JP4394516B2 - オーディオナビゲーション装置及びその保護方法 - Google Patents

オーディオナビゲーション装置及びその保護方法 Download PDF

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Description

本発明は、オーディオとナビゲーションシステムとが纏まって配置されるオーディオナビゲーション装置に関する。
ナビゲーション装置は、見知らぬ街等へ出かけてもその案内に従って走行すれば目的地に辿り着くことができるという便利さから、近年、その普及率は確実に高まっている。このようなナビゲーション装置には、例えば、DVD−ROM等に格納された地図データを光学式のデータ読取装置によって読み出すものがある。ここで、このようなデータ読取装置のピックアップに使用されるレーザダイオード等、ナビゲーション装置には耐熱性の低い部品が多数用いられている。このため、従来はナビゲーション装置内の温度が上昇したときには前記データ読取装置の作動を停止させていた。このため実行中のルート案内が途中で遮断される等の問題が生じていた。
そこで、このような問題を解決するものとして、特許文献1が提案されている。特許文献1では、ナビゲーション装置の温度上昇を防止し、耐熱性の低い部品を高温から保護すべく、ナビゲーション装置を構成するケーシング内部の温度を検出し、このケーシング内部の温度に応じて段階的にデータ読み取り部の機能を制限するナビゲーション装置が提案されている。
一方、昨今のナビゲーション装置は、オーディオ装置と一体化したり、オーディオ装置の近傍に配置する等して、両者が纏まった状態で配置され、オーディオナビゲーション装置として車内に搭載されることがある。このように配置されたオーディオナビゲーション装置は、使用時に、オーディオ装置、ナビゲーション装置がそれぞれ発熱し、両装置間で相互に影響を及ぼし合う。
ここで、このようなオーディオ装置、ナビゲーション装置は一般的にそれぞれ熱に対する動作保証温度が設定されているが、両者の動作保証温度を比較するとナビゲーション装置の動作保証温度の方が低いことが多い。そのため、前記のようなオーディオナビゲーション装置においても、まず、ナビゲーション装置側の機能が停止されることが多かった。このため前記のような単独のナビゲーション装置と同様に、ナビゲーション装置によるルート案内が必要な場合であっても、装置保護が優先され、実行中のルート案内が途中で遮断される等の問題が生じていた。
特開2002−268753号公報
しかしながら、特許文献1の提案は、ナビゲーション装置単独の制御しか考慮されておらず、オーディオ装置とナビゲーション装置とが纏まった状態で搭載されるオーディオナビゲーション装置には適用できず、オーディオナビゲーション装置に関する前記問題を解決できるものではなかった。
そこで、本発明は、種々の情報を分析し、高温時の装置の保護と、ルート案内の継続性を考慮したオーディオナビゲーション装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するための本発明のオーディオナビゲーション装置は、ナビゲーション装置と当該ナビゲーション装置の近傍に配置したオーディオ装置とを備えたオーディオナビゲーション装置であって、前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度を検出する温度検出手段と、当該温度検出手段により検出した温度データの上昇に伴って当該オーディオナビゲーション装置の有する複数の機能を順次制限する制御を行う制御部とを有し、当該制御部は、前記ナビゲーション装置がルート案内中であるときに、前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から先に停止する制御を行うことを特徴とする。
本発明により、オーディオナビゲーション装置の動作に影響を与える温度となっていても、ナビゲーション装置がルート案内中である場合は、高温時の装置の保護を図りつつ、できる限りルート案内を継続することができる。
このようなオーディオナビゲーション装置において、例えば、前記制御部は、前記ナビゲーション装置がルート案内中であるときに、前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能のうち、オーディオ装置の有する機能から先に停止する制御を行う構成とすることができる。
ここで、本発明は、前記のように「ナビゲーション装置と当該ナビゲーション装置の近傍に配置したオーディオ装置」であり、オーディオ装置とナビゲーション装置とが相互に熱の影響を及ぼし合うような纏まった状態で配置されるオーディオナビゲーション装置を対象としている。従って、オーディオ装置とナビゲーション装置とが一体となって一のケーシングに収められた態様や、それぞれ別個のケーシングを有していても、両者が互いに熱の影響を及ぼし合うような位置に配置された態様のものは本発明の対象となる。
