JP2019138277A - エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】動弁機構を適切に潤滑する。【解決手段】シリンダヘッド23を備えるエンジンであって、シリンダヘッド23に形成され、動弁機構21を収容する吸気カム室41と、シリンダヘッド23に形成され、吸気カム室41よりも下方に位置し、かつ動弁機構22を収容する排気カム室42と、シリンダヘッド23に形成され、吸気カム室41と排気カム室42とを互いに接続する連通路72と、排気カム室42の内壁面42aに形成され、動弁機構22の上方に位置する突起部73と、を有し、吸気カム室41の内壁面41aに付着したオイルの一部は、吸気カム室41の内壁面41aから連通路72を介して排気カム室42の内壁面42aに流れ、排気カム室42の突起部73から動弁機構22に滴下される。【選択図】図7

Description

本発明は、シリンダヘッドを備えるエンジンに関する。
エンジンのシリンダヘッドには、吸気ポートを開閉する吸気バルブが設けられており、排気ポートを開閉する排気バルブが設けられている。また、シリンダヘッドにはカムシャフトやロッカーアーム等からなる動弁機構が設けられており、カムシャフトを回転駆動することで吸気バルブや排気バルブが開閉されている(特許文献1参照)。
特開2013−76404号公報
動弁機構においては、カムシャフト、ロッカーアーム及びバルブステム等が互いに接触している。これらの接触部位に対して潤滑用のオイルを供給するため、シリンダヘッドには接触部位にオイルを供給する油路が形成されている。しかしながら、シリンダヘッドの形状によっては、油路を適切な位置に形成することができない場合も想定される。このような場合であっても、接触部位に対して十分なオイルを供給することにより、動弁機構を適切に潤滑することが求められている。
本発明の目的は、動弁機構を適切に潤滑することにある。
本発明のエンジンは、シリンダヘッドを備えるエンジンであって、前記シリンダヘッドに形成され、第1動弁機構を収容する第1動弁室と、前記シリンダヘッドに形成され、前記第1動弁室よりも下方に位置し、かつ第2動弁機構を収容する第2動弁室と、前記シリンダヘッドに形成され、前記第1動弁室と前記第2動弁室とを互いに接続する連通路と、前記第2動弁室の内壁面に形成され、前記第2動弁機構の上方に位置する突起部と、を有し、前記第1動弁室の内壁面に付着したオイルの一部は、前記第1動弁室の内壁面から前記連通路を介して前記第2動弁室の内壁面に流れ、前記第2動弁室の前記突起部から前記第2動弁機構に滴下される。
本発明によれば、第2動弁室の突起部から第2動弁機構にオイルが滴下される。これにより、第2動弁機構を適切に潤滑することができる。
本発明の一実施の形態であるエンジンを示す概略図である。 図1の矢印A方向からヘッド本体を示す側面図である。 図1のB−B線に沿ってヘッド本体を示す断面図である。 図2のA−A線に沿ってヘッド本体を示す断面図である。 図2のB−B線に沿ってヘッド本体を示す断面図である。 オイルの移動経路を示す図である。 オイルの移動経路を示す図である。 オイルの移動経路と共にヘッド本体の排気カム室を示す斜視図である。 (a)および(b)は、往復運動を行うバルブステムに対するオイルの供給状況を示す図である。 (a)および(b)は、バルブステム、バルブスプリングおよび突起部の位置関係を示す図である。
[エンジン構造]
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態であるエンジン10を示す概略図である。図1に示すように、エンジン10は、一方のシリンダバンクに設けられるシリンダブロック11と、他方のシリンダバンクに設けられるシリンダブロック12と、一対のシリンダブロック11,12に支持されるクランク軸13と、を有している。各シリンダブロック11,12に形成されるシリンダボア14にはピストン15が収容されており、ピストン15にはコネクティングロッド16を介してクランク軸13が連結されている。
