JP2019151369A - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮荷重による変形を抑制することができる包装箱を提供する。【解決手段】包装箱1は、第1方向に対向する一対の側壁10,11と、側壁10,11よりも高い圧縮強度を有し、第1方向に交差する第2方向に対向する一対の端壁12,13と、側壁10,11の上端部に第1上折曲線L2を介して連設されている第1上フラップ20,21と、端壁12,13の上端部に第2上折曲線L3を介して連設されている第2上フラップ22,23と、側壁10,11の下端部に第1下折曲線L4を介して連設されている第1下フラップ30,31と、端壁12,13の下端部に第2下折曲線L5を介して連設されている第2下フラップ32,33と、を備え、第1上折曲線L2と第1下折曲線L4は、側壁10,11の中心部に向かって窪むように形成され、第2下折曲線L5は、端壁12,13の中心部から離れる方向に突き出すように形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、包装箱に関する。
圧縮荷重によって変形し難い包装箱が知られている。
例えば、特許文献1に記載の段違い包装箱は、一対の端板と、一対の側板と、上下で4枚の内フラップと、上下で4枚の外フラップと、を有する所謂A式の箱である。側板は、端板よりも幅広く形成されている。一対の端板と内フラップの境界には端罫線が形成され、一対の側板と外フラップの境界には側罫線が形成されている。側罫線は、両端部分と、その間に位置する中央部分とに区分されている。両端部分は端罫線よりも上下方向の外側にずれた位置に形成され、中央部分は両端部分よりも上下方向の内側にずれた位置に形成されている。側罫線の中央部分が両端部分よりも内側に位置するため、側板と端板の高さが略均一になり、包装箱の積み上げ時に側板と端板にかかる荷重のバランスが良くなる。
特開2015−40048号公報
ところで、段ボールシート等は幅広いほど(面積が大きいほど)剛性(圧縮強度)が低下するため撓みやすくなる。上記した段違い包装箱では、側板と端板との幅(面積)の違いを考慮することなく、単に側板と端板と高さを揃えて、側板と端板とに略同一の圧縮荷重がかかるようになっていた。このため、幅広い側板が、幅狭い端壁よりも先に座屈し始める虞があった。つまり、上記した段違い包装箱では大きな圧縮荷重に耐えることができない虞があった。
本発明は、上記課題を解決するために、圧縮荷重による変形を抑制することができる包装箱を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明の包装箱は、第1方向に対向する一対の側壁と、前記側壁よりも高い圧縮強度を有し、第1方向に交差する第2方向に対向する一対の端壁と、前記側壁の上端部に第1上折曲線を介して連設されている第1上フラップと、前記端壁の上端部に第2上折曲線を介して連設されている第2上フラップと、前記側壁の下端部に第1下折曲線を介して連設されている第1下フラップと、前記端壁の下端部に第2下折曲線を介して連設されている第2下フラップと、を備え、前記第1上折曲線と前記第1下折曲線の少なくとも何れか一方は、前記側壁の中心部に向かって窪むように形成され、前記第2上折曲線と前記第2下折曲線の少なくとも何れか一方は、前記端壁の中心部から離れる方向に突き出すように形成されている。
他にも、上記した目的を達成するため、本発明の包装箱は、第1方向に対向する一対の側壁と、第1方向に交差する第2方向に対向する一対の端壁と、前記側壁の上端部に第1上折曲線を介して連設されている第1上フラップと、前記端壁の上端部に第2上折曲線を介して連設されている第2上フラップと、前記側壁の下端部に第1下折曲線を介して連設されている第1下フラップと、前記端壁の下端部に第2下折曲線を介して連設されている第2下フラップと、を備え、前記第1上折曲線と前記第1下折曲線の少なくとも何れか一方は、前記側壁の中心部に向かって窪むように形成され、前記第2上折曲線と前記第2下折曲線の少なくとも何れか一方は、前記端壁の中心部に向かって窪むように形成されている。
この場合、前記端壁には、前記端壁の圧縮強度を低下させる開口または切断線が形成されていることが好ましい。
この場合、前記端壁は、前記側壁よりも幅狭く形成されていることが好ましい。
この場合、前記第1上折曲線、前記第1下折曲線、前記第2上折曲線および前記第2下折曲線の少なくとも何れか1つは、V字状に屈曲した状態または円弧状に湾曲した状態に形成されていることが好ましい。
