JP2018024317A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドレール機構周りにおいてねじれを抑制する。【解決手段】車両用シートは、シートクッションの高さを調整する高さ調整機構40は、シートクッションと共に揺動するリアリンク41及びフロントリンク42を有し、リアリンク41及びフロントリンク42は、ロアレール31の延出方向において互いに離れており、アッパレール32は、リアリンク41及びフロントリンク42の双方を揺動可能な状態で支持するリンク支持ブラケット35を備え、リンク支持ブラケット35は、シート幅方向においてリアリンク41がフロントリンク42に差し掛かり、かつ、シート幅方向においてリアリンク41及びフロントリンク42の双方がロアレール31の中央位置よりも内側に位置するように双方のリンクを支持している。【選択図】図17

Description

本発明は、車両用シートに係り、特に、シートクッションの下に配置されたスライドレール機構と、シートクッションの高さを調整する高さ調整機構と、を有する車両用シートに関する。
シートクッションの下に配置されたスライドレール機構と、シートクッションの高さを調整する高さ調整機構と、を有する車両用シートは、既に周知である(例えば、特許文献1参照)。また、上記の高さ調整機構は、シートクッションの高さを変えるために回動する回動体を備えることがある。この回動体は、シートクッション及びスライドレール機構の間に介在しており、回動することによってシートクッションを上下方向に移動させるものである。
特開2013−35518号公報
ところで、車両衝突等によって車両用シートに対してねじれ荷重が入力される場合がある。このため、車両用シートの構成としては、車両用シートのねじれを抑制する上で適切な構成が望ましく、特に、ねじれが発生するスライドレール機構周辺の構成がねじれ荷重を考慮した構成となっていることが求められる。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、スライドレール機構周辺の構成がねじれ荷重を考慮した構成となった車両用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の車両用シートによれば、シートクッションと、該シートクッションの下に配置されたスライドレール機構と、前記シートクッションの高さを調整する高さ調整機構と、を有する車両用シートであって、前記スライドレール機構は、車体に固定されるロアレールと、該ロアレールの延出方向に沿って移動可能なアッパレールとを有し、前記高さ調整機構は、前記高さを調整するために前記シートクッションと共に揺動する第一リンク及び第二リンクを有し、前記第一リンク及び前記第二リンクは、前記延出方向において互いに離れており、前記アッパレールは、前記第一リンク及び前記第二リンクの双方を揺動可能な状態で支持する支持部を備え、前記支持部は、前記車両用シートの幅方向において前記双方のうちの一方が他方に差し掛かり、かつ、前記幅方向において前記双方が前記ロアレールの中央位置よりも内側に位置するように前記双方を支持していることにより解決される。
上記のように構成された本発明の車両用シートでは、高さ調整機構に設けられた2つのリンクのうちの一方がシート幅方向において他方に差し掛かり、かつ、シート幅方向において各リンクがロアレールの中央位置よりも内側に位置している。このような位置関係であれば、車両用シートに入力された荷重(ねじれ荷重)が各リンクへ伝達されて各リンクがシート幅方向に動いてしまうのを抑えることが可能となる。これにより、シートクッションがスライドレール機構に対して動いて車両用シートにねじれが生じてしまうのを適切に抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、シートバックと、前記シートクッションに対する前記シートバックの角度を調整するためのリクライニング機構を更に有し、前記シートクッションは、シートクッションフレームを有し、前記幅方向における前記シートクッションフレームの両端部にはサイドフレームが備えられており、前記幅方向において、前記リクライニング機構の両端、並びに前記サイドフレームの両端が前記ロアレールの両端の間に位置しているとよい。
上記の構成によれば、シート幅方向において、ロアレールが設けられている範囲内にリクライニング機構とシートクッションフレームのサイドフレームとが収まっている。これにより、車両用シートをよりコンパクト化することが可能となる。
また、上記の構成において、前記シートクッションは、シートクッションフレームを有し、シートバックフレームを備えたシートバックと、前記シートバックフレームと前記シートクッションとを連結させる板状の連結部材と、を更に有し、前記連結部材は、前記幅方向の外側に隆起した形状の脆弱部を有し、前記幅方向において、前記脆弱部が前記ロアレールの両端の間に位置しているとよい。
