JP3982378B2 - テープ印字装置、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定形状のラベルを複数配列した長尺テープ状のラベルテープと、前記ラベルを有さず、長尺テープ状に形成された印字媒体からなる通常の印字テープとを共用可能なテープ印字装置、及びそれを制御するプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、裏面に粘着剤が予め固着された被印字媒体と剥離紙とを剥離可能に積層させてなる印字テープの被印字媒体表面に、所望の文字列を印字するテープ印字装置が知られている。この種のテープ印字装置では、印字媒体表面に表題やタイトル名を、その場で且つきれいに印字でき、その後書類ファイルの背表紙などに貼付できるなどの使い勝手の良さから、業務用或いは家庭用を問わず広く利用されている。
【0003】
このようなテープ印字装置には、文字列が印字される印字領域のテープ長手方向の長さ(印字長さ)をユーザが設定できる定長設定機能を有するものがあり、この定長設定機能によりユーザは所望の印字長さで印字が行える。また、入力した文字列が、定長設定機能により設定された印字長さに収まらない場合に、印字を行わずにその旨を報知するものがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0004】
また、この種のテープ印字装置に適用可能な印字テープの一つとして、特許文献3に記載されているように、文字や記号が印字されるラベルを、剥離紙上に剥離可能に複数配列させてなる長尺テープ状のラベルテープがある。このラベルテープは、予め所定のサイズでラベルが形成されており、ビデオテープの背面などサイズが予め決められている物品に使用する場合などに、サイズの揃ったラベルを容易に複数得ることができ、非常に利便性が高い。
【0005】
しかしながら、ラベルテープに印字を行う際に定長設定機能を使用しない場合、入力した文字列がラベル領域に収まらず、ラベル外の余白に印字がされることがあり、そのラベルを無駄にしてしまう上、再度文字列の文字サイズ、文字間隔、文字数などを調整して適切に印字できるまで上記作業を繰り返す必要がある。一方、定長設定機能を使用してラベル領域に収まるように印字長さを設定すれば、ラベル内に適切に文字列を印字できる。
【0006】
ところが、定長設定機能により、あるラベルテープに対して印字長さを設定した場合であっても、ラベルのサイズが異なるラベルテープに交換した場合、再度定長設定を行わなければならず非常に手間がかかる。
【0007】
そこで、このようなラベルテープに印字できるテープ印字装置として、特許文献3には、複数種類のラベルに対応する書式フォーマットを用意し、ユーザはその書式フォーマットに従って印字したい文字列を入力することで、その種類のラベル内に文字列を印字することができるテープ印字装置の記載がある。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−318886号公報
【特許文献2】
特開平7−205490号公報
【特許文献3】
特開2000−225746号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献3に記載のテープ印字装置においては、文字列を入力した書式フォーマットに対応するラベル種類と、テープ印字装置に装着されている印字テープのラベル種類とが異なる場合、印字を行うことができない。したがって、装着されている印字テープのラベル種類に対応する書式フォーマットに変更して、さらに文字列の入力を行わなければならず、非常に煩雑な作業を要する。
また、通常の印字テープと異なり、ラベルテープのラベルには、四隅の面取りや縁取り模様などの特別な形状・模様を有している場合が多い。したがって、仮に通常の印字テープとラベルテープとが同一長さであった場合、視覚的に、適切な文字列の配置は、通常の印字テープとラベルとでは異なる。このような場合に、ユーザがテープ種類毎に印字フォーマットを設定し直さなければならないとすれば、ユーザに対して非常に煩雑な作業負担を課するものであり、特に、同一の文字列を用いて、通常の印字テープとラベルテープとの双方に印字を行う場合に不都合であった。
【0010】
そこで、本発明は、通常の印字テープとラベルテープとが使用可能であって、ラベルテープが装着された場合の印字制御を適切に行うことにより、ユーザの作業負担を増加させずにラベルへの好適な印字を行うことができるテープ印字装置、及びそのテープの印字装置を制御するプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
請求項1に記載のテープ印字装置は、文字列が印字される被印字媒体であるラベルを長尺テープ状の剥離テープ上に剥離可能に複数配列してなるラベルテープと、前記ラベルを有さず、文字列が印字される長尺テープ状の被印字媒体と前記剥離テープとを剥離可能に積層してなる印字テープとに印字可能であるテープ印字装置であって、当該テープ印字装置に装着されているテープが、前記ラベルテープであるか否かを判断するテープ種類判断手段と、前記テープ種類判断手段により、前記ラベルテープが装着されていると判断された場合、当該ラベルテープの長手方向における前記ラベルの長さであるラベル長及び当該ラベルの種類毎に設定された印字領域の前記長手方向の長さを検出するラベル長検出手段と、前記ラベル長検出手段の検出結果に基づいて、印字対象の文字列が前記印字領域の前記長手方向の長さに収まるか否かを判断する長手方向判断手段と、前記長手方向判断手段によって、前記文字列が前記印字領域の前記長手方向の長さに収まらないと判断された場合に、当該文字列を縮小する印字サイズ調整手段とを備えており、前記印字領域の前記長手方向の長さが前記ラベル長の範囲内において変更可能となっており、文字列を印字する前記ラベルテープ及び前記印字テープの長手方向の長さである定長が設定可能となっており、前記ラベル長検出手段の検出結果に基づいて前記定長が前記ラベル長以下であると判断されたとき、前記印字領域の前記長手方向の長さが前記定長に基づいて決定されることを特徴とする。
請求項6に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項1のようなテープ印字装置として機能させるためのプログラムである。
【0012】
請求項1、請求項6によると、装着されているテープがラベルテープである場合は、定長設定をしていなくても、印字対象の文字列がラベル長以下に自動的に収まるように文字列が縮小されるので、ユーザの操作負担が軽減される。また、ユーザに複雑な操作を要求することなく、ラベルの種類毎に応じた見栄えの良い印字を得ることができる。
【0013】
請求項2に記載のテープ印字装置は、前記印字サイズ調整手段は、前記文字列を構成する文字の文字サイズを小さくすることにより当該文字列を縮小する文字サイズ調整手段を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項2のようなテープ印字装置として機能させるためのプログラムである。
請求項2、請求項7によると、文字の書体を維持した状態でラベル内に印字されるため、文字列の視認性のよい見た目にも好適なラベルが得られる。
【0014】
請求項3に記載のテープ印字装置は、請求項1又は請求項2に記載のテープ印字装置において、前記印字サイズ調整手段は、前記文字列の文字間隔を小さくすることにより当該文字列を縮小する文字間隔調整手段を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項3のようなテープ印字装置として機能させるためのプログラムである。
