JP2019161322A - 写真撮影装置 - Google Patents

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JP2019161322A JP2018042305A JP2018042305A JP2019161322A JP 2019161322 A JP2019161322 A JP 2019161322A JP 2018042305 A JP2018042305 A JP 2018042305A JP 2018042305 A JP2018042305 A JP 2018042305A JP 2019161322 A JP2019161322 A JP 2019161322A
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島 幹 智 戸
Mikitomo Tojima
島 幹 智 戸
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Abstract

【課題】正しくカメラの方向をみている顔画像を入手する。【解決手段】写真撮影装置100はカメラCと、ストロボユニットSと、視線センサ45と、制御部11とを備える。制御部11は視線センサ45からの信号に基づいて視線が所定方向を向いているか否か判定する視線方向判定部11aと、カメラCとストロボユニットSを動作させて静止画像を得る静止画像取得部11cとを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、写真撮影装置に関する。
従来、免許証やパスポート、履歴書等に貼付するための写真等を撮影するためのボックス型の写真撮影装置が知られている。この写真撮影装置においては、ユーザー、すなわち被写体の顔部分が撮影されるとともに、得られた被写体の顔画像がプリントされる。
そして、例えば、プリクラや証明写真ボックスなどのセルフポートレイト撮影機として、カメラと、光源ユニットと、カメラの周辺に設けられ撮影画像をプレビューさせたり撮影前後のガイダンスを表示する操作パネルとを有する写真撮影装置がある(例えば、特許文献1参照)。
ところで、このような写真撮影装置において、撮影中に被写体がカメラ以外の方向をみてしまい、例えば操作パネル上のプレビューをみることにより、得られた被写体の顔画像が不適切なものとなる場合がある。
特許第4650671号
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、被写体が正しくカメラの方向をみている被写体の静止画像を入手可能な写真撮影装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、撮影室を有し、当該撮影室内の被写体を撮影する写真撮影装置において、前記撮影室内の前記被写体の少なくとも顔部分を撮影する撮影部と、前記撮影室内の前記被写体に光を照射する光源ユニットと、前記撮影室内の前記被写体の視線を検出する視線センサと、前記撮影部、前記光源ユニットおよび前記視線センサを制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記視線センサからの信号に基づいて、前記被写体の視線が所定方向を向いているか否か判定する視線方向判定部と、前記視線方向判定部からの信号に基づいて前記撮影部と前記光源ユニットを動作させて静止画像を得る静止画像取得部とを有する、写真撮影装置である。
本発明は、前記制御部は前記視線方向判定部からの信号に基づいて視線誘導ガイダンスを発するガイダンス出力部を有する、写真撮影装置である。
本発明は、前記制御部は前記撮影部から送られる動画像に基づいて、前記被写体の顔部分が正しい方向を向いているか否か判定する顔方向判定部を有し、前記静止画像取得部は前記視線方向判定部および前記顔方向判定部からの信号に基づいて前記撮影部と前記光源ユニットを動作させる、写真撮影装置である。
本発明は、前記制御部は前記撮影部から送られる動画像に基づいて、前記被写体の顔部分が正しい方向を向いているか否か判定する顔方向判定部を有し、前記ガイダンス出力部は前記顔方向判定部からの信号に基づいて、顔方向誘導ガイダンスを発する、写真撮影装置である。
本発明は、前記視線方向判定部は、前記被写体の視線が一定時間前記撮影部を向いた後、視線が前記所定方向を向いていると判定する、写真撮影装置である。
