JP2014113966A - シート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】座面高さ位置を調整自在なシート装置であっても高さ方向の大型化を抑制する。
【解決手段】シート装置1は、シートバックフレーム2の下部の左右にそれぞれ配置された左右のクッションサイドフレーム3と、左右のクッションサイドフレーム3間に配置されて、凹部内にクッションパッドを収容する座部フレーム150と、左右のクッションサイドフレーム3を支持する左右の支持フレームと5、左右のクッションサイドフレーム3を昇降させて座面位置を調整する前後のリンク部材と、左右のクッションサイドフレーム3のそれぞれの前後のリンク部材のうち、後方のリンク部材間に架け渡されて、左右それぞれの後方のリンク部材を連動させる回転軸部材とを備えている。回転軸部材は、座部フレーム150の凹部の下方に配置されているとともに、下方に向けて凹んだ湾曲部を有し、当該湾曲部内に座部フレーム150の凹部が収容されるように配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート装置に係り、特に車両に搭載されるシート装置に関する。
従来、車両等のシート装置においては、左右のクッションサイドフレーム間に対して、上部が開放された容器状をなす鉄製のパンフレーム(座部フレーム)が備えられていて、このパンフレーム内にクッションパッドを収容して当該クッションパッドを支持するようになっている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−306869号公報
ここで、近年においては座面の高さ位置を調整自在なシート装置の開発も進んでいる。座面の高さ位置を調整するための昇降機構には、左右のクッションサイドフレームを昇降させるリンク機構と、左右のクッションサイドフレームのそれぞれのリンク機構を連動させるため、当該左右それぞれのリンク機構間に架け渡された回転軸部材とが備えられている。このように、クッションサイドフレームの下部付近には、昇降機構が設置されるためどうしても高さ方向への大型化が進んでしまう。特に、上述した容器状のパンフレームであるとその凹部と回転軸部材との干渉を防ぐべく高さ方向にスペースを設ける必要があり、大型化の進行が顕著となってしまうのが実状である。
そこで、本発明の課題は、座面の高さ位置を調整自在なシート装置であっても高さ方向の大型化を抑制することである。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明に係るシート装置は、
シートバックフレームと、
前記シートバックフレームの下部の左右にそれぞれ配置された左右のクッションサイドフレームと、
前記左右のクッションサイドフレーム間に配置されて、下方に向けて凹んだ凹部を有し、当該凹部内にクッションパッドを収容する座部フレームと、
前記左右のクッションサイドフレームをそれぞれ支持する左右の支持フレームと、
前記左右のクッションサイドフレームを前記左右の支持フレームに対して昇降させて座面位置を調整する前後のリンク部材と、
前記左右のクッションサイドフレームのそれぞれの前記前後のリンク部材のうち、後方のリンク部材間に架け渡されて、左右それぞれの前記後方のリンク部材を連動させる回転軸部材とを備え、
前記回転軸部材は、前記座部フレームの凹部の下方に配置されているとともに、下方に向けて凹んだ湾曲部を有し、当該湾曲部内に前記座部フレームの凹部が収容されるように配置されていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシート装置において、
前記湾曲部は、前記座部フレームの凹部に沿うように湾曲していることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のシート装置において、
前記回転軸部材は、前記クッションサイドフレームが昇降する際の前記後方のリンク部材の動作に連動して回転し、当該回転時においても前記座部フレームの凹部に沿って前記湾曲部が配置されていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記左右のクッションサイドフレームを前後方向に案内するための左右のスライドレールをさらに備え、
前記クッションサイドフレームが最下降状態のとき、前記回転軸部材は、前記スライドレールの下端部よりも上方に配置されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のシート装置において、
前記クッションサイドフレームが最下降状態のとき、前記回転軸部材は、前記スライドレールの上端部よりも上方に配置されていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記回転軸部材の後方に配置されて、前記左右のクッションサイドフレームを連結する連結部材と、
前記クッションパッドの表面を覆う表皮の一端部を保持する表皮保持ワイヤとをさらに備え、
