JP2007156446A - パターン形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】位相シフトマスクの設計ルールを緩和しつつ、配線パターンのくびれ現象を抑制する。
【解決手段】ウェハ上の犠牲膜に互いに平行に並んだ複数の直線状の配線パターンを形成するにあたり、位相シフトマスク100における各配線用開口部110,112の長手方向外側に各配線用開口部110,112の位相に対して反転する位相の反転位相開口部114,116を配し、位相シフトマスク100を用いた露光によって各配線パターンと各配線パターンの端部から長手方向外側に形成された被除去パターンとを含む基礎パターンを犠牲膜に転写した後、トリムマスクを用いた露光によって基礎パターンの被除去パターンを除去するための除去パターンを犠牲膜に転写する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェハ上の犠牲膜に互いに平行に並んだ複数の直線状の配線パターンを形成するパターン形成方法に関する。
近年、半導体集積回路の高集積化が進み、回路素子や配線の設計最小寸法がサブ100nmオーダーとなっている。これにより、マスクパターンをウェハ上のフォトレジスト膜に転写するフォトリソグラフィ技術において、解像光にKrFやArFのような短波長が必要とされているが、更なる解像光の短波長化は技術のブレークスルーが必要となり、配線等の微細化は困難となりつつある。
配線等の微細化を進めるために、マスクを透過した光の位相を変えることで、撮影像のコントラスト低下を防止する位相シフト技術が提案されている。この種の技術としては、発明者M.D.Levensonの名を取ったレベンソン位相シフトマスクがよく知られている。
図37は、従来例の位相シフトマスクにおける、マスク開口部パターンの隅部分を含む周辺領域を示す。図37に示すように、レベンソン位相シフトマスク500は、遮光領域を挟む一対の開口部510,512の領域において、一方の開口部510を透過した光の位相が、他方の開口部512を透過した光と180度(π)だけ異なるよう構成される。これにより、ウェハ上で結像した際に、一対の開口部領域を透過した光の中間部である遮光部領域にて光の強度が完全に0になる。図37においては、位相0の開口部510を白色で現し、位相πの開口部512に斜線を施し、遮光領域をスクリーンを施している。尚、このレベンソン位相シフトマスク500は、外周縁遮光領域520を有している。
図38は、位相シフトマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンを示す説明図である。図38に示すように、フォトレジスト膜600には配線パターン602の部分の他にも除去すべきパターンが形成されている。この後、位相シフトマスクを用いた露光後にトリムマスクによる露光を行って、図39に示すように外周縁部分のパターンを除去して、フォトレジスト膜600上に最終的な配線パターン602が形成される。
ところで、位相シフトマスク500を使った場合、転写パターンにおいて、図38及び図39に示すように、マスク開口部パターンの隅周辺の形成パターンだけが細くなったり、くびれが生じるという問題点がある。くびれの生じる部分がMOSFETのゲート電極の領域である場合には、ゲート電極の幅がくびれの部分だけ細くなり、MOSFETの特性が設計値と異なるようになるので、このくびれ現象を抑制すべく種々の対策が講じられている。
この対策を講じた手法の1つとして、特許文献1に記載された手法が知られている。特許文献1のマスクは、マスクの外周縁が露光領域でなく遮光領域(ダークフィールド)のマスクであり、くびれ現象がKrF光で生じることを明らかにしている。そして、開口部におけるくびれを生じる箇所に長方形の補助パターンとなる遮光領域を付加して、目的のパターンにおいて細くなる部分を予め太くしている。
特開2001−42545号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたOPC(Optical Proximity Correction)は、マスクの諸条件に大きく依存している。補助パターンのサイズは、光の波長、レンズの開口数(NA)、照明系と結像系のNA比(σ)等が異なれば変更が必要なのは当然であるが、開口部の幅や、開口部の長さにも依存するため、これらの数値が異なるごとに細かくサイズを規定する必要がある。このように、特許文献1に記載された方法では、配線パターンのサイズごとに計算する必要があるので面倒であるとともに、マスクを精度良く設計するためにマスクの設計ルールが厳しくなる点でも不利である。
本発明によれば、所定方向へ延び互いに平行に並ぶ配線用開口部を有し該配線用開口部に反転する2種類の位相が交互に割り当てられる位相シフトマスクを用いた露光によって、ウェハ上の犠牲膜に互いに平行に並んだ複数の直線状の配線パターンを形成するにあたり、前記位相シフトマスクにおける前記各配線用開口部の長手方向外側に、該各配線用開口部の位相に対して反転する位相の反転位相開口部を配し、前記位相シフトマスクを用いた露光によって、前記各配線パターンと、前記各配線パターンの端部から長手方向外側に形成された被除去パターンと、を含む基礎パターンを前記犠牲膜に転写した後、トリムマスクを用いた露光によって、前記基礎パターンの前記被除去パターンを除去するための除去パターンを前記犠牲膜に転写することを特徴とするパターン形成方法が提供される。
このパターン形成方法によれば、位相シフトマスクにおいて、各配線用開口部の幅方向の周縁については、所定距離をおいて反転する位相の配線用開口部が配され、各配線用開口部の長手方向の周縁については、所定距離をおいて反転位相開口部が配されている。すなわち、位相シフトマスクを用いた露光によって犠牲膜に基礎パターンを転写する際に、基礎パターンに含まれる各配線パターンは長手方向中央側と長手方向端部側とで同様の光学条件となり、配線パターンの長手方向端部側におけるくびれの発生が抑制されて、配線パターンの幅方向の周縁はほぼ真っ直ぐに形成される。位相シフトマスクを用いた露光により、犠牲膜には、各配線パターンに加えて被除去パターンも形成される。