本発明は、前記撮影部と前記視線センサは、垂直方向に並んで配置されている、写真撮影装置である。
本発明は、前記ガイダンス出力部は、操作パネルに前記視線誘導ガイダンスを出力する、写真撮影装置である。
本発明は、前記ガイダンス出力部は、スピーカに前記視線誘導ガイダンスを出力する、写真撮影装置である。
本発明は、前記制御部の前記静止画像取得部は、前記撮影部と前記光源ユニットを動作させる前に撮影直前ガイダンスを出力し、前記静止画像取得部は前記視線方向判定部からの信号に基づいて、前記撮影直前ガイダンス中に前記被写体の視線方向が前記所定方向を向いていない場合に、前記被写体の視線方向が前記所定方向を向くまで、前記撮影部と前記光源ユニットの動作を停止させる、写真撮影装置である。
本発明によれば、被写体が正しく撮影部の方向をみている被写体の静止画像を入手することができる。
図1は、第1の実施の形態に係る写真撮影装置のシステム構成の一例を示す図である。 図2は、図1に示す写真撮影装置にユーザーが位置した場合の各構成の配置の一例を示す図である。 図3は、図2に示す写真撮影装置内部の構成部材の配置構成を示す図である。 図4は、図1、図2に示す写真撮影装置の外観の一例を示す図である。 図5は、第1の実施の形態による写真撮影装置の作用を示すフローチャートである。 図6は、変形例による写真撮影装置の作用を示すフローチャートである。 図7は、第2の実施の形態に係る写真撮影装置のシステム構成の一例を示す図である。 図8は、第2の実施の形態による写真撮影装置の作用を示すフローチャートである。 図9は、変形例による写真撮影装置の作用を示すフローチャートである。 図10は、第3の実施の形態による写真撮影装置の作用を示すフローチャートである。 図11は第3の実施の形態による写真撮影装置の動作フローを示す図である。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態に係る写真撮影装置100のシステム構成の一例を示す図である。また、図2は、図1に示す写真撮影装置100にユーザーが位置した場合の各構成の配置の一例を示す図である。また、図3は、図2に示す写真撮影装置内部の構成部材の配置構成を示す図である。また、図4は、図1、図2に示す写真撮影装置100の外観の一例を示す図である。さらに図5は第1の実施の形態による写真撮影装置の作用を示すフローチャート、図6は変形例による写真撮影装置の作用を示すフローチャートである。
なお、図2においては、簡単のため、記憶部16、及びI/Oユニット31は、省略されている。
図2、図4に示すように、写真撮影装置100はボックス形状を有し、ボックス形状を有する写真撮影装置100は、ボックス本体100aと、ボックス本体100a内に設けられ、ボックス本体100a内を収納空間100fと撮影空間(撮影室)100gとに区画する内壁100dと、を備えている。なお、このボックス本体100a内の撮影空間100gの天井の高さは、例えば、床から180cm程度である(図2)。
また、収納空間100f内には、制御部11と、カメラ(撮影部)Cと、検知センサ13と、入力装置(操作部)14と、LCD(Liquid Crystal Display)表示部(表示装置)Mと、記憶部16と、プリンタ17と、I/O(Input/Output)ユニット31と、スピーカ22と、キャッシャー23と、ストロボユニット(光源ユニット)Sとが設けられている。
このうちLCD表示部Mは、図3に示すように、入力機能をもつタッチパネルからなり、このためLCD表示部Mは入力装置14と一体となって操作パネル14Aを構成している。また、検知センサ13と操作パネル14Aと、スピーカ22と、キャッシャー23と、ストロボユニットSは内壁100d上に設けられて、撮影室100g側へ露出している。
また内壁100d上には、釣銭口24と、プリンタ17によりプリントされた写真を取り出す取出口17Aとが撮影室100g側へ露出するように設けられている。
さらにまた、内壁100d上には、撮影室100g側へ露出するように、カメラCの下方に視線センサ45が設けられている。この視線センサ45はユーザーXの視線の方向を検知するものであり、視線センサ45により検知された視線の情報は制御部11に送られる。そして制御部11の後述する視線方向判定部11aにより、ユーザーXの視線がカメラCと同一の中心をもつ視線検知領域50内に入っているか否か、すなわち視線が所定方向を向いているか否か判定される。