前記連結部材には、前記座部フレームの後端部が係合していて、
前記表皮保持ワイヤは、前記連結部材に沿うように配置されるとともに、当該表皮保持ワイヤの両端部が、前記連結部材における前記座部フレームと前記左右のクッションサイドフレームとの間に固定されていることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のシート装置において、
前記表皮は、前記回転軸部材の下方を覆うように配置されるとともに、当該表皮の一端部が弾性部材を介して前記座部フレームに取り付けられていて、
前記回転軸部材が回転すると前記表皮を介して前記弾性部材が伸縮し、前記表皮における前記回転軸部材に対向する部分も昇降することを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のシート装置において、
前記回転軸部材が回転すると前記表皮を介して前記弾性部材が伸縮し、前記表皮における前記回転軸部材に対向する部分も昇降して、前記回転軸部材に常に接触していることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、座部フレームの凹部の下方に配置された回転軸部材には、下方に向けて凹んだ湾曲部が設けられており、この回転軸部材の湾曲部内に座部フレームの凹部が収めて配置されている。他方、回転軸部材が直線状である場合、回転軸部材の直近に座部フレームを配置したとしても、凹部があることにより座部フレームから下方へ離れた位置にリンク部材の回転軸が配置されることになる。このため、リンク部材自体も下方へずらさなければならず、上下方向に大きくなってしまう。しかしながら、請求項1に係る発明であると回転軸部材が直線状の場合と比べて回転軸部材と座部フレームとを上下方向に近接して配置したとしても、リンク部材の回転軸が上下方向で凹部に重なる位置に配置されるために、リンク部材を下方にずらす量を小さくすることができる。したがって、上下方向の大型化を抑制することが可能となる。
また、請求項2記載の発明によれば、座部フレームの凹部に沿うように湾曲部が湾曲しているので、凹部と湾曲部とを一層近接して配置することができ、大型化をより抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、クッションサイドフレームが昇降する際の後方のリンク部材の動作に連動して、回転軸部材が回転し、当該回転時においても座部フレームの凹部に沿って湾曲部が配置されているので、回転軸部材が回転したとしても常に湾曲部内に座部フレームの凹部が収容されることになり、回転動作に左右されずに上下方向の大型化を抑制することが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、クッションサイドフレームが最下降状態のとき、回転軸部材がスライドレールの下端部よりも上方に配置されているので、回転軸部材と床面との間隔を確保することができ、シート装置の後方に座った乗員の足入れ性を確保することができる。
請求項5記載の発明によれば、クッションサイドフレームが最下降状態のとき、回転軸部材がスライドレールの上端部よりも上方に配置されているので、回転軸部材と床面との間隔を一層確保することができ、シート装置の後方に座った乗員の足入れ性をより確保することができる。
請求項6記載の発明によれば、表皮保持ワイヤの両端部が、連結部材における座部フレームと左右のクッションサイドフレームとの間に固定されているので、座部フレームやクッションサイドフレームに影響されずに表皮保持ワイヤを連結部材に取り付けることができる。これにより、表皮保持ワイヤの取付性を高めることができる。
請求項7記載の発明によれば、回転軸部材が回転すると表皮を介して弾性部材が伸縮し、表皮における回転軸部材に対向する部分も昇降するので、回転軸部材の回転によって表皮がたるんでしまうことを抑制することができる。
請求項8記載の発明によれば、回転軸部材が回転すると表皮を介して弾性部材が伸縮し、表皮における回転軸部材に対向する部分も昇降して回転軸部材に常に接触しているので、回転軸部材の回転によって表皮がたるんでしまうことをより一層抑制することができる。
本実施形態に係るシート装置の要部構成を示す斜視図である。 図1のシート装置の一部を斜め上方から見た斜視図である。 図1のシート装置の下部を後方から見た背面図である。 本実施形態に係る最下降状態の右のクッションサイドフレーム側の昇降機構を内側から示す側面図である。 本実施形態に係る最上昇状態の右のクッションサイドフレーム側の昇降機構を内側から示す側面図である。 本実施形態に係る第二後部回転軸と表皮との位置関係を示す断面図である。 本実施形態に係る右のクッションサイドフレーム3を外側から示す側面図である。 本実施形態に係るクッションサイドフレームの後端部付近を外側から拡大して示す側面図である。 図8に対してブラケットを想像線で追加した側面図である。 図8のクッションサイドフレームの後端部付近を後方から拡大して示す背面図である。 本実施形態に係る凹部を内側から見た斜視図である。 図11の凹部を外側から見た斜視図である。 本実施形態に係るカバー部材が取り付けられた状態を示す斜視図である。 図13のカバー部材を右のクッションサイドフレーム3の外側から透過して示す側面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は本実施形態に係るシート装置の要部構成を示す斜視図である。図2は図1のシート装置の一部を斜め上方から見た斜視図である。図3は図1のシート装置の下部を後方から見た背面図である。
