JP2008205731A - 印刷システム及びファイル操作プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部記憶装置に適したファイル操作が可能な印刷システムとする。
【解決手段】 接続端子16に接続されている外部記憶装置30に印刷ファイルが書き込まれようとする場合において、対象印刷ファイルを記憶するに足りる容量が残存しないと判定され、かつ、外部記憶装置30にダイレクト印刷済みファイルが存在すると判定されたときに、その外部記憶装置30から印刷済みファイルを削除する。これにより、ダイレクト印刷が終了していないファイルが削除されてしまうことを防止しつつ、外部記憶装置30にファイルを書き込むことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、USBメモリやSDカード(登録商標)等の外部記憶装置にファイルを書き込むためのものである。
例えば、特許文献1に記載のファクシミリ装置では、未だ印刷がされていない受信データは、メモリ等の記憶装置から削除できない構成となっている。
特開平5−103170号公報
しかし、特許文献1に記載の発明はファクシミリ装置に関する発明であり、外部記憶装置に対してファイルを書き込み又は削除するための発明ではなく、かつ、単純に未印刷受信データであるか否かに基づいて受信データの削除を許可するか否かを判定しているので、特許文献1に記載の発明をコンピュータ装置等にそのまま適用することは難しい。
本発明は、上記点に鑑み、外部記憶装置に適したファイル操作が可能な印刷システム又はファイル操作プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、コンピュータ装置及びコンピュータ装置に接続されたプリンタ装置を有する印刷システムであって、記憶装置が着脱可能に接続される接続手段と、接続手段に接続されている記憶装置に記憶されているファイルのうち、コンピュータ装置を介さずにプリンタ装置にて直接的に印刷されたファイルを識別するための識別情報を作成する作成手段と、接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合に、その書き込み対象ファイルを記憶するに足りる容量が書き込み先の記憶装置に残存するか否かを判定する第1判定手段と、接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合に、その記憶装置に印刷済みファイルが残存するか否かを識別情報に基づいて判定する第2判定手段と、接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合において、第1判定手段にて容量が残存しないと判定され、かつ、第2判定手段にて印刷済みファイルが存在すると判定されたときに、その記憶装置から印刷済みファイルを削除する第1削除手段とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、接続手段に接続された記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合においては、残容量が足りず、かつ、印刷済みファイルが存在すると判定されたときに、その記憶装置から印刷済みファイルが削除されるので、プリンタ装置による直接印刷が終了していないファイルが削除されてしまうことを防止しつつ、記憶装置にファイルを書き込むことができる。
請求項2に記載の発明では、接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合において、その接続されている記憶装置に書き込み対象ファイルの所有者と同一所有者のファイルが存在するか否かを判定する第3判定手段と、接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合において、第1判定手段にて容量が残存しないと判定され、かつ、第3判定手段にて同一所有者のファイルが存在すると判定されたときに、その記憶装置から書き込み対象ファイルと同一所有者のファイルを削除する第2削除手段とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項2に記載の発明では、他人のファイルが削除されてしまうことを未然に防止できる。
請求項3に記載の発明では、利用者の設定に基づいて、第1削除手段及び第2削除手段のうち少なくとも一方の機能を有効とする有効化手段を備えることを特徴とするので、利用者は、いずれの削除手段を機能させるかを選択することができる。
