JP4843304B2 - フォトマスクの製造方法、デバイスの製造方法、及び、フォトマスクのモニタ方法 - Google Patents

フォトマスクの製造方法、デバイスの製造方法、及び、フォトマスクのモニタ方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば半導体素子,磁気デバイス素子等の各種固体素子を製造する際に微細パターンを形成するのに用いて好適のフォトマスクの製造方法、デバイスの製造方法、及び、フォトマスクのモニタ方法に関する。
近年、LSI(Large Scale Integrated circuit)の製造においては、非常に微細なパターンの形成が要求されている。
このため、微細な回路パターンをウェーハ(半導体基板)上に転写する露光工程において、露光に用いられる光の位相を変化させてコントラストを上げる機能を有するフォトマスク(位相シフトマスク)が用いられている。特に、製造の簡便さなどから、ハーフトーン型位相シフトマスクが広く使用されている。
ハーフトーン型位相シフトマスクは、例えば図7(F)に示すように、合成石英基板などの透明基板1上に、半透明のハーフトーン位相シフト層2、遮光層3を順に積層したものとして構成される。
このハーフトーン型位相シフトマスクは、例えば図6に示すように、半導体チップに転写される回路パターン(メインパターン)が形成されている回路パターン領域(マスクパターン領域)8を備える。回路パターン領域8では、遮光層3を除去するとともに、回路パターンに応じてハーフトーン位相シフト層2を除去し、透明基板1を露出させることで回路パターンが形成されている。
このように構成されるハーフトーン型位相シフトマスクを用いて露光を行なうと、透明基板1が露出している領域では照明系からの光がそのまま透過する一方、ハーフトーン位相シフト層2が露出している領域では照明系からの光が180度位相をずらされて透過することになる。
また、ハーフトーン型位相シフトマスクの回路パターン領域8の外側の領域には、遮光層3が残されており、ウェーハに回路パターンを転写する際に、隣接する回路パターン領域(図示せず)への多重露光を防止するようにしている。
なお、図6中、符号81はマスク識別用のバーコードパターン、符号82はマスク識別用のナンバリングパターン、符号83は露光装置との位置合わせ用のフィディシャルパターンをそれぞれ示している。
ところで、このようなフォトマスクにおいては、マスクパターンの精度の保証や管理が重要である。フォトマスクの精度保証としては、位置精度の保証と寸法精度の保証とがある。
そこで、従来、モニタパターンを、必要に応じて有効転写領域内外にレイアウトし、このモニタパターンを測定することによって精度の保証や管理を行なっている。なお、パターン形成方法としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。
モニタパターンとしては、フォトマスクの精度を正確に測定するという観点から、精度の保証や管理に最適な単純図形のパターンを適切な場所に配置することが望ましい。
上述のハーフトーン型位相シフトマスクでは、図6に示すように、回路パターン領域8を含む所望の有効転写領域(図6中、破線で囲まれた領域)7の外側の領域に、マスクパターン6として、マスクパターンの位置精度保証用のモニタパターン6A、及び、マスクパターンの寸法精度保証用のモニタパターン6Bが形成されている。
このようなモニタパターン6(6A,6B)を含むハーフトーン型位相シフトマスクは、以下のようにして製造される。
まず、図7(A)に示すように、透明基板1上に、ハーフトーン位相シフト層2、遮光層3を積層する。
次いで、図7(A)に示すように、遮光層3上に第1のレジスト層4を形成し、図7(B)に示すように、第1のレジスト層4を露光(描画),PEB(Post Exposure Bake),現像して、第1のレジストパターン4pとして回路パターン5及びモニタパターン6(位置精度保証用モニタパターン6A及び寸法精度保証用モニタパターン6B)を形成する。
次に、図7(C)に示すように、この第1のレジストパターン4pを有する第1のレジスト層4をマスクとして遮光層3をエッチングし、遮光層3に遮光パターン3pとして回路パターン5及びモニタパターン6(位置精度保証用モニタパターン6A及び寸法精度保証用モニタパターン6B)を形成する。その後、第1のレジスト層4を除去する。
そして、図7(D)に示すように、遮光パターン3pを形成された遮光層3をマスクとしてハーフトーン位相シフト層2をエッチングし、ハーフトーン位相シフト層2に回路パターン5及びモニタパターン6を形成する。
次に、図7(E)に示すように、遮光層3上に第2のレジスト層4Aを形成し、第2のレジスト層4Aを露光(描画),PEB,現像して、回路パターン領域8(図6参照)を含む所望の有効転写領域(スキャン領域)7(図6参照)を形成するための第2のレジストパターン4Apを形成する。そして、図7(F)に示すように、この第2のレジストパターン4Apを有する第2のレジスト層4Aをマスクとして、遮光層3を選択的にエッチングした後、第2のレジスト層4Aを除去して、ハーフトーン型位相シフトマスク(フォトマスク)を完成する。
そして、この完成した状態で、モニタパターン6(位置精度保証用モニタパターン6A及び寸法精度保証用モニタパターン6B)を測定する。
このように、ハーフトーン型位相シフトマスクを製造する場合、マスクが完成した状態でモニタパターン6の測定を行ない、マスクパターンの精度の保証及び管理を行なっている。
特開2002−107911号公報