この場合、前記第1上折曲線、前記第1下折曲線、前記第2上折曲線および前記第2下折曲線の少なくとも何れか1つは、円弧状または直線状に傾斜させた一対の傾斜端部の間を直線状に結んだ中間部を含んでいることが好ましい。
この場合、前記側壁と前記端壁との間に設けられる4つの角壁を更に備え、前記一対の側壁、前記一対の端壁および前記4つの角壁は、八角柱状の周壁を形成し、前記第2上フラップは、前記周壁の内側に折られた前記第1上フラップの表面に重なるように配置されることが好ましい。
本発明によれば、圧縮荷重による包装箱の変形を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る包装箱を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱のブランクを示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱のブランクの一部を拡大して示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱を積み重ねた場合の圧縮荷重の分布を説明する斜視図である。 本発明の第1実施形態の変形例に係る包装箱のブランクの一部を拡大して示す平面図である。 本発明の第1実施形態の他の変形例に係る包装箱のブランクの一部を拡大して示す平面図である。 本発明の第1実施形態の他の変形例に係る包装箱のブランクの一部を拡大して示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱のブランクを示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係る包装箱を積み重ねた場合の圧縮荷重の分布を説明する斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る包装箱のブランクを示す平面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、図面に示す「Fr」は「前」を示し、「Rr」は「後」を示し、「L」は「左」を示し、「R」は「右」を示し、「U」は「上」を示し、「D」は「下」を示している。前後方向(第1方向)は、左右方向(第2方向)に直交(交差)し、上下方向は前後方向と左右方向とに直交(交差)している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1実施形態]
図1ないし図3を参照して、第1実施形態に係る包装箱1について説明する。図1は包装箱1を示す斜視図である。図2は包装箱1のブランク5を示す平面図である。図3はブランク5の一部を拡大して示す平面図である。
[包装箱の概要]
図1に示すように、包装箱1は、略八角柱状に形成されている。包装箱1は、略八角形の断面となる周壁1Wの上面および下面を閉じることで封緘されている。包装箱1の内部には、内容物(図示せず)が収容されるようになっている。
包装箱1は、図2に示すブランク5を組み立てることで形成される。ブランク5は、例えば、一枚の紙製の段ボールシートを抜型等で打ち抜いて形成されている。段ボールシートは、例えば、波状の中しん9Aの表裏に表ライナ9Bと裏ライナ9C(図1参照)とを貼り合せた両面段ボールシートである。なお、図2は、表ライナ9B側(包装箱1の外面)を示している。本明細書では、段ボールシートの中しん9Aと平行な方向を「段方向」と呼び、段方向に直交する方向を「流れ方向」と呼ぶこととする。図面に示す「X」は「段方向」を示し、「Y」は「流れ方向」を示している。また、本明細書では、「上(天)」、「下(底)」およびこれに類する用語は、包装箱1を組み立てた状態(使用状態)における上(天)、下(底)およびこれに類する概念を指している。
[ブランク]
図2に示すように、ブランク5は、一対の側壁10,11と、一対の端壁12,13と、4つの角壁14,15,16,17と、継代片18と、一対の第1上フラップ20,21と、一対の第2上フラップ22,23と、一対の第1下フラップ30,31と、一対の第2下フラップ32,33と、を含んでいる。
<側壁,端壁>
一対の側壁10,11と一対の端壁12,13とは、3つの角壁15〜17を介して交互に連設されている。側壁10,11、端壁12,13および角壁14〜17は、段方向に略同一寸法となる略長方形状に形成されている。側壁10,11は、流れ方向に長い略長方形状に形成されている。端壁12,13は、側壁10,11よりも流れ方向に幅狭く形成されているため、全体としては段方向に長い略長方形状に形成されている。
<角壁,継代片>
