JP2005321299A - オーディオナビゲーション装置及びその保護方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 オーディオナビゲーション装置(1)は、ナビゲーション装置(2)及びオーディオ装置(3)の温度を検出する温度検出手段(温度センサー8)と、その温度検出手段(温度センサー8)により検出した温度データの上昇に伴ってオーディオナビゲーション装置(1)の有する複数の機能を順次制限する制御を行う制御部(7)を有する。制御部(7)は、ナビゲーション装置(2)がルート案内中であるときに、オーディオナビゲーション装置(1)が有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から先に停止する制御を行う。
【選択図】 図4
Description
ここで、このようなオーディオ装置、ナビゲーション装置は一般的にそれぞれ熱に対する動作保証温度が設定されているが、両者の動作保証温度を比較するとナビゲーション装置の動作保証温度の方が低いことが多い。そのため、前記のようなオーディオナビゲーション装置においても、まず、ナビゲーション装置側の機能が停止されることが多かった。このため前記のような単独のナビゲーション装置と同様に、ナビゲーション装置によるルート案内が必要な場合であっても、装置保護が優先され、実行中のルート案内が途中で遮断される等の問題が生じていた。
すなわち、ルート案内中でなくても、ルート案内機能をスタンバイ状態としておくことができるし、ルート案内中にこのような危険区域に立ち入った場合にはできる限りルート案内が継続される。
なお、本明細書において、危険区域とは、あまり治安がよくない地域や、砂漠地域等、できるだけ早期のうちに立ち去ることが望ましい区域を意味する。
ここで、オーディオナビゲーション装置が有する機能の制限には、オーディオ装置の音量を下げる措置や、電源を落としてしまう措置、ナビゲーション装置における画面表示を負担の軽い表示に変更する等、装置の温度低下に繋がると思われるあらゆる措置が含まれる。
従って、高温から装置を保護するために、ルート案内機能も制限の対象となるが、本発明は、このルート案内機能をできるだけ継続させるようにするものであり、全ての機能の中で最終停止機能とすることが望ましい。
ここで、ナビゲーション装置2の動作保証温度とオーディオ装置3の動作保証温度とでは、ナビゲーション装置2の動作保証温度の方が低温である。
なお、温度センサー5は、本発明の温度検出手段に相当し、自車位置確認装置は、本発明の自車位置確認手段に相当する。
以下、オーディオナビゲーション装置1の保護のプロセスについて図2〜図6に基づいて説明する。なお、ここでは、第一保護モードと第二保護モードとの切り替えは、ルート案内中であるか否かのみを判断の対象とする制御について説明する。また、オーディオナビゲーション装置1は、オーディオ装置3が大音量で音楽を聴いており、ナビゲーション装置2は、画面にグラフィカルな地図を表示して案内を行うMAP表示を行っているものとして説明する。
まず、図3に基づいて第一保護モードの制御の概要を説明する。図3中、T1〜T10は温度センサー8が測定した温度を示し、T1が最も低く、T10が最も高いことを示している。また、図3中、黒点は、該当する温度となったときに、各措置が採られることを示している。
従って、例えば、温度上昇時にT2を超えたときにファン10が作動し、温度下降時にT1を下回ったときにファン10が作動停止することを表している。
次に、図3に示したケーシング4内の温度の昇降と機能停止及び復帰を実現する具体的な制御につき、図4を参照しつつ説明する。
〔第二保護モード(ステップS4)〕
まず、図5に基づいて第一保護モードの制御の概要を説明する。図5中、T11〜T16は温度センサー8が測定した温度を示し、T11が最も低く、T16が最も高いことを示している。また、図5中、黒点は、該当する温度となったときに、各措置が採られることを示している。
従って、例えば、温度上昇時にT12を超えたときにファン10が作動し、温度下降時にT11を下回ったときにファン10が作動停止することを表している。
次に、図5に示したケーシング4内の温度の昇降と機能停止及び復帰を実現する具体的な制御につき、図6を参照しつつ説明する。
なお、T11〜T16は、説明の便宜上、付与したものであり、図3におけるT1〜T10との関係、たとえば、温度の高低等は特に考慮しないものとして説明する。
図7は、制御部7が行う、本実施例のフロー図である。本実施例が実施例1と異なる点は、以下の通りである。すなわち、実施例1では、図2に示すように、ルート案内中であるか否かに基づいて第一保護モードと第二保護モードとに振り分けたが(ステップS2)、本実施例では、ステップS2´として自車が危険区域内に位置しているか否かを判断することとし、その後、実施例1と同様にステップS2としてルート案内中であるか否かを判断することとした。
例えば、ナビゲーション装置2やオーディオ装置3の機能を制限又は復帰させる順序、制限する機能の種類等は種々変更可能である。実施例1の説明における第二保護モードでは、ナビゲーション装置2、オーディオ装置3の動作を停止させるか、又は復帰させるかのみの制御を行っているが、第一保護モードで行っているように、きめ細かな制御とすることができることは当然である。
また、実施例2では、ルート案内中であるか否かの判断を行っているが(ステップS2)、この判断を行わない制御、すなわち、実施例1におけるステップS2をステップS2´に置き換えた制御とすることもできる。
2 ナビゲーション装置
3 オーディオ装置
4 ケーシング
5 電源装置
6 記憶部
7 制御部
8 温度センサー
9 自車位置確認装置
10 ファン
Claims (10)
- ナビゲーション装置と当該ナビゲーション装置の近傍に配置したオーディオ装置とを備えたオーディオナビゲーション装置であって、
前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度を検出する温度検出手段と、