また内壁100d上に設置されたストロボSと、カメラCと、視線センサ45と、操作モニターは、内壁100d上において同一垂直線L上に位置している。
また、図4に示すように、ボックス本体100aの外面には、ユーザーXがボックス本体100a内部に出入する出入口100eが設けられている。
また、図4に示すように、出入口100eには、写真撮影を行う際に外部からの光を遮断する遮光カーテン100bが取り付けられている。
さらに、図2に示すように、撮影空間100g内には、写真撮影中にユーザーXが座る椅子Yが昇降可能に設置されている。
また、上述のように収納空間100f内には、被写体(ユーザーX)を撮影して画像情報を得るカメラ(撮影装置)Cと、画像情報に対応する被写体画像をプリントしてユーザーXに証明写真を提供するプリンタ17とが配置されている。
なお「画像情報」とは、撮影により得られた被写体画像の電子情報のことである。
また、上述のように内壁100dには、カメラCが設けられており、このカメラCは椅子Yに腰掛けているユーザーXの顔部分の高さに対応する高さに設けられている。
また、内壁100d上のカメラCの近傍には、ユーザーXが撮影空間100g内に入ってきたことを検知する検知センサ13が設けられている。
そして、ユーザーXの入室が検知センサ13により検知されると、LCD表示部Mおよびスピーカ22によるガイダンスを開始するようになっている。
ここで、図1に示す制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等から構成される。
この制御部11は、記憶部16に格納されているシステムプログラムや、画像撮影処理プログラム、画像処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAMに展開し、当該プログラムに従って各部の動作を集中制御するようになっている。
また、撮影部であるカメラCは、光学レンズ、CCD(Charge Coupled Device)等の光学センサ、A/D(Analog/Digital)変換部等で構成されている。
このカメラCは、撮影時には光学レンズを介して入力される被写体像を光学センサにより光電変換して画像信号(アナログ)を生成する。そして、当該A/D変換部によりアナログ画像信号からデジタル画像データを得て、当該デジタル画像データを制御部11に出力するようになっている。
なお、このカメラCの撮影の中心の高さは、ユーザーXの頭部の位置程度の高さであり、例えば、床から120cm程度である(図2)。なお、上述のように、ユーザーXの頭部の高さは、撮影時に椅子Yを昇降することにより調整される。
このように、撮影部であるカメラCは、内壁100dに設けられ、撮影空間(撮影室)100g内に位置するユーザーXを撮影して画像情報を得るようになっている。
また、検知センサ13は、画像処理装置1の撮影室(撮影空間100g)内にユーザーXが入室したことを検知する光学センサ等であり、その検知信号を制御部11に出力するようになっている。
また、操作部である入力装置14は、LCD表示部Mと一体にタッチパネルからなる操作パネル14Aを構成し、この入力装置14によりユーザーXが撮影に関する操作入力をすることができる。
この入力装置14は、写真種類を選択するための写真種選択スイッチ、撮影開始を指示するための撮影スイッチ、撮影画像のプリント出力を指示するためのプリントスイッチ等の各種機能キーを備える。
この入力装置14は、操作されたキーに対応する操作信号を制御部11に出力するようになっている。入力装置14を一体に組み込んだタッチパネル型のLCD表示部Mは、内壁100dのうちカメラCよりも下方に設置されている。なおLCD表示部Mについては後述する。
また、記憶部16は、システムプログラムの他、顔画像撮影処理プログラム、画像処理プログラム等の各種処理プログラム及び各プログラムで処理されたデータ等を記憶するようになっている。
プリンタ17は、制御部11から入力された画像データに基づいてプリント出力を行う(すなわち、カメラ(撮影部)Cが取得した画像情報に対応する被写体画像をプリントする)ようになっている。
また、図1に示すI/Oユニット31は、制御部11と、スピーカ22、キャッシャー23、ストロボユニットSとの間で情報のやり取りを仲介するインターフェイスである。
このI/Oユニット31は、制御部11からの制御信号をスピーカ22、キャッシャー23、ストロボユニットSに送信するとともに、スピーカ22、キャッシャー23、ストロボユニットSからのステータス信号等を制御部11に出力するようになっている。
