JP2019156390A - シートリフタ構造及びそれを備えた乗り物用シート - Google Patents

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敏充 水越
将樹 嶋津
Masaki Shimazu
将樹 嶋津
大嗣 御園生
Taiji Misono
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Hiroyuki Yasui
浩之 安井
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元彦 小澤
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トーマス デイビッド ノヴィツキー、
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Abstract

【課題】シートバックに対して前方への大きな力が付与されても、セクタのギヤとブレーキユニットのピニオンとの歯合を維持しシートバックの前方への倒れ込みを防止できるシートリフタ構造を提供する。【解決手段】クッションシート(ST1)に内蔵されたサイドフレーム(2)を、固定部材(61)に対し昇降させてクッションシート(ST1)を昇降させる。ピニオン(8b)を有しサイドフレーム(2)に取り付けられたブレーキユニット(8)と、第1の支持部(7b1)で固定部材(61)に対し回動可能に支持されると共に第2の支持部(7k2)と介してサイドフレーム(2)に対し回動可能に支持され、ピニオン(8b)に歯合するギヤ部(7a)を有しサイドフレーム(2)に対して対向並設されたセクタ(7)と、サイドフレーム(2)に対向する第1の面(10kb)とセクタ(7)に対向する第2の面(10ka)とを有してサイドフレーム(2)とセクタ(7)との間に介装されたスペーサ(10)と、を備えた。【選択図】図3

Description

本発明は、シートリフタ構造とそれを備えた乗り物用シートとに係る。
クッションシート及びシートバックを有する乗り物用シートに適用可能なシートリフタ構造として、特許文献1に記載された構造が知られている。
特許文献1に記載されたシートリフタ構造は、ピニオンを有し、上下動するシートマウントブラケット側に固定されたブレーキユニットと、シートマウントブラケットに並設されその上下動に連動して回動するセクタと、を備え、セクタが備えるギヤをピニオンに歯合させておくことで、シートマウントブラケットの上下動に制動をかけるようになっている。
特開2000−255295号公報
シートが乗り物の車両に搭載されていた場合、従来のシートリフタ構造では、セクタと、セクタに対し車両の幅方向外側に並設されたシートマウントブラケットと、の間に隙間が設けられていた。
そのため、シートバックに対して、後方への大きな力が加わった際に、シートマウントブラケットは、内側に配置されたセクタとの間の隙間を埋めるようにセクタ側に接近変形し易く、その接近変形に伴い、セクタも内側に変形することが想定された。
これらの変形が生じると、セクタのギヤと、シートマウントブラケットに固定されたブレーキユニットのピニオンとの相対位置がずれ、互いの歯合がずれ、シートの昇降動作に支障が生じる虞がある。
また、車両が後突した場合には、大きな衝撃負荷によってセクタ及びシートマウントブラケットの変形が過度に生じてシートバックの後方への倒れ込みが生じる可能性も否定できなかった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、シートバックに対して後方への大きな力が付与されても、セクタのギヤとブレーキユニットのピニオンとの歯合を維持しシートバックの後方への倒れ込みを防止できるシートリフタ構造及びそれを備えた乗り物用シートを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の構成を有する。
