露光光に対する光学濃度が2.8以上であり、
    前記層は、遷移金属およびケイ素を含有し、屈折率nが1.80以下、かつ消衰係数kが2.37以上である材料からなり、膜厚が30nm以上であり、
    前記層は、屈折率nが2.00以上、かつ消衰係数kが1.00以下である材料からなり、膜厚が3nm以上6nm以下であり、
    前記遮光膜を透過した露光光と前記遮光膜の膜厚と同じ距離だけ空気中を透過した露光光との間での位相差が30度以下である
    ことを特徴とするマスクブランク。
  2. 前記層は、遷移金属およびケイ素に、さらに酸素、窒素のうち少なくとも1つの元素を含有する材料、ケイ素に、さらに酸素、窒素のうち少なくとも1つの元素を含有する材料、又は、遷移金属に、さらに酸素、窒素のうち少なくとも1つの元素を含有する材料からなることを特徴とする請求項1記載のマスクブランク。
  3. 前記上層は、遷移金属およびケイ素を含有し、さらに窒素および酸素のうち少なくとも1つの元素を含有する材料からなることを特徴とする請求項1記載のマスクブランク
  4. 前記層中の遷移金属は、モリブデン(Mo)であることを特徴とする請求項2または3に記載のマスクブランク。
  5. 前記下層は、遷移金属およびケイ素の合計含有量が90原子%以上である材料からなることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のマスクブランク
  6. 前記下層中の遷移金属は、モリブデン(Mo)であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のマスクブランク
  7. 前記下層中におけるモリブデンの含有量をモリブデンとケイ素の合計含有量で除した比率が、2%以上35%以下であることを特徴とする請求項6記載のマスクブランク
  8. 前記上層は、前記下層とは屈折率nおよび消衰係数kが異なるようにスパッタリング法で形成されたものであることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のマスクブランク
  9. 請求項1から8のいずれかに記載のマスクブランクにおける前記遮光膜を、エッチングによりパターニングするエッチング工程を有することを特徴とする転写用マスクの製造方法。
  10. ArFエキシマレーザー露光光が適用されるバイナリ型の転写用マスクであって、
    前記転写用マスクは、透光性基板上に、転写パターンを有する遮光膜を有してなり、
    前記遮光膜は、層および層の積層構造からなり、前記露光光に対する光学濃度が2.8以上であり、
    前記層は、遷移金属およびケイ素を含有し、屈折率nが1.80以下、かつ消衰係数kが2.37以上である材料からなり、膜厚が30nm以上であり、
    前記層は、屈折率nが2.00以上、かつ消衰係数kが1.00以下である材料からなり、膜厚が3nm以上6nm以下であり、
    前記遮光膜を透過した露光光と前記遮光膜の膜厚と同じ距離だけ空気中を透過した露光光との間での位相差が30度以下である
    ことを特徴とする転写用マスク。
  11. 前記上層は、遷移金属およびケイ素に、さらに酸素、窒素のうち少なくとも1つの元素を含有する材料、ケイ素に、さらに酸素、窒素のうち少なくとも1つの元素を含有する材料、又は、遷移金属に、さらに酸素、窒素のうち少なくとも1つの元素を含有する材料からなることを特徴とする請求項10記載の転写用マスク
  12. 前記上層は、遷移金属およびケイ素を含有し、さらに窒素および酸素のうち少なくとも1つの元素を含有する材料からなることを特徴とする請求項10記載の転写用マスク
  13. 前記上層中の遷移金属は、モリブデン(Mo)であることを特徴とする請求項11または12に記載の転写用マスク
  14. 前記下層は、遷移金属およびケイ素の合計含有量が90原子%以上である材料からなることを特徴とする請求項10から13のいずれかに記載の転写用マスク
  15. 前記下層中の遷移金属は、モリブデン(Mo)であることを特徴とする請求項10から14のいずれかに記載の転写用マスク
  16. 前記下層中におけるモリブデンの含有量をモリブデンとケイ素の合計含有量で除した比率が、2%以上35%以下であることを特徴とする請求項15記載の転写用マスク
  17. 前記上層は、前記下層とは屈折率nおよび消衰係数kが異なるようにスパッタリング法で形成されたものであることを特徴とする請求項10から16のいずれかに記載の転写用マスク
  18. 前記遮光膜に形成されている転写パターンには、ハーフピッチ40nm以下のラインアンドスペースパターンが含まれていることを特徴とする請求項10から17のいずれかに記載の転写用マスク。
  19. 請求項10から18のいずれかに記載の転写用マスクを用い、半導体ウェハ上に回路パターンを形成することを特徴する半導体デバイスの製造方法。
  20. 半導体ウェハ上に形成される回路パターンには、ハーフピッチ40nm以下のラインアンドスペースパターンが含まれていることを特徴する請求項19に記載の半導体デバイスの製造方法。
JP2010221661A 2010-09-30 2010-09-30 マスクブランク、転写用マスク、転写用マスクの製造方法、および半導体デバイスの製造方法 Active JP5154626B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010221661A JP5154626B2 (ja) 2010-09-30 2010-09-30 マスクブランク、転写用マスク、転写用マスクの製造方法、および半導体デバイスの製造方法