3つの角壁15〜17は、段方向に延びた縦折曲線L1を介して側壁10,11と端壁12,13とに連設されている。1つの角壁14は、縦折曲線L1を介して側壁10の流れ方向端部に連設されている。4つの角壁14〜17は、段方向に細長い略長方形状に形成されている。1つの角壁14は、他の3つの角壁15〜17よりも流れ方向に幅狭く形成されている。継代片18は、縦折曲線L1を介して端壁13の流れ方向端部に連設されている。継代片18は、角壁14と略同一形状に形成されている。なお、一対の側壁10,11、一対の端壁12,13および4つの角壁14〜17が縦折曲線L1で折られることで、略八角形の角筒状となる周壁1Wが形成される。
<第1上フラップ,第2上フラップ>
一対の第1上フラップ20,21は、側壁10,11の段方向一端部(上端部)に第1上折曲線L2を介して連設されている。第1上フラップ20,21は、長方形の流れ方向両端部を外側に突き出したような変則的な形状に形成されている。換言すれば、第1上フラップ20,21は、周壁1Wの八角形状断面の略半分に相当する形状に形成されている(図1参照)。一対の第2上フラップ22,23は、端壁12,13の段方向一端部に第2上折曲線L3を介して連設されている。第2上フラップ22,23は、根本部分(端壁12,13の側)から先端に向かって徐々に幅狭くなる略台形状に形成されている。第2上フラップ22,23の段方向の寸法(延出寸法)は、第1上フラップ20,21の延出寸法よりも短く設定されている。
<第1下フラップ,第2下フラップ>
一対の第1下フラップ30,31は、側壁10,11の段方向他端部(下端部)に第1下折曲線L4を介して連設されている。第1下フラップ30,31は、長方形の流れ方向両端部を外側に突き出したような変則形状であって、周壁1Wの八角形状断面の略半分に相当する形状に形成されている(図1参照)。第1下フラップ30,31の先端部は、第1上フラップ20,21の先端部よりも大きく括れている。一対の第2下フラップ32,33は、端壁12,13の段方向他端部に第2下折曲線L5を介して連設されている。第2下フラップ32,33は、略長方形状に形成されている。第2下フラップ32,33の段方向の寸法(延出寸法)は、第1下フラップ30,31の延出寸法と略同一に設定されている。
なお、縦折曲線L1、第1上折曲線L2、第2上折曲線L3、第1下折曲線L4および第2下折曲線L5は、段ボールシートを裏ライナ9C側から厚み方向に直線状に潰して形成された汎用罫線である。各折曲線L1〜L5は、裏ライナ9Cを内側に向けるように段ボールシートを折曲させる機能を有している。なお、各折曲線L1〜L5は、汎用罫線に限らず、例えば、汎用罫線上に複数の切目を等間隔で並べたリード罫線等を採用してもよい。
<第1上折曲線,第1下折曲線>
図2に示すように、一対の第1上折曲線L2と一対の第1下折曲線L4は、側壁10,11の中心部に向かって窪むように形成されている。詳細には、第1上折曲線L2は流れ方向両端から中央に向かって下方に傾斜し、第1下折曲線L4は流れ方向両端から中央に向かって上方に傾斜している。すなわち、第1上折曲線L2と第1下折曲線L4とは、互いに側壁10,11の中央部に向かって突出する略V字状に屈曲した状態に形成されている。第1上折曲線L2と第1下折曲線L4とは、側壁10,11を挟んで略対称となる形状を有している。
図3に示すように、第1上フラップ20等の根本部分の流れ方向両端の間を結んだ線を流れ方向に平行な仮想線V1とした場合、第1上折曲線L2は、仮想線V1との間隔の最大値が1〜2mm程度になるように傾斜している。これと同様に、第1下フラップ30等の根本部分の流れ方向両端の間を結んで仮想線V2とした場合、第1下折曲線L4は、仮想線V2との間隔の最大値が1〜2mm程度になるように傾斜している。
<第2上折曲線,第2下折曲線>
図2に示すように、一対の第2上折曲線L3は、仮想線V1の延長線よりも僅かに第2上フラップ22,23の側にずれた位置に形成されている。一対の第2上折曲線L3は、仮想線V1と略平行に形成されている(図3参照)。第2下折曲線L5は、端壁12,13の中心部から離れる方向に突き出すように形成されている。詳細には、第2下折曲線L5は流れ方向両端から中央に向かって下方に傾斜しており、略V字状に屈曲した状態に形成されている。図3に示すように、第2下折曲線L5は、仮想線V2の延長線との間隔の最大値が1〜2mm程度になるように傾斜している。
なお、図面では、第1上折曲線L2、第1下折曲線L4および第2下折曲線L5が曲がっていることを分かりやすくするため、傾斜角度や曲がり具合を強調して図示している。
