JP2019151478A - 画像形成装置、画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿束に含まれる原稿のサイズの数がシート載置部の数よりも多い場合であっても、当該原稿束に含まれる原稿各々の画像を印刷可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供すること。【解決手段】画像形成装置は、複数のサイズの組み合わせと対応付けられるシート載置部を備えており、印刷対象の原稿束が互いにサイズの異なる複数種類の原稿が混在する特定原稿束である場合であって(ステップS13のYes)、特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部が特定された場合に(ステップS15のYes)、当該シート載置部からシートを順次搬送させるとともに当該シート搬送部から搬送されるシート各々に特定原稿束に含まれる原稿各々の画像を印刷させる印刷処理を実行する(ステップS16)。【選択図】図4

Description

本発明は、原稿束に含まれる原稿各々の画像を印刷する画像形成装置、及び画像形成方法に関する。
プリンターのような画像形成装置は、給紙カセットのようなシート載置部を複数備えることがある。この種の画像形成装置では、前記シート載置部各々に、当該シート載置部に載置されるシートのサイズが対応付けられている(特許文献1参照)。また、この種の画像形成装置では、原稿束に含まれる原稿各々の画像が印刷される場合に、画像が印刷される原稿のサイズに応じてシートの搬送元となる前記シート載置部が切り替えられることがある。
特開2007−62963号公報
ところで、従来の画像形成装置では、原稿束に含まれる原稿のサイズの数が当該画像形成装置の備える前記シート載置部の数よりも多い場合に、当該原稿束に含まれる原稿各々の画像を印刷することができない。
本発明の目的は、原稿束に含まれる原稿のサイズの数がシート載置部の数よりも多い場合であっても、当該原稿束に含まれる原稿各々の画像を印刷可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、シート載置部と、第1判断処理部と、搬送制御部とを備える。前記シート載置部は、予め設定される複数のサイズの組み合わせと対応付けられる。前記第1判断処理部は、印刷対象の原稿束が互いにサイズの異なる複数種類の原稿が混在する特定原稿束である場合に、前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられている前記シート載置部を特定する。前記搬送制御部は、前記第1判断処理部によって特定された前記シート載置部からシートを順次搬送させる。
本発明の他の局面に係る画像形成方法は、予め設定される複数のサイズの組み合わせと対応付けられるシート載置部を備える画像形成装置で実行され、印刷対象の原稿束が互いにサイズの異なる複数種類の原稿が混在する特定原稿束である場合に、前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられている前記シート載置部を特定することと、特定された前記シート載置部からシートを順次搬送させることと、を含む。
本発明によれば、原稿束に含まれる原稿のサイズの数がシート載置部の数よりも多い場合であっても、当該原稿束に含まれる原稿各々の画像を印刷可能な画像形成装置及び画像形成方法が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の外観構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部構成を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される印刷制御処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行されるシート監視処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される印刷中断処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の操作表示部に表示される報知画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の概略構成]
まず、図1〜図3を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概略構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置10の外観構成を示す正面図である。また、図3は画像形成装置10の内部構成を示す断面図である。なお、図3では、シート排出装置8が取り外された状態の画像形成装置10が示されている。
画像形成装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能と共に、ファクシミリ機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、本発明は、プリンター装置、ファクシミリ装置、及びコピー機などの画像形成装置に適用可能である。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置10は、ADF(自動原稿搬送装置)1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、操作表示部6、記憶部7、及びシート排出装置8を備える。
ADF1は、原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、排紙部、第1センサー11(図2参照)、及び第2センサー12(図2参照)を備える。ADF1は、前記原稿セット部に載置された原稿束に含まれる原稿各々を順次搬送する。ここに、ADF1が、本発明における原稿搬送部の一例である。
