JP2009128618A - フォトマスク及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォトレジスト膜に転写されるパターンの精度を向上させることができるフォトマスク及びその製造方法を提供する。
【解決手段】遮光パターン15は、露光光の回り込みを防止するために開口パターンの形成が禁止されたパターン形成禁止領域19、及びその周囲に設けられている。パターン形成禁止領域19は、ダイシング領域13の外縁から露光装置においてブラインドの内側を通過した光が当たる領域の外縁までの領域である。パターン形成禁止領域19の周囲の部分はグローバルフレアを抑制するために設けられている。遮光帯領域14内のパターン形成禁止領域19の周囲に、開口部からなる複数の位置精度測定用パターン16が形成されている。つまり、位置精度測定用パターン16が遮光パターン15の一部に形成されている。位置精度測定用パターン16は回路パターン12aと同時に形成され、回路パターン12aの位置精度を測定する際に用いられる。
【選択図】図1A

Description

本発明は、半導体装置を構成する素子分離絶縁領域及びゲートの形成等に用いられるフォトマスク及びその製造方法に関する。
従来、フォトマスクの一種として、集積回路のパターンが形成されたメインパターン領域を取り囲むダイシング領域の周囲に額縁状の遮光帯領域が設けられたブライトフィールドタイプのフォトマスクが用いられている。図6Aは、従来のブライトフィールドタイプのフォトマスクの構造を示す平面図であり、図6Bは、図6A中のII−II線に沿った断面図である。
このフォトマスク101では、基板として透明基板111が用いられており、集積回路の回路パターン112aが形成されたメインパターン領域112、及びメインパターン領域112を取り囲むダイシング領域113が存在する。ダイシング領域113には、アライメントマーク(図示せず)が形成されている。このアライメントマークは半導体基板上のフォトレジスト膜に転写され、その後の半導体基板と露光装置との位置合わせに用いられる。ダイシング領域113の周囲には、遮光パターン115を備えた額縁状の遮光帯領域114が位置する。遮光パターン115は、露光光の回り込みを防止するために設けられている。更に、その周囲には複数の位置精度測定用パターン116が形成されている。位置精度測定用パターン116は回路パターン112aと同時に形成され、回路パターン112aの位置精度を測定する際に用いられる。また、位置精度測定用パターン116から離間してフィディシャルパターン117が形成されている。フィディシャルパターン117はフォトマスク101と露光装置との位置合わせに用いられる。また、位置精度測定用パターン116等を内包するペリクル118が設けられている。フィディシャルパターン117はペリクル118の外側に位置する。なお、図6Aでは、ペリクル118の膜を省略し、ペリクル118の枠のみを図示してある。
このようなフォトマスク101の製造には、ネガ型の電子線レジスト膜が一般的に使用されている。このため、電子線によって描画された部分が残しパターンとなる。従って、描画時間の短縮のために、遮光パターン115の面積は小さいほど好ましい。また、位置精度測定用パターン116はメインパターン領域112に近いことが好ましい。従って、露光装置にも依存するが、その幅は一般的に1.5mm〜2mmとされている。
また、フィディシャルパターン117は半導体基板上のフォトレジスト膜に転写されてはいけないため、必ず遮光帯領域114よりも外側に配置されている。また、フィディシャルパターン117は残しパターンである。これは、露光装置に、フィディシャルパターン117を高い精度で認識させるためである。また、ネガ型の電子線レジスト膜を用いた場合、残しパターンであるフィディシャルパターン117を、高い位置精度で形成することができるという利点もある。
次に、従来のブライトフィールドタイプのフォトマスクの製造方法について説明する。図7A〜図7Dは、従来のフォトマスクの製造方法を工程順に示す断面図である。
先ず、図7Aに示すように、透明基板111上に遮光膜131及びネガ型の電子線レジスト膜132をこの順で形成する。