図2に示すように、ブランク5には、流れ方向全域に亘ってカットテープ40が設けられている。カットテープ40は、引張強度の高い合成樹脂(ポリプロピレン等)で形成され、ブランク5の裏ライナ9Cに接着剤で貼付されている。カットテープ40は、側壁10,11、端壁12,13、角壁14〜17および継代片18を流れ方向に横断するように設けられている。カットテープ40は、側壁10,11等の段方向中央よりも第1下フラップ30,31の側に位置している。カットテープ40は、段ボールシートを切断する機能を有している。なお、カットテープ40は省略されてもよい。また、カットテープ40に限らず、例えば、ハーフカットやミシン刃線等を採用してもよい。
側壁11の流れ方向両端部には、一対の摘み線41がカットテープ40を切断するように形成されている。一対の摘み線41は、側壁11の両側の縦折曲線L1から内側に向かって略コの字状(横にした略U字状)に切り込まれている。
また、側壁11の流れ方向両端部には一対の側面ジッパー42が形成され、側壁11に連設された第1上フラップ21には一対の天面ジッパー43が形成されている。一対の側面ジッパー42は、側壁11の両側の縦折曲線L1に沿って形成されている。一対の天面ジッパー43は、一対の側面ジッパー42に連続し、第1上フラップ21の根本部分から先端に向かって互いに接近するように斜めに延設されている。側面ジッパー42および天面ジッパー43は、側壁11および第1上フラップ21を切断する機能を有している。なお、側面ジッパー42および天面ジッパー43は省略されてもよい。また、側面ジッパー42および天面ジッパー43に限らず、例えば、ハーフカットやミシン刃線等を採用してもよい。
[包装箱の組立]
次に、図1を参照して、包装箱1の組立作業について説明する。なお、包装箱1は、作業者によって手作業で組み立てられてもよいし、製函機によって自動または半自動で組み立てられてもよい。ここでは、一例として、作業者が包装箱1を組み立てる場合について説明する。また、継代片18は、角壁14の内面に接着剤を介して接着された状態であるものとする。なお、接着剤として、例えば、ホットメルト接着剤、合成樹脂系エマルジョン接着剤または両面テープ等を用いることができる。
作業者は、一対の側壁10,11、一対の端壁12,13および4つの角壁14〜17を縦折曲線L1に沿って折り曲げて略八角形の角筒形状を形成する。この状態で、一対の側壁10,11は前後方向(第1方向)に対向して配置され、一対の端壁12,13は左右方向(第1方向に交差する第2方向)に対向して配置される。4つの角壁14〜17は、側壁10,11と端壁12,13とに交差する姿勢で、側壁10,11と端壁12,13との間に設けられる。以上によって、一対の側壁10,11、一対の端壁12,13および4つの角壁14〜17を縦折曲線L1は、上下両面を開口させた略八角柱状の周壁1Wを形成する。
次に、作業者は、一対の第2下フラップ32,33を第2下折曲線L5に沿って内側に折り曲げる。続いて、作業者は、第2下フラップ32,33の表ライナ9B(または第1下フラップ30,31の裏ライナ9C)に接着剤を塗布し、一対の第1下フラップ30,31を第1下折曲線L4に沿って内側に折り曲げる。一対の第1下フラップ30,31は、接着剤を介して一対の第2下フラップ32,33に接着され、先端部を突き合せて周壁1Wの下面を閉塞する。この状態で、包装箱1の底面が形成される。
作業者は、内容物を周壁1Wの上面開口から内部に入れ、包装箱1の底面となる各下フラップ30〜33の上に載置する。
次に、作業者は、一対の第1上フラップ20,21を第1上折曲線L2に沿って内側に折り曲げる。一対の第1上フラップ20,21は、その先端部を突き合せて周壁1Wの上面を閉塞する。続いて、作業者は、第1上フラップ20,21の表ライナ9B(または第2上フラップ22,23の裏ライナ9C)に接着剤を塗布し、一対の第2上フラップ22,23を第2上折曲線L3に沿って内側に折り曲げる。一対の第2上フラップ22,23は、接着剤を介して一対の第1上フラップ20,21に接着される。この状態で、第2上フラップ22,23は、周壁1Wの内側に折られた第1上フラップ20,21の表面に重なるように配置され、包装箱1の天面が形成される。
以上によって、包装箱1の組立作業が完了する(図1参照)。つまり、包装箱1は封緘された状態になる(図1参照)。
ここで、包装箱1の開封作業について簡単に説明する。作業者は、摘み線41で囲まれた部分を手前に引き起こしてできた片部を把持して水平方向に引っ張り、側壁11をカットテープ40に沿って切断する。その後、作業者は、カットテープ40で切断された側壁11の下部を把持して上方に引っ張り、側壁11を一対の側面ジッパー42に沿って切断し、第1上フラップ21を一対の天面ジッパー43に沿って切断する。以上によって、包装箱1が開封され、前面から上面に亘って形成された開口から内容物を取り出すことができる。なお、包装箱1は、カットテープ40に沿って周壁1Wの全周を切断し、周壁1Wを上下に分割することで開封されてもよい。他にも、包装箱1は、各々の上フラップ20〜23を開くことで開封されてもよい。
