JP2005059336A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の画像形成装置を管理する場合に、ログ情報を記録するためのリムーバブル記憶媒体が複数の画像形成装置で使用されても、リムーバブル記憶媒体に記録されたログ情報に基づく画像形成装置の管理を確実に行うことができるようにする。
【解決手段】 リムーバブル記憶媒体の記憶領域は、ヘッダと複数のログ情報書込領域とに分割して用いられる。各ログ情報書込領域は、それぞれ同一のモデル名のプリンタについてのログ情報を記録する領域として用いられる。一方、ヘッダは、複数の見出し情報格納領域に分割されており、各領域には、ある1つのモデル名と、このモデル名の装置についてのログ情報の記録先であるログ情報書込領域の先頭アドレス(格納開始アドレス)とが記録される。このようにモデル名とログ情報との関連付けを行っているため、どのログ情報がどのモデル名のプリンタについてのものであるかを把握することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 リムーバブル記憶媒体の記憶領域は、ヘッダと複数のログ情報書込領域とに分割して用いられる。各ログ情報書込領域は、それぞれ同一のモデル名のプリンタについてのログ情報を記録する領域として用いられる。一方、ヘッダは、複数の見出し情報格納領域に分割されており、各領域には、ある1つのモデル名と、このモデル名の装置についてのログ情報の記録先であるログ情報書込領域の先頭アドレス(格納開始アドレス)とが記録される。このようにモデル名とログ情報との関連付けを行っているため、どのログ情報がどのモデル名のプリンタについてのものであるかを把握することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、リムーバブル記憶媒体にログ情報の書き込みを行う画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタやファクシミリ装置等の画像形成装置としては、記憶媒体にログ情報を記録するようにしたものが知られており、こうして記録されたログ情報に基づき使用者が画像形成装置の管理を行うことができるようになっている。
例えば、特許文献1には、リムーバブル記憶媒体としてのコンパクトフラッシュ(登録商標)にログ情報等を記録するようにした画像形成装置(ファクシミリサーバ)が開示されている。
特開2002−41270号公報(第2−4頁、第1図)
前述した構成では、画像形成装置からリムーバブル記憶媒体を取り外すことにより、そのリムーバブル記憶媒体に記録されているその画像形成装置についてのログ情報をパソコン等の外部装置を用いて読み込むことができる。このため、画像形成装置に内蔵された記憶媒体にログ情報を記録するような構成に比べ、画像形成装置の管理が行いやすくなる。
しかしながら、こうした画像形成装置を複数管理するような場合、リムーバブル記憶媒体を画像形成装置から取り外した状態では、そのリムーバブル記憶媒体に記録されているログ情報がどの画像形成装置のものであるか分からなくなってしまうことが考えられる。特に、ある画像形成装置で使用しているリムーバブル記憶媒体を別の画像形成装置で使用したとすると、そのリムーバブル記憶媒体に記録されているログ情報がどの画像形成装置についての情報であるかを把握することができなくなる。この結果、リムーバブル記憶媒体に記録されたログ情報に基づく画像形成装置の管理が適切に行えなくなるという問題が生じる。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、複数の画像形成装置を管理する場合に、ログ情報を記録するためのリムーバブル記憶媒体が複数の画像形成装置で使用されても、リムーバブル記憶媒体に記録されたログ情報に基づく画像形成装置の管理を確実に行うことができるようにすることを目的としている。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の画像形成装置は、リムーバブル記憶媒体(本画像形成装置に対して着脱可能な記憶媒体)が装着される装着手段と、装着手段にリムーバブル記憶媒体が装着された状態で、このリムーバブル記憶媒体に情報を書き込む書込手段と、を備えている。そして、本装置において、書込手段は、当該画像形成装置のログ情報を、当該画像形成装置を特定するための特定情報(例えば画像形成装置のモデル名や固有情報、使用者が任意に決めたグループ名等)と関連付けてリムーバブル記憶媒体に書き込む。
このため、複数の画像形成装置(本発明に係る画像形成装置)によって各装置のログ情報が書き込まれたリムーバブル記憶媒体からログ情報を参照する場合に、ログ情報と関連付けられている特定情報に基づいて、どのログ情報がどのような画像形成装置に関するものであるかを把握することができる。具体的には、例えば、特定情報が画像形成装置のモデル名を表すものであれば、どのログ情報がどのモデル名の画像形成装置に関するものであるかを把握することができる。また、特定情報が各画像形成装置に固有の情報であれば、どのログ情報がどの画像形成装置に関するものであるかを把握することができる。
したがって、1つのリムーバブル記憶媒体が複数の画像形成装置で使用された場合にも、リムーバブル記憶媒体に記録されたログ情報に基づく画像形成装置の管理を確実に行うことができる。
ここで、ログ情報と特定情報との関連付けは、例えば請求項2のように行うとよい。