請求項3、請求項8によると、文字の書体と文字サイズを維持した状態でラベル内に印字されるため、文字の視認性に優れたラベルが得られる。
【0015】
請求項4に記載のテープ印字装置は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のテープ印字装置において、前記印字サイズ調整手段により縮小された文字列が、前記印字領域の前記長手方向の長さに収まらない場合には、その旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
請求項9に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項4のようなテープ印字装置として機能させるためのプログラムである。
請求項4、請求項9によると、縮小された文字列がラベル内に印字不可能な場合、その旨が報知されるので、ユーザは迅速に対処することができる。
【0016】
【0017】
【0018】
請求項5に記載のテープ印字装置は、請求項4に記載のテープ印字装置において、前記報知手段は、前記文字列を前記ラベル長に収めるための対処方法をさらに報知することを特徴とする。
請求項10に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項5のようなテープ印字装置として機能させるためのプログラムである。
請求項5、請求項10によると、文字列がラベルに印字不可能な場合、その対処方法が報知されるので、ユーザはより適切に対処することができる。
【0019】
尚、請求項6から請求項10に記載のプログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などのリムーバブル型記録媒体に記録して配布可能(請求項11)である他、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
以下、本発明のテープ印字装置の第1の実施の形態であるテーププリンタについて図面を参照しつつ説明する。
【0021】
図1は、本実施の形態におけるテーププリンタの外観を示す外観斜視図である。テーププリンタ1は、その上面に文章入力キー、カーソルキー、機能割付けキー(定長設定キー、印字キーなどがある。)などの多数のキーからなるキーボード3を有している。また、キーボード3の後方には、液晶ディスプレイ2が備えられており、この液晶ディスプレイ2には、キーボード3による入力内容などが表示される。また、テーププリンタ1は、その内部にテーププリンタ1全体を制御する制御部4、後述する印字用のテープ50に印字を行うためのテープ駆動印字機構10及びテープ50を切断するためのカッタ15(図2参照)が配設されている。また、テーププリンタ1の側部には、印字されたテープ50がカッタ15で切断された後排出される排出口7が形成されている。
【0022】
次に、図2を参照しつつ、図1のテーププリンタ1のカセット装着部に装着されるテープカセットについて説明する。図2は、テープカセット20が装着された状態のテープ駆動印刷機構を示す平面図である。テープカセット20は、テーププリンタ1内のカセット装着フレーム11に着脱自在に装着されている。また、テープカセット20は、上方が開放された箱型の下側部材20aの上方に図示しない上側部材を組み付けて構成されており、下側部材202の内部には、テープスプール22、第1ガイド部材23、第2ガイド部材24と、搬送ローラ19とが設けられている。後に詳述するロール状に巻回された長尺のテープ50(50a、50b)は、テープカセット20内のテープスプール22に組み付けられている。テープ50には、その幅やラベル領域の形状が異なる複数の種類が存在する。
【0023】
テープカセット20の下側部材20aの外側底面には、2つの孔21が施されている。但し、本実施の形態では、テープの種類の判別箇所は4つであり、図2の例では、そのうち中央の2箇所のみに孔21が施され、両側2箇所には孔が施されていない。一方、テーププリンタ1本体のカセット装着部内側底面には、上記4つの判別箇所に対応する位置に配置され、且つ、バネなどにより上方に付勢された4つのピンから構成されるテープ種類検出スイッチ5(図6参照)が設けられている。
【0024】
従って、ユーザが使用するテープカセット20をテーププリンタ1のカセット装着部に装着すると、カセット装着部内側底面に設けられたテープ種類検出スイッチ5の4つのピンのうち中央の2つのピンは、テープカセット20の底面に施された2つの孔21に貫挿されるが、両側の2つのピンは、バネの弾性力に抗してテープカセット20の底面により押圧される。但し、テープカセット20に施される孔のパターン、即ち、4つの判別箇所に孔を施すか否かの組み合わせはテープの種類毎に異なり、テーププリンタ1は各ピンを押圧されたか否かを検出することによってテープカセット20の種類、つまり、テープカセット20内のテープ50の種類を判別する。
【0025】
次に、図2を参照しつつ、上記テープカセット20が装着されたテーププリンタ1内におけるカセット装着部の構成、及びテーププリンタ1のテープ駆動印字機構について説明する。テーププリンタ1のカセット装着部には、カセット装着フレーム11が配置されており、このカセット装着フレーム11には、図2に示すようにアーム16が軸16aに揺動可能に軸支されている。アーム16の先端には、特にゴムなどの可撓性部材を表面に有するプラテンローラ17及び圧着ローラ18が回転自在に取り付けられている。アーム16は、テープカセット20が装着されていない状態では、サーマルヘッド13から離隔する位置にある。一方、テープカセット20が装着されると、アーム16は、図示しない移動機構によりプラテンローラ17及び圧着ローラ18がテープ50を介してサーマルヘッド13に圧接するように移動する。
【0026】
カセット装着フレーム11からは、プレート12が立設している。プレート12のプラテンローラ17側には、多数の発熱素子が図2の紙面に対して垂直方向に一列に配列されたサーマルヘッド13が配置されている。そして、テープカセット20がカセット装着フレーム11内の所定位置に装着されると、テープカセット20に形成されたヘッド収容部14にプレート12が嵌合するようになっている。
【0027】
さらに、カセット装着フレーム11には、図示しない搬送ローラ駆動軸が立設されており、この搬送ローラ駆動軸は、テープカセット20がカセット装着フレーム11の所定位置に装着されると、テープカセット20内の搬送ローラ19内に挿入される。
【0028】
また、カセット装着フレーム11には、駆動源となるDCモータ8が取り付けられており、図示しない駆動力伝達機構を介して、搬送ローラ駆動軸、プラテンローラ17、及び圧着ローラ18にその駆動力が伝達される。テープカセット20が装着された状態で、DCモータ8が駆動されると、搬送ローラ駆動軸の回転に伴い、搬送ローラ19が図2における矢印の方向(時計回り方向)に回転する。そして、テープスプール22に巻き回されて収納されているテープ50は、搬送ローラ19の回転により生じた駆動力により巻き解かれつつ、図2の矢印で示す方向に搬送される。
【0029】
テープスプール22から巻き解かれたテープ50は、第1ガイド部材23及び第2ガイド部材24に案内されつつ、プラテンローラ17によりサーマルヘッド13に圧接される。