この後、トリムマスクによる露光を行って、犠牲膜に被除去パターンを除去するための除去パターンが転写され、被除去パターンが除去されると犠牲膜上に各配線パターンが得られる。
このように、マスクの開口部の隅周辺では開口部中央と同じような光学条件でないために生じていた従来手法における配線パターンのくびれ現象は、開口部の隅周辺でも開口部中央に似た光学条件とすることで抑制される。すなわち、中央部は、遮光領域を挟んで一対の開口部領域が形成され、一方の開口部を透過した光の位相が、他方の開口部を透過した光と逆になっているので、これが開口部の隅周辺でも実現されることとなる。
なお、本発明において、「除去パターン」とはトリムマスクに形成されたトリムパターンを意味し、「被除去パターン」とはトリムマスクを用いた露光により除去される予定の基礎パターンを意味する。
本発明によれば、位相シフトマスクの開口部の内側に補助的な遮光領域を付加することなくくびれ現象を抑制することができるので、配線パターンのサイズごとに面倒な計算をする必要はないし、位相シフトマスクの設計ルールの制限が緩和される。
ここで、位相シフトマスクの反転位相開口部については、これに対応するパターンが被除去パターンの少なくとも一部として犠牲膜に転写され、最終的にトリムマスクを用いた露光により除去される。従って、反転位相開口部を形成することにより位相シフトマスクの設計ルールが厳しくなるということはなく、位相シフトマスクの設計ルールを緩和しつつ、配線パターンのくびれ現象を抑制することができ、実用に際して極めて有利である。
図面を参照しつつ、本発明によるパターン形成方法の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、各図において、マスクの開口部に斜線、破線、スクリーン等を施しているが、これは説明のために施したものであって、斜線、破線、スクリーン等が施された部位が断面をなしているわけではない。
図1から図4および図34から36は本発明の第1の実施形態を示し、図34は位相シフトマスクの平面説明図であり、図1は、図34のレベンソン位相シフトマスクにおけるマスクパターンの隅周辺領域の部分拡大図である。図35は、トリムマスクの平面説明図である。図2は位相シフトマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンの部分拡大図である、図3はトリムマスクにより除去されるトリミング領域を示したものであってフォトレジスト膜に形成されているパターンの部分拡大図である。図36はトリムマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンを示す説明図であり、図4は、図36に示されるパターンの隅周辺領域の部分拡大図である。
以下、本実施形態のパターン形成方法を、パターンの隅周辺領域において説明する。なお、第2の実施形態および第3の実施形態においても同様である。
本実施形態のパターン形成方法は、図1に示すような位相シフトマスク100を用いた露光によって、図4に示すように、ウェハに塗布されたフォトレジスト膜200上に、互いに平行に並んだ複数の直線状の配線パターン202を形成するものである。図1に示すように、位相シフトマスク100には、遮光領域に光を透過する開口部110,112,114,116が形成され、各開口部110,112,114,116には反転する2種類の位相が割り当てられる。2種類の位相は、具体的には0とπである。また、位相シフトマスク100は外周縁遮光領域120を有し、外周縁部分については露光によりフォトレジスト膜200上にパターンが残存するようになっている(図2参照)。
図34に示すように、位相シフトマスク100は上面視にて略四角形に形成されている。図1に示すように、マスクパターンの隅周辺領域101において、位相シフトマスク100は、内側が配線パターン202を形成するための微細パターン形成領域102と、外周縁側が後述するトリムマスクによりパターンが消去されるトリミング領域104とを含む。
微細パターン形成領域102は、所定方向(図1中上下方向)へ延び互いに平行に並ぶ配線用開口部110,112を有し、この配線用開口部110,112に反転する2種類の位相が交互に割り当てられる。図1には、位相0の配線用開口部110を白色で現し、位相πの配線用開口部112を斜線を施して現し、外周縁遮光領域120をはじめとする遮光領域を点を施して現している。
図1に示すように、トリミング領域104は、各配線用開口部110,112の長手方向端部側と重なるように設定されており、配線パターン202の長手方向の端部形状がトリミングにより仕上げられるようになっている。トリミング領域104には、各配線用開口部110,112の長手方向外側に、各配線用開口部110,112の位相に対して反転する位相のトリミング領域開口部114,116が設けられる。すなわち、図1に示すように、位相シフトマスク100の外周縁遮光領域120に、位相0の配線用開口部110に対応して位相πのトリミング領域開口部114が、位相πの配線用開口部112に対応して位相0のトリミング領域開口部116が、それぞれ形成されている。本実施形態においては、反転位相開口部としての各トリミング領域開口部114,116は、各配線用開口部110,112と遮光領域を介して所定の間隔をおいて形成されている。また、各トリミング領域開口部114,116は、各配線用開口部110,112と略同一の幅で形成され、隣り合うトリミング領域開口部114,116の間には遮光領域が介在している。