当該温度検出手段により検出した温度データの上昇に伴って当該オーディオナビゲーション装置の有する複数の機能を順次制限する制御を行う制御部とを有し、
当該制御部は、前記ナビゲーション装置がルート案内中であるときに、前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から先に停止する制御を行う
ことを特徴とするオーディオナビゲーション装置。 - 前記制御部は、前記ナビゲーション装置がルート案内中であるときに、前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能のうち、オーディオ装置の有する機能から先に停止する制御を行う
ことを特徴とする請求項1記載のオーディオナビゲーション装置。 - ナビゲーション装置と当該ナビゲーション装置の近傍に配置したオーディオ装置とを備えたオーディオナビゲーション装置であって、
前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度を検出する温度検出手段と、
自車の位置が危険区域内であるか否かを確認する自車位置確認手段と、
前記温度検出手段により検出した温度データの上昇に伴って当該オーディオナビゲーション装置の有する複数の機能を順次制限する制御を行う制御部とを有し、
当該制御部は、前記自車位置確認手段が自車の位置を危険区域内であると判断したときに、前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から先に停止する制御を行う
ことを特徴とするオーディオナビゲーション装置。 - 前記制御部は、前記自車位置確認手段が自車の位置を危険区域内であると判断したときに、前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能のうち、オーディオ装置の有する機能から先に停止する制御を行う
ことを特徴とする請求項3記載のオーディオナビゲーション装置。 - 前記制御部は前記温度検出手段により取得した温度データに基づいて、前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能を段階的に制限又は復帰させることを特徴とする請求項1又は2記載のオーディオナビゲーション装置。
- ナビゲーション装置と当該ナビゲーション装置の近傍に配置したオーディオ装置とを備えたオーディオナビゲーション装置を高温条件下で保護する方法であって、
前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度を温度検出手段によって検出するステップと、
制御部において前記ナビゲーション装置がルート案内中であるか否かを判断するステップと、
前記制御部が、前記温度検出手段によって検出された前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度は保護モード作動温度以上であると判断すると共に、前記ナビゲーションシステム装置はルート案内中であると判断したときに、前記温度データの上昇に伴ってオーディオナビゲーション装置の有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から順に停止するステップ
とを有することを特徴とするオーディオナビゲーション装置の保護方法。 - 前記オーディオナビゲーション装置の有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から順に停止するステップでは、オーディオ装置の有する機能から先に停止することを特徴とする請求項6記載のオーディオナビゲーション装置の保護方法。
- ナビゲーション装置と当該ナビゲーション装置の近傍に配置したオーディオ装置とを備えたオーディオナビゲーション装置を高温条件下で保護する方法であって、
前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度を温度検出手段によって検出する手段と、
自車位置確認手段によって自車の位置が危険区域内であるか否かを確認するステップと、
前記制御部が、前記温度検出手段によって検出された前記ナビゲーション装置及びオーディオ装置の温度は保護モード作動温度以上であると判断すると共に、自車の位置は危険区域内であると判断したときに、前記温度データの上昇に伴ってオーディオナビゲーション装置の有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から順に停止するステップ
とを有することを特徴とするオーディオナビゲーション装置の保護方法。 - 前記オーディオナビゲーション装置の有する複数の機能のうち、ルート案内機能以外の他の機能から順に停止するステップでは、オーディオ装置の有する機能から先に停止することを特徴とする請求項8記載のオーディオナビゲーション装置の保護方法。
- 前記制御部は前記温度検出手段により取得した温度データに基づいて、一旦停止した前記オーディオナビゲーション装置が有する複数の機能を段階的に復帰させるステップを有することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項記載のオーディオナビゲーション装置の保護方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009002763A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Sanyo Electric Co Ltd | ナビゲーション装置および経路案内制御方法 |
CN110626171A (zh) * | 2018-06-25 | 2019-12-31 | 矢崎总业株式会社 | 车辆用显示装置 |
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