JP2007108947A - データ入出力処理プログラム、データ入出力処理システム、およびデータ入出力処理装置 - Google Patents

データ入出力処理プログラム、データ入出力処理システム、およびデータ入出力処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの設定を容易にすることができる、データ入出力処理システムを提供する。
【解決手段】MFP100を構成する各機器(ユニット)には、シールなどによりQRコード(QR1〜QR10)が付されている。MFP100の操作パネル105は、データ入出力サーバからの表示指示に基づき、文字、イメージ、およびそれに対応するQRコードを表示することが可能である。ユーザは携帯電話のカメラによりQRコードを撮影し、それを送信することで、MFP100の動作を設置することができる。
【選択図】図5

Description

この発明はデータ入出力処理プログラム、データ入出力処理システム、およびデータ入出力処理装置に関し、特にユーザの設定を簡単にすることができるデータ入出力処理プログラム、データ入出力処理システム、およびデータ入出力処理装置に関する。
下記の特許文献1は、携帯端末から電子データと印刷要求データとを印刷作業管理機器に送信することで、印刷要求データに応じた印刷機器を選択する電子データ印刷システムを開示している。
特開2003−173249号公報
MFP(Multi Function Peripherals)などに代表される多機能な画像形成装置が存在する。MFPやプリンタやPC(Personal Computer)や携帯デバイスなど様々な入出力デバイスをネットワークで接続し、データ入出力システムを構成することが考えられる。
携帯電話、携帯端末などの携帯デバイスは、携帯するという特性上、操作部および表示部が貧弱な場合が多い。従って、携帯デバイスをユーザの操作デバイスとして使用する場合、MFPのような多機能な機器での複雑な設定を行なうことが困難であるという問題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、ユーザの設定を容易にすることができる、データ入出力処理プログラム、データ入出力処理システム、およびデータ入出力処理装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、データ入出力装置と、操作デバイスとを含むデータ入出力システムに用いられるデータ入出力処理プログラムは、データ入出力装置の各部位に対応する識別情報、またはデータ入出力装置の表示部に表示された識別情報を、操作デバイスを用いて光学的に読取る読取ステップと、読取ステップで読取られた識別情報に基づいて、データ入出力装置の制御を行なうための処理を実行する実行ステップとをコンピュータに実行させる。
好ましくは実行ステップは、読取ステップで読取られた識別情報に基づく情報を外部機器に送信することで、データ入出力装置の制御を行なうための処理を実行する。
好ましくは操作デバイスは、識別情報の映像を外部機器に送信し、外部機器は、映像に基づいてデータ入出力装置の制御を行なうための処理を判定し、制御情報をデータ入出力装置に送信する。
好ましくは操作デバイスは、識別情報の映像に基づいてデータ入出力装置の制御を行なうための処理を判定する。
好ましくは操作デバイスは、制御情報を外部に送信する。
好ましくは操作デバイスは、制御情報をデータ入出力装置へ出力する。
好ましくはデータ入出力処理プログラムは、読取ステップで読取られた識別情報のみでは、データ入出力装置の制御を行なうためには情報が不足すると判定されたときに、ユーザにその情報を要求する要求ステップをさらにコンピュータに実行させる。
好ましくは要求ステップは、データ入出力装置の表示部に識別情報を表示する表示ステップと、表示された識別情報を操作デバイスを用いて光学的に読取ることで不足する情報を取得する取得ステップとを含む。
好ましくは読取ステップは、入出力対象データを特定する情報を読取り、実行ステップは、読取られた情報に基づきデータ入出力装置においてデータの入出力を行なう。
好ましくはデータ入出力装置は、入出力の対象となるデータの候補の識別情報を表示部に複数表示し、その少なくとも一部が操作デバイスにより光学的に読取られることで入出力の対象となるデータが特定される。
好ましくはデータ入出力装置は、ある機能が設定された時に設定すべきサブ選択子の識別情報を表示部に複数表示し、その少なくとも一部が操作デバイスにより光学的に読取られることでサブ選択子が特定される。