すなわち、請求項2に記載の画像形成装置は、上記請求項1の装置において、書込手段が、複数のログ情報を1つの特定情報に関連付けた形でリムーバブル記憶媒体に書き込むこと、を特徴としている。このため、本画像形成装置によれば、ログ情報と特定情報とを1対1で対応させた形で書き込む場合に比べ、同一の特定情報を重複して書き込む必要がなくなる分、リムーバブル記憶媒体の記憶領域を有効に利用することができる。
すなわち、請求項2に記載の画像形成装置は、上記請求項1の装置において、書込手段が、複数のログ情報を1つの特定情報に関連付けた形でリムーバブル記憶媒体に書き込むこと、を特徴としている。このため、本画像形成装置によれば、ログ情報と特定情報とを1対1で対応させた形で書き込む場合に比べ、同一の特定情報を重複して書き込む必要がなくなる分、リムーバブル記憶媒体の記憶領域を有効に利用することができる。
具体的には、例えば請求項3に記載のように、書込手段が、装着手段に装着されたリムーバブル記憶媒体に当該画像形成装置の特定情報が書き込まれているか否かを判断し、特定情報が書き込まれていると判断した場合には、その書き込まれている特定情報に関連付けて当該画像形成装置のログ情報を書き込むように構成することができる。
また、請求項4に記載の画像形成装置は、上記請求項2又は3の装置において、書込手段が、当該画像形成装置のログ情報を、リムーバブル記憶媒体の記憶領域に確保された当該画像形成装置の特定情報に対応する書込領域に書き込むこと、を特徴としている。このため、本画像形成装置によれば、1つの特定情報に対する複数のログ情報の関連付けを容易に行うことができる。
ここで、書込領域の確保は、例えば請求項5や請求項6のように行うとよい。
すなわち、請求項5に記載の画像形成装置は、上記請求項4の装置において、書込手段が、装着手段に装着されたリムーバブル記憶媒体に当該画像形成装置の特定情報が書き込まれているか否かを判断し、特定情報が書き込まれていないと判断した場合には、その特定情報に対応する書込領域をリムーバブル記憶媒体の記憶領域に確保すること、を特徴としている。本画像形成装置によれば、特定情報に対応する書込領域をリムーバブル記憶媒体にあらかじめ確保しておく必要がなく、必要とされる書込領域が随時確保されることになるため、リムーバブル記憶媒体の記憶領域を有効に利用することができる。
すなわち、請求項5に記載の画像形成装置は、上記請求項4の装置において、書込手段が、装着手段に装着されたリムーバブル記憶媒体に当該画像形成装置の特定情報が書き込まれているか否かを判断し、特定情報が書き込まれていないと判断した場合には、その特定情報に対応する書込領域をリムーバブル記憶媒体の記憶領域に確保すること、を特徴としている。本画像形成装置によれば、特定情報に対応する書込領域をリムーバブル記憶媒体にあらかじめ確保しておく必要がなく、必要とされる書込領域が随時確保されることになるため、リムーバブル記憶媒体の記憶領域を有効に利用することができる。
また、請求項6に記載の画像形成装置は、上記請求項4又は5の装置において、書込手段が、当該画像形成装置のログ情報を当該画像形成装置の特定情報に対応する書込領域に書き込みきれなくなった場合には、その特定情報に対応する新たな書込領域をリムーバブル記憶媒体の記憶領域に確保すること、を特徴としている。本画像形成装置によれば、特定情報に対応する記憶領域を不要に大きく設定しておく必要がないため、リムーバブル記憶媒体の記憶領域を有効に利用することができる。
ところで、ある画像形成装置でリムーバブル記憶媒体に書込領域を確保した場合には、そのリムーバブル記憶媒体を他の画像形成装置で使用した場合にも、確保された書込領域が把握できるようにすることが望ましい。
そこで、請求項7に記載の画像形成装置は、上記請求項5又は6の装置において、書込手段が、リムーバブル記憶媒体の記憶領域における書込領域の範囲を表す情報をそのリムーバブル記憶媒体に書き込むことで書込領域を確保すること、を特徴としている。このため、本画像形成装置によれば、他の画像形成装置によってリムーバブル記憶媒体に確保された書込領域についても、そのリムーバブル記憶媒体に書き込まれているその書込領域の範囲を表す情報に基づき、その書込領域の範囲を容易に把握することができる。
次に、請求項8に記載の画像形成装置は、上記請求項1〜7の何れか1項に記載の装置において、装着手段に装着されたリムーバブル記憶媒体に当該画像形成装置の特定情報が書き込まれているか否かを判断し、その特定情報が書き込まれていないと判断した場合に報知動作を行う報知手段を備えている。このため、画像形成装置の装着手段に装着されたリムーバブル記憶媒体が、その画像形成装置のログ情報を記録していないものであることを使用者に知らせることができる。したがって、本画像形成装置の使用者は、本画像形成装置に通常使用しているリムーバル記憶媒体と異なるものを誤って本画像形成装置に装着した場合に、そのことを報知動作によって把握することができる。
そして、請求項9に記載の画像形成装置は、上記請求項8の装置において、入力操作を検出する入力検出手段と、報知手段により報知動作が行われた場合には、入力検出手段により所定の入力操作が検出されるまでの間、書込手段の動作を禁止する禁止手段と、を備えている。本画像形成装置によれば、装着手段に装着されたリムーバブル記憶媒体が、本画像形成装置のログ情報を記録していないものである場合に、このリムーバブル記憶媒体に情報の書き込みを行ってもよい旨の使用者の意思表示が確認されるまでは情報の書き込みを行わないようにすることができる。この結果、リムーバブル記憶媒体に不要な書き込みが行われることを防ぐことができる。