画像読取部2は、原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCDを備える。画像読取部2は、前記原稿台に載置された原稿の画像データを読み取ることが可能である。また、画像読取部2は、ADF1によって搬送される原稿各々から画像データを読み取ることが可能である。
画像形成部3は、画像読取部2で読み取られた画像データ又は外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて、電子写真方式で画像を形成することが可能である。なお、画像形成部3は、インクジェット方式などの他の画像形成方式で画像を形成可能であってもよい。
図3に示されるように、画像形成部3は、感光体ドラム31、帯電ローラー32、光走査装置33、現像装置34、転写ローラー35、クリーニング装置36、定着ローラー37、加圧ローラー38、及び排紙トレイ39を備える。帯電ローラー32は、感光体ドラム31の表面を帯電させる。光走査装置33は、帯電ローラー32によって帯電された感光体ドラム31の表面に画像データに対応する光を照射する。これにより、感光体ドラム31の表面に静電潜像が形成される。現像装置34は、トナーを含む現像剤を用いて、感光体ドラム31の表面に形成された静電潜像を現像する。これにより、感光体ドラム31の表面にトナー像が形成される。転写ローラー35は、感光体ドラム31との間の印刷位置P1(図3参照)で感光体ドラム31の表面に形成されたトナー像を給紙部4から供給されるシートに転写する。クリーニング装置36は、転写ローラー35によるトナー像の転写後に感光体ドラム31の表面に残存するトナーを除去する。定着ローラー37及び加圧ローラー38は、シートに転写されたトナー像をそのシートに定着させる。画像形成装置10では、トナー像が形成されたシートは、排紙トレイ39に替えて、シート排出装置8に搬送される。
給紙部4は、画像形成部3にシートを供給する。図2及び図3に示されるように、給紙部4は、給紙カセット41〜42、シート搬送路43、シートセンサー44、及び複数の搬送ローラーを備える。給紙カセット41〜42には、画像が形成されるシートが収容される。例えば、給紙カセット41〜42に収容されるシートは、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート部材である。シート搬送路43は、給紙カセット41〜42各々とシート排出装置8との間に形成されるシートの移動通路である。シート搬送路43には、複数の前記搬送ローラーが設けられている。前記搬送ローラー各々は、不図示のモーターから供給される駆動力によって回転駆動される。これにより、給紙カセット41又は42からシートが図3に示される搬送方向D1に沿って搬送される。以下、給紙カセット41〜42を総称して、シート載置部40と呼称することがある。なお、給紙部4は、シート載置部40を1つ、又は3つ以上備えていてもよい。
制御部5は、不図示のCPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶装置である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性の記憶装置である。制御部5では、前記CPUにより前記ROMに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像形成装置10が制御部5により統括的に制御される。なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
記憶部7は、不揮発性の記憶装置である。例えば、記憶部7は、フラッシュメモリー及びEEPROM(登録商標)などの不揮発性メモリ、SSD(ソリッドステートドライブ)、又はHDD(ハードディスクドライブ)などの記憶装置である。
シート排出装置8は、鉛直方向に並設された複数のシート排出トレイ81を備える。シート排出装置8は、画像形成装置10の制御部5からの制御指示に従って、画像形成後のシートを複数のシート排出トレイ81のうち予め設定されるシート排出トレイ81に排出することが可能である。ここに、シート排出トレイ81が、本発明における排紙部の一例である。
ところで、従来の画像形成装置では、シート載置部40各々にシートのサイズが対応付けられている。また、前記従来の画像形成装置では、原稿束に含まれる原稿各々の画像が印刷される場合に、画像が印刷される原稿のサイズに応じてシートの搬送元となるシート載置部40が切り替えられることがある。
しかしながら、前記従来の画像形成装置では、原稿束に含まれる原稿のサイズの数が当該装置の備えるシート載置部40の数よりも多い場合に、当該原稿束に含まれる原稿各々の画像を印刷することができない。これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置10では、以下に説明するように、原稿束に含まれる原稿のサイズの数がシート載置部40の数よりも多い場合であっても、当該原稿束に含まれる原稿各々の画像を印刷することが可能である。
具体的に、制御部5の前記ROMには、制御部5の前記CPUに後述の印刷制御処理(図4のフローチャート参照)を実行させるための印刷制御プログラムが予め記憶されている。なお、前記印刷制御プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から記憶部7などの記憶装置にインストールされてもよい。
そして、制御部5は、図2に示されるように、設定処理部51、読取処理部52、第1サイズ検出部53、第1判断処理部54、印刷制御部55、第2サイズ検出部56、第2判断処理部57、及び報知処理部58を含む。具体的に、制御部5の前記CPUは、前記ROMに記憶された前記印刷制御プログラムを実行する。これにより、制御部5は、設定処理部51、読取処理部52、第1サイズ検出部53、第1判断処理部54、印刷制御部55、第2サイズ検出部56、第2判断処理部57、及び報知処理部58として機能する。