好ましくは識別情報は、バーコード、QRコード、図、映像その他の情報により構成される、データ入出力装置およびその部位を特定するための情報である。
好ましくは識別情報は、データ入出力装置を識別するための情報を含む。
好ましくは読取ステップは、複数のデータ入出力装置から識別情報を読取り、実行ステップは、複数のデータ入出力装置の制御を行なうための処理を実行する。
好ましくは読取ステップは、一度読み込んだ識別情報がもう一度読取られると、一回目の識別情報の読取りをキャンセルする。
好ましくはデータ入出力処理プログラムは、操作デバイスにおいて、読取られた識別情報、またはそれに関連する情報を保存する保存ステップをさらに実行する。
この発明の他の局面に従うと、データ入出力装置と、操作デバイスとを含むデータ入出力システムは、データ入出力装置の各部位に対応する識別情報、またはデータ入出力装置の表示部に表示された識別情報を、操作デバイスを用いて光学的に読取る読取手段と、読取手段で読取られた識別情報に基づいて、データ入出力装置の制御を行なうための処理を実行する実行手段とを備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、データ入出力装置におけるデータの入出力の制御を行なうデータ入出力処理装置は、操作デバイスを用いて光学的に読取られた、データ入出力装置の各部位に対応する識別情報、またはデータ入出力装置の表示部に表示された識別情報を入力する第1の入力手段と、入力された識別情報のみでは、データ入出力装置の制御を行なうためには情報が不足すると判定されたときに、データ入出力装置の表示部に識別情報を表示する表示手段と、操作デバイスを用いて光学的に読取られた、データ入出力装置の表示部に表示された識別情報を入力する第2の入力手段と、第1および第2の入力手段で入力された識別情報に基づいて、データ入出力装置の制御を行なうための処理を実行する実行手段とを備える。
これらの発明に従うと、データ入出力装置の各部位に対応する識別情報、またはデータ入出力装置の表示部に表示された識別情報を、操作デバイスを用いて光学的に読取り、読取られた識別情報に基づいて、データ入出力装置の制御を行なうための処理が実行されるため、ユーザの設定を容易にすることができる、データ入出力処理プログラム、データ入出力処理システム、およびデータ入出力処理装置を提供することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける、データ入出力システムの構成を示す図である。
図を参照して、データ入出力システムは、データの入出力デバイスであるMFP100と、データ入出力サーバ200と、操作デバイスである携帯電話300とから構成される。データ入出力サーバ200は、e−mailを受信可能であり、MFP100と双方向通信が可能なLANなどの通信回線で接続される。
データ入出力システムは、携帯電話300のカメラによって、MFP100に表示または添付された識別情報(QR(Quick Response)コードなどの識別マークなど)を光学的読込むことにより、ユーザによる操作指示とすることを特徴としている。
読込まれた識別情報は、携帯電話300からe−mailによりデータ入出力サーバ200に送られる。データ入出力サーバ200のe−mailアドレスは、「dataiosys@konicaminolta.jp」であるものとする。
図2は、図1のMFP100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、MFP100は、装置全体を制御する制御部106と、原稿から画像データを読取るイメージリーダ部101と、用紙上に画像を印刷するプリンタ部102と、近距離の無線通信を行なったり、MFP100をネットワークや電話回線に接続するための通信部103と、ジョブデータなどを記憶するための記憶部104と、ユーザとのインターフェースである操作パネル105と、消耗品の残量などを検出するセンサ部107とを含む。
また、MFP100には、用紙を扱うトレイやステープルユニットなどのユニット109a,109b,…が接続される。
図3は、図1のデータ入出力サーバ200のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、データ入出力サーバ200は、装置全体の制御を行なうCPU601と、ディスプレイ605と、ネットワークに接続したり外部と通信を行なうためのLAN(ローカルエリアネットワーク)カード607(またはモデムカード)と、キーボードやマウスなどにより構成される入力装置609と、フレキシブルディスクドライブ611と、CD−ROMドライブ613と、ハードディスクドライブ615と、RAM617と、ROM619とを備えている。