さらに、請求項10に記載の画像形成装置は、上記請求項9の装置において、画像形成動作を行う画像形成手段を備えており、本装置では、禁止手段が、書込手段の動作を禁止した場合には、画像形成手段の動作についても禁止する。このため、本画像形成装置によれば、装着手段に装着されたリムーバブル記憶媒体に情報の書き込みを行ってもよい旨の使用者の意思表示が確認される前の状態、すなわち、リムーバブル記憶媒体にログ情報の書き込みを行うことができない状態であるにもかかわらず、画像形成動作が行われてしまうことを防ぐことができる。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の実施形態としてのプリンタ1の概略構成を表すブロック図である。
図1は、本発明の画像形成装置の実施形態としてのプリンタ1の概略構成を表すブロック図である。
同図に示すように、プリンタ1は、当該プリンタ1全体の動作を制御するCPU11と、CPU11の作業領域や各種データの格納領域などを提供するRAM12と、CPU11が実行すべきプログラムや設定値などのデータを記憶するROM13と、画像を用紙に印刷する画像印刷動作を行う印刷部14と、使用者により行われる入力操作を検出するテンキーや文字キーなどのキースイッチ群15a、及び、動作状態や操作ガイダンスなどを表示するディスプレイ(LCD)15bを有する操作部15と、情報の書換えが可能な不揮発性の外部メモリであるリムーバブル記憶媒体(本実施形態では、コンパクトフラッシュ(登録商標))8を着脱可能に接続するための図示しないコネクタを有し、このコネクタに接続されたリムーバブル記憶媒体8との間でデータを読み書きするリーダ/ライタとしての機能を有するスロット部16と、LAN7を介した通信を行うためのLANインターフェイス17とを備えており、これらはバス18によって通信可能に接続されている。
そして、このプリンタ1は、スロット部16に装着されたリムーバブル記憶媒体8に当該プリンタ1のログ情報を書き込む機能(以下「ログ情報書込機能」という。)を有している。
なお、リムーバブル記憶媒体8は、図示しないパソコンに設けられ同一の規格に沿って形成されたスロット部にも着脱可能であり、リムーバブル記憶媒体8に記録されたログ情報をパソコン上で参照することができる。また、着脱容易性の観点から、リムーバブル記憶媒体8は、プリンタ1やパソコンの電源を投入したまま抜き差し可能であることが好ましく、さらに、プリンタ1やパソコンのスロット部が外部に露出していたり、カバーを開放することで露出したりする等、アクセスしやすい構成が好ましい。
ここで、リムーバブル記憶媒体8に書き込まれるログ情報は、リムーバブル記憶媒体8に既に書き込まれているログ情報を更新する形で書き込まれるログ情報(以下「積算ログ情報」という。)と、リムーバブル記憶媒体8に既に書き込まれているログ情報をそのまま残しつつ新たに追加する形で書き込まれるログ情報(以下「追記ログ情報」という。)とに大別される。
積算ログ情報は、管理開始からの積算値を表す履歴情報である。この積算ログ情報には、例えば、本プリンタ1の管理開始から積算される値として、用紙の種類別の印刷ページ数の積算値や印刷画素数の積算値などの情報が含まれている。このため、積算ログ情報を記録することで、長期間の使用による統計的な管理を行うことができる。
一方、追記ログ情報は、印刷ジョブごとに書き込まれるログ情報(以下「ジョブログ情報」という。)と、エラーが発生した場合に書き込まれるログ情報(以下「エラーログ情報」という。)とに大別される。
ジョブログ情報は、印刷ジョブの内容を表す履歴情報である。このジョブログ情報には、例えば、ジョブ名、ユーザ名、日付、印刷ページ数などの情報が含まれている。このため、ジョブログ情報を記録することで、各印刷ジョブの内容に関する管理を行うことができる。
エラーログ情報は、発生したエラーの内容を表す履歴情報である。このエラーログ情報には、例えば、エラー発生時におけるディスプレイ15bへの表示内容や、エラー発生時におけるページカウンタの値などの情報が含まれている。このため、エラーログ情報を記録することで、エラー発生の頻度や原因などの管理を行うことができる。
なお、追記ログ情報には、当該追記ログ情報に固有のシリアルナンバーが含まれるようになっている。
次に、リムーバブル記憶媒体8の記憶領域について説明する。
次に、リムーバブル記憶媒体8の記憶領域について説明する。
図2に示すように、本実施形態において、リムーバブル記憶媒体8の記憶領域は、ヘッダと、複数のログ情報書込領域とに分割して用いられる。
ログ情報書込領域は、追記ログ情報を書き込むための領域であり、各ログ情報書込領域が、それぞれ同一のモデル名(特定情報に相当)のプリンタ1についての追記ログ情報を書き込むための領域として用いられる。例えば、当該プリンタ1と同様のログ情報書込機能を有する複数のプリンタで共通のリムーバブル記憶媒体8を使用した場合には、モデル名が異なるプリンタについての追記ログ情報は、異なるログ情報書込領域に書き込まれ、モデル名が同一のプリンタについての追記ログ情報は、異なるプリンタについての情報であっても同一のログ情報書込領域に書き込まれる。つまり、追記ログ情報をモデル名で分類して各モデル名に対応するログ情報書込領域に記録するようになっている。これにより、当該プリンタ1の使用者が、当該プリンタ1以外にもログ情報書込機能を有する複数のプリンタ(当該プリンタ1とはモデル名が異なるプリンタを含む。)を管理している場合に、モデル名ごとのログ情報の管理を容易に行うことができる。