【0030】
このようにして、テープ50は、プラテンローラ17とサーマルヘッド13とによって挟持された状態で搬送されつつ、サーマルヘッド13の発熱素子に選択的且つ間欠的に通電が行われることにより、テープ50の表面に所望の画像が形成される。そして、所望の画像が形成された後、テープ50は上述のように互いに圧接された搬送ローラ19と圧着ローラ18との間を通過し、さらに下流に配置されたカッタ15により切断される。
【0031】
カッタ15は、固定刃15aに対して回動歯15bが回動して切断対象物を剪断する形式であり、回動刃15bはカッタ用のDCモータ(図6のカッタ駆動モータ9)によって往復揺動されることでテープ50を切断する。
【0032】
次に、図3(a)、(b)を参照しつつ、テープカセット20に収納される長尺のテープ50の一形態である印字テープ50aの構成について説明する。図3(a)に示す印字テープ50aには、文字や記号からなる文字列の印字が施される被印字シート51aがあり、後述するラベルテープ50bと異なり、被印字シート51aには切り込みが設けられていない。図3(b)は、図3(a)のX−X’線に関する断面図であり、印字テープ50aは、粘着層53を介して互いに接着された感熱材料からなる被印字シート51aと粘着層53と接する側の面にシリコン樹脂などにより離型処理された剥離紙52bとから構成されている。
【0033】
上記のような構成の長尺の印字テープ50aは、剥離紙52aを外側にしてロール状に巻き回され、テープカセット20内のテープスプール22に組みつけられる。そして、テープカセット20をテーププリンタ1のカセット装着部に装着させ、テーププリンタ1を駆動させると、被印刷シート51aの表面にサーマルヘッド13による印字が施され、その後、カッタ15で切断されて排出口7から排出される。排出口7から排出された印字テープ50aの一片は、印字が施された被印刷シート51aを剥離紙52aから剥がすことで、粘着層53により任意の場所に貼り付けることが可能なラベルとして用いられる。
【0034】
さらに、図4(a)、(b)を参照しつつ、テープカセット20に組み込まれる長尺のテープ50の一形態であるラベルテープ50bの構成について説明する。図4(a)に示すラベルテープ50bには、四隅を曲線状に面取りした矩形状等の所定の平面形状を有するラベル51bBが長手方向全長にわたって離隔配置されている。図4(b)は図4(a)のY−Y’線に関する断面図であり、ラベルテープ50bは、粘着層53を介して互いに接着された感熱材料からなる被印刷テープ51bと表面が離型処理された剥離紙52bとから構成されている。ラベルテープ50bのうち被印刷テープ51bのみ切り込み(切断ライン)54を入れることで、被印刷テープ51bがラベル51bBとその他の領域(フレーム)51bAとに分割されている。
【0035】
上記のような構成の長尺のラベルテープ50bは剥離紙52bを外側にしてロール状に巻き回され、テープカセット20内のテープスプール22に組みつけられる。そして、テープカセット20をテーププリンタ1のカセット装着部に装着させ、テーププリンタ1を駆動させると、被印刷テープ51bのラベル51bB表面にサーマルヘッド13による印字が施され、その後、カッタ15によって各ラベル51bBの間で切断されて排出口7から排出される。排出口7から排出されたラベルテープ50bの一片は、印字が施されたラベル51bBを剥離紙52bから剥がすことで、粘着層53により任意の場所に貼り付けることが可能なラベルとして用いられる。
【0036】
上述した印字テープ50aには、テープ幅Wa1が24mm、18mm、12mm、9mm、6mmなど複数種類がある。また、ラベルテープ50bには、例えばテープ幅が24mmでラベル51bBのサイズの異なる複数種類(ファイル用、VHSカセット用、MD用など)がある。尚、ラベルテープ50bのラベル51bBには、ラベル51bBのテープ長手方向の長さ(ラベル長)Lb1が、ラベル51bBのテープ幅方向(ラベル幅)Wb1より大きいもの、等しいもの、小さいものなどがある。テーププリンタ1は、上記複数の種類のテープに印字可能であり、テープ幅、またはラベル幅や、ラベル長から余白を除いた印字領域に印字を行う。
【0037】
後述する制御部4のフラッシュメモリ44に記憶されているテープ判別用テーブルには、テープの種類(テープ幅24mmの印字テープ50a、テープ幅18mmの印字テープ50aなど、ファイル用のラベルテープ50b、VHSカセット用のラベルテープ50bなど)と、テープ種類検出スイッチ5の押圧パターン(4つのピンのうちどのピンが押された状態で、どのピンが押されていない状態であるかを示すパターン)と、が関連付けられている。さらに、テープ判別用テーブルには、印字テープ50aの場合には、夫々のテープ種類に応じて、図3に示す上余白(テープの上端と文字列が印字される印字領域の上端との間隔)Ma1の値、下余白(テープの下端と印字領域の下端との間隔)Ma2のデフォルト値などが格納されている。また、印字領域の左端に設けられる左余白Ma3のデフォルト値、及び右余白Ma4のデフォルト値も格納されている。また、テープ判別用テーブルには、ラベルテープ50bの場合には、図4に示すように、ラベル51bBのテープ長手方向の寸法(ラベル長)Lb1の値、ラベル51bBのテープ幅方向の寸法(ラベル幅)Wb1の値、上余白(ラベル51bBの上端と文字列が印字される印字領域の上端との間隔)Mb1、下余白(ラベル51bBの下端と印字領域の下端との間隔)Mb2、左余白(ラベル51bBの左端と印字領域の左端との間隔)Mb3、右余白(ラベル51bBの右端と印字領域の右端との間隔)Mb4のデフォルト値などが複数種類の形状を有するラベル51bBについて、それぞれ格納されている。
【0038】
以下、本実施の形態におけるテーププリンタ1の制御部4について、図5を参照しつつ説明する。図5は、テーププリンタ1の制御部4を説明するためのブロック図である。
【0039】
制御部4は、図5に示すように、CPU41と、ROM42、RAM43と、フラッシュメモリ44と、入出力インターフェース45とを備えており、入出力インターフェース45には、液晶ディスプレイ2及びキーボード3、並びにテープ駆動印字機構10のテープ種類検出スイッチ5、DCモータ8、カッタ駆動モータ9及びサーマルヘッド13などが接続されている。
【0040】
CPU(Central Processing Unit)41は、各種演算及び処理を行うものであって、中央演算処理装置として機能する。本実施の形態におけるCPU41は、図7、図8及び図9に示す印字処理を実行する。
【0041】
ROM(Read Only Memory)42は、読み出し専用の記憶装置であって、テーププリンタ1の主記憶装置の一部を構成するものである。このROM42には、システムプログラムなど、各種プログラムが格納されている。RAM(Random Access Memory)43は、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置であって、ROM42と同様にテーププリンタ1の主記憶装置の一部を構成するものである。RAM43には、キーボード3を利用してユーザによって入力された文字列を格納する印字データ格納エリアや、データ処理の中間結果を格納するためのワークエリアなどがある。
【0042】