また、本発明における前記温度検出手段は、オーディオナビゲーション装置を高温状態から保護できるように装置の温度状態を検出できるものであればよく、例えば、高温状態において保護すべき基板毎に当該基板上に温度センサーを配置してもよい。従って、オーディオ装置とナビゲーション装置とが別個のケーシングを有している場合等は、それぞれのケーシング内の基板に温度センサーを設置することができる。また、ある基板上に配置した一の温度センサーが取得したデータと、温度センサーを配置していない他の位置の温度データとに相関関係があり、当該他の位置の必要な温度データが取得できる場合は、前記一の温度センサーのみを備えるようにしてもよい。
本発明の他のオーディオナビゲーション装置は、ナビゲーション装置と当該ナビゲーション装置の近傍に配置したオーディオ装置とを備えたオーディオナビゲーション装置であって、前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度を検出する温度検出手段と、自車の位置が危険区域内であるか否かを確認する自車位置確認手段と、前記温度検出手段により検出した温度データの上昇に伴って当該オーディオナビゲーション装置の有する複数の機能を順次制限する制御を行う制御部とを有し、当該制御部は、前記自車位置確認手段が自車の位置を危険区域内であると判断したときに、前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から先に停止する制御を行うことを特徴とする。
本発明により、オーディオナビゲーション装置の動作に影響を与える温度となっていても、自車が危険区域内に位置している場合は、高温時の装置の保護を図りつつ、できる限りルート案内を継続することができる。また、本発明によれば、ルート案内を行っていないときであっても、自車が危険区域内に位置しているときは、できる限りルート案内を継続する制御が行われる。例えば、ルート案内を行っていない状況で、運転者が危険区域内に入ったことを知り、ルート案内機能を利用して一刻も早くそこから立ち去ろうとした場合に、ルート案内機能が立ち上がらないのでは不都合であるが、本発明によればこのような事態を回避できる。
すなわち、ルート案内中でなくても、ルート案内機能をスタンバイ状態としておくことができるし、ルート案内中にこのような危険区域に立ち入った場合にはできる限りルート案内が継続される。
なお、本明細書において、危険区域とは、あまり治安がよくない地域や、砂漠地域等、できるだけ早期のうちに立ち去ることが望ましい区域を意味する。
このようなオーディオナビゲーション装置において、前記制御部は、前記自車位置確認手段が自車の位置を危険区域内であると判断したときに、前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能のうち、オーディオ装置の有する機能から先に停止する制御を行う構成とすることができる。
以上のような本発明のオーディオナビゲーション装置において、前記制御部は前記温度検出手段により取得した温度データに基づいて、前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能を段階的に制限又は復帰させる構成とすることができる。
本発明は、オーディオナビゲーション装置が有する機能を制限して装置の温度上昇を抑制するものであるが、このように段階的に機能を制限することにより、装置の温度に基づいて、できるだけ多くの機能を継続させることができる。
ここで、オーディオナビゲーション装置が有する機能の制限には、オーディオ装置の音量を下げる措置や、電源を落としてしまう措置、ナビゲーション装置における画面表示を負担の軽い表示に変更する等、装置の温度低下に繋がると思われるあらゆる措置が含まれる。
従って、高温から装置を保護するために、ルート案内機能も制限の対象となるが、本発明は、このルート案内機能をできるだけ継続させるようにするものであり、全ての機能の中で最終停止機能とすることが望ましい。
本発明のオーディオナビゲーション装置の保護方法は、ナビゲーション装置と当該ナビゲーション装置の近傍に配置したオーディオ装置とを備えたオーディオナビゲーション装置を高温条件下で保護する方法であって、前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度を温度検出手段によって検出するステップと、制御部において前記ナビゲーション装置がルート案内中であるか否かを判断するステップと、前記制御部が、前記温度検出手段によって検出された前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度は保護モード作動温度以上であると判断すると共に、前記ナビゲーションシステム装置はルート案内中であると判断したときに、前記温度データの上昇に伴ってオーディオナビゲーション装置の有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から順に停止するステップとを有することを特徴とする。
このような保護方法において、前記オーディオナビゲーション装置の有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から順に停止するステップでは、オーディオ装置の有する機能から先に停止するようにすることができる。
