JP2021154548A - 印刷装置および印刷装置の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録紙を節約することが可能な印刷装置を提供する。【解決手段】画像を表示する表示部を備えない印刷装置であって、ロール紙から引き出した記録紙に印刷を行う印刷部と、前記印刷部による印刷に関する複数の設定情報に基づいて前記印刷部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、複数の前記設定情報の印刷を行うモードである第1モードであるとき、複数の前記設定情報のうち少なくとも一部の前記設定情報については一部の前記設定情報を示す文字列の印刷を前記記録紙に行わず、少なくとも一部の前記設定情報を含む二次元コードの印刷を前記記録紙に行う、印刷装置。【選択図】図1

Description

実施形態は、印刷装置および印刷装置の制御方法に関する。
POS(Point Of Sale)の印刷装置では、レシート等を印刷することが行われている。POSの印刷装置では、液晶ディスプレイなどのディスプレイを備えていない場合が多い。
また、POSの印刷装置では、例えば、セルフテストモードを有している。セルフテストモードでは、印刷装置がPOSの端末と接続されていなくても、当該印刷装置により所定の設定情報をセルフテスト情報として印刷することが可能である。当該所定の設定情報は、例えば、当該印刷装置の名称、ファームウェア、通信設定、ディップスイッチの設定状態、あるいは、他の各種の設定値などの情報である。当該印刷装置によって、これらの情報が、レシートと同じ記録紙に印刷されて、当該記録紙に印刷物として表示される。
例えば、特許文献1に記載された印刷装置では、文字列からなるセルフテスト情報を印刷することが行われている(特許文献1参照。)。また、当該印刷装置では、セルフテスト情報の前半部分の印刷、および、セルフテスト情報の後半部分の印刷が行われている。
特表2010−517808号公報
しかしながら、上述のような印刷装置では、セルフテストモードにおいて、文字列からなる所定の設定情報のすべてをそのまま文字列で記録紙に印刷するため、記録紙の使用量が多くなり記録紙の節約が難しい場合があった。
なお、特許文献1に記載された印刷装置では、セルフテスト情報の前半部分の印刷、および、セルフテスト情報の後半部分の印刷が行われるが、全体としては、記録紙の使用量が多くなる。
上記課題を解決するために一態様は、画像を表示する表示部を備えない印刷装置であって、ロール紙から引き出した記録紙に印刷を行う印刷部と、前記印刷部による印刷に関する複数の設定情報に基づいて前記印刷部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、複数の前記設定情報の印刷を行うモードである第1モードであるとき、複数の前記設定情報のうち少なくとも一部の前記設定情報については一部の前記設定情報を示す文字列の印刷を前記記録紙に行わず、少なくとも一部の前記設定情報を含む二次元コードの印刷を前記記録紙に行う、印刷装置である。
上記課題を解決するために一態様は、画像を表示する表示部を備えない印刷装置であって、ロール紙から引き出した記録紙に印刷を行う印刷部を備え、前記印刷部による印刷に関する複数の設定情報に基づいて前記印刷部を制御する印刷装置の制御方法であって、
複数の前記設定情報の印刷を行うモードである第1モードであるとき、複数の前記設定情報のうち少なくとも一部の前記設定情報については一部の前記設定情報を示す文字列の印刷を前記記録紙に行わず、少なくとも一部の前記設定情報を含む二次元コードの印刷を前記記録紙に行う、印刷装置の制御方法である。
実施形態に係る印刷システムの概略的な構成を示す図である。 実施形態に係る印刷装置の概略的な機能ブロックの構成を示す図である。 実施形態に係る印刷装置の文字列で表されたセルフテスト情報の一例を示す図である。 実施形態に係る印刷装置の二次元コードで表されたセルフテスト情報の一例を示す図である。 実施形態に係る印刷装置において印刷される文字情報の一例を示す図である。 実施形態に係る端末装置において二次元コードに基づいて表示される表示セルフテスト情報の一例を示す図である。 実施形態に係る印刷装置において行われる処理の手順の一例を示す図である。 実施形態に係る印刷装置において行われる処理の手順の一例を示す図である。 実施形態に係る印刷装置において行われる処理の手順の一例を示す図である。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る印刷システム1の概略的な構成を示す図である。
印刷システム1は、印刷装置11と、ホストコンピューター12と、端末装置21と、を備える。
図1の例では、印刷装置11については外観を斜視した様子を示してある。また、図1の例では、ホストコンピューター12および端末装置21については、外観を省略し、簡易化して示してある。
また、図1には、印刷装置11によって行われる印刷の印刷媒体である記録紙Rを示してある。本実施形態では、記録紙Rは、ロール紙Lから引き出された紙片である。また、記録紙Rは感熱紙である。
ここで、図1の例では、印刷装置11の内部に収容されるロール紙Lおよび当該内部の構造については、概略で示してある。
なお、回線13については、印刷システム1に備えられていると捉えられてもよく、あるいは、印刷システム1に対して外部に備えられていると捉えられてもよい。
ホストコンピューター12は、外部装置の一例である。ホストコンピューター12は、回線13を介して印刷装置11と接続され、印刷装置11を制御する。ホストコンピューター12は、印刷装置11を制御することで、印刷装置11に印刷を実行させることなどを行う。
ここで、ホストコンピューター12は、印刷装置11を制御するコンピューターである。
ホストコンピューター12には、所定のアプリケーション、および、印刷装置11に対応するプリンタードライバーがインストールされる。ホストコンピューター12は、当該アプリケーション、当該プリンタードライバー、および、他の付随するプログラムの機能により、印刷装置11を制御する。
回線13としては、例えば、有線の回線が用いられてもよく、あるいは、無線の回線が用いられてもよい。本実施形態では、回線13として、有線の回線が用いられる場合を示す。
なお、外部装置としては、ホストコンピューター12の代わりに、他の装置が用いられてもよい。
具体例として、ホストコンピューター12は、印刷対象となる印刷データを印刷装置11に送信し、プリンタードライバーの機能により、当該印刷データに応じた画像を印刷装置11により印刷させる制御を行う。
また、具体例として、ホストコンピューター12は、プリンタードライバーの機能により、所定のコマンドを印刷装置11に送信して、印刷装置11における設定情報の初期設定あるいは変更などを行う。
端末装置21は、表示部211と、撮像部212と、を備える。
表示部211は、例えば、液晶ディスプレイなどの画面を備える。
撮像部212は、例えば、カメラである。
なお、端末装置21は、様々な装置であってもよく、例えば、タブレット、あるいは、スマートフォンであってもよい。
印刷装置11は、筐体110にロール紙Lを収容し、図示しないライン型のサーマルヘッドによって、当該ロール紙Lから引き出した記録紙Rに画像を印刷するラインサーマルプリンターである。
