JP5361153B2 - 情報処理装置、印刷装置、及び、情報処理装置のスタック領域使用状況認識方法 - Google Patents

情報処理装置、印刷装置、及び、情報処理装置のスタック領域使用状況認識方法 Download PDF

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Description

本発明は情報処理装置、印刷装置、及び、情報処理装置のスタック領域使用状況認識方法に係り、特に、スタック領域にデータを退避しつつ処理を実行する情報処理装置、印刷装置、及び、情報処理装置のスタック領域使用状況認識方法に関する。
サーマルプリンタの制御プログラムなどにおいては割り込みやサブルーチン分岐処理の際に、戻り先アドレスやレジスタ内容などのデータをスタック領域と呼ばれるマイコンの内蔵RAMに予め一定の容量で確保された記憶領域に退避し、割り込み処理やサブルーチン分岐処理からの復帰時にスタック領域に退避された戻り先アドレスやレジスタ内容を用いて元の実行アドレスに戻り、処理を続行するように制御している。
割り込みやサブルーチン分岐処理が多重にわたって発生する処理では、スタック領域に多数のデータが退避されることになる。このため、スタック領域の容量を十分に確保する必要があった。
しかし、マイコン内蔵RAMは、容量が制限されており、他の処理でも用いられるため、スタック領域の容量も制限する必要があった。スタック領域の容量をどの程度確保するかは、実際にプリンタを動作させ、制御プログラムを実行させて、デバック用ICE又はエミュレータなどにより、スタック領域のデータをトレースしながら確認する必要があった。
そして、例えば、スタック領域の容量の設定としては実際した容量の1.5〜2.0倍程度の容量を設定していた。
しかし、スタック領域の使用率は、実際には把握できないので、スタック領域の使用率に応じてスタック領域を変更するシステムが提案されている(特許文献1参照)。また、スタックオーバーフローを検出するシステムが提案されている(特許文献2−4参照)。
特開平11−203166号公報 特開2003−22181号公報 特開平02−214938号公報 特開平06−19703号公報
しかるに、従来のスタック領域の容量を認識するには、デバック用ICE又はエミュレータなどの装置が必要となる上、プリンタをある程度の時間動作させる必要があり、効率的ではなかった。また、スタック領域の使用率が高くなるような動作の組み合わせなど種々のパターンも考慮する必要があり、製品の評価段階でのスタック領域の容量をどの程度に設定するかの判断は難しかった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、スタック領域を最適容量に設定することにより、メモリ領域を効率的に使用できるようにした情報処理装置、印刷装置、及び、情報処理装置のスタック領域使用状況認識方法を提供することを目的とする。
本発明は、スタック領域にデータを退避しつつ処理を実行する情報処理装置であって、前記スタック領域の使用状況を検出する使用状況検出部と、前記使用状況検出部で検出された前記スタック領域の使用状況に関する情報を記憶する記憶部とを有することを特徴とする。
前記スタック領域には順次にデータが退避され、前記使用状況検出部は、初期時に前記スタック領域のデータをすべて所定値にセットし、前記スタック領域の使用状況を検出するときに、前記所定値以外のデータを検索することにより前記スタック領域の使用状況に関する情報を検出することを特徴とする。
前記使用状況検出部は、装置の状態を検出する状態検出割込処理が発生したときに、前記スタック領域の使用状況に関する情報を検出することを特徴とする。
前記記憶部に記憶された前記スタック領域の使用状況に関する情報に基づいて前記スタック領域の容量を設定するスタック領域設定部を有することを特徴とする。
外部からのコマンド要求に基づいて前記記憶部に記憶されたスタック領域の使用状況に関する情報を読み出し、外部に通知する第1通知部を有することを特徴とする。外部からのコマンド要求に基づいて前記記憶部に記憶されたスタック領域の使用状況に関する情報を印刷する印刷部を有することを特徴とする。
外部からのコマンド要求に基づいて前記スタック領域の使用状況を外部に通知する第2通知部を有することを特徴とする。外部からのコマンド要求に基づいて前記スタック領域の使用状況を印刷する印刷部を有することを特徴とする。
