JPH07146845A - 情報端末 - Google Patents

情報端末

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JPH07146845A
JPH07146845A JP5294914A JP29491493A JPH07146845A JP H07146845 A JPH07146845 A JP H07146845A JP 5294914 A JP5294914 A JP 5294914A JP 29491493 A JP29491493 A JP 29491493A JP H07146845 A JPH07146845 A JP H07146845A
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JP
Japan
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display
display devices
information terminal
brightness
display device
Prior art date
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Pending
Application number
JP5294914A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kaneko
好之 金子
Muneaki Yamaguchi
宗明 山口
Hiroshi Osuga
宏 大須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数個の表示装置を有する情報端末において、
消費電力を抑制可能となるように構成された情報端末を
提供する。 【構成】明るさの異なる表示装置1,2を組合せて情報
端末を構成する。また、複数個の表示装置の表示の明る
さを個別に制御可能とし、表示装置毎に表示の明るさを
異ならせる。さらに表示の明るさの制御には、使用者の
視線検出により、使用者が見ている表示装置を判別して
自動的にその表示装置の明るさを調節する。 【効果】複数の表示装置を有する情報端末によれば、不
必要な電力消費を大幅に抑えることができる。また、視
線検出の採用により省電力化の効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナルコンピュータ
やワークステーションに使用される情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の表示装置を備える情報端末の従来
例としては、例えば、特開昭63−118186号公報に記され
るものがある。これによれば、図2に示すように二つ折
りになる表示装置を備えるものであり、携帯可能かつ軽
量,コンパクトであるうえ、表示情報の編集,修正,加
工が容易になるという利点がある。また、CRT、すな
わち、ブラウン管を二つ備えた端末として特開平3−689
92号公報に記されるものがある。これには、一方のCR
Tにソースプログラムを表示し、他方にその実行結果を
表示するという使い方が示されている。そのほか、複数
の表示装置でそれぞれの表示内容を独立に回転させる機
能をもつ例として、特開平2−129689号公報に記される
ものがあり、二つの表示装置に角度を付けて使用する例
として特開平4−326152 号公報に記されるものがあっ
た。
【0003】以上のように、複数個の表示装置を備える
端末は、単一の場合では考えられなかった独自の用途が
開発されている。特に携帯端末の場合は、表示領域を飛
躍的に増大できるものであり、さらに新しい情報運用の
ためのツールとして応用されていくものと考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例で
は、消費電力を低減する有効な方法が提示されていなか
った。従来の単一ディスプレイの省電力化手段として、
ある一定時間キーボードなどの外部入力がない場合に、
表示を遮断するかあるいは表示を暗くするなどの方法が
用いられているが、これが複数個の表示装置を有する場
合にも有効であることはもちろんである。しかし、もと
より端末における消費電力のうち表示装置の占める割合
は大きく、これが複数個ある場合は電力消費を抑えるた
めにきめ細やかな管理をする必要がある。携帯端末の場
合は、電源の容量も制限されるので、消費電力の管理は
なおさら必要となる。
【0005】本発明の目的は、複数個の表示装置を有す
る情報端末において、消費電力を抑制可能となるように
構成された情報端末を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、目的により駆動方法の異なる表示装置
を組合せて複数個の表示装置を有する情報端末を構成す
る。また、本発明の別の手段は、複数個の表示装置の表
示の明るさを個別に制御可能とし、表示装置毎に表示の
明るさを異ならせたものである。また、表示の明るさの
制御にあたっては、使用者が自分で明るくするか、ある
いは使用者の視線の検出により、使用者が見ている表示
装置を判別して自動的にその表示装置の明るさを調節す
る機能を用いた。
【0007】
【作用】上記のように、駆動方法が異なる表示装置を組
み合わせると、例えば、液晶ディスプレイのバックライ
ト付き透過型とバックライトなしの反射型を組み合わせ
ると、消費電力を抑制することが可能になる。また、表
示装置毎に明るさを制御する機構がついているので、不
必要な電力消費を抑えることができる。さらに、使用者
が注目している表示装置が視線検出により自動的に決定
されるので、使い勝手がよい。
【0008】
【実施例】
(実施例1)以下に、本発明による情報端末の一実施例
を図1を用いて説明する。情報端末は、二個の表示装置
1,2と本体3,外部記憶装置4,外部入力装置5など
からなる。本体3には、プログラム格納あるいは一時的
なデータ格納用のメモリやマイクロプロセッサユニット
などが含まれる。二個の表示装置は、いずれも9インチ
対角の液晶表示装置であるがバックライト付きの透過型
1と、バックライト無しの反射型2からなる。外部記憶
装置4は、カード型のハードディスクであり、外部入力
装置はペンである。
【0009】さて、このような表示装置の構成で、表示
させる内容の例を示したのが図3である。大きなコント
ラストが得られるバックライト付き透過型駆動液晶表示