そして、スピーカ22は、I/Oユニット31を介して制御部11から入力されるガイド用アナウンスの音声信号を出力するようになっている。
また、図2に示すように、内壁100dには、カメラC(撮影窓21)よりも上方に位置するように、撮影用のストロボユニット(光源ユニット)Sが設けられている。このストロボユニットSは、椅子Yに座っているユーザーXの頭部に、ユーザーXの前方上方から、光を照射するようになっている。
このストロボユニットSは、制御部11から指示された発光タイミング、発光量で発光を行うようになっている。
ここで、図2に示すように、ストロボユニットSの高さは、カメラCが配置される位置よりも上の高さであり、例えば、床から145cm程度である(図2)。そして、このストロボユニットSの高さは、例えば、20cm程度である。
このようにストロボユニットSは、カメラ(撮影部)Cよりも上方に位置するように内壁100dに設けられ、少なくともユーザーXの頭部に、前方上方から、光を照射するためのものである。
また、図2に示すように、内壁100dには、撮影料金を精算するためのキャッシャー23が設けられている。
このキャッシャー23は、硬貨や紙幣の入金口23aと釣銭の釣銭口24とを備えた金銭登録機である。このキャッシャー23は、入金口23aから入金された金額を検出して釣銭の金額を算出し、算出された釣銭金額分の硬貨又は紙幣を釣銭口24に排出して料金精算を行うようになっている。また収納空間100f内には入手した画像情報をネットワークを介して外部サーバに送るWiFiルータ40が設けられている。
また、上述のように収納空間100f内には、操作手順やその他撮影に関するガイド映像等を表示するLCD表示部Mが設置されている(図2参照)。
このLCD表示部Mは、LCD(Liquid Crystal Display)の画面を備える。
このLCD表示部Mは、制御部11からの制御信号に従って、撮影手順を説明するガイド画面、写真種類を選択するための選択画面等の各種操作画面や、カメラ(撮像装置)Cにより撮影されたユーザーXの顔画像等を表示するようになっている。
また、LCD表示部Mには、上述のように、入力装置14が組み込まれており、撮影に関する情報をユーザーXに向けて表示するとともに、ユーザーXが撮影に関する操作入力を行うようになっている。このLCD表示部Mは、例えば、入力装置(操作部)14と併用された操作用タッチパネルである。
LCD表示部Mは、カメラ(撮影部)Cよりも下方に位置するように内壁100dに設けられ、撮影に関する所定の情報を表示する。
なお、撮影に関する情報は、LCD表示部Mに表示されるとともに、LCD表示部Mの下方に設けられたスピーカ22を介して音声でユーザーXに提供される。
このLCD表示部Mの画面(LCD)は、例えば、横幅が240mm、縦幅が200mmの大きさを有する。そして、このLCD表示部Mの画面の中心の高さは、ユーザーXの腹部Xbの位置程度の高さであり、例えば、床から80cm程度である(図2)。
次に、このような構成からなる写真撮影装置100の作用について、図5を用いて説明する。
ここで、図5は写真撮影装置100の作用を示すフローチャートである。
まず、ユーザーXが写真撮影装置100の出入口100eから撮影空間100gに入室する。
このとき、検知センサ13はユーザーXが入室したことを検知すると検知信号を制御部11に出力する。
そして、上記検知信号により、制御部11が起動して、カメラCが撮影可能な状態となり、撮影空間100g内の定常光が点灯される。
さらに、制御部11は、LCD表示部Mの画面に、撮影に関する情報をユーザーXに向けて表示し、同時にスピーカ22から撮影ガイドに係るアナウンス音声が出力される。このように、LCD表示部Mおよびスピーカ22による撮影ガイダンスが開始される。
そして、ユーザーXは、LCD表示部Mの画面に表示された撮影ガイダンスを確認して、ユーザーXは、入力装置14に対して撮影に関する所定の操作入力を行う。このとき、ユーザーXは撮影メニューを選択し、例えばプリンタ17を用いて顔画像情報をプリントするか、又はWiFiルータ40を用いて顔画像情報を外部サーバへ送るか選択する。
次にユーザーXは撮影モードを選択し、普通の撮影モードまたはきれい撮影モードのいずれかを選択する。
次にユーザーXは、ユーザーXの顔部分の位置程度の高さが、カメラCの中心の高さになるように、椅子Yの高さを所定の高さに調整する。その後、ユーザーXは、撮像したい体勢にポージングする。