本発明によれば、スタック領域の使用状況を検出し、検出されたスタック領域の使用状況に関する情報を記憶部に記憶し、必要に応じて記憶部に記憶されたスタック領域の使用状況に関する情報を読み出すことにより、スタック領域の使用状況を正確に把握でき、これによって、スタック領域の容量を最適な容量に設定することができ、よって、記憶装置を有効に用いることができる。
図1は本発明の一実施例のシステム構成図を示す。
本実施例の情報処理システム100は、上位装置101、印刷装置102、インタフェースケーブル103を含む構成とされている。上位装置101と印刷装置102とは、インタフェースケーブル103を介して接続され、インタフェースケーブル103を介してデータ通信が行われる。
上位装置101で作成した文書、図表などのデータがインタフェースケーブル103を介して送信され、印刷装置102に提供される。印刷装置102は、上位装置101からのデータを解析、処理して、イメージに展開して、紙などの記録媒体に印刷する。
上位装置101は、コンピュータシステムから構成されている。
図2は上位装置101のブロック構成図を示す。
上位装置101は、CPU111、記録装置112、メモリ113、インタフェース回路114、入力装置115、表示装置116を含む構成とされている。
CPU111は、記録装置112などに予めインストールされた文書作成プログラムなどに基づいて処理を実行する。
記録装置112は、例えば、ハードディスクドライブなどであり、CPU111で処理すべきプログラムなどがインストールされるとともに、処理されたデータが記憶されている。メモリ113は、例えば、RAM、ROMなどであり、CPU111の作業用記憶領域として用いられるとともに、BIOSなどが記憶される。
インタフェース回路114は、インタフェースケーブル103に接続され、インタフェースケーブル103を介して印刷装置102とのデータ通信を行う。
入力装置115は、例えば、マウス、キーボードなどから構成されており、ユーザによる文書の入力、コマンドの発行などが行われる。
表示装置116は、例えば、CRT、LCDなどから構成されており、プログラムに基づいて処理されたデータの表示、印刷情報の表示などを行う。
図3は印刷装置102のブロック構成図を示す。
印刷装置102は、インタフェース回路121、マイコン122、フラッシュROM123、RAM124、オペレーションパネル125、ドライバ126、印刷機構127、アナログデジタル変換回路128、電源129を含む構成とされている。
インタフェース回路121は、インタフェースケーブル103に接続されており、上位装置101からインタフェースケーブル103を介して供給される印刷データを受信し、マイコン122に供給する。
マイコン122は、フラッシュROM123に予めインストールされた印刷処理プログラムに基づいて印刷処理を実行する。
なお、マイコン122は、内蔵メモリ141を有する。
フラッシュROM123は、例えば、書き換え可能な不揮発性半導体メモリであり、マイコン122で実行する印刷処理プログラム、各種設定値、スタック領域の最大アドレス値などが記憶される。
RAM124は、マイコン122の作業用記憶領域として用いられる。
オペレーションパネル125は、操作キー、状態表示装置などを含み、電源129のオン/オフ、エラー発生時のリセット操作などを行うとともに、装置の状態などを表示する。
ドライバ126は、マイコン122から供給される印字データに基づいて印刷機構127を駆動するための駆動信号を生成し、印刷機構127に供給する。
印刷機構127は、ドライバ126から供給される駆動信号に応じて各部を駆動し、記録媒体に印刷を行う機構であり、例えば、サーマルヘッド131、紙送り機構132、センサ133などを含む構成とされている。
サーマルヘッド131は、多数の発熱体がライン状に配列された構成されており、印刷イメージに応じて電流が供給され、発熱する。紙送り機構132は、ステッピングモータなどを含み、印刷用紙を移動させる。
センサ133は、サーマルヘッド131の温度を検出する温度センサ、印刷用紙が無いことを検出するセンサ、サーマルヘッド131、紙送り機構132などをカバーするカバー部材がオープン状態であることを検出するセンサなどを含み、検出結果をアナログデジタル変換回路128に供給する。
アナログデジタル変換回路128は、センサ133で検出された各種検出信号をデジタルデータに変換して、マイコン122に供給する。マイコン122は、アナログデジタル変換回路128からのデータに応じて印刷装置102の状態を検出して、例えば、正常状態であれば印刷を許可し、エラー状態であれば印刷を禁止するとともに、オペレーションパネル125などに印刷装置102の状態を表示する。