各シリンダブロック11,12には、吸気側および排気側の動弁機構21,22を備えたシリンダヘッド23,24が組み付けられている。また、各シリンダヘッド23,24には、燃焼室25に連通する吸気ポート26が形成されており、この吸気ポート26を開閉する吸気バルブ27が組み付けられている。さらに、各シリンダヘッド23,24には、燃焼室25に連通する排気ポート28が形成されており、この排気ポート28を開閉する排気バルブ(開閉バルブ)29が組み付けられている。また、シリンダヘッド23,24は、ヘッド本体30、カムキャリア31およびロッカーカバー32等によって構成されている。
[シリンダヘッド構造]
シリンダヘッド23の構造について説明する。図2は図1の矢印A方向からヘッド本体30を示す側面図である。図3は図1のB−B線に沿ってヘッド本体30を示す断面図である。また、図4は図2のA−A線に沿ってヘッド本体30を示す断面図であり、図5は図2のB−B線に沿ってヘッド本体30を示す断面図である。なお、以下の説明では、一方のシリンダヘッド23の構造について説明するが、他方のシリンダヘッド24についても同様の構造を有することから、その説明については省略する。
図2〜図5に示すように、シリンダヘッド23のヘッド本体30には、吸気側の動弁機構(第1動弁機構)21を収容する吸気カム室(第1動弁室)41と、排気側の動弁機構(第2動弁機構)22を収容する排気カム室(第2動弁室)42と、が形成されている。図2に示すように、排気カム室42は、吸気カム室41よりも下方つまり鉛直方向の下方に配置されている。また、吸気カム室41と排気カム室42との間には、双方のカム室41,42を分断するように燃料系空間43が設けられている。この外部に開放される燃料系空間43には、図示しないインジェクタや点火プラグ等が設けられており、インジェクタに燃料を供給する燃料配管44が設けられている。つまり、吸気カム室41と排気カム室42との間には燃料配管44が設けられている。なお、燃料系空間43は外部に開放されることから、外気によって燃料配管44を冷却することができる。
図4に示すように、シリンダヘッド23のヘッド本体30には、燃焼室25に吸入空気を案内する吸気ポート26が形成されるとともに、吸気ポート26内に先端が露出するバルブガイド50が設けられている。この吸気側のバルブガイド50には、吸気バルブ27のバルブステム27aが摺動自在に支持されている。また、バルブステム27aを囲むようにバルブスプリング51が設けられており、バルブステム27aに装着されるリテーナ52によってバルブスプリング51の一端が押さえられている。
図2および図4に示すように、シリンダヘッド23のヘッド本体30には、吸気カム53を備えたカムシャフト54が回転自在に支持されている。吸気カム53とバルブステム27aとの間には、吸気カム53からバルブステム27aに動力を伝達するロッカーアーム55が設けられている。ロッカーアーム55は、ピボット56に接触する支点部55aと、カムシャフト54の吸気カム53に接触するローラ部55bと、バルブステム27aの端部27bに接触するリフタ部55cと、を備えている。吸気カム53の回転運動はロッカーアーム55を介して往復運動に変換されるため、吸気カム53の回転運動によって吸気バルブ27を開閉させることができる。このように、吸気バルブ27、バルブスプリング51、ロッカーアーム55、およびカムシャフト54等によって、吸気側の動弁機構21が構成されている。
同様に、シリンダヘッド23のヘッド本体30には、燃焼室25から排出ガスを案内する排気ポート28が形成されるとともに、排気ポート28内に先端が露出するバルブガイド60が設けられている。この排気側のバルブガイド60には、排気バルブ29のバルブステム(ステム部)29aが摺動自在に支持されている。また、バルブステム29aを囲むようにバルブスプリング61が設けられており、バルブステム29aに装着されるリテーナ62によってバルブスプリング61の一端が押さえられている。
また、シリンダヘッド23のヘッド本体30には、排気カム63を備えたカムシャフト64が回転自在に支持されている。排気カム63とバルブステム29aとの間には、排気カム63からバルブステム29aに動力を伝達するロッカーアーム65が設けられている。ロッカーアーム65は、ピボット66に接触する支点部65aと、カムシャフト64の排気カム63に接触するローラ部65bと、バルブステム29aの端部29bに接触するリフタ部65cと、を備えている。排気カム63の回転運動はロッカーアーム65を介して往復運動に変換されるため、排気カム63の回転運動によって排気バルブ29を開閉させることができる。このように、排気バルブ29、バルブスプリング61、ロッカーアーム65、およびカムシャフト64等によって、排気側の動弁機構22が構成されている。
