JP2009072962A - プリンタおよびその制御方法 - Google Patents
プリンタおよびその制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009072962A JP2009072962A JP2007242390A JP2007242390A JP2009072962A JP 2009072962 A JP2009072962 A JP 2009072962A JP 2007242390 A JP2007242390 A JP 2007242390A JP 2007242390 A JP2007242390 A JP 2007242390A JP 2009072962 A JP2009072962 A JP 2009072962A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- printer
- display
- printing
- displayed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
【課題】 電源投入後、印刷設定を行わずにプリントボタンが押下された場合は、ユーザが印刷設定を確認することができないため、ユーザが意図しない印刷設定で画像の印刷が行われてしまう可能性がある。
【解決手段】 電源投入によるプリンタの起動時に、起動処理中であることを示す起動画面を前記表示手段に表示させると共に、印刷設定を表示させる。
【選択図】 図2
【解決手段】 電源投入によるプリンタの起動時に、起動処理中であることを示す起動画面を前記表示手段に表示させると共に、印刷設定を表示させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像を表示するための表示手段を有するプリンタに関する。
従来、プリンタはPC等のホストコンピュータに接続され、PCにおいて印刷画像の選択および印刷条件の設定を行うのが一般的であった。それに対し、メモリカード等の記録媒体を装着可能であり、印刷対象の画像の選択や印刷条件の設定をプリンタの操作ボタンで行い、メモリカードに記録された画像を印刷可能なプリンタが普及してきている。このようなプリンタでは、プリンタで画像を印刷する際には、画像の選択後または画像の選択前に印刷条件を設定することが可能である。
特開2003−246120号公報
しかし、電源投入後、メモリカード内の画像が表示された印刷対象画像を表示し、且つ表示された画像をすぐに印刷処理が行える機能を備えた印刷装置においては、起動後すぐに印刷を行った場合は印刷条件を確認できずに印刷されることとなる。
また、印刷条件を確認したい場合は印刷前に印刷設定条件を表示させる操作を行う必要がある。
そこで、本発明は、ユーザが印刷設定の確認を忘れて印刷を開始し、ユーザの意図しない印刷結果で出力されてしまうのを防止するプリンタを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明のプリンタは以下の構成を備える。
画像を表示するための表示手段を有するプリンタであって、印刷条件を設定するための印刷設定手段と、印刷設定手段により設定された印刷条件を記憶する記憶手段と、電源投入による前記プリンタの起動処理中に、記憶手段手段に記憶されている印刷条件を前記表示手段に表示させる制御手段とを有することを特徴とする。
画像を表示するための表示手段を有するプリンタであって、印刷条件を設定するための印刷設定手段と、印刷設定手段により設定された印刷条件を記憶する記憶手段と、電源投入による前記プリンタの起動処理中に、記憶手段手段に記憶されている印刷条件を前記表示手段に表示させる制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、プリンタの起動処理中にユーザは印刷設定の確認ができる。そのため、起動処理が終了した後、印刷条件設定の確認を行わなくても、すぐに印刷を開始することができ、ユーザの利便性向上が実現できる。
[第1の実施形態]
以下に、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
以下に、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明に係る実施形態のプリンタの構成を示すブロック図である。本実施例のプリンタ1は、プリンタに装着されたメモリカード2、プリンタと接続されたホストコンピュータまたはデジタルカメラ等から印刷対象の画像を取得して印刷することが可能である。
2はプリンタ1に装着されるメモリカードで、画像データが記録されている。メモリカード等の記録媒体をプリンタのカードスロットに装着して、メモリカードに記録されている画像データを印刷することができる。
3は、プリンタ1のカードスロットに装着されたメモリカードのデータを読み込みデータを取得するためのメモリカードインターフェースである。