設定処理部51は、ユーザーの操作に応じて、シート載置部40にシートサイズを対応付ける。また、設定処理部51は、ユーザーの操作に応じて、シート載置部40に複数のシートサイズの組み合わせを対応付ける。
例えば、設定処理部51は、操作表示部6におけるユーザーの操作に応じて、シート載置部40に対応するシートサイズの設定に用いられるサイズ設定画面を操作表示部6に表示させる。前記サイズ設定画面において、ユーザーは、シート載置部40を指定して、指定されたシート載置部40に対応付けられるシートサイズ又は複数のシートサイズの組み合わせを入力することが可能である。例えば、前記サイズ設定画面では、A3サイズ、A4サイズ、及びA3サイズとA4サイズとの組み合わせのいずれかを、シート載置部40に対応付けられるシートサイズ又は複数のシートサイズの組み合わせとして入力可能である。
前記サイズ設定画面においてユーザーにより入力内容を確定させる操作が行われると、前記サイズ設定画面における入力内容に基づいて、シート載置部40にシートサイズ又は複数のシートサイズの組み合わせが対応付けられる。
例えば、画像形成装置10では、給紙カセット41に対応付けられるシートサイズ又は複数のシートサイズの組み合わせを示す情報が格納される第1記憶領域が、予め記憶部7に設けられている。また、画像形成装置10では、前記第1記憶領域とは別に、給紙カセット42に対応付けられるシートサイズ又は複数のシートサイズの組み合わせを示す情報が格納される第2記憶領域が、予め記憶部7に設けられている。
設定処理部51は、前記サイズ設定画面で入力されたシートサイズ又は複数のシートサイズの組み合わせを示す情報を前記第1記憶領域に格納することで、給紙カセット41にその情報が示すシートサイズ又は複数のシートサイズの組み合わせを対応付ける。また、設定処理部51は、前記サイズ設定画面で入力されたシートサイズ又は複数のシートサイズの組み合わせを示す情報を前記第2記憶領域に格納することで、給紙カセット42にその情報が示すシートサイズ又は複数のシートサイズの組み合わせを対応付ける。
なお、制御部5は、設定処理部51を含んでいなくてもよい。この場合、画像形成装置10の出荷前に、シート載置部40各々に対応するシートサイズ又は複数のシートサイズの組み合わせが予め設定されていてよい。
読取処理部52は、原稿束に含まれる原稿各々の画像データを読み取る画像読取処理を実行する。
具体的に、読取処理部52は、ADF1に、前記原稿セット部に載置された原稿束に含まれる原稿各々を順次搬送させる。また、読取処理部52は、画像読取部2に、ADF1によって搬送される原稿各々から画像データを読み取らせる。読取処理部52は、操作表示部6におけるユーザーの操作によって前記画像読取処理の実行が指示された場合に、前記画像読取処理を実行する。
第1サイズ検出部53は、読取処理部52によって画像データが読み取られる原稿各々のサイズを検出する。
具体的に、第1サイズ検出部53は、第1センサー11(図2参照)及び第2センサー12(図2参照)を用いて、原稿のサイズを検出する。
ここで、第1センサー11は、ADF1によって搬送される原稿における、ADF1による搬送方向D2(図3参照)の長さを検出することが可能である。例えば、第1センサー11は、図3に示されるように、ADF1の内部に形成された原稿搬送路に配置され、配置位置における原稿の有無を検出可能な反射型又は透過型の光センサーである。
また、第2センサー12は、ADF1によって搬送される原稿における、搬送方向D2と直交する幅方向の長さを検出することが可能である。例えば、ADF1の前記原稿セット部には、原稿束に含まれる原稿各々の前記幅方向における位置の調整に用いられる一対のガイド部材が設けられている。前記一対のガイド部材は、前記原稿セット部に載置された原稿束に含まれる原稿各々の前記幅方向における両端部と接触して、当該原稿各々の前記幅方向における位置を調整する。前記一対のガイド部材は、一方の前記ガイド部材の前記幅方向における移動に連動して、他方の前記ガイド部材が一方の前記ガイド部材とは逆方向へ移動可能に設けられている。具体的に、前記ガイド部材各々は、他方の前記ガイド部材側へ向けて延出するラックを備える。前記ラック各々は、前記一対のガイド部材の間に設けられたピニオンギヤに噛合されている。前記ピニオンギヤには、前記ピニオンギヤの回転に応じて電気抵抗が変化する可変抵抗器が連結されている。これにより、前記一対のガイド部材の前記幅方向における離間距離に応じて、前記可変抵抗器の電気抵抗が変化する。第2センサー12は、前記可変抵抗器の電気抵抗値を検出可能な電気回路である。
第1サイズ検出部53は、前記画像読取処理が実行される場合に、第2センサー12を用いて、ADF1の前記原稿セット部に載置された原稿束における前記幅方向の長さを検出する。また、第1サイズ検出部53は、ADF1によって原稿が搬送される度に、第1センサー11を用いて、搬送される原稿における搬送方向D2の長さを検出する。そして、第1サイズ検出部53は、第2センサー12及び第1センサー11による検出結果に基づいて、原稿各々のサイズを判断する。
なお、制御部5は、第1サイズ検出部53を含んでいなくてもよい。例えば、前記画像読取処理が実行される前に、当該画像読取処理で読み取られる原稿のサイズの入力を受付可能な構成が考えられる。
第1判断処理部54は、印刷対象の原稿束が互いにサイズの異なる複数種類の原稿が混在する特定原稿束であるか否かを判断する。
例えば、第1判断処理部54は、前記画像読取処理で原稿各々の画像データが読み取られた原稿束が印刷対象である場合に、第1サイズ検出部53による検出結果に基づいて、当該原稿束が前記特定原稿束であるか否かを判断する。また、第1判断処理部54は、外部の情報処理装置から原稿束に含まれる画像各々の印刷を指示する印刷ジョブが入力された場合に、当該印刷ジョブに含まれる情報に基づいて、当該原稿束が前記特定原稿束であるか否かを判断する。
なお、第1判断処理部54は、前記画像読取処理で原稿各々の画像データが読み取られた原稿束が印刷対象である場合であって、予めユーザーによって当該原稿束に含まれる原稿のサイズが入力されている場合に、その入力情報に基づいて、当該原稿束が前記特定原稿束であるか否かを判断してもよい。