しかしながら、近年、微細パターンの形成に使用されるフォトマスクでは、モニタパターン6を有効転写領域7内に自由にレイアウトすることができなくなってきている。
例えば、HOLE用フォトマスクの有効転写領域7に、図6中、符号6Aで示すようなLINE系の位置精度保証用モニタパターンをレイアウトすると、ウェーハプロセスにおいて、HOLEパターンに最適な転写条件とLINEパターンに最適な転写条件とが異なるため、発塵源となる場合がある。このため、モニタパターン6Aを有効転写領域7内に自由にレイアウトするのは難しい。
また、同様の理由で、様々な線幅を有する複数のラインからなる寸法精度保証用モニタパターン6Bを有効転写領域7に自由にレイアウトすることも困難である。
このため、モニタパターン6A,6Bを有効転写領域7にレイアウトする場合、パターンが複雑な図形になってしまったり、パターンの線幅が制限されてしまったりすることになる。また、OPC(Optical Proximity Correction;光学近接効果補正)が必要になる場合もある。
一方、有効転写領域7内にモニタパターン6A,6Bをレイアウトできない場合、上述のハーフトーン型位相シフトマスク(図6参照)のように、有効転写領域7の外側にモニタパターン6A,6Bをレイアウトすることになる。
この場合、モニタパターン6A,6Bは、フォトマスク製造時の保証や管理に用いられるものであり、回路パターン領域(チップ領域)8から離れれば離れるほど保証の妥当性が低下するため、可能な限り回路パターン領域(チップ領域)8の近傍にレイアウトする必要がある。
しかしながら、モニタパターン6A,6Bをチップ領域近傍にレイアウトすると、ウェーハプロセスにおいて、フレアによってモニタパターン6A,6Bがウェーハ上に転写されてしまうおそれがある。
このように、モニタパターン6A,6Bを設ける場合、様々な制約がある。
この結果、例えば位置精度保証用モニタパターンを有効転写領域7内又はその近傍にレイアウトすることができないと、位置精度の保証の信頼性が低下してしまうおそれがある。また、寸法精度保証用モニタパターンとして、フォトマスクの精度を管理する上で必要な様々な線幅のラインを設けることができないと、様々な線幅のラインの寸法測定結果を得ることができないため、寸法精度の保証の信頼性が低下してしまうおそれがある。さらに、モニタパターンの線幅が小さくなってくると、測定器が本来有している再現性を十分に発揮することができず、測定再現性が低下してしまうおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、フォトマスクの精度保証や管理を行なう上で必要なパターンを自由にレイアウトできるようにした、フォトマスクの製造方法、デバイスの製造方法、及び、フォトマスクのモニタ方法を提供することを目的とする。
このため、本発明のフォトマスクの製造方法は、基板上に2層以上の金属層を形成し、2層以上の金属層のうち最下層以外の1層以上の金属層にメインパターン及びモニタパターンを形成し、モニタパターンを測定し、モニタパターンの測定後、モニタパターンを除去した後にメインパターンを最下層の金属層に形成して、又は、メインパターンを最下層の金属層に形成した後にモニタパターンを除去して、2層以上の金属層からなるフォトマスクを製造することを特徴としている。
また、本発明のデバイスの製造方法は、上記のフォトマスクの製造方法によって製造されたフォトマスクを用いてパターン転写を行なう工程を含むことを特徴としている。
さらに、本発明のフォトマスクのモニタ方法は、基板上に2層以上の金属層を形成し、2層以上の金属層のうち最終的にマスクパターンが形成される最下層以外の1層以上の金属層にメインパターン及びモニタパターンを形成し、モニタパターンを除去し、メインパターンを最下層の金属層に形成する各工程を含み、モニタパターンを形成した後、モニタパターンを除去する前に、モニタパターンを測定することを特徴としている。
したがって、本発明のフォトマスクの製造方法及びフォトマスクのモニタ方法によれば、最終的に製造されるフォトマスクにモニタパターンを残さなくても良いため、フレアによる影響などのモニタパターンがフォトマスク上に残っていることによる不具合を考慮することなく、フォトマスクの精度保証や管理を行なう上で必要なパターンを自由にレイアウトできるようになるという利点がある。これにより、フォトマスクの精度保証の信頼性やモニタの信頼性を十分に確保できるようになる。この結果、従来よりも信頼性が高く、十分な精度を有するフォトマスクを実現できるようになる。
本発明のデバイスの製造方法によれば、本発明のフォトマスクの製造方法によって製造されたフォトマスク(モニタパターンが除去されたもの)を用いるため、フレアによってモニタパターンがウェーハ上に転写されてしまうことがないなど、従来、モニタパターンがフォトマスク上に残っていることによって転写の際に生じていた不具合を防止することができるという利点がある。
以下、図面により、本発明の実施の形態にかかるフォトマスクの製造方法、デバイスの製造方法、及び、フォトマスクのモニタ方法について説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態にかかるフォトマスクの製造方法及びデバイスの製造方法について、図1〜図4を参照しながら説明する。
本発明のフォトマスクの製造方法は、例えばハーフトーン型(HTタイプ)の位相シフト型フォトマスクを製造するのに用いられる。
