JP2019151784A - アゾ化合物、インク組成物、記録方法及び着色体 - Google Patents
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Abstract
Description
従来、万年筆、フェルトペン等及びインクジェット記録用のインクとしては、水溶性色素を水性媒体中に溶解した水性インクが使用されている。これらの水性インクには、ペン先やインク吐出ノズルでのインクの目詰まりを防止すべく、一般に水溶性有機溶剤が添加されている。そして、これらのインクにおいては、十分な濃度の記録画像を与えること、ペン先やノズルの目詰まりを生じないこと、被記録材上での乾燥性がよいこと、滲みが少ないこと、保存安定性に優れること等が要求される。又、使用される水溶性色素には、特に水への溶解度が高いこと、インクに添加される水溶性有機溶剤への溶解度が高いことが要求される。さらに、形成される画像には、耐水性、耐光性、耐ガス性、耐湿性等の画像堅牢性が求められている。
1)
下記式(1)で表されるアゾ化合物若しくはその互変異性体、又はそれらの塩。
R1は、(C1〜C4)アルキル基、又はカルボキシ基で置換された(C1〜C4)アルキル基を表し、
R2はシアノ基を表し、
R3及びR4は、それぞれ独立して、水素原子、(C1〜C4)アルコキシル基、又は、スルホ基を表し、
R5は、ヒドロキシ基、スルホ基およびカルボキシ基よりなる群から選択される少なくとも1種類の基で置換された(C1〜C4)アルキルチオ基を表し、
R6は、ヒドロキシ基、スルホ基およびカルボキシ基よりなる群から選択される少なくとも1種類の基で置換された(C1〜C4)アルキルチオ基を表し、
R7は、ヒドロキシ基、スルホ基およびカルボキシ基よりなる群から選択される少なくとも1種類の基で置換された(C1〜C4)アルキルチオ基を表し、
R8は(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基を表し、
R9は(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基であり、
R10は(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基を表し、
R11〜R13は、それぞれ独立して水素原子、スルホ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基又はニトロ基である。又、破線で表される環が存在しない場合はベンゼン環、破線で表される環が存在する場合はナフタレン環であり、ナフタレン環である場合、置換基R11〜R13はそれぞれ、ナフタレン環の任意の位置に置換できる。]
2)
上記式(1)において、
R1は、(C1〜C4)アルキル基、又はカルボキシ基で置換された(C1〜C4)アルキル基を表し、
R2はシアノ基を表し、
R3及びR4は、それぞれ独立して、水素原子、(C1〜C4)アルコキシル基、又は、スルホ基を表し、
R5はスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基を表し、
R6はスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基を表し
R7はスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基を表し、
R8は(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基を表し、
R9は(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基であり、
R10は(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基を表し、
R11〜R13は、それぞれ独立して水素原子、スルホ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基又はニトロ基、である、請求項1に記載のアゾ化合物若しくはその互変異性体、又はそれらの塩。
3)
上記式(1)において、
R1がメチル基、
R2がシアノ基、
R3がメトキシ基、もしくは水素原子、
R4がスルホ基、
R5がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R6がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R7がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R8がアセチルアミノ基、
R9がアセチルアミノ基、
R10がアセチルアミノ基、
R11〜R13は、それぞれ独立して水素原子、スルホ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基又はニトロ基、である、1)又は2)に記載のアゾ化合物若しくはその互変異性体、又はそれらの塩。