1) クッションシートに内蔵されたサイドフレームを、固定部材に対し昇降させて前記クッションシートを昇降させるシートリフタ構造であって、
ピニオンを有しサイドフレームに取り付けられたブレーキユニットと、
第1の支持部で前記固定部材に対し回動可能に支持されると共に第2の支持部で前記サイドフレームに対し回動可能に支持され、前記ピニオンに歯合するギヤ部を有し前記サイドフレームに対して対向並設されたセクタと、
前記サイドフレームに対向する第1の面と前記セクタに対向する第2の面とを有して前記サイドフレームと前記セクタとの間に介装されたスペーサと、
を備えたシートリフタ構造である。
2) 前記セクタは、前記第2の支持部を中心とする弧状の開口部を有し、
前記スペーサは、前記サイドフレームに取り付けられると共に、前記開口部に進入係合する突出部を有する、1)に記載のシートリフタ構造である。
3) 前記突出部は、前記開口部の外縁部の端面に面当たりする縁面部を有している、2)に記載のシートリフタ構造である。
4) 前記セクタを覆うように前記サイドフレームに対し固定されたカバーを備え、
前記カバーは、前記セクタの表面に接触又は近接対向するよう突き出されたビード部を有している、1)に記載のシートリフタ構造である。
5) クッションシートとシートバックとを有し乗り物に搭載される乗り物用シートであって、
前記乗り物の床面に固定されたレールに取り付けられると共に前記レールに対して昇降するシートリフタ構造を備え、
前記シートリフタ構造は、
ピニオンを有しサイドフレームに取り付けられたブレーキユニットと、
第1の支持部で前記レールに対し回動可能に支持されると共に第2の支持部で前記サイドフレームに対し回動可能に支持され、前記ピニオンに歯合するギヤ部を有し前記サイドフレームに対して対向並設されたセクタと、
前記サイドフレームに対向する第1の面と前記セクタに対向する第2の面とを有して前記サイドフレームと前記セクタとの間に介装されたスペーサと、
を備えたシートリフタ構造である、
乗り物用シートである。
6) 前記セクタは、前記第2の支持部を中心とする弧状の開口部を有し、
前記スペーサは、前記サイドフレームに取り付けられると共に、前記開口部に進入係合する突出部を有する、5)に記載の乗り物用シートである。
7) 前記突出部は、前記開口部の外縁部の端面に面当たりする縁面部を有している、6)に記載の乗り物用シートである。
8) 前記シートリフタ構造は、更に、前記セクタを覆うように前記サイドフレームに対し固定されたカバーを備え、
前記カバーは、前記セクタの表面に接触又は近接対向するよう突き出されたビード部を有している、5)に記載の乗り物用シートである。
本発明によれば、シートバックに対して後方への大きな力が付与されても、セクタのギヤとブレーキユニットのピニオンとの歯合を維持しシートバックの後方への倒れ込みを防止できる。
図1は、本発明の実施形態に係るシートリフタ構造を備えた乗り物用シートSTを説明するための斜視図である。 図2は、乗り物用シートSTにおけるシートリフタ構造LKを説明するための部分斜視図である。 図3は、シートリフタ構造LKを説明するための断面図である。 図4は、シートリフタ構造LKに含まれるスペーサ10を説明するための平面図である。 図5は、スペーサ10を説明するための側面図である。 図6は、シートリフタ構造LKを説明するためのシートSTの下降位置でのカバー9を外した状態を示す部分的右側面図である。 図7は、シートSTの上昇位置でのカバー9を外した状態を示す部分的右側面図である。
本発明の実施の形態に係るシートリフタ構造を備えた乗り物用シートを、実施例であるシートリフタ構造LKと、シートリフタ構造LKを備えたシートSTにより説明する。
図1は、シートSTの外観斜視図である。以下の説明において、前後左右上下の各方向を、図1に示される矢印により、シートSTが車両Cに搭載された状態に基づいて規定する。左右方向は幅方向とも称する。
図1に示されるように、シートSTは、クッションシートST1及びシートバックST2を有する。