図1〜図3に示すようにシート装置1には、シートバックフレーム2と、シートバックフレーム2の下部の左右にそれぞれ配置された左右一対のクッションサイドフレーム3と、クッションサイドフレーム3に対してシートバックフレーム2を傾動させるリクライニング機構4と、一対のクッションサイドフレーム3をそれぞれ支持する左右一対の支持フレーム5と、支持フレーム5を前後方向に案内する左右一対のスライドレール6と、一対のクッションサイドフレーム3を一対の支持フレーム5に対して昇降させて座面位置を調整する昇降機構7(図4参照)と、昇降機構7を駆動するための作動伝達部材8(ハイトブレーキ)と、左右のクッションサイドフレーム3間に配置された座部フレーム150と、が備えられている。
以下の説明において、特に断りのない限り、「内側」とは一対のクッションサイドフレーム3の間に挟まれた空間側を示し、「外側」とは一対のクッションサイドフレーム3よりも外の空間側を示す。
シートバックフレーム2は、正面視略凸型形状となるようにパイプ材を形成したシートバック本体部21と、シートバック本体部21の右側部に取り付けられ上下方向に延在するサイドフレーム22と、シートバック本体部21の左下端部に取り付けられたヒンジ部23と、シートバック本体部21の左側部及びヒンジ部23に架け渡されたサイドワイヤ24とを備えている。
サイドフレーム22は、金属板から形成されていて、その前縁部及び後縁部には上下方向に沿うフランジ221が形成されている。サイドフレーム22の下端部は、リクライニング機構4を介して右のクッションサイドフレーム3に連結されている。
ヒンジ部23は、左のクッションサイドフレーム3の後端部に回転自在に支持されている。
サイドワイヤ24は、金属製の棒部材から形成されていて、サイドフレーム22の前側の外形に沿うようにシートバック本体部21の左側部及びヒンジ部23に架け渡されている。
ここで、サイドフレーム22に対してサイドワイヤ24は剛性が弱いために、シートバックフレーム2自体の剛性も左右で異なることになる。
一対のクッションサイドフレーム3の内側には、当該一対のクッションサイドフレーム3間に架け渡されて、これらを連結する3本の連結部材9が設けられている。三本の連結部材9のうち、一本目の連結部材9は一対のクッションサイドフレーム3の前端部に固定されており、二本目の連結部材9は一対のクッションサイドフレーム3の後端部に固定されており、三本目の連結部材9は一対のクッションサイドフレーム3の中央付近に固定されている。
そして、二本目の連結部材9の後部には、後述するクッションパッド18(図6参照)の表面を覆う表皮181を保持する表皮保持ワイヤ182が取り付けられている。表皮保持ワイヤ182は、二本目の連結部材9から後側下方に張り出すように当該連結部材9に沿うように配置されている。そして表皮保持ワイヤ182の両端部は、二本目の連結部材9における座部フレーム150と左右のクッションサイドフレーム3との間に溶接によって固定されている。
座部フレーム150は、三本の連結部材9の両端部を露出させるように当該三本の連結部材9に係合して取り付けられている。座部フレーム150の前端部には、一本目の連結部材9に係合するため左右方向に延在する溝部151が上方に凸となるように形成されている。また、座部フレーム150の後端部は、二本目の連結部材9の後部に係合するように当該連結部材9の周面に沿って形成されている。そして、座部フレームの前端部及び後端部の間には、三本目の連結部材9に係合するため左右方向に延在する溝部152が上方に凸となるように形成されている。
座部フレーム150における溝部152の後方には、下方に向けて凹んだ凹部153が形成されている。この凹部153の後端部は、下方及び後方に向けて滑らかに湾曲した形状となっている。そしてこの座部フレーム150上には、凹部153内に収容されるようにクッションパッド18が載置されている(図6参照)。
一対のクッションサイドフレーム3の内側には、昇降機構7が設けられており、右のクッションサイドフレーム3の外側には作動伝達部材8が設けられている。作動伝達部材8は右のクッションサイドフレーム3を介して昇降機構7に係合している。
図4は最下降状態の右のクッションサイドフレーム3側の昇降機構7を内側から示す側面図である。
昇降機構7は、左右一対の後部リンク部材71と、左右一対の前部リンク部材72とを備えている。左の後部リンク部材71及び前部リンク部材72は左のクッションサイドフレーム3の内側に連結されていて、右の後部リンク部材71及び前部リンク部材72は右のクッションサイドフレーム3の内側に連結されている。