電源129は、バッテリ、電源回路などを含み、印刷装置102の内部回路に電源を供給する。
次に、印刷装置102のメモリマップ構造を説明する。
図4は印刷装置102のメモリマップ構造を説明するための図を示す。
印刷装置102は、インタフェース回路121の内蔵メモリ、マイコン122の内蔵RAM141、フラッシュROM123、RAM124に通してアドレス「0000 0000」〜「FFFF FFFF」が設定されている。例えば、アドレス「0000 0000」〜「0000 0400」及びアドレス「0000 0400」〜「0000 0FFF」には、インタフェース回路121、マイコン122などに搭載されたI/O用メモリのアドレスが設定されている。
また、アドレス「0000 0800」〜「0000 09FF」及びアドレス「0000 1800」〜「0000 FFFF」は、アクセス禁止アドレスとされている。なお、アドレス「0001 0000」〜「FFFF FFFF」は、フラッシュROM123、RAM124などの外部記憶装置のアドレスとして設定されている。
さらに、アドレス「0000 1000」〜「0000 17FF」がマイコン122の内蔵RAM141のアドレスとして設定されている。
また、マイコン122の内蔵RAM141には、スタック領域Asが設けられている。スタック領域Asには、例えば、プログラム実行時に割込処理やサブルーチン分岐処理などによって、発生する戻りアドレスやレジスタ内容などを一時退避させる領域である。スタック領域Asは、電源投入時に「0」にクリアされ、データはアドレスの下位の側から上位の側に順次に積み上げられて格納される。
よって、スタック領域Asの「0」でない領域をチェックすることにより、スタック領域Asの使用範囲を検出することができる。
次に印刷装置102での処理について説明する。
図5は印刷装置102の処理フローチャートを示す。
マイコン122は、ステップS1−1でオペレーションパネル125の操作により電源オンが指示されると、ステップS1−2で初期化処理が実行される。初期化処理では、スタック領域の使用アドレスを「0000 0000H」にクリアする。
次に、マイコン122は、ステップS1−3でリセット要求が有ったか否かを判定し、ステップS1−3でリセット要求がなければ、ステップS1−4で状態検出割込処理を実行する。
状態検出割込処理は、印刷装置102の状態が変化したかどうかを検出する処理であり、印刷装置102の状態に変化がある場合には、上位装置101に検出した印刷装置102の状態を通知する処理を行う。
マイコン122は、ステップS1−5で状態検出割込処理の結果、印刷装置102がエラー状態か否かを判定する。マイコン122は、ステップS1−5で印刷装置102がエラー状態であれば、ステップS1−3に戻って、リセット要求などを待つ。
また、マイコン122は、ステップS1−5で印刷装置102がエラー状態であれば、ステップS1−6で受信データがあるか否かを判定する。
マイコン122は、ステップS1−6で受信データがなければ、ステップS1−3に戻って処理を行う。また、ステップS1−6で受信データがあれば、ステップS1−7で受信データを解析する。
マイコン122は、ステップS1−8で受信データが印字データであれば、ステップS1−9で印字起動処理を実行し、受信した印字データに基づいて印字を可能とする。
ここで、ステップS1−4の状態検出割込処理について説明する。
図6は状態検出割込処理の処理フローチャートを示す。
マイコン122は、状態検出割込処理によりタスクが発生すると、ステップS2−1でタスク数をカウントするタスクカウンタの値を「+1」する。次に、マイコン122は、ステップS2−2でスタック領域Asの最上位アドレスをチェックする最上位アドレスチェックタスクか否かを判定する。なお、最上位アドレスチェックタスクは、例えば、定期的に発行される。
マイコン122は、ステップS2−2でタスクがスタック領域Asの最上位アドレスチェックタスクであれば、ステップS2−3で最上位アドレスが「0」か否かを判定する。マイコン122は、ステップS2−3で最上位アドレスが「0」でなければ、現在の最上アドレスを最上位アドレスとして設定する。
マイコン122は、ステップS2−5で設定されている最上位アドレスに格納されているデータのうち4バイトを参照し、全てが「0」であるか否かを判定する。このとき、1バイト参照では、データが格納されているにもかかわらず全て「0」となる可能性があるので、4バイト参照とした。
マイコン122は、ステップS2−5で最上位アドレスのデータの4バイトが「0」でなければ、前回の最上位アドレスより上位のアドレスまで使用されたと判断し、ステップS2−で最上位アドレスを更新する。ステップS2−6の新最上位アドレス設定では、前回設定されていた最上位アドレスの上位のアドレスのデータのうち4バイトのデータ全てが「0」となるアドレスを検出し、フラッシュROM123の最上位アドレス格納領域に格納されるべき最上位アドレスとして設定する。

なお、マイコン122は、ステップS2−2で発行されたタスクが最上位アドレスチェックタスクではない場合、ステップS2−7で発行されたタスクが電源スイッチの状態を監視する電源スイッチ監視タスクか否かを判定する。
マイコン122は、ステップS2−7で電源スイッチ監視タスクを検出すると、ステップS2−8でオペレーションパネル125に設けられた電源スイッチが押下された状態か否かを判定する。マイコン122は、ステップS2−8で電源スイッチが押下された状態の場合には、ステップS2−9で、そのとき、マイコン122に設定されている最上位アドレスをフラッシュROM123の最上位アドレス格納領域に格納する。
マイコン122は、ステップS2−9で最新の最上位アドレスをフラッシュROM123の最上位アドレス格納領域に格納した後、ステップS2−10で電源オフを行う。
なお、マイコン122は、ステップS2−7でタスクが電源スイッチ監視タスクでない場合には、ステップS2−11でタスクカウンタに応じたエラーチェックを実行する。
なお、フラッシュROM123の最上位アドレス格納領域に格納された最上位アドレスは、インタフェース回路121を通じて供給される外部コマンドにより読み出すことができる。これによって、容易に、最上位アドレスを確認できる。
ここで、フラッシュROM123の最上位アドレス格納領域について説明する。
図7はフラッシュROM123の最上位アドレス格納領域の保存動作を説明するための図を示す。
フラッシュROM123には、最上位アドレス格納領域が設定されており、最上位アドレス格納領域には、最上位アドレスADD0、ADD1〜最新最上位アドレスADDnが順次に格納される。なお、未使用領域のデータは全て「FF」とされる。
よって、最新最上位アドレスをフラッシュROM123の最上位アドレス格納領域に格納する場合には、フラッシュROM123の最上位アドレス格納領域の先頭アドレスから4バイト「FF」、すなわち、「FFFFFFFF」となる領域を検出し、そこに最新の最上位アドレスを格納する。
また、マイコン122の内蔵RAM141にフラッシュROM123の最上位アドレス格納領域から最上位アドレスを読み出す際には、同様にフラッシュROM123の最上位アドレス格納領域の先頭アドレスから4バイト「FF」、すなわち、「FFFFFFFF」となる領域を検出し、その直前の最上位アドレスを読み出し、マイコン122の内蔵RAM141に読み出す。
このように、最上位アドレスをフラッシュROM123の最上位アドレス格納領域に格納することによりログをとることによって最上位アドレスの推移を知ることができ、最適なスタック領域の容量をより正確に求めることができる。
次に、データ解析処理の動作を説明する。
図8はデータ解析処理の処理フローチャートを示す。
マイコン122は、ステップS3−1で受信したデータを解析し、ステップS3−2で受信したデータが最上位アドレス通知コマンドか否かを判定する。マイコン122は、ステップS3−2で受信したデータが最上位アドレス通知コマンドであると判定された場合には、ステップS3−3で、最上位アドレス通知コマンドにおいて最上位アドレス通知処理が要求されているか否かを判定する。
マイコン122は、ステップS3−3で最上位アドレス通知処理が要求されている場合には、ステップS3−5で最上位アドレス通知処理を実行する。最上位アドレス通知処理は、例えば、フラッシュROM123の最上位アドレス格納領域に格納された最上位アドレスを、最上位アドレス通知コマンドを発行した上位装置101に通知する処理である。なお、最上位アドレス通知処理では、フラッシュROM123の最上位アドレス格納領域に格納された最上位アドレスを印刷装置101の印刷機能を利用して、用紙に印刷して出力するようにしてもよい。なお、印刷は、ステップS1−9の印刷起動処理にて実行される。