封緘された(内容物を収容した)包装箱1は、複数積み重ねられた状態で保管されたり運搬されたりする。なお、包装箱1を積層した状態で、下方に位置する包装箱1の一対の第2上フラップ22,23は、上方に位置する包装箱1の一対の第1下フラップ30,31の括れによって構成された凹部に嵌合するようになっている(図示せず)。これにより、上方に積み重ねた包装箱1が水平方向に移動することが抑制され、複数の包装箱1の積層状態を適切に維持することができる。
また、包装箱1を積層した状態では、下方に位置する包装箱1は、上方に位置する包装箱1の重さによって圧縮荷重を受けることになる。このため、下方の包装箱1の側壁10,11や端壁12,13が外側に膨れたり座屈したりすることがある。上記した包装箱1では、端壁12,13が側壁10,11よりも(流れ方向に)幅狭く形成されているため、端壁12,13は側壁10,11よりも高い圧縮強度を有している。したがって、側壁10,11は座屈し易く、端壁12,13は座屈し難いという特徴がある。また、側壁10,11は、摘み線41や側面ジッパー42の周辺で圧縮強度が低下するため、座屈し易い構造となっている。さらに、隣接する各々の壁10〜17は縦折曲線L1で折れて立体を構成するため、包装箱1の8つの角部分1Cで圧縮強度が高くなっている。そこで、この包装箱1では、比較的、圧縮強度が高い端壁12,13と包装箱1の8つの角部分1Cに圧縮荷重を負担させるように構成されている。
上記したように、第1上折曲線L2および第1下折曲線L4は互いに接近するように凹んで略V字に形成され、第2下折曲線L5は下方に凸となる略V字状に形成されている(図2および図3参照)。このため、側壁10,11の上辺は第1上折曲線L2に倣って下方に凹んだ略V字状の稜線を形成し、側壁10,11の下辺は第1下折曲線L4に倣って上方に凹んだ略V字状の稜線を形成する(図1参照)。したがって、側壁10,11は、左右方向両側で上下方向に長く(高く)、左右方向中間部で上下方向に短く(低く)なる。一方で、端壁12,13の上辺は第2上折曲線L3に倣って略水平な稜線を形成し、端壁12,13の下辺は第2下折曲線L5に倣って下方に凸となる略V字状の稜線を形成する(図1参照)。したがって、端壁12,13は、前後方向両側で上下方向に短く(低く)、前後方向中間部で上下方向に長く(高く)なる。
図4を参照して、このような包装箱1を2つ積み重ねる場合について説明する。図4は包装箱1を積み重ねた場合の圧縮荷重の分布を説明する斜視図である。なお、説明の便宜上、上方の包装箱1に関連する符号に「(U)」を付加し、下方の包装箱1に関連する符号に「(D)」を付加することとする。また、説明を簡単にするために、一対の側壁10,11および一対の端壁12,13のうち側壁11および端壁12に着目して説明する。これと同様の理由で、1つの角部分1Cに着目して説明する。
作業者は、包装箱1(D)の上方に包装箱1(U)を同じ向きに配置し、包装箱1(U)を包装箱1(D)の天面に載置する。包装箱1(U)の端壁12(U)の下側稜線が下方に突出しているため、初めに、端壁12(U)の下端が包装箱1(D)の端壁12(D)の上端に当接し、端壁12(D)に圧縮荷重が作用し始める(図4の最も長い実線矢印参照)。続いて、包装箱1(U)の角部分1C(U)の下端が包装箱1(D)の角部分1C(D)の上端に当接し、角部分1C(D)に圧縮荷重が作用し始める(図4の短い実線矢印参照)。そして、包装箱1(U)の側壁11(U)の下側稜線が上方に凹み、且つ包装箱1(D)の側壁11(D)の上側稜線が下方に凹んでいるため、最後に、側壁11(U)の下端が、側壁11(D)の上端に当接する。この状態で、圧縮荷重の大部分は、一対の端壁12,13と8つの角部分1Cとに分散して作用しているため、一対の側壁10,11は、残りの僅かな圧縮荷重を負担することになる(図4の破線矢印参照)。
以上説明した第1実施形態に係る包装箱1では、側壁10,11の上側稜線の中間部が下方に凹むと共に、側壁10,11の下側稜線の中間部が上方に凹む構成とした。また、端壁12,13の下側稜線の左右方向中間部が下方に突き出す構成とした。この構成によれば、端壁12,13を側壁10,11よりも上下方向に僅かに長く形成することができる。このため、複数の包装箱1を積み重ねた場合に、圧縮荷重のほとんどを、下方の包装箱1の端壁12,13および8つの角部分1Cの上端で受けることができる。つまり、耐荷重性能(圧縮強度)が高い端壁12,13および角部分1Cによって圧縮荷重を負担することができる。これにより、圧縮強度の異なる壁10〜13に作用する圧縮荷重のバランスをとることができ、圧縮荷重による包装箱1の変形を抑制することができる。