本実施形態では、印刷装置11およびホストコンピューター12は、例えば、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、あるいは、飲食店等の店舗のレジカウンターに設けられている。そして、印刷装置11では、当該レジカウンターで行われる会計に応じて、記録紙Rに画像を印刷した結果をレシートとして発行する。このため、本実施形態に係る印刷装置11は、レシートプリンターなどと呼ばれてもよい。
本実施形態に係る印刷装置11およびホストコンピューター12は、POSに適用されている。ホストコンピューター12は、例えば、別体である図示しないPOS端末を制御する装置として構成されてもよく、あるいは、POS端末と一体で構成されて、POS端末の機能を有してもよい。
印刷装置11の筐体110の上面110aには、開閉可能なカバー112が設けられている。
カバー112は、筐体110の上面110aに設けられた押下式のレバー113がユーザーによって押し下げられることにより、開状態となる。
カバー112が開状態となると、筐体110内においてロール紙Lを収容する図示しない収容部が露出し、ユーザーによってロール紙Lの補充あるいは交換を行うことができる。
印刷装置11の筐体110の上面110aには、印刷後の記録紙Rを排出する排紙口114が設けられている。排紙口114に対応する位置には、記録紙Rをカットするカット刃115が設けられている。カット刃115は、記録紙Rと交差する方向であって記録紙Rを切断する方向である切断方向に移動する可動刃である第1刃と可動刃と接触して記録紙Rを切断する固定刃である第2刃とを備えてもよい。
印刷装置11の筐体110の上面110aには、パネル118が設けられている。パネル118には、押下式のスイッチである操作スイッチ117、および、印刷装置11の状態等を表示する複数のLED(Light Emitting Diode)19が設けられている。
印刷装置11の筐体110の前面110bには、印刷装置11の電源をオンとオフとで切り替える電源スイッチ116が設けられている。
このように、本実施形態に係る印刷装置11の筐体110には、ユーザーがカバー112を開状態とすることなく操作することが可能なスイッチとして、電源スイッチ116、および、操作スイッチ117が設けられている一方、他のスイッチは設けられていない。また、印刷装置11は、例えば、液晶表示パネルあるいは有機EL(Electro Luminescence)パネル等のような、情報を表示することが可能な表示パネルを備えていない。つまり、印刷装置11は、画像を表示する画面などの表示部を備えていない。これにより、本実施形態に係る印刷装置11では、筐体110の小型化が図られている。
図2は、実施形態に係る印刷装置11の概略的な機能ブロックの構成を示す図である。
なお、図2の例では、印刷装置11とともに、印刷装置11と接続されたホストコンピューター12および回線13を示してある。
印刷装置11は、制御部320と、記憶部321と、通信部322と、印刷部323と、入力部324と、ディップスイッチ部325と、を備える。これらの機能部は、印刷装置11の内部の基板に実装されている。
制御部320は、例えば、CPU(Central Processing UniT)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、および、信号処理回路等を備え、印刷装置11の各部を制御する。
制御部320は、例えば、CPUによって、記憶部321に記憶されたファームウェア等のプログラムを読み出して、当該プログラムを実行することにより、各種の処理を実行する。
また、制御部320は、例えば、ASICに実装された機能によって、当該機能の処理を実行する。
また、制御部320は、例えば、信号処理回路によって所定の信号処理を実行する。
このように、制御部320は、ハードウェアとソフトウェアとの協働により、各種の処理を実行する。
記憶部321は、各種のデータを記憶する。
記憶部321は、例えば、不揮発性メモリーであるフラッシュROM(Read Only Memory)等のROM、および、揮発性メモリーであるRAM(Random Access Memory)を含む。
制御部320では、例えば、CPUが、記憶部321のROMに記憶された各種のデータを読み出して記憶部321のRAMに書き込み、当該RAMを使用して各種の演算等を行う。
本実施形態では、記憶部321は、例えば、印刷装置11における印刷部323による印刷に関する複数の設定情報などを記憶する。
制御部320は、印刷部323による印刷に関する複数の設定情報に基づいて、印刷部323を制御する。
通信部322は、所定の通信規格にしたがった通信ハードウェアにより構成されており、制御部320により制御されて、所定の通信規格にしたがって、ホストコンピューター12と通信することが可能である。通信部322は、回線13を介して、ホストコンピューター12と接続されている。なお、通信ハードウェアとしては、通信回路、通信ポート、通信基板、通信コネクター等のハードウェアが一例として挙げられる。
本実施形態では、通信部322は、ホストコンピューター12から回線13を介して印刷装置11に送信された印刷データを受信することなどを行う。
ここで、本実施形態では、ホストコンピューター12と印刷装置11との間での通信に用いられる通信規格は、有線通信に係る規格である。有線通信に係る規格としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)、RS232C等のUSB以外のシリアル通信規格、IEEE1284等のパラレル通信規格、あるいは、イーサネット(登録商標)などが用いられてもよい。
他の例として、回線13が無線の回線である場合には、ホストコンピューター12と印刷装置11との間での通信に用いられる通信規格は、無線通信に係る規格である。無線通信に係る規格としては、例えば、Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN(Local Area Network)に係る通信規格、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信に係る規格などが用いられてもよい。
印刷部323は、搬送機構、印刷機構、および、切断機構を備える。
搬送機構は、印刷装置11に収容されたロール紙Lを所定方向に搬送する搬送ローラー、および、ロール紙Lの搬送に関する他の要素を備える。
印刷機構は、ロール紙Lを搬送する方向である所定方向に対して直交する方向に沿って複数の発熱素子を並べて配置したサーマルヘッド、および、他の印刷に関する要素を備える。
切断機構は、ロール紙Lから引き出された記録紙Rを切断するカット刃115、および、記録紙Rの切断に関する他の要素を備える。
印刷部323は、制御部320により制御されて、搬送機構によってロール紙Lを所定方向に搬送し、印刷機構によってロール紙Lから引き出された記録紙Rに画像を印刷し、切断機構によって記録紙Rを所定の位置で切断することにより、画像が印刷された紙片を発行する。
本実施形態では、印刷部323は、通信部322によって受信された印刷データにより特定される画像、あるいは、セルフテスト情報により特定される画像などを印刷する。
入力部324は、電源スイッチ116、操作スイッチ117、および、図示しないカバースイッチを備え、これらのスイッチに対する操作を検出し、当該操作の検出結果を制御部320に出力する。
入力部324は、例えば、ユーザーによって操作される。
制御部320は、入力部324からの入力に基づいて、スイッチに対する操作に対応する処理を実行する。