本実施形態のパターン形成方法では、位相シフトマスク100による露光を行う。位相シフトマスク100による露光後において、パターンはレジスト膜中の光が当たった領域と当たらなかった領域により形成される。その後、現像を経ずに、図35に示すような露光領域124および遮光領域126を有するトリムマスク122に交換して再度の露光を行って、位相シフトマスク100により形成された基礎パターン204における被除去パターン206を除去する。このパターン形成方法を用いたフォトレジスト膜200上のパターン形成状態を、図2から図4を参照して説明する。図2から図4においては、マスクを用いた露光によりフォトレジスト膜上に形成されたパターン部分にスクリーンを施している。
まず、コヒーレントな一定波長の単色光束を位相シフトマスク100に照射して、位相シフトマスク100を通過した光を一定の開口数を有する縮小レンズ系に通す。縮小レンズ系を通った光により、位相シフトマスク100に形成された各開口部110,112,114,116からなるパターンが縮小投影され、ウェハの犠牲膜としてのフォトレジスト膜200上に基礎パターン204が転写される。これにより、図2に示すように、各開口部110,112,114,116に対応する部分の角部が丸みを帯びた像が転写され、各開口部110,112,114,116に対応する部分以外が基礎パターン204となる。基礎パターン204は、位相シフトマスク100による露光において光の当たらない領域に対応し、各配線パターン202と、各配線パターン202の端部から長手方向外側に形成された被除去パターン206と、が含まれている。
ここで、各配線用開口部110,112の幅方向の周縁については、所定距離をおいて反転する位相の配線用開口部110,112が配され、各配線用開口部110,112の長手方向の周縁については、所定距離をおいて反転する位相のトリミング領域開口部114,116が配される。すなわち、各配線パターン202の長手方向中央側と長手方向端部側とで同様の光学条件となり、図2に示すように、配線パターン202の長手方向端部側におけるくびれの発生が抑制されて、配線パターン202の幅方向の周縁はほぼ真っ直ぐに形成される。
次に、位相シフトマスク100とトリムマスク122とを入れ替えて、トリムマスク122による露光を行う。この露光により、基礎パターン204の被除去パターン206を除去するための除去パターン208がフォトレジスト膜200に転写される。本実施形態においては、位相シフトマスク100を用いた露光により基礎パターン204が転写されるフォトレジスト膜と、トリムマスク122を用いた露光により除去パターン208が転写されるフォトレジスト膜と、は同じフォトレジスト膜200である。すなわち、トリムマスク122を用いた露光により、位相シフトマスク100による露光で光が当たらなかった被除去パターン206に光が当たり、基礎パターン204の内の配線パターン202の部分だけが光の当たらない領域として残ることになる。具体的には、図3の破線部分に示す基礎パターン204の周縁部分が除去され、図4に示すような配線パターン202が形成される。
このように、本実施形態のパターン形成方法によれば、トリミング領域開口部114,116によりフォトレジスト膜200上に形成されたパターンは、結局のところトリムマスク122を用いた露光によるトリミングにより消し去られる。そして、各配線用開口部110,112の長手方向端部で長手方向中央と同様の光学条件となるのでくびれ現象が抑制される。
従って、位相シフトマスク100の配線用開口部110,112の内側に補助的な遮光領域を付加することなくくびれ現象を抑制することができ、配線パターン202のサイズごとに面倒な計算をする必要はないし、位相シフトマスク100の設計ルールの制限が緩和される。
また、位相シフトマスク100のトリミング領域開口部114,116については、被除去パターン206の一部としてフォトレジスト膜200に転写され、図4に示すように最終的にトリムマスクを用いた露光により除去される。従って、トリミング領域開口部114,116を形成することにより位相シフトマスク100の設計ルールが厳しくなるということはない。本実施形態においては、配線用開口部110,112とトリミング領域開口部114,116が略同一の幅であることから、配線用開口部110,112の設計ルールによってトリミング領域開口部114,116を形成し、配線パターン202のくびれ現象を抑制することができ、実用に際して極めて有利である。
尚、第1の実施形態においては、隣り合うトリミング領域開口部114,116の間に遮光領域が介在するものを示したが、例えば図5に示すように、遮光領域を介在させることなく、隣り合うトリミング領域開口部114,116を連続的に配してもよい。図5においては、互いに反転する位相のトリミング領域開口部114,116を、対応する配線用開口部110,112よりも幅方向寸法について大きく形成している。このように、遮光領域を設けることなく、トリミング領域開口部114,116の幅方向寸法を最大限確保することにより、配線用開口部110,112におけるひずみの発生をより効果的に抑制することができる。
ここで、反転する位相の開口部どうしが接するよう配置すると、欠陥を生じて異常な解像パターンが生じることがあり、通常のパターン形成においては反転する位相の開口部どうしを隣接させるようなことはしない。しかし、トリミング領域104においては全てのパターンが除去されるので、図5に示すようにトリミング領域開口部114,116どうしを隣接させても支障が生じることはない。
また、第1の実施形態においては、各トリミング領域開口部114,116が各配線用開口部110,112と遮光領域を介して配されたものを示したが、例えば図6〜図11に示すように、少なくとも1つの各配線用開口部110,112が、この配線用開口部110,112の長手方向外側に配された各トリミング領域開口部114,116と連続的に配されていてもよい。
図6は位相πの配線用開口部112が位相0のトリミング領域開口部116と接しているものを示している。図6においては、位相πの配線用開口部112を位相0の配線用開口部110に比して長手方向外側へ延ばし、位相0のトリミング領域開口部116と隣接させている。これにより、フォトレジスト膜200上に形成される配線パターン202の直線性が向上する。位相0の配線用開口部110については、位相πのトリミング領域開口部114に対して遮光領域を介在させている。この方法は、位相πの配線用開口部112を長手方向外側へ延長することにより透過光量を確保することができ、位相πの配線用開口部112が比較的狭い場合に効果的である。