ログ情報書込領域は、追記ログ情報を書き込むための領域であり、各ログ情報書込領域が、それぞれ同一のモデル名(特定情報に相当)のプリンタ1についての追記ログ情報を書き込むための領域として用いられる。例えば、当該プリンタ1と同様のログ情報書込機能を有する複数のプリンタで共通のリムーバブル記憶媒体8を使用した場合には、モデル名が異なるプリンタについての追記ログ情報は、異なるログ情報書込領域に書き込まれ、モデル名が同一のプリンタについての追記ログ情報は、異なるプリンタについての情報であっても同一のログ情報書込領域に書き込まれる。つまり、追記ログ情報をモデル名で分類して各モデル名に対応するログ情報書込領域に記録するようになっている。これにより、当該プリンタ1の使用者が、当該プリンタ1以外にもログ情報書込機能を有する複数のプリンタ(当該プリンタ1とはモデル名が異なるプリンタを含む。)を管理している場合に、モデル名ごとのログ情報の管理を容易に行うことができる。
一方、図2に示すように、リムーバブル記憶媒体8の記憶領域において、ヘッダは、複数の見出し情報格納領域に分割されている。
そして、各見出し情報格納領域には、ある1つのモデル名と、このモデル名のプリンタについての追記ログ情報を記録するログ情報書込領域の先頭のアドレス(以下「格納開始アドレス」という。)と、このモデル名のプリンタについての積算ログ情報とが記録される。なお、モデル名は、見出し情報格納領域の先頭に記録される。
そして、各見出し情報格納領域には、ある1つのモデル名と、このモデル名のプリンタについての追記ログ情報を記録するログ情報書込領域の先頭のアドレス(以下「格納開始アドレス」という。)と、このモデル名のプリンタについての積算ログ情報とが記録される。なお、モデル名は、見出し情報格納領域の先頭に記録される。
このようにヘッダでは、モデル名と格納開始アドレスとを対応させて記録することで、そのモデル名とその格納開始アドレスが表すログ情報書込領域とを対応させ、これにより、そのモデル名とそのログ情報書込領域に記録されている追記ログ情報との関連付けを行っている。つまり、どのログ情報書込領域に記録されているかによって、どのモデル名のプリンタについての追記ログ情報であるかが分かるようになっている。このため、例えばパソコン等の外部装置を用いてリムーバブル記憶媒体8に記録されている情報を参照する場合に、どの追記ログ情報がどのモデル名のプリンタについてのものであるかを把握することができる。
ここで、各ログ情報書込領域はすべて同じ広さの領域であり、ログ情報書込機能を有する各プリンタは、このログ情報書込領域の広さを表す値をあらかじめ記憶している。このため、格納開始アドレスを記録することで、ログ情報書込領域の範囲を表すことができる。
なお、このように本実施形態ではログ情報書込機能を有する各プリンタがログ情報書込領域の広さを表す値をあらかじめ記憶しているが、これに限ったものではない。例えば、ログ情報書込領域の広さを表す値がリムーバブル記憶媒体8に記録されていれば、各プリンタがその値を記憶している必要がなく、しかも、ログ情報書込領域の広さをリムーバブル記憶媒体8によって異なる値とすることができる。一方、各ログ情報書込領域は、必ずしも同じ広さにする必要はない。例えば、各ログ情報書込領域の範囲を、先頭のアドレスと最後尾のアドレスとによって指定するようにしてもよい。
次に、リムーバブル記憶媒体8における追記ログ情報の書込開始位置を設定するためにCPU11が行うログ情報書込開始位置設定処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、本ログ情報書込開始位置設定処理は、リムーバブル記憶媒体8がスロット部16に装着されている状態で当該プリンタ1の電源が投入された場合、又は、当該プリンタ1の電源が入れられている状態でリムーバブル記憶媒体8がスロット部16に装着された場合に開始される。
このログ情報書込開始位置設定処理が開始されると、まずS110で、ヘッダのポインタ(ヘッダにおけるデータ参照位置)を、ヘッダの先頭に合わせる。
続いて、S120では、ヘッダのポインタに何らかのモデル名が記録されているか否かを判定する。
続いて、S120では、ヘッダのポインタに何らかのモデル名が記録されているか否かを判定する。
そして、S120で、ヘッダのポインタにモデル名が記録されていないと判定した場合には、S130へ移行し、当該プリンタ1と同じモデル名のプリンタについてのログ情報がリムーバブル記憶媒体8に記録されていない旨のメッセージを、操作部15のディスプレイ15bに表示させる。
続いて、S140では、当該プリンタ1の有する機能の一つである確認機能がオンに設定されているか否かを判定する。
ここで、この確認機能について説明する。
ここで、この確認機能について説明する。
プリンタ1は、当該プリンタ1と同じモデル名のプリンタについてのログ情報が記録されていないリムーバブル記憶媒体8が当該プリンタ1のスロット部16に装着された場合に、このリムーバブル記憶媒体8をそのまま使用するか否かを使用者に確認する確認機能を有している。この確認機能は、プリンタ1に通常使用しているリムーバブル記憶媒体8とは異なるものを使用者が誤って装着したような場合に、その旨を使用者に知らせるためのものである。
ここで、この確認機能を実行するか否か(確認機能のオン/オフ)を設定するためにCPU11が行う確認機能設定処理について、図4のフローチャートを用いて簡単に説明する。なお、本確認機能設定処理は、確認機能のオン/オフを設定するためのメニューへ移行する入力操作が操作部15のキースイッチ群15aによって検出されることにより開始される。
この確認機能設定処理が開始されると、まずS310で、確認機能のオン/オフを選択する入力操作を使用者に促すメッセージを、操作部15のディスプレイ15bに表示させる。
続いて、S320では、確認機能のオン/オフの何れを選択する入力操作が操作部15で行われたかを判定する。
このS320で、確認機能のオンを選択する入力操作が行われたと判定した場合には、S330へ移行し、確認機能をオンに設定する(確認機能の設定状態がオンであることを記憶する)。