4は表示モジュールで、LCD、LCDドライバ、等から構成される。表示モジュール4は、LCDにメモリカード2に記録されている画像を表示させる画像表示制御を行ったり、起動画面表示、印刷設定変更画面表示の制御を行う。また、表示モジュール4は、ユーザが不図示の操作キー等を操作したことに応じて、選択項目を変更したり、LCDの表示画面を変更したりする表示制御等も行う。
5はユーザインターフェースモジュールで、電源ボタンや画像送りボタンなどのの操作キー等から構成される。ユーザにより操作キーを介して指示が入力されたことに応じて、その指示を受け付けて、CPUに伝える。CPUは、ユーザからの操作内容に応じて、各部の動作を制御する。
6は、画像データを印刷するプリントモジュールで、プリントヘッドや給排紙モータ、ヘッド、モータを制御するためのIC等を備えている。
7は、プリンタ1に電源を供給する電源モジュールである。
8は、デジタルカメラやPC等と有線若しくは無線の通信インターフェースを介して接続し、データの送受信を行うためのI/Oポート部である。
7は、プリンタ1に電源を供給する電源モジュールである。
8は、デジタルカメラやPC等と有線若しくは無線の通信インターフェースを介して接続し、データの送受信を行うためのI/Oポート部である。
9は、プリンタ1全体を制御し、各種データ演算や処理を行うCPUである。10は、CPU9が演算や処理を行う際に各種データを格納したり、ワークスペーストして用いるRAM、11はCPU9で実行されるプログラムや各種データを予め格納しておくROMである。CPU9はROM11から必要なプログラムを読み出し、読み出したプログラムに基づいて各部の制御及び演算処理を行う。
本実施形態のプリンタは、操作キーとしてプリントボタンを有している。電源投入され、起動処理が終わると、プリンタに装着したメモリカードに記録されている画像がメモリカードインターフェース3により読み出され、表示モジュール4によりLCD上に表示される。起動処理が終わりLCD上に画像が表しされた後、プリントボタンを押すことにより印刷指示が入力され、表示されている画像の印刷をすぐに開始することができる。LCDに表示される画像は画像送りボタンを操作することで切り替えることができる。つまり、ユーザは、印刷したい画像をLCDに表示させた後は、プリントボタンを1回押すだけで、画像の印刷が開始される。簡単な操作で印刷を開始することができる。
プリントボタンが押下されて印刷指示が入力されるとすぐに印刷が開始されるため、印刷レイアウト設定や画像補正等の印刷設定は、予め設定しておく必要がある。本実施形態のプリンタは、起動処理が全て終了し印刷待機状態の間はいつでも印刷設定の変更を行うことが可能である。印刷設定の変更は、印刷設定変更画面で操作キーを操作することにより実行できる。変更された印刷設定はROMに記録される。
電源投入後、印刷設定を行わずにプリントボタンが押下された場合は、プリンタに記録されている印刷設定により印刷が実行される。
また、電源投入後、印刷設定を行わずにプリントボタンが押下された場合は、ユーザが印刷設定を確認することができないため、ユーザが意図しない印刷設定で画像の印刷が行われてしまう可能性がある。
そこで、本実施形態のプリンタは、電源投入され起動処理が行われている間、メモリカードからデータの読み出し処理を行っている間に、現在プリンタで設定されている印刷設定を自動的にLCDに表示する。
プリンタ起動時に印刷設定を自動表示する時の処理について図2のプローチャートを参照して説明する。これらの処理は、CPU9がROM11から読み出したプログラムに基づき、演算及びプリンタ1の各部の制御を行うことにより実行される。
まず、ユーザインターフェースモジュール5にて電源ボタンが押されたことを検知すると(S101)、まず、表示モジュール4がプリンタ1のLCDに起動画面(図4)を表示する(S102)。次に、印刷処理実行の準備として、プリントモジュール6の印刷機構の初期化処理を行う(S103)。この印刷機構の初期化処理では、プリンタに装着されているインク、用紙の種類の検出、インク残量、用紙残量の検出や、用紙搬送用のローラや印刷ヘッドの印刷待機位置への移動等を行う。また、用紙搬送経路等に配置されているセンサにより用紙のジャムを検出し、前回の印刷の用紙が残っている場合は排紙処理を行う。S103の初期化処理により、プリンタにセットされているインク、用紙の種類および残量が分かるので、図5のように起動処理中の画面にインク、用紙の種類と残量が分かるようなアイコンを表示させる(S104)。
次に、メモリカードインターフェース3に、メモリカードが装着されているかを判断する(S105)。メモリカードが装着されている場合は、メモリカード内の画像を印刷するモードとなる。メモリカードが装着されていない場合は多機器からの入力があるかをチェックする他入力処理を行う。他入力処理では、I/Oポート部8に、デジタルカメラまたはPCが接続されていないかを判断し、接続されている場合は、それらの機器から受信した画像データを印刷するモードになる。
