JP2019173248A - 横編機の編糸保持切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一つの駆動軸でルーパーとハサミとを駆動可能にして、機構を簡素化することができる横編機の編糸保持切断装置を提供する。【解決手段】 (a)のようにレバー27の弧状部27bがルーパー21のピン21bに当接している状態では、ルーパー21は下降している状態を続ける停留区間となる。駆動軸12が反時計方向へ回り続けると、ピン21bは係合部27aに係合するようになり、さらに駆動軸12が反時計方向に回り続けると、(b)のように係合部27aは係合しているピン21bを介してルーパー21を押上げる。停留区間で、カム28の厚み変化部28aと径変化部28bとは、回動軸23の下端に取付けられるアーム部材24を介してハサミ22の固定刃22aに対して回動刃22bを開閉させる。【選択図】図3

Description

本発明は、針床の長手方向に移動して、編針に給糸される編糸を捕捉して切断し、切断後の端糸を保持可能な横編機の編糸保持切断装置に関する。
従来から手袋を編成する横編機などでは、一つの指を収容する指袋を指先から編出して胴に接続する部分まで編成し、隣接する次の指袋の編成に移る際に、編糸保持切断装置を使用している(たとえば、特許文献1参照)。編糸保持切断装置で針床の長手方向に移動可能な移動ユニットは、ルーパー(昇降杆)とハサミ(切断装置)とを有し、編幅の一方側から、編成した指袋の最後の編目からヤーンフィーダーに延びる編糸にルーパーを作用させる。ルーパーは、上下動可能で、上部に引込みフック(引込み鈎)を備える。ルーパーの作用は、引込みフックに編糸を捕捉させることである。ハサミは、固定刃、回動刃および挟持片を備える。挟持片は、ハサミが切断する前に、編糸を保持可能である。回動刃は、上下方向の回動軸回りに回動して固定刃との間で編糸を切断する。
移動ユニットの移動は、針床の長手方向に架設した二本の案内レールに沿って行われる。二本の案内レールは、丸棒状であり、特許文献1では記載が省略されているけれども、回動してルーパーとハサミとをそれぞれ駆動する駆動軸となっている。移動ユニットを移動させるために、牽引などの機構も設けられる。
手袋の指袋の編成では、股重ねを行うための編目複合杆も併用される。編目複合杆は、編幅の一方側から作用させる(たとえば、特許文献2の編口押え板に関する記載参照)。編目複合杆は、編成した指袋に編幅の一方側で続く次の指袋を、股重ねを有するように編成するために使用される。移動ユニットは、編成した指袋の最後の編目からヤーンフィーダーに延びる編糸を切断して、ヤーンフィーダー側の端糸を端余糸として保持し、次の指袋の編成中に保持を解除して、端余糸を編地に編込む処理を行う。
特公昭48−24421号公報 特許第3053376号公報
特許文献1は、単一の駆動源が横編機で手袋を編成するために必要な複数の装置を機械的に連動して駆動することを前提としている。駆動対象の装置は、編糸保持切断装置および編目複合杆とともに、カムキャリッジや選針ドラムなどを含む。各装置は密接に関連して駆動されるので、仕様変更は困難である。
各装置を分けて駆動すれば、それぞれの制御で仕様変更や動作タイミングの調整等での効率向上も可能になると考えられる。しかしながら、移動ユニットでは、ルーパーとハサミとをそれぞれ駆動軸を介して駆動するために、二つの駆動源が必要となる。
編糸保持切断装置の移動ユニットを編目複合杆と併用する場合、編幅の一方側に、小指を含む四つの指袋を順次編成してから胴部を編成する四本胴仕様の手袋が編成可能である。小指の指袋を後から編成する三本胴仕様の手袋を編成するためには、編幅の他方側にも、移動ユニットおよび編目複合杆を設けておく必要がある。このような二つの移動ユニットを使用する場合、四つの駆動源が必要となり、移動ユニットに駆動力を伝達する駆動軸も四つ必要となり、機構が複雑化し、大きなスペースを占めてしまう。
本発明の目的は、一つの駆動軸で一つの移動ユニットのルーパーとハサミとを駆動可能にして、機構を簡素化することができる横編機の編糸保持切断装置を提供することである。