次いで、図7Bに示すように、電子線レジスト膜132に対する描画及び現像を行うことにより、レジストパターン132a、レジストパターン132b、レジストパターン132c、及びレジストパターン132dを形成する。レジストパターン132aは、回路パターン112aを形成する予定の領域に形成される。レジストパターン132bは、遮光パターン115を形成する予定の領域に形成される。レジストパターン132cは、位置精度測定用パターン116を形成する予定の領域に形成される。レジストパターン132dは、フィディシャルパターン117を形成する予定の領域に形成される。
その後、図7Cに示すように、レジストパターン132a、132b、132c及び132dをマスクとして遮光膜131をエッチングすることにより、回路パターン112a、遮光パターン115、位置精度測定用パターン116、及びフィディシャルパターン117を残しパターンとして形成する。
続いて、図7Dに示すように、レジストパターン132a、132b、132c及び132dを除去する。その後、ペリクル(図示せず)を貼り付ける。
しかしながら、幅が1.5mm〜2mm程度の遮光パターン115を用いると、回路パターン112aのフォトレジスト膜への転写の際に、露光装置の照明系及びレンズでの反射に起因するグローバルフレアが生じる。この結果、回路パターン112aに露光光がかぶり、フォトレジスト膜に転写されるパターンの寸法精度が低下することがある。露光光のかぶりは、多い場合には露光エネルギーの1%程度にも達する。
特開2002−107911号公報 特開2005−70672号公報 特開平4−218047号公報
本発明の目的は、フォトレジスト膜に転写されるパターンの精度を向上させることができるフォトマスク及びその製造方法を提供することにある。
グローバルフレアの影響を低減する方法として、遮光帯領域114を広げることが考えられる。例えば、図8に示すように、遮光パターン115よりも幅が広い遮光パターン125を用いることが考えられる。
しかしながら、遮光帯領域114を広げると、位置精度測定用パターン116をメインパターン領域116から離間させる必要がある。上述のように、位置精度測定用パターン116は、回路パターン112aの位置精度を測定する際に用いられるため、これが回路パターン112aから離間するほど、位置精度の妥当性及び信頼性が低下してしまう。位置精度の妥当性及び信頼性が低いフォトマスクを使用すると、フォトレジスト膜に転写されるパターンの精度が低下してしまう。
また、メインパターン領域112及びダイシング領域113の外側にはフィディシャルパターン117が位置しているため、メインパターン領域112が大きい場合に遮光帯領域114を広げると、位置精度測定用パターン116を設ける場所がなくなってしまう。
本願発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
第1の態様に係るフォトマスクには、透明基板上に形成された回路パターンを含むメインパターン領域と、前記メインパターン領域を囲むように形成された遮光帯領域と、が設けられており、更に、前記遮光帯領域内に配置された開口部よりなる前記回路パターンの位置精度の測定用パターンが設けられている。
第2の態様に係るフォトマスクの製造方法では、透明基板上にクロムを含む膜を成膜し、その後、前記クロムを含む膜上にネガレジストを塗布する。次いで、前記ネガレジストを露光及び現像し、ネガレジストパターンを形成する。その後、前記ネガレジストパターンをマスクとして、前記クロムを含む膜をエッチングし、回路パターンを含むメインパターン領域と、前記メインパターン領域の周囲に位置する遮光帯領域と、前記遮光帯領域内に位置する開口部からなる前記回路パターンの位置精度の測定用パターンとを形成する。
上記のフォトマスク及びその製造方法によれば、回路パターンの位置精度の測定用パターンが開口部からなるものとして遮光帯領域内に配置されるため、遮光帯領域を広げても位置精度の測定結果の妥当性及び信頼性を確保することができる。従って、フォトレジスト膜に転写されるパターンの精度を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1Aは、本発明の実施形態に係るフォトマスクの構造を示す平面図であり、図1Bは、図1A中のI−I線に沿った断面図である。