上記の構成によれば、シート幅方向において、ロアレールが設けられている範囲内に連結部材の脆弱部が位置している。これにより、連結部材の取り付けに伴って車両用シートが大型化してしまうのを抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、前記シートクッションは、シートクッションフレームを有し、前記シートクッションフレームは、前記幅方向における前記シートクッションフレームの両端部に備えられたサイドフレームと、該サイドフレームの間に配置されて前記サイドフレーム同士を連絡する連絡部材と、を有し、前記連絡部材は、前記第二リンクよりも前記第一リンクに近い位置に配置されており、前記高さ調整機構が前記高さを下降させる際に前記第一リンクの延出方向における前記第一リンクの中央部に近付き、前記第一リンクは、前記中央部に向かうほど前記連絡部材から離れるように湾曲しているとよい。
上記の構成によれば、連絡部材により近い第一リンクが、その延出方向における中央部に向かうほど連絡部材から離れるように湾曲している。これにより、高さ調整機構がシートクッションの高さを下降させる際、連絡部材が第一リンクの延出方向中央部に近付くように移動(相対移動)したとしても、第一リンクが連絡部材と干渉してしまうのを抑制することが可能となる。
本発明によれば、車両用シートに入力された荷重が各リンクへ伝達されることで各リンクがシート幅方向に動いてしまうのを抑えることで、車両用シートのねじれを抑制することが可能となる。
また、本発明によれば、シート幅方向において、ロアレールが設けられている範囲内にリクライニング機構とシートクッションフレームのサイドフレームとが収まっていることで、よりコンパクトな車両用シートが実現される。
また、本発明によれば、シート幅方向において、ロアレールが設けられている範囲内に連結部材の脆弱部が位置していることで、連結部材の取り付けに伴う車両用シートの大型化を抑制することが可能となる。
また、本発明によれば、高さ調整機構がシートクッションの高さを下降させる際にリンクが連絡部材と干渉してしまうのを抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る車両用シートの外観図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートのフレーム構造を示す図である。 車両用シートのフレーム下部を側方から見た図である。 図3中のA−A断面を示す図である。 車両用シートのフレーム後端部を示す斜視図である。 シートクッションサイドフレームに設けられたトリムコード取り付け部を示す図である。 シートクッションサイドフレームに取り付けられたトリムコードを示す図である。 前側連絡パイプの端部構造を示す断面図である。 後側連絡パイプの端部構造を示す断面図である。 連結ブラケットの外観図である。 スライドレール機構のフットを正面から見た図である。 シート幅方向一端側に配置されたスライドレール機構を示す図である。 シート幅方向他端側に配置されたスライドレール機構を示す図である。 高さ調整機構の概略構成を示す図である。 高さ調整機構の動きに関する説明図である。 前側リンクの端部形状に関する説明図である。 車両用シートのフレーム側端部を正面から見た図である。
以下、本発明の一実施形態(本実施形態)に係る車両用シートの構成について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
なお、以下の説明中、「前後方向」とは、車両用シートの前後方向を意味し、車両用シートの着座者から見たときの前後方向、すなわち車両の走行方向と一致する方向である。また、「シート幅方向」とは、車両用シートの幅方向を意味し、車両用シートの着座者から見たときの左右方向と一致する。「高さ方向」とは、車両用シートの高さ方向を意味し、前後方向及びシート幅方向の双方と直交する方向、すなわち上下方向と一致する。
また、以下に説明する各部材の位置及び状態は、特に断る場合を除き、完成品としての車両用シートにおける位置や状態を表すものである。
また、以降で参照する図面の一部では、図示の都合上、車両用シートを構成する部品の一部を省略している。例えば、図4に図示の断面図では、ブレーキ機構70について内部構造の図示を省略し、ケーシングのみを図示している。
先ず、本実施形態に係る車両用シートSの基本構成について説明する。本実施形態に係る車両用シートSの基本構成は、公知である一般的な車両用シートと略同じ構成であり、図1に示すようにシートバックS1、シートクッションS2及びヘッドレストS3を有する。また、車両用シートSは、その骨格として、図2に図示のシートフレームFを有する。シートフレームFは、シートバックフレーム10と、シートクッションフレーム20と、を主な構成要素としている。シートバックS1及びシートクッションS2は、それぞれのフレームにウレタン等からなるクッションパッドUを置き、クッションパッドUの表面を表皮材Rで覆うことによって構成されている。