本発明は、上下動可能で、上部に引込みフックを備え、歯口下方から上昇させる引込みフックに、歯口上方から編針に供給される編糸を案内し、引込みフックを下降させる際に編糸を捕捉可能なルーパーと、
固定刃および回動刃を備え、回動刃が上下方向の回動軸回りに回動して、引込みフックで捕捉された編糸を切断して保持するハサミと、
ルーパーおよびハサミを支持する移動支持体と
を備える移動ユニットが牽引機構で針床の長手方向に移動可能な横編機の編糸保持切断装置において、
針床の長手方向に延びるように設けられて移動支持体の移動を案内し、該長手方向回りの回動でルーパーおよびハサミを駆動する駆動軸と、
駆動軸を回動させるように駆動する駆動源と、
移動支持体の移動を案内しながら、駆動軸による駆動に対する移動支持体の回り止めを行う回り止め案内手段と、
駆動軸の回動に従って揺動し、ルーパーを上下動させるレバーと、
駆動軸の回動を上下方向の回動軸回りの回動に変換してハサミの回動刃を回動させるカムとを含み、
レバーは、揺動してもルーパーが下方に留まる停留区間を有し、
カムは、ハサミの回動刃が固定刃に対して開いた状態に留められる停留区間を有し、
ルーパーの停留区間でハサミの回動刃が固定刃に対して開く開動作、および回動刃が固定刃に対して閉じる閉動作が行われ、
ハサミの停留区間でルーパーの上下動が行われる
ことを特徴とする横編機の編糸保持切断装置である。
また本発明で、前記レバーは、
前記ルーパーの下部に係合してルーパーを上下動させる係合部と、
ルーパーを上昇させる揺動方向に係合部から円弧状に続くように形成され、前記ルーパーの停留区間に対応する弧状部と
を有することを特徴とする。
また本発明で、前記回動刃は、前記回動軸の上端に備えられ、
前記カムは、前記針床の長手方向の厚みが変化する厚み変化部と、前記駆動軸の中心からの径が変化する径変化部とを有し、
回動軸の下端には、二つの当接部を有するアーム部材が備えられ、
アーム部材の二つの当接部がカムの厚み変化部と径変化部の表面にそれぞれ当接して、厚みの増加または径の増加のいずれか一方で回動刃が固定刃に対して開き、いずれか他方で閉じるように駆動する
ことを特徴とする。
また本発明で、前記移動ユニットは、編幅の一方と、編幅の他方とに設けられ、
編幅の一方の移動ユニットの駆動軸と回り止め案内手段は、編幅の他方の移動ユニットではそれぞれ回り止め案内手段と駆動軸となる
ことを特徴とする。
本発明によれば、針床の長手方向に延びるように設けられて移動支持体の移動を案内する駆動軸は、該長手方向回りの回動でルーパーおよびハサミを駆動する。ルーパーは、駆動軸で揺動させるレバーで上下動させる。ハサミは、駆動軸の回動をカムで上下方向の回動軸回りの回動に変換して、回動刃を回動させる。ルーパーには、下限付近に留まる停留区間を設け、停留区間でハサミの開閉および編糸の保持動作を行わせる。ハサミには、開いた状態に留まる停留区間を設け、停留区間でルーパーを上下動させる動作を行わせる。一つの駆動軸でルーパーとハサミとを駆動可能にして、機構を簡素化する。
また本発明によれば、レバーに設ける弧状部で、ルーパーの停留区間に対応させ、ハサミに動作をさせてもルーパーの動作に影響がないようにすることができる。
また本発明によれば、カムの厚みの増加または径の増加のいずれか一方でハサミの回動刃を固定刃に対して閉じ、いずれか他方で開く動作を行わせることができる。ハサミの回動刃を固定刃に対して閉じることで編糸を保持して切断し、開くことで、保持した編糸の解放や、新たに編糸を捕捉して保持し、切断する準備を行うことができる。
また本発明によれば、二つの駆動源でそれぞれ駆動する二本の駆動軸は、二組の移動ユニットの一方には駆動軸として、他方の移動ユニットには回り止め案内手段として、相互に兼用することができる。二組の移動ユニットを、編成する編地の編幅の一方と他方とに配置するので、編幅の両側で編糸の保持と切断とを独立に行わせることができる。