請求項4に記載の発明では、記憶装置が着脱可能に接続される接続手段を有するコンピュータ装置に組み込まれるファイル操作プログラムであって、コンピュータ装置を、接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合に、その書き込み対象ファイルを記憶するに足りる容量が書き込み先の記憶装置に残存するか否かを判定する第1判定手段、接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合において、その接続されている記憶装置に書き込み対象ファイルの所有者と同一所有者のファイルが存在するか否かを判定する第2判定手段、並びに接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合において、第1判定手段にて容量が残存しないと判定され、かつ、第2判定手段にて同一所有者のファイルが存在すると判定されたときに、その記憶装置から書き込み対象ファイルと同一所有者のファイルを削除する削除手段として機能させることを特徴とする。
これにより、請求項4に記載の発明では、接続手段に接続された記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合であって残容量が足りない場合には、記憶装置から書き込み対象ファイルと同一所有者のファイルが削除されるので、他人のファイルが削除されてしまうことを未然に防止しつつ、記憶装置にファイルを書き込むことができる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
1.印刷システムの概要
図1(a)は、本発明の実施形態に係るファイル操作プログラムが組み込まれたコンピュータ10により構成された印刷システム1の模式図であり、図1(b)はコンピュータ10の概略構成を示す模式図であり、図1(c)はプリンタ20の概略構成を示す模式図である。
印刷システム1は、図1(a)に示すように、コンピュータ10とプリンタ20とをイーサネット(登録商標)等のネットワーク回線、又はシリアルポート若しくはパラレルポートを介して接続されたものである。
そして、コンピュータ10は、図1(b)に示すように、CPU11、RAM12、ROM13、HDD14等の記憶装置、及びNIC(Network Interface Card)15等のネットワーク用のインターフェース等を有して構成されている。
また、コンピュータ10には、外部記憶装置30が着脱可能に接続される接続端子16が設けられている。なお、本実施形態では、接続端子16として、USB(Universal Serial Bus)規格の接続端子(インターフェース)を採用しているが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、他の規格の接続端子でもよい。
また、外部記憶装置30も、接続端子16に接続可能なインターフェースを有する記憶手段であれば何でもよく、具体的には、フラッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置にて構成されたUSBメモリやSDメモリ(登録商標)、又はHDD等の磁気記憶装置等が外部記憶装置30として考えられる。
また、プリンタ20は、図1(c)に示すように、記録用紙等の記録媒体に画像を形成する記録部21、NIC(Network Interface Card)22等のネットワーク用のインターフェース、外部記憶装置30が着脱可能に接続される接続端子23、及び記録部21等を制御する制御回路24を有して構成されている。
なお、本実施形態では、接続端子23として、USB規格の接続端子を採用しているが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、他の規格の接続端子でもよい。
また、プリンタ20は、接続端子23に接続された外部記憶装置30に記憶されている印刷ファイル等をコンピュータ10を介さずに直接的に印刷(以下、この印刷をダイレクト印刷という。)する機能を有している。
なお、印刷ファイルとは、PDL(Page Description Language)形式等のプリンタ20にて実行可能な特定形式のデータをいい、本実施形態に係るプリンタ20は、印刷ファイルに加えて、BMP(Bit MaP)形式やJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式等の画像ファイルもダイレクト印刷することができる。そこで、以下の説明においては、BMP形式やJPEG形式等の画像ファイルも含めて、ダイレクト印刷が可能なファイルを印刷ファイルと呼ぶ。
そして、制御回路24は、外部記憶装置30に記憶されているファイルをダイレクト印刷すると、ダイレクト印刷がされたことを識別するための識別情報(以下、この情報を印刷済情報という。)をダイレクト印刷がされたファイルに関連付けた状態で、その外部記憶装置30に印刷済情報を書き込む(記憶させる)。
ところで、ダイレクト印刷ではなく、コンピュータ10を介して印刷する場合には、通常、利用者により印刷指示がされると、プリンタドライバが起動し、印刷対象となっているファイルが印刷ファイルに変換される。