また、シートクッションS2の下部には、シートバックS1、シートクッションS2及びヘッドレストS3を前後方向にスライド移動させるためのスライドレール機構30が配置されている。スライドレール機構30は、図1に示すように隙間を隔てて左右一対設けられている。各スライドレール機構30は、図2に示すように、前後方向に延出した状態で車体に固定されているロアレール31と、ロアレール31の延出方向に沿って移動可能なアッパレール32と、を有する。
さらに、高さ方向においてシートクッションS2とスライドレール機構30との間には、シートクッションS2の高さを調整するための高さ調整機構40が備えられている。なお、高さ調整機構40を駆動させるための操作レバーLがシートクッションS2の脇位置に設けられている。
以下、車両用シートSの各部について個別に説明することとする。
(シートバックフレーム10)
シートバックフレーム10は、逆さU字形のアッパフレーム11と、シート幅方向両端部をなす左右一対のシートバックサイドフレーム12と、シートバックサイドフレーム12の下端部の間に架設されたロアメンバーフレーム13と、を有する。また、左右一対のシートバックサイドフレーム12のうち、一方のシートバックサイドフレーム12の下端部にはリクライニング機構50が取り付けられている。このリクライニング機構50は、シートクッションS2に対するシートバックS1の角度(傾き)を調整するものである。
また、本実施形態では、図4に示すように、シート幅方向において、リクライニング機構50の両端がロアレール31の両端の間に位置している。このようにシート幅方向においてロアレール31が設けられている範囲内にリクライニング機構50が収まっていることで、その分、車両用シートSがよりコンパクトになっている。なお、リクライニング機構50の構成は、公知であるため、説明を省略することとする。
さらに、図2に示すように、左右一対のシートバックサイドフレーム12の各々の脇位置(シート幅方向外側)には渦巻き状のスパイラルスプリング60が配置されている。このスパイラルスプリング60は、シートクッションS2に向かって倒れる向き(すなわち、前傾する向き)にシートバックS1を付勢する。
(シートクッションフレーム20)
シートクッションフレーム20は、上方から見たときに方形枠状の外形形状を有しており、シート幅方向両端部に位置するシートクッションサイドフレーム21(サイドフレームに相当)と、シートクッションフレーム20の前端部を構成するパンフレーム22と、を主たる構成要素とする。また、シートクッションサイドフレーム21の後端部の上方部分には、連結ブラケット23が取り付けられている。この連結ブラケット23は、板状の連結部材に相当し、シートクッションサイドフレーム21とシートバックサイドフレーム12とを連結するために設けられた金属板部材である。なお、連結ブラケット23の構成については、後に詳述する。
シートクッションサイドフレーム21について図3〜図5を参照しながら詳しく説明する。各シートクッションサイドフレーム21は、側面視で図3に図示の形状をなしており、前後方向に延びた金属鋼板によって構成されている。また、シートクッションサイドフレーム21は、対応するスライドレール機構30(より近い位置に在るスライドレール機構30)の直上位置にある。さらに、図4に示すように、シート幅方向において、シートクッションサイドフレーム21の両端がロアレール31の両端の間に位置している。このようにシート幅方向において、ロアレール31が設けられている範囲内にシートクッションサイドフレーム21が収まっていることで、その分、車両用シートSがよりコンパクトになっている。
シートクッションサイドフレーム21の上部及び下部には、シートクッションサイドフレーム21の剛性向上の目的から、補強部21a、21bが形成されている。各補強部21a、21bは、シート幅方向外側に略円弧状に膨出したビード状部分であり、本実施形態ではシートクッションサイドフレーム21の後端から前後方向中央部分まで延出している。
また、図3及び図5に示すように、シートクッションサイドフレーム21の外側表面(シート幅方向において外側に位置する表面)のうち、前後方向中央部よりもやや後方に位置する領域にブレーキ機構70が取り付けられている。このブレーキ機構70は、通常時には高さ調整機構40をロックしておくためのデバイスである。つまり、通常時、ブレーキ機構70は、車両用シートS(厳密にはシートバックS1、シートクッションS2及びヘッドレストS3)の自重に抗してシート高さを保持する。また、ブレーキ機構70によるロックは、図1に図示の操作レバーLが操作されることで解除される。なお、ブレーキ機構70の構成は、公知であるため、説明を省略することとする。