ここで、一対のクッションサイドフレーム3のそれぞれには、ほぼ同じように後部リンク部材71及び前部リンク部材72が取り付けられているので、以下の説明においては右のクッションサイドフレーム3と、後部リンク部材71及び前部リンク部材72との関係を例示して左のクッションサイドフレーム3の説明は省略する。
後部リンク部材71の前端部は、第一後部回転軸711を介して支持フレーム5に回転自在に軸支されている。後部リンク部材71における第一後部回転軸711よりも先端には、後部リンク部材71が起立した際に支持フレーム5に当接してそれ以上の回転を規制する規制部712が形成されている。後部リンク部材71の後端部は、第二後部回転軸713を介してクッションサイドフレーム3に回転自在に軸支されている。この第二後部回転軸713は本発明に係る回転軸部材としてのパイプ部材であり、右のクッションサイドフレーム3の後部リンク部材71に連結されている。図2及び図3に示すように第二後部回転軸713は、座部フレーム150の凹部153の後部における下方に配置されている。そして第二後部回転軸713は、下方に向けて凹んだ湾曲部713aを有している。この湾曲部713aは、凹部153の下面形状に沿うように湾曲していて、この湾曲部713a内に座部フレーム150の凹部153が収容されている。図4に示すように、最下降状態時においては湾曲部713aがほぼ垂下した位置に第二後部回転軸713は配置されている。また最下降状態の時は、第二後部回転軸713がスライドレール6の下端部(図3に示す一点鎖線T)よりも上方に配置されている。なお、スライドレール6の最後端まで支持フレーム5及びクッションサイドフレーム3が移動している場合における最下降状態の時に、第二後部回転軸713がスライドレール6の下端部よりも上方に配置されていることが好ましい。
後部リンク部材71の回転軸711,713の間には、最下降状態時に支持フレーム5に当接する直線状の当接縁714が形成されている。また、後部リンク部材71の第二後部回転軸713の前方斜め上方には、作動伝達部材8に係合するギア部715が形成されている。
また、前部リンク部材72の前端部は、第一前部回転軸721を介して支持フレーム5に回転自在に軸支されている。また、前部リンク部材72の後端部は、第二前部回転軸722を介してクッションサイドフレーム3に回転自在に軸支されている。また、前部リンク部材72の第二前部回転軸722の下方には、最下降状態時に支持フレーム5に当接する直線状の当接縁723が形成されている。また、前部リンク部材72の第一前部回転軸721の後ろ斜め上方には、右のクッションサイドフレーム3の前部リンク部材72に連結されたパイプ部材73が取り付けられている。
つまり、後部リンク部材71、前部リンク部材72、支持フレーム5及びクッションサイドフレーム3によって1つのリンク機構が形成されている。また、右のクッションサイドフレーム3と左のクッションサイドフレーム3とは、三本の連結部材9によって一体化されていて、なおかつ左右の後部リンク部材71は第二後部回転軸713によって連結され、左右の前部リンク部材72はパイプ部材73で連結されているため、左右のリンク機構は同じ動作をすることになる。
図4に示すようにクッションサイドフレーム3が最下降状態である場合に、後部リンク部材71が起立するように作動伝達部材8が操作されると、後部リンク部材71が第一後部回転軸711を中心に回転して起立するとともに、前部リンク部材72も第一前部回転軸721を中心に回転して起立する。この回転によって、後部リンク部材71の規制部712が支持フレーム5に当接するとそれ以上の上昇が規制される(図5参照)。
図5は最上昇状態の右のクッションサイドフレーム3側の昇降機構7を内側から示す側面図である。図5に示すように、クッションサイドフレーム3が最上昇状態である場合に、後部リンク部材71が傾倒するように作動伝達部材8が操作されると、後部リンク部材71が第一後部回転軸711を中心に回転して傾倒するとともに、前部リンク部材72も第一前部回転軸721を中心に回転して傾倒する。この回転によって、後部リンク部材71の当接縁714及び前部リンク部材72の当接縁723が支持フレーム5に当接するとそれ以上の下降が規制される(図4参照)。
ここで、上昇時或いは下降時においてクッションサイドフレーム3は、第二後部回転軸713及び第二前部回転軸722を中心に回転していて常に水平状態を維持している。またクッションサイドフレーム3とともに座部フレーム150も昇降している。
そして、上昇時或いは下降時においては、第二後部回転軸713及びパイプ部材73も回転している。上昇時においては、第二後部回転軸713の湾曲部713aは図4に示す状態から反時計回りに回転し図5に示す状態へと遷移する。他方、下降時においては、第二後部回転軸713の湾曲部713aは図5に示す状態から時計回りに回転し図4に示す状態へと遷移する。このように、第二後部回転軸713は、クッションサイドフレーム3が昇降する際の後部リンク部材71の動作に連動して回転する。この回転時には、第二後部回転軸713の湾曲部713aは、座部フレーム150の凹部153に沿って移動することになる。