KR1020110099246A KR101286428B1 (ko) 2010-09-30 2011-09-29 마스크 블랭크, 전사용 마스크, 전사용 마스크의 제조 방법 및 반도체 디바이스의 제조 방법
US13/248,896 US8501372B2 (en) 2010-09-30 2011-09-29 Mask blank, transfer mask, method of manufacturing a transfer mask, and method of manufacturing a semiconductor device
TW100135689A TWI497191B (zh) 2010-09-30 2011-09-30 光罩基底、轉印用光罩、轉印用光罩之製造方法及半導體裝置之製造方法
TW104121761A TWI598679B (zh) 2010-09-30 2011-09-30 半導體裝置之製造方法
KR1020130058960A KR101568058B1 (ko) 2010-09-30 2013-05-24 반도체 디바이스의 제조 방법
US13/920,128 US9256122B2 (en) 2010-09-30 2013-06-18 Mask blank, transfer mask, method of manufacturing a transfer mask, and method of manufacturing a semiconductor device
US14/690,875 US9612527B2 (en) 2010-09-30 2015-04-20 Mask blank, transfer mask, method of manufacturing a transfer mask, and method of manufacturing a semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010221661A JP5154626B2 (ja) 2010-09-30 2010-09-30 マスクブランク、転写用マスク、転写用マスクの製造方法、および半導体デバイスの製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012266015A Division JP5596111B2 (ja) 2012-12-05 2012-12-05 半導体デバイスの製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012078441A JP2012078441A (ja) 2012-04-19
JP2012078441A5 true JP2012078441A5 (ja) 2012-08-30
JP5154626B2 JP5154626B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=45890106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010221661A Active JP5154626B2 (ja) 2010-09-30 2010-09-30 マスクブランク、転写用マスク、転写用マスクの製造方法、および半導体デバイスの製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (3) US8501372B2 (ja)
JP (1) JP5154626B2 (ja)
KR (2) KR101286428B1 (ja)
TW (2) TWI497191B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120083142A (ko) * 2011-01-17 2012-07-25 삼성전자주식회사 반도체 장치 및 반도체 장치의 형성 방법
KR20140023492A (ko) * 2012-08-16 2014-02-27 삼성코닝정밀소재 주식회사 스퍼터링 타겟 및 이에 의해 증착된 블랙 매트릭스를 포함하는 유기 발광 디스플레이 장치
JP5596111B2 (ja) * 2012-12-05 2014-09-24 Hoya株式会社 半導体デバイスの製造方法
CN104903792B (zh) * 2013-01-15 2019-11-01 Hoya株式会社 掩膜板坯料、相移掩膜板及其制造方法
JP6185721B2 (ja) * 2013-01-29 2017-08-23 Hoya株式会社 マスクブランク、マスクブランクの製造方法、転写用マスクの製造方法、および半導体デバイスの製造方法
JP5880506B2 (ja) * 2013-09-19 2016-03-09 富士ゼロックス株式会社 処理装置
JP6394496B2 (ja) 2014-07-15 2018-09-26 信越化学工業株式会社 バイナリフォトマスクブランク、その製造方法、及びバイナリフォトマスクの製造方法
JP5775631B2 (ja) * 2014-08-06 2015-09-09 Hoya株式会社 マスクブランク、転写用マスク、転写用マスクの製造方法、および半導体デバイスの製造方法
JP2016057577A (ja) * 2014-09-12 2016-04-21 信越化学工業株式会社 フォトマスクブランク
JP6621626B2 (ja) * 2015-09-18 2019-12-18 Hoya株式会社 マスクブランク、位相シフトマスクおよび半導体デバイスの製造方法
JP6756541B2 (ja) * 2016-08-08 2020-09-16 東京応化工業株式会社 基板の製造方法