4)
1)乃至3)のいずれか一項に記載のアゾ化合物若しくはその互変異性体、又はそれらの塩を、色素として少なくとも1種類含有する水性インク組成物。
5)
水溶性有機溶剤をさらに含有する4)に記載の水性インク組成物。
6)
4)又は5)に記載の水性インク組成物をインクとして用い、該インクのインク滴を記録信号に応じて吐出させて被記録材に記録を行うインクジェット記録方法。
7)
被記録材が情報伝達用シートである6)に記載のインクジェット記録方法。
8)
情報伝達用シートが多孔性白色無機物を含有するインク受容層を有するシ−トである7)に記載のインクジェット記録方法。
9)
4)又は5)に記載の水性インク組成物を含む容器を装填したインクジェットプリンタ。
10)
a)1)乃至3)のいずれか一項に記載のアゾ化合物若しくはその互変異性体、又はそれらの塩、
b)4)又は5)に記載の水性インク組成物、又は、
c)6)に記載のインクジェット記録方法、の3者のいずれかによって着色された着色体。
便宜上、本明細書においては、「アゾ化合物若しくはその互変異性体、又はそれらの塩」の全てを含めて「アゾ化合物」と以下、簡略して記載する。ここで、互変異性体としては、例えば下記式(3)、(4)で表される構造等が挙げられる。なお、式(3)及び(4)中、R1〜R13、は、上記式(1)におけるものと同じ意味を有する。
その具体例としては例えば、2−ヒドロキシエチルチオ基、2−ヒドロキシプロピルチオ基、3−ヒドロキシプロピルチオ基、2−スルホエチルチオ基、3−スルホプロピルチオ基、2−カルボキシエチルチオ基、3−カルボキシプロピルチオ基、4−カルボキシブチルチオ基等が挙げられる。
R1がメチル基、
R2がシアノ基、
R3が水素原子、又はメトキシ基、
R4がスルホ基、
R5がスルホ基又はカルボキシ基で置換された(C1〜C4)アルキルチオ基、
R6がスルホ基又はカルボキシ基で置換された(C1〜C4)アルキルチオ基、
R7がスルホ基又はカルボキシ基で置換された(C1〜C4)アルキルチオ基、
R8が(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基、
R9が(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基、
R10が(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基、
R11が水素原子又はスルホ基又はニトロ基、
R12が水素原子又はスルホ基又はニトロ基、
R13が水素原子又はスルホ基又はニトロ基、
の組合せ。
R1がメチル基、
R2がシアノ基、
R3が水素原子、又はメトキシ基、
R4がスルホ基、
R5がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R6がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R7がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R8が(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基、
R9が(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基、
R10が(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基、
R11がスルホ基、
R12がスルホ基、
R13が水素原子又はスルホ基又はニトロ基、
の組合せ。
R1がメチル基、
R2がシアノ基、
R3が水素原子、又はメトキシ基、
R4がスルホ基、
R5がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R6がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R7がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R8が(C1〜C3)アルキルカルボニルアミノ基、
R9が(C1〜C3)アルキルカルボニルアミノ基、
R10が(C1〜C3)アルキルカルボニルアミノ基、
R11がスルホ基、
R12がスルホ基、
R13が水素原子、又はスルホ基、
の組合せ。
R1がメチル基、
R2がシアノ基、
R3が水素原子、又はメトキシ基、
R4がスルホ基、
R5がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R6がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R7がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R8がアセチルアミノ基、