また、第1実施形態に係る包装箱1では、第2上フラップ22,23が最も上側に配置されていた。この構成によれば、複数の包装箱1を積み重ねた場合、上方の包装箱1の端壁12,13が下方の包装箱1の第2上フラップ22,23に当接するため、上方からの圧縮荷重を下方の包装箱1の端壁12,13等に作用させることができる。これにより、端壁12,13よりも圧縮強度が低い側壁10,11の膨れ(曲がり)や座屈を抑制することができる。
なお、第1実施形態に係る包装箱1では、第1上折曲線L2、第1下折曲線L4および第2下折曲線L5が略V字状に屈曲していたが、本発明はこれに限定されない。図5に示すように、これらの折曲線L2,L4,L5の少なくとも1つ(図5では全て)が、円弧状に湾曲した状態に形成されていてもよい。また、他にも、図6に示すように、これらの折曲線L2,L4,L5の少なくとも1つ(図6では全て)が、直線状に傾斜させた一対の傾斜端部Laの間を直線状に結んだ中間部Lbを含んで略台形状に形成されていてもよい。また、図7に示すように、一対の傾斜端部Laは、側壁10,11側に凸となる円弧状に傾斜していてもよい。また、一対の傾斜端部Laは、側壁10,11側とは反対側に凸となる円弧状に傾斜していてもよい(図示せず)。さらに、V字状、円弧状または台形状に形成された折曲線L2,L4,L5は、自由に組み合わせて包装箱1に適用されてもよい。
また、第1実施形態に係る包装箱1では、第1上折曲線L2と第1下折曲線L4の両方が側壁10,11の側に凸となるように形成され、第2下折曲線L5が第2下フラップ32,33の側に凸となるように形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1上折曲線L2と第1下折曲線L4のうち一方のみが、側壁10,11の側に凸となるように形成されてもよい(図示せず)。また、例えば、第2上折曲線L3と第2下折曲線L5の両方または第2上折曲線L3が、第2下フラップ32,33の側に凸となるように形成されてもよい(図示せず)。このように、第1上折曲線L2と第1下折曲線L4の少なくとも何れか一方が、側壁10,11の中心部に向かって窪むように形成され、第2上折曲線L3と第2下折曲線L5の少なくとも何れか一方が、端壁12,13の中心部から離れる方向に突き出すように形成されていてもよい。
[第2実施形態]
次に、図8および図9を参照して、第2実施形態に係る包装箱2について説明する。
図8は包装箱2のブランク6を示す平面図である。図9は包装箱2を積み重ねた場合の圧縮荷重の分布を説明する斜視図である。なお、以降の説明では、第1実施形態に係る包装箱1と同様または対応する構成については同一の符号を付し、包装箱1と同様または対応する説明は省略する。
図9に示すように、包装箱2は、略八角形断面を有する周壁2Wの上下両面を閉塞して、略八角柱状に形成される。図8に示すように、包装箱2のブランク6では、端壁12,13の上下方向中央よりも上側に取手穴部50(切断線)が切り込まれている。取手穴部50は、包装箱2の運搬時等に作業者が手を入れるために形成されている。端壁12,13は側壁10,11よりも幅狭く形成されているが、取手穴部50は端壁12,13の圧縮強度を低下させている。したがって、包装箱2では、取手穴部50の周辺において端壁12,13の座屈が発生しやすくなっている。なお、一対の天面ジッパー43は第1上フラップ21の先端の手前まで延びており、一対の天面ジッパー43の先端の間には横断ジッパー44が形成されている。
<第1上折曲線,第1下折曲線>
また、側壁10,11と第1上フラップ20,21との境界に形成された一対の第1上折曲線L20が第2上折曲線L3と略平行に形成されている。また、側壁10,11と第1下フラップ30,31との境界に形成された一対の第1下折曲線L40は、側壁10,11の中心部に向かって窪むように形成されている。詳細には、第1下折曲線L40は、直線状(または円弧状でもよい。)に傾斜させた一対の傾斜端部Laの間を直線状に結んだ中間部Lbを含んで略台形状に形成されている。一対の傾斜端部Laの外側には、仮想線V2(図3参照)上に形成された一対の平行端部Lcが形成されている。
<第2上折曲線,第2下折曲線>
また、端壁12,13と第2下フラップ32,33との境界に形成された一対の第2下折曲線L50は、側壁10,11の中心部に向かって窪むように形成されている。詳細には、第2下折曲線L50は、第1下折曲線L40と同様に、一対の平行端部Lc、一対の傾斜端部Laおよび中間部Lbを含んで略台形状に形成されている。