フレキシブルディスクドライブ611により、フレキシブルディスクFに記録されたプログラムや画像などのデータを読取ることが可能であり、CD−ROMドライブ613により、CD−ROM613aに記録されたプログラムや画像などのデータを読取ることが可能である。
図4は、図1の携帯電話300のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して携帯電話300は、装置全体の制御を行なうCPU201と、通信を行なうための通信部203と、データを記録するメモリ205と、プログラムや定数などを記憶するROM207と、CCDなどにより構成され画像を取得するカメラ209と、音声を出力するスピーカ211と、音声を入力するマイク213と、テンキーなどを含む入力部215と、液晶表示装置などを含むディスプレイ217とから構成される。
図5は、MFP100の外観と、操作パネル105の表示部とを示す図である。
MFP100を構成する各部位には、シールなどによりQRコードが付されている。
また操作パネル105は、データ入出力サーバ200からの表示指示に基づき、文字、イメージ、およびそれに対応するQRコードを表示することが可能である。
ここではQRコードは、MFPの10箇所の部位(QR1〜QR10)に付されているものとする。
QR1は、MFP100のスキャナガラス面に付されるQRコードである。QR2は、MFP100のスキャナADFに付されるQRコードである。QR3は、MFPの給紙トレイ1に付されるQRコードである。QR4は、MFP100の給紙トレイ2に付されるQRコードである。QR5は、MFPの給紙トレイ3に付されるQRコードである。QR6は、MFP100の給紙トレイ4に付されるQRコードである。
またQR7は、MFPのステープラーユニットに付されるQRコードである。QR8は、MFPのデュプレックス(両面印刷)ユニットに付されるQRコードである。QR9は、MFPの排紙トレイ1に付されるQRコードである。QR10は、MFPの排紙トレイ2に付されるQRコードである。
図6は、各QRコードの内容を示す図である。
各QRコードQR1〜10には、図に示すように、データ入出力サーバ200のメールアドレス宛に情報を送信するためのデータが記録されている。詳しくは、各QRコードには、そのQRコードが付されているMFP100のIPアドレスなどの、MFPを識別するための内容と、そのQRコードが付されている部位(ユニットなど)の名称とを本文とするMIMEデータがコード化されて記録されている。
図7は、携帯電話300のディスプレイ217の表示例を示す図である。
携帯電話300には、データ入出力アプリケーションがインストールされている。データ入出力アプリケーションが選択され、起動されると、図7の右に示されるように、ディスプレイ217には、「データを入出力するために、入出力デバイス上のQRコードにレンズを向けて読込ボタンを押してください。必要なコードを読み込んだら開始ボタンを押して下さい。」との表示がなされる。
図8は、携帯電話300でMFP100の使用する部位のQRコードを撮影している状態を示す図である。
ユーザは携帯電話300に図7右の画面が表示されている状態で、MFP100の使用する部位に付されたQRコードを撮影する。ここでは、ユーザが給紙トレイ2とデュプレックスユニットとを使用するものとし、ユーザは携帯電話300のカメラ209で、それらの部位に付されたQRコードであるQR4とQR8とを撮影する(図7右の画面において、「読込」に対応するキーを押下する)。その後、ユーザは、図7右の画面において、「開始」に対応するキーを押下する。
これにより、図6に示されるようにQRコードから、メールの宛先と、MFPのアドレスと、部位の名称が抽出される。MFPのアドレスと部位の名称は、データ入出力サーバ200にe−mailで送信される。
データ入出力サーバ200は、常時e−mail受信待ちの待機状態となっており、データ入出力処理が起動している。携帯電話100からe−mailが送信されると、それを解析し、MFP100の制御情報を生成し、MFP100に送信する。