R9がアセチルアミノ基、
R10がアセチルアミノ基、
R11がスルホ基、
R12がスルホ基、
R13が水素原子、又はスルホ基、
の組合せ。
R1がメチル基、
R2がシアノ基、
R3が水素原子、又はメトキシ基、
R4がスルホ基、
R5がスルホプロピルチオ基、
R6がスルホプロピルチオ基、
R7がスルホプロピルチオ基、
R8がアセチルアミノ基、
R9がアセチルアミノ基、
R10がアセチルアミノ基、
R11がスルホ基、
R12がスルホ基、
R13が水素原子、
の組合せ。
下記式(5)で表される化合物を常法によりジアゾ化し、得られたジアゾ化合物と下記式(6)で表される化合物とを常法によりカップリング反応させ、下記式(7)で表される化合物を得る。
各表においてスルホ基、カルボキシ基等の官能基は、便宜上、遊離酸の形で記載する。尚、下記式中のAcはアセチル基を表す。
又、上記式(1)で表されるアゾ化合物の遊離酸、その互変異性体、及びそれらの各種の塩が混合した状態であってもよい。例えばナトリウム塩とアンモニウム塩との混合物、遊離酸とナトリウム塩との混合物、リチウム塩、ナトリウム塩、及びアンモニウム塩の混合物等、いずれの組合せを用いても良い。塩の種類によって溶解性等の物性値が異なる場合も有り、必要に応じて適宜塩の種類を選択すること、又は複数の塩等を含む場合にはその比率を変化させることにより、目的に適う物性を有する混合物を得ることもできる。
上記式(1)で表されるアゾ化合物を所望の塩とする際に用いる無機塩の例としては、塩化リチウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム等のアルカリ金属のハロゲン塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、塩化アンモニウム、臭化アンモニウム等のアンモニウムイオンのハロゲン塩、水酸化アンモニウム(アンモニア水)等のアンモニウムイオンの水酸化物、等が挙げられる。又、有機陽イオンの塩の例としては、例えばジエタノールアミン塩酸塩、トリエタノールアミン塩酸塩等の、上記式(13)で表される4級アンモニウムイオンのハロゲン塩等が挙げられる。
調色用色素としては、イエロー(例えばC.I.ダイレクトイエロー34、C.I.ダイレクトイエロー58、C.I.ダイレクトイエロー86、C.I.ダイレクトイエロー132、C.I.ダイレクトイエロー161等)、オレンジ(例えばC.I.ダイレクトオレンジ17、C.I.ダイレクトオレンジ26、C.I.ダイレクトオレンジ29、C.I.ダイレクトオレンジ39、C.I.ダイレクトオレンジ49等)、ブラウン、スカーレット(例えばC.I.ダイレクトレッド89等)、レッド(例えばC.I.ダイレクトレッド62、C.I.ダイレクトレッド75、C.I.ダイレクトレッド79、C.I.ダイレクトレッド80、C.I.ダイレクトレッド84、C.I.ダイレクトレッド225、C.I.ダイレクトレッド226等)、マゼンタ(例えばC.I.ダイレクトレッド227等)、バイオレット、ブルー、ネイビー、シアン(例えばC.I.ダイレクトブルー199、C.I.アシッドブルー249等)、グリーン(例えばアシッドグリーン1)、ブラック(例えばC.I.アシッドブラック2)等の種々の色相を有する他の色素が挙げられる。
上記インク組成物は、上記式(1)で表されるアゾ化合物により得られる効果を阻害しない範囲で、これらの調色用色素を1種類以上配合して用いることができる。この場合であっても、インク組成物中に含有する色素の総量は上記の範囲でよい。又、上記式(1)で表されるアゾ化合物と上記の調色用色素との配合比率は、調色用色素の色相等にもよるが、おおよそ20:1から1:2、好ましくは10:1から1:1である。上記インク組成物をインクジェット記録用のインクとして使用する場合、上記式(1)で表されるアゾ化合物中の金属陽イオンの塩化物、硫酸塩等の無機不純物の含有量が少ないものを用いるのが好ましい。該無機不純物の含有量の目安は、おおよそ色素の総質量に対して1質量%以下程度である。下限は分析機器の検出限界以下、すなわち0%で良い。無機不純物の少ない上記式(1)で表されるアゾ化合物を製造するには、例えば逆浸透膜を用いる方法、上記式(1)で表されるアゾ化合物の乾燥品あるいはウェットケーキをメタノール等のアルコール、好ましくは(C1〜C4)アルコール及び水の混合溶媒中で撹拌して懸濁精製し、析出物を濾過分離して乾燥する方法、等の公知の方法で脱塩処理すればよい。