ディップスイッチ部325は、1個以上のディップスイッチを備える。それぞれのディップスイッチは、例えば、2つの状態で切り替えられることが可能である。それぞれのディップスイッチは、例えば、ユーザーによって操作されて、状態が切り替えられる。なお、他の例として、3つ以上の状態に切り替えられるディップスイッチが用いられてもよい。
ディップスイッチ部325は、それぞれのディップスイッチが切り替えられている状態を特定する情報を制御部320に出力する。
制御部320は、ディップスイッチ部325からの入力に基づいて、ディップスイッチ部325の状態に対応する処理を実行する。
なお、本実施形態では、入力部324とディップスイッチ部325とを別の構成要素として説明するが、例えば、ディップスイッチ部325が入力部324に含まれると捉えられてもよい。
ここで、印刷装置11におけるモードについて説明する。
本実施形態に係る印刷装置11は、第1モードの一例であるセルフテストモードと、第2モードの一例である通常印刷モードを有する。
なお、印刷装置11は、さらに他のモードを有してもよいが、本実施形態では、説明を簡易にするために、セルフテストモードと通常印刷モードのみについて説明する。
通常印刷モードは、印刷装置11においてホストコンピューター12から受信した印刷データに基づく画像の印刷を行うモードである。
セルフテストモードは、印刷装置11において印刷部323による印刷に関する複数の設定情報をセルフテスト情報として印刷するモードである。本実施形態では、セルフテスト情報として印刷される設定情報は、例えば、当該セルフテスト情報が印刷される時点での設定情報である。
ここで、セルフテスト情報の少なくとも一部は、例えば、印刷装置11と通信するホストコンピューター12などの設定内容を印刷装置11の設定情報に合わせる作業に用いられてもよい。当該作業は、例えば、ユーザーによって行われる。
印刷装置11において、通常印刷モードとセルフテストモードとは、ユーザーによって行われる所定の操作またはホストコンピューター12から印刷装置11に送信されるコマンド等に応じて、切り替えられる。当該所定の操作としては、任意の操作が用いられてもよい。
なお、例えば、印刷装置11では、セルフテストモードにおいては、ホストコンピューター12あるいは端末装置21などの外部の装置と通信することができない構成が用いられてもよい。
ここで、設定情報としては、様々な情報が用いられてもよく、例えば、設定項目ごとの設定値が用いられてもよい。
また、設定情報としては、例えば、ユーザーによって行われる操作、あるいは、ホストコンピューター12から印刷装置11に送信されるコマンド等によって、設定値を変更することが可能な情報が用いられてもよい。
なお、例えば、通信に関する設定情報は、初期に設定された後に、そのまま変更されずに維持される場合がある。ただし、通信に関する設定情報が、初期に設定された後に、変更される場合があってもよい。
また、例えば、印刷に関する設定情報は、初期に設定された後に、変更される場合がある。ただし、印刷に関する設定情報が、初期に設定された後に、そのまま変更されずに維持される場合があってもよい。
また、設定情報には、例えば、図示しないカウンターあるいは図示しないセンサーなどによって測定される情報が含まれてもよく、あるいは、このような情報が含まれなくてもよい。
また、設定情報には、例えば、印刷装置11のメンテナンスに関する情報が含まれてもよく、あるいは、このような情報が含まれなくてもよい。
本実施形態では、印刷装置11において、制御部320は、電源オンのときに第1条件を満たすと判断した場合、セルフテストモードに対応する動作を実行する。一方、印刷装置11において、制御部320は、電源オンのときに第1条件を満たさないと判断した場合、通常印刷モードに対応する動作を実行する。
第1条件としては、様々な条件が用いられてもよい。
一例として、第1条件は、所定のボタンが押下されながら、電源スイッチ116が押下されて電源がオンにされる操作がユーザーによって行われたという条件が用いられてもよい。当該所定のボタンは、例えば、図示しないフィードボタンであってもよい。フィードボタンは、例えば、操作スイッチ117に含まれている。
他の例として、セルフテストモードに対応する動作を実行するための条件として、電源スイッチ116が押下されて電源がオンにされた後に、所定のコマンドが制御部320によって受け付けられたという条件が用いられてもよい。当該所定のコマンドは、例えば、ホストコンピューター12から回線13を介して印刷装置11に送信されてもよい。
図3は、実施形態に係る印刷装置11の文字列で表されたセルフテスト情報1011の一例を示す図である。文字列で表されたセルフテスト情報1011が第1記録紙1012に印刷されている。なお、第1記録紙1012は、記録紙Rの一例である。
図3の例では、セルフテスト情報1011は、第1情報部J1〜第4情報部J4を含んでいる。また、図3の例では、セルフテスト情報1011には、第1情報部J1〜第4情報部J4の後に続けて、第5情報部J5が付加されている。
第1情報部J1は、印刷装置11の「名称」の情報を含む。
図3の例では、「名称」は「AAA」である。
第2情報部J2は、「シリアルインターフェイス」の情報として、「ポートレート」、「データビット」、「パリティビット」、「ストップビット」、「ハンドシェイク」の情報を含む。
図3の例では、「ポートレート」は「9600bps」であり、「データビット」は「8ビット」であり、「パリティビット」は「なし」であり、「ストップビット」は「1ビット」であり、「ハンドシェイク」は「DTR/DSR」である。なお、DTRはデータ端末レディに相当し、DSRはデータセットレディに相当する。
第3情報部J3は、「印刷密度」の情報を含む。
図3の例では、「印刷密度」は「普通」である。
なお、印刷密度は、印刷濃度と呼ばれてもよい。
第4情報部J4は、「ディップスイッチ部」の情報を含む。
図3の例では、「ディップスイッチ部」の情報として、8個のディップスイッチの情報を含む。そして、1番目〜8番目のディップスイッチのうち、1番目および4番目〜8番目のディップスイッチがオフの状態であり、2番目および3番目のディップスイッチがオンの状態であることが表されている。図3の例では、オフの状態が黒い四角により表されており、オンの状態が白い四角により表されている。
なお、本実施形態では、四角などの記号文字についても、文字列の構成要素であるとする。
第5情報部J5は、文字情報を含む。
図3の例では、文字情報は、「所定の操作によって印刷態様を選択してください」である。
このような文字情報は、例えば、コメントの情報、あるいは、メッセージの情報などと呼ばれてもよい。
図3の例では、第1情報部J1〜第4情報部J4のそれぞれごとの情報が1つの設定情報を構成する場合、セルフテスト情報1011には複数の設定情報が含まれる。また、図3の例では、「シリアルインターフェイス」、「印刷密度」、「ディップスイッチ」といった設定項目の情報は、印刷部323による印刷に関する設定情報である。
なお、図3に示されるセルフテスト情報1011は一例であり、任意の設定項目およびその内容を有するセルフテスト情報が用いられてもよい。また、本実施形態では、説明の便宜上、セルフテスト情報1011を複数の情報部である第1情報部J1〜第4情報部J4に区切って説明したが、このような区切りは説明のためであり、必ずしも無くてもよい。
例えば、図3に示されるセルフテスト情報1011では、「名称」、「シリアルインターフェイス」、「印刷密度」、「ディップスイッチ」といった設定項目が含まれるが、これら複数の設定項目のうち一部が用いられなくてもよく、あるいは、全部が用いられなくてもよい。そして、セルフテスト情報1011に、他の設定項目が含まれてもよい。