次に、昇降時における第二後部回転軸713と、表皮181との位置関係について説明する。図6は、第二後部回転軸713と表皮181との位置関係を示す断面図である。図6に示すように座部フレーム150上にはクッションパッド18が載置されている。クッションパッド18は表皮181によって覆われている。ここで表皮181には、クッションパッド18の上面を覆う第一被覆部181aと、座部フレーム150の凹部153の下方を覆う第二被覆部181bとが設けられている。
第一被覆部181aの後端部には、フック181cが取り付けられていて、このフック181cが表皮保持ワイヤ182に係合している。そして、第一被覆部181aの後端上部には、第二被覆部181bの後端部が取り付けられている。他方、第二被覆部181bの先端部には、弾性部材183が取り付けられている。弾性部材183は、座部フレーム150の中央に設けられた係合穴155(図2参照)に係止されている。そして、第二被覆部181bは、第一被覆部181aの後端上部から、座部フレーム150の凹部153、二本目の連結部材9及び第二後部回転軸713の下方を通過して、係合穴155まで引き回されている。
弾性部材183による張力は、最下降状態時における第二後部回転軸713に対して第二被覆部181b(図6における実線部)が接触し、なおかつ最上昇状態時における第二後部回転軸713に対して第二被覆部181b(図6における二点鎖線部)が接触するように調整されている。このため、第二後部回転軸713が回転すると第二被覆部181bを介して弾性部材183が伸縮し、第二被覆部181bにおける第二後部回転軸713に対向する部分も昇降して、第二後部回転軸713に常に接触することになる。
次に、クッションサイドフレーム3について詳細に説明する。なお、一対のクッションサイドフレーム3は、両者共にほぼ同じ形状であるが、右のクッションサイドフレーム3は作動伝達部材8が取り付けられるのでその部分のみが左のクッションサイドフレーム3とは異なる。このため、以下の説明においては右のクッションサイドフレーム3を例示して左のクッションサイドフレーム3の説明は省略する。
図7は右のクッションサイドフレーム3を外側から示す側面図である。クッションサイドフレーム3の後端部には、リクライニング機構4のブラケット41が取り付けられている。ブラケット41には、シートバックフレーム2のサイドフレーム22が回転自在に支持されている。
図8はクッションサイドフレーム3の後端部付近を外側から拡大して示す側面図であり、図9は図8に対してブラケットを想像線で追加した側面図であり、図10はクッションサイドフレーム3の後端部付近を後方から拡大して示す背面図である。図8〜図10に示すように、クッションサイドフレーム3の後端部には、ブラケット41を前後の二箇所で固定する一対のブラケット用固定部31,32が取り付けられている。ブラケット用固定部31,32は例えばボルトなどの固定具である。クッションサイドフレーム3のブラケット用固定部31,32の取付位置は、それぞれ外側に凸となる突出部33,34となっている。前方の突出部33は、後方の突出部34よりも上方に配置されている。突出部33,34にはネジ孔が形成されている。また、突出部33,34との間も外側に向けて凸となる突出部35となっており、これにより、ブラケット用固定部31,32の取付位置が連続した突出部33,34,35となっている。
一方、ブラケット41の下部には、前後それぞれに貫通孔42(図7参照)が形成されている。この貫通孔42がそれぞれ突出部33,34に対向配置された状態で、当該貫通孔42内にブラケット用固定部31,32を挿入し突出部33,34のネジ孔に螺合させることで、ブラケット41がクッションサイドフレーム3に固定される。また、図10に示すようにブラケット41の中段付近から上部には、内側に向けて凸となる段差部44が形成されている。また、ブラケット41の下端部43は、上方に向けて凸となる湾曲した形状に形成されている。
ここで、図8及び図9に示すように、クッションサイドフレーム3の後側上端部36は、一対のブラケット用固定部31,32のうち、前方のブラケット用固定部31の下端部(図8に示す水平線S1)よりも上方に突出している。また、クッションサイドフレーム3の後側上端部36は、図10に示すようにブラケット41の段差部44に沿うように内側に向けて傾倒している。
図7に示すように、クッションサイドフレーム3の下部中央には上方に向かって凸となるくびれ部37が形成されている。
クッションサイドフレーム3には、前方の連結部材9の後方から、後方の連結部材9の前方に掛けて内側に凹んだ補強凹部38が形成されている。この補強凹部38によってクッションサイドフレーム3の剛性が確保されている。補強凹部38内には、中央の連結部材9が配置されている。また、補強凹部38内であって連結部材9の後方斜め下には、第二前部回転軸722が取り付けられている。