図1は、本発明の一実施例として、横編機1の編糸保持切断装置10に関連する構成を簡略化して示す、横編機1としての左側面図である。 図2は、図1の移動ユニット11の主要部分の構成を示す、編糸保持切断装置10としての平面図、正面図および右側面図である。 図3は、図2の移動ユニット11で、ルーパー21の下降時および上昇時をそれぞれ示す部分的な正面図である。 図4は、駆動部材26の形状を示す正面図および切断線B−Bから見た断面図である。 図5は、図1の横編機1で、編糸保持切断装置10に関連する構成を、針床2,3を除去した状態で簡略化して示す正面図である。 図6は、図5に対応する簡略化した平面図である。 図7は、図5で外フレーム35を省略して示す簡略化した左側面図である。 図8は、移動ユニット11でのルーパー21およびハサミ22の動作を示す簡略化した平面図および正面図である。
以下、図1から図8で、本発明の一実施例である横編機1の編糸保持切断装置10の概略的な構成と動作とについて説明する。説明の便宜上、説明対象の図には記載されていない部分について、他の図に記載される参照符を付して言及する場合がある。また、平面図、正面図、側面図など、相互に関連する図面間でも、一部でのみ部分的に図示し、他では図示を省略する場合がある。
図1は、本発明の一実施例として、横編機1の編糸保持切断装置10に関連する構成を、横編機1としては左側面図となる状態で示す。横編機1は、前針床2および後針床3を備える。前針床2および後針床3は、図の紙面に垂直な方向となる長手方向に延びる形状を有し、長手方向に沿って多数の編針が配置される。前針床2と後針床3とは、歯口4となる間隙を開けて対向し、歯口4から離れる方向で下降するようにそれぞれ傾斜する。前針床2および後針床3は、長手方向の両側を内フレーム5によって支持されている。以下、前針床2および後針床3を総称して、「針床」と記載する場合もある。長手方向に関して、針床で編針が設けられる範囲が編地を編成可能な編幅となる。図示を省略しているけれども、歯口4の上方には編糸を給糸するヤーンフィーダーなどが配置される。編糸を針床から歯口4に進出する編針のフックに供給させ、編針を歯口4から針床側に退出させることで、編地の編成が行われる。
針床の下方には、編糸保持切断装置10が設けられている。編糸保持切断装置10は、針床の長手方向に移動可能な移動ユニット11を含む。移動ユニット11の移動は、駆動軸12および案内軸13による案内を受け、移動用ラック14によって駆動される。駆動軸12と案内軸13とは、歯口4の中心4aに対して対称となる位置に配置され、相互間の間隔も針床下方のスペースが許容する範囲で広くとられている。このような駆動軸12および案内軸13によって、移動ユニット11は安定した案内を受けることができる。移動用ラック14は、長手方向の内フレーム5の外部に設ける移動モーター15の出力軸に取付けるピニオン16で駆動する。移動用ラック14、移動モーター15およびピニオン16は、移動ユニット11に対する移動機構となる。移動機構はこの組合せに限らず、ベルトやワイヤなどで移動ユニット11を牽引するようにしてもよい。
図2は、編糸保持切断装置10の主要部分である移動ユニット11の構成を示す。(a)、(b)および(c)は、移動ユニット11としての平面図、正面図および右側面図である。図1も参照して、移動ユニット11は、移動支持体20、ルーパー21、ハサミ22、回動軸23、アーム部材24、押圧ばね25および駆動部材26を含む。移動支持体20は、駆動軸12および案内軸13による移動の案内を、駆動腕20aおよび支持腕20bの先端付近でそれぞれ受ける。駆動腕20aおよび支持腕20bの中間には、ルーパー21の上下動を案内する上下案内部20cが設けられる。移動支持体20の上部には、ハサミ22を支持するハサミ支持部20dが設けられる。
ルーパー21は、上下動可能で、上部に引込みフック21aを備え、下部には上下動の駆動を受けるピン21bを備える。編成された最後の編目を保持する編針から歯口4の上方のヤーンフィーダーに延びる編糸に対し、ルーパー21を上昇させると、引込みフック21aに編糸を案内することができる。ルーパー21を下降させる際に、編糸は引込みフック21aに捕捉される。ハサミ22は、固定刃22aおよび回動刃22bを備える。回動刃22bは、回動軸23の上端に取付けられる。回動刃22bが上下方向の回動軸23回りに回動して、回動刃22bが固定刃22aに対して閉じると、引込みフック21aで捕捉された編糸を切断する。固定刃22aは、ハサミ支持部20dの前端側に、ねじ20eで固定される。回動軸23の上部は、ハサミ支持部20dに設ける挿通孔を通り、上端がハサミ支持部20dの上端から突出して、上端に回動刃22bが取付けられる。回動軸23の下端付近にはアーム部材24が取付けられる。回動軸23の下部で、ハサミ支持部20dの下端とアーム部材24の上端との間には、押圧ばね25が挿入される。押圧ばね25は、ハサミ支持部20dに対してアーム部材24を介して回動軸23を下方に押圧し、回動軸23の上端に取付けた回動刃22bを固定刃22a側に押圧する。
