JP2006283623A - 内燃機関の潤滑構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリンダ軸を略水平にして車両に搭載される内燃機関において、各バルブを効率よく潤滑することができると共に、誤った組み付けを防止して、生産性を向上することができる内燃機関の潤滑構造を提供する。
【解決手段】 シリンダ軸を略水平にして車両10に搭載される内燃機関であって、バルブステムエンド56bと対向するタペット調整穴用キャップ8の裏面8eにオイル収集用突部8gを設けた内燃機関の潤滑構造において、オイル収集用突部8gは、先端頂部8fがバルブステムエンド56bの直上まで延在している。
【選択図】 図8

Description

本発明は、シリンダ軸を略水平にして車両に搭載される内燃機関の潤滑構造に関する。
内燃機関の潤滑構造の一例として、シリンダヘッドのカムシャフトジャーナル部へ強制給油されたオイルを集めてカム面を潤滑するためのオイル溜めを有するものが知られている。このような内燃機関の潤滑構造では、オイル溜めの後側壁部が前側壁部に比べて高い位置にあり、後側壁部にスリットを設けることで、はね上げられたオイルが後側壁部にあたることなく通り過ぎてインテークバルブのステム部とロッカーアームとの摺動部に飛散して十分な潤滑を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、内燃機関の潤滑構造の他の一例として、シリンダを車体に対して略水平に配置し、カムシャフトを挟んで吸・排気側の各ロッカーアームとロッカーアームシャフトとを上下に対向配置し、上方に位置するロッカーアームシャフトにオイル通路を設ける。また、オイル通路と連通するオイル吐出孔を上方に位置するロッカーアームに設け、下方に位置するロッカーアームにオイル受孔を設け、上方に位置するロッカーアームシャフト一本から、各ロッカーアームの軸受並びにカムとロッカーアームのスリッパ面を潤滑できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
実公昭56−024254号公報 実公平07−041849号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2では、シリンダ軸を略水平にして車両に搭載する内燃機関に適用させた場合、シリンダヘッド内に2本のバルブが上下に1本ずつ配置されることになる。そして、配置された2本のバルブは、シリンダヘッド内で飛散した潤滑油の一部が与えられるだけなので、両方のバルブを効率よく潤滑することができなかった。また、上側に配置されたバルブを効率よく潤滑することは特に困難であった。
また、上記特許文献1のような内燃機関では、シリンダヘッドに形成されるタペット調整穴を閉塞するためのタペット調整穴用キャップが必要で、このタペット調整穴用キャップに上下がある場合は、キャップの上下を確認して組み付けなくてはならず、生産性が低下する虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、シリンダ軸を略水平にして車両に搭載される内燃機関において、各バルブを効率よく潤滑することができると共に、誤った組み付けを防止して、生産性を向上することができる内燃機関の潤滑構造を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、シリンダ軸を略水平にして車両に搭載される内燃機関であって、バルブステムエンドと対向するタペット調整穴用キャップの裏面にオイル収集用突部を設けた内燃機関の潤滑構造において、オイル収集用突部は、先端部がバルブステムエンドの直上まで延在していることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、オイル収集用突部は、タペット調整穴用キャップが上下を反転して組み付けられた際に、バルブステムエンドを有する動弁機構の一部と干渉するよう成したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の構成に加えて、 オイル収集用突部は、先端部がバルブステムエンドを指向する三角錐形状であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、オイル収集用突部は、取付け時にバルブステムエンドと平行となるオイル収集面が設けられ、オイル収集面には、オイル収集用凹部が設けられることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2から請求項4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、オイル収集用突部は、タペット調整穴用キャップを上下反転して取付けた際の動弁機構との干渉長さは動弁機構のバルブの最大開度を越えないことを特徴とする。
