JP2018158390A - 画像処理装置、裁断領域設定方法 - Google Patents

画像処理装置、裁断領域設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】裁断後に残るシート片の再利用の可能性を高めることが可能な画像処理装置、及び裁断領域設定方法を提供すること。
【解決手段】画像処理装置は、シートの裁断サイズの入力操作に用いられる入力画面を表示させて(ステップS21)、前記入力操作の受け付け後に(ステップS22のYes)、前記シートの領域内における前記入力操作で入力された前記裁断サイズに対応する裁断領域の位置及び向きを設定する設定操作に用いられる設定画面を表示させて(ステップS24)、前記設定画面で受け付けられた前記設定操作に応じて、前記シートの領域内における前記裁断領域の位置及び向きを設定する(ステップS25のYes、ステップS26)。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像処理装置、及び画像処理装置で実行される裁断領域設定方法に関する。
プリンターのような画像処理装置では、画像が形成されたシートが裁断されることがある(例えば、特許文献1参照)。また、シートを任意の形状に裁断することが可能な裁断装置が知られている(特許文献2参照)。
特開平11−129562号公報 特表2009−501639号公報
ところで、シートが任意のサイズに裁断される場合において、そのシートにおける隅部のような予め定められた位置を基準に裁断領域が設定される場合には、裁断後に残るシート片の再利用の可能性が失われることがある。
本発明の目的は、裁断後に残るシート片の再利用の可能性を高めることが可能な画像処理装置、及び裁断領域設定方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像処理装置は、受付処理部と、設定処理部とを備える。前記受付処理部は、シートの裁断サイズの入力操作を受け付ける。前記設定処理部は、ユーザー操作に応じて、前記シートの領域内における前記入力操作で入力された前記裁断サイズに対応する裁断領域の位置及び向きを設定する。
本発明の他の局面に係る裁断領域設定方法は、シートの裁断サイズの入力操作を受け付けることと、ユーザー操作に応じて、前記シートの領域内における前記入力操作で入力された前記裁断サイズに対応する裁断領域の位置及び向きを設定することと、を含む。
本発明によれば、裁断後に残るシート片の再利用の可能性を高めることが可能な画像処理装置、及び裁断領域設定方法が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像処理装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像処理装置で表示される設定画面の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像処理装置で実行される裁断領域印刷処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態に係る画像処理装置で実行される裁断領域設定処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の他の実施形態に係る画像処理装置のシステム構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像処理装置10の概略構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像処理装置10の概略構成について説明する。ここで、図1は画像処理装置10の構成を示す断面模式図である。
画像処理装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能と共に、ファクシミリ機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、本発明は、スキャナー装置、プリンター装置、ファクシミリ装置、コピー機、及びパーソナルコンピューターなどの画像処理装置に適用可能である。
具体的に、図1及び図2に示されるように、画像処理装置10は、ADF(自動原稿搬送装置)1、画像読取部2、画像形成部3、シート搬送部4、制御部5、操作表示部6、及び記憶部7を備える。
ADF1は、不図示の原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部などを備え、画像読取部2によって読み取られる原稿を搬送する。画像読取部2は、不図示の原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCDなどを備え、原稿から画像データを読み取ることが可能である。
画像形成部3は、画像読取部2で読み取られた画像データに基づいて、電子写真方式でカラー又はモノクロの画像を形成することが可能である。また、画像形成部3は、外部のパーソナルコンピューターのような情報処理装置から入力された画像データに基づいて、画像を形成することも可能である。図1に示されるように、画像形成部3は、複数の画像形成ユニット31〜34、光走査装置35、中間転写ベルト36、二次転写ローラー37、及び定着装置38を備える。
画像形成ユニット31はY(イエロー)、画像形成ユニット32はC(シアン)、画像形成ユニット33はM(マゼンタ)、画像形成ユニット34はK(ブラック)に対応する電子写真方式の画像形成ユニットである。画像形成ユニット31〜34は、各々感光体ドラム、帯電装置、現像装置、一次転写ローラー、及びクリーニング装置を備える。
光走査装置35は、画像形成ユニット31〜34の各々が備える感光体ドラムに静電潜像を形成する。中間転写ベルト36は、画像形成ユニット31〜34の各々の感光体ドラムから転写されるトナー像を、二次転写ローラー37との接触位置である転写位置P1(図1参照)へ搬送する。二次転写ローラー37は、転写位置P1で中間転写ベルト36の表面に転写されたトナー像をシート搬送部4によって搬送されるシートに転写する。定着装置38は、二次転写ローラー37によってシートに転写されたトナー像をそのシートに溶融定着させる。
シート搬送部4は、画像形成部3によって画像が形成されるシートを搬送する。図1に示されるように、シート搬送部4は、給紙カセット41、排紙トレイ42、第1搬送路43、レジストローラー44、手差しトレイ45、第2搬送路46、及び撮像部47を備える。
給紙カセット41には、画像形成部3によって画像が形成されるシートが収容される。例えば、給紙カセット41には、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート材料が収容される。排紙トレイ42には、画像形成部3によって画像が形成されたシートが排出される。
第1搬送路43は、給紙カセット41と排紙トレイ42との間に設けられるシートの移動通路である。第1搬送路43には、シートを搬送する複数の搬送ローラーが配置される。第1搬送路43では、給紙カセット41から排紙トレイ42へ向かう搬送方向D1(図1参照)に沿ってシートが搬送される。また、図1に示されるように、第1搬送路43には、画像形成部3の二次転写ローラー37、及び定着装置38が配置される。
レジストローラー44は、中間転写ベルト36による転写位置P1(図1参照)へのトナー像の搬送タイミングに合わせて、シートを転写位置P1へ搬送する。図1に示されるように、レジストローラー44は、第1搬送路43における二次転写ローラー37より搬送方向D1の上流側に配置される。
手差しトレイ45には、画像形成部3によって画像が形成されるシートが載置される。第2搬送路46は、手差しトレイ45と第1搬送路43におけるレジストローラー44より搬送方向D1の上流側との間に設けられるシートの移動通路である。第2搬送路46には、シートを搬送する複数の搬送ローラーが配置される。第2搬送路46では、手差しトレイ45から第1搬送路43へ向かう搬送方向D2(図1参照)に沿ってシートが搬送される。
撮像部47は、第2搬送路46に設けられ、第2搬送路46を搬送されるシートを撮像する。撮像部47は、手差しトレイ45から排紙トレイ42へ至るシートの搬送経路上において、レジストローラー44から手差しトレイ45側へ離間した位置に配置される。具体的に、撮像部47は、レジストローラー44からシート搬送部4によって搬送可能な最大サイズのシート一枚分を超える間隔を隔てて配置される。
例えば、撮像部47は、発光部及び受光部を有するCISである。前記発光部は、第2搬送路46を搬送されるシートに光を照射する。前記受光部は、前記発光部から射出されてシートで反射された光を受光して受光量に応じた電気信号を出力する。前記受光部から出力される電気信号は、不図示のアナログフロントエンド回路で画像情報を示すデジタル信号(画像データ)に変換されて、制御部5に出力される。
画像形成部3では、シート搬送部4から供給されるシートに、以下の手順でカラー画像が形成される。そして、画像形成後のシートが排紙トレイ42に排出される。
まず、画像形成ユニット31において、前記帯電装置によって前記感光体ドラムの表面が所定の電位に一様に帯電される。次に、光走査装置35によって前記感光体ドラムの表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、前記感光体ドラムの表面に画像データに対応する静電潜像が形成される。そして、前記感光体ドラム上の静電潜像は前記現像装置によってイエローのトナー像として現像(可視像化)される。なお、前記現像装置には、画像形成部3に着脱可能なトナーコンテナからイエローのトナーが補給される。続いて、前記感光体ドラムに形成されたイエローのトナー像は、前記一次転写ローラーによって、中間転写ベルト36に転写される。一方、前記感光体ドラムの表面に残存したトナーは、前記クリーニング装置によって除去される。
次に、画像形成ユニット32〜34においても、画像形成ユニット31と同様の処理手順で前記感光体ドラムにトナー像が形成されて、前記感光体ドラム上のトナー像が中間転写ベルト36に転写される。これにより、中間転写ベルト36の表面に、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各々のトナー像が重ねて転写される。
そして、中間転写ベルト36に転写されたトナー像は、中間転写ベルト36によって二次転写ローラー37による転写位置P1(図1参照)へ搬送されて、二次転写ローラー37によってシート搬送部4により搬送されるシートに転写される。その後、トナー像が転写されたシートは、定着装置38によってトナー像が溶融定着されることで画像が形成されて、排紙トレイ42に排出される。