このS320で、確認機能のオンを選択する入力操作が行われたと判定した場合には、S330へ移行し、確認機能をオンに設定する(確認機能の設定状態がオンであることを記憶する)。
一方、S320で、確認機能のオフを選択する入力操作が行われたと判定した場合には、S340へ移行し、確認機能をオフに設定する(確認機能の設定状態がオフであることを記憶する)。
その後、S350で、操作部15のディスプレイ15bを通常表示に戻した後、本確認機能設定処理を終了する。
そして、ログ情報書込開始位置設定処理(図3)のS140では、このようにしてオン/オフの何れか一方に設定される確認機能が、現時点でオンに設定されているか否かを判定するのである。
そして、ログ情報書込開始位置設定処理(図3)のS140では、このようにしてオン/オフの何れか一方に設定される確認機能が、現時点でオンに設定されているか否かを判定するのである。
このS140で、確認機能がオンに設定されていると判定した場合には、S150へ移行し、当該プリンタ1のスロット部16に装着されたリムーバブル記憶媒体8をそのまま使用する旨の使用者の意思表示を表す特定の入力操作が、操作部15のキースイッチ群15aによって検出されたか否かを判定する。なお、特定の入力操作を促すメッセージを、操作部15のディスプレイ15bに表示させるようにしてもよい。
そして、このS150では、上記特定の入力操作が行われるまで待機状態となり、特定の入力操作が行われたと判定した場合にS160へ移行する。また、この待機状態では、リムーバブル記憶媒体8へのログ情報の書き込み処理が禁止されるだけでなく、印刷部14による画像印刷動作も禁止される。なお、本ログ情報書込開始位置設定処理は、当該プリンタ1のスロット部16からリムーバブル記憶媒体8が取り外された場合には終了するようになっている。このため、当該プリンタ1のスロット部16に装着されたリムーバブル記憶媒体8を使用しない旨の使用者の意思表示は、リムーバブル記憶媒体8を取り外すことにより行うことができる。
一方、S140で、確認機能がオンに設定されていない(オフに設定されている)と判定した場合には、そのままS160へ移行する。
S160では、操作部15のディスプレイ15bを通常表示に戻す。
S160では、操作部15のディスプレイ15bを通常表示に戻す。
続いて、S170では、当該プリンタ1のモデル名をヘッダに書き込む処理を行う。具体的には、モデル名が記録されている見出し情報格納領域がヘッダに存在しない場合には、ヘッダにおける先頭の見出し情報格納領域に当該プリンタ1のモデル名を書き込む。一方、何らかのモデル名が記録されている見出し情報格納領域がヘッダに既に存在している場合には、未使用の見出し情報格納領域のうちの先頭の見出し情報格納領域に当該プリンタ1のモデル名を書き込む。つまり、ヘッダにおける先頭の見出し情報格納領域から順に用いるようになっている。
続いて、S180では、S170で書き込んだモデル名のプリンタについての追記ログ情報を記録するためのログ情報書込領域を確保する。具体的には、確保しようとするログ情報書込領域の先頭のアドレスを格納開始アドレスとして見出し情報格納領域に書き込む。そして、確保したログ情報書込領域における先頭アドレスを、追記ログ情報の書込開始位置に設定する。
続いて、S190で、積算ログ情報を見出し情報格納領域に書き込み、本ログ情報書込開始位置設定処理を終了する。
一方、S120で、ヘッダのポインタに何らかのモデル名が記録されていると判定した場合には、S200へ移行し、記録されているモデル名を取得する。
一方、S120で、ヘッダのポインタに何らかのモデル名が記録されていると判定した場合には、S200へ移行し、記録されているモデル名を取得する。
続いて、S210では、S200で取得したモデル名と当該プリンタ1のモデル名とが一致するか否かを判定する。
そして、S210で、モデル名が一致しないと判定した場合には、S220へ移行し、ヘッダのポインタを次の見出し情報格納領域の先頭アドレスへインクリメントした後、S120へ戻る。このため、当該プリンタ1と同じモデル名がヘッダにおける何れの見出し情報格納領域にも記録されていなければ、前述したS130〜S180の処理が行われることとなる。なお、ヘッダにおける各見出し情報格納領域はすべて同じ広さの領域であり、ログ情報書込機能を有する各プリンタは、この見出し情報格納領域の広さを表す値をあらかじめ記憶している。このため、S220の処理において、ヘッダのポインタを次の見出し情報格納領域の先頭アドレスへインクリメントするといった処理を行うことが可能となる。
そして、S210で、モデル名が一致しないと判定した場合には、S220へ移行し、ヘッダのポインタを次の見出し情報格納領域の先頭アドレスへインクリメントした後、S120へ戻る。このため、当該プリンタ1と同じモデル名がヘッダにおける何れの見出し情報格納領域にも記録されていなければ、前述したS130〜S180の処理が行われることとなる。なお、ヘッダにおける各見出し情報格納領域はすべて同じ広さの領域であり、ログ情報書込機能を有する各プリンタは、この見出し情報格納領域の広さを表す値をあらかじめ記憶している。このため、S220の処理において、ヘッダのポインタを次の見出し情報格納領域の先頭アドレスへインクリメントするといった処理を行うことが可能となる。
一方、S210で、モデル名が一致すると判定した場合には、S230へ移行し、そのモデル名に対応してヘッダ部に記録されている格納開始アドレスを参照し、この格納開始アドレスが表すログ情報書込領域に記録されているデータ(追記ログ情報)の最後尾を検索して、それに続く位置を追記ログ情報の書込開始位置に設定する。その後、本ログ情報書込開始位置設定処理を終了する。