また、図5に示すように、シートクッションサイドフレーム21のうち、ブレーキ機構70が取り付けられている箇所の上方及び下方には、上述の補強部21a、21bが存在している。換言すると、ブレーキ機構70の上方及び下方にはシートクッションサイドフレーム21の補強部21a、21bが設けられている。
また、図4及び図6に示すように、シートクッションサイドフレーム21の下端部は、シート幅方向内側に幾分延出してフランジ部21dを形成している。このフランジ部21dは、シートクッションサイドフレーム21の後端から前端に亘って延びている。さらに、前後方向におけるフランジ部21dの複数箇所には、図6に図示の切り欠き21eが形成されている。この切り欠き21eの縁部分には、図7に示すように車両用シートSの表皮材Rの端末を固定するためのトリムコードJが掛かり留めされている。なお、切り欠き21eの全長(前後方向における長さ)は、トリムコードJの全長(前後方向における長さ)と略等しくなっている。これにより、トリムコードJは、切り欠き21eの前端縁及び後端縁の間に拘束されることで前後方向において位置決めされ、また、前後方向での位置ずれが規制されるようになる。
シートクッションフレーム20の構成について再び説明すると、図2に示すように、左右一対のシートクッションサイドフレーム21の後端部同士が後側連絡パイプ24によって連絡(連結)されている。この後側連絡パイプ24は、シート幅方向に沿って延出した丸パイプによって構成されている。さらに、図2に示すように、左右一対のシートクッションサイドフレーム21の前端部同士が前側連絡パイプ27によって連絡(連結)されている。この前側連絡パイプ27は、連絡部材に相当し、シート幅方向に沿って延出した丸パイプによって構成されている。
後側連絡パイプ24及び前側連絡パイプ27の各々は、シートクッションサイドフレーム21の間に配置されており、その端部は、シートクッションサイドフレーム21を貫通した状態でシートクッションサイドフレーム21に接合されている。より具体的に説明すると、シートクッションサイドフレーム21の前端部には、前側連絡パイプ27の端部が挿入される貫通孔が形成されている。また、貫通孔の外縁部21fは、図8に示すようにシート幅方向内側に窪んだ上で、バーリング加工によって筒部を形成している。これにより、シートクッションサイドフレーム21が比較的薄肉の鋼板によって構成された場合であっても、バーリング加工によって形成される筒部の幅(シート幅方向における長さ)が確保される。そして、当該筒部に前側連絡パイプ27の端部を差し込んで溶接することで、前側連絡パイプ27の端部がシートクッションサイドフレーム21と良好に接合するようになる。
同様に、シートクッションサイドフレーム21の後端部には、後側連絡パイプ24の端部が挿入される貫通孔が形成されている。また、貫通孔の外縁部21gは、図9に示すようにシート幅方向内側に窪んだ上で、バーリング加工によって筒部を形成している。一方、後側連絡パイプ24の両端部は、別部材としての端部スリーブ28によって構成されている。端部スリーブ28は、後側連絡パイプ24中、端部スリーブ28以外の部分(以下、パイプ本体)の外径よりも僅かに大きい内径を有する筒状部材である。そして、図9に示すように、端部スリーブ28内にはパイプ本体の端部が嵌合している。
また、端部スリーブ28は、図9に示すように、バーリング加工によって形成された筒部に挿入された後にシート幅方向外側端部をカシメられている。これにより、端部スリーブ28のシート幅方向外側端部には、フレア状の係止部28aが形成されている。なお、図9に示すように、係止部28aとバーリング加工によって形成された筒部との間には円環状の金属ブッシュ29が介在している。これにより、端部スリーブ28を含む後側連絡パイプ24は、シートクッションサイドフレーム21に対して相対回転可能な状態でシートクッションサイドフレーム21に支持されている。換言すると、シートクッションサイドフレーム21は、後側連絡パイプ24の中心軸を回動中心として後側連絡パイプ24に対して相対的に回動することが可能である。
次に、連結ブラケット23について図10を参照しながら説明する。連結ブラケット23は、図10に図示したように側方視で略三角形状の外形形状を有している。より詳しく説明すると、略三角形状の連結ブラケット23のうち、前端部に相当する角部にはボルト穴23hが形成されている。同様に、連結ブラケット23の下方後端部に相当する角部にもボルト穴23hが形成されている。
そして、それぞれのボルト穴23hがシートクッションサイドフレーム21に形成されたボルト穴(不図示)と連通した状態で当該ボルト穴23hにボルトが挿入されることにより、図3に示すように、連結ブラケット23がシートクッションサイドフレーム21の後端部に締結される。
なお、図10に示すように、連結ブラケット23の前端部に相当する角部の外縁部分は、シート幅方向外側に折れ曲がってフランジ型の補強部23aを形成している。この補強部23aは、連結ブラケット23の前端部に相当する角部に形成されたボルト穴23hのやや前方に位置し、当該ボルト穴23hの外縁の前側半分に沿うように形成されている。
また、図10に示すように、連結ブラケット23の下方後端部に相当する角部には、シート幅方向外側に隆起した形状をなした脆弱部23bが形成されている。この脆弱部23bは、連結ブラケット23中のその他の部分より剛性が低く、車両後突時にシートバックS1に入力される衝撃荷重が連結ブラケット23に伝達された際に変形する(押し潰れる)ことで当該衝撃荷重を吸収する。なお、脆弱部23bは、連結ブラケット23の下方後端部に相当する角部に形成されたボルト穴23hのやや上方に位置し、前後方向に沿って伸びている。
また、本実施形態において、図4に示すように、脆弱部23bは、シート幅方向においてロアレール31の両端の間に位置している。このようにシート幅方向において、ロアレール31が設けられている範囲内に連結ブラケット23の脆弱部23bが収まっていることで、連結ブラケット23の取り付けに伴って車両用シートSが大型化してしまうのを抑制することが可能となる。
また、図10に示すように、連結ブラケット23のうち、上方後端部に相当する角部には比較的大きな貫通孔23cが形成されている。つまり、連結ブラケット23の上方後端部に相当する角部は、環状部23dを構成している。また、貫通孔23cの縁の上端位置には、図10に示すように、シート幅方向外側に向かって突出した係合突起部23eが設けられている。この係合突起部23eには、スパイラルスプリング60の端部(内側端部)が係合している。
なお、係合突起部23eは、連結ブラケット23を構成する金属板部材の一部を切り起こすことで形成されている。つまり、連結ブラケット23各部(具体的には、補強部23a、脆弱部23b、環状部23d及び係合突起部23e)は、すべて同一の部材によって構成されており一体化している。また、係合突起部23eの延出方向において当該係合突起部23eの基端部(根元部)には矩形状の抜き孔23fが形成されており、その分、連結ブラケット23の軽量化が図られている。
(スライドレール機構30)
スライドレール機構30は、ロアレール31及びアッパレール32の他に、フット33及びリンク支持ブラケット34、35を有する。フット33は、ロアレール31を車体に固定するためにロアレール31の前端部に取り付けられる部材である。フット33は、図11に示すように、ロアレール31の下部に位置してロアレール31に取り付けられる被取り付け部33aと、被取り付け部33aの前端から斜め下方に延出した舌状部33bとを有する。また、舌状部33bには、フット33を車体に締結するためのボルト(不図示)が挿入されるボルト穴33cが形成されている。
さらに、図11に示すように、フット33の外縁部は、隆起して第一隆起部33dを形成している。この第一隆起部33dは、舌状部33bの外縁全域に亘って形成されている。すなわち、第一隆起部33dは、ボルト穴33cを取り囲むように形成されている。
また、図11に示すように、被取り付け部33aの中央部分は、上方に隆起して第二隆起部33eを形成している。この第二隆起部33eは、ロアレール31に固定される部分である。以上のようにフット33には第一隆起部33d及び第二隆起部33eが設けられていることにより、フット33中、第一隆起部33dと第二隆起部33eとの間に位置する部分は、相対的に窪んでいることになる。
リンク支持ブラケット34、35は、支持部に相当し、高さ調整機構40が備える回動リンク(具体的には後述のリアリンク41及びフロントリンク42)を支持する金属板部材である。このリンク支持ブラケット34、35は、前後方向に長く延びており、アッパレール32の上面に溶接されている。また、各リンク支持ブラケット34、35は、図12及び図13に示すように、アッパレール32の上面に溶接固定される底壁と、底壁から立設した立壁36を有する。
そして、立壁36の前端部及び後端部に回動リンクがピボットピンPを介して揺動自在に支持されている。また、本実施形態において、各リンク支持ブラケット34、35は、ロアレール31の中央位置(シート幅方向における中央位置)よりもシート幅方向内側で回動リンクを支持している。
上記のリンク支持ブラケット34、35は、左右一対設けられており、本実施形態では、リンク支持ブラケット34、35の間で立壁36の構造が異なっている。以下、図12及び図13を参照しながら、各リンク支持ブラケット34、35の立壁36の構造について説明する。なお、以下では、シート幅方向において、リクライニング機構50が配置されている側と同じ側にあるリンク支持ブラケット34を、第一の支持ブラケットと呼び、リクライニング機構50が配置されている側とは反対側にあるリンク支持ブラケット35を、第二の支持ブラケットと呼ぶ。