本発明の他の保護方法は、ナビゲーション装置と当該ナビゲーション装置の近傍に配置したオーディオ装置とを備えたオーディオナビゲーション装置を高温条件下で保護する方法であって、前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度を温度検出手段によって検出する手段と、自車位置確認手段によって自車の位置が危険区域内であるか否かを確認するステップと、前記制御部が、前記温度検出手段によって検出された前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度は保護モード作動温度以上であると判断すると共に、自車の位置は危険区域内であると判断したときに、前記温度データの上昇に伴ってオーディオナビゲーション装置の有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から順に停止するステップとを有することを特徴とする。
このような保護方法において、前記オーディオナビゲーション装置の有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から順に停止するステップでは、オーディオ装置の有する機能から先に停止するようにすることができる。
また、このような保護方法において、前記制御部は前記温度検出手段により取得した温度データに基づいて、一旦停止した前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能を段階的に復帰させるステップを有するものとすることができる。
以上のような保護方法は、前記本発明のオーディオナビゲーション装置を稼動させることによって達成できる。
本発明によれば、ナビゲーション装置によるルート案内機能が必要となる状況で、ルート案内機能にかかわらない他の機能から順次停止して装置の温度上昇を抑制するようにしたのでルート案内をできる限り継続することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1は本実施例のオーディオナビゲーション装置1の概略構成を示すブロック図である。オーディオナビゲーション装置1は、ナビゲーション装置2とオーディオ装置3とが同一のケーシング4内に収納されている。ケーシング4には排熱用のファン10が取り付けてある。ナビゲーション装置2とオーディオ装置3にはそれぞれ、電源装置5が接続されている。このようにナビゲーション装置2とオーディオ装置3とが同一のケーシング4内に収納されているので、両者が発する熱はケーシング4内に充満する。ナビゲーション装置2は、記憶部6と、制御部7と、温度センサー8と自車位置確認装置9を備えている。記憶部6には地図データ、ナビゲーション装置2の制御プログラムP1、高温時のオーディオナビゲーション装置1を保護するためのプログラムP2等が格納されている。制御部7には、記憶部6、温度センサー8、自車位置確認装置9が接続されており、記憶部6と自車位置確認装置9とが接続されている。
ここで、ナビゲーション装置2の動作保証温度とオーディオ装置3の動作保証温度とでは、ナビゲーション装置2の動作保証温度の方が低温である。
なお、温度センサー8は、本発明の温度検出手段に相当し、自車位置確認装置9は、本発明の自車位置確認手段に相当する。
プログラムP2には、オーディオナビゲーション装置1を保護すべき温度(以下、「保護モード作動温度」)になったときに、オーディオナビゲーション装置1の有する複数の機能を順次制限する保護モードに切り替えるステップ、当該保護モードにおいて、ナビゲーション装置2がルート案内中であるとき第一保護モードに切り替え、ナビゲーション装置2がルート案内中でないときは第二保護モードに切り替えるステップが含まれている。このプログラムP2により、ケーシング4内部の温度上昇を抑制する措置が講じられる。
以下、オーディオナビゲーション装置1の保護のプロセスについて図2〜図6に基づいて説明する。なお、ここでは、第一保護モードと第二保護モードとの切り替えは、ルート案内中であるか否かのみを判断の対象とする制御について説明する。また、オーディオナビゲーション装置1は、オーディオ装置3が大音量で音楽を聴いており、ナビゲーション装置2は、画面にグラフィカルな地図を表示して案内を行うMAP表示を行っているものとして説明する。
図2は、制御部7が記憶部6に格納されたプログラムP2に基づいて行う処理のフロー図であり、図3は、第一保護モードにおけるケーシング4内の温度の昇降と機能停止及び復帰の関係を示す説明図である。図4は、図3に示した関係に基づく制御のフロー図である。また、図5は、第二保護モードにおけるケーシング4内の温度の昇降と機能停止及び復帰の関係を示す説明図であり、図6は、図5に示した関係に基づく制御のフロー図である。
まず、ステップS0でオーディオナビゲーション装置1の電源をオンにすると、制御部7は、温度センサー8から温度データを受け取り、保護モード作動温度以上か否かを判断する(ステップS1)。制御部7がステップ1において、保護モード作動温度以上であると判断したときは、ナビゲーション装置2がルート案内中であるか否かを判断する(ステップ2)へ進む。一方、保護モード作動温度以上でないときは、制御部7は、繰り返し温度センサー8から温度データを得て、保護モード作動温度以上となっているか否かの監視を続ける。