具体例として、設定情報における他の設定項目として、印刷速度、外字登録、フォントのデザイン、あるいは、店舗のロゴ等のグラフィックスなどの設定項目が用いられてもよい。
また、図3の例では、セルフテスト情報1011に第5情報部J5が付加されている構成として説明したが、例えば、セルフテスト情報1011に第5情報部J5が含まれると捉えられてもよく、あるいは、セルフテスト情報1011と第5情報部J5とは別体の情報であると捉えられてもよい。
本実施形態では、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードにおいてセルフテスト情報を印刷した後に待機して、ユーザーによって所定の操作が行われた場合に、通常動作モードへ切り替える。当該所定の操作は、例えば、図示しないフィードボタンの押下であってもよい。当該所定の操作は、セルフテストモードから通常印刷モードへ切り替えるための操作であると捉えられてもよい。
例えば、第5情報部J5は、このような操作をユーザーに促すための情報であると捉えられてもよい。
図4は、実施形態に係る印刷装置11の二次元コード1111で表されたセルフテスト情報の一例を示す図である。二次元コード1111で表されたセルフテスト情報が第2記録紙1121に印刷されている。なお、第2記録紙1121は、記録紙Rの一例である。
二次元コード1111は、例えば、図3に示されるセルフテスト情報1011のすべての情報を含む。
具体的には、二次元コード1111は、例えば、図3に示される第1情報部J1〜第4情報部J4に相当する情報を含む。さらに、二次元コード1111は、例えば、図3に示される第5情報部J5に相当する情報を含んでもよい。
なお、二次元コード1111としては、任意のコードが用いられてもよく、例えば、QRコード(登録商標)が用いられてもよい。他の例として、二次元コード1111として、他の専用のアプリケーションで規定されるコードが用いられてもよい。
他の例として、二次元コード1111は、設定情報として、メンテナンスに関する情報を含んでもよい。
この場合、二次元コード1111は、メンテナンスに関する情報以外の情報を含んでもよく、あるいは、当該情報を含まなくてもよい。
他の例として、二次元コード1111は、設定情報の更新履歴を含んでもよい。当該更新履歴は、例えば、当該設定情報が過去に変更された場合に、変更前の設定情報と変更後の設定情報を特定することが可能な情報である。
二次元コード1111は、例えば、過去の任意の期間さかのぼったときから現在までの設定情報の更新履歴を含んでもよい。当該期間は、当該設定情報が初期に設定されたときまでさかのぼった期間であってもよく、つまり、当該設定情報が初期に設定されてからのすべての期間であってもよい。
他の例として、二次元コード1111は、必ずしも設定情報を直接的に含まなくてもよく、設定情報を取得するために用いられる情報を含んでもよく、つまり、設定情報を間接的に含んでもよい。当該情報としては、例えば、設定情報が記憶されている場所を特定する情報であってもよく、一例として、URL(Uniform Resource Locator)などのアドレスの情報であってもよい。当該設定情報は、例えば、サーバー装置などのような任意の装置に記憶されてもよい。
本実施形態では、このようなURLなどのアドレスの情報が、設定情報と捉えられてもよい。ユーザーは、例えば、端末装置21などによって、二次元コード1111により特定されるアドレスにアクセスすることで、当該アドレスに対応する場所に格納されている設定情報を取得などすることができる。
なお、本実施形態では、セルフテスト情報を含む1つの二次元コードが発行される場合を示すが、他の例として、セルフテスト情報に対応する複数の二次元コードが発行されてもよい。具体例として、セルフテスト情報が、複数の部分に分割されて、それぞれの部分を含む二次元コードが、全体として複数発行されてもよい。
本実施形態では、印刷装置11において、制御部320は、印刷部323による印刷に関する複数の設定情報に基づいて、印刷部323を制御する。そして、制御部320は、複数の設定情報の印刷を行うセルフテストモードであるとき、複数の設定情報のうち少なくとも一部の設定情報については、当該一部の設定情報を示す文字列の印刷を記録紙Rに行わず、少なくとも当該一部の設定情報を含む二次元コードの印刷を記録紙Rに行う。
ここで、印刷装置11において、セルフテストモードにおいてセルフテスト情報を記録紙Rに印刷する態様について説明する。
一例として、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードにおいて、セルフテスト情報を記録紙Rに印刷する態様として、あらかじめ定められた態様を用いてもよい。
具体例として、制御部320は、セルフテストモードである場合には、セルフテスト情報のすべてを二次元コードで印刷する態様を用いてもよい。
また、具体例として、制御部320は、セルフテストモードである場合には、セルフテスト情報のうちの所定の一部を二次元コードで印刷する態様を用いてもよい。当該所定の一部は、例えば、あらかじめ定められていてもよい。
このように、制御部320は、セルフテストモードであるとき、ユーザーによって操作が行われなくても自動的に、二次元コードの印刷を記録紙Rに行う、構成が用いられてもよい。
他の例として、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードにおいて、セルフテスト情報を記録紙Rに印刷する態様として、複数の態様を切り替えることが可能であってもよい。
この場合、例えば、印刷装置11では、制御部320は、ユーザーによって行われた操作に応じて、複数の態様を切り替えてもよい。
また、例えば、印刷装置11では、制御部320は、ホストコンピューター12から印刷装置11に送信されるコマンド等に応じて、複数の態様を切り替えてもよい。
また、例えば、印刷装置11では、制御部320は、あらかじめ定められた条件にしたがって、複数の態様を切り替えてもよい。
ここで、複数の態様は、例えば、セルフテスト情報の印刷に二次元コードを使用する態様と、セルフテスト情報の印刷に二次元コードを使用しない態様を含む。
具体例として、制御部320は、ユーザーあるいはホストコンピューター12から、セルフテストモードにおいて二次元コードの印刷を行わない設定を受け付けてもよい。また、制御部320は、ユーザーあるいはホストコンピューター12から、セルフテストモードにおいて二次元コードの印刷を行う設定を受け付けてもよい。
ここで、セルフテストモードにおいて二次元コードの印刷を行わない設定と、セルフテストモードにおいて二次元コードの印刷を行う設定とは、例えば、いずれか一方のみが固定的に設定される構成ばかりでなく、両方の設定が随時変更され得る構成が用いられてもよい。
また、具体例として、制御部320は、ディップスイッチの操作に基づいて、二次元コードの印刷を行わない設定または二次元コードの印刷を行う設定を受け付けてもよい。
ここで、二次元コードの印刷を行わない設定または二次元コードの印刷を行う設定は、例えば、ディップスイッチ部325に含まれる1個のディップスイッチの状態に基づいて指定されてもよく、あるいは、ディップスイッチ部325に含まれる2個以上のディップスイッチの状態の組み合わせに基づいて指定されてもよい。
印刷装置11では、制御部320は、二次元コードの印刷を行わない設定を受け付けた場合、セルフテストモードであるとき、セルフテスト情報に対応する文字列の印刷を記録紙Rに行う。ここで、セルフテスト情報に対応する文字列は、例えば、セルフテスト情報のすべてを表す文字列であってもよく、あるいは、セルフテスト情報のうちの所定の一部を表す文字列であってもよい。当該所定の一部は、例えば、あらかじめ定められていてもよい。
