JP2019151369A - 包装箱 - Google Patents
包装箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019151369A JP2019151369A JP2018037401A JP2018037401A JP2019151369A JP 2019151369 A JP2019151369 A JP 2019151369A JP 2018037401 A JP2018037401 A JP 2018037401A JP 2018037401 A JP2018037401 A JP 2018037401A JP 2019151369 A JP2019151369 A JP 2019151369A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packaging box
- curve
- pair
- walls
- folding curve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
Abstract
Description
図1ないし図3を参照して、第1実施形態に係る包装箱1について説明する。図1は包装箱1を示す斜視図である。図2は包装箱1のブランク5を示す平面図である。図3はブランク5の一部を拡大して示す平面図である。
図1に示すように、包装箱1は、略八角柱状に形成されている。包装箱1は、略八角形の断面となる周壁1Wの上面および下面を閉じることで封緘されている。包装箱1の内部には、内容物(図示せず)が収容されるようになっている。
図2に示すように、ブランク5は、一対の側壁10,11と、一対の端壁12,13と、4つの角壁14,15,16,17と、継代片18と、一対の第1上フラップ20,21と、一対の第2上フラップ22,23と、一対の第1下フラップ30,31と、一対の第2下フラップ32,33と、を含んでいる。
一対の側壁10,11と一対の端壁12,13とは、3つの角壁15〜17を介して交互に連設されている。側壁10,11、端壁12,13および角壁14〜17は、段方向に略同一寸法となる略長方形状に形成されている。側壁10,11は、流れ方向に長い略長方形状に形成されている。端壁12,13は、側壁10,11よりも流れ方向に幅狭く形成されているため、全体としては段方向に長い略長方形状に形成されている。
3つの角壁15〜17は、段方向に延びた縦折曲線L1を介して側壁10,11と端壁12,13とに連設されている。1つの角壁14は、縦折曲線L1を介して側壁10の流れ方向端部に連設されている。4つの角壁14〜17は、段方向に細長い略長方形状に形成されている。1つの角壁14は、他の3つの角壁15〜17よりも流れ方向に幅狭く形成されている。継代片18は、縦折曲線L1を介して端壁13の流れ方向端部に連設されている。継代片18は、角壁14と略同一形状に形成されている。なお、一対の側壁10,11、一対の端壁12,13および4つの角壁14〜17が縦折曲線L1で折られることで、略八角形の角筒状となる周壁1Wが形成される。
一対の第1上フラップ20,21は、側壁10,11の段方向一端部(上端部)に第1上折曲線L2を介して連設されている。第1上フラップ20,21は、長方形の流れ方向両端部を外側に突き出したような変則的な形状に形成されている。換言すれば、第1上フラップ20,21は、周壁1Wの八角形状断面の略半分に相当する形状に形成されている(図1参照)。一対の第2上フラップ22,23は、端壁12,13の段方向一端部に第2上折曲線L3を介して連設されている。第2上フラップ22,23は、根本部分(端壁12,13の側)から先端に向かって徐々に幅狭くなる略台形状に形成されている。第2上フラップ22,23の段方向の寸法(延出寸法)は、第1上フラップ20,21の延出寸法よりも短く設定されている。
一対の第1下フラップ30,31は、側壁10,11の段方向他端部(下端部)に第1下折曲線L4を介して連設されている。第1下フラップ30,31は、長方形の流れ方向両端部を外側に突き出したような変則形状であって、周壁1Wの八角形状断面の略半分に相当する形状に形成されている(図1参照)。第1下フラップ30,31の先端部は、第1上フラップ20,21の先端部よりも大きく括れている。一対の第2下フラップ32,33は、端壁12,13の段方向他端部に第2下折曲線L5を介して連設されている。第2下フラップ32,33は、略長方形状に形成されている。第2下フラップ32,33の段方向の寸法(延出寸法)は、第1下フラップ30,31の延出寸法と略同一に設定されている。
図2に示すように、一対の第1上折曲線L2と一対の第1下折曲線L4は、側壁10,11の中心部に向かって窪むように形成されている。詳細には、第1上折曲線L2は流れ方向両端から中央に向かって下方に傾斜し、第1下折曲線L4は流れ方向両端から中央に向かって上方に傾斜している。すなわち、第1上折曲線L2と第1下折曲線L4とは、互いに側壁10,11の中央部に向かって突出する略V字状に屈曲した状態に形成されている。第1上折曲線L2と第1下折曲線L4とは、側壁10,11を挟んで略対称となる形状を有している。
図2に示すように、一対の第2上折曲線L3は、仮想線V1の延長線よりも僅かに第2上フラップ22,23の側にずれた位置に形成されている。一対の第2上折曲線L3は、仮想線V1と略平行に形成されている(図3参照)。第2下折曲線L5は、端壁12,13の中心部から離れる方向に突き出すように形成されている。詳細には、第2下折曲線L5は流れ方向両端から中央に向かって下方に傾斜しており、略V字状に屈曲した状態に形成されている。図3に示すように、第2下折曲線L5は、仮想線V2の延長線との間隔の最大値が1〜2mm程度になるように傾斜している。
次に、図1を参照して、包装箱1の組立作業について説明する。なお、包装箱1は、作業者によって手作業で組み立てられてもよいし、製函機によって自動または半自動で組み立てられてもよい。ここでは、一例として、作業者が包装箱1を組み立てる場合について説明する。また、継代片18は、角壁14の内面に接着剤を介して接着された状態であるものとする。なお、接着剤として、例えば、ホットメルト接着剤、合成樹脂系エマルジョン接着剤または両面テープ等を用いることができる。