ステップ2では制御部7はナビゲーション装置2がルート案内中であるか否かを判断する。ナビゲーション装置2がルート案内中のときは第一保護モード(ステップS3)に進み、ルート案内中でないときは第二保護モード(ステップS4)に進む。以下、各モードにおける制御の流れをモード毎に説明する。
〔第一保護モード(ステップS3)〕
まず、図3に基づいて第一保護モードの制御の概要を説明する。図3中、T1〜T10は温度センサー8が測定した温度を示し、T1が最も低く、T10が最も高いことを示している。また、図3中、黒点は、該当する温度となったときに、各措置が採られることを示している。
従って、例えば、温度上昇時にT2を超えたときにファン10が作動し、温度下降時にT1を下回ったときにファン10が作動停止することを表している。
次に、図3に示したケーシング4内の温度の昇降と機能停止及び復帰を実現する具体的な制御につき、図4を参照しつつ説明する。
第一保護モードが開始される(ステップS300)と、制御部7は、まず、温度センサー8から取得した温度データがT2以上であるか否かの判断をする(ステップS301)。ここで、温度がT2以上であるときは、制御部7はファン10に指令を出し、ファン10を作動させる(ステップS302)。
制御部7は、ステップS302でファン10を作動させた後、T1まで温度が低下したか否かを判断する(ステップS303)。すなわち、ファン10の作動により温度が低下したか否かを判断する。ステップS303において、NOと判断された場合、すなわち、T1よりも温度が低下していたときには、制御部7はファン10に指令を出し、作動しているファン10を停止する(ステップS304)。制御部7は、一旦、温度が低下し、ファン10の作動を停止した後も、再びファン10を作動させるべきか否かを監視すべく、ステップS301に戻る。
一方、ファン10を作動したにも拘らず、ステップS303において制御部7がT1以上の高温が継続していると判断した場合は、ステップS305へ進む。ステップS305では、制御部7は温度がT4以上であるか否かを判断する(ステップS305)。ここで、温度がT4まで上昇していないときは、制御部7は再びステップS303へ戻り、作動しているファン10を停止させるか否かの境界温度となるT1以上であるか否かを監視する。
ステップS305において、制御部7がT4以上の温度であると判断したときは、オーディオ装置3の音量を低下させる措置を採る(ステップS306)。これにより、オーディオ装置3の発熱が軽減することが期待される。この状態では、ナビゲーション装置2の動作はなんら制限されていないので、ルート案内は継続されている。
制御部7は、ステップS306でオーディオ装置3の音量を低下させた後、T3まで温度が低下したか否かを判断する(ステップS307)。すなわち、オーディオ装置3の音量低下により温度が低下したか否かを判断する。ステップS306において、NOと判断された場合、すなわち、T3よりも温度が低下していたときには、制御部7はオーディオ装置3に指令を出し、音量を元の音量に復帰させる(ステップS308)。その後、制御部7は、現時点で未だ作動しているファン10を停止してもよいか否か、さらには、再びオーディオ装置3の音量を低下させるべきか否かを監視すべく、ステップS303へ戻る。
一方、オーディオ装置3の音量を低下させたにも拘らず、ステップS307において制御部7がT3以上の高温が継続していると判断した場合は、ステップS309へ進む。ステップS309では、制御部7は温度がT6以上であるか否かを判断する(ステップS309)。ここで、温度がT6まで上昇していないときは、制御部7は再びステップS307へ戻り、低下させているオーディオ装置3の音量を復帰させる境界温度となるT3以上であるか否かを監視する。
ステップS309において、制御部7がT6以上の温度であると判断したときは、オーディオ装置3の動作を停止しオーディオ装置3の全ての機能を停止する措置を採る(ステップS310)。これにより、オーディオ装置3の発熱が軽減することが期待される。この状態でも、ナビゲーション装置2の動作はなんら制限されていないので、ルート案内は継続されている。
制御部7は、ステップS310でオーディオ装置3の動作を停止させた後、T5まで温度が低下したか否かを判断する(ステップS311)。すなわち、オーディオ装置3の動作を停止したことにより温度が低下したか否かを判断する。ステップS311において、NOと判断された場合、すなわち、T5よりも温度が低下していたときには、制御部7はオーディオ装置3に指令を出し、動作を元の状態に復帰させる(ステップS312)。その後、制御部7は、現時点で未だ低下したままの状態となっているオーディオ装置3の音量を復帰してもよいか否か、さらには、再びオーディオ装置3の動作を停止させるべきか否かを監視すべく、ステップS307へ戻る。