本実施形態にかかるフォトマスクの製造方法では、フォトマスクの精度保証や管理のために用いられるモニタパターンをフォトマスク製造プロセスの途中で測定し、測定後、モニタパターンを除去するようにしている。
以下、本実施形態にかかるフォトマスクの製造方法について、図1を参照しながら、ポジタイプハーフトーン位相シフト型フォトマスク(ポジタイプフォトマスク)を例に説明する。
まず、図1(A)に示すように、例えば合成石英からなる透明基板1上に、例えばMoSiON膜からなるハーフトーン位相シフト層(半透明膜)2、例えばクロムと酸化クロムの積層膜からなる遮光層3とを順次積層させる。
次いで、図1(A)に示すように、遮光層3上に、例えばスピンコートによってレジストを塗布して第1のレジスト層4を形成する。本実施形態では、ポジタイプハーフトーン位相シフト型フォトマスクを製造するため、最初に形成される第1のレジスト層4としてポジタイプレジスト層を形成する。
次に、図1(B)に示すように、第1のレジスト層4に対して、露光(描画),PEB(Post Exposure Bake),現像を行ない、第1のレジストパターン(ここではポジタイプレジストパターン)4pとしてメインパターン(回路パターン)5及びモニタパターン(位置精度保証用モニタパターン及び寸法精度保証用モニタパターン)6を形成する。なお、使用するレジストによってはPEBを行なわない場合もある。
次いで、図1(C)に示すように、第1のレジストパターン4pをエッチングマスクとして遮光層3を選択的にエッチングし、遮光パターン3pとしてメインパターン5及びモニタパターン6を形成した後、第1のレジスト層4を除去する。
本実施形態では、図2の模式的平面図に示すように、モニタパターン6として、位置精度保証用モニタパターン6A及び寸法精度保証用モニタパターン6Bを有効転写領域7内にレイアウトしている。なお、モニタパターン6は、メインパターン5の精度(位置精度、寸法精度)を保証するために用いられるものに限られず、フォトマスクの管理に用いられるものであっても良い。
そして、この状態で、モニタパターン6(6A,6B)の計測を行なう。
このモニタパターン6の計測後、図1(D)に示すように、遮光層3上にレジストを塗布して第2のレジスト層4Aを形成する。そして、第2のレジスト層4Aに対して、メインパターン5を描画、現像し、第2のレジストパターン(ここではポジタイプレジストパターン)4Apを形成する。なお、使用するレジストによってはPEBを行なう場合もある。
なお、ここでは、第2のレジスト層4Aにメインパターン5を描画、現像することで、遮光層3に形成されたメインパターン5のエッジと第2のレジスト層4Aに形成された第2のレジストパターン4Apのエッジとがそろうようにしているが、必ずしも第2のレジスト層4Aにメインパターン5を描画、現像する必要はなく、第2のレジスト層4Aは少なくともモニタパターン6が覆われるように形成すれば良い。このため、この工程は高い描画精度を有する描画装置を用いる必要はない。
次に、図1(E)に示すように、第2のレジスト層4A(又は第2のレジスト層4Aに覆われずに露出している遮光層3)をエッチングマスクとしてハーフトーン位相シフト層2を選択的にエッチングして、メインパターン5をハーフトーン位相シフト層2に形成する。その後、第2のレジスト層4Aを除去する。
この際、遮光層3に形成されているモニタパターン6は全て第2のレジスト層4Aで覆われているため、このモニタパターン6の部分のハーフトーン位相シフト層2はエッチングされずに残ることになる。
続いて、図1(F)に示すように、遮光層3上にレジストを塗布して第3のレジスト層4Bを形成する。そして、回路パターン領域8の全面を露光(描画)、現像し、第3のレジストパターン4Bpを形成する。なお、使用するレジストによってはPEBを行なう場合もある。
次に、第3のレジスト層4B(第3のレジストパターン4Bp)をエッチングマスクとして遮光層3を選択的にエッチングした後、第3のレジスト層4Bを除去し、図1(G)に示すように、ハーフトーン型位相シフトマスク(フォトマスク)9が完成する。
なお、ここでは、メインパターン5及びモニタパターン6を中心に説明しているが、光透過部として形成されるマスク識別用のバーコードパターン81,マスク識別用のナンバリングパターン82,ウェーハ露光装置用のフィディシャルパターン83は、メインパターン5と同様の工程を経て形成される。
本実施形態では、図3に示すようなフォトマスク9が製造される。つまり、本実施形態にかかるフォトマスク9は、有効転写領域7内にモニタパターン6を有しないものとして製造される。
このように、本フォトマスクの製造方法では、まず、基板1上に2層以上の金属層2,3を形成する。次に、2層以上の金属層2,3のうち最下層2以外の1層以上の金属層3にメインパターン5及びモニタパターン6(位置精度保証用モニタパターン6A、寸法精度保証用モニタパターン6B)を形成する。このため、最下層2以外の1層以上の金属層3は選択的にエッチング可能な材料によって形成している。そして、この状態で、モニタパターン6を測定し、測定後、モニタパターン6を除去し、メインパターン5を最下層の金属層2に形成して、2層以上の金属層2,3からなるフォトマスクを製造する。
このように、モニタパターン6を除去し、最終的に製造されるフォトマスク9にはモニタパターン6は残らないため、フレアによる影響などのモニタパターン6がフォトマスク9上に残っていることによる不具合を考慮することなく、フォトマスク9の精度保証や管理を行なう上で必要なモニタパターン6を有効転写領域7内に自由にレイアウトできることになる。
このように、モニタパターン6をフォトマスク製造プロセスの途中で測定するようにしているのは、以下の理由による。