次に、図8および図9を参照して、第2実施形態に係る包装箱2について説明する。
図8は包装箱2のブランク6を示す平面図である。図9は包装箱2を積み重ねた場合の圧縮荷重の分布を説明する斜視図である。なお、以降の説明では、第1実施形態に係る包装箱1と同様または対応する構成については同一の符号を付し、包装箱1と同様または対応する説明は省略する。
また、側壁10,11と第1上フラップ20,21との境界に形成された一対の第1上折曲線L20が第2上折曲線L3と略平行に形成されている。また、側壁10,11と第1下フラップ30,31との境界に形成された一対の第1下折曲線L40は、側壁10,11の中心部に向かって窪むように形成されている。詳細には、第1下折曲線L40は、直線状(または円弧状でもよい。)に傾斜させた一対の傾斜端部Laの間を直線状に結んだ中間部Lbを含んで略台形状に形成されている。一対の傾斜端部Laの外側には、仮想線V2(図3参照)上に形成された一対の平行端部Lcが形成されている。
また、端壁12,13と第2下フラップ32,33との境界に形成された一対の第2下折曲線L50は、側壁10,11の中心部に向かって窪むように形成されている。詳細には、第2下折曲線L50は、第1下折曲線L40と同様に、一対の平行端部Lc、一対の傾斜端部Laおよび中間部Lbを含んで略台形状に形成されている。
なお、第1および第2実施形態(変形例を含む。)に係る包装箱1,2は略八角柱状に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。図10に示すように、第3実施形態に係る包装箱3(ブランク7)として、4つの角壁14〜17を省略した所謂A式の箱に対し、第1上折曲線L2、第1下折曲線L4および第2下折曲線L5等、本発明の特徴である曲がった折曲線を適用してもよい。この包装箱3は、略四角形断面を有する周壁の上下両面を閉塞して、略直方体状に形成される(図示せず)。
10,11 側壁
12,13 端壁
14,15,16,17 角壁
20,21 第1上フラップ
22,23 第2上フラップ
30,31 第1下フラップ
32,33 第2下フラップ
50 取手穴部(切断線)
L2,L20 第1上折曲線
L3 第2上折曲線
L4,L40 第1下折曲線
L5,L50 第2下折曲線
Claims (7)
- 第1方向に対向する一対の側壁(10,11)と、
前記側壁よりも高い圧縮強度を有し、第1方向に交差する第2方向に対向する一対の端壁(12,13)と、
前記側壁の上端部に第1上折曲線(L2)を介して連設されている第1上フラップ(20,21)と、
前記端壁の上端部に第2上折曲線(L3)を介して連設されている第2上フラップ(22,23)と、
前記側壁の下端部に第1下折曲線(L4)を介して連設されている第1下フラップ(30,31)と、
前記端壁の下端部に第2下折曲線(L5)を介して連設されている第2下フラップ(32,33)と、を備え、
前記第1上折曲線と前記第1下折曲線の少なくとも何れか一方は、前記側壁の中心部に向かって窪むように形成され、
前記第2上折曲線と前記第2下折曲線の少なくとも何れか一方は、前記端壁の中心部から離れる方向に突き出すように形成されていることを特徴とする包装箱。 - 第1方向に対向する一対の側壁(10,11)と、
第1方向に交差する第2方向に対向する一対の端壁(12,13)と、
前記側壁の上端部に第1上折曲線(L20)を介して連設されている第1上フラップ(20,21)と、
前記端壁の上端部に第2上折曲線(L3)を介して連設されている第2上フラップ(22,23)と、
前記側壁の下端部に第1下折曲線(L40)を介して連設されている第1下フラップ(30,31)と、
前記端壁の下端部に第2下折曲線(L50)を介して連設されている第2下フラップ(32,33)と、を備え、
前記第1上折曲線と前記第1下折曲線の少なくとも何れか一方は、前記側壁の中心部に向かって窪むように形成され、
前記第2上折曲線と前記第2下折曲線の少なくとも何れか一方は、前記端壁の中心部に向かって窪むように形成されていることを特徴とする包装箱。 - 前記端壁には、前記端壁の圧縮強度を低下させる開口または切断線(50)が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の包装箱。
- 前記端壁は、前記側壁よりも幅狭く形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の包装箱。
- 前記第1上折曲線、前記第1下折曲線、前記第2上折曲線および前記第2下折曲線の少なくとも何れか1つは、V字状に屈曲した状態または円弧状に湾曲した状態に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の包装箱。
- 前記第1上折曲線、前記第1下折曲線、前記第2上折曲線および前記第2下折曲線の少なくとも何れか1つは、円弧状または直線状に傾斜させた一対の傾斜端部(La)の間を直線状に結んだ中間部(Lb)を含んでいることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の包装箱。
- 前記側壁と前記端壁との間に設けられる4つの角壁(14,15,16,17)を更に備え、
前記一対の側壁、前記一対の端壁および前記4つの角壁は、八角柱状の周壁(1W,2W)を形成し、
前記第2上フラップは、前記周壁の内側に折られた前記第1上フラップの表面に重なるように配置されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018037401A JP7021830B2 (ja) | 2018-03-02 | 2018-03-02 | 包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018037401A JP7021830B2 (ja) | 2018-03-02 | 2018-03-02 | 包装箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019151369A true JP2019151369A (ja) | 2019-09-12 |
JP7021830B2 JP7021830B2 (ja) | 2022-02-17 |
Family