請求項1記載の内燃機関の潤滑構造によれば、バルブステムエンドと対向するタペット調整穴用キャップの裏面にオイル収集用突部を設けた内燃機関の潤滑構造において、オイル収集用突部は、先端部がバルブステムエンドの直上まで延在しているため、シリンダヘッド内で飛散した潤滑油をオイル収集用突部に収集することができ、収集した潤滑油をタペット調整穴キャップに対向するバルブステムエンドに滴下することができる。これにより、バルブステムに対して集中的な潤滑が行われるので、バルブの潤滑性を向上することができる。
請求項2記載の内燃機関の潤滑構造によれば、内燃機関の組立時や整備時にタペット調整穴キャップが上下を反転して組み付けられたとしても、タペット調整穴キャップのオイル収集用突部がバルブステムエンドを有する動弁機構の一部と干渉するので、誤った組み付けを防止して、生産性を向上することができる。
請求項3記載の内燃機関の潤滑構造によれば、オイル収集用突部は、先端部がバルブステムエンドを指向する三角錐形状であるため、シリンダヘッド内で飛散した潤滑油を効率よく収集することができ、収集した潤滑油を先端部からバルブステムエンドに集中して滴下することができる。これにより、バルブステムに対してより集中的な潤滑が行われるので、バルブの潤滑性をさらに向上することができる。
請求項4記載の内燃機関の潤滑構造によれば、オイル収集用突部は、取付け時にバルブステムエンドと平行となるオイル収集面が設けられ、オイル収集面には、オイル収集用凹部が設けられるため、シリンダヘッド内で飛散した潤滑油をオイル収集用突部に収集することができ、収集した潤滑油をタペット調整穴キャップに対向するバルブステムエンドに滴下することができる。これにより、バルブステムに対して集中的な潤滑が行われるので、バルブの潤滑性をさらに向上することができる。
請求項5記載の内燃機関の潤滑構造によれば、オイル収集用突部は、タペット調整穴用キャップを上下反転して取付けた際の動弁機構との干渉長さは動弁機構のバルブの最大開度を越えないため、内燃機関の組立時や整備時にタペット調整穴キャップが上下を反転して組み付けられたとしても、タペット調整穴キャップのオイル収集用突部がバルブステムエンドを有する動弁機構の一部と干渉するので、誤った組み付けを防止して、生産性を向上することができる。
以下、本発明の一実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1〜図9は本発明の一実施の形態を示すもので、図1は本発明に係る内燃機関の潤滑構造を搭載した車両の側面図、図2は図1に示した車両の平面図、図3は本発明に係る内燃機関の潤滑構造を説明するパワーユニットのシリンダヘッドとシリンダブロックとクランク軸とメイン軸とカウンタ軸と中間軸とデファレンシャルとを結んだ線で切断した断面図、図4は図3に示したパワーユニットのフォーク軸とメイン軸とリバース軸とカウンタ軸とフォーク軸の各軸線を通る面で切断した断面図、図5は図3に示したパワーユニットの左クランクケースを内側から見た一部切欠側面図、図6は図3に示したパワーユニットの左クランクケースを外側から見た一部切欠側面図、図7は図3に示したパワーユニットのオイルポンプ周りの断面図、図8は図5に示したパワーユニットにおける動弁機構を説明するための要部拡大断面図、図9(a)は図8に示したタペット調整穴キャップの単体を示す裏面図、図9(b)は図9(a)のA−A線断面図である。なお、図1及び図2において、「前」、「後」、「左」、「右」は運転者から見た方向に従い、Frを前側、Rrを後側、Lを左側、Rを右側として示す。
図1及び図2に示すように、車両10は、車体(車体フレーム)11に左右2つの前輪12,12並びに左右2つの後輪13,13を備え、車体11の前部にバーハンドル15式の繰舵機構14を備えている。また、車体11の中心部に前部シート16並びに後部シート17を備え、車体11の後下部にパワーユニット(内燃機関)1を備えている。さらに、車体11前部の周囲を覆うフロントカバー18、フロントカバー18の上部に取り付けられるウインドスクリーン19、ウインドスクリーン19の上端から後方へ連続して延びて前部・後部シート16,17の上方を覆うルーフ20、車体11の後部を覆うリヤカバー21を備えた、小型の自動4輪車である。