本実施形態に係るフォトマスク1では、基板として透明基板11が用いられており、集積回路の回路パターン12aが形成されたメインパターン領域12、及びメインパターン領域12を取り囲むダイシング領域13が存在する。ダイシング領域13には、アライメントマーク(図示せず)が形成されている。このアライメントマークは半導体基板上のフォトレジスト膜に転写され、その後の半導体基板と露光装置との位置合わせに用いられる。ダイシング領域13の周囲には、遮光パターン15を備えた額縁状の遮光帯領域14が位置する。遮光パターン15は、露光光の回り込み(多重露光)を防止するために開口パターンの形成が禁止されたパターン形成禁止領域19、及びその周囲に設けられている。パターン形成禁止領域19は、ダイシング領域13の外縁から露光装置においてブラインドの内側を通過した光が当たる領域の外縁までの領域である。パターン形成禁止領域19の周囲の部分はグローバルフレアを抑制するために設けられている。パターン形成禁止領域19の幅は、従来の遮光パターン115と同様に、1.5mm〜2mm程度である。1.5mm未満の場合、多重露光の抑制が不十分になることがある。一方、2mmを超える場合、後述の位置精度測定用パターン16とメインパターン領域12との距離が大きくなりすぎることがある。また、遮光パターン15の幅は、露光装置にも依存するが、16mm以上であることが好ましい。グローバルフレアを確実に抑制するためである。
更に、遮光帯領域14内のパターン形成禁止領域19の周囲に、開口部からなる複数の位置精度測定用パターン16が形成されている。つまり、位置精度測定用パターン16が遮光パターン15の一部に形成されている。位置精度測定用パターン16の形状は、十字型であり、各線部の幅及び長さは、夫々2μm、40μmである。位置精度測定用パターン16は回路パターン12aと同時に形成され、回路パターン12aの位置精度を測定する際に用いられる。
また、遮光帯領域14から離間してフィディシャルパターン17が形成されている。フィディシャルパターン17はフォトマスク1と露光装置との位置合わせに用いられる。また、遮光帯領域14等を内包するペリクル18が設けられている。フィディシャルパターン17はペリクル18の外側に位置する。なお、図1Aでは、ペリクル18の膜を省略し、ペリクル18の枠のみを図示してある。
このように構成されたフォトマスク1では、位置精度測定用パターン16の位置は遮光パターン15の幅の影響を受けない。従って、位置精度測定用パターン16をパターン形成禁止領域19の直近に設けることが可能である。このため、回路パターン12aの位置精度の妥当性及び信頼性を高く維持することができる。つまり、遮光パターン15及び遮光帯領域14の面積を大きくしてグローバルフレアの影響を低減しながら、精度の妥当性及び信頼性を確保することができる。この結果、フォトレジスト膜に転写されるパターンの精度を向上させることができる。
なお、位置精度測定用パターン16の開口量はわずかでも十分である。従って、位置精度測定用パターン16が開口パターンとして形成されても、位置精度測定用パターン16に伴うフレアのフォトレジスト膜に転写されるパターンの精度への影響は無視し得る程度である。
次に、上述のようなフォトマスク1が用いられる露光装置について説明する。図2は、露光装置の概要を示す模式図である。
露光装置には、露光光を発する光源21、光源21から発せられた光を集めるコンデンサレンズ22、及びコンデンサレンズ22を透過した光の一部を遮るブラインド23が設けられている。フォトマスク1は、ブラインド23よりも被加工材側に配置される。露光装置には、更に、フォトマスク1を透過した光を被加工材に投影する投影レンズ24が設けられている。なお、被加工材であるフォトレジスト膜28が形成された半導体基板28は、ステージ25上のチャック26に固定される。
このような露光装置を用いて露光を行うと、遮光パターン15のうちでパターン形成禁止領域19内の部分によって、露光光の回り込みに伴う多重露光が防止される。また、遮光パターン15のうちでパターン形成禁止領域19の周囲に位置する部分(位置精度測定用パターン16を含む部分)によって、グローバルフレアが抑制される。従って、メインパターン領域12内の回路パターン12a及びダイシング領域13内のアライメントマーク(図示せず)が、高い精度でフォトレジスト膜29に転写される。なお、ブラインド23の内側を通過した光が位置精度測定用パターン16に直接当たることはない。
次に、フォトマスク1を製造する方法について説明する。図3A〜図3Eは、フォトマスク1の製造方法を工程順に示す断面図である。
先ず、図3Aに示すように、透明基板11上に遮光膜31及びネガ型の電子線レジスト膜32をこの順で形成する。遮光膜31としては、例えばクロム膜及びクロム酸化物膜からなる積層体を形成する。