有機ハロゲン系化合物の具体例としては、例えばペンタクロロフェノールナトリウムが挙げられ、ピリジンオキシド系化合物の具体例としては、例えば2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウムが挙げられ、イソチアゾリン系化合物の具体例としては、例えば、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、2−n−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンマグネシウムクロライド、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンカルシウムクロライド、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンカルシウムクロライド等が挙げられる。その他の防腐防黴剤の具体例として、無水酢酸ソーダ、ソルビン酸ソーダ又は安息香酸ナトリウム等があげられる。
アニオン界面活性剤としては、アルキルスルホン酸塩、アルキルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、N−アシルアミノ酸及びその塩、N−アシルメチルタウリン塩、アルキル硫酸塩ポリオキシアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ロジン酸石鹸、ヒマシ油硫酸エステル塩、ラウリルアルコール硫酸エステル塩、アルキルフェノール型燐酸エステル、アルキル型燐酸エステル、アルキルアリールスルホン酸塩、ジエチルスルホ琥珀酸塩、ジエチルヘキルシルスルホ琥珀酸塩、ジオクチルスルホ琥珀酸塩等が挙げられる。
上記のインク調製剤は、それぞれ単独又は混合して用いられる。
この情報伝達用シートとしては、表面処理されたもの、具体的には紙、合成紙、フィルム等の基材にインク受容層を設けたものが好ましい。インク受容層は、例えば上記基材にカチオン系ポリマーを含浸あるいは塗工すること、多孔質シリカ、アルミナゾル、特殊セラミックス等の、インク中の色素を吸収し得る多孔性白色無機物を、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の親水性ポリマーと共に、上記基材表面に塗工すること、等の方法により設けられる。このようなインク受容層を設けた情報伝達用シートは、通常インクジェット専用紙(フィルム)、光沢紙(フィルム)等と呼ばれる。その具体例としては、キヤノン株式会社製、商品名 プロフェッショナルフォトペーパー、スーパーフォトペーパー又はマットフォトペーパー、セイコーエプソン株式会社製、商品名 写真用紙(光沢)、PMマット紙、クリスピア、日本ヒューレット・パッカード株式会社製、商品名 アドバンスフォトペーパー、プレミアムプラスフォト用紙、プレミアム光沢フィルム又はフォト用紙、等が挙げられ、市販品として入手が可能である。なお、普通紙も当然に使用できる。
a)上記1)〜6)のいずれか一項に記載のアゾ化合物若しくはその互変異性体、又はそれらの塩、
b)上記7)又は8)に記載の水性インク組成物、及び、
c)上記9)に記載のインクジェット記録方法、の3者[これらa)〜c)の3者]のいずれかによって着色された物質を意味する。
着色される物質について特に制限は無いが、上記のインクジェット記録方法に用いる被記録材等が好ましく挙げられる。
[実施例1]
(工程1)
水50部に下記式(17)で表されるアニリン−2,4−ジスルホン酸5.1部を添加後、25%水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpH4.0〜5.0として水溶液を得た。35%塩酸6.3部を添加後、40%亜硝酸ナトリウム水溶液4.2部を添加し約30分反応した。ここにスルファミン酸0.8部を添加し5分間撹拌しジアゾ反応液を得た。一方、水100部に国際公開2012/081640号公報に記載の方法で得られる式(16)の化合物5.7部を添加後、25%水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpH4.0〜5.0として水溶液を得た。この水溶液を上記にて得られたジアゾ反応液に約5分間で滴下した。滴下後、15%炭酸ナトリウム水溶液の添加によりpHを2.0〜4.0に保持しながら3時間反応後、塩化ナトリウムを添加して35%塩酸によりpH0.8〜1.0として酸塩析した。析出した固体を濾過分取し下記式(18)で表される化合物を含むウェットケーキを24.8部得た。
水80部に上記実施例1(工程1)にて得られた式(18)で表される化合物のウェットケーキ全量を添加後、25%水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpH6.0〜7.0として水溶液を得た。35%塩酸5.63部を添加後、40%亜硝酸ナトリウム水溶液3.8部を添加し約30分反応した。ここにスルファミン酸0.8部を添加し5分間撹拌しジアゾ反応液を得た。一方、水100部に国際公開2012/081640号公報に記載の方法で得られる式(16)の化合物5.7部を添加後、25%水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpH4.0〜5.0として水溶液を得た。この水溶液を上記にて得られたジアゾ反応液に約5分間で滴下した。滴下後、15%炭酸ナトリウム水溶液の添加によりpHを2.0〜2.5に保持しながら3時間反応後、塩化ナトリウムを添加し、35%塩酸の添加によりpH0.8〜1.0として酸塩析した。析出した固体を濾過分取し下記式(19)で表される化合物を含むウェットケーキを33.2部得た。