第一の支持ブラケット(リンク支持ブラケット34)が有する立壁36は、図12に示すように、剛性向上のための凸部加工がなされた形状となっている。具体的に説明すると、第一の支持ブラケットが有する立壁36の前端部、中央部及び後端部にそれぞれ凸部36a、36b、36cが形成されている。
立壁36の前端部に形成された凸部36aは、シート幅方向外側に円弧状に隆起したビード状部分であり、前方に向かって斜め上方に延びている。この凸部36aにより、シートクッションS2を持ち上げる向きの荷重に対する剛性が確保される。立壁36の中央部に形成された凸部36bは、シート幅方向に略三角柱状に隆起した部分であり、前後方向において複数箇所に形成されている。この凸部36bにより、ねじれ荷重に対する剛性が確保される。立壁36の後端部に形成された凸部36cは、シート幅方向に略三角柱状に隆起した部分であり、中央部に形成された凸部36bよりも幾分大きなサイズとなっている。この凸部36cにより、ねじれ荷重に対する剛性が更に確保される。
なお、本実施形態では、立壁36の各部に形成された凸部36a、36b、36cが前後方向において分離していることとしたが、望ましくは、すべての凸部36a、36b、36cが連続しているのがよい。
一方で、第二の支持ブラケット(リンク支持ブラケット35)が有する立壁36は、図13に示すように凸部を備えておらず、その分、第一の支持ブラケットが有する立壁36よりも低剛性となっている。ただし、これに限定されるものではなく、第二の支持ブラケットが有する立壁36にも凸部が形成されてもよい。
(高さ調整機構40)
高さ調整機構40は、回動リンクの回動により、シートクッションS2の高さを調整する。回動リンクは、左右それぞれに2つずつ配置されている。具体的に説明すると、左右一対設けられたスライドレール機構30の各々の直上位置(厳密には、アッパレール32の直上位置)には2つの回動リンクが配置されている。当該2つの回動リンクは、前後方向(すなわち、ロアレール31の延出方向)において互いに離れている。より前方の回動リンクは、第一リンクに相当し、以下ではフロントリンク42と呼ぶこととする。より後方の回動リンクは、第二リンクに相当し、以下ではリアリンク41と呼ぶこととする。
以下、高さ調整機構40の構造について図14及び図15を参照しながら説明する。高さ調整機構40において、リアリンク41及びフロントリンク42の双方は、シートクッションS2及びアッパレール32の各々に対して揺動可能な状態で支持されている。
具体的に説明すると、リンク支持ブラケット34、35の前端部にはフロントリンク42の下端部が、リンク支持ブラケット34、35の後端部にはリアリンク41の下端部が、それぞれピボットピンPを介して揺動可能な状態で支持されている。また、前後方向においてシートクッションサイドフレーム21の中央部分よりもやや前方寄りの部分には、フロントリンク42の上端部がピボットピンPを介して揺動可能な状態で支持されている。さらに、シートクッションフレーム20の後端部には、リアリンク41の上端部が揺動可能な状態で支持されている。
ここで、リアリンク41の上端部の支持構造について詳述すると、リアリンク41の上端部は、図14に示すように側面視で略扇形状となっており、その中央部分には貫通孔が形成されている。この貫通孔には、図9に示すように、後側連絡パイプ24の端部スリーブ28が嵌合している。そして、リアリンク41の上端部は、端部スリーブ28(厳密には、貫通孔の外縁部)に溶接されている。
端部スリーブ28を含む後側連絡パイプ24は、前述したように、シートクッションサイドフレーム21に対して相対回転可能な状態でシートクッションサイドフレーム21に支持されている。これにより、リアリンク41の上端部は、シートクッションサイドフレーム21に対して相対回動可能となる。なお、図9に示すように、端部スリーブ28の外周部のうち、リアリンク41が嵌合している部分と、シートクッションサイドフレーム21に接合されている部分との間には円筒状の樹脂カラー80が嵌合している。
高さ調整機構40の構造についての説明に戻ると、シート幅方向においてリクライニング機構50と同じ側に位置するリアリンク41(すなわち、第一の支持ブラケットの後端部に支持されているリアリンク41)には、図14に示すようにセクタギア45が設けられている。具体的に説明すると、上記リアリンク41の上端部は、略扇状となっており、その前端部にギア歯が形成されている。このギア歯が形成されているリアリンク41の上方前端部がセクタギア45を構成している。そして、セクタギア45は、ピニオンギア46と噛み合っている。ピニオンギア46は、ブレーキ機構70から延出しているギア軸47に取り付けられ、当該ギア軸47の回転に伴って回転する。