制御部5は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びEEPROM(登録商標)などの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶装置である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性の記憶装置である。前記EEPROMは、不揮発性の記憶装置である。制御部5では、前記CPUにより前記ROMに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像処理装置10が制御部5により統括的に制御される。なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、画像処理装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザー操作に応じて制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
記憶部7は、不揮発性の記憶装置である。例えば、記憶部7は、フラッシュメモリー、SSD(ソリッドステートドライブ)、又はHDD(ハードディスクドライブ)などの記憶装置である。記憶部7には、画像読取部2で読み取られた画像データなどが記憶される。また、記憶部7には、ユーザーの認証情報が記憶される。例えば、前記認証情報は、ユーザー名及びパスワードである。なお、記憶部7は、制御部5の前記RAM又は前記EEPROMであってもよい。
ところで、画像処理装置10では、シートを任意のサイズに裁断するための裁断位置を示す画像を、手差しトレイ45に載置されるシートに印刷することが可能である。
ここで、画像処理装置10において、シートに前記裁断位置を示す画像が印刷される場合において、そのシートにおける隅部のような予め定められた位置を基準にシートの裁断領域が設定される場合には、裁断後に残るシート片の再利用の可能性が失われることがある。
これに対し、本発明の実施形態に係る画像処理装置10では、以下に説明するように、裁断後に残るシート片の再利用の可能性を高めることが可能である。
具体的に、制御部5の前記ROMには、制御部5の前記CPUに後述の裁断領域印刷処理(図4のフローチャート参照)を実行させるための裁断領域印刷プログラムが予め記憶されている。なお、前記裁断領域印刷プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から記憶部7などの記憶装置にインストールされてもよい。
そして、制御部5は、図2に示されるように、認証処理部51、読取処理部52、認識処理部53、受付処理部54、設定処理部55、記憶処理部56、及び印刷処理部57を含む。具体的に、制御部5の前記CPUは、前記ROMに記憶された前記裁断領域印刷プログラムを実行する。これにより、制御部5は、認証処理部51、読取処理部52、認識処理部53、受付処理部54、設定処理部55、記憶処理部56、及び印刷処理部57として機能する。
認証処理部51は、予め定められた認証操作に応じてユーザーを認証するログイン処理を実行する。
例えば、認証処理部51は、操作表示部6に前記認証操作に用いられる認証画面を必要に応じて表示させる。そして、認証処理部51は、前記認証画面においてユーザーによる前記認証操作を受け付ける。例えば、前記認証操作は、ユーザー名及びパスワードなどのログイン情報の入力操作である。その後、認証処理部51は、操作表示部6から入力された前記ログイン情報が記憶部7に記憶されている前記認証情報に含まれている場合に認証完了と判断し、ユーザーを画像処理装置10にログインさせる。なお、認証処理部51は、操作表示部6に対するログアウト操作が行われた場合、予め設定された時間が経過した場合、又は他のユーザーをログインさせる場合に、現在ログイン中のユーザーをログアウトさせるログアウト処理を実行する。
読取処理部52は、前記裁断位置を示す画像が印刷されるシートの画像を読み取る。
例えば、画像処理装置10では、前記裁断位置を示す画像が印刷されるシート(以下、「対象シート」と称する)が手差しトレイ45に載置される。また、読取処理部52は、撮像部47を用いて、シート搬送部4によって搬送される前記対象シートの画像を読み取る。
なお、読取処理部52は、画像読取部2を用いて、前記対象シートの画像を読み取ってもよい。この場合、前記対象シートは、読取処理部52による画像の読み取り後に、手差しトレイ45に載置される。また、前記対象シートは、読取処理部52による画像読取部2を用いた画像の読み取り後に、給紙カセット41に収容されてもよい。
認識処理部53は、前記対象シートの領域を認識する。
例えば、認識処理部53は、読取処理部52によって読み取られた前記対象シートの画像に基づいて、前記対象シートの領域を認識する。
なお、認識処理部53は、操作表示部6におけるユーザー操作によって入力される前記対象シートのサイズ情報に基づいて、前記対象シートの領域を認識してもよい。この場合、制御部5に読取処理部52が含まれていなくてもよい。
また、制御部5に、読取処理部52及び認識処理部53が含まれていなくてもよい。例えば、画像処理装置10において、前記対象シートのサイズは、予め設定されたサイズであってもよい。
受付処理部54は、前記対象シートの裁断サイズの入力操作を受け付ける。
例えば、受付処理部54は、認識処理部53による前記対象シートの領域の認識後に、前記入力操作に用いられる入力画面を操作表示部6に表示させる。例えば、前記入力画面では、前記入力画面上で選択可能に表示される予め定められた複数の定型サイズのいずれかを、前記裁断サイズとして入力することが可能である。また、前記入力画面では、前記裁断サイズの寸法を入力することも可能である。