次いで、図3Bに示すように、電子線レジスト膜32に対する描画及び現像を行うことにより、レジストパターン32a、十字型の開口部32cを含むレジストパターン32b及びレジストパターン32dを形成する。レジストパターン32aは、回路パターン12aを形成する予定の領域に形成される。レジストパターン32bは、遮光パターン15を形成する予定の領域に形成される。開口部32cは、位置精度測定用パターン16を形成する予定の領域に形成される。レジストパターン32dは、フィディシャルパターン17を形成する予定の領域に形成される。
その後、図3Cに示すように、レジストパターン32a、32b及び32dをマスクとして遮光膜31をエッチングすることにより、回路パターン12a、位置精度測定用パターン16を含む遮光パターン15、及びフィディシャルパターン17を残しパターンとして形成する。このとき、位置精度測定用パターン16は開口パターンとして形成される。
続いて、図3Dに示すように、レジストパターン32a、32b及び32dを除去する。そして、位置精度測定用パターン16の位置精度を測定する。この測定の結果、位置精度が所定値以上であれば、回路パターン12aの位置精度も所定のものとなっているとみなす。一方、位置精度測定用パターン16の位置精度が所定値に達していなければ、回路パターン12aの位置精度も所定のものになっていないとみなす。
次いで、欠陥検査及び必要に応じた欠陥修正を行い、図3Eに示すように、ペリクル18を貼り付ける。このようにしてフォトマスク1を完成させる。
この製造方法では、回路パターン12aの位置精度の測定を、メインパターン領域12に近い位置精度測定用パターン16の位置精度の測定で代用しているため、その信頼性及び妥当性が高い。
なお、位置精度測定用パターン16の形状は十字型である必要はない。但し、互いに直交する2方向に延びる直線部を備えていることが好ましい。また、直線部の長さは数μm以上であることが好ましい。例えば、L字型又は長方形であってもよい。また、これらの複数種類の形状が組み合わされていてもよい。また、回路パターン12aの一部に類似した形状であってもよい。
また、位置精度測定用パターン16の数も特に限定されない。但し、矩形のメインパターン領域12に対しては、その4隅に対応して少なくとも4個が設けられていることが好ましい。
また、フォトマスクはバイナリ型のものに限定されない。例えば、レベンソン型位相シフトマスク及びハーフトーン型位相シフトマスクに本発明を適用することもできる。レベンソン型位相シフトマスクでは、位置精度測定用パターンの他に、位相精度測定用パターンが必要とされるが、これをパターン形成禁止領域の外側に開口パターンとして形成することができる。また、ハーフトーン型位相シフトマスクでは、位置精度測定用パターンの他に、位相・透過率精度測定用パターンが必要とされるが、これをパターン形成禁止領域の外側に開口パターンとして形成することができる。位相シフトマスクでは、回路パターンの位置精度だけでなく、位相シフターの精度も転写されるパターンの精度に大きく影響を及ぼす。従って、位相シフターの位相精度の測定に用いるパターンもメインパターン領域に近く位置していることが好ましい。本発明では、遮光帯領域の拡大に伴うこれらのパターンの位置変更は必要とされないため、位相精度の測定結果の妥当性及び信頼性を確保することができる。
図4A及び図4Bに、レベンソン型位相シフトマスクにおける位相精度測定用パターンの例を示す。なお、図4Bは、図4A(平面図)中のIII−III線に沿った断面図である。例えば、透明基板41上に、複数の開口部44が形成された遮光膜42形成されている。例えば、開口部44の形状は長方形であり、その幅は5μmであり、開口部44は同一の方向に延びており、それらの間隔も5μmである。つまり、ラインアンドスペースパターンが遮光膜42に形成されている。また、透明基板41の表面には、位相シフターとして凹部43が開口部44の一つおきに形成されている。凹部43の深さは露光光の波長に応じて決定され、ArFレーザが光源として用いられる場合、約170nmである。
図5に、ハーフトーン型位相シフトマスクにおける位相・透過率精度測定用パターンの例を示す。例えば、透明基板51上に「田」の字型の開口部54が形成されたハーフトーン膜52が形成されている。例えば、中央の十字型の部分の幅は6μmであり、「口」の字型の部分の長さは150μmである。