このとき、e−mailの情報のみでは、MFPの制御を行なうためには情報が不足すると判定されたときに、ユーザにその情報を要求する。すなわち、操作パネル105にQRコードが表示され、ユーザは表示されたQRコードのうち、所望のものを携帯電話300を用いて光学的に読取ることで不足する情報の入力が行なわれる。
図9は、携帯電話300でMFP100の操作パネル105に表示されたQRコードを撮影している状態を示す図である。
ここでは、入出力の対象となるデータを「報告書」、「提案書」、「仕様書」の中から選択させるためのQRコードと、データの出力形態を1up、2up、4upの中から選択させるためのQRコードとが操作パネル105に表示されている。ユーザは、入出力の対象とするデータに対応するQRコードと、選択するデータの出力形態に対応するQRコードとを携帯電話300のカメラ209で撮影し、e−mailによりデータ入出力サーバ200に送信する。これにより、不足する情報が補完され、MFP100によりデータの出力が行なわれる。
次に、データ入出力システムの各構成要素が実行する処理についてフローチャートを用いて説明する。
図10は、携帯電話300の実行するデータ入出力アプリケーションの処理を示すフローチャートである。
ユーザがMFP100の前で携帯電話300のデータ入出力アプリケーションを起動すると、ステップS101でディスプレイ217は、図7右に示されるデータ入出力アプリケーション表示に切替わる。そして、ユーザからのボタン押下を待つ処理を実行する。
ユーザはMFP100に付されたQRコード、または操作パネル105に表示されたQRコードに、カメラ209のレンズを向けて、「読込」に該当するボタンを押下する(S103)。
ステップS105で、データ入出力アプリケーションは、QRコードを読込み、ステップS107でそれを解析し、ステップS109でe−mail文書を作成する。複数のQRコードを読み込むとそれらのe−mail文書を統合する処理が行なわれる。
図11は、e−mail統合処理の具体例を示す図である。
ここではたとえば、QR4(TRAY2)と、QR8(DUPLEX UNIT)と、QR7(STAPLER UNIT)のQRコードが順次読込まれた状態を示しており、これによりデータ入出力サーバ200を宛先とし、本文の中に出力デバイスであるMFP100のIPアドレスと、MFP100のタイプ(機種)と、選択された部位とが記載された複数のe−mail(E1〜E3)が作成される。
これらのe−mailの宛先、本文中のMFP100のIPアドレス、MFP100のタイプ(機種)は同じであるため、統合され、1つのe−mailの中に選択された部位が複数記載されたe−mail(E4)とされる。
ユーザが携帯電話300の「開始」に該当するボタンを押下すると(S103)、ステップS111で、携帯電話のe−mailアドレスを、統合したe−mail文書の「From」の欄に挿入し、それを送信する。
図12は、データ入出力サーバ200の実行するデータ入出力処理を示すフローチャートである。
データ入出力サーバ200は、ステップS201でe−mailの受信を待つ状態となる。携帯電話からのe−mailを受信すると、ステップS203においてe−mail文書を解析し、ステップS205でデータ入出力デバイス(ここではMFP100)への入出力指示(制御情報)を作成する。ここでは、図11に示されるような統合後のe−mail(E4)を受取った場合、出力デバイスのタイプ(機種)に基づいて、サーバ内の出力デバイス用テンプレートを取得し、携帯電話300からのe−mailの内容を当てはめることで、デバイス向け入出力指示データを作成する。
図13は、テンプレートからデバイス向け入出力指示データを作成する処理を示す図である。
ここでは、出力デバイスタイプ「C350」に対応するテンプレートTが取得され、そのテンプレートに基づいて、C350用の入出力指示データD1が作成される状態を示している。
統合後のe−mail(E4)に基づき、テンプレートの中の項目が選択され、C350用の入出力指示データD1が作成されている。その際、e−mailで指定されていない任意の項目についてはデフォルト(下線が付された設定)が適応される。
図12のステップS207で、必須項目が不足または未決かが判定され、そうであれば不足情報入力要求作成処理(S211)と入出力デバイスへの表示指示の送信(S213)が行なわれる。これは、不足する情報の入力をユーザに要求する情報を作成し、それを入出力デバイスに送信する処理である。
すなわちデータ入出力サーバ200は、入出力デバイスであるMFPに表示指示を送信し、e−mail受信待ち状態に遷移する(S215)。図13を例に挙げると、C350用の入出力指示データD1には、必須項目の面付け設定と、印刷対象データの設定が行なわれていないことが判る。