シートSTは、乗り物の車両Cの床面C1に設置された固定部材としての一対のレール61,61に対し、周知のスライド構造により前後方向に移動可能に取り付けられている。
また、シートSTは、クッションシートST1及びシートバックST2を、床面C1に対し昇降可能とするシートリフタ構造LKを有している。
図2は、図1のA部における内部のフレーム構造を説明するための図であり、図1とほぼ同じ視点から見た斜視図である。
図2について、まず概要を説明する。
図2には、クッションシートST1のフレームF1として、クッションシートST1の前部において左右に延びるフロントフレーム1の一部と、フロントフレーム1の左右両端から後方に延びる一対のサイドフレームの内の左側のサイドフレーム2と、サイドフレーム2の後端部に連結された中継パネル3と、が示されている。
シートバックST2のフレームF2としては、中継パネル3に対し回動自在に支持されたシートバックサイドフレーム4の一部が示されている。
中継パネル3とサイドフレーム2とは、ねじN1などにより一体化されている。
次に、シートリフタ構造LKの詳細を、図2及び図3を参照して説明する。図3は、図2におけるS3−S3位置での断面図である。
サイドフレーム2は、後部において、左右方向に延びる後部シャフト6を回動自在に支持している。
後部シャフト6における左側の部位には、セクタ7が、サイドフレーム2との間に左右方向の所定の距離Laなる間隙Da(図3参照)をもって、溶接やカシメなどにより固定されている。
すなわち、セクタ7は、サイドフレーム2に対し、間隙Daをもって対向並設されている。
セクタ7は、前上方に延在する基部7kを有する。
基部7kは、先端に後部シャフト6の軸線CL6を中心とする弧状の部分ギヤであるギヤ部7aと、中間部位に軸線CL6を中心とする弧状の開口部7cと、を有する。
セクタ7の開口部7c周囲に対応して、セクタ7とサイドフレーム2との間に、スペーサ10の基部10kが介装されている。
また、開口部7cには、スペーサ10の突出部10aが、開口部7c内を移動可能なように係合進入している。
スペーサ10について、図4及び図5を参照して説明する。
図4及び図5は、それぞれスペーサ10の平面図及び右側面図である。
図5に示された左右方向は、図2及び図3の左右方向に対応している。
スペーサ10は、平面視が略三角形状となる基部10kと、基部10kの右表面10kaの中央部と一つの角部との間で平面視で水滴形状となるように突出した突出部10aと、を有する。右表面10kaはセクタ7に対向する面である。
中央部には、基部10kと突出部10aとを貫く貫通孔10bが形成されている。
基部10kの左表面10kbは、サイドフレーム2に対向する平坦な面とされている。
突出部10aの突出高さである厚さt10aは、セクタ7の厚さt7よりもΔta(図3参照)だけ大きく形成されている。
また、突出部10aの表面の貫通孔10bの縁部には、さらに突出した環状突出部10cが形成されている。
環状突出部10cの突出高さt10cは、カバー9(詳細後述)の厚さt9(図3参照)とほぼ同じに設定されている。
突出部10aの図4における右側の縁面部10a1は、セクタ7の開口部7cの外側縁7c1(図2及び図3参照)と同じ曲率の曲面として形成されている。
縁面部10a1の周方向中央には、厚さ方向に弧状に延びるように抉られた凹部10dが形成されている。
図3に戻り、ブレーキユニット8は、サイドフレーム2の外側面(左側面)において、左右方向に延びる軸線CL8上に配置されている。
ブレーキユニット8の出力軸となる軸部8aは、サイドフレーム2を貫いて内側(右側)に突出している。軸部8aの突出した部分には、ピニオン8bが設けられている。
ピニオン8bには、セクタ7のギヤ部7aが歯合している。
ブレーキユニット8は、図示しない昇降レバーを乗員が操作することで、ピニオン8bがステップ回動するようになっている。
ブレーキユニット8は、ピニオン8bが外力によって容易に回動しないように制動をかけるブレーキ機構(不図示)を内蔵している。
図2及び図3に示されるように、セクタ7の基部7kにおける上下方向の中央部とピニオン8bとを覆うように、カバー9が、左方側からサイドフレーム2にねじN2及びねじN3(図2のみ図示)により締結固定されている。ねじN3は、カバー9を直接サイドフレーム2に締結固定している。
ねじN2は、スペーサ10の貫通孔10bに挿通され、図3に示されるように、サイドフレーム2に対し、スペーサ10とカバー9とを共締めして、これら3つの部材を一体的に固定している。
図6は、シートリフタ構造LKにおけるセクタ7近傍を、カバー9を取り外した状態で左方から見た図である。
図6に示されるように、スペーサ10は、凹部10dに対しサイドフレーム2に立設されたピン2aが係合してねじN2により締結固定されている。
従って、サイドフレーム2に対するスペーサ10の姿勢は不変である。
スペーサ10が上述の形状を有し、ねじN2により共締めされることで、ねじN2の締結部位において、サイドフレーム2とセクタ7との幅方向の間隙Daの距離Laは、スペーサ10の基部10kの厚さt10kとなる。
また、セクタ7の厚さt7に対し、スペーサ10の突出部10aの厚さt10aを大きく設定しているので、ねじN2が過大の締付け力で締めつけられても、開口部7c内を摺動する突出部10aの移動を妨げる厚さ方向の摩擦力は生じない。
図2及び図3に示されるように、カバー9には、セクタ7の基部7kにおける開口部7cとギヤ部7aとの間の部位7k1に対応して、左方に突出したビード部9aが形成されている。ビード部9aの突出高さΔt9aは、環状突出部10cの突出高さt10cと等しく又はわずかに小さく設定されている。
従って、カバー9をねじN2で共締めした状態で、部位7k1には、カバー9のビード部9aが押圧せずに接触しているか、わずかに隙間ができる程度に接近対向した状態となっている。
図2に示されるように、車両Cの床面C1に設置されたレール61には、可動レール21が、前後移動可能に係合支持されている。
可動レール21の後部には、上方に突出する後支持部21bが形成されている。
後支持部21bは、セクタ7を、腕部7bの先端の支持部7b1において幅方向に延びる軸線CLbまわりに回動可能に支持している。
可動レール21の前部には、幅方向に延びる軸線CLfまわりに回動可能にリンクバー22の一端側が取り付けられている。
リンクバー22の他端側は、サイドフレーム2の前部の前支持部2fにおいて、幅方向に延びる軸線CLf2まわりに回動可能に取り付けられている。
すなわち、サイドフレーム2は、可動レール21に対し、前方側が可動レール21に対し回動可能に連結されたリンクバー22を介して、後方側がセクタ7及びセクタ7に歯合しているピニオン8bを介して支持されている。
図2及び図6に示された状態は、ピニオン8bがセクタ7のギヤ部7aの最下位置に歯合した状態であり、この状態でクッションシートST1は昇降動作の最下位置にある。
この状態において、例えば、乗員が昇降レバー(不図示)を繰り返し作動させることで、ピニオン8bがステップ的に図6における反時計回り方向に回動する(矢印DRa参照)
このピニオン8bの回動は、乗員によるものに限らず、モータにより実行してもよい。具体的には、リフト用モータを備えてその出力軸を軸部8aに連結した態様とし、リフト用モータの動作によって、軸部8a及びピニオン8bを正逆回動させてもよい
セクタ7は、図6において、軸線CLbまわりの回動可能範囲の最下側にあって、時計回り方向のみの回動が許容されている。
そのため、ピニオン8bの矢印DRa方向の回動に伴い、ピニオン8b自体がギヤ部7aに沿って相対的に上昇する。
これにより、サイドフレーム2に対し回動可能に支持された後部シャフト6に支持部7k2おいて固定されたセクタ7は、軸線CLbまわりに時計まわり方向に回動し(矢印DRd参照)、ブレーキユニット8が固定されたサイドフレーム2は上昇する(矢印DRc参照)(図7も参照)。図7は、サイドフレーム2が昇降移動範囲の上端位置まで上昇した状態を示している。
セクタ7の軸線CLbまわりの回動によるサイドフレーム2の上昇に連動して、リンクバー22も回動し、その結果、クッションシートST1はシートバックST2と共に、可動レール21に対して上昇する。
シートSTの下降は、この逆の動作となる。
図6に示される下端状態と図7に示される上端位置との間のサイドフレーム2の昇降動作において、セクタ7の開口部7cに進入係合しているスペーサ10の突出部10aは、開口部7c内を摺動移動する。
サイドフレーム2の昇降動作は、突出部10aが開口部7cの上端に当接することでセクタ7に対する上昇上限が規定され、開口部7cの下端に当接することで下降下限が規定される。
以上の構成において、少なくとも、サイドフレーム2,サイドフレーム2に固定されピニオン8bを有するブレーキユニット8,ピニオン8bに歯合するギヤ部7aと弧状の開口部7cとを有するセクタ7,サイドフレーム2とセクタ7との間に介在する基部10k及び開口部7c内に進入して摺動する突出部10aを有するスペーサ10,並びに,セクタ7の部位7k1を覆いサイドフレーム2に対しスペーサ10と共締めされるカバー9、を含んで、シートリフタ構造LKが構成されている。
シートリフタ構造LKでは、幅方向(左右方向)において、セクタ7とサイドフレーム2との間には、スペーサ10が介在して隙間が生じていない。
そのため、サイドフレーム2とセクタ7とは、厚さ方向に実質的に一体化し、曲げ剛性が高くなっている。
これにより、シートバックST2に後方への大きな力が付与された場合に、サイドフレーム2とセクタ7とは曲げ変形しにくく、サイドフレーム2とセクタ7との間の相対位置のずれが生じにくい。
従って、サイドフレーム2に固定されたブレーキユニット8のピニオン8bとセクタ7のギヤ部7aとの歯合が、良好に維持される。
また、スペーサ10の基部10kは、セクタ7の開口部7cの周縁に面当たりするようになっている。
これにより、実質的に、サイドフレーム2に対しセクタ7が面当たりしているのと同様の一体化状態が確保され、サイドフレーム2とセクタ7の曲げ剛性がより向上している。
また、突出部10aの縁面部10a1と開口部7cの外側縁7c1とを同じ曲率で形成し、セクタ7の開口部7cに進入係合しているスペーサ10の突出部10aが、外側縁7c1に対し面当たりしつつ摺動するようになっている。
そのため、スペーサ10とセクタ7との接触部分に応力集中が生じにくくなっている。
これにより、サイドフレーム2に後方への大きな力が付与され、スペーサ10を介してセクタ7に力が伝達された場合に、スペーサ10の突出部10a及びセクタ7の開口部7c周辺に局所的に変形が生じにくくなっている。
従って、この点でもサイドフレーム2とセクタ7とは曲げ変形しにくく、サイドフレーム2とセクタ7との間の相対位置のずれが生じにくい。
また、カバー9には、セクタ7の基部7kに対応した部位に、基部7kに接触する又は近接対向するビード部9aが形成されている。
これにより、セクタ7に内側へ曲げる力が加わった際の、セクタ7の内方変形(図2及び図3における右方変形)をビード部9aが規制するので、セクタ7の曲げ変形が抑制される。
これらから、シートリフタ構造LK及びそれを備えたシートSTは、シートバックST2に前方への大きな力が付与されても、セクタ7のギヤ部7aとブレーキユニット8のピニオン8bとの歯合が良好に維持される。また、サイドフレーム2及びセクタ7の曲げ変形が防止される。よって、シートバックST2の前方への倒れ込みを防止できる。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形可能である。
サイドフレーム2を昇降させる機構は、ブレーキユニット8のピニオン8bをステップ回動させる方法に限定されない。他の機構でサイドフレーム2を昇降させ、ピニオン8bとギヤ部7aとは、単にブレーキ制動を発揮すべく歯合する構成としてもよい。
シートリフタ構造LKとして、クッションシートST1の左側に備えられた例を説明したが、左右対称構造として右側に備えられていてもよい。