装置1では、視認性を活かして通常の画像表示,文書編
集などを行う。これに対し、バックライト無し反射型駆
動液晶表示装置2ではメニューや、ヘルプ機能を表示さ
せる。これらの画面は、必ずしも頻繁に使用する必要が
ないのでコントラストが多少小さくても十分である。こ
の構成にすると、消費電力が抑制できる。表示装置1で
は、消費電力が5W程度になるのに対し、表示装置2で
は、その約十分の一程度ですむので、大幅な省電力効果
がもたらされる。表示装置2は、複数の表示装置を持た
ない携帯装置のふたの位置に相当し、通常はそのふたの
内側には、端末の使い方やエラーメッセージなどが記入
されている。表示装置2の役割は、それらに対応するも
のであるが、その内容が固定ではなく、自在に入れ換え
可能であることが本携帯端末を非常に使いやすくしてい
る。
【0010】なお、本発明はこの実施例に限定されな
い。例えば、表示装置の寸法は9.4インチに限らな
い。表示装置2の表示内容は、上記に限らない。さら
に、外部記憶装置はハードディスクに限らず、メモリカ
ードでもよく。外部入力装置は、ペンに限らずマウスや
キーボードでもよい。
【0011】(実施例2)本発明による情報端末の第二
の実施例を図4に示す。この例では、二個の液晶表示装
置21,22のそれぞれに表示の明るさ調整用のスイッ
チ23,24が設けられている。これらの表示装置に
は、二つの明るさの表示モードがあり、そのモード切り
替えをスイッチ23,24で行う。以降では、明るいモ
ードを「明」,暗いモードを「暗」と記す。表示装置2
1,22の通常の表示モードは、「暗」に保たれてい
る。仮に、表示内容を見るべきものが、表示装置21と
する。この場合、調節スイッチ23により表示装置21
の表示モードを「明」にして操作をする。引き続いて表
示装置22で表示内容を見るには、調節スイッチ24に
より、表示モードを「明」として操作をする。このと
き、調節スイッチ24を操作したのに同期して、一方の
表示装置21は「明」状態から「暗」状態に変化する。
これにより、表示装置が明状態にあるのは、一方のみに
なるので消費電力を抑制することができる。さらに、
「明」状態にある表示装置の調節スイッチを操作した場
合は、「暗」状態に遷移する。双方の調節スイッチを同
時に操作した場合は、二つの表示装置は同時に「明」の
表示モードに遷移するなどの操作手順を用意してあるの
で、通常の使用には十分に耐えられる構成となってい
る。
【0012】(実施例3)本発明による情報端末の第三
の実施例を図5に示す。本実施例では、端末の使用者の
視線を検出する装置を備えたことが特徴である。この場
合も、標準的には、表示装置31,32の表示モードは
「暗」状態である。この状態で、視線検出装置33によ
り、端末の使用者が表示装置31,32のいずれを見て
いるのかを判別する。その結果、使用者が見ているのが
表示装置31であったとする。この判別結果をフィード
バックして表示装置31の表示モードを「明」にする。
さらにこの状態で、視線が別の表示装置32に移った場
合は、表示装置31の表示モードは、「暗」に変化す
る。この場合も、表示装置が明状態にあるのは、基本的
に一方の表示装置のみになるので消費電力を抑制するこ
とができる。さらに、本実施例では、「明」モードへの
変換が自動的に行われるので、より効率的な省電力化が
達成される。
【0013】視線検出の方法には種々あるが、例えば、
ここではテレビジョン学会誌Vol.No.2(1986)
第41頁に記載の原理を用いる。すなわち、眼に知覚さ
れない近赤外光を照射して、眼底からの反射光を撮影す
る方法を用いる。
【0014】実施例2及び3ではを液晶表示装置のみに
ついて記したが、本実施例の効果は、これに限らない。
たとえばプラズマディスプレイ,エレクトロルミネッセ
ンスセルあるいはCRTでもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明による複数の表示装置を有する情
報端末によれば、駆動方法が異なる表示装置の組み合わ
せや、表示装置毎に明るさを制御する機構により、不必
要な電力消費を大幅に抑えることができる。さらに、使
用者が注目している表示装置が視線検出により自動的に
決定されるので省電力化の効率がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図。
【図2】従来技術の説明図。
【図3】本発明の一実施例の説明図。
【図4】本発明の第二の実施例の説明図。
【図5】本発明の第三の実施例の説明図。
【符号の説明】
1…表示装置、3…端末本体、4…外部記憶装置、5…
外部入力装置、33…視線検出装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の表示装置を有する情報処理端末に
    おいて、表示装置毎に表示画面の明るさが異なっている
    ことを特徴とする情報端末。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記複数個の表示装置
    のうち複数の表示装置が異なる駆動方法で駆動される情
    報端末。
  3. 【請求項3】複数個の表示装置を有する情報処理端末に
    おいて、前記表示装置毎に表示画面の明るさを異ならせ
    る手段を具備したことを特徴とする情報端末。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記複数個の表示装置
    のうちある一つの表示装置を見ているときには、他の表
    示装置の表示の明るさを制限させる情報端末。
  5. 【請求項5】請求項3または4において、前記複数個の
    表示装置のうち、使用者がどの表示装置を見ているのか
    を使用者の視線検出によって検出させる情報端末。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4または5において、
    前記表示装置の個数が2個である情報端末。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3,4,5または6におい
    て、前記表示装置の少なくとも一つが液晶ディスプレイ
    である情報端末。
JP5294914A 1993-11-25 1993-11-25 情報端末 Pending JPH07146845A (ja)

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