図6においては、各トリミング領域開口部114,116は、各配線用開口部110,112と略同一の幅で形成され、互いに遮光領域を介在して配されているが、図7に示すように、各トリミング領域開口部114,116どうしが接するようにしてもよい。これにより、配線用開口部110,112におけるひずみの発生をより効果的に抑制することができる。
さらには、図8に示すように、位相0の配線用開口部110が位相πのトリミング領域開口部114と接するようにしてもよい。図8においては、位相0の配線用開口部110を位相πの配線用開口部112に比して長手方向外側へ延ばし、位相πのトリミング領域開口部114と隣接させている。これによっても、フォトレジスト膜200上に形成される配線パターン202の直線性が向上する。位相πの配線用開口部112については、位相0のトリミング領域開口部116に対して遮光領域を介在させている。この方法は、位相0の配線用開口部110を長手方向外側へ延長することにより透過光量を確保することができ、位相0の配線用開口部110が比較的狭い場合に効果的である。
図8においては、各トリミング領域開口部114,116は、各配線用開口部110,112と略同一の幅で形成され、互いに遮光領域を介在して配されているが、図9に示すように、各トリミング領域開口部114,116どうしが接するようにしてもよい。これにより、配線用開口部110,112におけるひずみの発生をより効果的に抑制することができる。
さらにまた、図10に示すように、位相0と位相πの両方の配線用開口部110,112がともにトリミング領域開口部114,116と接するようにしてもよい。図10においては、全ての配線用開口部110,112を長手方向外側へ延ばし、トリミング領域開口部114,116と隣接させている。これによっても、フォトレジスト膜200上に形成される配線パターン202の直線性が向上する。図10においては、各トリミング領域開口部114,116は、各配線用開口部110,112と略同一の幅で形成され、互いに遮光領域を介在して配されているが、図11に示すように、各トリミング領域開口部114,116どうしが接するようにしてもよい。これにより、配線用開口部110,112におけるひずみの発生をより効果的に抑制することができる。
図12から図15は本発明の第2の実施形態を示し、図12は位相シフトマスクにおけるマスクパターンの隅周辺領域の部分拡大図、図13は位相シフトマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンの隅周辺領域の部分拡大図、図14はトリムマスクにより除去されるトリミング領域を示したものであってフォトレジスト膜に形成されているパターンの隅周辺領域の部分拡大図、図15はトリムマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンの隅周辺領域の部分拡大図である。
本実施形態のパターン形成方法は、図12に示すような位相シフトマスク300を用いた露光によって、ウェハに塗布されたフォトレジスト膜200上に、互いに平行に並んだ複数の直線状の配線パターン212を形成するものである。位相シフトマスク300は、第1の実施形態のものと、周縁が露光領域となっている点で構成を異にしている。すなわち、位相シフトマスク300は、外周縁露光領域320を有し、周縁部分については露光によりフォトレジスト膜200上にパターンが形成されないようになっている(図13参照)。
図12に示すように、位相シフトマスク300のマスクパターンの隅周辺領域301において、その内側が配線パターン212を形成するための微細パターン形成領域302となっている。トリミング領域304は、配線用開口部310,312の長手方向の端部と重なるように設定され、配線用開口部310,312の長手方向の外側の周縁に配されている。第1の実施形態と同様に、トリミング領域304には、各配線用開口部310,312の長手方向外側に、各配線用開口部310,312の位相に対して反転する位相のトリミング領域開口部314,316が設けられる。本実施形態においては、各配線用開口部310,312の長手方向外側を補助遮光領域322とし、外周縁露光領域320の補助遮光領域322に位相0の配線用開口部310に対応して位相πのトリミング領域開口部314が、位相πの配線用開口部312に対応して位相0のトリミング領域開口部316が、それぞれ配されている。
本実施形態のパターン形成方法では、位相シフトマスク300による露光の後、トリムマスクに交換して再度の露光を行って、位相シフトマスク300により形成された基礎パターン214における被除去パターン216を除去する。このパターン形成方法を用いたフォトレジスト膜200上のパターン形成状態を、図13から図15を参照して説明する。
本実施形態においては、図13に示すように、位相シフトマスク300を用いた露光により、各開口部310,312,314,316及び外周縁の露光領域に対応する部分の角部が丸みを帯びた像が転写され、各開口部310,312,314,316及び外周縁の露光領域に対応する部分以外が基礎パターン214となる。基礎パターン214には、各配線パターン212と、各配線パターン212の端部から長手方向外側に形成された被除去パターン216と、が含まれている。
ここで、各配線用開口部310,312の幅方向の周縁については、所定距離をおいて反転する位相の配線用開口部310,312が配され、各配線用開口部310,312の長手方向の周縁については、所定距離をおいて反転する位相のトリミング領域開口部314,316が配される。すなわち、各配線パターン212の長手方向中央側と長手方向端部側とで同様の光学条件となり、図13に示すように、配線パターン212の長手方向端部側におけるくびれの発生が抑制されて、配線パターン212の幅方向の周縁はほぼ真っ直ぐに形成される。
