JP2009202844A - シートリフタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】横方向の高い剛性が確保され、部品点数を削減することが可能なシートリフタ装置を提供する。
【解決手段】
シートクッションフレーム42を支持するとともに、ドリブンギヤ24の駆動平面に平行な側面板部22bを有し、ドリブンギヤ24の駆動に伴って該シートクッションフレーム42を円弧状で上方へリフトするサイドフレームプレート22を備え、揺動リンク部材30が、前記サイドフレームプレート22の前記側面板部22bに2箇所以上で係合していること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用シートが上下可能に保持されるシートリフタ装置に関する。
車両用のシートにおいて、着座者の体格、嗜好に適合させるため、座席の高さを調節するシートリフタ装置が備えられている。このようなシートリフタ装置を記載した特許文献1によると、固定側のベースフレームと可動側のシートフレームのいずれか一方側を、ベースフレームに対して昇降作動させるリフターシャフトと、このリフターシャフトに固定されるセクタギヤ(ドリブンギヤ)と、ベースフレームに軸支されてセクタギヤ(ドリブンギヤ)と噛合し、回転操作機構によって回転駆動される駆動ギヤとを有し、この駆動ギヤの軸支部の近傍に、セクタギヤの外れを防止するための噛合保持部が、セクタギヤ(ドリブンギヤ)と駆動ギヤの噛合部の側面を覆うように形成されて成るシートリフタにおいて、軸孔を、少なくとも噛合保持部とセクタギヤ(ドリブンギヤ)の重なり量だけリフターシャフトの径よりも大径に形成し、この大径の軸孔にブッシュを介してシャフトを挿通軸支するようにしたものである。
また、特許文献2によると、駆動伝達系にピニオンギヤとこのピニオンギヤに噛み合うセクタギヤ(ドリブンギヤ)とが使用されたシートリフタ装置において、前記セクタギヤ(ドリブンギヤ)は、前記ピニオンギヤが嵌り込む円弧状の溝が当該セクタギヤ(ドリブンギヤ)の回転軸を中心として形成され、この溝の内側周面に前記ピニオンギヤが噛み合う歯が形成されたものであり、前記溝の外側周面は、当該周面が前記ピニオンギヤに当接することで、このピニオンギヤのセクタギヤ(ドリブンギヤ)の軸中心から遠ざかる方向への相対移動が阻止され、前記ピニオンギヤとセクタギヤ(ドリブンギヤ)の中心間距離が許容範囲内に保持される位置に形成されているものである。
実公平5−7077号公報 実開平6−65069号公報
しかし、特許文献1及び特許文献2のシートリフタ装置では、クッション自体の前方が円弧軌道で上下動するように後方で軸支されたことによるクッション側の軌跡と、クッションを上下動させるための駆動力を伝える前方で軸支されたリンク側の円弧軌道の軌跡とのずれを吸収するため、揺動リンク(連結リンク)が設けられている。この揺動リンクは、連結部分がピンを使ったカシメ等による回転自由保持であり、僅かではあるがガタが生じるとともに横方向の剛性不足を生じさせていた。また、部品点数を減少させるための要望が以前よりあるが、このような揺動リンクの支持を、別体のピンを使ったカシメ等で行っているため、部品点数を減らすことが困難であった。
本発明は係る従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は横方向の高い剛性が確保されるとともに、部品点数を削減することが可能なシートリフタ装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、ロアアームに設けられた回動中心に対して回動運動により昇降するシートクッションフレームと、駆動手段に連結されたピニオンギヤに一端部で噛み合うドリブンギヤと、前記ドリブンギヤの他端部が描く軌跡と前記シートクッションフレームの昇降部とが描く円弧状軌跡のずれを吸収するため、前記ドリブンギヤの他端部と前記シートクッションフレームの間に設けられた揺動リンク部材と、が備えられたシート装置において、前記ロアアームに前記回動中心で軸支されるとともに、前記シートクッションフレームを支持し、前記ドリブンギヤ及び前記揺動リンク部材の運動平面に対して平行に配置された側面板部を有するサイドフレームプレートを備え、前記揺動リンク部材が、前記サイドフレームプレートの前記側面板部に2箇所以上で係合していることである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記側面板部には揺動可能に係合する揺動穴が設けられ、前記揺動リンク部材の一端部は、前記揺動穴に前記ドリブンギヤの他端部とともに係合していることである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1又は2において、前記揺動リンク部材は樹脂製であることである。