また、印刷装置11では、制御部320は、二次元コードの印刷を行う設定を受け付けた場合、セルフテストモードであるとき、セルフテスト情報に対応する二次元コードの印刷を記録紙Rに行う。ここで、セルフテスト情報に対応する二次元コードは、例えば、セルフテスト情報のすべてを表す二次元コードであってもよく、あるいは、セルフテスト情報のうちの所定の一部を表す二次元コードであってもよい。当該所定の一部は、例えば、あらかじめ定められていてもよい。
具体例として、制御部320は、初期設定時と、初期設定時以降とで、セルフテスト情報を印刷する態様の設定について、異なる取り扱いを行ってもよい。
例えば、制御部320は、制御部320の初期設定時には、セルフテストモードにおいて二次元コードの印刷を行わない設定としておく。そして、制御部320は、このような初期の設定にしたがってセルフテスト情報を文字列で印刷した後に、セルフテスト情報を二次元コードで印刷する設定を受け付けることが可能な状態となってもよい。
このように、印刷装置11では、セルフテスト情報に関して、制御部320の初期設定は二次元コードの印刷を行わない設定であり、制御部320は、文字列の印刷を記録紙Rに行った後に、二次元コードの印刷を行う設定を受け付け可能としてもよい。
具体例として、制御部320は、セルフテストモードにおいてセルフテスト情報を文字列で記録紙Rに印刷する場合に、当該文字列の後に、所定の文字情報を当該記録紙Rに印刷してもよい。当該所定の文字情報としては、様々な内容を表す文字情報であってもよく、一例として、二次元コードの印刷を行う設定を促す文字情報であってもよい。
このように、例えば、印刷装置11では、制御部320は、二次元コードの印刷を行わない設定を受け付けた場合、セルフテストモードであるとき、文字列の印刷を記録紙Rに行い、さらに当該文字列に続けて、二次元コードの印刷を行う設定を促す情報の印刷を当該記録紙Rに行う。
図5は、実施形態に係る印刷装置11において印刷される文字情報1211の一例を示す図である。当該文字情報1211は、二次元コードの印刷を行う設定を促す情報の一例である。
図5の例では、当該文字情報1211は、「所定の操作によって二次元コードの印刷を行う態様を選択することができます」という文字列の情報である。
なお、二次元コードの印刷を行う設定を促す情報としては、他の様々な表現の情報が用いられてもよい。
具体例として、制御部320は、セルフテスト情報に複数の設定項目が含まれる場合、前回のセルフテスト情報の印刷時などに対して、変更されていない設定項目の情報については二次元コードで印刷してもよい。
また、具体例として、制御部320は、セルフテスト情報に複数の設定項目が含まれる場合、前回のセルフテスト情報の印刷時などに対して、変更された設定項目の情報については文字列で印刷してもよい。
なお、セルフテスト情報に、必ず変更される値が含まれる場合には、例えば、当該値については、変更されても文字列で印刷しない態様が用いられてもよい。必ず変更される値としては、例えば、カウンターの値あるいはセンサーの値のように、時間の経過などによって変化していく値であって、所定のタイミングで測定される値あるいは所定のタイミングで切り替えられる値などがある。
ここで、セルフテスト情報に含まれるそれぞれの設定項目の設定情報は、例えば、ユーザーによって行われる操作、あるいは、ホストコンピューター12から印刷装置11に送信されるコマンド等に基づいて、変更されることが可能である。この場合、制御部320は、ユーザーによって行われる操作、あるいは、ホストコンピューター12から印刷装置11に送信されるコマンド等に基づいて、当該操作あるいは当該コマンド等により指定された設定項目の設定情報を、当該操作あるいは当該コマンド等により指定された情報へ変更する。
例えば、印刷装置11では、制御部320は、複数の設定情報のうち任意の設定情報について変更を受け付けたとき、変更の後にセルフテストモードとなる場合には、変更された情報について文字列の印刷を記録紙Rに行う。
具体例として、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードが設定されているときに、ホストコンピューター12から印刷装置11に送信された印刷データを取得した場合には、セルフテスト情報を記録紙Rに印刷した後に、通常印刷モードに切り替えて、当該印刷データに応じた画像を記録紙Rに印刷してもよい。ここで、印刷装置11では、セルフテストモードの印刷態様として、当該セルフテスト情報を文字列で印刷すること、あるいは、当該セルフテスト情報を二次元コードで印刷することが、設定されている。
なお、以上に示された例に限定されず、印刷装置11では、制御部320は、セルフテスト情報を記録紙Rに印刷する態様として、様々な態様を、様々な手法で、用いてもよい。
セルフテスト情報を記録紙Rに印刷する態様としては、例えば、セルフテスト情報のすべてを文字列で印刷する態様、セルフテスト情報の一部を文字列で印刷する態様、セルフテスト情報のすべてを二次元コードで印刷する態様、セルフテスト情報の一部を二次元コードで印刷する態様がある。
また、セルフテスト情報の一部を文字列で印刷する態様あるいはセルフテスト情報の一部を二次元コードで印刷する態様としては、例えば、セルフテスト情報の一部を文字列で印刷してセルフテスト情報の残りのすべてを二次元コードで印刷する態様、セルフテスト情報の一部を文字列で印刷してセルフテスト情報の残りの一部を二次元コードで印刷する態様、セルフテスト情報の一部を文字列で印刷してセルフテスト情報の残りについては印刷しない態様、セルフテスト情報の一部を二次元コードで印刷してセルフテスト情報の残りについては印刷しない態様がある。
本実施形態では、例えば、印刷装置11では、制御部320は、ユーザーによって行われる操作またはホストコンピューター12から印刷装置11に送信されるコマンド等に応じて、セルフテストモードにおいて文字列で印刷する対象とする設定情報、および、セルフテストモードにおいて二次元コードで印刷する対象とする設定情報のうちの一方または両方を設定することが可能である。このような設定は、初期的な設定であってもよく、あるいは、初期的な設定の後における変更の設定であってもよい。
図6を参照して、端末装置21によって行われる動作について説明する。
図6は、実施形態に係る端末装置21において二次元コードに基づいて表示される表示セルフテスト情報1311の一例を示す図である。なお、表示セルフテスト情報1311は、表示されるセルフテスト情報の一例である。
端末装置21は、例えば、ユーザーによって行われる操作を受け付け、当該操作に基づいて各種の動作を行う。なお、本実施形態では、説明を簡易化するために、印刷装置11のユーザーと端末装置21のユーザーとは同じであると想定して説明するが、他の例として、これらのユーザーが異なっていてもよい。
端末装置21では、撮像部212によって、印刷装置11により二次元コードが印刷された記録紙Rに表示されている当該二次元コードの画像を撮像する。そして、端末装置21では、撮像された二次元コードを解析してデコードを行い、当該デコードにより得られた表示セルフテスト情報1311を表示部211の画面に表示出力する。
図6の例では、端末装置21の表示部211の画面には、図3に示される第1情報部J1〜第4情報部J4と同じ情報が、表示セルフテスト情報1311として、表示されている。図6の例では、端末装置21では、表示部211の画面の表示内容をスクロールすることが可能であり、一画面にはセルフテスト情報の一部が表示され、他の部分はスクロールすることによって表示される。
なお、端末装置21では、例えば、二次元コードのデコードを行うアプリケーションがインストールされている。そして、端末装置21では、プロセッサーが当該アプリケーションを実行することで、二次元コードのデコードを行う。
また、例えば、端末装置21は、印刷装置11と無線により通信することが可能であってもよい。
この場合、端末装置21と印刷装置11との間での通信に用いられる通信規格は、無線通信に係る規格である。無線通信に係る規格としては、例えば、Wi−Fi(登録商標)等の無線LANに係る通信規格、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信に係る規格などが用いられてもよい。
なお、他の例として、端末装置21は、印刷装置11と有線により通信することが可能であってもよい。
この場合、端末装置21と印刷装置11との間での通信に用いられる通信規格は、有線通信に係る規格である。有線通信に係る規格としては、例えば、USB、RS232C等のUSB以外のシリアル通信規格、IEEE1284等のパラレル通信規格、あるいは、イーサネット(登録商標)などが用いられてもよい。
図7〜図9を参照して、本実施形態に係る印刷装置11において行われる処理について説明する。
図7は、実施形態に係る印刷装置11において行われる処理の手順の一例を示す図である。
図7の例では、印刷装置11におけるモードの設定などに関する処理の手順を示してある。
ステップS1の処理において、印刷装置11では、制御部320は、ユーザーあるいはホストコンピューター12からの指示に応じて、セルフテストモードを設定する。そして、印刷装置11では、制御部320は、ステップS2の処理へ移行する。
ステップS2の処理において、印刷装置11では、制御部320は、通常印刷モードを設定する指示が、ユーザーあるいはホストコンピューター12から受け付けられたか否かを判定する。
この判定の結果、印刷装置11では、制御部320は、通常印刷モードを設定する指示が受け付けられたと判定した場合、ステップS2のYESに対応し、ステップS5の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、印刷装置11では、制御部320は、通常印刷モードを設定する指示が受け付けられていないと判定した場合、ステップS2のNOに対応し、ステップS3の処理へ移行する。
ステップS3の処理において、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードの印刷指示が受け付けられたか否かを判定する。
この判定の結果、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードの印刷指示が受け付けられたと判定した場合、ステップS3のYESに対応し、ステップS4の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードの印刷指示が受け付けられていないと判定した場合、ステップS3のNOに対応し、ステップS2の処理へ移行する。
ステップS4の処理において、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードの印刷を行う。そして、印刷装置11では、制御部320は、ステップS2の処理へ移行する。
ステップS5の処理において、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードから通常印刷モードへ切り替えることで、通常印刷モードを設定する。そして、印刷装置11では、制御部320は、本フローの処理を終了する。
なお、印刷装置11では、制御部320は、通常印刷モードが設定されているときに、セルフテストモードを設定する指示が受け付けられたと判定した場合には、通常印刷モードからセルフテストモードへ切り替えることで、セルフテストモードを設定する。この設定の処理は、例えば、ステップS1の処理に相当すると捉えられてもよい。つまり、ステップS1の処理は、例えば、初期的にセルフテストモードが設定される場合と、通常印刷モードからセルフテストモードに切り替えられる場合を含んでもよい。
また、印刷装置11では、制御部320は、通常印刷モードが設定されているときに、通常の印刷指示が受け付けられたと判定した場合には、通常の印刷を行う。
さらに、ステップS1からS5の処理のうち、一部のステップを削減、入れ替えてもよい。例えば、所定のボタンが押下されながら、電源スイッチ116が押下されて電源がオンにされる操作がユーザーによって行われた場合、制御部320は、ステップS1およびS2の処理を行わないで、セルフテストモードの印刷指示が受け付けられたと判定し、セルフテストモードの印刷を行ってもよい。ここで、制御部320がセルフテストモードの印刷指示が受け付けられたと判定することは、ステップS3のYESに対応する。また、制御部320がセルフテストモードの印刷を行ってもよいことは、ステップS4に対応する。
図8は、実施形態に係る印刷装置11において行われる処理の手順の一例を示す図である。
図8の例では、図7に示されるステップS3の処理に係るセルフテストモードの印刷の処理の手順を示してある。
ステップS21の処理において、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードの印刷態様が二次元コードを印刷する印刷態様であるか否かを判定する。
この判定の結果、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードの印刷態様が二次元コードを印刷する印刷態様であると判定した場合、ステップS21のYESに対応し、ステップS22の処理へ移行する。
一方、この判定の結果、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードの印刷態様が二次元コードを印刷する印刷態様ではないと判定した場合、ステップS21のNOに対応し、ステップS23の処理へ移行する。
ステップS22の処理において、印刷装置11では、制御部320は、セルフテスト情報を二次元コードで印刷する。そして、印刷装置11では、制御部320は、本フローの処理を終了する。
ステップS23の処理において、印刷装置11では、制御部320は、セルフテスト情報を文字列で印刷する。そして、印刷装置11では、制御部320は、本フローの処理を終了する。
ここで、図8の例では、説明を簡易化するために、印刷装置11において、セルフテスト情報を二次元コードで印刷する場合と、セルフテスト情報を文字列で印刷する場合について、処理の手順の一例を示した。
他の例として、印刷装置11において、セルフテスト情報の一部を二次元コードで印刷するとともに、当該セルフテスト情報の残りの部分のうちの一部または全部を文字列で印刷する場合があってもよい。このような場合においても、印刷装置11では、制御部320は、まず、セルフテストモードの印刷態様を決定し、そして、決定した印刷態様でセルフテスト情報を印刷する。
図9は、実施形態に係る印刷装置11において行われる処理の手順の一例を示す図である。
図9の例では、セルフテストモードの印刷態様の設定の処理の手順を示してある。
図9の例では、印刷装置11において、セルフテスト情報の印刷が行われるごとに、ユーザーによって次回のセルフテストモードの印刷態様の設定が可能である場合について処理の手順を示す。