駆動部材26は、ルーパー21およびハサミ22の駆動のために、レバー27およびカム28が一体的に形成されている。レバー27は、駆動軸12の回動に従って揺動し、ルーパー21を上下動させる。案内軸13は移動ユニット11の移動に対する案内とともに、駆動軸12の回動に対する移動ユニット11の回り止めを行うので、回り止め案内手段として機能する。カム28は、駆動軸12の回動を上下方向の回動軸23回りの回動に変換してハサミ22の回動刃22bを回動させる。したがって、駆動軸12は、移動支持体20の移動を案内するばかりではなく、長手方向回りの回動でルーパー21およびハサミ22を駆動する機能も有する。このため、駆動軸12にはキー溝を形成しておき、駆動軸12と駆動部材26との間にはキー29を設け、駆動軸12の回動を確実に駆動部材26に伝達させる。なお、レバー27とカム28とは、別個の部品として形成し、組合せて使用するようにしてもよい。また、回動軸23と回動刃22bやアーム部材24を一体化してもよい。
図2の(a)では省略し、(b)および(c)に示すように,ハサミ22の上には、編糸保持ばね30を設ける。編糸保持ばね30は、上板30a、中板30bおよび下板30cを有する。上板30aおよび下板30cは、固定刃22aとともに、ねじ20eで固定される。中板30bは、回動軸23の上端に固定され、回動刃22bとともに回動する。中板30bは、編糸を上板30aと下板30cとの間に押込んで保持する。このような編糸保持ばね30による編糸の保持は、ルーパー21の引込みフック21aが捕捉した編糸を、回動刃22bが固定刃22aに対して閉じて切断する直前に行われる。したがって、編糸が切断されると、編糸で歯口4の上方のヤーンフィーダーに続く部分の先端は、編糸保持ばね30によって保持されるようになる。
特許文献1のように、手袋の指袋を順次編成する場合、一つの指袋の編成後に、編糸をハサミ22で切断して端余糸を編糸保持ばね30で保持しながら、次の指袋を編成する。図示を省略しているけれども、移動支持体20は、横編機1の内フレーム5の外部などから、圧縮空気の供給を受け、ハサミ22で固定刃22aと回動刃22bとが開く部分付近に吹出す流路も設けられている。編糸保持ばね30で保持されている端余糸は、次の指袋の編成中に保持を解放され、空気の噴出による案内で編成中の編地に編込まれる。
図3は、図2の移動ユニット11の主要部材について、ルーパー21の下降時を(a)、上昇時を(b)でそれぞれ示す。移動支持体20や押圧ばね25の図示は省略する。駆動部材26のレバー27は、係合部27aと弧状部27bとを有する。係合部27aは、ルーパー21の下部に設けるピン21bに係合してルーパー21を上下動させる。弧状部27bは、ピン21bとの係合時にルーパー21を上昇させるレバー27の揺動方向に、係合部27aから円弧状に続く。なお、ピン21bは、ローラー、またはルーパー21に一体的に設ける突起などでもよく、係合部27aと係合可能であればよい。
図3(a)に示す状態から、駆動軸12が図面の反時計回り方向に回る場合を想定する。(a)のようにレバー27の弧状部27bがルーパー21のピン21bに当接している状態では、ルーパー21は下降している状態を続ける。駆動軸12が反時計方向へ回り続けると、ピン21bは係合部27aに係合するようになり、さらに駆動軸12が反時計方向に回り続けると、係合部27aは係合しているピン21bを介してルーパー21を押上げる。図3(b)は、レバー27がルーパー21を上限まで押上げた状態を示す。この状態では、図1に一点鎖線で示すように、ルーパー21の引込みフック21aは歯口4から上方に突出する。引込みフック21aは、ヤーンフィーダーから供給されて編針のフックに延びる編糸よりも高い位置に上昇させることで、編糸を引込みフック21aの下方に案内することができる。