フラッシュメモリ44は、読み出し・書き込み可能であって、電源オフ時にも記憶したデータが消去されずに記憶し続けることが可能な記憶装置である。フラッシュメモリ44には、図7、図8及び図9に示す印字処理をテーププリンタ1に実行させるためのプログラムなどが記憶されている。尚、後述する第2の実施の形態においては、図7、図8及び図11に示す印字処理をテーププリンタ1に実行させるためのプログラムなどが記憶される。また、後述する第3の実施の形態においては、図7、図8及び図13に示す印字処理をテーププリンタ1に実行させるためのプログラムなどが記憶される。また、フラッシュメモリ44には、上述したテープ判別用テーブルが格納されている。
【0043】
さらに、本実施の形態におけるCPU41の機能を図6を参照しつつ説明する。図6は、CPU41の本実施の形態における主な機能を説明するための機能ブロック図である。
【0044】
CPU41は、図6に示すように、テープ種類判断部61、ラベル長検出部62、長手方向判断部63、印字サイズ調整部64、及び報知制御部65などとして機能する。
【0045】
テープ種類判断部61は、テープ種類検出スイッチ5の検出結果である押圧パターンに基づいて、フラッシュメモリ44に格納されているテープ判別用テーブルから当該押圧パターンに対応するテープの種類を特定する。そして、テープ種類判断部61は、この結果に基づいて、テーププリンタ1のカセット装着部に装着されているテープカセット20内のテープ50がラベルテープ50bであるか、或いは、印字テープ50aであるかを判断する。
【0046】
ラベル長検出部62は、テープ種類検出スイッチ5の検出結果である押圧パターンに基づいて、フラッシュメモリ44に格納されているテープ判別用テーブルから当該押圧パターンに対応するテープの種類を特定する。そして、ラベル長検出部62は、この結果に基づいて、テープ判別用テーブルからラベル51bBのテープ長手方向の長さ(ラベル長)Lb1の値、左余白Mb3のデフォルト値、及び右余白Mb4のデフォルト値を取得する(印字領域のテープ長手方向の長さを取得する)。
【0047】
長手方向判断部63は、ラベル長検出部62によって取得したラベル長Lb1の値、左余白Mb3のデフォルト値及び右余白Mb4のデフォルト値、並びに、印字する文字列の印字イメージに基づいて、印字イメージ(印字する文字列)がラベル51bBから左余白及び右余白を除いた印字領域(テープ長手方向)に入るか否かを判断する。
【0048】
印字サイズ調整部64は、文字サイズ調整部66を備えている。文字サイズ調整部66は、長手方向判断部63によって印字する文字列がラベル51bBから左余白及び右余白を除いた印字領域に入らないと判断された場合に、文字サイズを一段階ずつ小さくすることにより当該文字列を縮小する。尚、文字サイズを一段階ずつ小さくする手順として、文字のフォントを計算により一定サイズ小さくしていく手順や、複数の文字サイズのフォントを格納したテーブルを利用して小さくしていく手順などが考えられる。
【0049】
報知制御部65は、印字サイズ調整部64によって文字列を縮小しても、文字列がラベル51bBから左余白及び右余白を除いた印字領域に入らない場合に、その旨を液晶ディスプレイ2に表示する。これとともに、報知制御部65は、予め表示内容として決まっている対処方法(半角にする、文字フォントを代える、など)を液晶ディスプレイ2に表示する。従って、報知制御部65と液晶ディスプレイ2とにより、報知手段が構成される。
【0050】
以下、テーププリンタ1が行う印字処理について図7、図8及び図9を参照しつつ説明する。図7〜図9は、印字処理におけるテーププリンタ1のCPU41の動作手順を説明するためのフローチャートである。
【0051】
図7のメインフローに示すように、ステップS101(以下、ステップS101と略す。以下のステップも同様)において、システムの初期化(イニシャル)処理を行い、S102の処理へ移行する。
【0052】
S102において、テープ種類判断部とラベル長検出部により、テープ種類や、その種類に応じた余白幅のデフォルト値を取得し、RAM43に記憶する。この余白幅は、テープ種類により異なる初期設定値であり、ユーザにより変更可能である。
【0053】
S103において、キーボード3からの押下信号があったか否か、つまりユーザによるキー入力があったか否かを判定する。ユーザによるキー入力がなかったと判定された場合には(S103:NO)、S103の処理へ戻って、ユーザによるキー入力の監視を継続して行う。一方、ユーザによるキー入力があったと判定された場合には(S103:YES)、S104の処理へ移行する。
【0054】
S104において、キーボード3からの押下信号に基づいて、ユーザによって入力されたキーが文章入力キーか否かを判定する。文章入力キーであると判定された場合には(S104:YES)、S105の処理へ移行する。そして、S105において、ユーザにより入力された文章入力キーの内容をRAM43の印字データ格納エリアに書き込み、さらに、ユーザにより入力された文章入力キーの内容を液晶ディスプレイ2に表示する。そして、S103の処理へ戻って、ユーザによるキー入力を監視する。一方、文章入力キーでないと判定された場合には(S104:NO)、S106の処理へ移行する。
【0055】
S106において、キーボード3からの押下信号に基づいて、ユーザによって入力されたキーが定長設定キーか否かを判定する。定長設定キーであると判定された場合には(S106:YES)、S107の処理へ移行する。そして、S107において、定長設定処理(図8参照)が行われ、S103の処理へ戻って、ユーザによるキー入力を監視する。一方、定長設定キーでないと判定された場合には(S106:NO)、S108の処理へ移行する。
【0056】
S108において、キーボード3からの押下信号に基づいて、ユーザによって入力されたキーが印字キーか否かを判定する。印字キーであると判定された場合には(S108:YES)、S109の処理へ移行し、S109において、イメージ発生印字処理(図9参照)が行われ、S103の処理へ戻って、ユーザによるキー入力を監視する。一方、印字キーでないと判定された場合には(S108:NO)、S110の処理へ移行し、S110において、ユーザによって入力されたキーに応じた処理(その他の処理)が行われ、S103の処理へ戻って、ユーザによるキー入力を監視する。ここで、「その他の処理」には、例えば、ユーザが余白幅をデフォルト値から変更する処理等が含まれる。変更された値は、RAM43に記憶される。即ち、ユーザは、余白幅を適宜設定することにより(最小は0)、ラベル51bBの長さ方向の印字領域を任意に指定することができる。そして、印字領域のデフォルト値は、ラベル51bBの形状(ラベル幅、四隅の形状等)に応じて、印字される文字列の配置がラベル51bBの外形等との関係で視覚的なバランスが良好となるように設定されており、ラベル51bBの形状が異なれば異なるように設定されている。
【0057】
以下、図7の定長設定処理(S107)について図8を参照しつつ説明する。S201において、ユーザは、文字列を印字するテープ長手方向の長さを設定し、その設定値をRAM43に格納する。
【0058】
S202において、S201でのユーザによる設定値が設定可能範囲内であるか否か、つまり当該設定値がテーププリンタ1の仕様によって決められた印字することができるテープ長手方向の最大の長さ以下であるか否かを判定する。ユーザによる設定値が設定可能範囲であると判定されなかった場合には(S202:NO)、S201の処理へ戻り、再度ユーザによりテープ長手方向の長さの設定が行わせる。一方、ユーザによる設定値が設定可能範囲であると判定された場合には(S202:YES)、図7に示すS103に戻る。