[動弁機構の潤滑構造]
動弁機構21,22の潤滑構造について説明する。図2に示すように、ヘッド本体30にはオイルを案内する油路70,71が形成されており、ヘッド本体30に支持されるカムシャフト54,64には油路70,71に対向する導入孔54a,64aが形成されている。また、カムシャフト54,64にはロッカーアーム55,65に対向する貫通孔54b,64bが形成されており、この貫通孔54b,64bを露出させるように吸気カム53,63には切り欠き53a,63aが形成されている。
図4に示すように、カムシャフト54,64には内部流路54c,64cが形成されており、導入孔54a,64aから内部流路54c,64cに導入されたオイルは、内部流路54c,64cを経て貫通孔54b,64bに案内される。このようなカムシャフト54,64を回転させることにより、内部流路54c,64cのオイルは貫通孔54b,64bから径方向外方に飛散し、潤滑用のオイルが各ロッカーアーム55,65およびその近傍に供給される。なお、吸気側のカムシャフト54には、4つのロッカーアーム55に対向する4つの貫通孔54bが形成される。また、排気側のカムシャフト64についても、吸気側のカムシャフト54と同様に、1つの導入孔64aおよび4つの貫通孔64bが形成される。
前述したように、吸気側や排気側の動弁機構21,22を潤滑するため、カムシャフト54,64からロッカーアーム55,65等に向けてオイルが供給される。しかしながら、図4に示すように、排気側の動弁機構22においては、カムシャフト64の中心線C1が、排気バルブ29の中心線C2よりも下方に配置されている。つまり、カムシャフト64よりも上方にバルブステム29aの端部29bが位置するため、カムシャフト64から飛散するオイルによって上方の端部29bを潤滑することは困難であった。また、吸気カム室41と排気カム室42とは燃料系空間43を境に上下に分断されるため、吸気側のカムシャフト54から飛散したオイルを用いて排気側の動弁機構22を潤滑することも困難であった。そこで、シリンダヘッド23のヘッド本体30には、バルブステム29aの端部29bを主に潤滑するための潤滑構造が設けられている。
[オイルの移動経路]
図3および図5に示すように、シリンダヘッド23のヘッド本体30には、吸気カム室41と排気カム室42とを互いに接続する3つの連通路72が形成されている。つまり、燃料系空間43によって上下に分断される吸気カム室41と排気カム室42とは、3つの連通路72を介して互いに連通している。また、図4および図5に示すように、排気カム室42の内壁面42aには、突起部73が形成されている。この突起部73は、バルブステム29a、バルブスプリング61およびロッカーアーム65の上方に位置している。このように、排気カム室42の内壁面42aに形成される突起部73は、動弁機構22の上方つまり鉛直方向の上方に位置している。
図6および図7はオイルの移動経路を示す図である。図6には図3に示した断面図の一部が拡大されており、図7には図5に示した断面図と同様の部位が示されている。また、図8はオイルの移動経路と共にヘッド本体30の排気カム室42を示す斜視図である。図6〜図8に示すように、吸気側のカムシャフト54の貫通孔54bから外側に飛散し、吸気カム室41の内壁面41aに付着したオイルは、矢印Fで示すように、吸気カム室41の内壁面41aから、連通路72の内壁面72aを経て排気カム室42の内壁面42aに流れる。そして、排気カム室42の内壁面42aに到達したオイルは、内壁面42aに形成される突起部73から、下方のバルブステム29a、バルブスプリング61およびロッカーアーム65に滴下される。
このように、吸気カム室41の内壁面41aに付着したオイルを、排気カム室42の突起部73からバルブステム29a等に滴下させるようにしたので、動弁機構22に対して潤滑用のオイルを適切に供給することができる。図4に示した例では、排気側のカムシャフト64の中心線C1が、排気バルブ29の中心線C2よりも下方に配置されている。つまり、排気側のバルブステム29aの端部29bにオイルを供給するためには、排気側のカムシャフト64から上方にオイルを飛散させる必要があるため、バルブステム29aの端部29bに多くのオイルを供給することが困難な構造である。このような構造であっても、排気カム室42の突起部73からバルブステム29aの端部29bにオイルを滴下させることができるため、バルブステム29aの端部29bとロッカーアーム65のリフタ部65cとの接触部位を適切に潤滑することができる。
図9(a)および(b)は往復運動を行うバルブステム29aに対するオイルの供給状況を示す図である。図9(a)にはロッカーアーム65によって排気バルブ29が押し込まれた状態が示されており、図9(b)にはバルブスプリング61によって排気バルブ29が押し戻された状態が示されている。図9(a)に矢印αで示すように、排気バルブ29が押し込まれた場合には、排気カム室42の突起部73の下方にはバルブステム29aの端部29bが配置されるため、矢印Fで示すように、突起部73から滴下されるオイルはバルブステム29aの端部29bに供給される。図9(b)に矢印βで示すように、排気バルブ29が押し戻された場合には、排気カム室42の突起部73の下方にはバルブスプリング61が配置されるため、矢印Fで示すように、突起部73から滴下されるオイルはバルブスプリング61に供給される。このように、バルブスプリング61にオイルが滴下された場合であっても、オイルはバルブスプリング61からリテーナ62を介してバルブステム29aの端部29bに供給される。これにより、バルブステム29aの端部29bとロッカーアーム65のリフタ部65cとの接触部位を適切に潤滑することができ、排気側の動弁機構22を適切に機能させることができる。
図10(a)および(b)は、バルブステム29a、バルブスプリング61および突起部73の位置関係を示す図である。図10(a)には図9(a)の矢印A方向から示したバルブステム29aや突起部73の位置関係が示されている。図10(a)に示すように、排気カム室42の突起部73は、バルブステム29aの鉛直方向の上方に位置している。つまり、排気カム室42の突起部73は、鉛直方向においてバルブステム29aの幅寸法W1に収まっている。このように、突起部73をバルブステム29aの鉛直方向の上方に配置することにより、矢印Fで示すように、バルブステム29aに向けてオイルを滴下することができ、動弁機構22を適切に潤滑することができる。
図10(a)に示した例では、鉛直方向において突起部73がバルブステム29aの幅寸法W1に収まっているが、これに限られることはなく、図10(b)に示すように、鉛直方向において突起部73がバルブスプリング61の幅寸法W2に収まっていても良い。図10(b)に示すように、排気カム室42の突起部73は、バルブスプリング61の鉛直方向の上方に位置している。つまり、排気カム室42の突起部73は、鉛直方向においてバルブスプリング61の幅寸法W2に収まっている。このように、突起部73をバルブスプリング61の鉛直方向の上方に配置することにより、矢印Fで示すように、バルブスプリング61に向けてオイルを滴下した場合であっても、滴下されたオイルをバルブステム29aの端部29b等に向けて飛散させることができ、動弁機構22を適切に潤滑することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。前述の説明では、水平対向エンジン10に本発明を適用しているが、これに限られることはない。例えば、V型エンジンに本発明を適用しても良く、シリンダブロックが鉛直方向に対して傾斜する直列エンジンに本発明を適用しても良い。また、図示する例では、ロッカーアーム55,65を用いて動弁機構21,22を構成しているが、これに限られることはなく、ロッカーアーム55,65を省いて動弁機構21,22を構成しても良い。この場合には、カムシャフト54,64によってバルブステム27a,29aが直接的に押し込まれる。前述の説明では、上方に吸気側の動弁機構21が設けられ、下方に排気側の動弁機構22が設けられているが、これに限られることはなく、下方に吸気側の動弁機構21が設けられ、上方に排気側の動弁機構22が設けられていても良い。