メモリカードが装着されていてメモリカード内の画像を印刷するモードとなった場合は、ROMに記録されているプリンタの現在の印刷設定を読み出し、図6のように起動処理中画面に印刷設定を表示させる(S106)。図6では、印刷設定として、日付印刷のON/OFF設定、画像番号印刷のON/OFF設定、フチ有りフチ無し印刷の設定、画像配置レイアウト設定(1up、2up、4up等)、赤目補正ON/OFF設定、色補正モードの設定が表示されている。これらの印刷設定を起動画面と共に表示している。
デジタルカメラまたはPCが接続されている場合は、デジタルカメラまたはPCから印刷条件を設定することになるので、プリンタ1に現在設定されている印刷条件は表示させない。メモリカード内の画像を印刷するモードである場合のみ起動処理中の画面と共に印刷設定を表示させる。
印刷設定を表示させたら、メモリカードインターフェース3によりメモリカードにアクセスして、メモリカード内のデータを読み込み処理を開始する(S108)。本実施形態では、起動画面に印刷設定を表示させてから、メモリカードのデータ読み込み処理を開始したが、読み込み処理を開始してからデータ読み込み中に起動画面に重ねて印刷設定を表示させる処理を行ってもよいし、同時にこれらの処理を開始しても良い。また、読み込み処理が開始されたら、図7のように、現在メモリカードにアクセスしてデータを読み込んでいることを示す表示に変更しても良い(S109)。このように表示させると、現在プリンタが何の処理を行っているかが分かるようになる。
メモリカードからのデータ読み込み処理が終わったかを判断する(S110)。画像表示のためのデータ処理が終わったら、起動処理中画面またはデータ読み込み中画面と印刷設定表示を終了し、画像データ表示のための画面(図11)に切り替え、メモリカードに記録されている画像を表示させる(S111)。
S111で画像を表示するまでの、S108から実行されるメモリカードからのデータの読み込み処理について詳しく説明する。まず、メモリカードのルートディレクトリ以下DCIMディレクトリやその下のサブディレクトリのエントリをスキャンして、再生候補となる画像ファイルのファイルデータベースを作成しROM11に記録する。このファイルDBは、画像ファイルのID(何番目のファイルか)、ファイル名、撮像日時、ファイルサイズをフィールドとして持つデータベースであり、これらの画像ファイルがどのディレクトリに格納されているかの情報も持っている。このファイルDBは、ディレクトリのエントリを登録した後に、画像ファイル名または撮影日時でソートされるため、画像を再生する際にファイルDBを参照することで、ファイル名順、または、撮影日時順に画像の再生を行うことが可能となる。このファイルDBを作成した後に、ファイル名または撮影日時の情報から最後に撮影した画像ファイルを特定し、その画像ファイルのデータを読み込む。読み込んだ画像データから表示用のデータを作成し、S111で画像ファイルが表示される。この、画像表示までのデータ処理は、最初に表示する画像ファイルの大きさや、メモリカードに記録されている画像ファイルの数によって処理にかかる時間がことなり、場合によっては数秒かかることもある。その間、ユーザは何も操作することができない時間となってしまうので、その間に印刷設定を表示させることにより、この時間を有効活用してもらうことができる。
また、本実施形態のプリンタは、起動処理中(起動処理画面表示中)、特にメモリカードの画像をLCDに表示するまでのデータ処理が行われているときに、プリンタのカレントの印刷条件設定を表示させるので、ユーザはプリンタ起動時に印刷設定の確認ができる。そのため、画像が表示された後、印刷条件設定の確認を行わなくても、すぐに印刷を実行することができる。
上記実施形態の説明で用いた図4〜図9の表示画面は、起動処理中、データ読み込み中(メモリカードアクセス中)の表示画面の一例を示すものであり、これらの表示形態に限定されない。画像が表示されるまで、起動処理中の文字をずっと表示させておいても良いし、図10のように処理中の文字だけを表示させておいても良い。起動処理中に現在行っている処理の内容(データ読み込み中等)を文字または図形で表現して、プリンタが現在行っている処理をユーザに分かり易くなるように表示しても良い。
また、起動画面については、起動してから数秒はプリンタのロゴ等を表示し、その後、印刷設定や起動処理中、データ読み込み中であることを示す画面に切り替えて表示しても良い。
[第2の実施形態]
第2の実施形態について図を参照して説明する。第2の実施形態におけるプリンタは、第1の実施形態と同じ構成である。しかし、起動時の印刷条件設定の表示シーケンスが第1の実施形態と少し異なっている。第2の実施形態では、起動時にプリンタにメモリカードが装着されているかを判断し、メモリカードが装着されている場合は、プリンタがプリントモジュール6の初期化処理を行っている間に印刷設定を起動画面と共に表示させている。図3は、第2の実施形態におけるプリンタ起動処理時の印刷条件設定表示のフローチャート図である。第1の実施例と同じ処理については、省略して説明する。また、これらの処理も第1の実施形態と同様に、CPU9がROM11から読み出したプログラムに基づき、演算及びプリンタ1の各部の制御を行うことにより実行される。
