JP2014100992A - シート装置 - Google Patents

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創 岩片
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Abstract

【課題】 昇降機構のリンク部材を取り付ける際に表皮取付部材が邪魔になりにくくして取付時の作業性を高める。
【解決手段】 シート装置は、シートバックフレームと、シートバックフレームの下部の左右にそれぞれ配置された左右のクッションサイドフレームと、左右のクッションサイドフレームをそれぞれ支持する左右の支持フレームと、左右のクッションサイドフレームを左右の支持フレームに対して昇降させるリンク部材と、左右のクッションサイドフレームに取り付けられたクッションパッドの表面を覆う表皮を固定するため、左右のクッションサイドフレームのそれぞれからリンク部材の側方に重なる位置まで下方に延在し、なおかつ前後方向にも延在する表皮取付部材とを備えている。表皮取付部材には、リンク部材の他端部側の回転軸に対して、軸方向で重ならない逃げ部が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート装置に係り、特に車両に搭載されるシート装置に関する。
従来、車両等のシート装置には、シートバックフレームと、シートバックフレームの下部の左右にそれぞれ配置された左右のクッションサイドフレームとが備えられている。左右のクッションサイドフレーム間や、クッションサイドフレームの外側部にはクッションパッドが配置されて、そのクッションパッドの上面及び側面を覆うようにトリムカバーなどの表皮が取り付けられている。そして、クッションサイドフレームには、表皮を固定するためのトリムワイヤ等の表皮取付部材が当該クッションサイドフレームから下方に延在して設けられたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
実開平5−1344号公報
ここで、近年においては、左右のクッションサイドフレームを昇降させて座面位置を調整する昇降機構が搭載されたシート装置も開発されている。昇降機構にはクッションサイドフレームを昇降させるための種々のリンク部材が備えられているが、このリンク部材と表皮取付部材との位置関係によっては、リンク部材の取付作業に支障を来すおそれがあった。
そこで、本発明の課題は、昇降機構のリンク部材を取り付ける際に表皮取付部材が邪魔になりにくくして取付時の作業性を高めることである。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明に係るシート装置は、
シートバックフレームと、
前記シートバックフレームの下部の左右にそれぞれ配置された左右のクッションサイドフレームと、
前記左右のクッションサイドフレームをそれぞれ支持する左右の支持フレームと、
前記左右のクッションサイドフレームを前記左右の支持フレームに対して昇降させるため、一端部が前記クッションサイドフレームの内側に回転自在に取り付けられ、他端部が前記支持フレームの外側に回転自在に取り付けられたリンク部材と、
前記左右のクッションサイドフレームに取り付けられたクッションパッドの表面を覆う表皮を固定するため、前記クッションサイドフレームから前記リンク部材の側方に重なる位置まで下方に延在し、なおかつ前後方向にも延在する表皮取付部材とを備え、
前記表皮取付部材には、前記リンク部材の他端部側の回転軸に対して、軸方向で重ならない逃げ部が形成されていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のシート装置において、
前記左右のクッションサイドフレームが前記左右の支持フレームに対する最上位位置まで配置された際に、前記逃げ部が、前記リンク部材の他端部側の回転軸に対して軸方向で重ならない位置に配置されることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載のシート装置において、
前記逃げ部は、上方に凸となる屈曲形状に形成されていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のシート装置において、
前記逃げ部は、山形状に形成されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記表皮を前記表皮取付部材に固定するための表皮固定部材をさらに備え、
前記表皮固定部材は、
前記表皮取付部材に係合する係合部と、
前記係合部に一体的に形成され、なおかつ前後方向に延在して、前記逃げ部に対向する固定本体部とを備えることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のシート装置において、