次に、CPU11が行うログ情報記録処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、本ログ情報記録処理は、画像印刷動作の開始指令(例えば、パソコンからの印刷指令や、当該プリンタ1のキースイッチ群15aでの入力操作に基づくテスト印刷の印刷指令等)を受けることにより開始される。
このログ情報記録処理が開始されると、まずS410で、リムーバブル記憶媒体8に書き込むべき追記ログ情報を一時的に記憶させるためのログ情報一時記憶領域をRAM12に確保する。
続いて、S420では、S410で確保したログ情報一時記憶領域に印刷ジョブ初期情報を記憶させる。ここで、印刷ジョブ初期情報とは、ジョブログ情報のうち、1つの印刷ジョブについて1つ存在する情報であり、例えばジョブ名やユーザ名等が該当する。
続いて、S430では、印刷部14に1ページ分の画像印刷動作を行わせるための印刷処理を行う。
続いて、S440では、エラーが発生したか否かを判定する。
続いて、S440では、エラーが発生したか否かを判定する。
そして、S440で、エラーが発生していないと判定した場合には、S450へ移行し、ログ情報一時記憶領域にS430で印刷処理を行ったページについてのジョブログ情報を記憶させる。
続いて、S460では、次のページのデータがあるか否かを判定する。
そして、S460で、次のページのデータがあると判定した場合には、S430へ戻り、次のページのデータについて処理を行う。
そして、S460で、次のページのデータがあると判定した場合には、S430へ戻り、次のページのデータについて処理を行う。
一方、S460で、次のページのデータがないと判定した場合には、S480へ移行する。
また、前述したS440で、エラーが発生したと判定した場合には、S470へ移行し、ログ情報一時記憶領域にエラーログ情報を記憶させ、S480へ移行する。
また、前述したS440で、エラーが発生したと判定した場合には、S470へ移行し、ログ情報一時記憶領域にエラーログ情報を記憶させ、S480へ移行する。
S480では、当該プリンタ1についての追記ログ情報を記録するためのログ情報書込領域に残された空き領域に、ログ情報一時記憶領域に記憶させた情報を書き込むことができるか否かを判定する。つまり、ログ情報一時記憶領域に記憶させた情報を書き込むことができる分の空き領域がログ情報書込領域に残っているか否かを判定するようにしている。
このS480で、ログ情報書込領域に残された空き領域に、ログ情報一時記憶領域に記憶させた情報を書き込むことができないと判定した場合には、S490へ移行し、リムーバブル記憶媒体8の記憶領域において、追記ログ情報がまだ記録されていない未使用のログ情報書込領域が存在するか否かを判定する。
そして、S490で、未使用のログ情報書込領域が存在すると判定した場合には、S500へ移行し、現在使用しているログ情報書込領域に新たなログ情報書込領域の先頭アドレスを記録するとともに、このアドレスを追記ログ情報の書込開始位置に設定する。このように、現在使用しているログ情報書込領域に新たなログ情報書込領域の先頭アドレスを記録することで、現在使用しているログ情報書込領域から新たなログ情報書込領域へ連続的に追記ログ情報を記録するようになっている。このため、記録される追記ログ情報の増加に伴い、複数のログ情報書込領域が連結した形で使用されることとなる。その後、S530へ移行する。
一方、S490で、未使用のログ情報書込領域が存在しないと判定した場合には、S510へ移行し、最も古い追記ログ情報が記録されたログ情報書込領域を初期化することで、新たなログ情報書込領域を確保する。その際、このログ情報書込領域に対応する見出し情報格納領域に記録された情報を初期化する処理を行う。なお、最も古い追記ログ情報が記録されたログ情報書込領域の判断は、例えば、ログ情報書込領域を確保する順序をあらかじめ決めておくことで容易に行うことができる。
続いて、S520では、上記S500の処理と同様、現在使用しているログ情報書込領域にS510で確保した新たなログ情報書込領域の先頭アドレスを記録するとともに、このアドレスを追記ログ情報の書込開始位置に設定する。その後、S530へ移行する。
また、前述したS480で、ログ情報書込領域に残された空き領域に、ログ情報一時記憶領域に記憶させた情報を書き込むことができると判定した場合には、そのままS530へ移行する。
S530では、追記ログ情報の書込開始位置に、ログ情報一時記憶領域に記憶されている追記ログ情報を書き込む。なお、ヘッダに記録されている積算ログ情報を更新する処理も行う。
続いて、S540では、S530で書き込みした追記ログ情報の最後尾に続く位置を、追記ログ情報の書込開始位置に設定した後、本ログ情報記録処理を終了する。
なお、本実施形態のプリンタ1では、印刷部14が、本発明の画像形成手段に相当し、スロット部16が、本発明の装着手段に相当し、キースイッチ群15aが、本発明の入力検出手段に相当し、ログ情報書込開始位置設定処理(図3)におけるS110,S120,S170〜S230の処理と、ログ情報記録処理(図5)とが、本発明の書込手段に相当し、ログ情報書込開始位置設定処理におけるS120,S130,S200〜S220の処理が、本発明の報知手段に相当し、S150の処理が、本発明の禁止手段に相当している。