水100部に上記実施例1(工程2)にて得られた式(19)で表される化合物のウェットケーキ33.2部を添加し撹拌して溶解した。35%塩酸4.7部を添加後、40%亜硝酸ナトリウム水溶液3.2部を添加し、約30分撹拌した。ここにスルファミン酸0.4部を添加し5分間撹拌しジアゾ反応液を得た。一方、水100部に国際公開2012/081640号公報に記載の方法で得られる式(16)の化合物5.7部を添加後、25%水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpH4.0〜5.0として水溶液を得た。この水溶液を上記にて得られたジアゾ反応液に約5分間で滴下した。滴下後、15%炭酸ナトリウム水溶液の添加によりpHを2.0〜2.5に保持しながら3時間反応後、塩化ナトリウムを添加し、35%塩酸の添加によりpH0.8〜1.0として酸塩析した。析出した固体を濾過分取し下記式(20)で表される化合物を含むウェットケーキを35.2部得た。
水80部に上記実施例1(工程3)にて得られた式(20)で表される化合物のウェットケーキ35.2部を添加し撹拌して溶解した。35%塩酸6.3部を添加後、40%亜硝酸ナトリウム水溶液2.3部を添加し、約30分撹拌した。ここにスルファミン酸0.5部を添加し5分間撹拌しジアゾ反応液を得た。一方、水80部に、国際公開2012/081640号公報に記載の方法で得られる下記式(21)の化合物4.0部を添加し、5%水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpH6.0〜7.0として水溶液を得た。この水溶液に、上記で得たジアゾ反応液を15〜30℃、約30分間かけて滴下した。この際、15%炭酸ナトリウム水溶液を加えて反応液のpHを6.5〜7.5に保持し、同温度及びpHの調整を維持しながら、さらに2時間反応した。反応液に塩化ナトリウムを加えて塩析し、析出した固体を濾過分離し、ウェットケーキ20.3部を得た。得られたウェットケーキを水40部に溶解し、35%塩酸でpHを7.0〜7.5とした後、メタノール400部を添加し、析出した固体を濾過分取した。得られたウェットケーキを再度水40部に溶解後、メタノール300部を添加した。析出した固体を濾過分離し、乾燥することにより本発明の下記式(22)で表される化合物を黒色粉末として10.3部ナトリウム塩として得た。
λmax:574nm。
(工程1)
水50部に下記式(27)で表されるナフタレン−1,3,7−スルホン酸19.5部を添加後、25%水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpH4.0〜5.0として水溶液を得た。35%塩酸18.3部を添加後、40%亜硝酸ナトリウム水溶液10.5部を添加し、約30分間反応させた。ここにスルファミン酸1.5部を添加して5分間撹拌し、ジアゾ反応液を得た。一方、水50部に国際公開2012/081640号公報に記載の方法で得られる前記式(16)の化合物16.7部を添加し、25%水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpH4.0〜5.0として水溶液を得た。この水溶液を上記にて得られたジアゾ反応液に約5分間かけて滴下した。滴下後、15%炭酸ナトリウム水溶液の添加によりpHを4.0〜6.0に保持しながら3時間反応させた後、塩化ナトリウムを添加した。析出した固体を濾過分取し、下記式(28)で表される化合物を含むウェットケーキを163部得た。
水150部に上記実施例2(工程1)にて得られた式(28)で表される化合物のウェットケーキ全量を添加後、25%水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpH6.0〜7.0として水溶液を得た。35%塩酸16.5部を添加後、40%亜硝酸ナトリウム水溶液10.6部を添加し、約30分間反応させた。ここにスルファミン酸7.5部を添加して5分間撹拌し、ジアゾ反応液を得た。一方、水100部に国際公開2012/081640号公報に記載の方法で得られる前記式(16)の化合物16.7部を添加し、25%水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpH4.0〜5.0として水溶液を得た。この水溶液を上記にて得られたジアゾ反応液に約5分間かけて滴下した。滴下後、15%炭酸ナトリウム水溶液の添加によりpHを4.0〜6.0に保持しながら3時間反応させた後、塩化ナトリウムを添加した。析出した固体を濾過分取し、下記式(29)で表される化合物を含むウェットケーキを163部得た。