一方、オーディオ装置3の動作を停止したにも拘らず、ステップS311において制御部7がT5以上の高温が継続していると判断した場合は、ステップS313へ進む。ステップS313では、制御部7は温度がT8以上であるか否かを判断する(ステップS313)。ここで、温度がT8まで上昇していないときは、制御部7は再びステップS311へ戻り、停止させているオーディオ装置3の動作を復帰させる境界温度となるT5以上であるか否かを監視する。
ステップS313において、制御部7がT8以上の温度であると判断したときは、ナビゲーション装置2のMAP表示を矢印表示に切り替える措置を採る(ステップS314)。MAP表示は単純な矢印表示よりも負担が軽く、通常、ナビゲーション装置2の発熱量が少ないため、これにより、ナビゲーション装置2の発熱が軽減することが期待される。この状態でも、ルート案内は継続されているので、運転者はルート案内に従って運転を続けることができる。
制御部7は、ステップS314でナビゲーション装置2のMAP表示を矢印表示に切り替えた後、T7まで温度が低下したか否かを判断する(ステップS315)。すなわち、ナビゲーション装置2のMAP表示を矢印表示に切り替えたことにより温度が低下したか否かを判断する。ステップS315において、NOと判断された場合、すなわち、T7よりも温度が低下していたときには、制御部7はナビゲーション装置2に指令を出し、矢示表示をMAP表示に切り替える(ステップS316)。その後、制御部7は、現時点で未だ停止したままの状態となっているオーディオ装置3の動作を元の状態に復帰してもよいか否か、さらには、再びナビゲーション装置2のMAP表示を矢印表示に切り替えるべきか否かを監視すべく、ステップS311へ戻る。
一方、ナビゲーション装置2のMAP表示を矢印表示に切り替えたにも拘らず、ステップS315において制御部7がT7以上の高温が継続していると判断した場合は、ステップS317へ進む。ステップS316では、制御部7は温度がT10以上であるか否かを判断する(ステップS317)。ここで、温度がT10まで上昇していないときは、制御部7は再びステップS315へ戻り、矢印表示に切り替えているナビゲーション装置2の表示を再びMAP表示に切り替える境界温度となるT7以上であるか否かを監視する。
ステップS317において、制御部7がT10以上の温度であると判断したときは、ナビゲーション装置2の動作を停止しナビゲーション装置3の全ての機能を停止する措置を採る(ステップS318)。この場合、ルート案内も中断されることになるが、装置保護のためにナビゲーション装置3も停止する。
制御部7は、ステップS317でナビゲーション装置2の動作を停止させた後、T9まで温度が低下したか否かを判断する(ステップS319)。すなわち、ナビゲーション装置2の動作を停止させたことにより温度が低下したか否かを判断する。ステップS319において、NOと判断された場合、すなわち、T9よりも温度が低下していたときには、制御部7はナビゲーション装置2に指令を出し、動作をもとの状態に復帰させ、ルート案内を再開する(ステップS320)。その後、制御部7は、現時点で未だ矢印表示のままとなっているナビゲーション装置2の表示をMAP表示に切り替えてもよいか否か、さらには、再びナビゲーション装置2の動作を停止すべきか否かを監視すべく、ステップS315へ戻る。
一方、ナビゲーション装置2の動作を停止したにも拘らず、ステップS319において制御部7がT9以上の高温が継続していると判断した場合は、装置保護のため、暫くの間、その状態で様子を見る(ステップS321)。
以上が、第一保護モードにおける具体的な制御の内容である。
次に第二保護モードについて説明する。
〔第二保護モード(ステップS4)〕
まず、図5に基づいて第一保護モードの制御の概要を説明する。図5中、T11〜T16は温度センサー8が測定した温度を示し、T11が最も低く、T16が最も高いことを示している。また、図5中、黒点は、該当する温度となったときに、各措置が採られることを示している。
従って、例えば、温度上昇時にT12を超えたときにファン10が作動し、温度下降時にT11を下回ったときにファン10が作動停止することを表している。
次に、図5に示したケーシング4内の温度の昇降と機能停止及び復帰を実現する具体的な制御につき、図6を参照しつつ説明する。
なお、T11〜T16は、説明の便宜上、付与したものであり、図3におけるT1〜T10との関係、たとえば、温度の高低等は特に考慮しないものとして説明する。
第二保護モードが開始される(ステップS400)と、制御部7は、まず、温度センサー8から取得した温度データがT12以上であるか否かの判断をする(ステップS401)。ここで、温度がT12以上であるときは、制御部7はファン10に指令を出し、ファン10を作動させる(ステップS402)。
制御部7は、ステップS402でファン10を作動させた後、T11まで温度が低下したか否かを判断する(ステップS403)。すなわち、ファン10の作動により温度が低下したか否かを判断する。ステップS403において、NOと判断された場合、すなわち、T11よりも温度が低下していたときには、制御部7はファン10に指令を出し、作動しているファン10を停止する(ステップS404)。制御部7は、一旦、温度が低下し、ファンの作動を停止した後も、再びファン10を作動させるべきか否かを監視すべく、ステップS401に戻る。