ルーフ20の支持構造は、左右のルーフサイドピラー22,22にてルーフ20を支えるものである。この左右のルーフサイドピラー22,22は、車体前部から車体後部にかけてアーチ状に湾曲したパイプ状のルーフピラーであって、前部のフロントピラー23,23と後部のリヤピラー24,24との組合せ構造である。
左右のフロントピラー23,23は、車体前部でフロントカバー18の上端から後上方へ延し、その上端間に前部クロスメンバ25を掛け渡した部材で、この左右のフロントピラー23,23の間には、ウインドスクリーン19が設けられる。
左右のリヤピラー24,24は、車体後部に設けた左右の支持部材26,26の上端から上方へ延し、その上端から更に前方へ延し、その前端をフロントピラー23,23の後端にボルト止めにて着脱自在に取り付けた部材であって、このリヤピラー24,24の後部上端間には、後部クロスメンバ27が掛け渡されている。また、左右の支持部材26,26は、上端に左右のリヤピラー24,24をボルトにて着脱自在に支持する。
そして、これら左右のフロントピラー23,23、左右のリヤピラー24,24及び前部・後部クロスメンバ25,27とからなる枠に、概ね平板状のルーフ20を着脱自在に取り付けることで、ルーフ20を支えることができる。
ルーフ20の後端は後部シート17よりも後方にある。ルーフ20の幅は、車幅と概ね同一又は若干小さい程度である。車両10の側方は解放されており、運転者や後部乗員の乗り降りは自由である。
このようにして、前部シート16の前をウインドスクリーン19で覆うとともに、前部シート16の上及び後部シート17の上をルーフ20で覆うことができる。雨などから運転者ばかりでなく、後部乗員をも保護することができる。また、後部シート17に荷物を置く場合にも雨などに対しては有利である。さらには、ルーフ20だけであり、側方部が開放されているので、ルーフ20があるにもかかわらず乗り降りが楽になる。
また、車両10は、変速レバー28、パーキングレバー29、ヘッドランプ30、ウインカ31、サイドミラー32、フロントフェンダ33,33、リヤフェンダ34,34、アクセルペダル(不図示)、ブレーキペダル(不図示)を備える。
図3に示すように、パワーユニット1は、水冷式4ストロークサイクル単気筒内燃機関であって、図1に示すように、クランク軸の軸線を車両の進行方向に直交させると共に、シリンダヘッドが前方を向くようシリンダ軸を進行方向に対して略水平になるように車両10に搭載される。
パワーユニット1は、図3に示すように、左クランクケース2と、右クランクケース3と、シリンダブロック40と、シリンダヘッド50と、左クランクケースカバー60と、右クランクケースカバー61と、中間歯車収納室カバー62と、を結合して外殻を構成している。また、左クランクケース2と右クランクケース3とを結合することで形成されるクランク室4内には、クランク軸100と、トランスミッション200と、デファレンシャル300とが配設される。なお、左クランクケース2の左側面には、左クランクケースカバー60がボルト止めされ、右クランクケース3の右側面には、右クランクケースカバー61がボルト止めされる。また、シリンダヘッド50の前端部に形成されるタペット調整穴7,7(図5参照)には、タペット調整穴用キャップ8,8(図5参照)がボルト止めされる。
左クランクケース2は、内蔵するトランスミッション200のカウンタ軸202に固定される第1中間歯車202aと、中間軸203に固定される第2中間歯車203aとをクランク室4とは別室に配置するための中間歯車収納室5を形成している。また、中間歯車収納室5は、両中間歯車202a,203aを囲繞するような周壁2cを左クランクケース2の外側に突出させることで形成され、中間歯車収納室カバー62を左クランクケース2にボルト止めすることによって開口部が閉塞される。
シリンダヘッド50は、結合した左、右クランクケース2,3の上部の開口に挿入されるシリンダブロック40と共にスタッドボルト45により共締めされ、その下面には燃焼室51が形成され、燃焼室51に臨むようにスパークプラグ52が装着される。
また、シリンダヘッド50内には、動弁機構400(図8参照)のカム軸53が回動自在に支持されており、その端部にはカムスプロケット54が固定される。このカムスプロケット54には、クランク軸100に固定された駆動スプロケット102に架け渡されたカムチェーン94が架け渡される。これにより、クランク軸100の回転駆動力をカム軸53に伝達し、シリンダヘッド50に配置されているロッカーアーム55a,55bを駆動して、燃焼室51内で吸気バルブ(図5参照)56、排気バルブ(図5参照)57を所定のタイミングで開閉させる。
また、シリンダヘッド50の左側にはウォーターポンプ95が設けられており、ウォーターポンプ95のポンプ軸96の右端部が動弁機構400のカム軸53の左端部に接続される。これにより、カム軸53と共にポンプ軸96が回転してウォーターポンプ95を作動させる。
さらに、シリンダヘッド50の燃焼室51の上方に隣接してウォータージャケット58が形成されている。また、シリンダブロック40の燃焼室51に近い部分の周囲にウォータージャケット44が形成されており、シリンダヘッド50とシリンダブロック40とを結合することで、両ウォータージャケット44,58は連通される。
クランク軸100は、左右のパーツからなり、クランクピン101によって一体化されるもので、左クランクケース2と右クランクケース3にそれぞれ配置される転がり軸受70,71を介して回動自在に支持されており、軸方向左側に交流発電機90が、軸方向右側にトルクコンバータ91が組み付けられる。また、クランクピン101には、コンロッド41を介してピストン42が接続され、このピストン42は、シリンダブロック40内に一体成型されたシリンダライナー43の中でシリンダ軸線方向に往復運動する。
交流発電機90は、イグニションコイル(不図示)を通じてスパークプラグ52に与える高電圧を発生すると共にバッテリー(不図示)の充電電流を発生する。
トルクコンバータ91は、クランク軸100にスプライン結合されているポンプインペラ91aと、ポンプインペラ91aに対向配置されたタービンランナ91bと、一方向クラッチ91cを介してクランク軸100に結合されているステータ91dと、ステータ91dに与えられる反力を受けるステータ固定プレート91eと、を備える。
トルクコンバータ91は、クランク室4潤滑兼用のトルコンオイルが充填され、クランク軸100と共にポンプインペラ91aが回転する際、タービンランナ91bがポンプインペラ91aに追従しないときに、ポンプインペラ91aの回転方向とは反対方向の反力をステータ91dが受け、その反力をステータ固定プレート91eが受けるようになっている。そして、タービンランナ91bの回転動力がクランク軸100に外装されたプライマリ駆動歯車103を介してメイン軸201の右側に装備されるクラッチ92のプライマリ従動歯車93に伝達される。
クラッチ92は、シフトチェンジ用クラッチであって、メイン軸201の右側に組み付けられており、アウターケース92a内に、複数枚のクラッチプレート92bと、クラッチプレート92bに交互に配置されている複数枚のクラッチディスク92cとを備え、また、それぞれ不図示の、ダンパスプリングと、ドライブプレートと、ストップリングと、クラッチスプリングと、クラッチウェイトと、アウタドライブ歯車と、センタークラッチと、フリースプリングと、セットリングと、を内蔵して構成される。また、クラッチ92は、右クランクケース3に支持されているチェンジスピンドル9に結合されているクラッチリフターレバー(不図示)が、クラッチ92に組み付けられているクラッチリフターカムプレート(不図示)を回動させることにより、トランスミッション200のギア切換え中にクランク軸100の回転動力をトランスミッション200に伝達せずにニュートラル状態とし、トランスミッション200のギア切換えが終了したと同時にクランク軸100の回転動力をトランスミッション200に伝達する。
トランスミッション200は、図3〜図5に示すように、メイン軸201と、カウンタ軸202と、中間軸203と、リバース軸204と、フォーク軸205と、シフトドラム206とから構成され、各軸はクランク軸100に平行に配置される。なお、図4は、フォーク軸205とメイン軸201とリバース軸204とカウンタ軸202とフォーク軸205とを結んだ線で切断した断面図であるため、フォーク軸205が2本示されているが、実際には1本である。
メイン軸201は、左、右クランクケース2,3にそれぞれ配置される転がり軸受72,73を介して回動自在に支持され、相対回転自在に挿通される歯車201a,201bと、この歯車201a,201bの間でメイン軸201の軸方向にスライド移動可能にして回転方向に係止され、第1シフトフォーク207の移動により歯車201aまたは歯車201bに係合可能な歯車201cと、メイン軸201に一体成形される歯車201dと、を備える。