JP6297766B1 (ja) * 2016-08-26 2018-03-20 Hoya株式会社 マスクブランク、転写用マスク及び半導体デバイスの製造方法
CN106505158B (zh) * 2016-12-01 2019-07-09 Tcl集团股份有限公司 一种量子点发光二极管器件及其制备方法
JP6400763B2 (ja) 2017-03-16 2018-10-03 Hoya株式会社 マスクブランク、転写用マスクおよび半導体デバイスの製造方法
JP7331793B2 (ja) * 2020-06-30 2023-08-23 信越化学工業株式会社 フォトマスクの製造方法及びフォトマスクブランク

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644146B2 (ja) * 1987-03-03 1994-06-08 三菱電機株式会社 フオトマスク
JP4897060B2 (ja) * 2003-06-05 2012-03-14 Ntn株式会社 ローラ軸の製造方法
KR101052654B1 (ko) 2004-06-16 2011-07-28 호야 가부시키가이샤 광반투과막, 포토마스크 블랭크 및 포토마스크, 및 광반투과막의 설계 방법
JP4407815B2 (ja) 2004-09-10 2010-02-03 信越化学工業株式会社 フォトマスクブランク及びフォトマスク
JP2006078825A (ja) 2004-09-10 2006-03-23 Shin Etsu Chem Co Ltd フォトマスクブランクおよびフォトマスクならびにこれらの製造方法
JP4843304B2 (ja) * 2005-12-14 2011-12-21 富士通セミコンダクター株式会社 フォトマスクの製造方法、デバイスの製造方法、及び、フォトマスクのモニタ方法
JP4881633B2 (ja) 2006-03-10 2012-02-22 凸版印刷株式会社 クロムレス位相シフトマスク用フォトマスクブランク、クロムレス位相シフトマスク、及びクロムレス位相シフトマスクの製造方法
CN101443886B (zh) 2006-05-30 2012-06-27 Hoya株式会社 掩模基板的制造方法和转印掩模的制造方法
JP5242110B2 (ja) * 2007-09-30 2013-07-24 Hoya株式会社 フォトマスクブランク、フォトマスク及びその製造方法、並びに半導体装置の製造方法
JP5702920B2 (ja) * 2008-06-25 2015-04-15 Hoya株式会社 位相シフトマスクブランク、位相シフトマスクおよび位相シフトマスクブランクの製造方法
TW201030451A (en) * 2008-09-30 2010-08-16 Hoya Corp Multi-tone photomask and method of manufacturing the same
US20100092894A1 (en) 2008-10-14 2010-04-15 Weihong Liu Bottom Antireflective Coating Compositions
WO2010050447A1 (ja) 2008-10-29 2010-05-06 Hoya株式会社 フォトマスクブランク、フォトマスク及びその製造方法
JP5281362B2 (ja) * 2008-10-31 2013-09-04 Hoya株式会社 フォトマスクブランク、フォトマスク及びその製造方法
JP5497288B2 (ja) * 2008-12-29 2014-05-21 Hoya株式会社 フォトマスクブランクの製造方法及びフォトマスクの製造方法
TWI438562B (zh) 2009-01-06 2014-05-21 Hoya Corp 光罩之製造方法、圖案轉印方法、光罩基板用處理裝置及薄膜圖案化方法
JP5317310B2 (ja) * 2009-03-31 2013-10-16 Hoya株式会社 マスクブランク及び転写用マスクの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012078441A5 (ja)
JP2016021075A5 (ja)
JP2016164683A5 (ja)
JP2013254206A5 (ja)
JP2015200883A5 (ja)
JP2015191218A5 (ja)
JP2016189002A5 (ja)
JP2017181571A5 (ja)
KR102182505B1 (ko) 포토마스크 및 표시 장치의 제조 방법
JP2011081356A5 (ja)
JP2006268035A5 (ja)
JP2014145920A5 (ja) マスクブランク、マスクブランクの製造方法、転写用マスクの製造方法、および半導体デバイスの製造方法
JP2011164598A5 (ja)
JP2017049312A5 (ja)
JP6185721B2 (ja) マスクブランク、マスクブランクの製造方法、転写用マスクの製造方法、および半導体デバイスの製造方法
JP2015102633A5 (ja)
JP2013134435A5 (ja)
JP2019040200A5 (ja) マスクブランク、位相シフトマスク、及び半導体デバイスの製造方法
JP2015222448A5 (ja)
JP6581759B2 (ja) フォトマスク、フォトマスクの製造方法、フォトマスクブランク及び表示装置の製造方法
JP2012113297A5 (ja)
JP2017223890A5 (ja)
JP2016024264A5 (ja)
JP2017026701A5 (ja)
JP2022064956A5 (ja)