なお、特許文献1には、位相シフトマスクの製造に当たって、メインパターンと同時にアライメントマークを描画し、その後、アライメントマークを基準として2度目の描画を行うことが記載されている。このアライメントマークは開口パターンとして形成されているが、位置精度測定用パターンとして用いることはできない。これは、その用途から特許文献1の表1〜表3に記載されているように、メインパターンから遠く離間した位置に形成されるからであり、むしろフィディシャルパターン(露光装置用アライメントパターン)に類似している。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
透明基板上に形成された回路パターンを含むメインパターン領域と、
前記メインパターン領域を囲むように形成された遮光帯領域と、
前記遮光帯領域内に配置された開口部よりなる前記回路パターンの位置精度の測定用パターンと、
を有することを特徴とするフォトマスク。
(付記2)
さらに、前記遮光帯領域の外側に残しパターンで形成された露光装置用アライメントパターンを有することを特徴とする付記1に記載のフォトマスク。
(付記3)
前記メインパターン領域の外側にダイシング領域を有し、
前記遮光帯領域は、前記ダイシング領域の外側であって、前記露光装置用アライメントパターンの内側に形成されていることを特徴とする付記2に記載のフォトマスク。
(付記4)
前記遮光帯領域は、前記メインパターン領域の外側に位置するパターン形成禁止領域を含み、
前記位置精度の測定用パターンは、前記パターン形成禁止領域の外側に形成されていることを特徴とする付記1に記載のフォトマスク。
(付記5)
前記遮光帯領域は、少なくともクロムを含む膜を有することを特徴とする付記1に記載のフォトマスク。
(付記6)
さらに、前記遮光帯領域内に配置された開口部よりなる前記回路パターンの位相精度の測定用パターンを有することを特徴とする付記1に記載のフォトマスク。
(付記7)
さらに、前記遮光帯領域内に配置された開口部よりなる前記回路パターンの透過率精度の測定用パターンを有することを特徴とする付記1に記載のフォトマスク。
(付記8)
前記遮光帯領域の幅は16mm以上であることを特徴とする付記1に記載のフォトマスク。
(付記9)
前記パターン形成禁止領域の幅は1.5mm乃至2mmであることを特徴とする付記4に記載のフォトマスク。
(付記10)
透明基板上にクロムを含む膜を成膜する工程と、
前記クロムを含む膜上にネガレジストを塗布する工程と、
前記ネガレジストを露光及び現像し、ネガレジストパターンを形成する工程と、
前記ネガレジストパターンをマスクとして、前記クロムを含む膜をエッチングし、回路パターンを含むメインパターン領域と、前記メインパターン領域の周囲に位置する遮光帯領域と、前記遮光帯領域内に位置する開口部からなる前記回路パターンの位置精度の測定用パターンとを形成する工程と、
を含むことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
(付記11)
前記クロムを含む膜のエッチングにより、さらに、前記遮光帯領域の外側に残しパターンからなる露光装置用アライメントパターンを形成することを特徴とする付記10に記載のフォトマスクの製造方法。
(付記12)
前記メインパターン領域の外側にダイシング領域を設け、
前記遮光帯領域を、前記ダイシング領域の外側であって、前記露光装置用アライメントパターンの内側に位置させることを特徴とする付記11に記載のフォトマスクの製造方法。
(付記13)
前記遮光帯領域内に、前記メインパターン領域の外側に位置するパターン形成禁止領域を含ませ、
前記位置精度の測定用パターンを、前記パターン形成禁止領域の外側に位置させることを特徴とする付記10に記載のフォトマスクの製造方法。
(付記14)
前記クロムを含む膜のエッチングにより、さらに、開口部よりなる前記回路パターンの位相精度の測定用パターンを前記遮光帯領域内に形成することを特徴とする付記10に記載のフォトマスクの製造方法。
(付記15)
前記クロムを含む膜のエッチングにより、さらに、開口部よりなる前記回路パターンの透過率精度の測定用パターンを前記遮光帯領域内に形成することを特徴とする付記10に記載のフォトマスクの製造方法。