前記固定本体部は、前記逃げ部に対して予め当接していることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項5又は6記載のシート装置において、
前記係合部における前記逃げ部に対向する部分には、前記逃げ部との接触を防止する切欠が形成されていることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項5〜7のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記リンク部材は、前記クッションサイドフレームの前後それぞれに設けられていて、
前記表皮取付部材には、前後の前記リンク部材にそれぞれ対向するように複数の前記逃げ部が設けられていて、前記複数の逃げ部の間の部分が直線状に形成されていることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項8記載のシート装置において、
複数の前記逃げ部に対して連続する1つの前記表皮固定部材が設けられていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、クッションパッドの表面を覆う表皮を固定するための表皮取付部材に、リンク部材の他端部側の回転軸に対して軸方向で重ならない逃げ部が形成されているので、リンク部材の他端部側の回転軸の側方にはある程度のスペースが確保されることになる。このため、リンク部材を支持フレームに取り付ける際に表皮取付部材が邪魔とならず、取付作業性を向上させることができる。
ここで、リンク部材が傾倒して、左右のクッションサイドフレームが最下位位置にあると、リンク部材の他端部側の回転軸がクッションサイドフレームによって遮蔽されてしまう場合がある。つまり、このような状態であると、表皮取付部材に逃げ部が形成されていたとしても前記回転軸の側方がクッションサイドフレームによって遮蔽されてしまい、取付作業性を向上させる弊害となる。
他方、リンク部材が起立して、左右のクッションサイドフレームが最上位位置にあると、リンク部材の他端部側の回転軸は露出することになる。すわなち、請求項2記載の発明のように、左右のクッションサイドフレームが左右の支持フレームに対する最上位位置まで配置された際に、逃げ部が、リンク部材の他端部側の回転軸に対して軸方向で重ならない位置に配置されていれば、クッションサイドフレームが前記回転軸の側方を遮蔽することを防止でき、なおかつ逃げ部によってスペースも確保されることになる。したがって、取付作業性をより向上させることが可能である。
請求項3記載の発明によれば、逃げ部が上方に凸となる屈曲形状に形成されているので、逃げ部が左右方向に凸となる場合と比較して幅方向の大型化を抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、逃げ部が山形状に形成されているので、少ない折り曲げ点数で逃げ部を形成することができ、組み立て効率を高めることができる。
請求項5記載の発明によれば、表皮固定部材の固定本体部が逃げ部に対向しているので、係合部を中心に表皮固定部材が回転しようとしたとしても固定本体部が逃げ部に当接することになる。このため、それ以上の回転が規制され、表皮固定部材が表皮取付部材から脱落してしまうことを防止することができる。
ここで、固定本体部と逃げ部との間に隙間があると、表皮固定部材の回転により固定本体部が逃げ部に当接するたびに異音が発生するおそれがある。しかしながら、請求項6記載の発明のように、固定本体部が逃げ部に対して予め当接しているのであれば、固定本体部が離れた位置から逃げ部に当接することによる異音を防止することができる。
請求項7記載の発明によれば、係合部における逃げ部に対向する部分に、当該逃げ部との接触を防止する切欠が形成されているので、係合部に逃げ部が干渉することで係合部の係合状態が低下してしまうことを防止することができる。
例えば、1つの逃げ部で複数のリンク部材をカバーする場合、逃げ部が大きくなってしまうことが想定される。表皮固定部材の係合部は、逃げ部以外の部分に係合することが好ましいため、逃げ部が大きくなってしまうと係合部の係合箇所も少なくなってしまう。そのため、請求項8記載の発明のように、前後のリンク部材にそれぞれ対向するように設けられた複数の逃げ部の間の部分を直線状に形成すると、当該部分にも表皮固定部材の係合部を取り付けることが可能となり、取付後の安定性を高めることができる。
請求項9記載の発明によれば、複数の逃げ部に対して連続する1つの表皮固定部材が設けられているので、複数の逃げ部に対して個別の表皮固定部材が設けられる場合と比しても取付作業の効率化を図ることができる。