第2の実施形態について図を参照して説明する。第2の実施形態におけるプリンタは、第1の実施形態と同じ構成である。しかし、起動時の印刷条件設定の表示シーケンスが第1の実施形態と少し異なっている。第2の実施形態では、起動時にプリンタにメモリカードが装着されているかを判断し、メモリカードが装着されている場合は、プリンタがプリントモジュール6の初期化処理を行っている間に印刷設定を起動画面と共に表示させている。図3は、第2の実施形態におけるプリンタ起動処理時の印刷条件設定表示のフローチャート図である。第1の実施例と同じ処理については、省略して説明する。また、これらの処理も第1の実施形態と同様に、CPU9がROM11から読み出したプログラムに基づき、演算及びプリンタ1の各部の制御を行うことにより実行される。
S201、S202はそれぞれS101、S102と同様の処理である。S202で起動処理中の画面が表示されると、S203でメモリカードインターフェース3に、メモリカードが装着されているかを判断する。これは、S105と同様の処理である。メモリカードが装着されていない場合は、S107と同様の排他入力処理を行う(S205)。メモリカードが装着されていてメモリカード内の画像を印刷するモードとなった場合は、S204でROMに記録されているプリンタの現在の印刷設定を読み出し、図8のように起動処理中画面に印刷設定を表示させる。その後、S103と同様に、プリントモジュール6の初期化処理を行い(S206)、S206で検出した用紙サイズ、用紙(インク)残量の情報も、起動処理中画面と印刷設定と共に図6のように表示させる(S207)。プリントモジュール6の初期化処理が終わったら、メモリカードからデータの読み出し処理を開始させる(S208)。データ読み込み処理もメモリカードからのデータ読み込み処理が終わったかを判断する(S209)。画像表示のためのデータ処理が終わったら、起動処理中画面またはデータ読み込み中画面と印刷設定表示を終了し、画像データ表示のための画面(図11)に切り替え、メモリカードに記録されている画像を表示させる(S210)。
上述の実施形態では、プリントモジュール6の初期化処理が終了したあとにメモリカードからのデータ読み込み処理を開始したが、これらの処理を平行して行ってもよい。平行して処理を行うことにより、起動処理時間の短縮が可能である。
本実施形態によれば、プリントモジュール6の初期化中に印刷設定の表示を行うことができる。そのため、印刷機構初期化時の、ユーザがプリンタを操作できない時に、印刷設定を表示させることにより、この時間を有効活用できる。また、印刷機構初期化がおわり、画像が表示された後は、既に印刷設定を確認済みなので印刷設定を確認しなくてもすぐに印刷を開始することができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態について図を参照して説明する。第3の実施形態のプリンタは、第1の実施形態と同じ構成である。しかし、起動時の印刷条件設定の表示シーケンスが第1の実施形態と少し異なっている。第1の実施形態では、メモリカードからのデータ読み込み処理が終わって、画像が表示されたら印刷設定の表示を消した。それに対し、第3の実施形態は、画像が表示されてから所定時間(本実施形態では3秒)だけは図10のように画像に重ねて印刷設定を表示させ、その後、所定時間経過したら、印刷設定の表示は自動的に消される。
第3の実施形態について図を参照して説明する。第3の実施形態のプリンタは、第1の実施形態と同じ構成である。しかし、起動時の印刷条件設定の表示シーケンスが第1の実施形態と少し異なっている。第1の実施形態では、メモリカードからのデータ読み込み処理が終わって、画像が表示されたら印刷設定の表示を消した。それに対し、第3の実施形態は、画像が表示されてから所定時間(本実施形態では3秒)だけは図10のように画像に重ねて印刷設定を表示させ、その後、所定時間経過したら、印刷設定の表示は自動的に消される。
図12は、第3の実施形態におけるプリンタ起動処理時の印刷条件設定表示のフローチャート図である。第1の実施例と同じ処理については、同じ番号を付して説明を省略する。また、これらの処理も第1の実施形態と同様に、CPU9がROM11から読み出したプログラムに基づき、演算及びプリンタ1の各部の制御を行うことにより実行される。S101〜S109は第1の実施形態と同様の処理を行う。
S105で、印刷設定が表示されると、CPU9は表示時間のカウントを開始する。
S105で、印刷設定が表示されると、CPU9は表示時間のカウントを開始する。
そして、S108でメモリカードからのデータ読み込み処理が開始されている間、印刷設定表示を終了するまで印刷設定表示時間のチェックを行う(S301、S307)。本実施例では、印刷設定の表示時間を3秒と設定しているが、それより長くても良いし短くても良い。ユーザが印刷設定を確認できるだけの時間であればよい。また、ユーザの設定により表示時間を可変にしても良い。