上述の背景技術の欄で述べたように、通常、最下層の金属層(金属膜)2をエッチングしてパターンを形成した後の最終的な工程でモニタパターン6を測定し、モニタするのが一般的である。しかしながら、本来、位置精度の保証のために用いられる位置精度保証用モニタパターン6Aを測定し、モニタするためには、段差の形でパターンが形成されていれば良い。したがって、必ずしも最終的な工程でモニタパターン6(位置精度保証用モニタパターン6A)の測定を行なう必要はない。
また、レジストをマスクとして最上層の金属膜をエッチングする時のバイアス精度が、CD(critical dimension)特性を決める主たる要因になっている。例えば、図1に示すようなハーフトーン型位相シフトマスクの場合、図1中、符号3で示す遮光層をエッチングする時のバイアス精度が重要である。
レジストをマスクとした金属膜のエッチングの場合、エッチングバイアスは金属膜エッチング時のレジスト後退量と密接に関係している。また、レジスト後退量は、レジストの状態やエッチング装置の状態によって変化する可能性がある。従来、完成したフォトマスクのモニタパターン6(寸法精度保証用モニタパターン6B)の測定を行なっていたが、レジストをマスクとして金属膜をエッチングした後[例えば図1(C)参照]に、モニタパターン6の測定を行なうことで、レジストをマスクとした金属膜の寸法精度を従来よりも直接的にモニタすることができる。
このように、本実施形態にかかるフォトマスクの製造方法によれば、最終的に製造されるフォトマスク9にモニタパターン6を残さなくても良いため、フレアによる影響などのモニタパターンがフォトマスク上に残っていることによる不具合を考慮することなく、フォトマスクの精度保証や管理を行なう上で必要なパターンを自由にレイアウトできるようになるという利点がある。これにより、フォトマスクの精度保証の信頼性や例えばマスクの傾向などの管理のためのモニタの信頼性を十分に確保できるようになる。この結果、従来よりも信頼性が高く、十分な精度を有するフォトマスクを実現できるようになる。
なお、本フォトマスクの製造方法は、従来のフォトマスクの製造方法と比べ、第2のレジストパターンを形成する工程が増えるものの、基本的な製造工程は従来のハーフトーン型位相シフトマスクとほぼ同様であるため、一般的に用いられている製造装置をそのまま使用することができるという利点もある。
なお、上述の実施形態では、遮光層3をエッチングし、レジスト4を除去した後の段階でモニタパターン6の測定を行なっているが、これに限られるものではなく、例えば、ハーフトーン位相シフト層2をエッチングし、レジスト4Aを除去した後の段階でモニタパターン6の測定を行なうようにしても良い。
次に、本実施形態にかかるデバイスの製造方法について、図4を参照しながら説明する。
本デバイスの製造方法は、上述のフォトマスクの製造方法によって製造されたフォトマスクを用いてウェーハへのパターン転写を行なう工程(露光工程)を含んでいる。
以下、具体的に説明する。
まず、図4(A)に示すように、シリコン基板(ウェーハ)10に、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)法によって素子分離領域12を形成する。なお、図4(A)中、左側の素子領域をn型トランジスタを形成する領域とし、右側の素子領域をp型トランジスタを形成する領域とする。
次に、図4(B)に示すように、例えば熱酸化法によって、素子分離領域12によって画定された素子領域上に、犠牲酸化膜14を形成する。そして、フォトリソグラフィによって、n型トランジスタ形成領域が露出し、p型トランジスタ形成領域が覆われるように、フォトレジスト膜16を形成する。また、フォトレジスト膜16をマスクとしてイオン注入を行なって、n型トランジスタ形成領域のシリコン基板10中に、p型不純物拡散領域18,20,22を形成する。
ここで、p型不純物拡散領域18は、例えばインジウムイオン(In+)を、加速エネルギーを60keV、ドーズ量を1×1013cm-2として、イオン注入することにより形成する。
p型不純物拡散領域20は、例えばインジウムイオン(In+)を、加速エネルギーを180keV、ドーズ量を3×1013cm-2として、イオン注入することにより形成する。
p型不純物拡散領域22は、例えばボロンイオン(B+)を、加速エネルギーを150keV、ドーズ量を3×1013cm-2として、イオン注入することにより形成する。
次いで、図4(C)に示すように、フォトリソグラフィによって、p型トランジスタ形成領域が露出し、n型トランジスタ形成領域が覆われるように、フォトレジスト膜24を形成する。そして、フォトレジスト膜24をマスクとしてイオン注入を行なって、p型トランジスタ形成領域のシリコン基板10中に、n型不純物拡散領域26,28,30を形成する。
ここで、n型不純物拡散領域26は、例えば砒素イオン(As+)を、加速エネルギーを100keV、ドーズ量を5×1012cm-2として、イオン注入することにより形成する。
n型不純物拡散領域28は、例えば砒素イオン(As+)を、加速エネルギーを150keV、ドーズ量を3×1013cm-2として、イオン注入することにより形成する。
n型不純物拡散領域30は、例えばリンイオン(P+)を、加速エネルギーを300keV、ドーズ量を3×1013cm-2として、イオン注入することにより形成する。