クッションサイドフレーム3の後部である補強凹部38の後部内であって、リクライニング機構4よりも前方には作動伝達部材8が配置されている。具体的に説明すると、補強凹部38の後部には、作動伝達部材8を収容する凹部10が設けられている。この凹部10をなす段差部11は、作動伝達部材8の全周を囲っている。図8及び図9に示すように凹部10の外側に、ブラケット用固定部31,32が配置されているが、これらブラケット用固定部31,32のうち、前方のブラケット用固定部31は、上下方向で凹部10に重なる位置に配置されている。また、凹部10をなす段差部11のうち、前側部分11aは、第二前部回転軸722よりも後方に配置され、なおかつくびれ部37に対向配置されている。
作動伝達部材8は、後部リンク部材71のギア部715に係合するピニオンギア(図示省略)と、ピニオンギアに一体的に連結された回転軸81と、回転軸81を回転させるための操作レバー(図示省略)と、操作レバーから手が離されたときに回転軸81の回転位置を保持するブレーキ機構(図示省略)とを備えている。操作レバーは常時は付勢によってその操作前の初期位置となる中立位置に保持されており、これを上下に動かす操作によって、回転軸81をその操作した方向に回転操作して、操作から手を離すことによって、ブレーキ機構によって回転軸81の回転位置を保持したまま、操作レバーのみが付勢によって中立位置に戻される構成となっている。
また、作動伝達部材8には周方向に所定の間隔を空けて設けられたブレーキ用固定部82,83が前後に一対ずつ備えられている。このブレーキ用固定部82,83がクッションサイドフレーム3に固定されている。
凹部10内には、後部リンク部材71に対して側方から当接するように、内側に向けて凸となるビード13が形成されている。
また、凹部10内には、作動伝達部材8の後方に形成され、当該作動伝達部材8の取付位置とは段差が異なる第二段差部12が設けられている。第二段差部12の方が作動伝達部材8の取付位置よりも外側となっている。この第二段差部12に第二後部回転軸713が取り付けられている。そして、凹部10の後方には、クッションサイドフレーム3の後端部に配置される連結部材9が取り付けられている。つまり、内側から順に、作動伝達部材8、第二後部回転軸713、後方の連結部材9、ブラケット用固定部31,32が配置されている。これらが異なる垂直面上に配置されるように段差(段差11,12、突出部33,34,35)が形成されている。
また、ブラケット41の下端部43は後方の連結部材9に対向することになるが、当該下端部43が上方に向けて凸となる湾曲した形状となっているために、後方の連結部材9を避けることとなる。
そして作動伝達部材8は、凹部10内であって、後方の一対のブレーキ用固定部83が前方のブラケット用固定部31よりも前方となるように配置されている。さらに図7に示すように、作動伝達部材8は、後方の一対のブレーキ用固定部83の間に、作動伝達部材8の軸心と、後方の連結部材9の軸心とを結んだ線Lが存在するように配置されている。
図11は凹部10を内側から見た斜視図であり、図12は凹部10を外側から見た斜視図である。
図11に示すように、凹部10には、作動伝達部材8のピニオンギアをより一層内側に配置するためのピニオンギア用凹部14が形成されている。ピニオンギア用凹部14は、凹部10よりもより内側に凹んでいる。そしてピニオンギア用凹部14における後部には、ピニオンギアと、後部リンク部材71のギア部715とを係合させるためのスリット15が上下方向に沿って形成されている。
また、図11及び図12に示すように、凹部10には、クッションサイドフレーム3が下降して第一後部回転軸711が近接した際に、当該第一後部回転軸711との接触を避けるように形成された回転軸用凹部16が設けられている。この回転軸用凹部16は、図11に示すように内側から見ると凹部10をなす段差部11が当該凹部10の中心に向けて窪んでいる。他方、図12に示すように外側から見ると凹部10をなす段差部11が当該凹部10の中心に向けて突出している。
図13は、後部リンク部材71を覆うカバー部材が取り付けられた状態を示す斜視図である。また図14は右のクッションサイドフレーム3の外側からカバー部材を透過して示す側面図である。図13及び図14に示すようにカバー部材50は、後端部がパイプ部材である第二後部回転軸713に係合し、前端部が作動伝達部材8よりも前方に配置されている。なお、右のクッションサイドフレーム3における凹部10とは逆側、つまり内側部分は、内側に向けて突出する突出部90となっている。この突出部90に対して対向するようにカバー部材50が取り付けられている。
そして、図14に示すように、右のクッションサイドフレーム3における前方のブレーキ用固定部82を避けた位置、具体的には前側二箇所のブレーキ用固定部82の間に、カバー用固定部61が設けられている。カバー用固定部61は貫通孔であり、このカバー用固定部61とカバー部材50のネジ穴56とを対峙させて、ネジ止めすることでカバー部材50が右のクッションサイドフレーム3に固定されることになる。