なお、本実施形態のプリンタ1では、印刷部14が、本発明の画像形成手段に相当し、スロット部16が、本発明の装着手段に相当し、キースイッチ群15aが、本発明の入力検出手段に相当し、ログ情報書込開始位置設定処理(図3)におけるS110,S120,S170〜S230の処理と、ログ情報記録処理(図5)とが、本発明の書込手段に相当し、ログ情報書込開始位置設定処理におけるS120,S130,S200〜S220の処理が、本発明の報知手段に相当し、S150の処理が、本発明の禁止手段に相当している。
以上説明したように、本実施形態のプリンタ1では、ログ情報をモデル名と関連付けてリムーバブル記憶媒体8に記録するようにしているため、1つのリムーバブル記憶媒体8に複数のプリンタについてのログ情報が記録されている場合にも、どのログ情報がどのモデル名のプリンタについてのものであるかを把握することができる。したがって、複数のプリンタの管理を確実に行うことができる。また、ログ情報をモデル名ごとに分類して記録するようにしているため、複数のプリンタをモデル名ごとに管理する場合に便利であり、また、ログ情報を個々のプリンタごとに分類して記録する場合に比べてリムーバブル記憶媒体8に必要な記憶容量を小さくすることができる。
さらに、本プリンタ1では、モデル名とログ情報との関連付けを、ログ情報の記録されている領域に基づき行うようにしている。このため、本プリンタ1によれば、各ログ情報について1対1でモデル名を記録する場合に比べ、同一のモデル名を重複して記録する必要がない分、リムーバブル記憶媒体8の記憶領域を有効に利用することができ、しかも、1つのモデル名に対する複数のログ情報の関連付けを容易に行うことができる。
一方、本プリンタ1では、モデル名に対応するログ情報書込領域を、必要が生じたときに確保するようにしている。このため、本プリンタ1によれば、リムーバブル記憶媒体8の記憶領域に各モデル名に対応したログ情報書込領域をあらかじめ確保しておく場合に比べ、リムーバブル記憶媒体8の記憶領域を有効に利用することができる。特に、格納開始アドレスをヘッダに書き込むことで、あるプリンタで確保したログ情報書込領域の範囲を他のプリンタでも把握することができる。
また、本プリンタ1では、ログ情報書込領域に追記ログ情報が書き込みきれなくなった場合には、新たなログ情報書込領域を確保するようにしている。このため、本プリンタ1によれば、ログ情報書込領域の広さを不要に大きく設定しておく必要がなく、リムーバブル記憶媒体8の記憶容量を有効利用することができる。
さらに、本プリンタ1は、装着されたリムーバブル記憶媒体8に当該プリンタ1と同一のモデル名のプリンタについてのログ情報が記録されていない場合には、そのリムーバブル記憶媒体8をそのまま使用するか否かを使用者に確認する確認機能を有している。このため、本プリンタ1によれば、使用者が、通常使用するリムーバブル記憶媒体8と異なるものを誤って装着した場合に、その旨を知らせることができる。特に、使用者からの意思表示があるまでは待機状態となるようにしているため、リムーバブル記憶媒体8に不要なログ情報書込領域が確保されてしまうことや、ログ情報を書き込みできない状況であるにもかかわらず画像印刷動作が行われてしまうことを防ぐことができる。加えて、この確認機能のオン/オフを使用者が選択できるようにしている(すなわち、本発明の禁止手段(S150)を動作させるか否かを、S140の処理が使用者による選択に基づき決定するようにしている)ため、使用状況に応じた適切な処理を行わせることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態のプリンタ1では、ログ情報を、プリンタを特定するための特定情報の1つであるモデル名ごとに分類してリムーバブル記憶媒体8に書き込むようにしているが、これに限ったものではなく、ログ情報を例えば次の(1)〜(3)の特定情報ごとに分類するようにしてもよい。
例えば、上記実施形態のプリンタ1では、ログ情報を、プリンタを特定するための特定情報の1つであるモデル名ごとに分類してリムーバブル記憶媒体8に書き込むようにしているが、これに限ったものではなく、ログ情報を例えば次の(1)〜(3)の特定情報ごとに分類するようにしてもよい。
(1)ログ情報を、各プリンタに固有の情報(シリアル番号等)ごとに分類するようにしてもよい。このようにすれば、ログ情報をプリンタごとに管理することができる。
(2)ログ情報を、そのログ情報のバージョンごとに分類するようにしてもよい。ここで、ログ情報のバージョンとは、ログ情報のフォーマットのことである。つまり、ログ情報の項目の数や種類が同じプリンタごとに分類するようにする。このように同一フォーマットのログ情報を同じ領域に記録することで、ログ情報の読み出しを容易に行うことができる。
(2)ログ情報を、そのログ情報のバージョンごとに分類するようにしてもよい。ここで、ログ情報のバージョンとは、ログ情報のフォーマットのことである。つまり、ログ情報の項目の数や種類が同じプリンタごとに分類するようにする。このように同一フォーマットのログ情報を同じ領域に記録することで、ログ情報の読み出しを容易に行うことができる。
(3)ログ情報を、使用者が指定したグループで分類するようにしてもよい。例えば、使用者が、複数のプリンタを3つのグループに分けて管理しているような場合に、そのグループごとにログ情報を分類するようにする。このようにすれば、使用者の管理状況に応じたログ情報の記録を行うことができる。
一方、上記実施形態のプリンタ1では、ジョブログ情報とエラーログ情報とを共通のログ情報書込領域に記録するようにしているが、これに限ったものではなく、例えば、ジョブログ情報専用のログ情報書込領域と、エラーログ情報専用のログ情報書込領域とを別々に設けてもよい。