一方、ファン10を作動したにも拘らず、ステップS403において制御部7がT11以上の高温が継続していると判断した場合は、ステップS405へ進む。ステップS405では、制御部7は温度がT14以上であるか否かを判断する(ステップS405)。ここで、温度がT14まで上昇していないときは、制御部7は再びステップS403へ戻り、作動しているファン10を停止させるか否かの境界温度となるT11以上であるか否かを監視する。
ステップS405において、制御部7がT14以上の温度であると判断したときは、ナビゲーション装置2の動作を停止する措置を採る(ステップS406)。この場合、ルート案内も中断されることになるが、装置保護のためにナビゲーション装置3は停止する。
制御部7は、ステップS406でナビゲーション装置2の動作を停止させた後、T13まで温度が低下したか否かを判断する(ステップS407)。すなわち、ナビゲーション装置2の動作停止により温度が低下したか否かを判断する。ステップS406において、NOと判断された場合、すなわち、T13よりも温度が低下していたときには、制御部7はナビゲーション装置2に指令を出し、ナビゲーション装置2を復帰させる(ステップS408)。その後、制御部7は、現時点で未だ作動しているファン10を停止してもよいか否か、さらには、再びナビゲーション装置2の動作を停止させるべきか否かを監視すべく、ステップS403へ戻る。
一方、ナビゲーション装置2の動作を停止させたにも拘らず、ステップS407において制御部7がT13以上の高温が継続していると判断した場合は、ステップS409へ進む。ステップS409では、制御部7は温度がT16以上であるか否かを判断する(ステップS309)。ここで、温度がT16まで上昇していないときは、制御部7は再びステップS407へ戻り、停止させているナビゲーション装置2を復帰させる境界温度となるT13以上であるか否かを監視する。
ステップS409において、制御部7がT16以上の温度であると判断したときは、オーディオ装置3の動作を停止しオーディオ装置3の全ての機能を停止する措置を採る(ステップS410)。これにより、オーディオ装置3の装置保護が図られる。
制御部7は、ステップS410でオーディオ装置3の動作を停止させた後、T15まで温度が低下したか否かを判断する(ステップS411)。すなわち、オーディオ装置3の動作を停止させたことにより温度が低下したか否かを判断する。ステップS411において、NOと判断された場合、すなわち、T15よりも温度が低下していたときには、制御部7はオーディオ装置3に指令を出し、動作をもとの状態に復帰させる(ステップS412)。その後、制御部7は、現時点で未だ停止した状態となっているナビゲーション装置2を復帰させてもよいか否か、さらには、再びオーディオ装置3の動作を停止すべきか否かを監視すべく、ステップS407へ戻る。
一方、オーディオ装置3の動作を停止したにも拘らず、ステップS411において制御部7がT15以上の高温が継続していると判断した場合は、装置保護のため、暫くの間、その状態で様子を見る(ステップS413)。
以上が、第二保護モードにおける具体的な制御の内容である。
以上のような第一保護モードまたは第二保護モードにおける制御を経て、全過程が終了する(ステップS5)。暫くした後、使用者が再び電源をオンにすれば(ステップS1)、再び同様の処理が繰り返される。
次に本発明の他の実施例について説明する。
図7は、制御部7が行う、本実施例のフロー図である。本実施例が実施例1と異なる点は、以下の通りである。すなわち、実施例1では、図2に示すように、ルート案内中であるか否かに基づいて第一保護モードと第二保護モードとに振り分けたが(ステップS2)、本実施例では、ステップS2´として自車が危険区域内に位置しているか否かを判断することとし、その後、実施例1と同様にステップS2としてルート案内中であるか否かを判断することとした。
ステップS2´では、図1に示す自車位置確認装置9が記憶部6に格納されている危険区域に関する情報とナビゲーション装置2から取得した自車位置とを比較し、その結果から制御部7は、自車が危険区域内に位置しているか否かを判断を行う。
ステップS2´において、自車位置が危険区域内でないと判断したときは、ステップS4の第二保護モードに進む。一方、自車位置が危険区域内であると判断したときは、ステップS2に進み、制御部7は実施例1と同様にルート案内中であるか否かを判断する。その後の処理は実施例位置と同様である。
本実施例は、ステップS2´の判断が加わった点以外は、実施例1と同様の制御が行われるので、同一の制御についての詳細な説明は省略する。
なお、本実施例では、危険区域に関する情報は、記憶部6に格納しているが、HDDや、CD−ROM、DVD−ROM等に格納しておき、これらから読み出すこともできる。また、ナビゲーション装置1に通信手段を搭載し、外部の情報局へ問い合わせるようにしてもよい。
上記実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