水100部に上記実施例2(工程2)にて得られた式(29)で表される化合物のウェットケーキ76.0部を添加し、撹拌して溶解した。35%塩酸7.8部を添加後、40%亜硝酸ナトリウム水溶液2.8部を添加し、約30分撹拌した。ここにスルファミン酸0.8部を添加して5分間撹拌し、ジアゾ反応液を得た。一方、水80部に国際公開2012/081640号公報に記載の方法で得られる前記式(16)の化合物4.9部を添加し、25%水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpH4.0〜5.0として水溶液を得た。この水溶液を上記にて得られたジアゾ反応液に約5分間かけて滴下した。滴下後、15%炭酸ナトリウム水溶液の添加によりpHを4.0〜6.0に保持しながら3時間反応させた。25%水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpHを7.0〜7.5とした後、塩化ナトリウムを添加した。析出した固体を濾過分取し、下記式(30)で表される化合物を含むウェットケーキを53部得た。
水80部に上記実施例2(工程3)にて得られた式(30)で表される化合物のウェットケーキ53部を添加し撹拌して溶解した。35%塩酸6.3部を添加後、40%亜硝酸ナトリウム水溶液2.3部を添加し、約30分撹拌した。ここにスルファミン酸0.5部を添加し5分間撹拌しジアゾ反応液を得た。一方、水80部に、上記実施例1(工程)で得られた式(23)で表される化合物4.0部を添加し、5%水酸化ナトリウム水溶液の添加によりpH6.0〜7.0として水溶液を得た。この水溶液に、上記で得たジアゾ反応液を15〜30℃、約30分間かけて滴下した。この際、15%炭酸ナトリウム水溶液を加えて反応液のpHを6.5〜7.5に保持し、同温度及びpHの調整を維持しながら、さらに2時間反応した。反応液に塩化ナトリウムを加えて塩析し、析出した固体を濾過分離し、ウェットケーキ32.4部を得た。得られたウェットケーキを水40部に溶解し、35%塩酸でpHを7.0〜7.5とした後、イソプロパノール400部を添加し、析出した固体を濾過分取した。得られたウェットケーキを再度水40部に溶解後、イソプロパノール300部を添加した。析出した固体を濾過分離し、乾燥することにより本発明の下記式(31)で表される化合物を黒色粉末として13.5部ナトリウム塩として得た。λmax:586.5nm。
前記実施例1、2で得られた本発明のアゾ化合物[式(22)、(31)]を色素として用い、下記表5に示した組成を混合して溶液とすることにより、本発明のインク組成物を得た。得られたインク組成物を0.45μmのメンブランフィルターで濾過して夾雑物を除き、試験用のインクを調製した。なお、この試験用インクのpHは8.0〜9.5の範囲であった。又、下記表7中、「界面活性剤」は、日信化学株式会社製の商品名サーフィノールRTM104PG50を使用した。実施例1で得た化合物を使用したインクの調製を実施例3とする。又、実施例1で得られた色素の代わりに、実施例2で得た色素を用いる以外は実施例3と同様にして、試験用のインクをそれぞれ調整した。このインクを、実施例4とする。
実施例1で得た本発明の化合物のかわりに、国際公開2012/081640号(実施例3)に記載の色素を用いる以外は、実施例3と同様にして比較用のインクを調製した。このインクの調製を比較例1とする。比較例1に用いた化合物の構造式を下記式(32)に示す。
上記実施例3〜4、及び比較例1で調製した各インクを、インクジェットプリンタ(キヤノン株式会社製、商品名:PIXUSRTM ip7230)を用いて、下記光沢紙にインクジェット記録を行った。記録の際は、100%、85%、70%、55%、40%、25%濃度の6段階の階調が得られるように画像パターンを作り、ハーフトーンの記録物を得た。得られた記録物を試験片として用い、下記する試験を行った。
各種の試験及びその評価は、X−rite社製の測色機、商品名SpectroEyeを用いて試験片を測色することにより行った。測色は、濃度基準にDIN NB、視野角2度、光源D65の条件で行った。
上記[(C)インクジェット記録]で得た試験片を、前記測色システムを用いて、色相(a* b*)を測色した。a* b*が低いほど彩度が低く、黒色染料としてより優れる。結果を表6に示す。評価基準は下記の通りである。
いずれの濃度においても*a,*bの絶対値が10以下・・・・・・・・○
いずれの濃度においても*a,*bの絶対値が10を超えて12未満・・ △
いずれの濃度においても*a,*bの絶対値が12以上・・・・・・・・×
Claims (10)
- 下記式(1)で表されるアゾ化合物若しくはその互変異性体、又はそれらの塩。
R1は、(C1〜C4)アルキル基、又はカルボキシ基で置換された(C1〜C4)アルキル基を表し、
R2はシアノ基を表し、
R3及びR4は、それぞれ独立して、水素原子、(C1〜C4)アルコキシル基、又は、スルホ基を表し、