本実施形態に係るシート装置の要部構成を示す斜視図である。 図1のシート装置1の一部分の断面形状を示す断面図である。 図2のトリムワイヤ及びトリムコードの概略構成を示す側面図である。 本実施形態に係る最下降状態の右のクッションサイドフレーム側の昇降機構を内側から示す側面図である。 本実施形態に係る最上昇状態の右のクッションサイドフレーム側の昇降機構を内側から示す側面図である。 本実施形態に係る右のクッションサイドフレームを外側から示す側面図である。 本実施形態に係るクッションサイドフレームの後端部付近を外側から拡大して示す側面図である。 図7に対してブラケットを想像線で追加した側面図である。 図7のクッションサイドフレームの後端部付近を後方から拡大して示す背面図である。 本実施形態に係る凹部を内側から見た斜視図である。 図10の凹部を外側から見た斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は本実施形態に係るシート装置の要部構成を示す斜視図である。図1に示すようにシート装置1には、シートバックフレーム2と、シートバックフレーム2の下部の左右にそれぞれ配置された左右一対のクッションサイドフレーム3と、クッションサイドフレーム3に対してシートバックフレーム2を傾動させるリクライニング機構4と、一対のクッションサイドフレーム3をそれぞれ支持する左右一対の支持フレーム5と、支持フレーム5を前後方向に案内する左右一対のガイドレール6と、一対のクッションサイドフレーム3を一対の支持フレーム5に対して昇降させて座面位置を調整する昇降機構7(図4参照)と、昇降機構7を駆動するための作動伝達部材8(ハイトブレーキ)と、が備えられている。
以下の説明において、特に断りのない限り、「内側」とは一対のクッションサイドフレーム3の間に挟まれた空間側を示し、「外側」とは一対のクッションサイドフレーム3よりも外の空間側を示す。
シートバックフレーム2は、正面視略凸型形状となるようにパイプ材を形成したシートバック本体部21と、シートバック本体部21の右側部に取り付けられ上下方向に延在するサイドフレーム22と、シートバック本体部21の左下端部に取り付けられたヒンジ部23と、シートバック本体部21の左側部及びヒンジ部23に架け渡されたサイドワイヤ24とを備えている。
サイドフレーム22は、金属板から形成されていて、その前縁部及び後縁部には上下方向に沿うフランジ221が形成されている。サイドフレーム22の下端部は、リクライニング機構4を介して右のクッションサイドフレーム3に連結されている。
ヒンジ部23は、左のクッションサイドフレーム3の後端部に回転自在に支持されている。
サイドワイヤ24は、金属製の棒部材から形成されていて、サイドフレーム22の前側の外形に沿うようにシートバック本体部21の左側部及びヒンジ部23に架け渡されている。
ここで、サイドフレーム22に対してサイドワイヤ24は剛性が弱いために、シートバックフレーム2自体の剛性も左右で異なることになる。
一対のクッションサイドフレーム3の内側には、当該一対のクッションサイドフレーム3間に架け渡されて、これらを連結する3本の連結部材9が設けられている。三本の連結部材9のうち、一本目の連結部材9は一対のクッションサイドフレーム3の前端部に固定されており、二本目の連結部材9は一対のクッションサイドフレーム3の後端部に固定されており、三本目の連結部材9は一対のクッションサイドフレーム3の中央付近に固定されている。
また、一対のクッションサイドフレーム3のうち、右側のクッションサイドフレーム3には、金属製の棒材からなるトリムワイヤ50が設けられている。トリムワイヤ50は、クッションサイドフレーム3の前端部から下方へと延在する前側ワイヤ部51と、クッションサイドフレーム3の後端部から下方へと延在する後側ワイヤ部52と、前側ワイヤ部51の下端部及び後側ワイヤ部52の下端部間に前後方向に沿って連続する水平ワイヤ部53とを備えている。水平ワイヤ部53には、上方に向けて凸となる屈曲形状、例えば山形状に折り曲げられた逃げ部54が所定の間隔をあけて2つ形成されている。
また、水平ワイヤ部53の前端部からクッションサイドフレーム3の前側下部にかけては、金属製の棒材からなる補強ワイヤ60が架け渡されている。
補強ワイヤ60には、水平ワイヤ部53の前端部に重なる第一重畳部61と、クッションサイドフレーム3の前側下部に重なる第二重畳部62と、第一重畳部61の後端から第二重畳部62の前端まで上下方向に沿って連続する補強本体部63とが備えられている。補強本体部63は、外側に向かって凸となるように屈曲している(図2参照)。
図2は、シート装置1の一部分の断面形状を示す断面図(図4におけるII−II切断線から見た断面図)である。この図2では、一対のクッションサイドフレーム3に取り付けられたクッションパッド55及びクッションパッド55の表面を覆う表皮56も図示している。
図2に示すように、クッションパッド55は、一対のクッションサイドフレーム3の間に配置されるだけでなく、クッションサイドフレーム3の上面及び外側面も覆うようになっている。そして、クッションパッド55の表面には表皮56が貼り付けられている。この表皮56の端部はクッションパッド55からはみ出ていて、その下端部にトリムコード64が取り付けられている。すなわち、トリムコード64は、表皮56をトリムワイヤ50に固定するための本発明に係る表皮固定部材である。このように、トリムコード64を介して表皮56がトリムワイヤ50に取り付けられるので、トリムワイヤ50が本発明に係る表皮取付部材である。