そして、第1判断処理部54は、印刷対象の原稿束が前記特定原稿束ではないと判断した場合に、当該原稿束に含まれる原稿のサイズに対応するシート載置部40を特定する。
また、第1判断処理部54は、印刷対象の原稿束が前記特定原稿束であると判断した場合に、前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部40を特定する。
ここで、第1判断処理部54は、前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部40が存在しないと判断した場合に、前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズ各々に対応する複数のシート載置部40を特定する。
印刷制御部55は、シート載置部40からシートを順次搬送させるとともに、シート載置部40から搬送されるシート各々に原稿束に含まれる原稿各々の画像を印刷する印刷処理を実行する。
具体的に、印刷制御部55は、給紙部4に、シート載置部40からシートを順次搬送させる。また、印刷制御部55は、画像形成部3に、シート載置部40から搬送されるシート各々に原稿束に含まれる原稿各々の画像を印刷させる。また、印刷制御部55は、シート排出装置8に、画像が形成されたシートを複数のシート排出トレイ81のうち予め設定された第1排紙部に排出させる。
印刷制御部55は、前記画像読取処理が実行される場合に、前記画像読取処理で読み取られた画像データに基づいて前記印刷処理を実行する。また、印刷制御部55は、外部の情報処理装置から前記印刷ジョブが入力された場合に、当該印刷ジョブに含まれる画像データに基づいて前記印刷処理を実行する。
ここで、印刷制御部55は、前記印刷処理において、第1判断処理部54によって特定された一又は複数のシート載置部40からシートを順次搬送させる。ここに、印刷制御部55が、本発明における搬送制御部の一例である。
第2サイズ検出部56は、シート載置部40から搬送されるシートのサイズを検出する。ここに、第2サイズ検出部56が、本発明におけるサイズ検出部の一例である。
具体的に、第2サイズ検出部56は、シートセンサー44(図2参照)を用いて、シートのサイズを検出する。
ここで、シートセンサー44は、シート載置部40から印刷位置P1(図3参照)を経由するシートの搬送経路において、印刷位置P1からシート載置部40側へ予め定められた特定距離以上離間した検出位置P2(図3参照)で、検出位置P2を通過するシートのサイズを検出する。具体的に、前記特定距離は、画像形成装置10で印刷可能な最大サイズのシートに対応する距離である。例えば、画像形成装置10で印刷可能な最大サイズのシートは、A3サイズのシートである。そして、画像形成装置10では、シート搬送路43における印刷位置P1と検出位置P2との間の距離が、A3サイズのシートにおける搬送方向D1における長さ(前記特定距離)よりも長い距離に設定されている。これにより、画像形成装置10では、シート載置部40から搬送されたシートが印刷位置P1に到達する前に、当該シートのサイズを検出可能である。例えば、シートセンサー44は、検出位置P2に配置され、検出位置P2におけるシートの有無を検出可能な反射型又は透過型の光センサーである。
第2サイズ検出部56は、前記印刷処理が実行される場合であって、複数のシートサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部40からシートが搬送される場合に、シートセンサー44を用いて、搬送されるシートにおける搬送方向D1の長さを検出する。そして、第2サイズ検出部56は、シートセンサー44による検出結果に基づいて、シートのサイズを判断する。
第2判断処理部57は、前記印刷処理が実行される場合であって、複数のシートサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部40からシートが搬送される場合に、当該シート載置部40からシートが搬送される毎に、当該シートの第2サイズ検出部56による検出サイズと当該シートに印刷される画像に対応する原稿のサイズとが一致するか否かを判断する。
ここで、印刷制御部55は、第2判断処理部57によって第2サイズ検出部56によるシートの検出サイズと当該シートに印刷される画像に対応する原稿のサイズとが一致しないと判断された場合に、当該シートが印刷位置P1に到達する前に前記印刷処理を中断することが可能である。
例えば、印刷制御部55は、第2判断処理部57によってシートの検出サイズと原稿のサイズとが一致しないと判断された回数が予め定められた特定数に達した場合に、前記印刷処理を中断する。ここで、前記特定数は1以上の数である。例えば、前記特定数は、操作表示部6におけるユーザーの操作によって設定される。
また、印刷制御部55は、前記印刷処理の中断後に、サイズが原稿のサイズと一致しないシートを排出させる排出処理を自動で実行する。
例えば、印刷制御部55は、前記排出処理において、シートを複数のシート排出トレイ81のうち予め設定された第2排紙部に排出させる。前記第2排紙部は、前記第1排紙部とは別のシート排出トレイ81である。
また、印刷制御部55は、前記印刷処理の中断後に受け付けられるユーザーの操作に応じて、前記印刷処理を再開する。例えば、印刷制御部55は、後述する報知画面X10において操作キーX15が操作された場合に、前記印刷処理を再開する。なお、印刷制御部55は、シート載置部40が画像形成装置10の筐体から取り外されて、その後前記筐体に装着されたことが検出された場合に、前記印刷処理を再開してもよい。
なお、印刷制御部55は、第2判断処理部57によるシートの検出サイズと原稿のサイズとが一致しないとの判断の連続数が前記特定数に達した場合に、前記印刷処理を中断してもよい。また、印刷制御部55による、第2判断処理部57によってシートの検出サイズと原稿のサイズとが一致しないと判断された回数のカウントは、複数の前記印刷処理に跨るものであってもよい。また、印刷制御部55による前記印刷処理の中断機能は、操作表示部6におけるユーザーの操作に応じて、有効無効が切り替えられてもよい。