ステップS41の処理において、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードの印刷態様を設定する。そして、印刷装置11では、制御部320は、ステップS42の処理へ移行する。
ここで、この設定は、例えば、ユーザーまたはホストコンピューター12による指示に応じて行われてもよく、あるいは、あらかじめ定められた規定にしたがって行われてもよい。
ステップS42の処理において、印刷装置11では、制御部320は、設定された印刷態様で、セルフテストモードの印刷を行う。そして、印刷装置11では、制御部320は、ステップS43の処理へ移行する。
ステップS43の処理において、印刷装置11では、制御部320は、ユーザーによる指示に応じて、次回のセルフテストモードの印刷態様を設定する。そして、印刷装置11では、制御部320は、ステップS44の処理へ移行する。
ここで、ユーザーによる指示は、例えば、当該ユーザーによって行われる操作に基づいて制御部320により判定される。
ステップS44の処理において、印刷装置11では、制御部320は、セルフテストモードを通常印刷モードへ切り替えることで、通常印刷モードを設定する。そして、印刷装置11では、制御部320は、本フローの処理を終了する。
その後、印刷装置11では、制御部320は、次回に通常印刷モードからセルフテストモードへ切り替えられた場合に、当該次回のセルフテストモードの印刷において、ステップS43において設定された印刷態様を用いる。
ここで、例えば、印刷装置11では、制御部320は、ステップS42の処理の後に、次回のセルフテストモードの印刷態様の設定を促す文字情報を記録紙Rに印刷してもよい。当該文字情報としては、様々な表現の情報が用いられてもよい。
なお、印刷装置11では、制御部320は、任意のタイミングで、セルフテストモードの印刷態様の設定を促す文字情報を記録紙Rに印刷してもよい。当該タイミングとしては、例えば、印刷装置11が起動された後に最初にセルフテストモードが設定される前のタイミング、印刷装置11が起動された後に最初にセルフテストモードが設定されたときのタイミング、あるいは、毎回のセルフテストモードの開始時のタイミングなどが用いられてもよい。
以上のように、本実施形態に係る印刷システム1において、印刷装置11では、セルフテストモードにおいて、セルフテスト情報の一部または全部を二次元コードに含めて記録紙Rに印刷する。このため、印刷装置11では、例えば、セルフテスト情報を文字列で印刷する場合と比べて、印刷に要する記録紙Rの長さを削減することができ、これにより、記録紙Rの使用量を減らして、記録紙Rを節約することができ、環境保全に有効である。
具体例として、従来の印刷装置では、セルフテスト情報が一括して文字列で記録紙に印刷される場合、印刷項目数が多いときには、1回当たりの印刷長が約15〜20cmとなることもあり、用紙の使用量が多い場合があった。
これに対して、本実施形態に係る印刷装置11では、セルフテスト情報が一括して二次元コードで記録紙Rに印刷される場合、1回当たりの印刷長は約3〜5cmとなる。このような例では、本実施形態に係る印刷装置11では、従来の印刷装置と比べて、1回当たりの印刷長を約70〜80%程度削減することが可能である。
なお、本実施形態に係る印刷装置11は、例えば、セルフテストモードにおいて、セルフテスト情報の少なくとも一部を二次元コードで印刷するという構成およびそれに関する構成を除いて、従来の印刷装置と同様な構成が用いられてもよい。
一構成例として、印刷装置11では、画像を表示する表示部を備えない。印刷装置11では、ロール紙Lから引き出した記録紙に印刷を行う印刷部323と、印刷部323による印刷に関する複数の設定情報に基づいて印刷部323を制御する制御部320と、を備える。印刷装置11では、制御部320は、複数の設定情報の印刷を行うモードである第1モードであるとき、複数の設定情報のうち少なくとも一部の設定情報については一部の設定情報を示す文字列の印刷を記録紙に行わず、少なくとも一部の設定情報を含む二次元コードの印刷を記録紙に行う。
したがって、印刷装置11では、例えば、所定の設定情報を文字列で記録紙に印刷する場合と比べて、当該設定情報を二次元コードで記録紙Rに印刷することにより、記録紙Rを節約することができる。
なお、本実施形態では、第1モードは、セルフテストモードである。
一構成例として、印刷装置11では、制御部320は、電源オンのときに第1条件を満たすと判断した場合、第1モードに対応する動作を実行する。
したがって、印刷装置11では、所定の条件が満たされる場合に、第1モードに対応する動作を実行する状態とすることができる。
一構成例として、印刷装置11では、外部装置と通信可能な通信部322を備える。印刷装置11では、制御部320は、電源オンのときに第1条件を満たさないと判断した場合、外部装置から受信した印刷データに基づく印刷を行うモードである第2モードに対応する動作を実行する。
したがって、印刷装置11では、所定の条件が満たされない場合に、第2モードに対応する動作を実行する状態とすることができる。
なお、本実施形態では、第2モードは、通常印刷モードである。
一構成例として、印刷装置11では、制御部320は、第1モードであるとき、自動的に二次元コードの印刷を記録紙に行う。
したがって、印刷装置11では、第1モードであるとき、例えば、ユーザーあるいは外部装置からの指示が無くても自動的に、二次元コードの印刷を記録紙Rに行って、記録紙Rを節約することができる。
一構成例として、印刷装置11では、制御部320は、二次元コードの印刷を行わない設定を受け付けた場合、第1モードであるとき、文字列の印刷を記録紙Rに行う。印刷装置11では、制御部320は、二次元コードの印刷を行う設定を受け付けた場合、第1モードであるとき、二次元コードの印刷を記録紙Rに行う。
したがって、印刷装置11では、二次元コードの印刷を行わない設定または二次元コードの印刷を行う設定を受け付けて、受け付けた設定に応じた印刷を行うことができる。
一構成例として、印刷装置11では、制御部320は、ディップスイッチの操作に基づいて、二次元コードの印刷を行わない設定または二次元コードの印刷を行う設定を受け付ける。
したがって、印刷装置11では、ディップスイッチの状態に基づいて、二次元コードの印刷を行わない設定または二次元コードの印刷を行う設定を受け付けることができる。
一構成例として、印刷装置11では、制御部320の初期設定は二次元コードの印刷を行わない設定である。印刷装置11では、制御部320は、文字列の印刷を記録紙Rに行った後に、二次元コードの印刷を行う設定を受け付け可能とする。
したがって、印刷装置11では、初期にはセルフテスト情報を文字列で印刷し、その後、セルフテスト情報を二次元コードで印刷することを可能とすることができる。
一構成例として、印刷装置11では、制御部320は、二次元コードの印刷を行わない設定を受け付けた場合、第1モードであるとき、文字列の印刷を記録紙Rに行い、さらに当該文字列に続けて二次元コードの印刷を行う設定を促す情報の印刷を記録紙Rに行う。
したがって、印刷装置11では、二次元コードの印刷を行わない設定を受け付けた場合、セルフテスト情報を文字列で印刷するときに、二次元コードの印刷を行う設定を促すことができる。
一構成例として、印刷装置11では、制御部320は、複数の設定情報のうち任意の設定情報について変更を受け付けたとき、変更の後に第1モードとなる場合には文字列の印刷を記録紙に行う。
したがって、印刷装置11では、セルフテスト情報のうちの変更部分について、文字列で記録紙Rに印刷することで、当該変更部分を提示することができる。