このとき、LCD表示部Mに、カメラCにより撮影されているユーザーXの動画像(ライブビュー)が表示される。
これにより、ユーザーXは、LCD表示部Mの画面を見て、ポージングを確認することができる。
その後、図5に示すように、ユーザーXがLCD表示部Mの画面に表示される撮影開始ボタン(タッチパネルである入力装置14の撮影開始ボタン)を操作して撮影動作入力を実行する。
この間、制御部11は、LCD表示部MにカメラCにより撮影されているユーザーXの動画像(ライブビュー)を表示させている。
撮影動作入力が実行されると、制御部11は撮影スタンバイ状態となる。このとき、制御部11は視線センサ45からの信号に基づいて、視線方向判定部11aにより、ユーザーXの視線がカメラCと同一の中心をもつ視線検知領域50内に入っているか否か判定する。そしてユーザーXの視線が視線検知領域50内に入っている場合に、ユーザーXの視線が所定方向(カメラCに向かう方向)を向いていると判定される。
この場合、視線方向判定部11aによりユーザーXの視線が所定方向を向いていないと判定された場合、制御部11は視線方向判定部11aからの信号に基づいて、ガイダンス出力部11bから操作パネル14AのLCD表示部Mおよびスピーカ22、またはLCD表示部Mおよびスピーカ22の一方に対して視線誘導ガイダンスを流すよう指示する。
このような視線誘導ガイダンスは、例えば「カメラ側を向いて下さい」等のガイダンスを含む。
視線方向判定部11aにより、ユーザーXの視線が所定方向を向いていると判定された場合、制御部11は静止画像取得部11cにより、まずLCD表示部Mおよびスピーカ22、またはLCD表示部Mおよびスピーカ22の一方に「撮影します」「3、2、1」等のガイダンスを含む撮影直前ガイダンスを流す。
その後、静止画像取得部11cによりカメラCとストロボユニットSを動作させて静止画像を得る。
具体的には、制御部11は、カメラC、ストロボユニットSおよびLCD表示部Mを制御して、ストロボユニットSから光をユーザーXに対して照射して、被写体であるユーザーXの顔部分の撮影が実行される。
このときカメラCによりユーザーXの画像情報(静止画像情報)が得られる。
この場合、カメラCによる撮影(ショット)は複数回実行され、静止画像取得部11cによりユーザーXの顔画像情報を複数個入手することができる。
その後、静止画像取得部11cで入手された複数の顔画像情報は、LCD表示部Mへ送られてこのLCD表示部Mに表示され、ユーザーXはLCD表示部M上の入力装置14から所望の顔画像を選択する。
次に制御部11は、例えば、LCD表示部Mの画面に、ユーザーXにキャッシャー23への料金を入金することを案内する旨の表示をさせる。
次いで、お金が投入されると、制御部11は、キャッシャー23において入金された金額のチェックを実行する。そして、キャッシャー23において選択された写真サイズ、種類に応じた料金の精算を実行し、釣銭を返金口に排出することで、入金処理が完了する(ステップS11)。
そして、ユーザーXがプリンタ17を用いる旨、選択した場合は、入金処理が完了すると、制御部11は、画像処理済みの画像情報をプリンタ17に出力し、プリンタ17により写真のプリント出力を実行する。写真プリントが取出口17Aに排出されると本処理は終了する。あるいはユーザーXが外部サーバへ顔画像情報を送る旨、選択した場合は、顔画像情報をWiFiルータ40を介して外部サーバへ送ることもできる。
<第1の実施の形態の変形例>
次に図6により第1の実施の形態の変形例について述べる。
図6に示すように、制御部11の視線方向判定部11aは、視線センサ45からの信号に基づいてユーザーXの視線が所定方向を向いていると判定した後、更に一定時間(例えば1秒〜2秒程度)、ユーザーXの視線が所定方向を向き続けているか否か判定してもよい。
この場合、一定時間、ユーザーXの視線が所定方向を向き続けていない場合、制御部11はガイダンス出力部11bにより、LCD表示部Mおよびスピーカ22、またはLCD表示部Mおよびスピーカ22の一方に対して視線誘導ガイダンスを流すよう指示する。
一定時間、ユーザーXの視線が所定方向を向き続けている場合、制御部11は静止画像取得部11cにより、上述と同様の手順によって静止画像を得る。
<第2の実施の形態>
次に図7および図8により第2の実施の形態について説明する。
ここで図7は第2の実施の形態に係る写真撮影装置のシステム構成図の一例を示す図、図8は写真撮影装置の作用を示すフローチャートである。
図7および図8に示す第2の実施の形態において、図1乃至図6に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図7および図8に示す第2の実施の形態において、制御部11は視線方向判定部11a、ガイダンス出力部11b、静止画像取得部11cに加えて、顔方向判定部11dを備えている。
次に写真撮影装置100の作用について説明する。
まず図8に示すように、ユーザーXが入力装置14の撮影開始ボタンを操作して撮影動作入力を実行する。この間、制御部11はLCD表示部MにカメラCにより撮影されているユーザーXの動画像(ライブビュー)を表示させる。
撮影動作入力が実行されると、制御部11は撮影スタンバイ状態となる。
次に制御部11の顔方向判定部11dにより、カメラCにより撮影されているユーザーXの動画像に基づいて、ユーザーXの顔部分が正しい方向を向いているか否か、すなわち顔部分がカメラCの方向を向いているか否か判定される。
この場合、顔方向判定部11dによりユーザーXの顔部分が正しい方向を向いていないと判定された場合、制御部11は顔方向判定部11dからの信号に基づいて、ガイダンス出力部11bから操作パネル14AのLCD表示部Mおよびスピーカ22、またはLCD表示部Mおよびスピーカ22の一方に対して顔方向誘導ガイダンスを流すよう指示する。
このような顔方向誘導ガイダンスは、例えば「カメラ側を向いて下さい」等のガイダンスを含む。
顔方向判定部11dによりユーザーXの顔部分が正しい方向を向いていると判定された場合、その後、制御部11は視線センサ45からの信号に基づいて、視線方向判定部11aにより、ユーザーXの視線がカメラCと同一の中心をもつ視線検知領域50内に入っているか否か判定する。そしてユーザーXの視線が視線検知領域50内に入っている場合に、ユーザーXの視線が所定方向(カメラCに向かう方向)を向いていると判定される。
この場合、視線方向判定部11aによりユーザーXの視線が所定方向を向いていないと判定された場合、制御部11は視線方向判定部11aからの信号に基づいて、ガイダンス出力部11bから操作パネル14AのLCD表示部Mおよびスピーカ22、またはLCD表示部Mおよびスピーカ22の一方に対して視線誘導ガイダンスを流すよう指示する。
このような視線誘導ガイダンスは、例えば「カメラ側を向いて下さい」等のガイダンスを含む。
視線方向判定部11aにより、ユーザーXの視線が所定方向を向いていると判定された場合、制御部11は静止画像取得部11cにより、まずLCD表示部Mおよびスピーカ22、またはLCD表示部Mおよびスピーカ22の一方に「撮影します」「3、2、1」等のガイダンスを含む撮影直前ガイダンスを流す。
その後、静止画像取得部11cによりカメラCとストロボユニットSを動作させて静止画像を得る。
<第2の実施の形態の変形例>
次に図9により第2の実施の形態の変形例について述べる。
図9に示すように、制御部11の視線方向判定部11aは、視線センサ45からの信号に基づいてユーザーXの視線が所定方向を向いていると判定した後、更に一定時間(例えば1秒〜2秒程度)、ユーザーXの視線が所定方向を向き続けているか否か判定してもよい。
この場合、一定時間、ユーザーXの視線が所定方向を向き続けていない場合、制御部11はガイダンス出力部11bにより、LCD表示部Mおよびスピーカ22、またはLCD表示部Mおよびスピーカ22の一方に対して視線誘導ガイダンスを流すよう指示する。
一定時間、ユーザーXの視線が所定方向を向き続けている場合、制御部11は静止画像取得部11cにより、上述と同様の手順によって静止画像を得る。
<第3の実施の形態>
次に図10および図11により第3の実施の形態について説明する。
ここで図10は第3の実施の形態に係る写真撮影装置の作用を示すフローチャート、図11は写真撮影装置の作用を示す動作フローである。
図10および図11に示す第3の実施の形態において、図1乃至図6に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
まず図10に示すように、ユーザーXが入力装置14の撮影開始ボタンを操作して撮影動作入力を実行する。この間、制御部11はLCD表示部MにカメラCにより撮影されているユーザーXの動画像(ライブビュー)を表示させる。
撮影動作入力が実行されると、制御部11は撮影スタンバイ状態となる。
このとき制御部11は静止画像取得部11cにより、まずLCD表示部Mおよびスピーカ22、またはLCD表示部Mおよびスピーカ22の一方に「撮影します」「3、2、1」等のガイダンスを含む撮影直前ガイダンスを流す(図11参照)。
この間、制御部11は視線センサ45からの信号に基づいて、視線方向判定部11aにより、ユーザーXの視線がカメラCと同一の中心をもつ視線検知領域50内に入っているか否か判定する。そしてユーザーXの視線が視線検知領域50内に入っている場合に、ユーザーXの視線が所定方向(カメラCに向かう方向)を向いていると判定される。
図11に示すように、撮影直前ガイダンスを流しているとき、例えば「3、2、1」のうち「2」秒目で視線方向判定部11aによりユーザーXの視線が所定方向を向いていないと判定された場合、視線方向判定部11aがユーザーXの視線が所定方向を向いていると判定するまで、静止画像取得部11cはカメラCとストロボユニットSの動作を停止させる。
その後、視線方向判定部11aによりユーザーXの視線が所定方向を向いたと判定した後、静止画像取得部11cはカメラCとストロボユニットSを動作させて静止画像を得る。
11 制御部
11a 視線方向判定部
11b ガイダンス出力部
11c 静止画像取得部
11d 顔方向判定部
13 検知センサ
14 入力装置
14A 操作パネル
16 記憶部
17 プリンタ
17A 取出口
31 I/O(Input/Output)ユニット
22 スピーカ
23 キャッシャー
40 WiFiルータ
45 視線センサ
50 視線検知領域
100 写真撮影装置
S ストロボユニット
C カメラ(撮影部)
M LCD表示部(表示装置)
L 垂直線

Claims (9)

  1. 撮影室を有し、当該撮影室内の被写体を撮影する写真撮影装置において、
    前記撮影室内の前記被写体の少なくとも顔部分を撮影する撮影部と、
    前記撮影室内の前記被写体に光を照射する光源ユニットと、
    前記撮影室内の前記被写体の視線を検出する視線センサと、
    前記撮影部、前記光源ユニットおよび前記視線センサを制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記視線センサからの信号に基づいて、前記被写体の視線が所定方向を向いているか否か判定する視線方向判定部と、前記視線方向判定部からの信号に基づいて前記撮影部と前記光源ユニットを動作させて静止画像を得る静止画像取得部とを有する、写真撮影装置。
  2. 前記制御部は前記視線方向判定部からの信号に基づいて視線誘導ガイダンスを発するガイダンス出力部を有する、請求項1記載の写真撮影装置。
  3. 前記制御部は前記撮影部から送られる動画像に基づいて、前記被写体の顔部分が正しい方向を向いているか否か判定する顔方向判定部を有し、
    前記静止画像取得部は前記視線方向判定部および前記顔方向判定部からの信号に基づいて前記撮影部と前記光源ユニットを動作させる、請求項1記載の写真撮影装置。
  4. 前記制御部は前記撮影部から送られる動画像に基づいて、前記被写体の顔部分が正しい方向を向いているか否か判定する顔方向判定部を有し、
    前記ガイダンス出力部は前記顔方向判定部からの信号に基づいて、顔方向誘導ガイダンスを発する、請求項2記載の写真撮影装置。
  5. 前記視線方向判定部は、前記被写体の視線が一定時間前記撮影部を向いた後、視線が前記所定方向を向いていると判定する、請求項1乃至4のいずれか記載の写真撮影装置。
  6. 前記撮影部と前記視線センサは、垂直方向に並んで配置されている、請求項1乃至5のいずれか記載の写真撮影装置。
  7. 前記ガイダンス出力部は、操作パネルに前記視線誘導ガイダンスを出力する、請求項2記載の写真撮影装置。
  8. 前記ガイダンス出力部は、スピーカに前記視線誘導ガイダンスを出力する、請求項2記載の写真撮影装置。
  9. 前記制御部の前記静止画像取得部は、前記撮影部と前記光源ユニットを動作させる前に撮影直前ガイダンスを出力し、前記静止画像取得部は前記視線方向判定部からの信号に基づいて、前記撮影直前ガイダンス中に前記被写体の視線方向が前記所定方向を向いていない場合に、前記被写体の視線方向が前記所定方向を向くまで、前記撮影部と前記光源ユニットの動作を停止させる、請求項1記載の写真撮影装置。
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