また、印刷制御部55は、前記印刷処理の中断後に、サイズが原稿のサイズと一致しないシートを排出させる排出処理をユーザーの操作に応じて実行してもよい。また、印刷制御部55による前記排出処理の自動実行機能は、操作表示部6におけるユーザーの操作に応じて、有効無効が切り替えられてもよい。また、制御部5は、前記排出処理の実行機能を有していなくてもよい。
また、印刷制御部55は、前記排出処理において、シートを複数のシート排出トレイ81のうち前記第1排紙部に排出させてもよい。
また、印刷制御部55は、前記印刷処理の中断後に、前記印刷処理を自動で再開してもよい。例えば、印刷制御部55は、前記印刷処理の中断後に、前記排出処理を自動で実行して、その後前記印刷処理を自動で再開してもよい。また、印刷制御部55は、前記印刷処理の中断時から予め定められた時間が経過した後に前記印刷処理を自動で再開してもよい。
報知処理部58は、印刷制御部55によって前記印刷処理が中断された場合に、その旨及び前記特定原稿束に含まれる原稿のうち画像が印刷されていない原稿各々のサイズ及び印刷順序を報知する。
例えば、報知処理部58は、操作表示部6に図7に示される報知画面X10を表示させる。報知画面X10は、メッセージ欄X11、複数の原稿画像X12、及び操作キーX13〜X16を含む。
メッセージ欄X11には、ユーザーへのメッセージが表示される。前記メッセージには、前記印刷処理が中断された旨が含まれる。原稿画像X12各々は、前記特定原稿束に含まれる一枚の原稿を表す画像であって、当該原稿の印刷順序を示す情報、当該原稿が印刷済であるか否かを示す情報、及び当該原稿のサイズを示す情報を含んでいる。例えば、図7に示された報知画面X10における紙面左端の原稿画像X12は、印刷順序が1番目であることを示す情報、印刷済であることを示す情報、及びサイズがA3であることを示す情報を含んでいる。一方、図7に示された報知画面X10における紙面右端の原稿画像X12は、印刷順序が5番目であることを示す情報、印刷が終了していないことを示す情報、及びサイズがA4であることを示す情報を含んでいる。図7に示された報知画面X10では、印刷順序が1番目から5番目までの原稿を表す5つの原稿画像X12が示されている。報知画面X10に表示される原稿画像X12の数は、任意に設定可能であってよい。
操作キーX13及び操作キーX14は、報知画面X10に表示される原稿の切り替えに用いられる。操作キーX13は、報知画面X10に表示されている原稿よりも印刷順序が上位側の原稿を表示させる場合に用いられる。操作キーX14は、報知画面X10に表示されている原稿よりも印刷順序が下位側の原稿を表示させる場合に用いられる。例えば、図7に示された報知画面X10において、操作キーX14が操作されると、報知画面X10に表示される原稿が、印刷順序が2番目から6番目までの原稿に切り替えられる。
操作キーX15は、中断された前記印刷処理の再開に用いられる。また、操作キーX16は、中断された前記印刷処理の中止に用いられる。印刷制御部55は、操作キーX15が操作された場合に、前記印刷処理を再開する。
なお、報知処理部58は、印刷制御部55による前記印刷処理の中断機能が無効に設定されている場合において、第2判断処理部57によって第2サイズ検出部56によるシートの検出サイズと当該シートに印刷される画像に対応する原稿のサイズとが一致しないと判断された場合に、その旨を報知してもよい。例えば、報知処理部58は、第2判断処理部57によってシートの検出サイズと原稿のサイズとが一致しないと判断された回数が前記特定数に達した場合に、その旨を報知してもよい。また、報知処理部58は、第2判断処理部57によって第2サイズ検出部56によるシートの検出サイズと当該シートに印刷される画像に対応する原稿のサイズとが一致しないと判断される毎に、その旨を報知してもよい。
なお、制御部5は、報知処理部58を含んでいなくてもよい。また、制御部5は、第2サイズ検出部56、第2判断処理部57、及び報知処理部58を含んでいなくてもよい。
[印刷制御処理]
以下、図4を参照しつつ、画像形成装置10において制御部5により実行される印刷制御処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。前記印刷制御処理は、操作表示部6におけるユーザーの操作によって前記画像読取処理で読み取られる画像データに基づく前記印刷処理の実行が指示された場合に実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部5は、前記画像読取処理を実行する。ここで、ステップS11の処理は、制御部5の読取処理部52により実行される。
具体的に、制御部5は、ADF1に、前記原稿セット部に載置された原稿束に含まれる原稿各々を順次搬送させる。また、制御部5は、画像読取部2に、ADF1によって搬送される原稿各々から画像データを読み取らせる。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部5は、前記画像読取処理で画像データが読み取られる原稿各々のサイズを検出する。ここで、ステップS12の処理は、制御部5の第1サイズ検出部53により実行される。なお、ステップS12の処理は、ステップS11の処理と並行して実行される。
具体的に、制御部5は、第1センサー11(図2参照)及び第2センサー12(図2参照)を用いて、原稿のサイズを検出する。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部5は、ステップS12での原稿各々のサイズの検出結果に基づいて、印刷対象の原稿束が前記特定原稿束であるか否かを判断する。なお、ステップS13の処理は、ステップS11の処理の終了後に実行される。