【0059】
以下、図7のイメージ発生印字処理(S109)について図9を参照しつつ説明する。S301において、RAM43の印字データ格納エリアに格納されているユーザによって入力された文字列に基づいて、当該文字列の印字イメージを発生させる。そして、S302の処理へ移行する。
【0060】
S302において、CUP41のテープ種類判断部61は、テーププリンタ1に装着されているテープカセット20内のテープ50が、ラベルテープ50bであるか否かを判断する。テープ50がラベルテープ50bであると判断された場合には(S302:YES)、S303の処理へ移行する。一方、テープ50がラベルテープ50bでない、つまり印字テープ50aであると判断された場合には(S302:NO)、S309の処理へ移行する。
【0061】
S303において、CPU41のラベル長検出部62は、テーププリンタ1に装着されているラベルテープ50bのテープ長手方向の長さ(ラベル長)Lb1の値、左余白Mb3のデフォルト値及び右余白Mb4のデフォルト値を検出する。そして、S304の処理へ移行する。
【0062】
S304において、CPU41の長手方向判断部63は、S303でのラベル長検出部62の検出結果、及びS301又は後述するS306で発生させた印字イメージに基づいて、当該印字イメージがラベル51bBから左余白及び右余白を除いた印字領域に入るか否かを判断する。ここで、ユーザにより左余白及び右余白が変更されている場合は、変更後の値により印字領域が決定される。
S304の判断ステップにおいて印字イメージが印字領域に入ると判断された場合には(S304:YES)、S307の処理へ移行する。そして、S307において、印字領域に入ると判断された印字イメージに基づいて、サーマルヘッド13などの駆動を制御しつつ、ユーザによって入力された文字列をラベルテープ50bのラベル51bBに印字する。そして、図7に示すS103に戻る。
一方、S304の判断ステップで印字イメージが印字領域に入らないと判断された場合には(S304:NO)、S305の処理へ移行する。
【0063】
S305において、文字サイズを小さくすることができるか否かを判定する。この判定は、例えば、印字可能な最小の文字サイズが予め決められており、現在の文字サイズと最小の文字サイズとを比較することにより行われる。
S305の判定ステップにおいて文字サイズを小さくすることができると判定された場合には(S305:YES)、S306の処理へ移行する。そして、S306において、CPU41の印字サイズ調整部64の文字サイズ調整部66は、文字サイズを一段階小さくすることにより文字列の印字サイズを小さくし、その文字サイズで文字列の印字イメージを再発生させる。そして、S304の処理へ戻る。
一方、S305の判定ステップで文字サイズを小さくすることができないと判定された場合には(S304:NO)、S308の処理へ移行する。そして、S308において、CPU41の報知制御部65は、液晶ディスプレイ2にユーザによって入力された文字列が印字領域に入らない旨と、その対処方法(文字を半角にする、文字フォントを代える、など)を表示し(エラー報知)、図7に示すS103に戻る。
【0064】
つまり、印字イメージが設定された印字領域に入ると判断されるまで、文字サイズが一段階ずつ小さくされていく。印字イメージが印字領域に入る場合には、当該印字イメージに基づいてユーザによって入力された文字列がラベル51bBに印字される。 また、文字サイズを小さくしていく過程において、最終的に文字サイズを小さくすることが不可能である場合、エラー報知が行われる。
【0065】
S302において装着されているテープ50がラベルテープ50bでないと判断された場合(S302:NO)、S309において、ユーザによって定長設定キーにより、文字列を印字するテープ長手方向の長さ(定長)が設定されている(定長設定)か否かを判定する。定長設定であると判定された場合には(S309:YES)、S310の処理へ移行する。一方、定長設定でないと判定された場合には(S309:NO)、S311の処理へ移行する。
【0066】
S310において、S301で発生させた印字イメージがRAM43に記憶されている図8のS201でユーザによって設定されたテープ長手方向の長さ(定長)の範囲内に入るか否かを判定する。入ると判定された場合には(S310:YES)、S311の処理へ移行する。一方、入らないと判定された場合には(S310:NO)、S312の処理へ移行する。そして、S312において、液晶ディスプレイ2にユーザによって入力された文字列が定長の範囲内に入らない旨と、その対処方法(文字を半角にする、文字フォントを代える、など)を表示し(エラー報知)、図7に示すS103に戻る。
【0067】
S311において、S301で発生させた印字イメージに基づいて、サーマルヘッド13などの駆動を制御しつつ、ユーザによって入力された文字列を印字テープ50aに印字する。そして、図7に示すS103に戻る。
【0068】
以上説明したように、第1の実施の形態によると、定長設定をしていなくても装着されているテープ50がラベルテープ50bである場合は、印字対象の文字列が印字領域に自動的に収まるように印字サイズ調整部64の文字サイズ調整部66によって文字列が縮小されるので、ユーザの操作負担が軽減される。
【0069】
また、文字サイズ調整部66は、文字列を構成する文字の文字サイズを小さくすることによって文字列を縮小するので、文字の書体を維持した状態でラベル51bBの印字可能範囲内に文字列が印字される。この結果、見た目にも好適なラベル51bBが得られる。
【0070】
さらに、ラベル51bBの長手方向の両端に、ラベル51bBの形状、サイズに応じた余白(左余白及び右余白)が設けられて文字列がラベル51bBに印字されるので、見た目にも好適なラベル51bBが得られる。
【0071】
さらに、文字列を縮小しても、文字列がラベル51bBの印字可能範囲の長手方向に入らない場合には、その旨が報知されるので、ユーザは迅速に対処することができる。さらに、その対処方法が併せて報知されるので、ユーザはより適切に対処することができる。
【0072】
[第2の実施の形態]
以下、本発明の第2の実施形態におけるテーププリンタ1について図面を参照しつつ説明する。尚、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
【0073】
以下、第2の実施の形態におけるCPU41aの機能を図10を参照しつつ説明する。図10は、CPU41aの第2の実施の形態における主な機能を説明するための機能ブロック図である。但し、第2の実施の形態におけるCPU41aは、図7、図8、及び図11(後述)の印字処理を実行する。尚、第1の実施の形態と実質的に同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0074】
CPU41aは、図10に示すように、テープ種類判断部61と、ラベル長検出部62と、長手方向判断部63と、印字サイズ調整部64aと、報知制御部65などとして機能する。
【0075】
印字サイズ調整部64aは、文字間隔調整部67a及び文字サイズ調整部66aを備えている。文字間隔調整部67aは、長手方向判断部63によって印字する文字列が印字領域に入らないと判断された場合に、文字間隔を一段階ずつ詰めることにより当該文字列を縮小する。尚、文字間隔を一段階ずつ小さくする手順として、一定間隔詰めていく手順や、複数の文字間隔を格納したテーブルを利用して間隔を詰めていく手順などが考えられる。