次に、例えば弗酸系の水溶液を用いたウェットエッチングによって、犠牲酸化膜14を除去する。そして、図4(D)に示すように、例えば熱酸化法によって、犠牲酸化膜14を除去することによって露出した素子領域上に、例えば膜厚1nmのシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜32を形成する。
次いで、ゲート絶縁膜32上に、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法によって、例えば膜厚100nmのポリシリコン膜(図示せず)を堆積させる。次いで、フォトリソグラフィ及びドライエッチングによって、このポリシリコン膜をパターニングし、図4(D)に示すように、ポリシリコン膜からなるゲート電極34n,34pを形成する。
ここで、ゲート電極34nは、n型トランジスタのゲート電極であり、ゲート電極34pはp型トランジスタのゲート電極である。
次に、図4(E)に示すように、フォトリソグラフィによって、ゲート電極34nを含むn型トランジスタ形成領域が露出し、ゲート電極34pを含むp型トランジスタ形成領域が覆われるように、フォトレジスト膜36を形成する。そして、このフォトレジスト膜36及びゲート電極34nをマスクとしてイオン注入を行ない、ゲート電極34nの両側のシリコン基板10中に、n型トランジスタのエクステンション領域となるn型不純物拡散領域38を形成する。
このn型不純物拡散領域38は、例えば砒素イオン(As+)を、加速エネルギーを2keV、ドーズ量を1×1015cm-2として、イオン注入することにより形成する。さらに、図4(E)に示すように、フォトレジスト膜36及びゲート電極34nをマスクとしてイオン注入を行ない、n型トランジスタ形成領域にp型ポケット領域40を形成する。
p型ポケット領域40は、例えばインジウムイオン(In+)を、加速エネルギーを50keV、ドーズ量を2×1013cm-2、基板法線に対するチルト角を25度としてイオン注入することにより形成する。
次いで、図4(F)に示すように、フォトリソグラフィによって、p型トランジスタ形成領域が露出し、n型トランジスタ形成領域が覆われるように、フォトレジスト膜42を形成する。そして、このフォトレジスト膜42及びゲート電極34pをマスクとしてイオン注入を行ない、ゲート電極34pの両側のシリコン基板10中に、p型トランジスタのエクステンション領域となるp型不純物拡散領域44を形成する。
このp型不純物拡散領域44は、例えばボロンイオン(B+)を、加速エネルギーを0.5keV、ドーズ量を1×1015cm-2として、イオン注入することにより形成する。さらに、図4(F)に示すように、フォトレジスト膜42及びゲート電極34pをマスクとしてイオン注入を行ない、p型トランジスタ形成領域にn型ポケット領域46を形成する。
n型ポケット領域46は、例えば砒素イオン(As+)を、加速エネルギーを50keV、ドーズ量を2×1013cm-2、基板法線に対するチルト角を25度としてイオン注入することにより形成する。
次いで、図4(G)に示すように、例えばCVD法によって、例えば膜厚100nmのシリコン酸化膜を堆積させた後、このシリコン酸化膜をドライエッチングによってエッチバックし、ゲート電極34n,34pの側壁部分に側壁絶縁膜48を形成する。
その後、図4(H)に示すように、フォトリソグラフィによって、n型トランジスタ形成領域が露出し、p型トランジスタ形成領域が覆われるように、フォトレジスト膜50を形成する。そして、このフォトレジスト膜50、ゲート電極34n及び側壁絶縁膜48をマスクとしてイオン注入を行ない、ゲート電極34nの両側のシリコン基板10中に、n型不純物領域52を形成する。
n型不純物領域52は、例えばリンイオン(P+)を、加速エネルギーを20keV、ドーズ量を5×1015cm-2として、イオン注入することにより形成する。
次いで、図4(I)に示すように、フォトリソグラフィによって、p型トランジスタ形成領域が露出し、n型トランジスタ形成領域が覆われるように、フォトレジスト膜54を形成する。そして、このフォトレジスト膜54、ゲート電極34p及び側壁絶縁膜48をマスクとしてイオン注入を行ない、ゲート電極34pの両側のシリコン基板10中に、p型不純物領域56を形成する。
p型不純物領域56は、例えばボロンイオン(B+)を、加速エネルギーを5keV、ドーズ量を5×1015cm-2として、イオン注入することにより形成する。
次いで、例えば1000℃、3秒間の短時間熱処理を行なって、注入した不純物を活性化させる。これにより、n型トランジスタ形成領域には、図4(J)に示すように、p型不純物拡散領域18,20,22を含むp型ウェル58と、n型不純物拡散領域38,52からなるエクステンションソース・ドレイン構造のn型ソース/ドレイン領域60とが形成される。また、p型トランジスタ形成領域には、n型不純物拡散領域26,28,30を含むn型ウェル62と、p型不純物拡散領域44,56からなるエクステンションソース・ドレイン構造のp型ソース/ドレイン領域64とが形成される。
このようにして、ゲート絶縁膜32、ゲート電極34n,34p及び側壁絶縁膜48からなるゲート構造体が形成される。
次いで、図4(K)に示すように、シリコン窒化膜66をゲート構造体及びシリコン基板10の全面を覆うように成膜する。さらに、シリコン窒化膜66上に、例えばCVD法によって、例えば厚さ400nmのシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜68を成膜した後、この層間絶縁膜68を例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing)法(化学的機械研磨法)を用いて平坦化する。