また、上記実施形態のプリンタ1では、ログ情報書込領域に残された空き領域に追記ログ情報を書き込むことができなくなった場合には、新たなログ情報書込領域を確保するようにしているが、これと同様に、ヘッダの領域がいっぱいになった場合には、リムーバブル記憶媒体8における未使用領域から新たなヘッダの領域を確保するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態のプリンタ1では、ログ情報を書き込むためのリムーバブル記憶媒体としてコンパクトフラッシュ(登録商標)8を用いているが、これに限ったものではなく、例えば、スマートメディア(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、PCカード等のリムーバブル記憶媒体を用いるようにしてもよい。
一方、上記実施形態では、リムーバブル記憶媒体8の記憶領域を複数の領域に分割するようにしているが、例えば、Windows(登録商標)等の一般的なファイルシステムの場合には、モデル名ごとに対応したフォルダを作成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、リムーバブル記憶媒体8として情報の書換えが可能なものを用いているが、これに限ったものではなく、例えば、情報の書き込みのみが可能なリムーバブル記憶媒体を用いるようにしてもよい。ただし、積算ログ情報を更新して書き込むことが可能である点で、上記実施形態のように情報の書換えが可能なものが好ましい。
また、本発明の書込手段がリムーバブル記憶媒体に書き込むログ情報の内容は、上記実施形態で例示したログ情報の内容に限定されるものではない。例えば、上記実施形態で例示したログ情報の内容の一部のみを含むものであってもよく、また、上記実施形態で例示していない内容のログ情報のみであってもよい。
また、本発明は、プリンタに限らず、ファクシミリ装置や複写機等、その他の画像形成装置にも適用することができる。
1…プリンタ、8…リムーバブル記憶媒体、11…CPU、12…RAM、13…ROM、14…印刷部、15…操作部、15a…キースイッチ群、15b…ディスプレイ、16…スロット部、17…LANインターフェイス
Claims (10)
- リムーバブル記憶媒体が装着される装着手段と、
該装着手段に前記リムーバブル記憶媒体が装着された状態で、該リムーバブル記憶媒体に情報を書き込む書込手段と、
を備えた画像形成装置において、
前記書込手段は、当該画像形成装置のログ情報を、当該画像形成装置を特定するための特定情報と関連付けて前記リムーバブル記憶媒体に書き込むこと、
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記書込手段は、複数のログ情報を1つの特定情報に関連付けた形で前記リムーバブル記憶媒体に書き込むこと、
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置において、
前記書込手段は、前記装着手段に装着されたリムーバブル記憶媒体に当該画像形成装置の特定情報が書き込まれているか否かを判断し、該特定情報が書き込まれていると判断した場合には、その書き込まれている特定情報に関連付けて当該画像形成装置のログ情報を書き込むこと、
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置において、
前記書込手段は、当該画像形成装置のログ情報を、前記リムーバブル記憶媒体の記憶領域に確保された当該画像形成装置の特定情報に対応する書込領域に書き込むこと、
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項4に記載の画像形成装置において、
前記書込手段は、前記装着手段に装着されたリムーバブル記憶媒体に当該画像形成装置の特定情報が書き込まれているか否かを判断し、該特定情報が書き込まれていないと判断した場合には、その特定情報に対応する書込領域を前記リムーバブル記憶媒体の記憶領域に確保すること、
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置において、
前記書込手段は、当該画像形成装置のログ情報を当該画像形成装置の特定情報に対応する書込領域に書き込みきれなくなった場合には、該特定情報に対応する新たな書込領域を前記リムーバブル記憶媒体の記憶領域に確保すること、
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置において、
前記書込手段は、前記リムーバブル記憶媒体の記憶領域における前記書込領域の範囲を表す情報を該リムーバブル記憶媒体に書き込むことで、該書込領域を確保すること、
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置において、
前記装着手段に装着されたリムーバブル記憶媒体に当該画像形成装置の特定情報が書き込まれているか否かを判断し、該特定情報が書き込まれていないと判断した場合に報知動作を行う報知手段を備えたこと、
を特徴とする画像形成装置。 - 請求項8に記載の画像形成装置において、
入力操作を検出する入力検出手段と、
前記報知手段により前記報知動作が行われた場合には、前記入力検出手段により所定の入力操作が検出されるまでの間、前記書込手段の動作を禁止する禁止手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9に記載の画像形成装置において、
画像形成動作を行う画像形成手段を備え、
前記禁止手段は、前記書込手段の動作を禁止した場合には、前記画像形成手段の動作についても禁止すること、
を特徴とする画像形成装置。
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