そして、コンピュータ10(プリンタドライバ)は、その印刷ファイルをHDD14上に確保された特定の領域(以下、スプーラという。)に一時的に記憶し、プリンタ20の稼働状況に応じて印刷ファイルをプリンタ20に送信し、印刷が完了すると、通常、スプーラに記憶されている印刷ファイルを削除する。
しかし、本実施形態に係るプリンタ20は、ダイレクト印刷が完了しても印刷ファイルを外部記憶装置30から削除せず、前述したように、印刷済情報を外部記憶装置30に書き込む。
2.ファイル操作プログラム
本実施形態に係るファイル操作プログラムは、コンピュータ10に組み込まれ(インストールされ)、コンピュータ10のOS(Operating System)に協働して作動する。なお、本実施形態では、OSとしてWindows(登録商標)を用いており、以下、特に説明(定義)が無い用語は、Windows(登録商標)における一般的な意味にて用いる。
図2は、本実施形態に係るファイル操作プログラムの特徴的作動を示すフローチャートであり、このファイル制御プログラムは、コンピュータ10の起動と同時に起動され、起動後は、利用者による終了指示がない限り、コンピュータ10が停止するまで起動し続ける。
なお、本実施形態に係るファイル操作プログラムは、前述したように、OSと協働して作動するので、図2に示された制御ステップには、OS側にて実行される制御ステップも含まれており、以下、図2に従ってファイル操作プログラムの特徴的作動を説明する。
ファイル操作プログラム(以下、プログラムと略す。)が起動されると、先ず、このプログラムの終了指示がされたか否かが判定され(S10)、終了指示がされたと判定された場合には(S10:YES)、プログラムが終了する。
一方、終了指示がされていないと判定された場合には(S10:NO)、外部記憶装置30がコンピュータ10の接続端子16に接続されているか否かが判定され(S15)、接続端子16に外部記憶装置30が接続されていないと判定された場合には(S15:NO)、S10に戻る。
また、接続端子16に外部記憶装置30が接続されていると判定された場合には(S15:YES)、現在、このプログラムが起動しているコンピュータ10において、印刷中の印刷データが存在するか否かが判定され(S20)、印刷中の印刷データが存在しないと判定された場合には(S20:NO)、S10に戻る。
一方、印刷中の印刷データが存在すると判定された場合には(S20:YES)、現在、接続端子16に接続されている外部記憶装置30に、現在印刷中の印刷ファイルを記憶するに足りる容量が残存するか否か、つまり、その印刷ファイルのサイズは、外部記憶装置30の空き容量に保存可能なサイズであるか否かが判定される(S25)。
そして、外部記憶装置30に、現在印刷中の印刷ファイルを記憶するに足りる容量が残存すると判定された場合には(S25:YES)、その印刷ファイルが外部記憶装置30に書き込まれて保存された後(S30)、S10に戻る。
また、外部記憶装置30に、現在印刷中の印刷ファイルを記憶するに足りる容量が残存しないと判定された場合には(S25:NO)、外部記憶装置30に記憶されている印刷済情報に基づいて、その外部記憶装置30に既にダイレクト印刷が完了した印刷ファイルが存在するか否かが判定され(S35)、ダイレクト印刷済みの印刷ファイルが存在しないと判定された場合には(S35:NO)、S10に戻る。
一方、ダイレクト印刷済みの印刷ファイルが存在すると判定された場合には(S35:YES)、外部記憶装置30に記憶されている印刷ファイルのうちダイレクト印刷済みの印刷ファイルの合計ファイルサイズが算出され(S40)、その算出された合計ファイルサイズが、S25にて判定対象とした印刷ファイル(以下、対象印刷ファイルという。)のファイルサイズより大きいか否かが判定される(S45)。
そして、合計ファイルサイズが対象印刷ファイルのファイルサイズより大きいと判定された場合には(S45:YES)、利用者(印刷者)に対して、ダイレクト印刷済みの印刷ファイルを外部記憶装置30から削除するか否かの確認を促すメッセージがコンピュータ10の表示部(図示せず。)に表示される(S50)。
次に、コンピュータ10のキーボードやマウス等の操作部(図示せず。)を介して利用者により、ダイレクト印刷済みの印刷ファイルを外部記憶装置30から削除してもよい旨の指示がされたか否かが判定され(S55)、削除してもよい旨の指示がされていないと判定された場合には(S55:NO)、S10に戻る。
一方、削除してもよい旨の指示がされたと判定された場合には(S55:YES)、ダイレクト印刷済みの印刷ファイルが外部記憶装置30から削除されるとともに、対象印刷ファイルがその外部記憶装置30に書き込まれた後(S60)、S10に戻る。