図3は、トリムワイヤ50及びトリムコード64の概略構成を示す側面図である。図3に示すようにトリムコード64には、トリムワイヤ50に係合する係合部65と、係合部65に一体的に形成され、なおかつ前後方向に延在して、水平ワイヤ部53及び逃げ部54に対向する固定本体部66とが備えられている。
固定本体部66は前後方向に延在する略板状部材であり、その内側の側面が逃げ部544に当接している。図2では、逃げ部54の頂点位置を点線T1で示しており、逃げ部54の外側の側面と固定本体部66の内側の側面とが当接した状態を示している。
また、図3に示すように固定本体部66の内側には、係合部65が上方に向けて延出している。係合部65の下端部は固定本体部66の内面から下方に凸となる湾曲形状となっている。この係合部65と固定本体部66との間に水平ワイヤ部53が収容され、係止される。係合部65の内側には、図示しない爪部が設けられていて、この爪部が水平ワイヤ部53に引っかかることで、水平ワイヤ部53を係止している。ここで、係合部65における逃げ部54に対向する部分には、逃げ部54との接触を防止する切欠67が形成されている。このように、トリムコード64は、複数の逃げ部54に対して1つ設けられている。
一対のクッションサイドフレーム3の内側には、昇降機構7が設けられており、右のクッションサイドフレーム3の外側には作動伝達部材8が設けられている。作動伝達部材8は右のクッションサイドフレーム3を介して昇降機構7に係合している。
図4は最下降状態の右のクッションサイドフレーム3側の昇降機構7を内側から示す側面図である。
昇降機構7は、左右一対の後部リンク部材71と、左右一対の前部リンク部材72とを備えている。左の後部リンク部材71及び前部リンク部材72は左のクッションサイドフレーム3の内側に連結されていて、右の後部リンク部材71及び前部リンク部材72は右のクッションサイドフレーム3の内側に連結されている。
ここで、一対のクッションサイドフレーム3のそれぞれには、ほぼ同じように後部リンク部材71及び前部リンク部材72が取り付けられているので、以下の説明においては右のクッションサイドフレーム3と、後部リンク部材71及び前部リンク部材72との関係を例示して左のクッションサイドフレーム3の説明は省略する。
後部リンク部材71の前端部は、第一後部回転軸711を介して支持フレーム5の外側に回転自在に軸支されている。後部リンク部材71における第一後部回転軸711よりも先端には、後部リンク部材71が起立した際に支持フレーム5に当接してそれ以上の回転を規制する規制部712が形成されている。後部リンク部材71の後端部は、第二後部回転軸713を介してクッションサイドフレーム3の内側に回転自在に軸支されている。この第二後部回転軸713はパイプ部材であり、右のクッションサイドフレーム3の後部リンク部材71に連結されている。後部リンク部材71の回転軸711,713の間には、最下降状態時に支持フレーム5に当接する直線状の当接縁714が形成されている。また、後部リンク部材71の第二後部回転軸713の前方斜め上方には、作動伝達部材8に係合するギア部715が形成されている。
また、前部リンク部材72の前端部は、第一前部回転軸721を介して支持フレーム5の外側に回転自在に軸支されている。また、前部リンク部材72の後端部は、第二前部回転軸722を介してクッションサイドフレーム3の内側に回転自在に軸支されている。また、前部リンク部材72の第二前部回転軸722の下方には、最下降状態時に支持フレーム5に当接する直線状の当接縁723が形成されている。また、前部リンク部材72の第一前部回転軸721の後ろ斜め上方には、右のクッションサイドフレーム3の前部リンク部材72に連結されたパイプ部材73が取り付けられている。
つまり、後部リンク部材71、前部リンク部材72、支持フレーム5及びクッションサイドフレーム3によって1つのリンク機構が形成されている。また、右のクッションサイドフレーム3と左のクッションサイドフレーム3とは、三本の連結部材9によって一体化されていて、なおかつ左右の後部リンク部材71は第二後部回転軸713によって連結され、左右の前部リンク部材72はパイプ部材73で連結されているため、左右のリンク機構は同じ動作をすることになる。
図4に示すようにクッションサイドフレーム3が最下降状態である場合には、トリムワイヤ50の2つの逃げ部54は、その上端部が水平方向で支持フレーム5に重なる位置に配置されている。このとき、後部リンク部材71の第一後部回転軸711は、右側から見るとクッションサイドフレーム3に隠れた状態となっている。他方、前部リンク部材72の第一前部回転軸721は、右側から見るとクッションサイドフレーム3からは露出しているがスペース的にあまり余裕がない状態となっている。