次に、トランジスタのソース/ドレイン領域60,64を露出させ、電極を取り出すためのコンタクトホールを形成する。
このコンタクトホール形成工程において、上述の実施形態にかかるフォトマスクの製造方法によって製造された位相シフトマスクを用いる。
このため、まず、図4(K)に示すように、層間絶縁膜68上に、反射防止膜70及びフォトレジスト膜74を形成する。
次に、例えばArFエキシマレーザを光源とする縮小投影露光装置によって、本実施形態にかかる位相シフトマスクを用いて露光を行なって回路パターンを転写する。この場合の露光条件は、例えば、開口率(NA)を0.70とし、σ値を0.70とし、露光量を470J/cm2とすれば良い。
そして、現像を行なって、図4(L)に示すように、フォトレジスト膜74にレジストパターンを形成する。
その後、一般的な工程を経て、デバイスが製造される。
したがって、本実施形態にかかるデバイスの製造方法によれば、上述の実施形態にかかるフォトマスクの製造方法によって製造されたフォトマスク9(モニタパターン6が除去されたもの)を用いるため、フレアによってモニタパターン6がウェーハ上に転写されてしまうことがないなど、従来、モニタパターン6がフォトマスク9上に残っていることによって転写の際に生じていた不具合を防止することができるという利点がある。
この点、上述のようにして製造された半導体デバイスを、ウェーハパターン検査装置(例えばKLA社製KLA2350)を用いて検査したところ、フォトマスク要因の欠陥は検出されず、本実施形態にかかるフォトマスクの製造方法によって製造されたフォトマスクの有効性が確認されている。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態にかかるフォトマスクの製造方法及びデバイスの製造方法について、図5を参照しながら説明する。
本実施形態にかかるフォトマスクの製造方法は、上述の第1実施形態のものに対し、ネガタイプハーフトーン位相シフト型フォトマスク(ネガタイプフォトマスク)である点が異なる。なお、図5では、上述の第1実施形態(図1参照)と同一のものには同一の符号を付している。
以下、本実施形態にかかるフォトマスクの製造方法について、図5を参照しながら、具体的に説明する。
まず、図5(A)に示すように、例えば合成石英からなる透明基板1上に、例えばMoSiON膜からなるハーフトーン位相シフト層(半透明膜)2、例えばクロムと酸化クロムの積層膜からなる遮光層3とを順次積層させる。
次いで、図5(A)に示すように、遮光層3上に、例えばスピンコートによってレジストを塗布して第1のレジスト層4Xを形成する。本実施形態では、ネガタイプハーフトーン位相シフト型フォトマスクを製造するため、最初に形成する第1のレジスト層4Xとしてネガタイプレジスト層を形成する。
次に、図5(B)に示すように、第1のレジスト層4に対して、露光(描画),PEB,現像を行ない、第1のレジストパターン(ここではネガタイプレジストパターン)4Xpとしてメインパターン(回路パターン)5及びモニタパターン(位置精度保証用モニタパターン及び寸法精度保証用モニタパターン)6を形成する。なお、使用するレジストによってはPEBを行なわない場合もある。
次いで、図5(C)に示すように、第1のレジストパターン4Xpをエッチングマスクとして遮光層3を選択的にエッチングし、遮光パターン3Xpとしてメインパターン5及びモニタパターン6を形成した後、第1のレジスト層4Xを除去する。
そして、この状態で、モニタパターン6(6A,6B)の計測を行なう。
このモニタパターン6の計測後、図5(D)に示すように、遮光層3上にレジストを塗布して第2のレジスト層4XAを形成する。そして、第2のレジスト層4XAに対して、遮光層3に形成されたモニタパターン6が露出するようにメインパターン5を描画、現像し、第2のレジストパターン(ここではポジタイプレジストパターン)4XApを形成する。なお、使用するレジストによってはPEBを行なう場合もある。
次に、図5(E)に示すように、第2のレジスト層4XA(第2のレジストパターン4XAp)をエッチングマスクとして遮光層3を選択的にエッチングして、モニタパターン6を除去する。
次いで、図5(F)に示すように、第2のレジスト層4XAを除去した後、遮光層3をエッチングマスクとしてハーフトーン位相シフト層2を選択的にエッチングして、メインパターン5をハーフトーン位相シフト層2に形成する。
続いて、図5(G)に示すように、遮光層3上にレジストを塗布して第3のレジスト層4XBを形成する。そして、回路パターン領域8の全面を露光(描画)、現像し、第3のレジストパターン4XBpを形成する。なお、使用するレジストによってはPEBを行なう場合もある。
次に、図5(H)に示すように、第3のレジスト層4XB(第3のレジストパターン4XBp)をエッチングマスクとして遮光層3を選択的にエッチングした後、第3のレジスト層4XBを除去し、ハーフトーン型位相シフトマスク(フォトマスク)9Xが完成する。
なお、ここでは、メインパターン5及びモニタパターン6を中心に説明しているが、光透過部として形成されるマスク識別用のバーコードパターン81,マスク識別用のナンバリングパターン82,ウェーハ露光装置用のフィディシャルパターン83は、メインパターン5と同様の工程を経て形成される。
なお、その他の詳細な説明は、上述の第1実施形態のものと同じであるため、ここでは説明を省略する。