次に、位相シフトマスク300とトリムマスクとを入れ替えて、トリムマスクによる露光を行う。この露光により、被除去パターン216を除去する除去パターン218が転写される。すなわち、図14の破線部分に示す基礎パターン214における配線パターン212の長手方向端部からその外側が除去され、図15に示すような配線パターン212が形成される。
このように、本実施形態のパターン形成方法によれば、トリミング領域開口部314,316によりフォトレジスト膜200上に形成されたパターンは、結局のところトリムマスクを用いた露光によるトリミングにより消し去られる。そして、各配線用開口部310,312の長手方向端部で長手方向中央と同様の光学条件となるのでくびれ現象が抑制される。
本実施形態においては、位相シフトマスク300の外周縁露光領域320が位相0であり、これと隣接する位相シフトマスク300位相0の開口部310,316には、外部の漏れ光によりパターンの解像に影響が出やすい。しかし、位相0の配線用開口部310の長手方向外側には、位相πのトリミング領域開口部314が配されているので、配線用開口部310が周縁の露光領域の影響を受けることはない。また、位相0のトリミング領域開口部316は、周縁の露光領域と隣接するので、図13に示すように、漏れ光の影響によってパターンが乱れて形成されるが、トリムマスクを用いた露光によってトリミングされるので何ら支障はない。
尚、第2の実施形態においては、隣り合うトリミング領域開口部314,316の間に遮光領域が介在するものを示したが、例えば図16に示すように、遮光領域を介在させることなく、隣り合うトリミング領域開口部314,316を連続的に配してもよい。図16においては、互いに反転する位相のトリミング領域開口部314,316を、対応する配線用開口部310,312よりも幅方向寸法について大きく形成している。このように、遮光領域を設けることなく、トリミング領域開口部314,316の幅方向寸法を最大限確保することにより、配線用開口部310,312におけるひずみの発生をより効果的に抑制することができる。
また、第2の実施形態においては、各トリミング領域開口部314,316が各配線用開口部310,312と遮光領域を介して配されたものを示したが、例えば図17〜図22に示すように、少なくとも1つの各配線用開口部310,312が、この配線用開口部310,312の長手方向外側に配された各トリミング領域開口部314,316と連続的に配されていてもよい。
図17は位相πの配線用開口部312が位相0のトリミング領域開口部316と接しているものを示している。図17においては、位相πの配線用開口部312を位相0の配線用開口部310に比して長手方向外側へ延ばし、位相0のトリミング領域開口部316と隣接させている。これにより、フォトレジスト膜200上に形成される配線パターン212の直線性が向上する。位相0の配線用開口部310については、位相πのトリミング領域開口部314に対して遮光領域を介在させている。この方法は、位相πの配線用開口部312を長手方向外側へ延長することにより透過光量を確保することができ、位相πの配線用開口部312が比較的狭い場合に効果的である。
図17においては、各トリミング領域開口部314,316は、各配線用開口部110,112と略同一の幅で形成され、互いに遮光領域を介在して配されているが、図18に示すように、各トリミング領域開口部314,316どうしが接するようにしてもよい。これにより、配線用開口部310,312におけるひずみの発生をより効果的に抑制することができる。
さらには、図19に示すように、位相0の配線用開口部310が位相πのトリミング領域開口部314と接するようにしてもよい。図19においては、位相0の配線用開口部310を位相πの配線用開口部312に比して長手方向外側へ延ばし、位相πのトリミング領域開口部314と隣接させている。これによっても、フォトレジスト膜200上に形成される配線パターン212の直線性が向上する。位相πの配線用開口部312については、位相0のトリミング領域開口部316に対して遮光領域を介在させている。この方法は、位相0の配線用開口部310を長手方向外側へ延長することにより透過光量を確保することができ、位相0の配線用開口部310が比較的狭い場合に効果的である。
図19においては、各トリミング領域開口部314,316は、各配線用開口部310,312と略同一の幅で形成され、互いに遮光領域を介在して配されているが、図20に示すように、各トリミング領域開口部314,316どうしが接するようにしてもよい。これにより、配線用開口部310,312におけるひずみの発生をより効果的に抑制することができる。
さらにまた、図21に示すように、位相0と位相πの両方の配線用開口部310,312がともにトリミング領域開口部314,316と接するようにしてもよい。図21においては、全ての配線用開口部310,312を長手方向外側へ延ばし、トリミング領域開口部314,316と隣接させている。これによっても、フォトレジスト膜200上に形成される配線パターン212の直線性が向上する。図21においては、各トリミング領域開口部314,316は、各配線用開口部310,312と略同一の幅で形成され、互いに遮光領域を介在して配されているが、図22に示すように、各トリミング領域開口部314,316どうしを接するようにしてもよい。これにより、配線用開口部310,312におけるひずみの発生をより効果的に抑制することができる。
図23から図26は本発明の第3の実施形態を示し、図23は位相シフトマスクにおけるマスクパターンの隅周辺領域の部分拡大図、図24は位相シフトマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンの隅周辺領域の部分拡大図、図25はトリムマスクにより除去されるトリミング領域を示したものであってフォトレジスト膜に形成されているパターンの隅周辺領域の部分拡大図、図26はトリムマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンの隅周辺領域の部分拡大図である。