そして、ピニオンギア46が回転すると、ピニオンギア46とセクタギア45との噛み合い位置が変化する。これに伴って、リアリンク41が揺動し、これに従動する形で残りの回動リンク(すなわち、上記のリアリンク41と対をなすリアリンク41と、2つのフロントリンク42)が同じ向きに揺動する。この際、各回動リンクは、シートクッションS2を連れ回るように回動する(換言すると、シートクッションS2と共に揺動する)。この結果、シートクッションS2が図15に示すように昇降し、シートクッションS2の高さが調整されることになる。なお、図15中、実線にて示したシートクッションS2の位置は、最上位置に相当し、破線にて示したシートクッションS2の位置は、最下位置に相当する。
次に、回動リンクの構成について説明する。各回動リンクは、金属製の板材によって構成されており、所定形状にプレス加工されている。詳しく説明すると、リアリンク41は、側方視で略直線状に延出した形状をなしている。他方、フロントリンク42は、側方視で略曲線状に延出した形状をなしている。
フロントリンク42についてより詳細に説明すると、フロントリンク42は、前後方向においてリアリンク41よりも前側連絡パイプ27に近い位置に配置されている。換言すると、前側連絡パイプ27は、リアリンク41よりもフロントリンク42に近い位置に配置されている。また、図15に示すように、高さ調整機構40がシートクッションS2の高さを下降させる際に、フロントリンク42の延出方向におけるフロントリンク42の中央部(以下、延出方向中央部42a)に近付くようになる。ここで、フロントリンク42は、側方視で弓型形状をなしており、延出方向中央部42aに向かうほど前側連絡パイプ27から離れるように湾曲している。したがって、高さ調整機構40がシートクッションS2の高さを下降させる際に前側連絡パイプ27がフロントリンク42クの延出方向中央部42aに近付くように移動(相対移動)したとしても、フロントリンク42が前側連絡パイプ27と干渉してしまうのを抑制することが可能となる。
また、フロントリンク42の形状について更に詳しく説明すると、フロントリンク42の延出方向端部は、図16に示すように、面取りされて略台形形状をなしている。つまり、フロントリンク42の延出方向端部のうち、ピボットピンP周辺の部分は、通常、半円形状となっているが、本実施形態では、面取りされて当該部分の外縁がピボットピンPに近付けられている。これにより、フロントリンク42をより軽量なものにすると共に、フロントリンク42の母材からフロントリンク42を加工成形する際の歩留まりを向上させることが可能となる。
なお、図16では、フロントリンク42の上端部のみを図示しているが、下端部についても上端部と同様に略台形状に面取りされており、当該部分の外縁がピボットピンPに近付けられている。
次に、各回動リンクの配置位置について説明すると、各回動リンクは、上下方向においてアッパレール32の直上位置に位置している。より具体的に説明すると、各回動リンクの下端部は、ピボットピンPを介してリンク支持ブラケット34、35の立壁36に支持されている。
また、各回動リンクは、シート幅方向において、リンク支持ブラケット34、35の立壁36の内側表面に対向する位置に配置されている。そして、本実施形態において各回動リンクは、ロアレール31の中央位置よりも内側に位置している。より具体的に説明すると、図17に示すように、リンク支持ブラケット34、35は、シート幅方向においてリアリンク41及びフロントリンク42の双方がロアレール31の中央位置(図17中、記号Cが付された位置)よりも内側に位置するように当該双方の回動リンクを支持している。なお、図17では、シート幅方向におけるシートフレームFの一端部(リクライニング機構50が配置されている側とは反対側の端部)の構成のみを図示しているが、当該構成は、シートフレームFの他端部(リクライニング機構50が配置されている側と同じ側の端部)の構成についても略同様となっている。
さらに、図17に示すように、シート幅方向におけるシートフレームFの一端部(リクライニング機構50が配置されている側とは反対側の端部)では、リアリンク41及びフロントリンク42のうちの一方が他方に差し掛かる位置に配置されている。換言すると、リンク支持ブラケット35は、シート幅方向においてリアリンク41がフロントリンク42に差し掛かるように当該双方の回動リンクを支持している。
以上までに説明した位置に各回動リンクが支持されていることで、車両後突時等において車両用シートSに生じるねじれ荷重に対する強度が十分に確保されることになる。より詳しく説明すると、本実施形態では、前述の通り、シート幅方向においてリアリンク41及びフロントリンク42の双方がロアレール31の中央位置よりも内側に位置し、双方の回動リンクのうちの一方が他方に差し掛かっている。これにより、シートバックS1に入力された荷重が各回動リンクへ伝達されることで各回動リンクがシート幅方向に動いてしまうのを抑えることが可能となる。この結果、シートクッションS2がスライドレール機構30に対して相対移動してスライドレール機構30周辺でねじれが生じてしまう状況を、適切に抑制することが可能となる。