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項3において、前記揺動リンク部材はスナップフィット構造により前記ドリブンギヤ又は前記サイドフレームプレートに組付けられることである。
請求項1に係る発明によると、揺動リンク部材は、2箇所以上においてサイドフレームプレートと係合されているので、ドリブンギヤより力が伝達される際に生じる横方向(揺動リンク部材の運動方向に直角な方向)のモーメントをサイドフレームプレートが支持することができる。そのため、揺動リンク部材自体及び連結部を高い剛性の材料で形成することなく、構造的に高い剛性を確保することができる。
請求項2に係る発明によると、一番横方向のモーメントを生じやすい揺動リンク部材の一端部及びドリブンキヤの他端部という連結部が、揺動穴に係合されることによってサイドフレームプレートで支持されることとなるので、きわめて効率よくサイドフレームプレートで補強することができる。また、二つの部材(揺動リンク部材及びドリブンギヤ)の連結部を揺動させるので、少しの動きで二つの部材が形成する角度を大きく変化させることが可能であり、全体として小型の構造とすることができる。
請求項3に係る発明によると、揺動リンク部材は高い剛性材料で製作する必要がないので、安価に製作することが可能な樹脂成型材で形成することができる。そして、樹脂成型材は、サイドフレームプレート等に組み付ける回動軸部分を一体成型でき、別体のピン部材等を省略することが可能となるので、部品点数の削減を図ることができる。
請求項4に係る発明によると、スナップフィットで組付けが行うことができるので、組立作業を迅速にして生産性を向上させることができる。
本発明のシートリフタ装置の実施形態を以下に説明する。図1はシートリフタ装置を車両用シート装置に組み付けた状態を示す概要図であり、図2はシートリフタ装置を組み付けた状態を示す斜視図である。なお、本明細書中において使用する「前後、左右、上下」の方向は車両のそれを基準として記述している。
シート装置2は、図1に示されるように、ロアレール4、アッパレール6、シートクッション7が取り付けられるロアアーム8、シートバック9が取り付けられるアッパアーム10及びシートリフタ装置20を主として構成される。
本実施形態における車両用シート装置2では、図1に示すように、車両のフロア1には、車両の前後方向に延在する一対のロアレール4がブラケット5により設けられ、各ロアレール4には夫々アッパレール6がスライド可能に組み付けられている。ロアレール4とアッパレール6とは、図略のロック・アンロック機構によって相対的なスライドがロック・アンロック状態に切り替わるようになっている。アッパレール6の上部にはブラケット部材11及びボルト・ナット12等によりロアアーム8が設けられ、ロアアーム8の後方上部には図略のリクライニング機構を介してシートバック9側のアッパアーム10が相対的回動可能に組み付けられている。
ロアアーム8の前方部にはシートリフタ装置20が設けられている。シートリフタ装置20は、サイドフレームプレート22と、ドリブンギヤとしてのセクタギヤ24と、セクタギヤ24の一端部に円弧状に設けられた外歯と噛合するピニオンギヤ26と、ピニオンギヤ26を駆動させる駆動モータ機構28と、セクタギヤ24の他端部で連結される揺動リンク部材30とから構成されている。サイドフレームプレート22は、図2に示すように、折曲されて天板部22aと側面板部22bとが形成され、側面板部22bの後方端に形成された回動中心孔32(図1参照)においてロアアーム8の内側側面に回動可能に軸支されている。この側面板部22bには、図3に示すように、駆動モータ機構28のピニオンギヤ26を貫通させる貫通穴34と該駆動モータ機構28をロアアーム8に固定する支持棒材(後述)を貫通させる長穴部36と、セクタギヤ24の他端部及び揺動リンク部材30の一端部が回動可能に連結された連結部が揺動可能に係合される揺動穴38と、揺動リンク部材30の他端部が係合される軸支孔40とが形成されている。軸支孔40はバーリング加工によりボス部が突設され、周方向の面当りを確保することにより嵌合される係合周突起部58(後述)の回転軸がずれないようになっている。
前記天板部22aには、図2に示すように、シートクッション7の下面に固定されるクッションフレームとしての前縁パネル42がリベット等の固定部材44により固定されている。