文字サイズ調整部66aは、長手方向判断部63によって印字する文字列が印字領域に入らないと判断された場合に、文字サイズを一段階ずつ小さくすることにより当該文字列を縮小する。尚、文字サイズを一段階ずつ小さくする手順として、文字のフォントを計算により一定サイズ小さくしていく手順や、複数の文字サイズのフォントを格納したテーブルを利用して小さくしていく手順などが考えられる。
【0076】
以下、テーププリンタ1が行う図7のイメージ発生印字処理(S109)について図11を参照しつつ説明する。図11は、印字処理におけるテーププリンタ1のCPU41aの動作手順を説明するためのフローチャートである。尚、第2の実施の形態におけるテーププリンタ1においても、上述した図7及び図8と実質的に同様の処理が行われる。
【0077】
S401において、RAM43の印字データ格納エリアに格納されているユーザによって入力された文字列に基づいて、当該文字列の印字イメージを発生させる。そして、S402の処理へ移行する。
【0078】
S402において、CUP41aのテープ種類判断部61は、テーププリンタ1に装着されているテープカセット20内のテープ50が、ラベルテープ50bであるか否かを判断する。テープ50がラベルテープ50bであると判断された場合には(S402:YES)、S403の処理へ移行する。一方、テープ50がラベルテープ50bでない、つまり印字テープ50aであると判断された場合には(S402:NO)、S411の処理へ移行する。
【0079】
S403において、CPU41aのラベル長検出部62は、テーププリンタ1に装着されているラベルテープ50bのテープ長手方向の長さ(ラベル長)Lb1の値、左余白Mb3のデフォルト値及び右余白Mb4のデフォルト値を検出する。そして、S404の処理へ移行する。
【0080】
S404において、CPU41aの長手方向判断部63は、ラベル長検出部62の検出結果、及びS401、後述するS406又は後述するS408で発生させた印字イメージに基づいて、当該印字イメージがラベル51bBから左余白及び右余白を除いた印字領域に入るか否かを判断する。ここで、ユーザにより左余白及び右余白が変更されている場合は、変更後の値により印字領域が決定される。
S404の判断ステップにおいて印字イメージが印字領域に入ると判断された場合には(S404:YES)、S409の処理へ移行する。そして、S409において、印字領域に入ると判断された印字イメージに基づいて、サーマルヘッド13などの駆動を制御しつつ、ユーザによって入力された文字列をラベルテープ50bのラベル51bBに印字する。そして、図7に示すS103に戻る。
一方、S404の判断ステップで印字データが印字領域に入らないと判断された場合には(S404:NO)、S405の処理へ移行する。
【0081】
S405において、CPU41aは、文字間隔を詰めることができるか否かを判定する。この判定は、例えば、文字間隔の最小値が予め決められており、現在の文字間隔と文字間隔の最小値とを比較することにより行われる。
S405の判定ステップにおいて文字間隔を詰めることができると判定された場合にはS405:YES)、S406の処理へ移行する。そして、S406において、CPU41aの印字サイズ調整部64aの文字間隔調整部67aは、文字間隔を一段階詰めることにより印字サイズを小さくし、その文字間隔で文字列の印字イメージを再発生させる。そして、S404の処理へ戻る。
一方、S405の判定ステップにおいて文字間隔を小さくすることができないと判定された場合には(S405:NO)、S407の処理へ移行する。
【0082】
S407において、文字サイズを小さくすることができるか否かを判定する。この判定は、例えば、印字可能な最小の文字サイズが予め決められており、現在の文字サイズと最小の文字サイズとを比較することにより行われる。
S407の判定ステップにおいて文字サイズを小さくすることができると判定された場合には(S407:YES)、S408の処理へ移行する。そして、S408において、CPU41aの印字サイズ調整部64aの文字サイズ調整部66aは、文字サイズを一段階小さくすることにより文字列の印字サイズを小さくし、その文字サイズで文字列のイメージを再発生させる。そして、S404の処理へ戻る。
一方、S407の判定ステップにおいて文字サイズを小さくすることができないと判定された場合には(S407:NO)、S410の処理へ移行する。そして、S410において、CPU41aの報知制御部65は、液晶ディスプレイ2にユーザによって入力された文字列が印字領域に入らない旨と、その対処方法(文字を半角にする、文字フォントを代える、など)を表示し(エラー報知)、図7のS103に戻る。
【0083】
S402において装着されているテープ50がラベルテープ50bではないと判定された場合(S402:NO)、S411において、ユーザによって定長設定キーにより、文字列を印字するテープ長手方向の長さ(定長)が設定されている(定長設定)か否かを判定する。定長設定であると判定された場合には(S411:YES)、S412の処理へ移行する。一方、定長設定でないと判定された場合には(S411:NO)、S413の処理へ移行する。
【0084】
S412において、S401で発生させた印字イメージが、RAM43に記憶されている図8のS201でユーザによって設定されたテープ長手方向の長さ(定長)の範囲内に入るか否かを判定する。入ると判定された場合には(S412:YES)、S413の処理へ移行する。一方、入らないと判定された場合には(S412:NO)、S414の処理へ移行する。そして、S414において、液晶ディスプレイ2にユーザによって入力された文字列が定長の範囲内に入らない旨と、その対処方法(文字を半角にする、文字フォントを代える、など)を表示し(エラー報知)、図7に示すS103に戻る。
【0085】
S413において、S401で発生させた印字イメージに基づいて、サーマルヘッド13などの駆動を制御しつつ、ユーザによって入力された文字列を印字テープ50aに印字する。そして、図7に示すS103に戻る。
【0086】
以上説明したように、第2の実施の形態によると、定長設定をしていなくても装着されているテープ50がラベルテープ50bである場合は、印字対象の文字列が印字領域に自動的に収まるように印字サイズ調整部64aの文字間隔調整部67aや文字サイズ調整部66aによって文字列が縮小されるので、ユーザの操作負担が軽減される。
【0087】
また、文字間隔調整部67aは、文字列を構成する文字と文字との間隔を詰めることによって文字列を縮小するので、文字の書体を維持した状態でラベル51bBの印字可能範囲内に文字列が印字され、この結果、見た目にも好適なラベル51bBが得られる。また、文字サイズ調整部66aは、文字列を構成する文字の文字サイズを小さくすることによって文字列を縮小するので、文字の書体を維持した状態でラベル51bBの印字可能範囲内に文字列が印字され、この結果、見た目にも好適なラベル51bBが得られる。
【0088】
さらに、ラベル51bBの長手方向の両端に、ラベル51bBの形状、サイズに応じた余白(左余白及び右余白)が設けられて文字列がラベル51bBに印字されるので、見た目にも好適なラベル51bBが得られる。
【0089】
さらに、文字列を縮小しても、文字列がラベル51bBのテープ長手方向に入らない場合には、その旨が報知されるので、ユーザは迅速に対処することができる。さらに、その対処方法が併せて報知されるので、ユーザはより適切に対処することができる。