また、S45にて合計ファイルサイズが対象印刷ファイルのファイルサイズ以下であると判定された場合には(S45:NO)、対象印刷ファイルの所有者と同一所有者の印刷ファイルが外部記憶装置30の中から検索されるとともに、発見された同一所有者の印刷ファイルの合計ファイルサイズが計算される(S65)。因みに、同一所有者の印刷ファイルが発見されなかった場合には、当然ながら、合計ファイルサイズは0となる。
ここで、対象印刷ファイルの所有者とは、その対象印刷ファイルが作成されたときにコンピュータ10を操作している者を意味し、本実施形態では、コンピュータ10を識別するための識別情報(以下、PCのIDという。)又はコンピュータ10にログインする際のユーザ名を対象印刷ファイルの所有者としている。
また、外部記憶装置30に記憶されている印刷ファイルの所有者とは、その印刷ファイルが作成されたとき、つまりコンピュータ10にて印刷指示がされたときにコンピュータ10を操作している者を意味する。
そして、本実施形態では、印刷ファイルが作成されたときに、コンピュータ10を操作している者、つまりPCのID又はユーザ名を印刷ファイルに関連付けている。
このため、S65では、印刷ファイルの作成時に印刷ファイルに関連付けられたPCのID又はユーザ名と、本プログラムが稼働しているコンピュータ10のPCのID又はユーザ名とを比較することにより、対象印刷ファイルの所有者と同一所有者の印刷ファイルが外部記憶装置30に存在するか否かが判定されて、同一所有者の印刷ファイルの合計ファイルサイズが計算される。
そして、その算出された合計ファイルサイズが、対象印刷ファイルのファイルサイズより大きいか否かが判定され(S70)、S65にて計算された合計ファイルサイズが対象印刷ファイルのファイルサイズより大きいと判定された場合には(S70:YES)、利用者(印刷者)に対して、S65にて発見された同一所有者の印刷ファイルを外部記憶装置30から削除するか否かの確認を促すメッセージがコンピュータ10の表示部に表示される(S75)。
次に、コンピュータ10の操作部(図示せず。)を介して利用者により、同一所有者の印刷ファイルを外部記憶装置30から削除してもよい旨の指示がされたか否かが判定され(S80)、削除してもよい旨の指示がされていないと判定された場合には(S80:NO)、S10に戻る。
一方、削除してもよい旨の指示がされたと判定された場合には(S80:YES)、その同一所有者の印刷ファイルが外部記憶装置30から削除されるとともに、対象印刷ファイルがその外部記憶装置30に書き込まれた後(S85)、S10に戻る。
なお、S65にて計算された合計ファイルサイズが対象印刷ファイルのファイルサイズ以下であると判定された場合には(S70:NO)、対象印刷ファイルを記憶するに足りる容量が外部記憶装置30に残存しないため、対象印刷ファイルを外部記憶装置30に書き込むことができない旨のエラーメッセージがコンピュータ10の表示部に表示された後(S90)、S10に戻る。
3.本実施形態に係る印刷システム及びファイル操作プログラムの特徴
本実施形態では、接続端子16に接続されている外部記憶装置30に印刷ファイルが書き込まれようとする場合において、対象印刷ファイルを記憶するに足りる容量が残存しないと判定され(S25:NO)、かつ、外部記憶装置30にダイレクト印刷済みファイルが存在すると判定されたときに(S35:YES)、その外部記憶装置30から印刷済みファイルを削除するので、ダイレクト印刷が終了していないファイルが削除されてしまうことを防止しつつ、外部記憶装置30にファイルを書き込むことができる。
また、本実施形態では、接続端子16に接続されている外部記憶装置30に印刷ファイルが書き込まれようとする場合において、対象印刷ファイルを記憶するに足りる容量が残存しないと判定され(S25:NO)、かつ、対象印刷ファイルと同一所有者の印刷ファイルが外部記憶装置30に存在すると判定されたときに(S65、S70:YES)、その外部記憶装置30から対象印刷ファイルと同一所有者の印刷ファイルを削除するので、他人のファイルが削除されてしまうことを未然に防止できる。
また、S50にてダイレクト印刷が完了した印刷ファイルを削除するか否かを利用者に対して確認し、S75にて対象印刷ファイルと同一所有者の印刷ファイルを削除する否かを利用者に対して確認し、利用者により削除指示がされたときに、削除機能(S60、S85)を有効化させて外部記憶装置30から印刷ファイルを削除するので、利用者の判断により印刷ファイルが削除されることなり、利用者が知らない間に、必要な印刷ファイルが削除されてしまうことを未然に防止でき得る。
4.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、制御回路24が特許請求の範囲に記載された作成手段に相当し、接続端子16又は接続端子23が特許請求の範囲に記載された接続手段に相当し、S25が特許請求の範囲に記載された第1判定手段に相当し、S35が請求項1に記載された第2判定手段に相当する。