カウンタ軸202は、左、右クランクケース2,3にそれぞれ配置される転がり軸受74,75を介して回動自在に支持され、固定された歯車202bと、相対回転自在に挿通される歯車202c,202dと、この歯車202c,202dの間でカウンタ軸202の軸方向にスライド移動可能にして回転方向に係止され、第2シフトフォーク208の移動により歯車202cまたは歯車202dに係合可能な歯車202eと、を備える。また、カウンタ軸202の左端部には第1中間歯車202a(図3参照)が固定され、中間歯車収容室5内に第1中間歯車202aを配置している。
中間軸203は、左、右クランクケース2,3にそれぞれ配置される転がり軸受76,77を介して回動自在に支持されるもので、左端部に固定される第2中間歯車203aと、ばね機構209によって左側に付勢されて回転方向に係止される歯車203bとを備える。この第2中間歯車203aは中間歯車収容室5内に配置され、歯車203bはデファレンシャル室301内に配置される。ここで、デファレンシャル室301とは、トランスミッション200の後方のクランク室4において、左、右クランクケース2,3にそれぞれ形成される隔壁6a,6bによって、クランク室4及び中間歯車収納室5とは独立して形成されるものである。なお、第1中間歯車202aと第2中間歯車203aは常時噛合されている。
リバース軸204は、左、右クランクケース2,3にそれぞれ形成される嵌合部に支持されるもので、一体成形された歯車204a,204bを回動自在に軸支する。
フォーク軸205は、左、右クランクケース2,3にそれぞれ形成される嵌合部に支持されるもので、第1シフトフォーク207と第2シフトフォーク208とを軸方向にスライド移動可能に軸支する。
シフトフォーク207,208は、シフトドラム206に設けられるカム溝206a,206bにそれぞれ挿入され、シフトドラム206が回動することによって、カム溝206a,206bに沿ってフォーク軸205の軸線上をスライド移動する。
デファレンシャル300は、デファレンシャル室301内に配置されるもので、リング歯車302が中間軸203の歯車203bに噛合されているので、中間軸203の回転動力が歯車203bを介してリング歯車302に伝達されて、差動歯車機構303により左右のドライブ軸304,305を回転させる。
図5に示すように、シリンダヘッド50には、吸気バルブ56が配置された吸気ポート50aと、排気バルブ57が配置された排気ポート50bが形成されており、吸気ポート50aにインジェクタ59が組み付けられている。インジェクタ59は、不図示のエンジンコントロールユニットに電気的に接続されており、このエンジンコントロールユニットから与えられた電流によって、回転数に応じて、高燃圧の燃料を吸気ポート50a内に噴射する。
左、右クランクケース2,3の割り面には、それぞれに潤滑油送給用の送油通路2aが左右対称に形成される。この送油通路2aは、両クランクケース2,3が結合されることにより密閉され、前端部がオイルポンプ80(図7参照)の吐出側の分配口3b(図7参照)に連通接続され、後端部が中間歯車収納室5に有する送油通路(図6参照)5aに連通接続される。
図6に示すように、中間歯車収納室5は、前述したように、両中間歯車202a,203aを囲繞するような周壁2cを左クランクケース2の外側に突出させることで形成され、周板2cの端面には側面視略逆L字形状の送油通路5aが形成されている。この送油通路5aは、送油通路2a,3aに連通する中央孔5bと、中央孔5bの下方側に設けられるメイン軸孔5cと、中央孔5bの後方側に設けられるリバース軸孔5dと、周板2cの端面においてこれら各孔5c,5b,5dを繋ぐ接続溝5e,5eとで構成されている。また、メイン軸孔5c及びリバース軸孔5dは、周板2cの端面からクランク室4内に貫通している。
また、中間歯車収納室5には、メイン軸孔5cに隣接した位置において、左クランクケース2に貫通して形成されるオリフィス孔2dが開口されている。このオリフィス孔2dは、図3にも示されるように、メイン軸孔5cを介して送油通路5aに連通されると共に、メイン軸201内に形成される潤滑油路201e(図3参照)に連通される。さらに、中間歯車収納室5には、第1中間歯車202aの裏面側の位置において、クランク室4に貫通して形成される潤滑油戻り孔2eが開口されている。
そして、中間歯車収納室5は、中間歯車収納室カバー62が組み付けられることにより、開口が閉塞されると共に、送油通路5aが密閉されて、オリフィス孔2dから吐出される潤滑油によってバスタブ方式で第1、第2中間歯車202a,203aを潤滑しつつ周板2cの底部に溜まり、その後、周板2cの底部に溜まった潤滑油は、潤滑油戻り孔2eからクランク室4内に潤滑油が戻される。