そして、クッションサイドフレーム3が最下降状態である場合に、後部リンク部材71が起立するように作動伝達部材8が操作されると、後部リンク部材71が第一後部回転軸711を中心に回転して起立するとともに、前部リンク部材72も第一前部回転軸721を中心に回転して起立する。この回転によって、後部リンク部材71の規制部712が支持フレーム5に当接するとそれ以上の上昇が規制される(図5参照)。
図5は最上昇状態の右のクッションサイドフレーム3側の昇降機構7を内側から示す側面図である。図5に示すようにクッションサイドフレーム3が最上昇状態となって、支持フレーム5に対する最上位位置まで配置される際には、クッションサイドフレーム3の移動に追従してトリムワイヤ50が前方斜め上へと移動する。移動後においては、トリムワイヤ50の2つの逃げ部54の内側の領域に、後部リンク部材71の第一後部回転軸711及び前部リンク部材72の第一前部回転軸721が配置される。すなわち、逃げ部54自体は第一後部回転軸711及び第一前部回転軸721に対して軸方向で重ならないことになり、第一後部回転軸711及び第一前部回転軸721の外側にスペースが確保されることになる。
そして、クッションサイドフレーム3が最上昇状態である場合に、後部リンク部材71が傾倒するように作動伝達部材8が操作されると、後部リンク部材71が第一後部回転軸711を中心に回転して傾倒するとともに、前部リンク部材72も第一前部回転軸721を中心に回転して傾倒する。この回転によって、後部リンク部材71の当接縁714及び前部リンク部材72の当接縁723が支持フレーム5に当接するとそれ以上の下降が規制される(図4参照)。
ここで、上昇時或いは下降時においてクッションサイドフレーム3は、第二後部回転軸713及び第二前部回転軸722を中心に回転していて常に水平状態を維持している。
次に、クッションサイドフレーム3について詳細に説明する。なお、一対のクッションサイドフレーム3は、両者共にほぼ同じ形状であるが、右のクッションサイドフレーム3は作動伝達部材8が取り付けられるのでその部分のみが左のクッションサイドフレーム3とは異なる。このため、以下の説明においては右のクッションサイドフレーム3を例示して左のクッションサイドフレーム3の説明は省略する。
図6は右のクッションサイドフレーム3を外側から示す側面図である。クッションサイドフレーム3の後端部には、リクライニング機構4のブラケット41が取り付けられている。ブラケット41には、シートバックフレーム2のサイドフレーム22が回転自在に支持されている。
図7はクッションサイドフレーム3の後端部付近を外側から拡大して示す側面図であり、図8は図7に対してブラケットを想像線で追加した側面図であり、図9はクッションサイドフレーム3の後端部付近を後方から拡大して示す背面図である。図7〜図9に示すように、クッションサイドフレーム3の後端部には、ブラケット41を前後の二箇所で固定する一対のブラケット用固定部31,32が取り付けられている。ブラケット用固定部31,32は例えばボルトなどの固定具である。クッションサイドフレーム3のブラケット用固定部31,32の取付位置は、それぞれ外側に凸となる突出部33,34となっている。前方の突出部33は、後方の突出部34よりも上方に配置されている。突出部33,34にはネジ孔が形成されている。また、突出部33,34との間も外側に向けて凸となる突出部35となっており、これにより、ブラケット用固定部31,32の取付位置が連続した突出部33,34,35となっている。
一方、ブラケット41の下部には、前後それぞれに貫通孔42(図6参照)が形成されている。この貫通孔42がそれぞれ突出部33,34に対向配置された状態で、当該貫通孔42内にブラケット用固定部31,32を挿入し突出部33,34のネジ孔に螺合させることで、ブラケット41がクッションサイドフレーム3に固定される。また、図9に示すようにブラケット41の中段付近から上部には、内側に向けて凸となる段差部44が形成されている。また、ブラケット41の下端部43は、上方に向けて凸となる湾曲した形状に形成されている。
ここで、図7及び図8に示すように、クッションサイドフレーム3の後側上端部36は、一対のブラケット用固定部31,32のうち、前方のブラケット用固定部31の下端部(図7に示す水平線S1)よりも上方に突出している。また、クッションサイドフレーム3の後側上端部36は、図9に示すようにブラケット41の段差部44に沿うように内側に向けて傾倒している。
図6に示すように、クッションサイドフレーム3の下部中央には上方に向かって凸となるくびれ部37が形成されている。
クッションサイドフレーム3には、前方の連結部材9の後方から、後方の連結部材9の前方に掛けて内側に凹んだ補強凹部38が形成されている。この補強凹部38によってクッションサイドフレーム3の剛性が確保されている。補強凹部38内には、中央の連結部材9が配置されている。また、補強凹部38内であって連結部材9の後方斜め下には、第二前部回転軸722が取り付けられている。