前記セクタギヤ24は中央部には回転中心穴46が形成され、一端部には円弧状の外歯が設けられ、他端部には後述する揺動リンク部材と連結する作用穴60が穿設されている。回転中心穴46は、基端側より順に鍔部48a、周滑部48b及びセレーション部48cが設けられた固定ビス48のセレーション部48cに相対回転不能に組付けられている(図3参照)。固定ビス48のセレーション部48cは、さらに駆動伝達ロッド50の先端部に嵌着され、駆動伝達ロッド50は他方に形成された図略のリフタリンク部材、揺動リンク部材、サイドフレームプレート22等より構成されるシートの左側のシートリフタ装置に駆動トルクを伝達するようになっている。また、固定ビス48の周滑部48bは、ロアアーム8の取付穴52に回動可能に軸支されている。セクタギヤ24の円弧状の外歯には駆動モータ機構28のピニオンギヤ26が噛合している。駆動モータ機構28は、モータ28aと減速装置28bとを備え、減速装置28bは図略のウォームギヤによりモータ28aの駆動をピニオンギヤ26に減速して伝達するようになっている。駆動モータ機構28は、二箇所に横方向に突設され夫々雌螺子部が形成された支持部28cにおいてビス54によりロアアーム8に固定される。セクタギヤ24には、前記外歯に円弧状に沿うガイド溝55が形成され、このガイド溝55に支持部28cが嵌入されてセクタギヤ24の揺動する動きがガイドされる。
前記揺動リンク部材30は、耐摩耗性・高弾力性を有する公知の硬質樹脂材料で形成された長円形の板状体で、一端部には連結穴56が形成され、他端部にはスナップフィット構造としての係合周突起部58が形成されている(図7参照)。連結穴56は、セクタギヤ24の他端部に穿設された作用穴60とともに揺動支持部材62によって挿通されて相対回転可能に連結される。揺動支持部材62は基端部側より順に鍔部62a、第1周滑部62b及び第1周滑部よりも外径の小さい第2周滑部62cを備えている。そして、第1周滑部62bをサイドフレームプレート22の揺動穴38と揺動リンク部材30の連結穴56に挿通し、かつ第2周滑部62cを作用穴60に挿通してカシメにより抜け止めされている(図5参照)。連結穴56及び作用穴60よりなる連結部分は、揺動穴38と揺動支持部材62の遊び分だけ揺動可能に係合され、鍔部62aとセクタギヤ24の間で、サイドフレームプレート22とともに揺動リンク部材30を挟持するよう構成されている。揺動リンク部材30の他端部に形成された係合周突起部58は、サイドフレームプレート22の軸支孔40に挿入されて回動可能に係合されている。この係合周突起部58は、図5及び図7に示すように、複数の片持ち梁が円周状に配列され、該方持ち梁の各先端部には先端に向かう傾斜面を備えた掛止部58aが形成されるとともに各基端部には弾性変形する弾性変形部58bを備えている。また、弾性変形部58bの配列が集合した外周は、サイドフレームプレート22の軸支孔40に嵌合するようになっている。軸支孔40への挿入時には、係合周突起部58は、前記傾斜面にガイドされながら弾性変形部58bが軸支孔40の内側へ変形し、掛止部58aが軸支孔40を通過すると弾性変形部58bの弾発力で各掛止部58aが半径方向に拡張して軸支孔40の孔縁に係止される。
また、図2に示すように、アッパレール6には駆動機構70が設けられ、駆動機構70は、いずれも図略のスクリュウシャフト、ナット部材、ギヤ装置、駆動減速ギヤ装置及びモータ装置を主として備え、ロアレール4に対してアッパレール6が前記モータ装置の駆動によって前後方向にスライド移動するように構成されている。
上記のように構成されたシート装置2における作動を以下に説明する。 例えばシートクッション7を上昇させる場合、先ず、モータ28aを駆動させ、モータ28aの駆動力を減速装置28bを介してピニオンギヤ26に伝達してピニオンギヤ26を回転させる。ピニオンギヤ26の回転により外歯が噛合されるセクタギヤ24の一端部が下方に(図6において時計回りに)回動し、セクタギヤ24の他端部が上方に回動する。セクタギヤ24の他端部に相対回動可能に連結された揺動リンク部材30はセクタギヤ24の回動に伴って上方へ回動する。このときセクタギヤ24の他端部及び揺動リンク部材30の一端部は揺動支持部材62によってサイドフレームプレート22の揺動穴38に係止されているので、サイドフレームプレート22も連動して上方へ回動する。但し、サイドフレームプレート22はロアアーム8に設けられた回動中心32の回りに回動する。また、揺動リンク部材30の他端部は軸支孔40に嵌合され、図6に示すように、揺動リンク部材30とセクタギヤ24との形成する角度が、拡大することによりセクタギヤ24の回転中心穴46からの距離を延長させ、サイドフレームプレート22の回動中心32の回りに回動する軌跡とのずれを修正する。サイドフレームプレート22は、サイドフレームプレート22の天板部22aに固定された前縁パネル42を上昇させる。前縁パネル42はシートクッション7の下面に固定されているので、シートクッション7の前側がロアアーム8に設けられた回動中心32回りに回動しながら上昇することとなる。また、駆動伝達ロッド50により伝達される駆動トルクによって、他方に形成された図略のリフタリンク部材、揺動リンク部材、サイドフレームプレート22等より構成されるシートの左側のシートリフタ装置においても、同様に作動がなされ、動きを同期してシートクッション7を上昇させる。