【0090】
[第3の実施の形態]
以下、本発明の第3の実施形態におけるテーププリンタ1について図面を参照しつつ説明する。尚、第3の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
【0091】
以下、第3の実施の形態におけるCPU41bの機能を図12を参照しつつ説明する。図12は、CPU41bの第3の実施の形態における主な機能を説明するための機能ブロック図である。但し、第3の実施の形態におけるCPU41bは、図7、図8、及び図13(後述)の印字処理を実行する。尚、第1の実施の形態と実質的に同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0092】
CPU41bは、図12に示すように、テープ種類判断部61と、ラベル長検出部62と、長手方向判断部63と、報知制御部65などとして機能する。
【0093】
以下、テーププリンタ1が行う図7のイメージ発生印字処理(S109)について図13を参照しつつ説明する。図13は、印字処理におけるテーププリンタ1のCPU41bの動作手順を説明するためのフローチャートである。尚、第3の実施の形態におけるテーププリンタ1においても、上述した図7及び図8と実質的に同様の処理が行われる。
【0094】
S501において、RAM43の印字データ格納エリアに格納されているユーザによって入力された文字列に基づいて、当該文字列の印字イメージを発生させる。そして、S502の処理へ戻る。
【0095】
S502において、CUP41bのテープ種類判断部61は、テーププリンタ1に装着されているテープカセット20内のテープ50が、ラベルテープ50bであるか否かを判断する。テープ50がラベルテープ50bであると判断された場合には(S502:YES)、S503の処理へ移行する。一方、テープ50がラベルテープ50bでない、つまり印字テープ50aであると判断された場合(S502:NO)、S507の処理へ移行する。
【0096】
S503において、CPU41bのラベル長検出部62は、テーププリンタ1に装着されているラベルテープ50bのテープ長手方向の長さ(ラベル長)Lb1の値、左余白Mb3のデフォルト値及び右余白Mb4のデフォルト値を検出する。そして、S504の処理へ移行する。
【0097】
S504において、CPU41bの長手方向判断部63は、ラベル長検出部62の検出結果及びS501で発生させた印字イメージに基づいて、当該印字イメージがラベル51bBから左余白及び右余白を除いた印字領域に入るか否かを判断する。ここで、ユーザにより左余白及び右余白が変更されている場合は、変更後の値により印字領域が決定される。
S504の判断ステップにおいて印字イメージが印字領域に入ると判断された場合には(S504:YES)、S505の処理へ移行する。そして、S505において、S501で発生させた印字イメージに基づいて、サーマルヘッド13などの駆動を制御しつつ、ユーザによって入力された文字列をラベルテープ50bのラベル51bBに印字する。そして、図7に示すS103に戻る。
一方、S504の判断ステップにおいて印字イメージが印字領域に入らないと判断された場合には(S504:NO)、S506の処理へ移行する。そして、S506において、CPU41bの報知制御部65は、液晶ディスプレイ2にユーザによって入力された文字列が印字領域に入らない旨と、その対処方法(文字を半角にする、文字フォントを代える、など)を表示し(エラー報知)、図7に示すS103に戻る。
【0098】
S502において装着されているテープ50がラベルテープ50bでないと判断された場合(S502:NO)、S507において、ユーザによって定長設定キーにより、文字列を印字するテープ長手方向の長さ(定長)が設定されている(定長設定)か否かを判定する。定長設定であると判定された場合には(S507:YES)、S508の処理へ移行する。一方、定長設定でないと判定された場合には(S507:NO)、S509の処理へ移行する。
【0099】
S508において、S501で発生させた印字イメージがRAM43に記憶されている図8のS201でユーザによって設定されたテープ長手方向の長さ(定長)の範囲内に入るか否かを判定する。入ると判定された場合には(S508:YES)、S509の処理へ移行する。一方、入らないと判定された場合には(S508:NO)、S510の処理へ移行する。そして、S510において、液晶ディスプレイ2にユーザによって入力された文字列が定長の範囲内に入らない旨と、その対処方法(文字を半角にする、文字フォントを代える、など)を表示し(エラー報知)、図7に示すS103に戻る。
【0100】
S509において、S501で発生させた印字イメージに基づいて、サーマルヘッド13などの駆動を制御しつつ、ユーザによって入力された文字列を印字テープ50aに印字
する。そして、図7に示すS103に戻る。
【0101】
以上説明したように、第3の実施の形態によると、ユーザによって入力された文字列がラベル51bBの印字領域内に入らない場合には、その旨が報知されるので、ユーザは迅速に対処することができる。さらに、その対処方法が併せて報知されるので、ユーザはより適切に対処することができる。
【0102】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
例えば、テーププリンタ1には、パーソナルコンピュータなどの外部機器との有線又は無線通信を行うための接続インターフェースを設けるようにしてもよい。また、第2の実施の形態では、先に文字間隔を詰め、その後に文字サイズを小さくしている場合であるが、先に文字サイズを小さくし、その後に文字間隔を詰めるようにしてもよい。さらに、第2の実施の形態では、文字間隔を詰めることと、文字サイズを小さくすることとの両方を行う場合であるが、文字間隔を詰めることのみにしてもよい。
【0103】
さらに、上記第1及び第2の実施の形態では、ラベル51bBから左余白及び右余白を除いた印字領域に文字列が入るように印字サイズを調整し、その範囲に文字列が入らない場合にエラー報知しているが、ラベル51bBのテープ長手方向(左余白及び右余白がない)に文字列が入るように印字サイズを調整し、ラベル51bBのテープ長手方向に文字列が入らない場合にエラー報知するようにしてもよい。さらに、上記第3の実施の形態では、ラベル51bBから左余白及び右余白を除いた印字領域に文字列が入らない場合にエラー報知しているが、ラベル51bBのテープ長手方向(左余白及び右余白がない)に文字列が入らない場合にエラー報知するようにしてもよい。
【0104】
また、上記各実施の形態では、ラベルテープに印字する場合は、定長設定は無効となる構成であるが、ラベルテープに印字を行う場合においても定長設定が有効となるように構成しても良い。この場合、定長が印字領域より大きい場合には、印字対象の文字列は印字領域に収まるように調整され、定長が印字領域より小さい場合は、定長設定に合わせて文字列が印字されるのが好ましい。
【0105】
さらに、上記各実施の形態でのラベルテープ50bには、ラベル51bBの周囲に切断ライン54が形成されている場合であるが、ラベルテープの上端から下端に向かってのみ切断ラインが形成されている(フレーム51bAがない)ラベルテープであってもよい。
【0106】
さらに、上記実施の形態の印字処理などをテーププリンタ1に実行させるためのプログラムをCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などのリムーバブル型記録媒体に記録するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態におけるテーププリンタの一例を示す外観斜視図である。