また、受付処理部54は、前記入力操作で入力された前記裁断サイズが認識処理部53によって認識された前記対象シートの領域を超える場合に、その旨を示すメッセージを前記入力画面に表示させると共に、再度の前記入力操作を受け付ける。
設定処理部55は、ユーザー操作に応じて、前記対象シートの領域内における前記入力操作で入力された前記裁断サイズに対応する裁断領域の位置及び向きを設定する。
具体的に、設定処理部55は、認識処理部53によって認識された前記対象シートの領域内において、前記裁断領域の位置及び向きを設定する。
例えば、設定処理部55は、前記対象シートの画像を含む設定画面を操作表示部6に表示させて、前記設定画面上で受け付けられたユーザー操作に応じて、前記対象シートの領域内における前記裁断領域の位置及び向きを設定する。ここに、操作表示部6が、本発明における表示部の一例である。
ここで、設定処理部55によって操作表示部6に表示される前記設定画面の一例を図3に示す。図3に示される設定画面G10には、メッセージ表示欄G11、対象シート表示欄G12、及び操作キーG13〜G14が含まれる。
メッセージ表示欄G11には、ユーザーへのメッセージが表示される。対象シート表示欄G12には、読取処理部52によって読み取られた前記対象シートの画像である対象シート画像G121が表示されると共に、前記裁断領域の境界を示す枠画像G122が表示される。なお、図3では、枠画像G122が破線によって示されている。操作キーG13〜G14は、設定画面G10における設定内容の確定及び取り消しの操作に用いられる。
ユーザーは、設定画面G10において、操作表示部6に対するスワイプ操作などの予め定められた移動操作を行うことで、枠画像G122を対象シート画像G121の領域内における任意の位置に移動させることが可能である。また、ユーザーは、設定画面G10において、予め定められた回転操作を行うことで、対象シート画像G121の領域内において枠画像G122が任意の方向に向くように枠画像G122を回転させることが可能である。設定画面G10において、操作キーG13が操作されると、操作キーG13の操作時における対象シート表示欄G12の表示内容に基づいて、前記対象シートの領域内における前記裁断領域の位置及び向きが設定される。
ここで、設定処理部55は、前記対象シートが裁断された後に残るシート片において、前記シート片の裁断によって取得可能な予め設定されたサイズの第1シートの数が最大となる前記裁断領域の位置及び向きを自動で設定可能である。
例えば、画像処理装置10では、操作表示部6におけるユーザー操作に応じて、設定処理部55による前記裁断領域の位置及び向きの自動設定機能の有効無効を切り替え可能である。設定処理部55は、前記自動設定機能が無効に設定されている場合には、設定画面G10を表示させて前記裁断領域の位置及び向きの設定操作を受け付ける。一方、設定処理部55は、前記自動設定機能が有効に設定されている場合には、後述する操作履歴情報に基づく前記裁断領域の位置及び向きの自動設定処理が行われる場合を除いて、設定画面G10の表示に替えて、前記シート片において前記シート片の裁断によって取得可能な前記第1シートの数が最大となる前記裁断領域の位置及び向きを自動で設定する。
なお、設定処理部55は、前記シート片において、前記シート片の裁断によって取得可能な第2シートにおけるサイズの種類の数が最大となる前記裁断領域の位置及び向きを自動で設定可能であってもよい。ここで、前記第2シートは、サイズが予め定められた複数のサイズのいずれかに該当するシートである。
また、設定処理部55は、前記自動設定機能が有効に設定されている場合に、操作表示部6におけるユーザー操作に応じて、前記シート片の裁断によって取得可能な前記第1シートの数が最大となる前記裁断領域の位置及び向きを自動で設定するか、又は前記シート片の裁断によって取得可能な前記第2シートにおけるサイズの種類の数が最大となる前記裁断領域の位置及び向きを自動で設定するかを切り替えてもよい。
記憶処理部56は、設定処理部55によって前記裁断領域の位置及び向きが設定される場合に、前記裁断領域の位置及び向きの前記設定操作の内容を示す操作履歴情報を、認証処理部51によって認証されているユーザーに対応付けて予め定められた記憶部に記憶させる。
例えば、前記操作履歴情報は、前記対象シートの領域を示す情報、前記対象シートにおける前記裁断領域の位置を示す情報、及び前記対象シートにおける前記裁断領域の向きを示す情報を含む。
例えば、記憶処理部56は、設定処理部55によって前記裁断領域の位置及び向きが設定される場合において、認証処理部51によって認証されているユーザーが存在する場合に、認証されているユーザーと前記操作履歴情報とを対応付けて記憶部7(予め定められた記憶部の一例)に記憶させる。
ここで、設定処理部55は、予め定められた特定条件を充足する場合に、前記操作履歴情報に基づいて前記対象シートの領域内における前記裁断領域の位置及び向きを自動で設定可能である。
例えば、設定処理部55は、前記自動設定機能が有効に設定されている場合であって、認証処理部51によって認証されているユーザーが存在する場合に、認証されているユーザーに対応する前記操作履歴情報が記憶部7に記憶されているか否かを判断する。また、設定処理部55は、認証されているユーザーに対応する前記操作履歴情報が記憶部7に記憶されていると判断した場合に、前記特定条件の充足の有無を判断する。そして、設定処理部55は、前記特定条件を充足すると判断した場合に、認証されているユーザーに対応する前記操作履歴情報に基づいて、前記対象シートの領域内における前記裁断領域の位置及び向きを設定する。