クッションサイドフレーム3の後部である補強凹部38の後部内であって、リクライニング機構4よりも前方には作動伝達部材8が配置されている。具体的に説明すると、補強凹部38の後部には、作動伝達部材8を収容する凹部10が設けられている。この凹部10をなす段差部11は、作動伝達部材8の全周を囲っている。図7及び図8に示すように凹部10の外側に、ブラケット用固定部31,32が配置されているが、これらブラケット用固定部31,32のうち、前方のブラケット用固定部31は、上下方向で凹部10に重なる位置に配置されている。また、凹部10をなす段差部11のうち、前側部分11aは、第二前部回転軸722よりも後方に配置され、なおかつくびれ部37に対向配置されている。
作動伝達部材8は、後部リンク部材71のギア部715に係合するピニオンギア(図示省略)と、ピニオンギアに一体的に連結された回転軸81と、回転軸81を回転させるための操作レバー(図示省略)と、操作レバーから手が離されたときに回転軸81の回転位置を保持するブレーキ機構(図示省略)とを備えている。操作レバーは常時は付勢によってその操作前の初期位置となる中立位置に保持されており、これを上下に動かす操作によって、回転軸81をその操作した方向に回転操作して、操作から手を離すことによって、ブレーキ機構によって回転軸81の回転位置を保持したまま、操作レバーのみが付勢によって中立位置に戻される構成となっている。
また、作動伝達部材8には周方向に所定の間隔を空けて設けられたブレーキ用固定部82,83が前後に一対ずつ備えられている。このブレーキ用固定部82,83がクッションサイドフレーム3に固定されている。
凹部10内には、後部リンク部材71に対して側方から当接するように、内側に向けて凸となるビード13が形成されている。
また、凹部10内には、作動伝達部材8の後方に形成され、当該作動伝達部材8の取付位置とは段差が異なる第二段差部12が設けられている。第二段差部12の方が作動伝達部材8の取付位置よりも外側となっている。この第二段差部12に第二後部回転軸713が取り付けられている。そして、凹部10の後方には、クッションサイドフレーム3の後端部に配置される連結部材9が取り付けられている。つまり、内側から順に、作動伝達部材8、第二後部回転軸713、後方の連結部材9、ブラケット用固定部31,32が配置されている。これらが異なる垂直面上に配置されるように段差(段差11,12、突出部33,34,35)が形成されている。
また、ブラケット41の下端部43は後方の連結部材9に対向することになるが、当該下端部43が上方に向けて凸となる湾曲した形状となっているために、後方の連結部材9を避けることとなる。
そして作動伝達部材8は、凹部10内であって、後方の一対のブレーキ用固定部83が前方のブラケット用固定部31よりも前方となるように配置されている。さらに図6に示すように、作動伝達部材8は、後方の一対のブレーキ用固定部83の間に、作動伝達部材8の軸心と、後方の連結部材9の軸心とを結んだ線Lが存在するように配置されている。
図10は凹部10を内側から見た斜視図であり、図11は凹部10を外側から見た斜視図である。
図10に示すように、凹部10には、作動伝達部材8のピニオンギアをより一層内側に配置するためのピニオンギア用凹部14が形成されている。ピニオンギア用凹部14は、凹部10よりもより内側に凹んでいる。そしてピニオンギア用凹部14における後部には、ピニオンギアと、後部リンク部材71のギア部715とを係合させるためのスリット15が上下方向に沿って形成されている。
また、図10及び図11に示すように、凹部10には、クッションサイドフレーム3が下降して第一後部回転軸711が近接した際に、当該第一後部回転軸711との接触を避けるように形成された回転軸用凹部16が設けられている。この回転軸用凹部16は、図10に示すように内側から見ると凹部10をなす段差部11が当該凹部10の中心に向けて窪んでいる。他方、図11に示すように外側から見ると凹部10をなす段差部11が当該凹部10の中心に向けて突出している。
また、図6に示すように、クッションサイドフレーム3には、例えばシートベルトなどの被支持部材(図示省略)を支持するための支持ワイヤ17が取り付けられている。支持ワイヤ17には前後方向に沿う長辺部171と、上下方向に沿う短辺部172と、長辺部171及び短辺部172を連結する折り曲げ部173とを備えている。短辺部172は、補強凹部38内に溶接により固定されている。また、長辺部171の後端部はクッションサイドフレーム3の上縁部であってブラケット41の直前部分に溶接により固定されている。他方、長辺部171の前端部はクッションサイドフレーム3の上縁部であって作動伝達部材8よりも前方に溶接により固定されている。この長辺部171の溶接部分を前後二箇所の取付部174,175とする。前後二箇所の取付部174,175間は、凹部10に対向している。