1 フロントフレーム
2 サイドフレーム、 2a ピン、 2f 前支持部
3 中継パネル
4 シートバックサイドフレーム
6 後部シャフト
7 セクタ
7a ギヤ部、 7b 腕部、 7b1 支持部、 7c 開口部
7c1 外側縁、 7k 基部、 7k1 部位、 7k2 支持部
8 ブレーキユニット、 8a 軸部、 8b ピニオン
9 カバー、 9a ビード部
10 スペーサ
10a 突出部、 10a1 縁面部、 10b 貫通孔
10c 環状突出部、 10d 凹部、 10k 基部
10ka 右表面(第2の面)、 10kb 左表面(第1の面)
21 可動レール、 21b 後支持部
22 リンクバー
61 レール
C 車両、 C1 床面
CLb,CLf,CLf2,CL6,CL8 軸線
Da 間隙
F1,F2 フレーム
La 距離
LK シートリフタ構造
N1,N2,N3 ねじ
ST シート、 ST1 クッションシート、 ST2 シートバック
t7,t9,t10a,t10k 厚さ
Δt9a,t10c 突出高さ

Claims (8)

  1. クッションシートに内蔵されたサイドフレームを、固定部材に対し昇降させて前記クッションシートを昇降させるシートリフタ構造であって、
    ピニオンを有しサイドフレームに取り付けられたブレーキユニットと、
    第1の支持部で前記固定部材に対し回動可能に支持されると共に第2の支持部で前記サイドフレームに対し回動可能に支持され、前記ピニオンに歯合するギヤ部を有し前記サイドフレームに対して対向並設されたセクタと、
    前記サイドフレームに対向する第1の面と前記セクタに対向する第2の面とを有して前記サイドフレームと前記セクタとの間に介装されたスペーサと、
    を備えたシートリフタ構造。
  2. 前記セクタは、前記第2の支持部を中心とする弧状の開口部を有し、
    前記スペーサは、前記サイドフレームに取り付けられると共に、前記開口部に進入係合する突出部を有する、請求項1記載のシートリフタ構造。
  3. 前記突出部は、前記開口部の外縁部の端面に面当たりする縁面部を有している、請求項2記載のシートリフタ構造。
  4. 前記セクタを覆うように前記サイドフレームに対し固定されたカバーを備え、
    前記カバーは、前記セクタの表面に接触又は近接対向するよう突き出されたビード部を有している、請求項1に記載のシートリフタ構造。
  5. クッションシートとシートバックとを有し乗り物に搭載される乗り物用シートであって、
    前記乗り物の床面に固定されたレールに取り付けられると共に前記レールに対して昇降するシートリフタ構造を備え、
    前記シートリフタ構造は、
    ピニオンを有しサイドフレームに取り付けられたブレーキユニットと、
    第1の支持部で前記レールに対し回動可能に支持されると共に第2の支持部で前記サイドフレームに対し回動可能に支持され、前記ピニオンに歯合するギヤ部を有し前記サイドフレームに対して対向並設されたセクタと、
    前記サイドフレームに対向する第1の面と前記セクタに対向する第2の面とを有して前記サイドフレームと前記セクタとの間に介装されたスペーサと、
    を備えたシートリフタ構造である、
    乗り物用シート。
  6. 前記セクタは、前記第2の支持部を中心とする弧状の開口部を有し、
    前記スペーサは、前記サイドフレームに取り付けられると共に、前記開口部に進入係合する突出部を有する、請求項5記載の乗り物用シート。
  7. 前記突出部は、前記開口部の外縁部の端面に面当たりする縁面部を有している、請求項6記載の乗り物用シート。
  8. 前記シートリフタ構造は、更に、前記セクタを覆うように前記サイドフレームに対し固定されたカバーを備え、
    前記カバーは、前記セクタの表面に接触又は近接対向するよう突き出されたビード部を有している、請求項5に記載の乗り物用シート。
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