図4は、駆動部材26の形状を、(a)で正面図として、(b)で(a)の切断線B−Bから見た断面図として示す。レバー27の弧状部27bでは、駆動軸12が挿通される挿通孔の中心26cからの径27rが一定となり、ルーパー21は下降した位置を保つので、弧状部27bはルーパー21の停留区間に対応する。カム28は針床の長手方向についての厚み28tが変化する厚み変化部28aと、中心26cからの径28rが変化する径変化部28bとを有する。厚み変化部28aで厚み28tが薄くなる側には、最も薄い厚みで一定となる薄フラット区間28cが設けられる。薄フラット区間28cには厚み28tが増大する傾斜区間28dが続き、さらに最も厚い厚みで一定となる厚フラット区間28eに続く。径変化部28bで径28rが大きくなる側には、最も大きい径28rで一定となる大径区間28fが設けられる。大径区間28fには、径28rが減少する傾斜区間28gが続き、さらに径28rが小さくなる小径区間28hが設けられる。
図2(a)に示すように、アーム部材24は、当接部24aと当接部24bとの二つに分れた腕を有する。カム28の回動で厚み変化部28aの厚み28tが増加すると、アーム部材24は、回動刃22bが固定刃22aに対して閉じる方向に、回動軸23を駆動する。カム28の回動で径変化部28bの径28rが増加する傾斜区間28gに当接部24bが当接するようになると、アーム部材24は、回動刃22bが固定刃22aに対して開く方向に、回動軸23を駆動する。このような、固定刃22aに対する回動刃22bの回動によるハサミ22の開閉は、アーム部材24およびカム28の形状の組合せによるものであり、組合せを変えれば、径28rの増加でハサミ22が閉じ、厚み28tの増加でハサミ22が開くようにすることもできる。カム28は、厚み28tの増加または径28rの増加のいずれか一方で回動刃22bが固定刃22aに対して開き、いずれか他方で閉じるようにハサミ22を駆動すればよい。
図5、図6および図7は、編糸保持切断装置10の構成を、前針床2および後針床3を省略した状態での横編機1としての正面図、平面図および左側面図でそれぞれ示す。図7では、外フレーム35も省略している。針床の長手方向に関し、内フレーム5間で、駆動軸12および案内軸13を支持し、一方側の内フレーム5に駆動モーター36を取付ける。内フレーム5の外側には、外フレーム35が間隔をあけて設けられ、他方の外フレーム35に移動モーター15が取付けられる。編糸保持切断装置10の移動ユニット11は、内フレーム5間を移動可能である。
図7に示すように、駆動モーター36は、内フレーム5に対して、中心4aで二分されて駆動軸12側となる領域に取付けられる。駆動モーター36の出力軸には歯車37が取付けられ、中間の歯車38,39を介して駆動軸12に取付けられる扇型の駆動歯車40が回動するように駆動する。図8で後述するように、駆動軸12は、90°程度の角度範囲で回動するので、駆動歯車40を扇型にして占有スペースの節約を図っている。
針床の長手方向に関し、移動ユニット11を増設し、二つの移動ユニット11を別個に動作させることも可能である。図7では、案内軸13側の領域が空いているけれども、この領域にも、駆動モーター36等と同様な構成を設けることができる。案内軸13にキー溝を設けて回動するようにしても、駆動軸12の駆動を受ける移動ユニット11の案内には影響しない。すなわち、キー溝を設けた案内軸13は、増設した移動ユニット11に対して駆動軸として機能させることができる。この移動ユニット11に対しては、駆動軸12が回り止め案内手段として機能する。増設した移動ユニット11に対して、移動モーター15などに相当する移動機構を追加することで、二つの移動ユニット11を同等に使用することができる。