なお、第1下折曲線L40および第2下折曲線L50では、中間部Lbと平行端部Lcとの間隔(段差)の最大値が1〜2mm程度に設定されている。また、第1上折曲線L20、第1下折曲線L40および第2下折曲線L50は、汎用罫線であるが、これに限らず、リード罫線等を採用してもよい。
包装箱2が略八角柱状に組み立てられた状態で、側壁10,11の上辺は第1上折曲線L20に倣って略水平な稜線を形成し、側壁10,11の下辺は第1下折曲線L40に倣って上方に凹んだ略台形状の稜線を形成する。したがって、側壁10,11は、左右方向両側で高く、左右方向中間部で低くなる。一方で、端壁12,13の上辺は第2上折曲線L3に倣って略水平な稜線を形成し、端壁12,13の下辺は第2下折曲線L50に倣って上方に凹んだ略台形状の稜線を形成する。したがって、端壁12,13は、前後方向両側で高く、前後方向中間部で低くなる。
ここで、図9に示すように、上方の包装箱1に関連する符号に「(U)」を付加し、下方の包装箱1に関連する符号に「(D)」を付加し、側壁11および端壁12等に着目して、包装箱2を複数積み重ねる場合について説明する。
上記したように、上方の包装箱2(U)の角部分2C(U)の下端が、側壁11(U)や端壁12(U)の下側稜線よりも下方に突出しているため、上方の角部分2C(U)の下端が、下方の包装箱2(D)の角部分2C(D)の上端に当接し、角部分2C(D)に圧縮荷重が作用し始める(図9の実線矢印参照)。その後、包装箱2(U)の側壁11(U)や端壁12(U)の下端が、包装箱2(D)の側壁11(D)や端壁12(D)の上端に当接する。この状態で、圧縮荷重の大部分は、8つの角部分2C(D)に分散して作用しているため、側壁10,11や端壁12,13は、残りの僅かな圧縮荷重を負担することになる(図9の破線矢印参照)。
以上説明した第2実施形態に係る包装箱2では、包装箱2を組み立てた状態で、側壁10,11の下側稜線の中間部が上方に凹むと共に、端壁12,13の下側稜線の中間部が上方に凹むこととなる。この構成によれば、複数の包装箱2を積み重ねた場合に、上方の包装箱2の重さ(圧縮荷重)を、耐荷重性能(圧縮強度)が高い角部分2Cによって負担することができる。これにより、側壁10,11の膨れや座屈を抑制することができると共に、取手穴部50の周辺で圧縮強度が低下した端壁12,13の座屈等を抑制することができる。
なお、第2実施形態に係る包装箱2では、第1下折曲線L40および第2下折曲線L50が略台形状に屈曲していたが、本発明はこれに限定されない。これらの折曲線L40,L50の少なくとも1つが、第1実施形態の第1下折曲線L4等のように略V字状に形成されていてもよいし(図2および図3参照)、円弧状に湾曲した状態に形成されていてもよい(図5参照)。また、V字状、円弧状または台形状に形成された折曲線L40,L5は、自由に組み合わせて包装箱2に適用されてもよい。
また、第2実施形態に係る包装箱2では、下方の第1下折曲線L40と第2下折曲線L50が上方に凹むように形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1上折曲線L20や第2上折曲線L3が下方に凹むように形成されていてもよい(図示せず)。このように、第1上折曲線L20と第1下折曲線L40の少なくとも何れか一方が、側壁10,11の中心部に向かって窪むように形成され、第2上折曲線L3と第2下折曲線L50の少なくとも何れか一方が、端壁12,13の中心部に向かって窪むように形成されていてもよい。
また、第2実施形態に係る包装箱2では、端壁12,13に切断線の一例として取手穴部50が形成されていたが、これに限らず、端壁12,13に作業者が手を入れるための開口が形成されていてもよい(図示せず)。また、端壁12,13に開封用の切断線等が形成されていてもよい(図示せず)。
[第3実施形態]
なお、第1および第2実施形態(変形例を含む。)に係る包装箱1,2は略八角柱状に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。図10に示すように、第3実施形態に係る包装箱3(ブランク7)として、4つの角壁14〜17を省略した所謂A式の箱に対し、第1上折曲線L2、第1下折曲線L4および第2下折曲線L5等、本発明の特徴である曲がった折曲線を適用してもよい。この包装箱3は、略四角形断面を有する周壁の上下両面を閉塞して、略直方体状に形成される(図示せず)。