前述の説明では、突起部73から滴下されるオイルによって、バルブステム29aの端部29bおよびその近傍を中心に潤滑しているが、これに限られることはない。例えば、ロッカーアーム65のローラ部65bの上方に突起部73を形成し、突起部73からローラ部65bにオイルを滴下することにより、ロッカーアーム65と排気カム63との接触部位を中心に潤滑しても良い。また、内壁面42aに形成される突起部73としては、鈍角に形成された突起部であっても良く、鋭角に形成された突起部であっても良い。さらに、突起部73を形成する際には、その周囲の内壁面42aよりも低い位置に形成することが望ましいが、これに限られることはなく、周囲の内壁面42aよりも高い位置に突起部73が形成されていても良い。なお、突起部73から適切にオイルが滴下されるか否かについては、突起部73の形状や位置によって決定されるだけでなく、オイルの流れ方向、オイル流量およびオイル粘度によって決定される。
前述の説明では、バルブステム29aの端部29bを潤滑することが困難な構造として、排気側のカムシャフト64の中心線C1が、排気バルブ29の中心線C2よりも下方に配置されるエンジン構造を例示しているが、このエンジン構造に限られることはない。例えば、排気側のカムシャフト64の中心線C1が、排気バルブ29の中心線C2よりも上方に配置されるエンジン構造や、排気バルブ29の中心線C2に交わるエンジン構造であっても、本発明を適用することが可能であることはいうまでもない。
10 エンジン
21 動弁機構(第1動弁機構)
22 動弁機構(第2動弁機構)
23 シリンダヘッド
24 シリンダヘッド
29 排気バルブ(開閉バルブ)
29a バルブステム(ステム部)
41 吸気カム室(第1動弁室)
41a 内壁面
42 排気カム室(第2動弁室)
42a 内壁面
44 燃料配管
61 バルブスプリング
64 カムシャフト
64b 貫通孔
64c 内部流路
65 ロッカーアーム
72 連通路
73 突起部
C1 中心線
C2 中心線

Claims (6)

  1. シリンダヘッドを備えるエンジンであって、
    前記シリンダヘッドに形成され、第1動弁機構を収容する第1動弁室と、
    前記シリンダヘッドに形成され、前記第1動弁室よりも下方に位置し、かつ第2動弁機構を収容する第2動弁室と、
    前記シリンダヘッドに形成され、前記第1動弁室と前記第2動弁室とを互いに接続する連通路と、
    前記第2動弁室の内壁面に形成され、前記第2動弁機構の上方に位置する突起部と、
    を有し、
    前記第1動弁室の内壁面に付着したオイルの一部は、前記第1動弁室の内壁面から前記連通路を介して前記第2動弁室の内壁面に流れ、前記第2動弁室の前記突起部から前記第2動弁機構に滴下される、
    エンジン。
  2. 請求項1に記載のエンジンにおいて、
    前記突起部は、前記第2動弁機構が備えるバルブスプリングの上方に位置する、
    エンジン。
  3. 請求項1に記載のエンジンにおいて、
    前記突起部は、前記第2動弁機構が備える開閉バルブのステム部の上方に位置する、
    エンジン。
  4. 請求項1に記載のエンジンにおいて、
    前記突起部は、前記第2動弁機構が備えるロッカーアームの上方に位置する、
    エンジン。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のエンジンにおいて、
    前記第2動弁機構が備えるカムシャフトは、内部流路から径方向外方にオイルを飛散させる貫通孔を備え、
    前記カムシャフトの中心線は、前記第2動弁機構が備える開閉バルブの中心線よりも下方に位置する、
    エンジン。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のエンジンにおいて、
    前記第1動弁室と前記第2動弁室との間に、燃料配管が設けられる、
    エンジン。
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