固定後においては、カバー部材50の前端部は作動伝達部材8よりも前方に位置し、カバー部材50の後端部は後方の連結部材9の前方に配置される。そして、カバー部材50の外装部51と外壁部52とによって、後部リンク部材71のギア部715が覆われることとなる。
また、図7に示すように、クッションサイドフレーム3には、例えばシートベルトなどの被支持部材(図示省略)を支持するための支持ワイヤ17が取り付けられている。支持ワイヤ17には前後方向に沿う長辺部171と、上下方向に沿う短辺部172と、長辺部171及び短辺部172を連結する折り曲げ部173とを備えている。短辺部172は、補強凹部38内に溶接により固定されている。また、長辺部171の後端部はクッションサイドフレーム3の上縁部であってブラケット41の直前部分に溶接により固定されている。他方、長辺部171の前端部はクッションサイドフレーム3の上縁部であって作動伝達部材8よりも前方に溶接により固定されている。この長辺部171の溶接部分を前後二箇所の取付部174,175とする。前後二箇所の取付部174,175間は、凹部10に対向している。
また、図11に示すように、クッションサイドフレーム3の上縁部には、内側に折り曲げ形成されたフランジ39が設けられている。このフランジ39はクッションサイドフレーム3の前端部から、前後二箇所の取付部174,175のうち後方の取付部174まで延在している。そして、フランジ39の後端部は後方の取付部174近傍で切り欠かれている(図11に示す円S2内参照)。この切欠の近傍ではシートバックフレーム2がリクライニングされる際に、当該シートバックフレーム2を覆うクッションパッドが近接することになるが、この切欠によってクッションパッドとの接触が抑制されている。
以上のように、本実施形態によれば、座部フレーム150の凹部153の下方に配置された第二後部回転軸713には、下方に向けて凹んだ湾曲部713aが設けられており、この第二後部回転軸713の湾曲部713a内に座部フレーム150の凹部153が収めて配置されている。他方、第二後部回転軸が直線状である場合、第二後部回転軸の直近に座部フレーム150を配置したとしても、凹部153があることにより座部フレーム150から下方へ離れた位置に後部リンク部材71の回転軸が配置されることになる。このため、後部リンク部材71自体も下方へずらさなければならず、上下方向に大きくなってしまう。しかしながら、本実施形態では第二後部回転軸713が直線状の場合と比べて、第二後部回転軸713と座部フレーム150とを上下方向に近接して配置したとしても、後部リンク部材71の回転軸が上下方向で凹部153に重なる位置に配置されるために、後部リンク部材71を下方にずらす量を小さくすることができる。したがって、上下方向の大型化を抑制することが可能となる。
また、座部フレーム150の凹部153に沿うように湾曲部713aが湾曲しているので、凹部153と湾曲部713aとを一層近接して配置することができ、大型化をより抑制することができる。
また、クッションサイドフレーム3が昇降する際の後部リンク部材71の動作に連動して、第二後部回転軸713が回転し、当該回転時においても座部フレーム150の凹部153に沿って湾曲部713aが配置されているので、第二後部回転軸713が回転したとしても常に湾曲部713a内に座部フレーム150の凹部153が収容されることになり、回転動作に左右されずに上下方向の大型化を抑制することが可能となる。
また、クッションサイドフレーム3が最下降状態のとき、第二後部回転軸713がスライドレール6の下端部よりも上方に配置されているので、第二後部回転軸713と床面との間隔を確保することができ、シート装置1の後方に座った乗員の足入れ性を確保することができる。
また、表皮保持ワイヤ182の両端部が、二本目の連結部材9における座部フレーム150と左右のクッションサイドフレーム3との間に固定されているので、座部フレーム150やクッションサイドフレーム3に影響されずに表皮保持ワイヤ182を連結部材9に取り付けることができる。これにより、表皮保持ワイヤ182の取付性を高めることができる。
また、第二後部回転軸713が回転すると第二被覆部181bを介して弾性部材183が伸縮し、第二被覆部181bにおける第二後部回転軸713に対向する部分も昇降するので、第二後部回転軸713の回転によって表皮181がたるんでしまうことを抑制することができる。特に、本実施形態では、第二後部回転軸713が回転したとしても常に第二後部回転軸713に第二被覆部181bが常に接触しているので、表皮181がたるんでしまうことをより一層抑制することができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、クッションサイドフレーム3が最下降状態のとき、第二後部回転軸713がスライドレール6の下端部よりも上方に配置されている場合を例示して説明したが、スライドレール6の上端部よりも上方に配置されていることがより好ましい。この配置であると、第二後部回転軸713と床面との間隔を一層確保することができ、シート装置1の後方に座った乗員の足入れ性をより確保することができる。