また、S65が請求項3に記載された第3判定手段及び請求項4に記載された第2判定手段に相当し、S60が特許請求の範囲に記載された第1削除手段に相当し、S85が請求項2に記載された第2削除手段及び請求項4に記載された削除手段に相当し、S50及びS75が特許請求の範囲に記載された有効化手段に相当する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、S45において、ダイレクト印刷済みの印刷ファイルの合計ファイルサイズが、対象印刷ファイルのファイルサイズより大きいか否かを判定するようにしているが、ダイレクト印刷済みの印刷ファイルの合計ファイルサイズに空き容量を加算した値が、対象印刷ファイルのファイルサイズより大きいか否かを判定するようにしてもよいし、その判定基準として、対象印刷ファイルのファイルサイズより大きいか否かではなく、対象印刷ファイルのファイルサイズ以上であるか否かで判定するようにしてもよい。
また、S45にてYESと判定された場合、必ずしも、ダイレクト印刷済みの印刷ファイルの全部を削除するようにする必要はなく、例えば、ダイレクト印刷済みの印刷ファイルの内、一部(1乃至複数)の印刷ファイルの合計ファイルサイズ、若しくは、一部(1乃至複数)の印刷ファイルの合計ファイルサイズに空き容量を加算した値が、対象印刷ファイルのファイルサイズ以上であるならば、一部のダイレクト印刷済みの印刷ファイルのみを削除するようにしてもよい。この場合、ダイレクト印刷済みのいずれの印刷ファイルを削除するかについては、例えば、印刷ファイルが作成された日時、あるいは印刷された日時のデータ(タイムスタンプ)を参照することにより、古いものから優先的に削除するようにすることもできる。
同様に、S70においても、対象印刷ファイルの所有者と同一所有者の印刷ファイルの合計ファイルサイズではなく、対象印刷ファイルの所有者と同一所有者の印刷ファイルの合計ファイルサイズに空き容量を加算した値が、対象印刷ファイルのファイルサイズより大きいか否かを判定するようにしてもよいし、あるいは、対象印刷ファイルの所有者と同一所有者の印刷ファイルとダイレクト印刷済みの印刷ファイルとの合計ファイルサイズ、若しくは、その合計ファイルサイズに空き容量を加算した値が、対象印刷ファイルのファイルサイズより大きいか否かを判定するようにしてもよいし、その判定基準として、対象印刷ファイルのファイルサイズより大きいか否かではなく、対象印刷ファイルのファイルサイズ以上であるか否かで判定するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、ダイレクト印刷が完了したファイルを外部記憶装置30から削除する第1削除機能が実行できないとき、つまりダイレクト印刷が完了した印刷ファイルの合計ファイルサイズが対象印刷ファイルのファイルサイズ以下であるときに、同一所有者の印刷ファイルを削除する第2削除機能が実行可能であるか否か、つまり同一所有者の印刷ファイルの合計ファイルサイズが対象印刷ファイルのファイルサイズより大きいか否かを判定したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1削除機能のみ、又は第2削除機能のみ、又はダイレクト印刷が完了した印刷ファイルであって、かつ、同一所有者の印刷ファイルの合計ファイルサイズが対象印刷ファイルのファイルサイズより大きいときに、印刷ファイルを削除するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、ダイレクト印刷済みの印刷ファイル、あるいは、対象印刷ファイルの所有者と同一所有者の印刷ファイルを削除する場合に、S50,S55あるいS75,S80にて、予め、削除してよいか否かを利用者に確認するようにしているが、必ずしも事前に確認するようにする必要はなく、確認なしで削除するようにしてもよい。
このような場合、利用者によっては事前に確認したい人もいるし、確認を希望しない人もいるので、例えば、事前に確認するか否かの設定を利用者の好みに応じて予め設定しておくことができる機能設定手段を設け、その機能設定に応じて、事前に確認をしたり、あるいは、確認なしで削除するようにするとよい。
しかも、このような機能設定手段を利用して、設定可能な項目数を増やしておくことにより、例えば、上述の実施形態のように、ダイレクト印刷が完了したファイルを外部記憶装置30から削除する第1削除機能が実行できないとき、つまりダイレクト印刷が完了した印刷ファイルの合計ファイルサイズが対象印刷ファイルのファイルサイズ以下であるときに、同一所有者の印刷ファイルを削除する第2削除機能が実行される第1のモード、ダイレクト印刷が完了したファイルを外部記憶装置30から削除する第1削除機能のみが実行される第2のモード、同一所有者の印刷ファイルを削除する第2削除機能のみが実行される第3のモード、ダイレクト印刷が完了した印刷ファイルであって、かつ、同一所有者の印刷ファイルの合計ファイルサイズが対象印刷ファイルのファイルサイズより大きいときに、印刷ファイルを削除する機能が実行される第4のモード、さらには、削除機能のいずれもが実行されない(空き容量が不足するときは削除可能なファイルがあったとしても空き容量不足エラーとする)第5のモードのいずれかを、利用者の好みに応じて自由に設定しておくことが可能となり、利便性がさらに向上する。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