ID=67948029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018037401A Active JP7021830B2 (ja) | 2018-03-02 | 2018-03-02 | 包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7021830B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007039090A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Rengo Co Ltd | 厚紙製包装箱 |
JP3170138U (ja) * | 2011-06-23 | 2011-09-01 | レンゴー株式会社 | 包装箱 |
JP3172316U (ja) * | 2011-09-30 | 2011-12-15 | ダイナパック株式会社 | 包装箱 |
JP2014508079A (ja) * | 2011-02-09 | 2014-04-03 | ミードウエストヴェイコ・パッケージング・システムズ・エルエルシー | 折り曲げ抵抗減少構造 |
JP2014069838A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Nippon Tokan Package Kk | 包装箱 |
JP2015042558A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 日本トーカンパッケージ株式会社 | 包装箱 |
JP2017052529A (ja) * | 2015-09-08 | 2017-03-16 | 大和紙器株式会社 | バッグインボックスの外装段ボール箱 |
JP2017145042A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装箱 |
JP2017214132A (ja) * | 2016-06-02 | 2017-12-07 | ハウス食品グループ本社株式会社 | ラップラウンド箱 |
-
2018
- 2018-03-02 JP JP2018037401A patent/JP7021830B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007039090A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Rengo Co Ltd | 厚紙製包装箱 |
JP2014508079A (ja) * | 2011-02-09 | 2014-04-03 | ミードウエストヴェイコ・パッケージング・システムズ・エルエルシー | 折り曲げ抵抗減少構造 |
JP3170138U (ja) * | 2011-06-23 | 2011-09-01 | レンゴー株式会社 | 包装箱 |
JP3172316U (ja) * | 2011-09-30 | 2011-12-15 | ダイナパック株式会社 | 包装箱 |
JP2014069838A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Nippon Tokan Package Kk | 包装箱 |
JP2015042558A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 日本トーカンパッケージ株式会社 | 包装箱 |
JP2017052529A (ja) * | 2015-09-08 | 2017-03-16 | 大和紙器株式会社 | バッグインボックスの外装段ボール箱 |
JP2017145042A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装箱 |
JP2017214132A (ja) * | 2016-06-02 | 2017-12-07 | ハウス食品グループ本社株式会社 | ラップラウンド箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7021830B2 (ja) | 2022-02-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6684036B2 (ja) | 包装箱およびブランクシート | |
JP7044302B2 (ja) | 包装箱およびブランクの製造方法 | |
JP2019151369A (ja) | 包装箱 | |
JP7362466B2 (ja) | 仕切付き包装箱 | |
JP2019104509A (ja) | 包装箱 | |
JP7102264B2 (ja) | 包装箱 | |
JP3211854U (ja) | 箱用シート | |
JP3231832U (ja) | 包装箱およびブランク | |
JP7362469B2 (ja) | 補強部材、補強構造体および包装箱 | |
JP7218248B2 (ja) | 包装箱 | |
JP2019142536A (ja) | トレイ | |
JP3237290U (ja) | 包装箱 | |
JP3217223U (ja) | 包装箱 | |
JP7210228B2 (ja) | トレイ | |
JP3230147U (ja) | 包装箱およびブランク | |
JP7490535B2 (ja) | トレイ | |
JP7366720B2 (ja) | 包装箱 | |
JP7218247B2 (ja) | 包装箱 | |
JP7409989B2 (ja) | 包装箱 | |
JP7439638B2 (ja) | 包装箱 | |
JP7428612B2 (ja) | 包装箱 | |
JP6988685B2 (ja) | トレイ | |
JP7248534B2 (ja) | 包装体 | |
JP6733719B2 (ja) | 包装箱 | |
JP6907074B2 (ja) | 包装箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7021830 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |