JP2017146411A - 撮影システム - Google Patents
撮影システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017146411A JP2017146411A JP2016027057A JP2016027057A JP2017146411A JP 2017146411 A JP2017146411 A JP 2017146411A JP 2016027057 A JP2016027057 A JP 2016027057A JP 2016027057 A JP2016027057 A JP 2016027057A JP 2017146411 A JP2017146411 A JP 2017146411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photographing
- floor surface
- image
- camera
- imaging system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【課題】被撮影者が撮影ブース内で動いても、被撮影者の画像を画像ぶれ無く撮影する撮影システムを提供する。【解決手段】撮影システム1は、撮影ブース20と、撮影ブース20に設けられたカメラと、撮影ブース20の下部フレーム21に設けられた床面25とを備え、下部フレーム21と床面25との間に防振装置26を介在させることにより、撮影ブース内20での被撮影者の動きによる振動のカメラへの影響を軽減させる。【選択図】図4
Description
本発明は、被撮影者を撮影する撮影システムに関する。
従来、被撮影者を撮影する撮影システムが知られている。このような撮影システムは被撮影者が入る撮影ブースを有し、この撮影ブース内に撮影部(カメラ)と投光部とが設置されている。
ところで、このような撮影システムでは、一般に撮像ブース内で静止する被撮影者の静止画像を入手しているが、撮影ブース内で被撮影者が動き、この状態で被撮影者の動画を入手し、この動画から適切な静止画像を生成する撮影システムが開発されている。
このような撮影システムでは、撮影ブース内で被撮影者が激しく動くため、この動きが振動としてカメラに伝わることがある。この場合はカメラとして手ぶれ補正機能をもったカメラを用いる必要があり、また手ぶれ補正機能付きカメラを用いても、精度良く動画を入手することができないことがある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、精度良く被撮影者の画像を入手することができる撮影システムを提供することを目的とする。
本発明は、下部フレームと、天井フレームと、側部フレームとを有する撮影ブースと、前記側部フレームの一側に設置された撮影部と、前記下部フレーム上に配置された床面とを備え、前記下部フレームと前記床面との間に、防振装置を介在させたことを特徴とする撮影システムである。
本発明は、前記防振装置は、矩形状をなす4点に配置された4個の防振部材を有することを特徴とする撮影システムである。
本発明は、前記床面は金属板からなることを特徴とする撮影システムである。
本発明は、前記撮影部は動画撮影カメラを含むことを特徴とする撮影システムである。
本発明は、前記側部フレームの一側に対向する他側に、クロマキー処理用の背景を設けたことを特徴とする撮影システムである。
本発明は、前記側部フレームと前記床面との間に、3mm以下の隙間が形成されていることを特徴とする撮影システムである。
本発明によれば、撮影ブース内で被撮影者が動いても、被撮影者の画像を精度良く入手することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図5は本発明による撮影システムの一実施の形態を示す図である。
図1乃至図5は本発明による撮影システムの一実施の形態を示す図である。
図1乃至図5に示すように、撮影システム1は、下部フレーム21と、天井フレーム22と、側部フレーム23とを有する撮影ブース20と、撮影ブース20の側部フレーム23の一側に設置されたカメラ(撮影部)12および投光部34と、下部フレーム21上に配置された金属板からなる床面25とを備えている。
また下部フレーム21と床面25との間には4個の防振部材27からなる防振装置26が介在されている。
各防振部材27は下部フレーム21と床面25との間に4個所設けられ、この4つの防振部材27は平面上矩形状を形成するよう配置されている。
また各防振部材27は、弾性材、または、ゴム製の防振ゴム27aと、防振ゴム27aの上下に取付けられた非弾性材、または、金属製のフランジ27b,27bとを有している。また各防振部材27は、下方のフランジ27bを下部フレーム21にボルト27cにより連結し、上方のフランジ27bを金属板からなる床面25にボルト27cにより連結することにより下部フレーム21と床面25に固定されている。ここで防振ゴム27aの固有振動数は、シャッタースピード未満(例えば、シャッタースピードが1/60秒の場合は60Hz未満)となっている。
上述のように撮影ブース20の側部フレーム23の一側には、カメラ12および投光部34が設置され、側部フレーム23の一側に対向する他側には、入手した画像から顔画像のみを切り抜くクロマキー処理用の背景が設けられている。この場合、クロマキー処理用の背景としては緑色の背景板を用いることができる。
また撮影ブース20の側部フレーム23の一側には、投光部34の下方に表示装置15が設けられ、さらに表示装置15の下方に入力装置14と、検知センサ13と、キャッシャー33とが上方から下方に向かって順次配置されている。
また撮影ブース20の側部フレーム23の外面には、プリンタ17の取出口17aが設けられている。
さらに撮影ブース20内には、制御部11、記憶部16、プリンタ17、I/O(Input/Output)ユニット31、スピーカ32が内蔵され、このうち制御部11により画像処理装置11Aが構成される。
なお、上述したカメラ12は被撮影者Pの動画を撮影するための動画カメラであり、撮影ブース20内で被撮影者Pが動いた際に、被撮影者Pの動画を得るようになっている。
被撮影者Pは撮影ブース20内において、床面25上に立って、床面25上で飛んだり跳ねたりしながら動くことになる。この場合、床面25は防振装置26を介して下部フレーム21に支持されているので、被撮影者Pが床面25上で動いても、床面25の振動が下部フレーム21側に伝わることを防止することができ、このことにより被撮影者Pの動きによりカメラ12が振動することはない。
なお、床面25上で被撮影者Pが動いた場合、床面25も水平方向に振動するが、床面25と側部フレーム23との間に3mm程度の隙間Gが形成されているため、床面25が側部フレーム23に当接することはない。
図2に示すように、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)から構成され、記憶部16に格納されているシステムプログラムや顔画像撮影処理プログラム、画像処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAMに展開し、当該プログラムに従って各部の動作を集中制御する。
カメラ12は、光学レンズ、CCD(Charge Coupled Device)等の光学センサ、A/D(Analog/Digital)変換部等から構成され、撮影時には光学レンズを介して入力される被写体像を光学センサにより光電変換して画像信号(アナログ)を生成する。そして、A/D変換部によりアナログ画像信号からデジタル画像データを得て、当該デジタル画像データを制御部11に出力する。
検知センサ13は、画像処理装置1の撮影室内に被撮影者Pが入室したことを検知する光学センサ等であり、その検知信号を制御部11に出力する。
入力装置14は、表示装置15と一体に構成されるタッチパネルや、写真種類を選択するための写真種選択スイッチ(以下、SW)、撮影開始を指示するための撮影SW、撮影画像のプリント出力を指示するためのプリントSW等の各種機能キーを備えて構成され、操作されたキーに対応する操作信号を制御部11に出力する。
表示装置15は、LCD(Liquid Crystal Display)等を備えて構成され、制御部11からの制御信号に従って、撮影手順を説明するガイド画面、写真種類を選択するための選択画面等の各種操作画面や、カメラ12により撮影された被撮影者Pの顔画像等を表示する。
記憶部16は、システムプログラムの他、顔画像撮影処理プログラム、画像処理プログラム等の各種処理プログラム及び各プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
プリンタ17は、制御部11から入力された画像データに基づいてプリント出力を行う。プリンタ17のプリント方式としては、色材を昇華、転移させて画像を形成する昇華型転写方式が適用されている。しかしながら、記録媒体と受像材料とを重ね合わせて熱を加えることによって記録媒体の記録層を受像材料の受像層に転移させて画像を形成する溶融転写記録方式を適用することとしてもよいし、電子写真方式、インクジェット方式やその他のプリント方式であってもよい。また、銀塩写真像を形成するものであってもよい。
I/Oユニット31は、制御部11と、スピーカ32、キャッシャー33、投光部34との間で情報のやり取りを仲介するインターフェイスであり、制御部11からの制御信号をスピーカ32、キャッシャー33、投光部34に送信するとともに、スピーカ32、キャッシャー33、投光部34からの信号等を制御部11に出力する。
スピーカ32は、I/Oユニット31を介して制御部11から入力されるガイド用アナウンスの音声信号を出力する。
キャッシャー33は、硬貨や紙幣の入金口、釣銭の返金口等を備えた金銭登録機である。キャッシャー33は、入金口から入金された金額を検出して釣銭の金額を算出し、算出された釣銭金額分の硬貨又は紙幣を返金口に排出して料金精算を行う。
投光部34は、制御部11から指示された発光タイミング、発光量で発光を行う。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について図3により説明する。
まず被撮影者Pが撮影ブース20内に入ると、検知センサ13により被撮影者Pが検出される(ステップS1;YES)。このとき、表示装置15上にガイド画面が表示される(ステップS2)。同時にスピーカ32から撮影ガイドに係るアナウンス音声が出力される。
まず被撮影者Pが撮影ブース20内に入ると、検知センサ13により被撮影者Pが検出される(ステップS1;YES)。このとき、表示装置15上にガイド画面が表示される(ステップS2)。同時にスピーカ32から撮影ガイドに係るアナウンス音声が出力される。
次いで、キャッシャー33へ、料金が投入され(ステップS3;YES)、キャッシャー33において入金された金額のチェックが行われ(ステップS4)、表示装置15上に写真種類を選択するための選択画面が表示される。そして、この選択画面において所望の写真種類に応じた写真種選択スイッチが押下され(ステップS5;YES)、キャッシャー23において選択された写真種類に応じた料金の精算が行われ、釣銭が返金口に排出される(ステップS6)。
料金精算が行われると、表示装置15上には撮影ガイド画面が表示され、所望のタイミングで撮影SWを押下するようガイダンスが行われる。
このとき、表示装置15上の撮影ガイドには、被撮影者Pに対して、撮影ブース20の床面25上で動くようガイダンスも行われる。被撮影者Pは撮影SWを押下し、床面25上で飛んだり跳ねたりして動くことができる(ステップS7;YES)。
次にカメラ12および投光部34が制御され、カメラ12により床面25上で動く被撮影者Pの動画が撮影される(ステップS8)。
この場合、撮影ブース20の床面25で被撮影者Pが動いても、撮影ブース20の下部フレーム21と床面25との間に防振装置26が介在されているため、カメラ12が振動することなく、カメラ12により被撮影者Pを撮影して被撮影者Pの動画を精度良く得ることができる。
撮影後、記憶部16に記憶されている画像処理プログラムが読み出され、制御部11において撮影によりカメラ12から入力された画像データに対して画像処理が施される(ステップS9)。
このときカメラ12から入力された画像データは、動画、すなわち複数の連写静止画像を含む。次にこれらの連写静止画像が表示装置15上に表示され、被撮影者Pは表示装置15上で複数の連写静止画像の中から最適な静止画像を選択する。
このとき選択された静止画像は、静止画像に対して顔画像のみを切り抜くクロマキー処理が施された顔画像となる。次に制御部11は、切り抜かれた被撮影者Pの顔画像に加え、所望の背景を追加する画像処理を行い、画像処理済みの画像データを得る。
画像処理が終了すると、画像処理済みの画像データがプリンタ17に出力され、プリンタ17により被撮影者Pを撮影した写真のプリント出力が行われる(ステップS10)。写真プリントが取出口17aに排出される(ステップS11)。
以上のように本実施の形態によれば、被撮影者Pは撮影ブース20内において、床面25上で飛んだり跳ねたりしながら動く間、カメラ12により被撮影者Pを撮影して被撮影者Pの画像を入力する。この場合、床面25は防振装置26を介して下部フレーム21により支持されるため、被撮影者Pが床面25上で動いても、床面25からの振動が撮影ブース20のカメラ12に伝わることはない。このためカメラ12として高価な手ぶれ補正機能付きカメラを用いる必要はなく、かつカメラ12が振動することによりカメラ12と被撮影者Pとの撮影角度が変化してしまうこともない。このことにより安価なカメラ12を用いて被撮影者Pの画像を精度良く入手することができる。
1 撮影システム
11 制御部
12 カメラ
13 検知センサ
14 入力装置
15 表示装置
16 記憶部
17 プリンタ
17a 取出口
20 撮影ブース
21 下部フレーム
22 天井フレーム
23 側部フレーム
26 防振装置
27 防振部材
27a 防振ゴム
31 I/Oユニット
32 スピーカ
33 キャッシャー
34 投光部
11 制御部
12 カメラ
13 検知センサ
14 入力装置
15 表示装置
16 記憶部
17 プリンタ
17a 取出口
20 撮影ブース
21 下部フレーム
22 天井フレーム
23 側部フレーム
26 防振装置
27 防振部材
27a 防振ゴム
31 I/Oユニット
32 スピーカ
33 キャッシャー
34 投光部
Claims (6)
- 下部フレームと、天井フレームと、側部フレームとを有する撮影ブースと、
前記側部フレームの一側に設置された撮影部と、
前記下部フレーム上に配置された床面とを備え、
前記下部フレームと前記床面との間に、防振装置を介在させたことを特徴とする撮影システム。 - 前記防振装置は、矩形状をなす4点に配置された4個の防振部材を有することを特徴とする請求項1記載の撮影システム。
- 前記床面は金属板からなることを特徴とする請求項1または2記載の撮影システム。
- 前記撮影部は動画撮影カメラを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の撮影システム。
- 前記側部フレームの一側に対向する他側に、クロマキー処理用の背景を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の撮影システム。
- 前記側部フレームと前記床面との間に、3mm以下の隙間が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の撮影システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016027057A JP2017146411A (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 撮影システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016027057A JP2017146411A (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 撮影システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017146411A true JP2017146411A (ja) | 2017-08-24 |
Family
ID=59680883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016027057A Pending JP2017146411A (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 撮影システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017146411A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102279487B1 (ko) * | 2020-01-21 | 2021-07-19 | 심문보 | 키오스크를 이용한 증강현실 및 가상현실 체험 시스템 |
-
2016
- 2016-02-16 JP JP2016027057A patent/JP2017146411A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102279487B1 (ko) * | 2020-01-21 | 2021-07-19 | 심문보 | 키오스크를 이용한 증강현실 및 가상현실 체험 시스템 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4463792B2 (ja) | 撮影装置 | |
JP4994436B2 (ja) | 撮像装置 | |
JPH08507875A (ja) | フィルムを使わない立体写真の形成方法および装置 | |
JP2009296561A (ja) | 撮像装置及び撮像方法 | |
JP2017147556A (ja) | 撮影システム | |
WO2013035427A1 (ja) | 立体撮像装置および方法 | |
JP2017146411A (ja) | 撮影システム | |
JPS62122494A (ja) | 立体視装置 | |
JP3054461B2 (ja) | 所定倍率の再生を可能とするビデオ系カメラ | |
JP2017168936A (ja) | 撮影システム | |
JPH04326264A (ja) | ビデオ系カメラの出力システム | |
JP2021140159A (ja) | 証明写真作製システム | |
JP2014175931A (ja) | 撮影システム、撮像装置及びその制御方法 | |
JP2019128500A (ja) | 撮影システム | |
JP2019129353A (ja) | 撮影システム | |
JP6889856B2 (ja) | 撮影システム | |
JP2008067168A (ja) | デジタルカメラ | |
JP4336606B2 (ja) | 写真撮影装置 | |
JP2018180190A (ja) | 撮影システム | |
JPH05142682A (ja) | カメラのパノラマ撮影制御装置 | |
JPH06189308A (ja) | 自己写真撮影システム | |
JP7124625B2 (ja) | 撮影システム | |
JP6990362B2 (ja) | 写真撮影装置システム | |
JP2018163316A (ja) | 撮影システム | |
JP2019161322A (ja) | 写真撮影装置 |