例えば、前記特定条件は、記憶部7に記憶されているログイン中のユーザーに対応する前記操作履歴情報のうち、記憶部7への記憶日時が新しい順で選択される予め定められた数の前記操作履歴情報の内容が同一であること、である。例えば、設定処理部55は、前記特定条件を充足する場合に、記憶部7に記憶されているログイン中のユーザーに対応する前記操作履歴情報のうち、記憶部7への記憶日時が最新の前記操作履歴情報に基づいて、前記対象シートの領域内における前記裁断領域の位置及び向きを設定する。
なお、前記特定条件は、記憶部7に記憶されているログイン中のユーザーに対応する前記操作履歴情報の中に、同一の内容の前記操作履歴情報が予め定められた数を超えて存在すること、であってもよい。また、前記特定条件は、以上に説明した条件とは異なる条件であってもよい。
一方、設定処理部55は、前記自動設定機能が有効に設定されている場合であって、前記操作履歴情報に基づいて前記対象シートの領域内における前記裁断領域の位置及び向きが設定されない場合は、前記シート片において前記シート片の裁断によって取得可能な前記第1シートの数が最大となる前記裁断領域の位置及び向きを設定する。
なお、設定処理部55は、前記自動設定機能が無効に設定されている場合であって、認証処理部51によって認証されているユーザーが存在する場合に、認証されているユーザーに対応する前記操作履歴情報に基づいて設定画面G10における枠画像G122の初期配置位置を設定してもよい。例えば、設定処理部55は、記憶部7に記憶されている前記対象シートの領域が認識処理部53によって認識された前記対象シートの領域と同一である前記操作履歴情報のうち、記憶部7への記憶日時が最新の前記操作履歴情報に基づいて、設定画面G10における枠画像G122の初期配置位置を設定してもよい。
また、設定処理部55は、以上に説明した前記自動設定機能の一部又は全部を有していなくてもよい。また、制御部5は、認証処理部51及び記憶処理部56を含んでいなくてもよい。
印刷処理部57は、設定処理部55によって前記対象シートの領域内における位置及び向きが設定された前記裁断領域の境界を示す画像を前記対象シートに印刷する。例えば、前記裁断領域の境界を示す画像は、点線又は破線のような線状の画像である。
なお、印刷処理部57は、設定処理部55によって、前記シート片の裁断によって取得可能な前記第1シートの数が最大となる前記裁断領域の位置及び向きが自動で設定される場合に、前記対象シートの領域内における前記裁断領域よりも外側の領域に、前記シート片の裁断によって取得可能な前記第1シートの数が最大となる裁断位置を示す画像を印刷してもよい。
ここで、認識処理部53は、設定処理部55による前記裁断領域の位置及び向きの設定後に予め定められた特定操作が受け付けられた場合に、設定処理部55によって前記裁断領域の位置及び向きが設定された前記対象シートの領域内における、前記裁断領域より外側の領域を新たな前記対象シートの領域として認識する。この場合、画像処理装置10では、認識処理部53によって新たな前記対象シートの領域として認識された前記裁断領域より外側の領域に対して、新たな前記裁断領域が設定される。
[裁断領域印刷処理]
以下、図4を参照しつつ、画像処理装置10において制御部5により実行される裁断領域印刷処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記裁断領域印刷処理は、前記裁断領域印刷処理の実行を指示する旨の操作入力が操作表示部6において行われた場合に実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部5は、手差しトレイ45への前記対象シートの載置を促す旨のメッセージを含む第1案内画面を操作表示部6に表示させる。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部5は、ステップS11で表示された前記第1案内画面上で予め定められた実行操作が行われたか否かを判断する。例えば、前記実行操作は、操作表示部6における予め定められたハードキーの操作、又は前記第1案内画面に表示される予め定められた操作キーへの操作である。
ここで、制御部5は、前記第1案内画面上で前記実行操作が行われたと判断すると(S12のYes側)、処理をステップS13に移行させる。また、前記第1案内画面上で前記実行操作が行われていなければ(S12のNo側)、制御部5は、ステップS12で前記実行操作が行われるのを待ち受ける。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部5は、前記対象シートの画像を読み取る画像読取処理を実行する。ここで、ステップS13の処理は、制御部5の読取処理部52によって実行される。
具体的に、制御部5は、シート搬送部4を用いて、手差しトレイ45に載置された前記対象シートをレジストローラー44まで搬送する。また、制御部5は、撮像部47を用いて、シート搬送部4によって搬送される前記対象シートの画像を読み取る。なお、制御部5は、第1搬送路43におけるレジストローラー44の配置位置で、前記対象シートの搬送を一時停止させる。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部5は、前記対象シートの領域を認識する。ここで、ステップS14の処理は、制御部5の認識処理部53によって実行される。これにより、任意のサイズのシートに前記裁断領域を設定することが可能である。