一構成例として、印刷装置11の制御方法では、以上のような各種の制御を行う。
したがって、印刷装置11の制御方法では、記録紙Rを節約することなどができる。
なお、以上に説明した印刷装置11、ホストコンピューター12、端末装置21などの任意の装置における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、オペレーティングシステムあるいは周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD(Compact Disc)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーあるいはクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。当該揮発性メモリーは、例えば、RAMであってもよい。記録媒体は、例えば、非一時的記録媒体であってもよい。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイルであってもよい。差分ファイルは、差分プログラムと呼ばれてもよい。
また、以上に説明した印刷装置11、ホストコンピューター12、端末装置21などの任意の装置における任意の構成部の機能は、プロセッサーにより実現されてもよい。例えば、実施形態における各処理は、プログラム等の情報に基づき動作するプロセッサーと、プログラム等の情報を記憶するコンピューター読み取り可能な記録媒体により実現されてもよい。ここで、プロセッサーは、例えば、各部の機能が個別のハードウェアで実現されてもよく、あるいは、各部の機能が一体のハードウェアで実現されてもよい。例えば、プロセッサーはハードウェアを含み、当該ハードウェアは、デジタル信号を処理する回路およびアナログ信号を処理する回路のうちの少なくとも一方を含んでもよい。例えば、プロセッサーは、回路基板に実装された1または複数の回路装置、あるいは、1または複数の回路素子のうちの一方または両方を用いて、構成されてもよい。回路装置としてはIC(Integrated Circuit)などが用いられてもよく、回路素子としては抵抗あるいはキャパシターなどが用いられてもよい。
ここで、プロセッサーは、例えば、CPUであってもよい。ただし、プロセッサーは、CPUに限定されるものではなく、例えば、GPU(Graphics Processing Unit)、あるいは、DSP(Digital Signal Processor)等のような、各種のプロセッサーが用いられてもよい。また、プロセッサーは、例えば、ASICによるハードウェア回路であってもよい。また、プロセッサーは、例えば、複数のCPUにより構成されていてもよく、あるいは、複数のASICによるハードウェア回路により構成されていてもよい。また、プロセッサーは、例えば、複数のCPUと、複数のASICによるハードウェア回路と、の組み合わせにより構成されていてもよい。また、プロセッサーは、例えば、アナログ信号を処理するアンプ回路あるいはフィルター回路等のうちの1以上を含んでもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…印刷システム、11…印刷装置、12…ホストコンピューター、13…回線、21…端末装置、110…筐体、110a…上面、110b…前面、112…カバー、113…レバー、114…排紙口、115…カット刃、116…電源スイッチ、117…操作スイッチ、118…パネル、211…表示部、212…撮像部、320…制御部、321…記憶部、322…通信部、323…印刷部、324…入力部、1011…セルフテスト情報、1311…表示セルフテスト情報、1111…二次元コード、J1…第1情報部、J2…第2情報部、J3…第3情報部、J4…第4情報部、J5…第5情報部、L…ロール紙、R…記録紙、1012…第1記録紙、1121…第2記録紙

Claims (10)

  1. 画像を表示する表示部を備えない印刷装置であって、
    ロール紙から引き出した記録紙に印刷を行う印刷部と、
    前記印刷部による印刷に関する複数の設定情報に基づいて前記印刷部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、複数の前記設定情報の印刷を行うモードである第1モードであるとき、複数の前記設定情報のうち少なくとも一部の前記設定情報については一部の前記設定情報を示す文字列の印刷を前記記録紙に行わず、少なくとも一部の前記設定情報を含む二次元コードの印刷を前記記録紙に行う、
    印刷装置。
  2. 前記制御部は、電源オンのときに第1条件を満たすと判断した場合、前記第1モードに対応する動作を実行する、
    請求項1に記載の印刷装置。
  3. 外部装置と通信可能な通信部を備え、
    前記制御部は、電源オンのときに前記第1条件を満たさないと判断した場合、前記外部装置から受信した印刷データに基づく印刷を行うモードである第2モードに対応する動作を実行する、
    請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記制御部は、前記第1モードであるとき、自動的に前記二次元コードの印刷を前記記録紙に行う、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置。
  5. 前記制御部は、前記二次元コードの印刷を行わない設定を受け付けた場合、前記第1モードであるとき、前記文字列の印刷を前記記録紙に行い、
    前記制御部は、前記二次元コードの印刷を行う設定を受け付けた場合、前記第1モードであるとき、前記二次元コードの印刷を前記記録紙に行う、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の印刷装置。
  6. 前記制御部は、ディップスイッチの操作に基づいて、前記二次元コードの印刷を行わない設定または前記二次元コードの印刷を行う設定を受け付ける、
    請求項5に記載の印刷装置。
  7. 前記制御部の初期設定は前記二次元コードの印刷を行わない設定であり、前記制御部は、前記文字列の印刷を前記記録紙に行った後に、前記二次元コードの印刷を行う設定を受け付け可能とする、
    請求項5に記載の印刷装置。
  8. 前記制御部は、前記二次元コードの印刷を行わない設定を受け付けた場合、前記第1モードであるとき、前記文字列の印刷を前記記録紙に行い、さらに前記文字列に続けて前記二次元コードの印刷を行う設定を促す情報の印刷を前記記録紙に行う、
    請求項5に記載の印刷装置。
  9. 前記制御部は、複数の前記設定情報のうち任意の前記設定情報について変更を受け付けたとき、変更の後に前記第1モードとなる場合には前記文字列の印刷を前記記録紙に行う、
    請求項5に記載の印刷装置。
  10. 画像を表示する表示部を備えない印刷装置であって、ロール紙から引き出した記録紙に印刷を行う印刷部を備え、前記印刷部による印刷に関する複数の設定情報に基づいて前記印刷部を制御する印刷装置の制御方法であって、
    複数の前記設定情報の印刷を行うモードである第1モードであるとき、複数の前記設定情報のうち少なくとも一部の前記設定情報については一部の前記設定情報を示す文字列の印刷を前記記録紙に行わず、少なくとも一部の前記設定情報を含む二次元コードの印刷を前記記録紙に行う、
    印刷装置の制御方法。
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