したがって、本実施形態にかかるフォトマスクの製造方法によれば、ネガタイプハーフトーン型位相シフトマスクフォトマスクにおいても、上述の第1実施形態のものと同様に、最終的に製造されるフォトマスク9Xにモニタパターン6を残さなくても良いため、フレアによる影響などのモニタパターンがフォトマスク上に残っていることによる不具合を考慮することなく、フォトマスクの精度保証や管理を行なう上で必要なパターンを自由にレイアウトできるようになるという利点がある。これにより、フォトマスクの精度保証の信頼性や例えばマスクの傾向などの管理のためのモニタの信頼性を十分に確保できるようになる。この結果、従来よりも信頼性が高く、十分な精度を有するフォトマスクを実現できるようになる。
[その他]
なお、上述の各実施形態では、2層の金属層を有するハーフトーン型位相シフトマスクを例に挙げて説明しているが、これに限られるものではなく、2層以上の金属層を有するフォトマスクであれば良い。
例えば、透過部(例えば石英基板)と遮光部(例えばクロム)とからパターンを形成するバイナリーマスクであって、遮光部上に金属層(選択的にエッチング可能な金属膜)を有するもの(即ち、2層の金属層を有するバイナリーマスク)であっても良い。また、上述の実施形態のハーフトーン型位相シフトマスクの遮光層上に金属層(選択的にエッチング可能な金属膜)を有するもの(即ち、3層の金属層を有するハーフトーン型位相シフトマスク)であっても良い。これらのマスクは、遮光層のエッチングにレジストではなく、金属膜を用いるハードマスク型フォトマスクである。
また、上述の実施形態では、本発明をフォトマスクの製造方法に適用した例を説明しているが、本発明は、フォトマスクのモニタ方法として構成することもできる。
この場合、フォトマスクのモニタ方法を、モニタパターンをフォトマスク製造プロセスの途中で測定するように構成する。
つまり、まず、基板1上に2層以上の金属層2,3を形成する。次に、2層以上の金属層2,3のうち最終的にマスクパターンが形成される最下層2以外の1層以上の金属層3にメインパターン5及びモニタパターン6(位置精度保証用モニタパターン6A、寸法精度保証用モニタパターン6B)を形成する。このため、最下層2以外の1層以上の金属層3は選択的にエッチング可能な材料によって形成している。そして、この状態で、モニタパターン6を測定する。そして、このモニタパターン6の測定結果を、メインパターン5の精度保証やフォトマスクの管理のために用いる。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することができる。
(付記1)
基板上に2層以上の金属層を形成し、
前記2層以上の金属層のうち最下層以外の1層以上の金属層にメインパターン及びモニタパターンを形成し、
前記モニタパターンを測定し、
前記モニタパターンの測定後、前記モニタパターンを除去し、前記メインパターンを最下層の金属層に形成して、2層以上の金属層からなるフォトマスクを製造することを特徴とする、フォトマスクの製造方法。
(付記2)
前記2層以上の金属層が、ハーフトーン位相シフト層、遮光層を含むことを特徴とする、付記1記載のフォトマスクの製造方法。
(付記3)
前記2層以上の金属層が、遮光層及び選択的にエッチング可能な金属層からなることを特徴とする、付記1記載のフォトマスクの製造方法。
(付記4)
前記最下層以外の1層以上の金属層にエッチングによってメインパターン及びモニタパターンを形成することを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項に記載のフォトマスクの製造方法。
(付記5)
前記最下層以外の1層以上の金属層に形成されたメインパターンをマスクとして、前記最下層の金属層をエッチングして、前記メインパターンを前記最下層の金属層に形成することを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載のフォトマスクの製造方法。
(付記6)
前記モニタパターンの測定後、前記メインパターンを覆わずに前記モニタパターンを覆うように形成されたマスクを用いて、前記メインパターンを前記最下層の金属層に形成し、
その後、前記モニタパターンを除去して、ポジタイプフォトマスクを製造することを特徴とする、付記1〜5のいずれか1項に記載のフォトマスクの製造方法。
(付記7)
前記モニタパターンの測定後、前記モニタパターンを除去し、
その後、前記メインパターンを前記最下層の金属層に形成して、ネガタイプフォトマスクを製造することを特徴とする、付記1〜5のいずれか1項に記載のフォトマスクの製造方法。
(付記8)
前記モニタパターンは、位置精度保証用モニタパターンであることを特徴とする、付記1〜7のいずれか1項に記載のフォトマスクの製造方法。
(付記9)
前記モニタパターンは、寸法精度保証用モニタパターンであることを特徴とする、付記1〜7のいずれか1項に記載のフォトマスクの製造方法。
(付記10)
付記1〜9のいずれか1項に記載のフォトマスクの製造方法によって製造されたフォトマスクを用いてパターン転写を行なう工程を含むことを特徴とする、デバイスの製造方法。
(付記11)
基板上に2層以上の金属層を形成し、
前記2層以上の金属層のうち最終的にマスクパターンが形成される最下層以外の1層以上の金属層にメインパターン及びモニタパターンを形成し、
前記モニタパターンを測定することを特徴とする、フォトマスクのモニタ方法。