具体的に、制御部5は、前記画像読取処理によって読み取られた前記対象シートの画像に基づいて、前記対象シートの領域を認識する。これにより、矩形状とは異なる形状のシートに前記裁断領域を設定することが可能であると共に、前記対象シートのサイズを入力するユーザーの操作の手間を省くことが可能である。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部5は、以下に述べる裁断領域設定処理を実行する。
[裁断領域設定処理]
ここで、図5を参照しつつ、前記裁断領域印刷処理のステップS15で実行される裁断領域設定処理の手順の一例について説明する。なお、前記裁断領域印刷処理のステップS16以降の処理の説明は、前記裁断領域設定処理の説明の終了後に行う。
<ステップS21>
まず、ステップS21において、制御部5は、前記裁断サイズの前記入力操作に用いられる前記入力画面を操作表示部6に表示させる。ここで、ステップS21の処理は、制御部5の受付処理部54によって実行される。
<ステップS22>
ステップS22において、制御部5は、ステップS21で表示された前記入力画面において前記入力操作が行われたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記入力操作が行われたと判断すると(S22のYes側)、処理をステップS23に移行させる。また、前記入力操作が行われていなければ(S22のNo側)、制御部5は、ステップS22で前記入力操作が行われるのを待ち受ける。
<ステップS23>
ステップS23において、制御部5は、前記自動設定機能が有効に設定されているか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記自動設定機能が有効に設定されていると判断すると(S23のYes側)、処理をステップS231に移行させる。また、前記自動設定機能が有効に設定されていなければ(S23のNo側)、制御部5は、処理をステップS24に移行させる。
<ステップS231>
ステップS231において、制御部5は、ユーザーが画像処理装置10にログインしているか否かを判断する。
ここで、制御部5は、ユーザーが画像処理装置10にログインしていると判断すると(S231のYes側)、処理をステップS232に移行させる。また、ユーザーが画像処理装置10にログインしていなければ(S231のNo側)、制御部5は、処理をステップS235に移行させる。
<ステップS232>
ステップS232において、制御部5は、ログインしているユーザーに対応する前記操作履歴情報が記憶部7に記憶されているか否かを判断する。
ここで、制御部5は、ログインしているユーザーに対応する前記操作履歴情報が記憶部7に記憶されていると判断すると(S232のYes側)、処理をステップS233に移行させる。また、ログインしているユーザーに対応する前記操作履歴情報が記憶部7に記憶されていなければ(S232のNo側)、制御部5は、処理をステップS235に移行させる。
<ステップS233>
ステップS233において、制御部5は、前記特定条件の充足の有無を判断する。
例えば、制御部5は、記憶部7に記憶されているログイン中のユーザーに対応する前記操作履歴情報のうち、記憶部7への記憶日時が新しい順で選択される予め定められた数の前記操作履歴情報の内容が同一である場合に、前記特定条件を充足すると判断する。
ここで、制御部5は、前記特定条件を充足すると判断すると(S233のYes側)、処理をステップS234に移行させる。また、前記特定条件を充足していなければ(S233のNo側)、制御部5は、処理をステップS235に移行させる。
<ステップS234>
ステップS234において、制御部5は、ログインしているユーザーに対応する前記操作履歴情報に基づいて、前記対象シートの領域内における前記裁断領域の位置及び向きを設定する。
例えば、制御部5は、記憶部7に記憶されているログイン中のユーザーに対応する前記操作履歴情報のうち、記憶部7への記憶日時が最新の前記操作履歴情報に基づいて、前記対象シートの領域内における前記裁断領域の位置及び向きを設定する。これにより、ユーザーにとって望ましいと推測される前記裁断領域を自動で設定することが可能である。
<ステップS235>
ステップS235において、制御部5は、前記対象シートが裁断された後に残る前記シート片において、前記シート片の裁断によって取得可能な前記第1シートの数が最大となる前記裁断領域の位置及び向きを設定する。これにより、前記対象シートが裁断された後に残る前記シート片の再利用の可能性を向上させることが可能な前記裁断領域を自動で設定することが可能である。
なお、ステップS235において、制御部5は、前記対象シートが裁断された後に残る前記シート片において、前記シート片の裁断によって取得可能な前記第2シートにおけるサイズの種類の数が最大となる前記裁断領域の位置及び向きを設定してもよい。
<ステップS24>
一方、ステップS23で前記自動設定機能が有効に設定されていないと判断された場合、制御部5はステップS24の処理を実行する。ステップS24において、制御部5は、前記画像読取処理によって読み取られた前記対象シートの画像を含む設定画面G10(図3参照)を操作表示部6に表示させる。
<ステップS25>
