JP2019166701A - プリンタ - Google Patents
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Description
すなわち、本発明は、プリンタであって、
プリント媒体にプリントデータを出力するプリント部と、
自機の固有データを記憶するメモリと、
前記メモリに記憶された前記固有データを、通信インターフェイスを介して出力する第1データ出力部と、
前記メモリに記憶された前記固有データに含まれる一連のデータ値の各々を周波数値に変換し、得られた一連の周波数値にしたがって前記プリント部が備えるモータの駆動周波数を次々と切り替えることによって、前記固有データを前記モータの動作音として出力する、第2データ出力部と、
所定のトリガに応じて、前記第2データ出力部を起動させてこれに前記固有データを出力させる第2データ出力部起動部と、
を備える。
前記所定のトリガが、前記プリント部が備えるセンサが所定の状態を検知することである。
前記センサが受光センサであって、
前記所定の状態が、前記センサの受光量が所定値よりも小さい状態が、所定時間以上維持されることである。
開口部を有する本体部と前記開口部を塞ぐ蓋部とを備えるとともに、内部に前記プリント部を収容する筐体、
を備え、
前記蓋部が開かれた状態において、前記モータの駆動力が駆動対象物に伝達されないようになっている。
実施形態に係るプリンタの構成を、図1〜図3を参照しつつ説明する。図1は、プリンタ100の構成を模式的に示す図である。図2は、プリンタ100の筐体1の蓋部13が開かれた状態を示す図である。図3は、プリンタ100の機能構成の一部を示すブロック図である。
筐体1は、本体部11と、これとヒンジ12を介して接続された蓋部13とを備える。ヒンジ12の周りで蓋部13を回動させて、蓋部13を上方に跳ね上げた状態(図2に示す状態)とすることにより、本体部11に開口部110が形成され、この開口部110を介して、ロール紙9の交換等を行えるようになっている。
プリント部2は、プリント媒体(印刷媒体)であるプリント用紙に対してプリントデータの出力を行う。プリント部2は、筐体1の内部の所定位置に、プリント用紙が巻回されたロール紙9を軸支(回転自在に支持)するための支持部20と、支持部20に軸支されたロール紙9を繰り出すローラ(繰り出しローラ)21と、繰り出されたロール紙9を所定の送出経路に沿って送出するローラ(フィードローラ)22と、を備える。繰り出しローラ21およびフィードローラ22はいずれも、軸方向の長さがロール紙9の幅方向よりも僅かに長い円筒状の部材であって、筐体1の内部の各所定位置に水平姿勢で配置され、その両端において軸受(図示省略)によって軸支される。
制御部3の実体は、各種のモジュールが実装されたプリント基板である。具体的には、該プリント基板には、EEPROM等から構成されるメモリ30と、プリント部2が備える各部21〜27を制御して一連のプリント動作を実行させるためのドライバモジュール31が実装される。また、該プリント基板には、後述する各機能部32〜34を実現するための回路モジュールが実装される。さらに、該プリント基板には、外部機器(例えば、パーソナルコンピュータ、携帯型情報端末、カメラ、等)との通信を行う通信インターフェイス35が設けられる。通信インターフェイス35は、筐体1に設けられたポート(例えば、USBポート)351を含んで構成される。
メモリ30には、自機(プリンタ100)の固有データ301が記憶される。固有データ301とは、具体的には例えば、プリント部2の駆動に必要な設定データ(プリント濃度やプリントモード等の各種設定値、サーマルヘッド23の抵抗値、等)、プリンタ100の保守点検に必要な保守データ(累計プリント枚数、各部品の累計使用回数、各部品の機械特性を示すデータ、エラー履歴、等)である。プリンタ100は、この固有データ301を出力する機能を備えている。以下において、この機能について具体的に説明する。
固有データ301の出力に関する機能要素について、図1〜図3に加え、図4、図5を参照しながら説明する。図4は、固有データ301の出力に用いる変換テーブル302の構成例を示す図である。図5は、モータ223の駆動周波数を切り替えるタイミングを説明するための図である。
次に、固有データ301の出力に関する処理の流れについて、図1〜図5に加え、図6を参照しながら説明する。図6は、固有データ301の出力に関する処理の流れを示す図であり、図6(a)は、通信インターフェイス35が正常に機能している通常の状況において行われる処理の流れを、図6(b)は、通信インターフェイス35が破損する等してこれが正常に機能していない状況において行われる処理の流れを、それぞれ示している。
上記の構成においては、プリンタ100のメモリ30に記憶されている固有データ301を、モータ223の動作音として出力することができるので、固有データ301を、通信インターフェイス35を介さなくとも取り出すことができる。
上記の実施形態において、変換部331は、データ値から周波数値への変換を、変換テーブル302を用いて行うものとしたが、この変換は変換テーブル302を用いる以外の方法でなされてもよい。例えば、所定の数式(変換式)をメモリ30に記憶しておき、この変換式を用いてデータ値を周波数値に変換するものとしてもよい。なお、いうまでもなく、変換テーブル302や変換式等は、プリンタ100とは別のところにオペレータがバックアップしておき、モータ223の動作音の音声データを周波数解析して得られる一連の駆動周波数をデータ値に変換するために用いることができるようにしておく必要がある。
11 本体部
12 ヒンジ
13 蓋部
2 プリント部
20 支持部
21 繰り出しローラ
22 フィードローラ
221 従動ギヤ
222 主動ギヤ
223 モータ
224 伝達ギヤ
23 サーマルヘッド
24 プラテンローラ
25 インクリボン
26 カッタ
27(27a,27b,27c) センサ
3 制御部
30 メモリ
301 固有データ
302 変換テーブル
31 ドライバモジュール
32 第1データ出力部
33 第2データ出力部
331 変換部
332 駆動制御部
34 第2データ出力部起動部
35 通信インターフェイス
351 USBポート
100 プリンタ
Claims (4)
- プリント媒体にプリントデータを出力するプリント部と、
自機の固有データを記憶するメモリと、
前記メモリに記憶された前記固有データを、通信インターフェイスを介して出力する第1データ出力部と、
前記メモリに記憶された前記固有データに含まれる一連のデータ値の各々を周波数値に変換し、得られた一連の周波数値にしたがって前記プリント部が備えるモータの駆動周波数を次々と切り替えることによって、前記固有データを前記モータの動作音として出力する、第2データ出力部と、
所定のトリガに応じて、前記第2データ出力部を起動させてこれに前記固有データを出力させる第2データ出力部起動部と、
を備える、プリンタ。 - 請求項1に記載のプリンタであって、
前記所定のトリガが、前記プリント部が備えるセンサが所定の状態を検知することである、
プリンタ。 - 請求項2に記載のプリンタであって、
前記センサが受光センサであって、
前記所定の状態が、前記センサの受光量が所定値よりも小さい状態が、所定時間以上維持されることである、
プリンタ。 - 請求項1から3のいずれかに記載のプリンタであって、
開口部を有する本体部と前記開口部を塞ぐ蓋部とを備えるとともに、内部に前記プリント部を収容する筐体、
を備え、
前記蓋部が開かれた状態において、前記モータの駆動力が駆動対象物に伝達されないようになっている、
プリンタ。
Priority Applications (1)
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JP2018055631A JP7004904B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | プリンタ |
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JP2018055631A JP7004904B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | プリンタ |
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JP7004904B2 JP7004904B2 (ja) | 2022-01-21 |
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-
2018
- 2018-03-23 JP JP2018055631A patent/JP7004904B2/ja active Active
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JP7004904B2 (ja) | 2022-01-21 |
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