不足情報入力要求作成処理においては、ステップS201で受信されたe−mailのFromアドレスに基づいてユーザを特定し、そのユーザが保存したデータを印刷対象データの候補とする。同様に面付けとして、テンプレートに1up、2up、4upが登録されているので、1up、2up、4upを候補とする。
図14は、不足情報入力要求作成処理において作成される画像データの具体例を示す図である。
ここでは、ユーザが保存したデータが、「報告書」、「提案書」、「仕様書」の3つであったものとし、それぞれを特定するためのQRコードが作成され、画像データとされる。また、面付けとして「1up」、「2up」、「4up」のそれぞれを特定するためのQRコードが作成され、画像データとされる。
さらに、図11のe−mailではステープラーユニットが選択されているため、ステープルを行なう設定となっている(図13のD1参照)。ステープルの方法として、「左上1箇所」、「中央2箇所」のいずれかをサブ選択子として選択する必要があるため、「左上1箇所」、「中央2箇所」のそれぞれを特定するためのQRコードが作成され、画像データとされる。各QRコードには、e−mailを作成するためのデータが含まれている。
ステップS213においては、図14に示される画像データが表示指示として、入出力デバイスに送信される。
入出力デバイス(この例ではMFP100)は、表示指示を受信するとデバイスの表示部(操作パネル)に受信した画像データを表示する。
図15は、表示指示に基づく出力デバイスでの表示例を示す図である。
図に示されるように、ここではMFP100の操作パネル105に図14の画像データが表示される。
ユーザは、デバイスの表示部に表示された所望のQRコードを携帯電話300のデータ入出力アプリケーションで読込み、それをデータ入出力サーバ200へ送信する。たとえば図13の入出力指示データD1が存在する状態で、図14のQRコードから「仕様書」、「2up」、「中央2箇所」のQRコードが選択されたときには、図14のe−mail(E4〜E6)が作成される。図10のフローチャートでの処理により、e−mail(E4〜E6)は統合されて送信される(統合されたものを、図16のe−mail(E7)として示す)。
図12のステップS215でe−mail受信待ちをしていたデータ入出力サーバ200は、ステップS217で受信したe−mailを解析し、ステップS219でデバイス用の入出力指示データを作成する。
図16は、デバイス用の入出力指示データを作成する処理の具体例を示す図である。
たとえば、図13の入出力指示データD1が存在する状態で、図16のE6に示されるe−mailが受信されたのであれば、e−mailの内容に従って入出力指示データD1の内容が埋められ、入出力指示データD2(図16)が作成される。
データ入出力サーバ200は、入出力指示データに不足がなくなる(S207で「なし」と判定される)と、ステップS209で、デバイスへの入出力指示送信を行なう。すなわち、出力デバイスへの文書印刷のためのデータを生成しデバイスに出力する。出力デバイスは文書印刷データを受信すると、そのデータに基づいて印刷を行なう。
上記の処理により、ユーザは図8、図9の操作を行なうだけで、所望のMFPの所望のトレイの用紙を用いて、両面印刷で2upの仕様書を取出すことができる。
[実施の形態における効果]
以上説明したように、本実施の形態によると、携帯電話などの携帯デバイスを用いて複雑な操作指示を容易に行なうことが可能になるという効果がある。
[変形例]
なお、上記実施の形態ではMFPを用いて画像を出力させる場合を説明したが、たとえばスキャナなどにより画像を入力するシステムにおいても本発明を適用することができる。すなわちQRコードを用いて、画像入力の設定を行なうシステムを構成することが考えられる。
また、QRコードを識別情報の具体例として述べたが、バーコード、図(たとえば機器の部材を縮小したマーク、アイコンなど)、映像(たとえば機器の部材の写真画像)、文字、マークなどを識別情報として用いるようにしてもよい。
また、識別情報の解析は、データ入出力サーバ200で行なってもよいし、携帯電話300で行なってもよい。また、データ入出力サーバ200の機能を、MFP100が行なってもよいし、携帯電話300が行なうようにしてもよい。この場合、データ入出力サーバ200は不要である。