また、図10に示すように、クッションサイドフレーム3の上縁部には、内側に折り曲げ形成されたフランジ39が設けられている。このフランジ39はクッションサイドフレーム3の前端部から、前後二箇所の取付部174,175のうち後方の取付部174まで延在している。そして、フランジ39の後端部は後方の取付部174近傍で切り欠かれている(図10に示す円S2内参照)。この切欠の近傍ではシートバックフレーム2がリクライニングされる際に、当該シートバックフレーム2を覆うクッションパッドが近接することになるが、この切欠によってクッションパッドとの接触が抑制されている。
以上のように、本実施形態によれば、クッションパッド55の表面を覆う表皮56を固定するためのトリムワイヤ50に、後部リンク部材71の第一後部回転軸711及び前部リンク部材72の第一前部回転軸721に対して軸方向で重ならない逃げ部54が形成されているので、後部リンク部材71の第一後部回転軸711及び前部リンク部材72の第一前部回転軸721の側方にはある程度のスペースが確保されることになる。このため、後部リンク部材71及び前部リンク部材72を支持フレーム5に取り付ける際にトリムワイヤ50が邪魔とならず、取付作業性を向上させることができる。
ここで、後部リンク部材71及び前部リンク部材72が傾倒して、一対のクッションサイドフレーム3が最下位位置にあると、後部リンク部材71の第一後部回転軸711及び前部リンク部材72の第一前部回転軸721がクッションサイドフレーム3によって遮蔽されてしまう場合がある。つまり、このような状態であると、トリムワイヤ50に逃げ部54が形成されていたとしても前記回転軸711,721の側方がクッションサイドフレーム3によって遮蔽されてしまい、取付作業性を向上させる弊害となる。
他方、後部リンク部材71及び前部リンク部材72が起立して、一対のクッションサイドフレーム3が最上位位置にあると、後部リンク部材71の第一後部回転軸711及び前部リンク部材72の第一前部回転軸721は露出することになる。すわなち、一対のクッションサイドフレーム3が一対の支持フレーム5に対する最上位位置まで配置された際に、逃げ部54が、後部リンク部材71の第一後部回転軸711及び前部リンク部材72の第一前部回転軸721に対して軸方向で重ならない位置に配置されていれば、クッションサイドフレーム3が前記回転軸711,721の側方を遮蔽することを防止でき、なおかつ逃げ部54によってスペースも確保されることになる。したがって、取付作業性をより向上させることが可能である。
また、逃げ部54が上方に凸となる屈曲形状に形成されているので、逃げ部54が左右方向に凸となる場合と比較して幅方向の大型化を抑制することができる。
また、逃げ部54が山形状に形成されているので、少ない折り曲げ点数で逃げ部54を形成することができ、組み立て効率を高めることができる。
ここで、シート装置1上に人員が乗車した場合、図2に示すように表皮56にY1方向の張力が付与される。この張力はトリムコード64にも作用するため、トリムコード64には係合部65を中心として矢印Y2方向の回転力が付与される。しかしながら、予めトリムコード64の固定本体部66が逃げ部54に対向しているので、係合部65を中心にトリムコード64が回転しようとしたとしても固定本体部66が逃げ部54に当接することになる。このため、それ以上の回転が規制され、トリムコード64がトリムワイヤ50から脱落してしまうことを防止することができる。
さらに、固定本体部66と逃げ部54との間に隙間があると、トリムコード64の回転により固定本体部66が逃げ部54に当接するたびに異音が発生するおそれがある。しかしながら、固定本体部66は逃げ部54に対して予め当接しているので、固定本体部66が離れた位置から逃げ部54に当接することによる異音を防止することができる。
また、係合部65における逃げ部54に対向する部分に、当該逃げ部54との接触を防止する切欠67が形成されているので、係合部65に逃げ部54が干渉することで係合部65の係合状態が低下してしまうことを防止することができる。
例えば、1つの逃げ部54で複数のリンク部材71,72をカバーする場合、逃げ部54が大きくなってしまうことが想定される。トリムコード64の係合部65は、逃げ部54以外の部分に係合することが好ましいため、逃げ部54が大きくなってしまうと係合部65の係合箇所も少なくなってしまう。そのため、後部リンク部材71及び前部リンク部材72にそれぞれ対向するように設けられた複数の逃げ部54の間の部分を直線状に形成すると、当該部分にもトリムコード64の係合部65を取り付けることが可能となり、取付後の安定性を高めることができる。