S301で、データ読み込み中に、印刷設定の表示を開始してから3秒経過したと判断された場合は、S302に遷移し、印刷設定の表示を消し、起動処理中の画面のみを表示させる。その後、データの読み込みが完了したら(S303)、図11のように画像データ表示させる(S304)。印刷設定の表示を開始してから3秒経過していない間に、メモリカードからのデータ読み込み処理が完了したら、図10のように、画像と印刷設定を重ねて表示させる(S305)。その後、印刷設定の表示を開始してから3秒経過したら(S307)、印刷設定の表示を終了し、図11のように画像データのみを表示させる(S308)。
このように、本実施形態では、第1の実施形態のように、データ読み込み処理が完了して画像データが表示されたら印刷設定表示を消すのではなく、印刷設定を所定時間表示するような構成にした。これは、前にも述べたとおり最初に表示する画像のサイズやメモリカードに記録されているファイルの数によってデータ読み込み処理の負荷が異なり、表示するまでに必要となる時間が変化する。そのため、画像データが表示されたら印刷設定表示を消す構成だと、印刷設定を十分確認できない間に印刷設定表示が消されてしまう場合が考えられる。そのため、本実施例では、印刷設定を確認するため、所定時間は必ず印刷設定を表示する構成とした。これにより、ユーザは確実に起動時に印刷設定を確認することが可能となる。
本実施形態では、データ読み込み処理中に3秒経過した場合も印刷設定の表示を消したが、データ読み込み処理中は印刷設定をずっと表示させ、画像が表示された場合のみ3秒経過したら印刷設定表示を消すような構成にしても良い。画像が表示された後、ユーザからの指示等があるまでずっと印刷設定を表示させるようにしてもよいが、印刷設定の表示により画像が隠れて見えにくくなってしまう。そのため、画像が表示されたら印刷設定の表示を消したり、また、印刷設定の表示を小さくしたりして、画像閲覧の妨げにならないような構成を取った方が望ましい。
[その他の実施形態]
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等が考えられる。また、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。
有線/無線通信を用いたプログラムの供給方法としては、次のような方法が考えられる。すなわち、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムそのもの、もしくはプログラムデータファイルを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータにプログラムデータファイルをダウンロードするような方法である。
ここで、プログラムデータファイルは、本発明を形成するコンピュータプログラムを圧縮され自動インストール機能を含むファイル等も含む。
この場合、プログラムデータファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに配置することも可能である。
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムデータファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるサーバ装置も本発明に含む。
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムデータファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるサーバ装置も本発明に含む。
1 プリンタ
2 メモリカード
3 メモリカードインターフェース
4 表示モジュール
5 ユーザインターフェースモジュール
6 プリントモジュール
7 電源モジュール
8 I/Oポート部
9 CPU
10 RAM
11 ROM
2 メモリカード
3 メモリカードインターフェース
4 表示モジュール
5 ユーザインターフェースモジュール
6 プリントモジュール
7 電源モジュール
8 I/Oポート部
9 CPU
10 RAM
11 ROM
Claims (13)
- 画像を表示するための表示手段を有するプリンタであって、
印刷条件を設定するための印刷設定手段と、
前記印刷設定手段により設定された印刷条件を記憶する記憶手段と、
電源投入による前記プリンタの起動処理中に、前記記憶手段に記憶されている印刷条件を前記表示手段に表示させる制御手段とを有する
ことを特徴とするプリンタ。 - 記録媒体を装着するための装着手段と、
前記装着手段に記録媒体が装着されているか判断する判断手段を有し、
前記制御手段は、記録媒体が装着されていると判断された場合に、前記印刷条件を表示させることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。 - 前記印刷条件は、日付印刷のON/OFF設定、画像番号印刷のON/OFF設定、フチ有りフチ無し印刷の設定、レイアウト設定、赤目補正ON/OFF設定、色補正モードの設定のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