ステップS25において、制御部5は、ステップS24で表示された設定画面G10において前記設定操作が行われたか否かを判断する。例えば、制御部5は、設定画面G10に表示される操作キーG13が操作された場合に、前記設定操作が行われたと判断する。
ここで、制御部5は、設定画面G10において前記設定操作が行われたと判断すると(S25のYes側)、処理をステップS26に移行させる。また、設定画面G10において前記設定操作が行われていなければ(S25のNo側)、制御部5は、ステップS25で前記設定操作が行われるのを待ち受ける。
<ステップS26>
ステップS26において、制御部5は、前記設定操作に応じて前記対象シートの領域内における前記裁断領域の位置及び向きを設定する。ここで、ステップS23〜ステップS26、ステップS231〜ステップS235の処理は、制御部5の設定処理部55により実行される。
例えば、制御部5は、操作キーG13の操作時における対象シート表示欄G12の表示内容に基づいて、前記対象シートの領域内における前記裁断領域の位置及び向きを設定する。
<ステップS27>
ステップS27において、制御部5は、ユーザーが画像処理装置10にログインしているか否かを判断する。
ここで、制御部5は、ユーザーが画像処理装置10にログインしていると判断すると(S27のYes側)、処理をステップS28に移行させる。また、ユーザーが画像処理装置10にログインしていなければ(S27のNo側)、制御部5は、前記裁断領域設定処理を終了させる。
<ステップS28>
ステップS28において、制御部5は、前記設定操作の内容を示す前記操作履歴情報を、ログイン中のユーザーに対応付けて記憶部7に記憶させる。ここで、ステップS28の処理は、制御部5の記憶処理部56によって実行される。
以上で、前記裁断領域設定処理の説明を終了して、前記裁断領域印刷処理のステップS16以降の処理の説明を再開する。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部5は、前記裁断領域設定処理によって前記対象シートの領域内における位置及び向きが設定された前記裁断領域の境界を示す画像を前記対象シートに印刷する。ここで、ステップS16の処理は、制御部5の印刷処理部57によって実行される。
例えば、制御部5は、ステップS13でレジストローラー44まで搬送された前記対象シートの搬送を再開させると共に、画像形成部3を用いて前記対象シートに前記裁断領域の境界を示す画像を印刷する。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部5は、前記裁断領域設定処理で前記裁断領域の位置及び向きが設定された前記対象シートの領域内における前記裁断領域より外側の領域に対して、続けて前記裁断領域を設定可能である旨を通知するメッセージを含む第2案内画面を操作表示部6に表示させる。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部5は、ステップS17で表示された前記第2案内画面上で前記特定操作が行われたか否かを判断する。例えば、前記特定操作は、操作表示部6における予め定められたハードキーの操作、又は前記第2案内画面に表示される予め定められた操作キーへの操作である。
ここで、制御部5は、前記第2案内画面上で前記特定操作が行われたと判断すると(S18のYes側)、処理をステップS19に移行させる。また、前記第2案内画面上で前記特定操作が行われていなければ(S18のNo側)、制御部5は、前記裁断領域印刷処理を終了させる。
<ステップS19>
ステップS19において、制御部5は、前記裁断領域設定処理で前記裁断領域の位置及び向きが設定された前記対象シートの領域内における前記裁断領域より外側の領域を、新たな前記対象シートの領域として認識する。ここで、ステップS19の処理は、認識処理部53によって実行される。これにより、前記対象シートが裁断された後に残る前記シート片に対して続けて前記裁断領域が設定される場合に、前記シート片に対する前記画像読取処理を省略することが可能である。
このように、画像処理装置10では、ユーザー操作に応じて、前記対象シートの領域内における前記裁断サイズに対応する前記裁断領域の位置及び向きが設定される。そのため、前記対象シートにおける隅部のような予め定められた位置を基準に前記裁断領域が設定される構成と比較して、裁断後に残る前記シート片の再利用の可能性を高めることが可能である。
[他の実施形態]
以下、図6を参照しつつ、本発明の他の実施形態に係る画像処理装置10について説明する。図6に示されるように、他の実施形態に係る画像処理装置10では、裁断機構8を備える点、及び印刷処理部57に替えて裁断処理部58を備える点が、これまでに述べた画像処理装置10と異なる。なお、その他の構成は、他の実施形態に係る画像処理装置10とこれまでに述べた画像形成装置10とで共通である。
具体的に、裁断機構8は、画像処理装置10に着脱可能に設けられるオプションユニットである。裁断機構8は、シート搬送部4によって搬送されるシートを裁断することが可能である。例えば、裁断機構8は、排紙トレイ42において第1搬送路43に接続して設けられる。例えば、裁断機構8は、第1搬送路43に接続される搬送路、前記搬送路に配置される搬送ローラー、前記搬送ローラーによって搬送される前記対象シートを裁断可能な裁断ユニット、及び前記裁断ユニットによる裁断後の前記対象シートが排出される排出部を備える。例えば、前記裁断ユニットは、前記搬送路において前記対象シートの搬送方向に直交する幅方向に移動可能に設けられる。