このように、上記構成のシートリフタ装置2によると、揺動リンク部材30は、一端部がセクタギヤ24の他端部とともにサイドフレームプレート22に係合され、さらに軸支孔40においてサイドフレームプレート22に係合されるので、揺動リンク部材30にかかる横方向のモーメントをサイドフレームプレート22が支持することができる。そのため、揺動リンク部材自体及び連結部である揺動リンク部材30の一端部及びセクタギヤ24の他端部を高い剛性の材料で形成することなく、構造的に高い剛性を確保することができる。
また、揺動リンク部材30は高い剛性材料で製作する必要がないので、安価に製作することが可能な樹脂成型材で形成することができる。そして、樹脂成型材は、サイドフレームプレート22等に組み付ける回動軸部分を一体成型でき、別体のピン部材等を省略することが可能となるので、部品点数の削減を図ることができる。そして、スナップフィットで組付けが行うことができるので、組立作業を迅速にして生産性を向上させることができる。
また、一番横方向のモーメントを生じやすい揺動リンク部材30の一端部及びセクタギヤ24の他端部という連結部が、揺動穴38に係合されることによってサイドフレームプレート22で支持されることとなるので、きわめて効率よくサイドフレームプレート22で補強することができる。また、二つの部材(揺動リンク部材30及びセクタギヤ24)の連結部を揺動させるので、少しの動きで二つの部材が形成する角度を大きく変化させることが可能であり、全体として小型の構造とすることができる。
なお、上記実施形態では、ドリブンギヤとしてセクタギヤを使用したがこれに限定されず、例えば、駆動モータに連結されたピニオンギヤに噛合し、ピニオンギヤの回転により移動するウォームギヤでもよい。
また、揺動リンク部材に係合周突起部を設け、いわゆるスナップフィットでサイドフレームプレートの軸支孔に揺動リンク部材を嵌着するものとしたが、これに限定されず、例えば図4に示すように、金属製のピン部材70を揺動リンク部材30及び軸支孔40に挿通し、カシメにより抜け止めする構成としてもよい。
また、揺動リンク部材は、サイドフレームプレートに揺動穴と軸支孔の2箇所で係合されるものとしたが、これに限定されず、例えば、揺動リンク部材の中間部に係合突起を設け、サイドフレームプレートに別の揺動穴を形成して係合突起を係合させる等、3箇所以上で係合させてもよい。
シート装置全体を示す概要図。 同シートリフタ装置を示す斜視図。 同シートリフタ装置の分解図。 別例の揺動リンク部材の取付状態を示す概要図。 揺動リンク部材の取付状態を示す概要図。 シートリフタ装置の作動状態を示す図。 スナップフィット構造を示す概要図。
符号の説明
2…シート装置、7…シートクッション、8…ロアアーム、20…シートリフタ装置、22…サイドフレームプレート、22b…側面板部、24…ドリブンギヤ(セクタギヤ)、30…揺動リンク部材、58…スナップフィット(係合周突起部)。

Claims (4)

  1. ロアアームに設けられた回動中心に対して回動運動により昇降するシートクッションフレームと、
    駆動手段に連結されたピニオンギヤに一端部で噛み合うドリブンギヤと、
    前記ドリブンギヤの他端部が描く軌跡と前記シートクッションフレームの昇降部とが描く円弧状軌跡のずれを吸収するため、前記ドリブンギヤの他端部と前記シートクッションフレームの間に設けられた揺動リンク部材と、が備えられたシート装置において、
    前記ロアアームに前記回動中心で軸支されるとともに、前記シートクッションフレームを支持し、前記ドリブンギヤ及び前記揺動リンク部材の運動平面に対して平行に配置された側面板部を有するサイドフレームプレートを備え、
    前記揺動リンク部材が、前記サイドフレームプレートの前記側面板部に2箇所以上で係合していることを特徴とするシートリフタ装置。
  2. 請求項1において、前記側面板部には揺動可能に係合する揺動穴が設けられ、前記揺動リンク部材の一端部は、前記揺動穴に前記ドリブンギヤの他端部とともに係合していることを特徴とするシートリフタ装置。
  3. 請求項1又は2において、前記揺動リンク部材は樹脂製であることを特徴とするシートリフタ装置。
  4. 請求項3において、前記揺動リンク部材はスナップフィット構造により前記ドリブンギヤ又は前記サイドフレームプレートに組付けられることを特徴とするシートリフタ装置。

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