そして複数の逃げ部54に対して連続する1つのトリムコード64が設けられているので、複数の逃げ部54に対して個別のトリムコードが設けられる場合と比しても取付作業の効率化を図ることができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、一対のクッションサイドフレーム3のうち、一方のクッションサイドフレーム3にのみトリムワイヤ50が設けられている場合を例示したが、両方のクッションサイドフレーム3にトリムワイヤ50が設けられていてもよい。
1 シート装置
2 シートバックフレーム
3 クッションサイドフレーム
4 リクライニング機構
5 支持フレーム
6 ガイドレール
7 昇降機構
8 作動伝達部材
9 連結部材
10 凹部
11 段差部
11a 前側部分
12 第二段差部
13 ビード
16 回転軸用凹部
17 支持ワイヤ
31,32 ブラケット用固定部
33,34,35 突出部
36 後側上端部
37 くびれ部
38 補強凹部
39 フランジ
41 ブラケット
43 下端部
44 段差部
50 トリムワイヤ(表皮取付部材)
51 前側ワイヤ部
52 後側ワイヤ部
53 水平ワイヤ部
54 逃げ部
55 クッションパッド
56 表皮
60 補強ワイヤ
64 トリムコード(表皮固定部材)
65 係合部
66 固定本体部
67 切欠
71 後部リンク部材(後方のリンク部材)
72 前部リンク部材(前方のリンク部材)
73 パイプ部材
81 回転軸
82,83 ブレーキ用固定部
174,175 取付部
711 第一後部回転軸
713 第二後部回転軸
721 第一前部回転軸
722 第二前部回転軸
L 線

Claims (9)

  1. シートバックフレームと、
    前記シートバックフレームの下部の左右にそれぞれ配置された左右のクッションサイドフレームと、
    前記左右のクッションサイドフレームをそれぞれ支持する左右の支持フレームと、
    前記左右のクッションサイドフレームを前記左右の支持フレームに対して昇降させるため、一端部が前記クッションサイドフレームの内側に回転自在に取り付けられ、他端部が前記支持フレームの外側に回転自在に取り付けられたリンク部材と、
    前記左右のクッションサイドフレームに取り付けられたクッションパッドの表面を覆う表皮を固定するため、前記クッションサイドフレームから前記リンク部材の側方に重なる位置まで下方に延在し、なおかつ前後方向にも延在する表皮取付部材とを備え、
    前記表皮取付部材には、前記リンク部材の他端部側の回転軸に対して、軸方向で重ならない逃げ部が形成されていることを特徴とするシート装置。
  2. 請求項1に記載のシート装置において、
    前記左右のクッションサイドフレームが前記左右の支持フレームに対する最上位位置まで配置された際に、前記逃げ部が、前記リンク部材の他端部側の回転軸に対して軸方向で重ならない位置に配置されることを特徴とするシート装置。
  3. 請求項1又は2に記載のシート装置において、
    前記逃げ部は、上方に凸となる屈曲形状に形成されていることを特徴とするシート装置。
  4. 請求項3記載のシート装置において、
    前記逃げ部は、山形状に形成されていることを特徴とするシート装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のシート装置において、
    前記表皮を前記表皮取付部材に固定するための表皮固定部材をさらに備え、
    前記表皮固定部材は、
    前記表皮取付部材に係合する係合部と、
    前記係合部に一体的に形成され、なおかつ前後方向に延在して、前記逃げ部に対向する固定本体部とを備えることを特徴とするシート装置。
  6. 請求項5記載のシート装置において、
    前記固定本体部は、前記逃げ部に対して予め当接していることを特徴とするシート装置。
  7. 請求項5又は6記載のシート装置において、
    前記係合部における前記逃げ部に対向する部分には、前記逃げ部との接触を防止する切欠が形成されていることを特徴とするシート装置。
  8. 請求項5〜7のいずれか一項に記載のシート装置において、
    前記リンク部材は、前記クッションサイドフレームの前後それぞれに設けられていて、
    前記表皮取付部材には、前後の前記リンク部材にそれぞれ対向するように複数の前記逃げ部が設けられていて、前記複数の逃げ部の間の部分が直線状に形成されていることを特徴とするシート装置。
  9. 請求項8記載のシート装置において、
    複数の前記逃げ部に対して連続する1つの前記表皮固定部材が設けられていることを特徴とするシート装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016088363A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
CN111867880A (zh) * 2018-03-28 2020-10-30 马自达汽车株式会社 车辆用座椅结构

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