1 シート装置
2 シートバックフレーム
3 クッションサイドフレーム
4 リクライニング機構
5 支持フレーム
6 スライドレール
7 昇降機構
8 作動伝達部材
9 連結部材
10 凹部
11 段差部
11a 前側部分
12 第二段差部
13 ビード
16 回転軸用凹部
17 支持ワイヤ
18 クッションパッド
31,32 ブラケット用固定部
33,34,35 突出部
36 後側上端部
37 くびれ部
38 補強凹部
39 フランジ
41 ブラケット
43 下端部
44 段差部
50 カバー部材
71 後部リンク部材(後方のリンク部材)
72 前部リンク部材
73 パイプ部材
81 回転軸
82,83 ブレーキ用固定部
90 突出部
150 座部フレーム
181 表皮
181a 第一被覆部
181b 第二被覆部
181c フック
182 表皮保持ワイヤ
183 弾性部材
174,175 取付部
711 第一後部回転軸
713 第二後部回転軸(回転軸部材)
721 第一前部回転軸
722 第二前部回転軸

Claims (8)

  1. シートバックフレームと、
    前記シートバックフレームの下部の左右にそれぞれ配置された左右のクッションサイドフレームと、
    前記左右のクッションサイドフレーム間に配置されて、下方に向けて凹んだ凹部を有し、当該凹部内にクッションパッドを収容する座部フレームと、
    前記左右のクッションサイドフレームをそれぞれ支持する左右の支持フレームと、
    前記左右のクッションサイドフレームを前記左右の支持フレームに対して昇降させて座面位置を調整する前後のリンク部材と、
    前記左右のクッションサイドフレームのそれぞれの前記前後のリンク部材のうち、後方のリンク部材間に架け渡されて、左右それぞれの前記後方のリンク部材を連動させる回転軸部材とを備え、
    前記回転軸部材は、前記座部フレームの凹部の下方に配置されているとともに、下方に向けて凹んだ湾曲部を有し、当該湾曲部内に前記座部フレームの凹部が収容されるように配置されていることを特徴とするシート装置。
  2. 請求項1記載のシート装置において、
    前記湾曲部は、前記座部フレームの凹部に沿うように湾曲していることを特徴とするシート装置。
  3. 請求項2記載のシート装置において、
    前記回転軸部材は、前記クッションサイドフレームが昇降する際の前記後方のリンク部材の動作に連動して回転し、当該回転時においても前記座部フレームの凹部に沿って前記湾曲部が配置されていることを特徴とするシート装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のシート装置において、
    前記左右のクッションサイドフレームを前後方向に案内するための左右のスライドレールをさらに備え、
    前記クッションサイドフレームが最下降状態のとき、前記回転軸部材は、前記スライドレールの下端部よりも上方に配置されていることを特徴とするシート装置。
  5. 請求項4記載のシート装置において、
    前記クッションサイドフレームが最下降状態のとき、前記回転軸部材は、前記スライドレールの上端部よりも上方に配置されていることを特徴とするシート装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のシート装置において、
    前記回転軸部材の後方に配置されて、前記左右のクッションサイドフレームを連結する連結部材と、
    前記クッションパッドの表面を覆う表皮を保持する表皮保持ワイヤとをさらに備え、
    前記連結部材には、前記座部フレームの後端部が係合していて、
    前記表皮保持ワイヤは、前記連結部材に沿うように配置されるとともに、当該表皮保持ワイヤの両端部が、前記連結部材における前記座部フレームと前記左右のクッションサイドフレームとの間に固定されていることを特徴とするシート装置。
  7. 請求項6記載のシート装置において、
    前記表皮は、前記回転軸部材の下方を覆うように配置されるとともに、当該表皮の一端部が弾性部材を介して前記座部フレームに取り付けられていて、
    前記回転軸部材が回転すると前記表皮を介して前記弾性部材が伸縮し、前記表皮における前記回転軸部材に対向する部分も昇降することを特徴とするシート装置。
  8. 請求項7記載のシート装置において、
    前記回転軸部材が回転すると前記表皮を介して前記弾性部材が伸縮し、前記表皮における前記回転軸部材に対向する部分も昇降して、前記回転軸部材に常に接触していることを特徴とするシート装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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