ここで、制御部5は、印刷対象の原稿束が前記特定原稿束であると判断すると(S13のYes側)、処理をステップS14に移行させる。また、印刷対象の原稿束が前記特定原稿束でなければ(S13のNo側)、制御部5は、処理をステップS131に移行させる。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部5は、前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部40を特定する。ここで、ステップS13及びステップS14の処理は、制御部5の第1判断処理部54により実行される。
例えば、前記特定原稿束がA3サイズの原稿とA4サイズの原稿とが混在する原稿束である場合、制御部5は、A3サイズとA4サイズとの組み合わせに対応付けられているシート載置部40を特定する。また、前記特定原稿束がA3サイズの原稿とA4サイズの原稿とレターサイズの原稿とが混在する原稿束である場合、制御部5は、A3サイズとA4サイズとレターサイズとの組み合わせに対応付けられているシート載置部40を特定する。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部5は、ステップS14で前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部40が特定されたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、ステップS14で前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部40が特定されたと判断すると(S15のYes側)、処理をステップS16に移行させる。また、前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部40が存在しておらず、ステップS14で前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部40が特定されていなければ(S15のNo側)、制御部5は、処理をステップS131に移行させる。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部5は、ステップS11で読み取られた画像データに基づいて、前記印刷処理を実行する。ここで、ステップS16の処理は、制御部5の印刷制御部55により実行される。
具体的に、制御部5は、給紙部4に、ステップS14で特定されたシート載置部40からシートを順次搬送させる。また、制御部5は、画像形成部3に、当該シート載置部40から搬送されるシート各々に前記特定原稿束に含まれる原稿各々の画像を印刷させる。また、制御部5は、シート排出装置8に、画像が形成されたシートを前記第1排紙部に排出させる。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部5は、後述するシート監視処理を実行する。なお、ステップS17の処理は、ステップS16の処理と並行して実行される。
<ステップS131>
ステップS131において、制御部5は、ステップS11で読み取られた画像データに基づく前記印刷処理を実行可能であるか否かを判断する。ここで、ステップS131の処理は、制御部5の第1判断処理部54により実行される。
具体的に、制御部5は、ステップS13で印刷に用いられる原稿束が前記特定原稿束ではないと判断された場合に、当該原稿束に含まれる原稿のサイズに対応するシート載置部40を特定する。例えば、印刷に用いられる原稿束がA4サイズの原稿のみで構成される原稿束である場合、制御部5は、A4サイズに対応付けられているシート載置部40を特定する。そして、制御部5は、原稿束に含まれる原稿のサイズに対応するシート載置部40が特定された場合に、前記印刷処理を実行可能であると判断する。
また、制御部5は、ステップS15で前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部40が特定されていないと判断された場合に、前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズ各々に対応する複数のシート載置部40を特定する。例えば、前記特定原稿束がA3サイズの原稿とA4サイズの原稿とが混在する原稿束である場合、制御部5は、A3サイズに対応付けられているシート載置部40及びA4サイズに対応付けられているシート載置部40の両方を特定する。そして、制御部5は、前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズ各々に対応する複数のシート載置部40が特定された場合に、前記印刷処理を実行可能であると判断する。
ここで、制御部5は、前記印刷処理が実行可能であると判断すると(S131のYes側)、処理をステップS132に移行させる。また、前記印刷処理が実行可能でなければ(S131のNo側)、制御部5は、処理をステップS133に移行させる。
<ステップS132>
ステップS132において、制御部5は、ステップS11で読み取られた画像データに基づいて、前記印刷処理を実行する。ここで、ステップS132の処理は、制御部5の印刷制御部55により実行される。
具体的に、制御部5は、ステップS13で印刷に用いられる原稿束が前記特定原稿束ではないと判断された場合は、前記印刷処理において、当該原稿束に含まれる原稿のサイズに対応するシート載置部40からシートを順次搬送させる。
また、制御部5は、ステップS15で前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部40が特定されていないと判断された場合は、前記印刷処理において、前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズ各々に対応する複数のシート載置部40からシートを順次搬送させる。より具体的に、制御部5は、前記印刷処理において、画像が印刷される原稿のサイズに応じて、給紙元とされるシート載置部40を切り替えさせる。