なお、第1〜第3実施形態に係るトレイ1〜3では、端壁12,13が側壁10,11よりも幅狭く形成されていたが、本発明はこれに限定されない。端壁12,13が、側壁10,11と同一幅に形成されていてもよいし、側壁10,11よりも幅広く形成されていてもよい。しかしながら、本発明の特徴は、側壁10,11の圧縮強度が端壁12,13よりも低い場合に最大の効果を発揮する。
また、第1〜第3実施形態に係るトレイ1〜3は、紙製の段ボールシートで形成されていたが、これに限らず、厚紙や樹脂製の板(シート)等で形成されていてもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る包装箱における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。
1,2,3 包装箱
10,11 側壁
12,13 端壁
14,15,16,17 角壁
20,21 第1上フラップ
22,23 第2上フラップ
30,31 第1下フラップ
32,33 第2下フラップ
50 取手穴部(切断線)
L2,L20 第1上折曲線
L3 第2上折曲線
L4,L40 第1下折曲線
L5,L50 第2下折曲線

Claims (7)

  1. 第1方向に対向する一対の側壁(10,11)と、
    前記側壁よりも高い圧縮強度を有し、第1方向に交差する第2方向に対向する一対の端壁(12,13)と、
    前記側壁の上端部に第1上折曲線(L2)を介して連設されている第1上フラップ(20,21)と、
    前記端壁の上端部に第2上折曲線(L3)を介して連設されている第2上フラップ(22,23)と、
    前記側壁の下端部に第1下折曲線(L4)を介して連設されている第1下フラップ(30,31)と、
    前記端壁の下端部に第2下折曲線(L5)を介して連設されている第2下フラップ(32,33)と、を備え、
    前記第1上折曲線と前記第1下折曲線の少なくとも何れか一方は、前記側壁の中心部に向かって窪むように形成され、
    前記第2上折曲線と前記第2下折曲線の少なくとも何れか一方は、前記端壁の中心部から離れる方向に突き出すように形成されていることを特徴とする包装箱。
  2. 第1方向に対向する一対の側壁(10,11)と、
    第1方向に交差する第2方向に対向する一対の端壁(12,13)と、
    前記側壁の上端部に第1上折曲線(L20)を介して連設されている第1上フラップ(20,21)と、
    前記端壁の上端部に第2上折曲線(L3)を介して連設されている第2上フラップ(22,23)と、
    前記側壁の下端部に第1下折曲線(L40)を介して連設されている第1下フラップ(30,31)と、
    前記端壁の下端部に第2下折曲線(L50)を介して連設されている第2下フラップ(32,33)と、を備え、
    前記第1上折曲線と前記第1下折曲線の少なくとも何れか一方は、前記側壁の中心部に向かって窪むように形成され、
    前記第2上折曲線と前記第2下折曲線の少なくとも何れか一方は、前記端壁の中心部に向かって窪むように形成されていることを特徴とする包装箱。
  3. 前記端壁には、前記端壁の圧縮強度を低下させる開口または切断線(50)が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の包装箱。
  4. 前記端壁は、前記側壁よりも幅狭く形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の包装箱。
  5. 前記第1上折曲線、前記第1下折曲線、前記第2上折曲線および前記第2下折曲線の少なくとも何れか1つは、V字状に屈曲した状態または円弧状に湾曲した状態に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の包装箱。
  6. 前記第1上折曲線、前記第1下折曲線、前記第2上折曲線および前記第2下折曲線の少なくとも何れか1つは、円弧状または直線状に傾斜させた一対の傾斜端部(La)の間を直線状に結んだ中間部(Lb)を含んでいることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の包装箱。
  7. 前記側壁と前記端壁との間に設けられる4つの角壁(14,15,16,17)を更に備え、
    前記一対の側壁、前記一対の端壁および前記4つの角壁は、八角柱状の周壁(1W,2W)を形成し、
    前記第2上フラップは、前記周壁の内側に折られた前記第1上フラップの表面に重なるように配置されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の包装箱。
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