本発明の実施形態に係るフォトマスクの構造を示す平面図である。 図1A中のI−I線に沿った断面図である。 露光装置の概要を示す模式図である。 フォトマスク1の製造方法を示す断面図である。 図3Aに引き続き、フォトマスク1の製造方法を示す断面図である。 図3Bに引き続き、フォトマスク1の製造方法を示す断面図である。 図3Cに引き続き、フォトマスク1の製造方法を示す断面図である。 図3Dに引き続き、フォトマスク1の製造方法を示す断面図である。 レベンソン型位相シフトマスクにおける位相精度測定用パターンを示す平面図である。 図4A中のIII−III線に沿った断面図である。 ハーフトーン型位相シフトマスクにおける位相・透過率精度測定用パターンを示す平面図である。 従来のブライトフィールドタイプのフォトマスクの構造を示す平面図である。 図6A中のII−II線に沿った断面図である。 従来のフォトマスクの製造方法を示す断面図である。 図7Aに引き続き、フォトマスクの製造方法を示す断面図である。 図7Bに引き続き、フォトマスクの製造方法を示す断面図である。 図7Cに引き続き、フォトマスクの製造方法を示す断面図である。 広い遮光帯領域を備えたフォトマスクの例を示す模式図である。
符号の説明
1:フォトマスク
11:透明基板
12:メインパターン領域
12a:回路パターン
13:ダイシング領域
14:遮光帯領域
15:遮光パターン
16:位置精度測定用パターン
17:露光装置用アライメントパターン
18:ペリクル
19:パターン形成禁止領域
41:透明基板
42:遮光膜
43:凹部
44:開口部
51:透明基板
52:ハーフトーン膜
54:開口部

Claims (10)

  1. 透明基板上に形成された回路パターンを含むメインパターン領域と、
    前記メインパターン領域を囲むように形成された遮光帯領域と、
    前記遮光帯領域内に配置された開口部よりなる前記回路パターンの位置精度の測定用パターンと、
    を有することを特徴とするフォトマスク。
  2. さらに、前記遮光帯領域の外側に残しパターンで形成された露光装置用アライメントパターンを有することを特徴とする請求項1に記載のフォトマスク。
  3. 前記メインパターン領域の外側にダイシング領域を有し、
    前記遮光帯領域は、前記ダイシング領域の外側であって、前記露光装置用アライメントパターンの内側に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のフォトマスク。
  4. 前記遮光帯領域は、前記メインパターン領域の外側に位置するパターン形成禁止領域を含み、
    前記位置精度の測定用パターンは、前記パターン形成禁止領域の外側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフォトマスク。
  5. 前記遮光帯領域は、少なくともクロムを含む膜を有することを特徴とする請求項1に記載のフォトマスク。
  6. さらに、前記遮光帯領域内に配置された開口部よりなる前記回路パターンの位相精度の測定用パターンを有することを特徴とする請求項1に記載のフォトマスク。
  7. さらに、前記遮光帯領域内に配置された開口部よりなる前記回路パターンの透過率精度の測定用パターンを有することを特徴とする請求項1に記載のフォトマスク。
  8. 透明基板上にクロムを含む膜を成膜する工程と、
    前記クロムを含む膜上にネガレジストを塗布する工程と、
    前記ネガレジストを露光及び現像し、ネガレジストパターンを形成する工程と、
    前記ネガレジストパターンをマスクとして、前記クロムを含む膜をエッチングし、回路パターンを含むメインパターン領域と、前記メインパターン領域の周囲に位置する遮光帯領域と、前記遮光帯領域内に位置する開口部からなる前記回路パターンの位置精度の測定用パターンとを形成する工程と、
    を含むことを特徴とするフォトマスクの製造方法。
  9. 前記クロムを含む膜のエッチングにより、さらに、前記遮光帯領域の外側に残しパターンからなる露光装置用アライメントパターンを形成することを特徴とする請求項8に記載のフォトマスクの製造方法。
  10. 前記遮光帯領域内に、前記メインパターン領域の外側に位置するパターン形成禁止領域を含ませ、
    前記位置精度の測定用パターンを、前記パターン形成禁止領域の外側に位置させることを特徴とする請求項8に記載のフォトマスクの製造方法。
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