(A)〜(G)は本発明の第1実施形態にかかるフォトマスクの製造方法を説明するための模式的断面図である。 本発明の第1実施形態にかかるフォトマスクの製造方法においてモニタパターンが形成されている状態を示す模式的平面図である。 本発明の第1実施形態にかかるフォトマスクの製造方法によって製造されるフォトマスクを示す模式的平面図である。 (A)〜(L)は本発明の第1実施形態にかかるデバイスの製造方法を説明するための模式的断面図である。 (A)〜(H)は本発明の第2実施形態にかかるフォトマスクの製造方法を説明するための模式的断面図である。 従来のモニタパターンのレイアウトの一例を示す模式的平面図である。 (A)〜(F)は従来のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法を説明するための模式的断面図である。
符号の説明
1 透明基板(合成石英基板)
2 ハーフトーン位相シフト層
3 遮光層
3p,3Xp 遮光パターン
4,4X 第1のレジスト層
4p,4Xp 第1のレジストパターン
4A,4XA 第2のレジスト層
4Ap,4XAp 第2のレジストパターン
4B,4XB 第3のレジスト層
4Bp,4XBp 第3のレジストパターン
5 回路パターン(メインパターン)
6 モニタパターン
6A 位置精度保証用モニタパターン
6B 寸法精度保証用モニタパターン
7 有効転写領域
8 回路パターン領域
9,9X ハーフトーン型位相シフトマスク(フォトマスク)
10 シリコン基板(ウェーハ)
12 素子分離領域
14 犠牲酸化膜
16 フォトレジスト膜
18,20,22 p型不純物拡散領域
24 フォトレジスト膜
26,28,30 n型不純物拡散領域
32 ゲート絶縁膜
34n,34p ゲート電極
36 フォトレジスト膜
38 n型不純物拡散領域
40 p型ポケット領域
42 フォトレジスト膜
44 p型不純物拡散領域
46 n型ポケット領域
48 側壁絶縁膜
50 フォトレジスト膜
52 n型不純物領域
54 フォトレジスト膜
56 p型不純物領域
58 p型ウェル
60 n型ソース/ドレイン領域
62 n型ウェル
64 p型ソース/ドレイン領域
66 シリコン窒化膜
68 層間絶縁膜
70 反射防止膜
74 フォトレジスト膜
81 マスク識別用のバーコードパターン
82 マスク識別用のナンバリングパターン
83 フィディシャルパターン

Claims (10)

  1. 基板上に2層以上の金属層を形成し、
    前記2層以上の金属層のうち最下層以外の1層以上の金属層にメインパターン及びモニタパターンを形成し、
    前記モニタパターンを測定し、
    前記モニタパターンの測定後、前記モニタパターンを除去した後に前記メインパターンを最下層の金属層に形成して、又は、前記メインパターンを最下層の金属層に形成した後に前記モニタパターンを除去して、2層以上の金属層からなるフォトマスクを製造することを特徴とする、フォトマスクの製造方法。
  2. 前記2層以上の金属層が、ハーフトーン位相シフト層、遮光層を含むことを特徴とする、請求項1記載のフォトマスクの製造方法。
  3. 前記2層以上の金属層が、遮光層及び選択的にエッチング可能な金属層からなることを特徴とする、請求項1記載のフォトマスクの製造方法。
  4. 前記最下層以外の1層以上の金属層にエッチングによってメインパターン及びモニタパターンを形成することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフォトマスクの製造方法。
  5. 前記最下層以外の1層以上の金属層に形成されたメインパターンをマスクとして、前記最下層の金属層をエッチングして、前記メインパターンを前記最下層の金属層に形成することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のフォトマスクの製造方法。
  6. 前記モニタパターンの測定後、前記メインパターンを覆わずに前記モニタパターンを覆うように形成されたマスクを用いて、前記メインパターンを前記最下層の金属層に形成し、
    その後、前記モニタパターンを除去して、ポジタイプフォトマスクを製造することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のフォトマスクの製造方法。
  7. 前記モニタパターンの測定後、前記モニタパターンを除去し、
    その後、前記メインパターンを前記最下層の金属層に形成して、ネガタイプフォトマスクを製造することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のフォトマスクの製造方法。
  8. 前記モニタパターンは、位置精度保証用モニタパターン又は寸法精度保証用モニタパターンであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のフォトマスクの製造方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のフォトマスクの製造方法によって製造されたフォトマスクを用いてパターン転写を行なう工程を含むことを特徴とする、デバイスの製造方法。
  10. 基板上に2層以上の金属層を形成し、
    前記2層以上の金属層のうち最終的にマスクパターンが形成される最下層以外の1層以上の金属層にメインパターン及びモニタパターンを形成し、
    前記モニタパターンを除去し、前記メインパターンを最下層の金属層に形成する各工程を含み、
    前記モニタパターンを形成した後、前記モニタパターンを除去する前に、前記モニタパターンを測定することを特徴とする、フォトマスクのモニタ方法。
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