【図2】 図1のテーププリンタにおけるカセット装着部及びテープ駆動印刷機構を示す平面図である。
【図3】 (a)は、テーププリンタ用テープの構成の一例を示すラベル本体側の正面図であり、(b)は、(a)のX−X’線に関する断面図である。
【図4】 (a)は、テーププリンタ用テープの構成の一例を示すラベル本体側の正面図であり、(b)は、(a)のY−Y’線に関する断面図である。
【図5】 テーププリンタの制御部を示すブロック図である。
【図6】 図5に示した制御部内のCPUの機能を説明するための機能ブロック図である。
【図7】 テーププリンタの印字処理における動作フロー(メインフロー)を示すフローチャートである。
【図8】 テーププリンタの印字処理における動作フロー(定長設定処理)を示すフローチャートである。
【図9】 テーププリンタの印字処理における動作フロー(イメージ発生印字処理)を示すフローチャートである。
【図10】 第2の実施の形態におけるCPUの機能を説明するための機能ブロック図である。
【図11】 第2の実施の形態におけるテーププリンタの印字処理における動作フロー(イメージ発生印字処理)を示すフローチャートである。
【図12】 第3の実施の形態におけるCPUの機能を説明するための機能ブロック図である。
【図13】 第3の実施の形態におけるテーププリンタの印字処理における動作フロー(イメージ発生印字処理)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 テーププリンタ
2 液晶ディスプレイ
3 キーボード
4 制御部
5 テープ種類検出スイッチ
13 サーマルヘッド
41、41a、41b CPU
42 ROM
43 RAM
44 フラッシュメモリ
61 テープ種類判断部
62 ラベル長検出部
63 長手方向判断部
64、64a 印字サイズ調整部
65 報知制御部
66、66a 文字サイズ調整部
67a 文字間隔調整部
Claims (11)
- 文字列が印字される被印字媒体であるラベルを長尺テープ状の剥離テープ上に剥離可能に複数配列してなるラベルテープと、前記ラベルを有さず、文字列が印字される長尺テープ状の被印字媒体と前記剥離テープとを剥離可能に積層してなる印字テープとに印字可能であるテープ印字装置であって、
当該テープ印字装置に装着されているテープが、前記ラベルテープであるか否かを判断するテープ種類判断手段と、
前記テープ種類判断手段により、前記ラベルテープが装着されていると判断された場合、当該ラベルテープの長手方向における前記ラベルの長さであるラベル長及び当該ラベルの種類毎に設定された印字領域の前記長手方向の長さを検出するラベル長検出手段と、
前記ラベル長検出手段の検出結果に基づいて、印字対象の文字列が前記印字領域の前記長手方向の長さに収まるか否かを判断する長手方向判断手段と、
前記長手方向判断手段によって、前記文字列が前記印字領域の前記長手方向の長さに収まらないと判断された場合に、当該文字列を縮小する印字サイズ調整手段とを備えており、
前記印字領域の前記長手方向の長さが前記ラベル長の範囲内において変更可能となっており、
文字列を印字する前記ラベルテープ及び前記印字テープの長手方向の長さである定長が設定可能となっており、
前記ラベル長検出手段の検出結果に基づいて前記定長が前記ラベル長以下であると判断されたとき、前記印字領域の前記長手方向の長さが前記定長に基づいて決定されることを特徴とするテープ印字装置。 - 前記印字サイズ調整手段は、前記文字列を構成する文字の文字サイズを小さくすることにより当該文字列を縮小する文字サイズ調整手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のテープ印字装置。
- 前記印字サイズ調整手段は、前記文字列の文字間隔を小さくすることにより当該文字列を縮小する文字間隔調整手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテープ印字装置。
- 前記印字サイズ調整手段により縮小された文字列が、前記印字領域の前記長手方向の長さに収まらない場合には、その旨を報知する報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のテープ印字装置。
- 前記報知手段は、前記文字列を前記印字領域の前記長手方向の長さに収めるための対処方法をさらに報知することを特徴とする請求項4に記載のテープ印字装置。
- 文字列が印字される被印字媒体であるラベルを長尺テープ状の剥離テープ上に剥離可能に複数配列してなるラベルテープと、前記ラベルを有さず、文字列が印字される長尺テープ状の被印字媒体と前記剥離テープとを剥離可能に積層してなる印字テープとに印字可能であるテープ印字装置のコンピュータを、
当該テープ印字装置に装着されているテープが、前記ラベルテープであるか否かを判断するテープ種類判断手段と、
前記テープ種類判断手段により、前記ラベルテープが装着されていると判断された場合、当該ラベルテープの長手方向における前記ラベルの長さであるラベル長及び当該ラベルの種類毎に設定された印字領域の前記長手方向の長さを検出するラベル長検出手段と、
前記ラベル長検出手段の検出結果に基づいて、印字対象の文字列が前記印字領域の前記長手方向の長さに収まるか否かを判断する長手方向判断手段と、
前記長手方向判断手段によって、前記文字列が前記印字領域の前記長手方向の長さに収まらないと判断された場合に、当該文字列を縮小する印字サイズ調整手段として機能させ、
前記印字領域の前記長手方向の長さが前記ラベル長の範囲内において変更可能となっており、
文字列を印字する前記ラベルテープ及び前記印字テープの長手方向の長さである定長が設定可能となっており、
前記ラベル長検出手段の検出結果に基づいて前記定長が前記ラベル長以下であると判断されたとき、前記印字領域の前記長手方向の長さが前記定長に基づいて決定されることを特徴とするプログラム。 - 前記印字サイズ調整手段を、前記文字列を構成する文字の文字サイズを小さくすることにより当該文字列を縮小する文字サイズ調整手段として機能させることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
- 前記印字サイズ調整手段を、前記文字列の文字間隔を小さくすることにより当該文字列を縮小する文字間隔調整手段として機能させることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のプログラム。
- コンピュータを、
前記印字サイズ調整手段により縮小された文字列が、前記印字領域の前記長手方向の長さに収まらない場合には、その旨を報知する報知手段としてさらに機能させることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記報知手段は、前記文字列を前記印字領域の前記長手方向の長さに収めるための対処方法をさらに報知することを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
- 請求項6から請求項10のいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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