なお、シート幅方向においてリアリンク41がフロントリンク42に差し掛かっているという位置関係については、シート幅方向におけるシートフレームFの両端部のうちの一方でのみ成立してもよく、両端部の各々において成立してもよい。
10 シートバックフレーム
11 アッパフレーム
12 シートバックサイドフレーム
12a 窪み部
12h 貫通孔
13 ロアメンバーフレーム
20 シートクッションフレーム
21 シートクッションサイドフレーム(サイドフレーム)
21a,21b 補強部
21d フランジ部
21e 切り欠き
21f,21g 外縁部
22 パンフレーム
23 連結ブラケット(連結部材)
23a 補強部
23b 脆弱部
23c 貫通孔
23d 環状部
23e 係合突起部
23f 抜き孔
24 後側連絡パイプ
27 前側連絡パイプ(連絡部材)
28 端部スリーブ
28a 係止部
29 金属ブッシュ
30 スライドレール機構
31 ロアレール
32 アッパレール
33 フット
33a 被取り付け部
33b 舌状部
33c ボルト穴
33d 第一隆起部
33e 第二隆起部
34 リンク支持ブラケット(支持部)
35 リンク支持ブラケット(支持部)
36 立壁
36a、36b、36c 凸部
40 高さ調整機構
41 リアリンク(第二リンク)
42 フロントリンク(第一リンク)
42a 延出方向中央部
45 セクタギア
46 ピニオンギア
47 ギア軸
50 リクライニング機構
51 リクライニング軸
60 スパイラルスプリング
70 ブレーキ機構
80 樹脂カラー
F シートフレーム
J トリムコード
L 操作レバー
P ピボットピン
R 表皮材
S 車両用シート
S1 シートバック
S2 シートクッション
S3 ヘッドレスト
U クッションパッド

Claims (4)

  1. シートクッションと、該シートクッションの下に配置されたスライドレール機構と、前記シートクッションの高さを調整する高さ調整機構と、を有する車両用シートであって、
    前記スライドレール機構は、車体に固定されるロアレールと、該ロアレールの延出方向に沿って移動可能なアッパレールとを有し、
    前記高さ調整機構は、前記高さを調整するために前記シートクッションと共に揺動する第一リンク及び第二リンクを有し、
    前記第一リンク及び前記第二リンクは、前記延出方向において互いに離れており、
    前記アッパレールは、前記第一リンク及び前記第二リンクの双方を揺動可能な状態で支持する支持部を備え、
    前記支持部は、前記車両用シートの幅方向において前記双方のうちの一方が他方に差し掛かり、かつ、前記幅方向において前記双方が前記ロアレールの中央位置よりも内側に位置するように前記双方を支持していることを特徴とする車両用シート。
  2. シートバックと、前記シートクッションに対する前記シートバックの角度を調整するためのリクライニング機構を更に有し、
    前記シートクッションは、シートクッションフレームを有し、
    前記幅方向における前記シートクッションフレームの両端部にはサイドフレームが備えられており、
    前記幅方向において、前記リクライニング機構の両端、並びに前記サイドフレームの両端が前記ロアレールの両端の間に位置していることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記シートクッションは、シートクッションフレームを有し、
    シートバックフレームを備えたシートバックと、
    前記シートバックフレームと前記シートクッションとを連結させる板状の連結部材と、を更に有し、
    前記連結部材は、前記幅方向の外側に隆起した形状の脆弱部を有し、
    前記幅方向において、前記脆弱部が前記ロアレールの両端の間に位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。
  4. 前記シートクッションは、シートクッションフレームを有し、
    前記シートクッションフレームは、前記幅方向における前記シートクッションフレームの両端部に備えられたサイドフレームと、該サイドフレームの間に配置されて前記サイドフレーム同士を連絡する連絡部材と、を有し、
    前記連絡部材は、前記第二リンクよりも前記第一リンクに近い位置に配置されており、前記高さ調整機構が前記高さを下降させる際に前記第一リンクの延出方向における前記第一リンクの中央部に近付き、
    前記第一リンクは、前記中央部に向かうほど前記連絡部材から離れるように湾曲していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両用シート。
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