- さらに、ユーザからの印刷指示に応じて、前記表示手段に表示されている画像を印刷する印刷手段を有し、
印刷指示された後に、印刷条件を表示させることなく画像の印刷を開始することが可能であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のプリンタ。 - 前記制御手段は、前記印刷条件を所定時間表示させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のプリンタ。
- 記録媒体に記録されている画像を読み出すための読み出し手段と、
前記プリンタが起動したことに応じて、前記読み出し手段により画像を読み出し、読み出した画像を前記表示手段に表示させる画像表示制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記画像表示制御手段により表示手段に画像が表示されるまでの間に印刷条件を表示させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のプリンタ。 - 前記制御手段は、前記画像表示制御手段により表示手段に画像が表示されたことに応じて前記印刷条件の表示を消すことを特徴とする請求項6に記載のプリンタ。
- 前記制御手段は、起動処理中であることを示す起動画面を前記プリンタの起動に応じて前記表示手段に表示させ、前記起動画面と共に前記印刷条件を表示させることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のプリンタ。
- 画像を表示するための表示手段を有するプリンタの制御方法であって、
ユーザにより設定された印刷条件をメモリに記録する記録工程と、
電源投入によるプリンタの起動処理中に、前記メモリに記録されている印刷条件を取得し、前記印刷条件を前記表示手段に表示させる表示制御工程とを有する
を有することを特徴とするプリンタの制御方法。 - 前記表示制御工程では、前記印刷条件を所定時間表示させることを特徴とする請求項9に記載のプリンタの制御方法。
- 前記プリンタが起動したことに応じて、記録媒体に記録されている画像を読み出し、読み出した画像を前記表示手段に表示させる画像表示制御工程を有し、
前記表示制御工程は、前記画像表示制御工程により表示手段に画像が表示されるまでの間に印刷条件を表示させることを特徴とする請求項9または10に記載のプリンタの制御方法。 - 前記プリンタが起動したことに応じて、記録媒体に記録されている画像を読み出し、読み出した画像を前記表示手段に表示させる画像表示制御工程と、
前記画像表示制御工程により表示手段に画像が表示されたことに応じて、前記印刷条件の表示を消す制御工程とを有することを特徴とする請求項9または11に記載のプリンタの制御方法。 - 前記プリンタの起動に応じて起動処理中であることを示す起動画面を前記表示手段に表示させる起動画面表示工程を有し、
前記表示制御工程は、前記起動画面と共に前記印刷条件を表示させることを特徴とする請求項9ないし12のいずれか1項に記載のプリンタの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007242390A JP2009072962A (ja) | 2007-09-19 | 2007-09-19 | プリンタおよびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007242390A JP2009072962A (ja) | 2007-09-19 | 2007-09-19 | プリンタおよびその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009072962A true JP2009072962A (ja) | 2009-04-09 |
Family
ID=40608463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007242390A Pending JP2009072962A (ja) | 2007-09-19 | 2007-09-19 | プリンタおよびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009072962A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160100759A1 (en) * | 2014-10-10 | 2016-04-14 | Nihon Kohden Corporation | Medical telemeter, medical system, and method of controlling medical telemeter |
JP2018089847A (ja) * | 2016-12-02 | 2018-06-14 | コニカミノルタ株式会社 | 情報処理装置、画像形成装置、および制御プログラム |
-
2007