二つの移動ユニット11を、二つの方向の編目複合杆と併用すれば、三本胴仕様の手袋を編成することができる。また、二つの移動ユニット11を使用することで、たとえば二色の編糸を使い分けて模様編みを行うような場合にも使用可能となる。二つの移動ユニット11は、編幅の両側に待機させておく。第1色の編糸を使用して編成している間、第1の移動ユニット11は、切断保持用に準備しておき、第2色の端糸を第2の移動ユニット11の編糸保持ばね30で保持する。第2色の編糸の使用に切替える場合、第1色の編糸を第1の移動ユニット11で切断保持してから、第2の移動ユニット11で端糸を保持する第2色の編糸を使用する編成を開始し、編成が進行してから第2色の端糸の保持を解除する。
なお、回り止め案内手段としては、案内軸13ばかりではなく、他の構成、たとえば移動用ラック14などで兼用することもできる。また、移動ユニット11に圧縮空気を供給するパイプを強化して、回り止め案内手段として利用するようにしてもよい。
図8は、移動ユニット11でのルーパー21およびハサミ22の動作を簡略化して示す。(a)は、ルーパー21が下降位置にあり、ハサミ22の回動刃22bが閉じている状態を示す。ルーパー21のピン21bはレバー27の弧状部27bで押えられる。アーム部材24の当接部24aは、カム28の厚フラット区間28eに当接して、ハサミ22が閉じる状態を維持する。当接部24bは、小径区間28hに対向する。矢印に示すように駆動軸12を反時計回りに回すと、レバー27は弧状部27bがピン21bを抑える状態を続け、ルーパー21は上昇が規制されて下降した位置を保つ停留区間となる。アーム部材24は、当接部24bがカム28の径変化部28bの傾斜区間28gに当接するようになり、径28rの増加に応じ、回動刃22bが固定刃22aに対して開くように回動軸23を回す。当接部24aは、厚フラット区間28eに当接する状態から傾斜区間28dに対向する状態に移行する。
(b)は、ルーパー21が上昇規制された下降位置での停留区間を続け、ハサミ22の回動刃22bが固定刃22aに対して開いた状態を示す。アーム部材24の当接部24aは傾斜区間28dに対向する。(b)から矢印の方向に駆動軸12が回ると、ピン21bがレバー27の係合部27aと係合して、レバー27がピン21bを介してルーパー21を押上げる。ルーパー21の押上げで、(c)までに、上端の引下げフック21aが歯口4の上方に突出するようになり、アーム部材24は、当接部24bが大径区間28fに当接する状態となり、当接部24aが薄いフラット区間28cに対向する。編針のフックからヤーンフィーダーに延びる編糸があれば、ルーパー21が上昇する過程で、編糸は引下げフック21aの下方に案内される。ハサミ22は、開いた状態に留まり、停留区間となる。
(c)は、ルーパー21が上昇位置にあり、ハサミ22が開いている状態を示す。駆動軸12の反時計回り方向への駆動を停止し、(c)から(d)に示すように、駆動軸12を時計回り方向に駆動する。ルーパー21は、ピン21bがレバー27の係合部27aと係合しているので、レバー27の時計回り方向への揺動とともに下降する。ハサミ22は、停留区間で開いた状態を保つ。ルーパー21の上昇時に引下げフック21aの下方に案内された編糸は、下降する引下げフック21aで捕捉される。(d)に示す状態は、(b)に示す状態と同等である。ただし、引下げフック21aが編糸を捕捉している場合は、その点で異なる。
(d)は、ピン21bがレバー27の係合部27aから弧状部27bに移行して係合しなくなり、ルーパー21は下降位置で停留区間となる状態を示す。駆動軸12が時計回り方向に回ると、アーム部材24の当接部24aは厚み変化部28aの薄フラット区間28cに当接する状態から傾斜区間28dに当接する状態に移行する。ハサミ22の停留区間は終了し、当接部24aが当接する傾斜区間28dで厚みが増加するので、(e)までに回動刃22bが固定刃22aに対して閉じ、引下げフック21aが捕捉していた編糸を切断する。(e)に示す状態は、(a)に示す状態と同等であり、ルーパー21は下降位置で停留区間となり、ハサミ22は閉じた状態となる。ルーパー21は、(d)から(e)の停留区間で、(a)から(b)の停留区間と同様に上昇が規制される。
図2(b)(c)に示すように、ハサミ22の上部には編糸保持ばね30が設けられ、図8(d)から(e)の間でハサミ22が閉じて編糸を切断する前に、ヤーンフィーダーに向って延びる編糸を編糸保持ばね30で保持する。ハサミ22による切断後は、ヤーンフィーダーから延びる編糸の端糸を編糸保持ばね30で保持する状態を続ける。編糸保持ばね30で保持される端糸は、図8(a)から(b)でハサミ22が開く際に、編糸保持ばね30から解放される。