(a)は、本発明の実施形態に係るファイル操作プログラムが組み込まれたコンピュータ10により構成された印刷システム1の模式図であり、(b)はコンピュータ10の概略構成を示す模式図であり、(c)はプリンタ20の概略構成を示す模式図である。 本実発明の施形態に係るファイル操作プログラムの特徴的作動を示すフローチャートである。
符号の説明
1…印刷システム、10…コンピュータ、16…接続端子、20…プリンタ、
21…記録部、23…接続端子、24…制御回路、30…外部記憶装置。

Claims (4)

  1. コンピュータ装置及び前記コンピュータ装置に接続されたプリンタ装置を有する印刷システムであって、
    記憶装置が着脱可能に接続される接続手段と、
    前記接続手段に接続されている記憶装置に記憶されているファイルのうち、前記コンピュータ装置を介さずに前記プリンタ装置にて直接的に印刷されたファイルを識別するための識別情報を作成する作成手段と、
    前記接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合に、その書き込み対象ファイルを記憶するに足りる容量が書き込み先の記憶装置に残存するか否かを判定する第1判定手段と、
    前記接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合に、その記憶装置に印刷済みファイルが残存するか否かを前記識別情報に基づいて判定する第2判定手段と、
    前記接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合において、前記第1判定手段にて容量が残存しないと判定され、かつ、前記第2判定手段にて印刷済みファイルが存在すると判定されたときに、その記憶装置から印刷済みファイルを削除する第1削除手段とを備えることを特徴とする印刷システム。
  2. 前記接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合において、その接続されている記憶装置に書き込み対象ファイルの所有者と同一所有者のファイルが存在するか否かを判定する第3判定手段と、
    前記接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合において、前記第1判定手段にて容量が残存しないと判定され、かつ、前記第3判定手段にて同一所有者のファイルが存在すると判定されたときに、その記憶装置から書き込み対象ファイルと同一所有者のファイルを削除する第2削除手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 利用者の設定に基づいて、前記第1削除手段及び前記第2削除手段のうち少なくとも一方の機能を有効とする有効化手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の印刷システム。
  4. 記憶装置が着脱可能に接続される接続手段を有するコンピュータ装置に組み込まれるファイル操作プログラムであって、
    前記コンピュータ装置を、
    前記接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合に、その書き込み対象ファイルを記憶するに足りる容量が書き込み先の記憶装置に残存するか否かを判定する第1判定手段、
    前記接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合において、その接続されている記憶装置に書き込み対象ファイルの所有者と同一所有者のファイルが存在するか否かを判定する第2判定手段、並びに
    前記接続手段に接続されている記憶装置にファイルが書き込まれようとする場合において、前記第1判定手段にて容量が残存しないと判定され、かつ、前記第2判定手段にて同一所有者のファイルが存在すると判定されたときに、その記憶装置から書き込み対象ファイルと同一所有者のファイルを削除する削除手段
    として機能させることを特徴とするファイル操作プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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