本実施形態のパターン形成方法は、図23に示すような位相シフトマスク400を用いた露光によって、ウェハに塗布されたフォトレジスト膜200上に、互いに平行に並んだ複数の直線状の配線パターン222を形成するものである。位相シフトマスク400は、第2の実施形態のものと同様に、周縁が露光領域となっている。すなわち、位相シフトマスク400は、外周縁露光領域420を有し、周縁部分については露光によりフォトレジスト膜200上にパターンが形成されないようになっている(図24参照)。尚、この外周縁露光領域420は位相0であり、反転する2種類の位相のうちの一方となっている。
図23に示すように、位相シフトマスク400のマスクパターンの隅周辺領域401において、その内側が配線パターン222を形成するための微細パターン形成領域402となっている。トリミング領域404は、配線用開口部410,412の長手方向の端部と重なるように設定され、配線用開口部410,412の長手方向の外側の周縁に配されている。
ここで、第2の実施形態とは異なり、トリミング領域404における位相πの配線用開口部412の長手方向外側には、反転する位相のトリミング領域開口部は設けられておらず、所定寸法の遮光領域を介して外周縁露光領域420が配される。この外周縁露光領域420は、位相が0であることから、位相πの配線用開口部412の長手方向近傍において、この配線用開口部412に対して反転位相開口部をなしている。
また、位相0の配線用開口部410の長手方向外側には、反転する位相πのトリミング領域開口部414が設けられる。本実施形態においては、位相0の配線用開口部410の長手方向外側を補助遮光領域422とし、この補助遮光領域422に位相0の配線用開口部410に対応して位相πのトリミング領域開口部414が形成されている。すなわち、位相0の配線用開口部410の長手方向外側が外周縁露光領域420に突出している。
本実施形態のパターン形成方法では、位相シフトマスク400による露光の後、トリムマスクに交換して再度の露光を行って、位相シフトマスク400により形成された基礎パターン224における被除去パターン226を除去する。このパターン形成方法を用いたフォトレジスト膜200上のパターン形成状態を、図24から図26を参照して説明する。
本実施形態においては、図24に示すように、位相シフトマスク400を用いた露光により、各開口部410,412,414及び外周縁の露光領域に対応する部分の角部が丸みを帯びた像が転写され、各開口部410,412,414及び外周縁の露光領域に対応する部分以外が基礎パターン224となる。
ここで、各配線用開口部410,412の幅方向の周縁については、所定距離をおいて反転する位相の配線用開口部410,412が配され、位相0の配線用開口部410の長手方向の周縁については、所定距離をおいて反転する位相のトリミング領域開口部414が配され、位相πの配線用開口部412の長手方向の周縁については、所定距離をおいて反転する位相の露光領域が配される。すなわち、各配線パターン222の長手方向中央側と長手方向端部側とで同様の光学条件となり、図24に示すように、配線パターン222の長手方向端部側におけるくびれの発生が抑制されて、配線パターン222の幅方向の周縁はほぼ真っ直ぐに形成される。
次に、位相シフトマスク400とトリムマスクとを入れ替えて、トリムマスク122による露光を行う。この露光により、被除去パターン226を除去する除去パターン228が転写される。すなわち、図25の破線部分に示す基礎パターン224における配線パターン222の長手方向端部からその外側が除去され、図26に示すような配線パターン222が形成される。
このように、本実施形態のパターン形成方法によれば、トリミング領域開口部414によりフォトレジスト膜200上に形成されたパターンは、結局のところトリムマスク122を用いた露光によるトリミングにより消し去られる。そして、各配線用開口部410,412の長手方向端部で長手方向中央と同様の光学条件となるのでくびれ現象が抑制される。
本実施形態においては、位相シフトマスク400の周縁が位相0の露光領域であり、位相シフトマスク400位相0の開口部410が露光領域と近接すると、外部の漏れ光によりパターンの解像に影響が出やすい。しかし、位相0の配線用開口部410の長手方向外側には、位相πのトリミング領域開口部414が配されているので、配線用開口部410が周縁の露光領域の影響を受けることはない。
また、外周縁の露光領域が位相πの配線用開口部412に対して反転位相開口部となることから、遮光領域を省略することができ、省略された領域のサイズだけ設計マージンを増やせるという利点もある。
尚、第3の実施形態においては、トリミング領域開口部414と露光領域との間に、遮光領域が介在するものを示したが、例えば図27に示すように、遮光領域を介在させることなく、トリミング領域開口部414と露光領域を連続的に配してもよい。
また、第3の実施形態においては、位相πのトリミング領域開口部414が位相0の配線用開口部410と遮光領域を介して配され、位相πの配線用開口部412が露光領域と遮光領域を介して配されるものを示したが、例えば図28〜図33に示すように、トリミング領域開口部414及び配線用開口部410と、露光領域及び配線用開口部412の少なくとも一方がトリミング領域404で接していてもよい。
図28は位相πの配線用開口部412が露光領域と接しているものを示している。図28においては、位相πの配線用開口部412を位相0の配線用開口部410に比して長手方向外側へ延ばし、露光領域と隣接させている。これにより、フォトレジスト膜200上に形成される配線パターン222の直線性が向上する。位相0の配線用開口部410については、位相πのトリミング領域開口部414に対して遮光領域を介在させている。この方法は、位相πの配線用開口部412を長手方向外側へ延長することにより透過光量を確保することができ、位相πの配線用開口部412が比較的狭い場合に効果的である。