また、裁断処理部58は、設定処理部55によって前記対象シートの領域内における位置及び向きが設定された前記裁断領域の境界で、前記対象シートを裁断する。具体的に、裁断処理部58は、裁断機構8を用いて、前記対象シートを裁断する。
なお、裁断機構8は、画像処理装置10の外部において画像処理装置10と通信可能に接続された裁断装置であってもよい。また、画像処理装置10において、制御部5が印刷処理部57及び裁断処理部58の両方を備えていてもよい。この場合、制御部5は、ユーザー操作に応じて、前記裁断領域の境界を示す画像を前記対象シートに印刷、又は前記対象シートを裁断することが考えられる。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 シート搬送部
5 制御部
6 操作表示部
7 記憶部
8 裁断機構
10 画像処理装置
31〜34 画像形成ユニット
35 光走査装置
36 中間転写ベルト
37 二次転写ローラー
38 定着装置
41 給紙カセット
42 排紙トレイ
43 第1搬送路
44 レジストローラー
45 手差しトレイ
46 第2搬送路
47 撮像部
51 認証処理部
52 読取処理部
53 認識処理部
54 受付処理部
55 設定処理部
56 記憶処理部
57 印刷処理部
58 裁断処理部

Claims (11)

  1. シートの裁断サイズの入力操作を受け付ける受付処理部と、
    ユーザー操作に応じて、前記シートの領域内における前記入力操作で入力された前記裁断サイズに対応する裁断領域の位置及び向きを設定する設定処理部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記設定処理部によって前記シートの領域内における位置及び向きが設定された前記裁断領域の境界を示す画像を前記シートに印刷する印刷処理部を備える、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記シートの領域を認識する認識処理部を備え、
    前記設定処理部は、前記認識処理部によって認識された前記シートの領域内において前記裁断領域の位置及び向きを設定する、
    請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記シートの画像を読み取る読取処理部を備え、
    前記認識処理部は、前記読取処理部によって読み取られた前記シートの画像に基づいて前記シートの領域を認識する、
    請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記認識処理部は、前記設定処理部による前記裁断領域の位置及び向きの設定後に予め定められた特定操作が受け付けられた場合に、前記設定処理部によって前記裁断領域の位置及び向きが設定された前記シートの領域内における前記裁断領域より外側の領域を新たな前記シートの領域として認識する、
    請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 予め定められた認証操作に応じてユーザーを認証する認証処理部と、
    前記設定処理部によって前記裁断領域の位置及び向きが設定される場合に、前記裁断領域の位置及び向きの設定操作の内容を示す操作履歴情報を前記認証処理部によって認証されているユーザーに対応付けて予め定められた記憶部に記憶させる記憶処理部と、を備え、
    前記設定処理部は、予め定められた特定条件を充足する場合に、前記操作履歴情報に基づいて前記シートの領域内における前記裁断領域の位置及び向きを設定可能である、
    請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記設定処理部は、前記シートが裁断された後に残るシート片において、前記シート片の裁断によって取得可能な予め設定されたサイズの第1シートの数が最大となる前記裁断領域の位置及び向きを設定可能である、
    請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記設定処理部は、前記シートが裁断された後に残るシート片において、前記シート片の裁断によって取得可能な第2シートにおけるサイズの種類の数が最大となる前記裁断領域の位置及び向きを設定可能である、
    請求項1〜7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 前記設定処理部は、前記シートの画像を含む設定画面を表示部に表示させて、前記設定画面上で受け付けられたユーザー操作に応じて前記シートの領域内における前記裁断領域の位置及び向きを設定する、
    請求項1〜8のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 前記設定処理部によって前記シートの領域内における位置及び向きが設定された前記裁断領域の境界で前記シートを裁断する裁断処理部を備える、
    請求項1〜9のいずれかに記載の画像処理装置。
  11. シートの裁断サイズの入力操作を受け付けることと、
    ユーザー操作に応じて、前記シートの領域内における前記入力操作で入力された前記裁断サイズに対応する裁断領域の位置及び向きを設定することと、
    を含む裁断領域設定方法。
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