以上のように、駆動部材26のレバー27は、揺動してもルーパー21が下方に留まる停留区間を有する。カム28は、ハサミ22の回動刃22bが固定刃22aに対して開いた状態に留められる停留区間を有する。ルーパー21の停留区間でハサミ22の回動刃22bが固定刃22aに対して開く開動作、および回動刃22bが固定刃22aに対して閉じる閉動作が行われ、ハサミ22の停留区間でルーパー21の上下動が行われる。
1 横編機
2 前針床
3 後針床
4 歯口
10 編糸保持切断装置
11 移動ユニット
12 駆動軸
13 案内軸
14 移動用ラック
15 移動モーター
16 ピニオン
20 移動支持体
21 ルーパー
21a 引下げフック
21b ピン
22 ハサミ
22a 固定刃
22b 回動刃
23 回動軸
24 アーム部材
26 駆動部材
27 レバー
27a 係合部
27b 弧状部
28 カム
28a 厚み変化部
28b 径変化部
30 編糸保持ばね
36 駆動モーター

Claims (4)

  1. 上下動可能で、上部に引込みフックを備え、歯口下方から上昇させる引込みフックに、歯口上方から編針に供給される編糸を案内し、引込みフックを下降させる際に編糸を捕捉可能なルーパーと、
    固定刃および回動刃を備え、回動刃が上下方向の回動軸回りに回動して、引込みフックで捕捉された編糸を切断するハサミと、
    ルーパーおよびハサミを支持する移動支持体と
    を備える移動ユニットが牽引機構で針床の長手方向に移動可能な横編機の編糸保持切断装置において、
    針床の長手方向に延びるように設けられて移動支持体の移動を案内し、該長手方向回りの回動でルーパーおよびハサミを駆動する駆動軸と、
    駆動軸を回動させるように駆動する駆動源と、
    移動支持体の移動を案内しながら、駆動軸による駆動に対する移動支持体の回り止めを行う回り止め案内手段と、
    駆動軸の回動に従って揺動し、ルーパーを上下動させるレバーと、
    駆動軸の回動を上下方向の回動軸回りの回動に変換してハサミの回動刃を回動させるカムとを含み、
    レバーは、揺動してもルーパーが下方に留まる停留区間を有し、
    カムは、ハサミの回動刃が固定刃に対して開いた状態に留められる停留区間を有し、
    ルーパーの停留区間でハサミの回動刃が固定刃に対して開く開動作、および回動刃が固定刃に対して閉じる閉動作が行われ、
    ハサミの停留区間でルーパーの上下動が行われる
    ことを特徴とする横編機の編糸保持切断装置。
  2. 前記レバーは、
    前記ルーパーの下部に係合してルーパーを上下動させる係合部と、
    ルーパーを上昇させる揺動方向に係合部から円弧状に続くように形成され、前記停留区間に対応する弧状部と
    を有することを特徴とする請求項1記載の横編機の編糸保持切断装置。
  3. 前記回動刃は、前記回動軸の上端に備えられ、
    前記カムは、前記針床の長手方向の厚みが変化する厚み変化部と、前記駆動軸の中心からの径が変化する径変化部とを有し、
    回動軸の下端には、二つの当接部を有するアーム部材が備えられ、
    アーム部材の二つの当接部がカムの厚み変化部と径変化部の表面にそれぞれ当接して、厚みの増加または径の増加のいずれか一方で回動刃が前記固定刃に対して開き、いずれか他方で閉じるように駆動する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の横編機の編糸保持切断装置。
  4. 前記移動ユニットは、編幅の一方と、編幅の他方とに設けられ、
    編幅の一方の移動ユニットの駆動軸と回り止め案内手段は、編幅の他方の移動ユニットではそれぞれ回り止め案内手段と駆動軸となる
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の横編機の編糸保持切断装置。
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