<ステップS133>
ステップS133において、制御部5は、原稿束に含まれる原稿のサイズに対応するシート載置部40が存在しないため、前記印刷処理を実行不能である旨を報知する。例えば、制御部5は、前記印刷処理を実行不能である旨を含むメッセージを操作表示部6に表示させる。
なお、前記印刷制御処理は、外部の情報処理装置から前記印刷ジョブが入力された場合に実行されてもよい。この場合、ステップS11及びステップS12の処理は省略されてよい。
また、前記印刷制御処理において、ステップS12の処理は省略されてよい。例えば、前記印刷制御処理が実行される前に、前記画像読取処理で読み取られる原稿のサイズの入力が受け付けられてもよい。この場合、ステップS13〜ステップS17、及びステップS131〜ステップS133の処理は、ステップS11の処理と並行して実行されてもよい。
また、前記印刷制御処理において、ステップS17の処理は省略されてもよい。
[シート監視処理]
次に、図5を参照しつつ、前記印刷制御処理のステップS17で実行されるシート監視処理の手順の一例について説明する。
<ステップS21>
まず、ステップS21において、制御部5は、前記印刷処理で前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部40からシートが一枚搬送されたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、シート載置部40からシートが一枚搬送されたと判断すると(S21のYes側)、処理をステップS22に移行させる。また、シート載置部40からシートが搬送されていなければ(S21のNo側)、制御部5は、ステップS21でシート載置部40からシートが搬送されるのを待ち受ける。
<ステップS22>
ステップS22において、制御部5は、シート載置部40から搬送されたシートのサイズを検出する。ここで、ステップS22の処理は、制御部5の第2サイズ検出部56により実行される。
具体的に、制御部5は、シートセンサー44(図2参照)を用いて、シートのサイズを検出する。
<ステップS23>
ステップS23において、制御部5は、ステップS22で検出されたシートのサイズと、当該シートに印刷される画像に対応する原稿のサイズとが一致するか否かを判断する。ここで、ステップS23の処理は、制御部5の第2判断処理部57により実行される。
ここで、制御部5は、ステップS22で検出されたシートのサイズと、当該シートに印刷される画像に対応する原稿のサイズとが一致すると判断すると(S23のYes側)、処理をステップS25に移行させる。また、ステップS22で検出されたシートのサイズと、当該シートに印刷される画像に対応する原稿のサイズとが一致しなければ(S23のNo側)、制御部5は、処理をステップS24に移行させる。
<ステップS24>
ステップS24において、制御部5は、後述する印刷中断処理を実行する。
<ステップS25>
ステップS25において、制御部5は、前記印刷処理が終了したか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記印刷処理が終了したと判断すると(S25のYes側)、前記シート監視処理を終了させる。また、前記印刷処理が終了していなければ(S25のNo側)、制御部5は、処理をステップS21に移行させる。
[印刷中断処理]
次に、図6を参照しつつ、前記シート監視処理のステップS24で実行される印刷中断処理の手順の一例について説明する。
<ステップS31>
まず、ステップS31において、制御部5は、前記シート監視処理のステップS23で、シートのサイズと当該シートに印刷される画像に対応する原稿のサイズとが一致しないと判断された回数が前記特定数に到達したか否かを判断する。
ここで、制御部5は、一致しないと判断された回数が前記特定数に到達したと判断すると(S31のYes側)、処理をステップS32に移行させる。また、一致しないと判断された回数が前記特定数に到達していなければ(S31のNo側)、制御部5は、前記印刷中断処理を終了させる。
<ステップS32>
ステップS32において、制御部5は、前記印刷処理を中断させる。これにより、原稿のサイズとシートのサイズとが一致しない場合に、シートに原稿の画像が印刷されることを未然に防止可能である。
<ステップS33>
ステップS33において、制御部5は、前記排出処理を実行する。ここで、ステップS32及びステップS33の処理は、制御部5の印刷制御部55により実行される。これにより、シート搬送路43内に留まるシートを取り除くユーザーの手間が省かれる。
具体的に、制御部5は、前記排出処理において、シートを前記第1排紙部とは別の前記第2排紙部に排出させる。これにより、前記排出処理において、シートが前記第1排紙部に排出される構成と比較して、排紙部に排出されたシート束から前記排出処理によって排出されたシートを取り除くユーザーの手間が省かれる。
<ステップS34>
ステップS34において、制御部5は、前記印刷処理が中断された旨、及び前記特定原稿束に含まれる原稿のうち画像が印刷されていない原稿各々のサイズ及び印刷順序を報知する。ここで、ステップS33の処理は、制御部5の報知処理部58により実行される。
例えば、制御部5は、操作表示部6に報知画面X10(図7参照)を表示させる。これにより、ユーザーがシート載置部40に収容されているシート束を確認する際に、前記特定原稿束及び前記第1排紙部に排出された印刷後のシートに基づいて、画像が印刷されていない原稿各々を特定する作業の手間が省かれる。
<ステップS35>
ステップS35において、制御部5は、前記印刷処理の再開を指示するユーザーの操作を受け付けたか否かを判断する。
例えば、制御部5は、報知画面X10において操作キーX15が操作された場合に、前記印刷処理の再開を指示するユーザーの操作を受け付けたと判断する。なお、制御部5は、シート載置部40が画像形成装置10の筐体から取り外されて、その後前記筐体に装着されたことが検出された場合に、前記印刷処理の再開を指示するユーザーの操作を受け付けたと判断してもよい。