また、携帯電話以外にも、ユーザが持運び可能なモバイル機器などの携帯デバイスに本発明を適用することが可能である。
さらに、上記実施の形態においてはMFPなどの機器の部材に、直接に識別情報であるQRコードを付すこととしたが、部材との対応がユーザに理解できるように、カードや表としてQRコードを記載し、それを携帯デバイスで読取るようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態においては、1台のMFPで処理を行なう例を挙げたが、複数の装置のそれぞれからQRコードなどを読取り、複数の装置で処理を行なうようにしてもよい。たとえば、スキャナとプリンタとを接続し、画像の読取りと出力を行なうシステムなどにも本発明を適用することができる。
また、携帯電話において、一度読み込んだ識別情報がもう一度読取られると、一回目の識別情報の読取りをキャンセルするように構成すると、ユーザの使い勝手が向上する。
さらに携帯電話において、読取られた識別情報、またはそれに関連する情報を保存するように構成すると、よく使う設定を記憶させることができるため、ユーザの使い勝手が向上する。
なお、上述の実施の形態における処理は、ソフトウエアにより行なってもよいし、ハードウエア回路を用いて行なってもよい。
また、上述の実施の形態におけるフローチャートの処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供することにしてもよい。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
また、本発明はネットワークに接続されたシステムにおいても、ネットワーク環境に接続されていないシステムにも適用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の1つにおける、データ入出力システムの構成を示す図である。 図1のMFP100のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1のデータ入出力サーバ200のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の携帯電話300のハードウェア構成を示すブロック図である。 MFP100の外観と、操作パネル105の表示部とを示す図である。 各QRコードの内容を示す図である。 携帯電話300のディスプレイ217の表示例を示す図である。 携帯電話300でMFP100の使用する部位のQRコードを撮影している状態を示す図である。 携帯電話300でMFP100の操作パネル105に表示されたQRコードを撮影している状態を示す図である。 携帯電話300の実行するデータ入出力アプリケーションの処理を示すフローチャートである。 e−mail統合処理の具体例を示す図である。 データ入出力サーバ200の実行するデータ入出力処理を示すフローチャートである。 テンプレートからデバイス向け入出力指示データを作成する処理を示す図である。 不足情報入力要求作成処理において作成される画像データの具体例を示す図である。 表示指示に基づく出力デバイスでの表示例を示す図である。 デバイス用の入出力指示データを作成する処理の具体例を示す図である。
符号の説明
100 MFP、102 プリンタ部、103 通信部、105 操作パネル、106 制御部、109a,109b ユニット、200 データ入出力サーバ、203 通信部、209 カメラ、300 携帯電話、QR1〜QR10 QRコード、E1〜E7 e−mail、T テンプレート、D1,D2 入出力指示データ。

Claims (18)

  1. データ入出力装置と、操作デバイスとを含むデータ入出力システムに用いられるデータ入出力処理プログラムであって、
    前記データ入出力装置の各部位に対応する識別情報、または前記データ入出力装置の表示部に表示された識別情報を、前記操作デバイスを用いて光学的に読取る読取ステップと、
    前記読取ステップで読取られた識別情報に基づいて、前記データ入出力装置の制御を行なうための処理を実行する実行ステップとをコンピュータに実行させる、データ入出力処理プログラム。
  2. 前記実行ステップは、前記読取ステップで読取られた識別情報に基づく情報を外部機器に送信することで、前記データ入出力装置の制御を行なうための処理を実行する、請求項1に記載のデータ入出力処理プログラム。
  3. 前記操作デバイスは、識別情報の映像を前記外部機器に送信し、