例えば、ナビゲーション装置2やオーディオ装置3の機能を制限又は復帰させる順序、制限する機能の種類等は種々変更可能である。実施例1の説明における第二保護モードでは、ナビゲーション装置2、オーディオ装置3の動作を停止させるか、又は復帰させるかのみの制御を行っているが、第一保護モードで行っているように、きめ細かな制御とすることができることは当然である。
また、実施例2では、ルート案内中であるか否かの判断を行っているが(ステップS2)、この判断を行わない制御、すなわち、実施例1におけるステップS2をステップS2´に置き換えた制御とすることもできる。
本発明の実施例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例における制御の一例を示すフロー図である。 図2における第一保護モード中のオーディオナビゲーション装置の温度と、採られる措置との対応関係を説明する図である。 図2における第一保護モードのサブルーチンを示すフロー図である。 図2における第二保護モード中のオーディオナビゲーション装置の温度と、採られる措置との対応関係を説明する図である。 図2における第二保護モードのサブルーチンを示すフロー図である。 本発明の他の実施例における制御の一例を示すフロー図である。
符号の説明
1 オーディオナビゲーション装置
2 ナビゲーション装置
3 オーディオ装置
4 ケーシング
5 電源装置
6 記憶部
7 制御部
8 温度センサー
9 自車位置確認装置
10 ファン

Claims (6)

  1. ナビゲーション装置と当該ナビゲーション装置の近傍に配置したオーディオ装置とを備えたオーディオナビゲーション装置であって、
    前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度を検出する温度検出手段と、
    自車の位置が危険区域内であるか否かを確認する自車位置確認手段と、
    前記温度検出手段により検出した温度データの上昇に伴って当該オーディオナビゲーション装置の有する複数の機能を順次制限する制御を行う制御部とを有し、
    当該制御部は、前記自車位置確認手段が自車の位置を危険区域内であると判断したときに、前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から先に停止する制御を行う
    ことを特徴とするオーディオナビゲーション装置。
  2. 前記制御部は、前記自車位置確認手段が自車の位置を危険区域内であると判断したときに、前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能のうち、オーディオ装置の有する機能から先に停止する制御を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のオーディオナビゲーション装置。
  3. 前記制御部は前記温度検出手段により取得した温度データに基づいて、前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能を段階的に制限又は復帰させることを特徴とする請求項1又は2記載のオーディオナビゲーション装置。
  4. ナビゲーション装置と当該ナビゲーション装置の近傍に配置したオーディオ装置とを備えたオーディオナビゲーション装置を高温条件下で保護する方法であって、
    前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度を温度検出手段によって検出する手段と、
    自車位置確認手段によって自車の位置が危険区域内であるか否かを確認するステップと、
    前記制御部が、前記温度検出手段によって検出された前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度は保護モード作動温度以上であると判断すると共に、自車の位置は危険区域内であると判断したときに、前記温度データの上昇に伴ってオーディオナビゲーション装置の有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から順に停止するステップ
    とを有することを特徴とするオーディオナビゲーション装置の保護方法。
  5. 前記オーディオナビゲーション装置の有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から順に停止するステップでは、オーディオ装置の有する機能から先に停止することを特徴とする請求項4記載のオーディオナビゲーション装置の保護方法。
  6. 前記制御部は前記温度検出手段により取得した温度データに基づいて、一旦停止した前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能を段階的に復帰させるステップを有することを特徴とする請求項4又は5記載のオーディオナビゲーション装置の保護方法。
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