図28においては、位相πのトリミング領域開口部414は、位相0の配線用開口部410と略同一の幅で形成され、露光領域との間に遮光領域を介在して配されているが、図29に示すように、各トリミング領域開口部414と露光領域が接するようにしてもよい。これにより、位相πの配線用開口部412におけるひずみの発生をより効果的に抑制することができる。
さらには、図30に示すように、位相0の配線用開口部410が位相πのトリミング領域開口部414と接するようにしてもよい。図30においては、位相0の配線用開口部410を位相πの配線用開口部412に比して長手方向外側へ延ばし、位相πのトリミング領域開口部414と隣接させている。これによっても、フォトレジスト膜200上に形成される配線パターン222の直線性が向上する。位相πの配線用開口部412については、露光領域に対して遮光領域を介在させている。この方法は、位相0の配線用開口部410を長手方向外側へ延長することにより透過光量を確保することができ、位相0の配線用開口部410が比較的狭い場合に効果的である。
図30においては、位相πのトリミング領域開口部414は、位相0の配線用開口部410と略同一の幅で形成され、トリミング領域開口部414と露光領域の間には遮光領域が介在しているが、図31に示すように、トリミング領域開口部414が露光領域と接するようにしてもよい。これにより、配線用開口部410,412におけるひずみの発生をより効果的に抑制することができる。
さらにまた、図32に示すように、位相0の配線用開口部410がトリミング領域開口部414と接するとともに、位相πの配線用開口部412が露光領域に接するようにしてもよい。図32においては、全ての配線用開口部410,412を長手方向外側へ延ばし、トリミング領域開口部414または露光領域と隣接させている。これによっても、フォトレジスト膜200上に形成される配線パターン222の直線性が向上する。図32においては、トリミング領域開口部414は、配線用開口部410と略同一の幅で形成され、露光領域とは遮光領域を介在して配されているが、図33に示すように、トリミング領域開口部414と露光領域を隣接するようにしてもよい。これにより、配線用開口部410,412におけるひずみの発生をより効果的に抑制することができる。
また、第1〜第3の実施形態においては、トリムマスクを用いた露光により基礎パターン204,214,224が直接的に除去されるいわゆる二重露光の例を示したが、例えば、位相シフトマスク100,300,400による露光を行ってハードマスク層のみをエッチングをした後、トリムマスクによる露光を行ってハードマスク層及びターゲット層をエッチングして配線パターンを得るようにしてもよい。
すなわち、犠牲膜が、ウェハ上に形成されたハードマスクと、ハードマスクをエッチングするための第1フォトレジスト膜と、ハードマスクが第1フォトレジスト膜を利用してエッチングされた後にウェハに塗布される第2フォトレジスト膜と、を含んでおり、位相シフトマスクを用いた露光により第1フォトレジスト膜に基礎パターンが転写され、ハードマスクを基礎パターンが転写された第1フォトレジスト膜をマスクとしてエッチングした後に、トリムマスクを用いた露光により第2フォトレジスト膜に除去パターンが転写されるようにしてもよい。
また、露光に用いる光の波長、レンズの開口数(NA)、照明系と結像系のNA比(σ)、配線用開口部110,112,310,312,410,412の幅や、配線用開口部110,112,310,312,410,412の長さを適宜に変更可能であるし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明は、ウェハ上に形成された犠牲膜に微細なラインを含んだパターンを形成する方法である。ドライエッチングなどによって犠牲膜のパターンが転写される材料としては、金属膜、多結晶シリコン膜、絶縁膜に適用することができる。ここで、微細なラインを含んだパターンとはゲート電極など様々な配線であることは自明である。
第1の実施形態を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 位相シフトマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンの部分拡大図である。 トリムマスクにより除去されるトリミング領域を示したものであってフォトレジスト膜に形成されているパターンの部分拡大図である。 トリムマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 第2の実施形態を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 位相シフトマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンの部分拡大図である。 トリムマスクにより除去されるトリミング領域を示したものであってフォトレジスト膜に形成されているパターンの部分拡大図である。 トリムマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 第3の実施形態を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 位相シフトマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンの部分拡大図である。 トリムマスクにより除去されるトリミング領域を示したものであってフォトレジスト膜に形成されているパターンの部分拡大図である。 トリムマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 変形例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 第1の実施形態を示す位相シフトマスクの平面説明図である。 トリムマスクの平面説明図である。 トリムマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンを示す説明図である。 従来例を示す位相シフトマスクの部分拡大図である。 従来例を示すものであって、位相シフトマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンの部分拡大図である。 従来例を示すものであって、トリムマスクを用いた露光後にフォトレジスト膜に形成されているパターンの部分拡大図である。