- 2007-09-19 JP JP2007242390A patent/JP2009072962A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160100759A1 (en) * | 2014-10-10 | 2016-04-14 | Nihon Kohden Corporation | Medical telemeter, medical system, and method of controlling medical telemeter |
JP2016081139A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | 日本光電工業株式会社 | 医用テレメータ、医療システム、及び医用テレメータ制御方法 |
US11064885B2 (en) | 2014-10-10 | 2021-07-20 | Nihon Kohden Corporation | Medical telemeter, medical system, and method of controlling medical telemeter |
JP2018089847A (ja) * | 2016-12-02 | 2018-06-14 | コニカミノルタ株式会社 | 情報処理装置、画像形成装置、および制御プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100648665B1 (ko) | 화상형성장치 및 화상형성장치 제어방법 | |
JP2009208465A (ja) | 印刷システム、印刷システムの制御方法、印刷システムの制御プログラム、及び印刷装置 | |
US7856491B2 (en) | Removable media device capable of notifying network device of insertion of removable media | |
JP4604966B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP2009072962A (ja) | プリンタおよびその制御方法 | |
JP4595786B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP4940078B2 (ja) | プリンタおよびその制御方法 | |
US20210300068A1 (en) | Tape printing apparatus, information processing apparatus, method for controlling tape printing apparatus, and storage medium | |
JP4604967B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP2005059336A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008162054A (ja) | 印刷装置 | |
JP2007261191A (ja) | 印刷装置 | |
US8321532B2 (en) | Information processing system, information processing terminal, and computer readable medium | |
JP2007190715A (ja) | 印刷装置 | |
JP2005138443A (ja) | 小印刷物作成装置、小印刷物作成方法及び小印刷物作成プログラム | |
JP2004291501A (ja) | 印刷制御装置及び印刷制御プログラム | |
US10831414B2 (en) | Image forming apparatus, image forming system, and image forming method for printing a data file determined to be printed | |
JP2010012676A (ja) | 印刷装置およびテープ印刷装置 | |
JP2006345041A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2008074070A (ja) | プリンタ | |
JP2006142615A (ja) | ダイレクトプリンタ | |
JP2021154548A (ja) | 印刷装置および印刷装置の制御方法 | |
JP5025559B2 (ja) | 画像表示装置および画像表示装置の制御方法 | |
JP6365168B2 (ja) | 印刷装置、印刷方法及びプログラム | |
JP2020119065A (ja) | プログラムおよび情報処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100201 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20100630 |