また、マイコン122は、ステップS3−3で最上位アドレス通知処理が要求されていないと判断すると、ステップS3−4で指定範囲アドレスデータ通知処理を実行する。指定範囲アドレスデータ通知処理は、指定範囲分のアドレス、例えば、スタック領域Asの全データ内容を、最上位アドレス通知コマンドを発行した上位装置101に通知する処理である。なお、データ内容は、例えば、未使用状態で「0」、使用状態で「0」以外の情報を印刷するようにする。
さらに、指定範囲分のアドレス、例えば、スタック領域Asの全データ内容を印刷装置101の印刷機能を利用して、用紙に印刷して出力するようにしてもよい。なお、印刷は、ステップS1−9の印刷起動処理にて実行される。
なお、マイコン122は、ステップS3−2で受信コマンドが最上位アドレス通知コマンドでない場合には、ステップS3−6で受信したコマンドの内容に応じた処理を実行する。
以上により、外部コマンドによって最上位アドレスなどを容易に知ることが可能となる。
本実施例によれば、フラッシュROM123に記憶されたスタック領域Asの最上位アドレスを参照することにより、スタック領域Asとして使用した容量を認識でき、スタック領域Asの容量が大きすぎれば、その容量を小さく設定し、小さければ、その容量を大きく設定することができ、スタック領域Asを不要に大きく設定する必要がなくなり、スタック領域Asの容量を最適化することができる。
なお、本実施例では、スタック領域Asで使用された容量をユーザに知らせ、ユーザにより設定を行うようにしたが、スタック領域Asで使用された容量に基づいてスタック領域Asの容量を最適値に自動設定するようにしてもよい。
図9は印刷装置102の変形例の処理フローチャートを示す。同図中、図5と同一処理ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
本変形例では、マイコン122は、ステップS1−3でリセット要求がない場合に、ステップS4−1で電源オフ要求の有無を判定する。
マイコン122は、ステップS4−1で電源オフ要求があると、ステップS4−2で最上位アドレスが更新されているか否かを判定する。マイコン122は、ステップS4−2で最上位アドレスが更新されていれば、ステップS4−3でスタック領域再設定処理を実行する。
スタック領域再設定処理は、例えば、スタック領域のうち使用している容量に、その半分の容量を加算した容量を新たなスタック領域の容量とする。使用している容量は、最上位アドレスから検出することができる。
なお、マイコン122は、ステップS4−1で電源オフ要求がなければ、ステップS1−4で状態検出割込処理を実行する。
本変形例によれば、スタック領域Asの容量を検出された最上位アドレスに基づいて最適値に設定できるため、マイコン122の内蔵RAM141を有効に使用することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形例が考えられることは言うまでもない。
本発明の一実施例のシステム構成図である。 上位装置101のブロック構成図である。 印刷装置102のブロック構成図である。 印刷装置102のメモリマップ構造を説明するための図である。 印刷装置102の処理フローチャートである。 状態検出割込処理の処理フローチャートである。 フラッシュROM123の最上位アドレス格納領域の保存動作を説明するための図である。 データ解析処理の処理フローチャートである。 印刷装置102の変形例の処理フローチャートである。
符号の説明
100 情報処理システム
101 上位装置、102 印刷装置
111 CPU、112 記録装置、113 メモリ、114 インタフェース回路
115 入力装置、116 表示装置
121 インタフェース回路、122 マイコン、123 フラッシュROM
124 RAM、125 オペレーションパネル、126 ドライバ、127 印刷機構128 アナログデジタル変換回路、129 電源

Claims (12)

  1. スタック領域にデータを退避しつつ処理を実行する情報処理装置であって、
    初期時に前記スタック領域のデータをすべて所定値にセットし、装置の状況を定期的に検出する状態検出割込処理が発生したときに前記スタック領域の使用状況に関する情報を検出し、前記スタック領域の使用状況に関する情報を検出するときに前記スタック領域内のデータのうち前記所定値以外のデータを検索することにより前記スタック領域の最上位アドレスを検出する使用状況検出部と、