符号の説明
100 位相シフトマスク
101 マスク開口部パターンの隅部分を含む周辺領域
102 微細パターン形成領域
104 トリミング領域
110 配線用開口部
112 配線用開口部
114 トリミング領域開口部
116 トリミング領域開口部
120 外周縁遮光領域
122 トリムマスク
124 露光領域
126 遮光領域
200 フォトレジスト膜
202 配線パターン
204 基礎パターン
206 被除去パターン
208 除去パターン
212 配線パターン
214 基礎パターン
216 被除去パターン
218 除去パターン
222 配線パターン
224 基礎パターン
226 被除去パターン
228 除去パターン
300 位相シフトマスク
301 マスク開口部パターンの隅部分を含む周辺領域
302 微細パターン形成領域
304 トリミング領域
310 配線用開口部
312 配線用開口部
314 トリミング領域開口部
316 トリミング領域開口部
320 外周縁露光領域
322 補助遮光領域
400 位相シフトマスク
401 マスク開口部パターンの隅部分を含む周辺領域
402 微細パターン形成領域
404 トリミング領域
410 配線用開口部
412 配線用開口部
414 トリミング領域開口部
420 外周縁露光領域
422 補助遮光領域
500 位相シフトマスク
510 開口部
512 開口部
520 外周縁遮光領域
600 フォトレジスト膜
602 配線パターン

Claims (8)

  1. 所定方向へ延び互いに平行に並ぶ配線用開口部を有し該配線用開口部に反転する2種類の位相が交互に割り当てられる位相シフトマスクを用いた露光によって、ウェハ上の犠牲膜に互いに平行に並んだ複数の直線状の配線パターンを形成するにあたり、
    前記位相シフトマスクにおける前記各配線用開口部の長手方向外側に、該各配線用開口部の位相に対して反転する位相の反転位相開口部を配し、
    前記位相シフトマスクを用いた露光によって、前記各配線パターンと、前記各配線パターンの端部から長手方向外側に形成された被除去パターンと、を含む基礎パターンを前記犠牲膜に転写した後、
    トリムマスクを用いた露光によって、前記基礎パターンの前記被除去パターンを除去するための除去パターンを前記犠牲膜に転写することを特徴とするパターン形成方法。
  2. 前記犠牲膜はフォトレジスト膜を含み、
    前記位相シフトマスクを用いた露光によって、前記フォトレジスト膜に前記基礎パターンを転写した後、
    前記トリムマスクを用いた露光によって前記フォトレジスト膜に前記除去パターンを転写し、前記基礎パターンの前記被除去パターンを除去することを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
  3. 前記犠牲膜は、前記ウェハ上に形成されたハードマスクと、前記ハードマスクをエッチングするための第1フォトレジスト膜と、前記ハードマスクが前記第1フォトレジスト膜を利用してエッチングされた後に前記ウェハに塗布される第2フォトレジスト膜と、を含み、
    前記位相シフトマスクを用いた露光により前記第1フォトレジスト膜に前記基礎パターンが転写され、
    前記ハードマスクを、前記基礎パターンが転写された前記第1フォトレジスト膜をマスクとしてエッチングした後に、
    前記トリムマスクを用いた露光により、前記第2フォトレジスト膜に前記除去パターンが転写されることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方法。
  4. 前記位相シフトマスクは、
    前記各配線用開口部の長手方向外側が外周縁遮光領域であり、
    前記反転位相開口部が前記外周縁遮光領域に形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のパターン形成方法。
  5. 前記位相シフトマスクは、
    前記各配線用開口部の長手方向外側が外周縁露光領域であり、
    前記外周縁露光領域に前記反転位相開口部が配されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のパターン形成方法。
  6. 前記外周縁露光領域には前記反転する2種類の位相のうちの一方の位相が割り当てられ、
    前記外周縁露光領域は、他方の位相が割り当てられた前記各配線用開口部の長手方向近傍において、該配線用開口部の前記反転位相開口部をなすことを特徴とする請求項5に記載のパターン形成方法。
  7. 前記位相シフトマスクは、隣り合う前記反転位相開口部が連続的に配されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のパターン形成方法。
  8. 前記位相シフトマスクは、少なくとも1つの前記配線用開口部が該配線用開口部の長手方向外側に配された前記反転位相開口部と連続的に配されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のパターン形成方法。
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WO2016132816A1 (ja) * 2015-02-19 2016-08-25 日本碍子株式会社 光学デバイスの製造方法

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