    前記外部機器は、映像に基づいて前記データ入出力装置の制御を行なうための処理を判定し、制御情報を前記データ入出力装置に送信する、請求項2に記載のデータ入出力処理プログラム。
  4. 前記操作デバイスは、識別情報の映像に基づいて前記データ入出力装置の制御を行なうための処理を判定する、請求項1に記載のデータ入出力処理プログラム。
  5. 前記操作デバイスは、制御情報を外部に送信する、請求項4に記載のデータ入出力処理プログラム。
  6. 前記操作デバイスは、制御情報を前記データ入出力装置へ出力する、請求項5に記載のデータ入出力処理プログラム。
  7. 前記読取ステップで読取られた識別情報のみでは、前記データ入出力装置の制御を行なうためには情報が不足すると判定されたときに、ユーザにその情報を要求する要求ステップをさらにコンピュータに実行させる、請求項1〜6のいずれかに記載のデータ入出力処理プログラム。
  8. 前記要求ステップは、
    前記データ入出力装置の表示部に識別情報を表示する表示ステップと、
    前記表示された識別情報を前記操作デバイスを用いて光学的に読取ることで不足する情報を取得する取得ステップとを含む、請求項7に記載のデータ入出力処理プログラム。
  9. 前記読取ステップは、入出力対象データを特定する情報を読取り、
    前記実行ステップは、前記読取られた情報に基づき前記データ入出力装置においてデータの入出力を行なう、請求項1〜8のいずれかに記載のデータ入出力処理プログラム。
  10. 前記データ入出力装置は、入出力の対象となるデータの候補の識別情報を表示部に複数表示し、その少なくとも一部が前記操作デバイスにより光学的に読取られることで入出力の対象となるデータが特定される、請求項1〜9のいずれかに記載のデータ入出力処理プログラム。
  11. 前記データ入出力装置は、ある機能が設定された時に設定すべきサブ選択子の識別情報を表示部に複数表示し、その少なくとも一部が前記操作デバイスにより光学的に読取られることでサブ選択子が特定される、請求項1〜10のいずれかに記載のデータ入出力処理プログラム。
  12. 前記識別情報は、バーコード、QRコード、図、映像その他の情報により構成される、データ入出力装置およびその部位を特定するための情報である、請求項1〜11のいずれかに記載のデータ入出力処理プログラム。
  13. 前記識別情報は、前記データ入出力装置を識別するための情報を含む、請求項1〜12のいずれかに記載のデータ入出力処理プログラム。
  14. 前記読取ステップは、複数のデータ入出力装置から識別情報を読取り、
    前記実行ステップは、複数のデータ入出力装置の制御を行なうための処理を実行する、請求項1〜13のいずれかに記載のデータ入出力処理プログラム。
  15. 前記読取ステップは、一度読み込んだ識別情報がもう一度読取られると、一回目の識別情報の読取りをキャンセルする、請求項1〜14のいずれかに記載のデータ入出力処理プログラム。
  16. 前記操作デバイスにおいて、読取られた識別情報、またはそれに関連する情報を保存する保存ステップをさらに実行する、請求項1〜15のいずれかに記載のデータ入出力処理プログラム。
  17. データ入出力装置と、操作デバイスとを含むデータ入出力システムであって、
    前記データ入出力装置の各部位に対応する識別情報、または前記データ入出力装置の表示部に表示された識別情報を、前記操作デバイスを用いて光学的に読取る読取手段と、
    前記読取手段で読取られた識別情報に基づいて、前記データ入出力装置の制御を行なうための処理を実行する実行手段とを備えた、データ入出力処理システム。
  18. データ入出力装置におけるデータの入出力の制御を行なうデータ入出力処理装置であって、
    操作デバイスを用いて光学的に読取られた、前記データ入出力装置の各部位に対応する識別情報、または前記データ入出力装置の表示部に表示された識別情報を入力する第1の入力手段と、
    前記入力された識別情報のみでは、前記データ入出力装置の制御を行なうためには情報が不足すると判定されたときに、前記データ入出力装置の表示部に識別情報を表示する表示手段と、
    前記操作デバイスを用いて光学的に読取られた、前記データ入出力装置の表示部に表示された識別情報を入力する第2の入力手段と、
    前記第1および第2の入力手段で入力された識別情報に基づいて、前記データ入出力装置の制御を行なうための処理を実行する実行手段とを備えた、データ入出力処理装置。
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