    前記使用状況検出部で検出された前記スタック領域の前記最上位アドレスのログを記憶する記憶部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記記憶部に記憶された前記スタック領域の使用状況に関する情報に基づいて前記スタック領域の容量を設定するスタック領域設定部を有する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 外部からのコマンド要求に基づいて前記記憶部に記憶されたスタック領域の使用状況に関する情報を読み出し、外部に通知する第1通知部を有する請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 外部からのコマンド要求に基づいて前記記憶部に記憶されたスタック領域の使用状況に関する情報を印刷する印刷部を有する請求項1乃至3のいずれか一項記載の情報処理装置。
  5. 外部からのコマンド要求に基づいて前記スタック領域の使用状況を外部に通知する第2通知部を有する請求項1乃至4のいずれか一項記載の情報処理装置。
  6. 印刷部と、制御プログラムに基づいて制御部を制御する処理部とを有し、スタック領域にデータを退避しつつ前記印刷部を制御し、印刷を行う印刷装置であって、
    前記処理部は、
    初期時に前記スタック領域のデータをすべて所定値にセットし、
    装置の状況を定期的に検出する状態検出割込処理が発生したときに、前記スタック領域の使用状況に関する情報を検出し、
    前記スタック領域の使用状況に関する情報を検出するときに、前記スタック領域内のデータのうち前記所定値以外のデータを検索することにより前記スタック領域の最上位アドレスを検出し、
    検出された前記スタック領域の前記最上位アドレスのログを記憶部に記憶する、
    印刷装置。
  7. 前記記憶部に記憶された前記スタック領域の使用状況に関する情報に基づいて前記スタック領域の容量を設定するスタック領域設定部を有する請求項6記載の印刷装置。
  8. 前記処理部は、外部からのコマンド要求に基づいて前記スタック領域の使用状況を外部に通知する請求項6又は7記載の印刷装置。
  9. スタック領域にデータを退避しつつ処理を実行する情報処理装置のスタック領域使用状況認識方法であって、
    初期時に前記スタック領域のデータをすべて所定値にセットし、装置の状況を定期的に検出する状態検出割込処理が発生したときに前記スタック領域の使用状況に関する情報を検出し、前記スタック領域の使用状況に関する情報を検出するときに前記スタック領域内のデータのうち前記所定値以外のデータを検索することにより前記スタック領域の最上位アドレスを検出する使用状況検出手順と、
    前記使用状況検出手順で検出された前記スタック領域の前記最上位アドレスのログを記憶部に記憶する記憶手順とを有する情報処理装置のスタック領域使用状況認識方法。
  10. 情報処理装置において、
    データの退避領域であるスタック領域が設定される第1の記憶部と、
    初期時に前記スタック領域のデータをすべて所定値にセットし、装置の状況を定期的に検出する状態検出割込処理が発生したときに前記スタック領域の使用状況に関する情報を検出し、前記スタック領域の使用状況に関する情報を検出するときに前記スタック領域内のデータのうち前記所定値以外のデータを検索することにより前記スタック領域の最上位アドレスを検出する使用状況検出部と、
    前記スタック領域の最上位アドレスのログを記憶する第2の記憶部と、を有し、
    前記使用状況検出部は、
    前記第2の記憶部に記憶されている、前記スタック領域の最上位アドレスのログを参照し、
    前記参照した最上位アドレスに格納されているデータが0であるか否かを判定し、
    前記データが0でない場合、最上位アドレスのログを更新することを特徴とする情報処理装置。
  11. 前記使用状況検出部は、前記更新した最上位アドレスを前記第2の記憶部に記憶することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記使用状況検出部は更に、
    前記参照した最上位アドレスに格納されているデータが0でない場合、前記参照した最上位アドレスよりも上位のアドレスのうち、格納されているデータが0となるアドレスを検出し、
    検出したアドレスを更新する最上位アドレスとすることを特徴とする、請求項10記載の情報処理装置。
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