ここで、制御部5は、前記印刷処理の再開を指示するユーザーの操作を受け付けたと判断すると(S35のYes側)、処理をステップS36に移行させる。また、前記印刷処理の再開を指示するユーザーの操作を受け付けていなければ(S35のNo側)、制御部5は、ステップS35で前記印刷処理の再開を指示するユーザーの操作が受け付けられるのを待ち受ける。
<ステップS36>
ステップS36において、制御部5は、前記印刷処理を再開させる。ここで、ステップS36の処理は、制御部5の印刷制御部55により実行される。
なお、前記印刷中断処理において、ステップS31の処理は省略されてもよい。また、前記印刷中断処理において、ステップS33の処理は省略されてもよい。また、前記印刷中断処理において、ステップS34及びステップS35の処理は省略されてもよい。
このように、画像形成装置10では、印刷に用いられる原稿束が前記特定原稿束である場合に、前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられているシート載置部40が特定される。そして、特定されたシート載置部40からシートが順次搬送されるとともに、搬送されるシート各々に前記特定原稿束に含まれる原稿各々の画像が印刷される。そのため、原稿束に含まれる原稿のサイズの数がシート載置部40の数よりも多い場合であっても、当該原稿束に含まれる原稿各々の画像を印刷することが可能である。
なお、給紙部4は、手差しトレイを備えていてもよい。この場合、前記手差しトレイが本発明におけるシート載置部の一例であってもよい。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部
5 制御部
6 操作表示部
7 記憶部
8 シート排出装置
10 画像形成装置
11 第1センサー
12 第2センサー
40 シート載置部
41 給紙カセット
42 給紙カセット
43 シート搬送路
44 シートセンサー
51 設定処理部
52 読取処理部
53 第1サイズ検出部
54 第1判断処理部
55 印刷制御部
56 第2サイズ検出部
57 第2判断処理部
58 報知処理部
81 シート排出トレイ

Claims (8)

  1. 予め設定される複数のサイズの組み合わせと対応付けられるシート載置部と、
    印刷対象の原稿束が互いにサイズの異なる複数種類の原稿が混在する特定原稿束である場合に、前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられている前記シート載置部を特定する第1判断処理部と、
    前記第1判断処理部によって特定された前記シート載置部からシートを順次搬送させる搬送制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記シート載置部から原稿の画像が印刷される印刷位置を経由するシートの搬送経路において前記印刷位置から前記シート載置部側へ前記画像形成装置で印刷可能な最大サイズのシートに対応する特定距離以上離間した検出位置で当該検出位置を通過するシートのサイズを検出するサイズ検出部と、
    前記搬送制御部によって前記シート載置部からシートが搬送される毎に当該シートの前記サイズ検出部による検出サイズと当該シートに印刷される画像に対応する原稿のサイズとが一致するか否かを判断する第2判断処理部と、
    を備え、
    前記搬送制御部は、前記第2判断処理部によって前記サイズ検出部によるシートの検出サイズと当該シートに印刷される画像に対応する原稿のサイズとが一致しないと判断された回数が予め定められた特定数に達した場合に、当該シートが前記印刷位置に到達する前に搬送を中断する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送制御部は、シートの搬送の中断後にサイズが原稿のサイズと一致しないシートを排出させる排出処理を自動で実行する、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記搬送経路を搬送されるシートが排出される複数の排紙部を備え、
    前記搬送制御部は、前記特定原稿束に含まれる原稿の画像が印刷されたシートを複数の前記排紙部のうち予め定められた第1排紙部に排出させ、前記排出処理においてシートを前記第1排紙部とは異なる第2排紙部に排出させる、
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記搬送制御部は、シートの搬送の中断後に受け付けられるユーザーの操作に応じて、シートの搬送を再開する、
    請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送制御部によってシートの搬送が中断された場合に、その旨及び前記特定原稿束に含まれる原稿のうち画像が印刷されていない原稿各々のサイズ及び印刷順序を報知する報知処理部を備える、
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記原稿束に含まれる原稿各々を順次搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿搬送部によって順次搬送される原稿各々の画像データを読み取る画像読取部と、
    を備える請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 予め設定される複数のサイズの組み合わせと対応付けられるシート載置部を備える画像形成装置で実行される画像形成方法であって、
    印刷対象の原稿束が互いにサイズの異なる複数種類の原稿が混在する特定原稿束である場合に、前記特定原稿束に含まれる原稿のサイズの組み合わせと対応付けられている前記シート載置部を特定することと、
    特定された前記シート載置部からシートを順次搬送させることと、
    を含む画像形成方法。
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