R5は、ヒドロキシ基、スルホ基およびカルボキシ基よりなる群から選択される少なくとも1種類の基で置換された(C1〜C4)アルキルチオ基を表し、
R6は、ヒドロキシ基、スルホ基およびカルボキシ基よりなる群から選択される少なくとも1種類の基で置換された(C1〜C4)アルキルチオ基を表し、
R7は、ヒドロキシ基、スルホ基およびカルボキシ基よりなる群から選択される少なくとも1種類の基で置換された(C1〜C4)アルキルチオ基を表し、
R8は(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基を表し、
R9は(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基であり、
R10は(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基を表し、
R11〜R13は、それぞれ独立して水素原子、スルホ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基又はニトロ基である。又、破線で表される環が存在しない場合はベンゼン環、破線で表される環が存在する場合はナフタレン環であり、ナフタレン環である場合、置換基R11〜R13はそれぞれ、ナフタレン環の任意の位置に置換できる。] - 上記式(1)において、
R1は、(C1〜C4)アルキル基、又はカルボキシ基で置換された(C1〜C4)アルキル基を表し、
R2はシアノ基を表し、
R3及びR4は、それぞれ独立して、水素原子、(C1〜C4)アルコキシル基、又は、スルホ基を表し、
R5はスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基を表し、
R6はスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基を表し
R7はスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基を表し、
R8は(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基を表し、
R9は(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基であり、
R10は(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ基を表し、
R11〜R13は、それぞれ独立して水素原子、スルホ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基又はニトロ基、である、請求項1に記載のアゾ化合物若しくはその互変異性体、又はそれらの塩。 - 上記式(1)において、
R1がメチル基、
R2がシアノ基、
R3がメトキシ基、もしくは水素原子、
R4がスルホ基、
R5がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R6がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R7がスルホ(C1〜C4)アルキルチオ基、
R8がアセチルアミノ基、
R9がアセチルアミノ基、
R10がアセチルアミノ基、
R11〜R13は、それぞれ独立して水素原子、スルホ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基又はニトロ基、である、請求項1又は2に記載のアゾ化合物若しくはその互変異性体、又はそれらの塩。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアゾ化合物若しくはその互変異性体、又はそれらの塩を、色素として少なくとも1種類含有する水性インク組成物。
- 水溶性有機溶剤をさらに含有する請求項4に記載の水性インク組成物。
- 請求項4又は5に記載の水性インク組成物をインクとして用い、該インクのインク滴を記録信号に応じて吐出させて被記録材に記録を行うインクジェット記録方法。
- 被記録材が情報伝達用シートである請求項6に記載のインクジェット記録方法。
- 情報伝達用シートが多孔性白色無機物を含有するインク受容層を有するシ−トである請求項7に記載のインクジェット記録方法。
- 請求項4又は5に記載の水性インク組成物を含む容器を装填したインクジェットプリンタ。
- a)請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアゾ化合物若しくはその互変異性体、又はそれらの塩、
b)請求項4又は5に記載の水性インク組成物、又は、
c)請求項6に記載のインクジェット記録方法、の3者のいずれかによって着色された着色体。
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