図7に示すように、クランク軸100の近傍には、オイルポンプ80が組み付けられている。オイルポンプ80は、クランク軸100に装備された歯車104とポンプ歯車81とを介してクランク軸100の回転に伴ってクランク室4の底部から潤滑油を汲み上げて右クランクケース3の前方に形成された分配口3bに潤滑油を送給する。
オイルポンプ80から吐出された潤滑油は、分配口3bにおいて3方向に分岐され、1方向目がクランクケースカバー61内に形成された送油通路61aを通じてクランク軸100の潤滑孔105に送給され、2方向目が左、右クランクケース2,3に形成される送油通路2a,3aに送給され、3方向目が右クランクケース3内からシリンダブロック40及びシリンダブロック50に連通して形成されるスタッドボルト挿通孔兼用の送油通路3dに送給される。潤滑孔105に送給された潤滑油は、トルクコンバータ8内を通過して、クランクピン101内に送給される。
左、右クランクケース2,3の送油通路2a,3aに送給された潤滑油は、送油通路2a,3aの前端部から後端部へ送給され、中間歯車収容室5の送油通路5a内において中央孔5bからメイン軸孔5cとリバース軸孔5dとに分岐される。そして、メイン軸孔5cに送給された潤滑油は、メイン軸孔5cからメイン軸201における左側の軸受72部分に送られ、メイン軸201内に形成される潤滑油路201e(図3参照)内に一旦取り込まれてからオリフィス孔2dに送られ、オリフィス孔2dから中間歯車収納室5内に吐出される。
一方、中央孔5bからリバース軸孔5dに送給された潤滑油は、リバース軸孔5dからリバース軸204の左側部分に送られ、リバース軸204内に形成された潤滑油路204c(図4参照)内に送給される。ここで、カウンタ軸202内に形成された潤滑孔202f(図4参照)に対しては、右クランクケース3に形成されるオイルポケット3cに溜まった潤滑油が供給される。
そして、スタッドボルト挿通孔兼用の送油通路3dに送給された潤滑油は、シリンダヘッド50においてカム軸53の右側端近傍に形成される潤滑油出口3e(図3参照)を通じてカム軸53内に形成される潤滑油路53a(図3参照)に送給され、カム53b,53cの接触面に吐出される。
次に、図8及び図9を参照して動弁機構400について詳細に説明する。
図8に示すように、動弁機構400は、シリンダヘッド50に形成されたカム室401内に収納されている。シリンダヘッド50の前端部には一対のタペット調節穴7,7が形成されており、シリンダヘッド50には、一方がカム室401内の上部と吸気ポート50aとを連通する吸気側のバルブステムガイド402aと、カム室401内の下部と排気ポート50bとを連通する排気側のバルブステムガイド402bと、が組み付けられている。
吸気側のバルブステムガイド402aには、吸気バルブ56のバルブステム56aが燃焼室51側から挿通され、排気側のバルブステムガイド402bには、排気バルブ57のバルブステム57aが燃焼室51側から挿通される。また、両バルブステムガイド402a,402bのカム室401側で、ステムシール403と、ばねシート404と、バルブばね405と、2分割のコッタ406と、リテーナ407と、が両バルブステム56a,57aにそれぞれ組み付けられる。
バルブ56,57のバルブステムエンド56b,57bには、ロッカーアーム55a,55bの先端にねじ込まれていてロックナット408,408で固定されているアジャストスクリュー409,409先端部が当接している。ここで、吸気側のロッカーアーム55aにおけるアジャストスクリュー409とロックナット408とは、上側のタペット調整穴7内に配置され、排気側のロッカーアーム55bにおけるアジャストスクリュー409とロックナット408とは、下側のタペット調整穴7内に配置される。
そして、上下のタペット調整穴7,7には、タペット調整穴用キャップ8,8がボルト止めにより固定される。なお、タペット調整穴用キャップ8,8は同一形状に形成される。
図9に示すように、タペット調整穴用キャップ8は、シリンダヘッド50のタペット調整穴7,7を覆うような長円のドーム形状の板部材であって、外周面にボルト孔8a,8aを有する一対のフランジ8b,8bが対称に形成されると共に、タペット調整穴7と当接する周面にオーリング溝8cが形成され、このオーリング溝8cにオーリング8dが嵌め付けられる。そして、タペット調整穴用キャップ8の裏面8eには、先端頂部(先端部)8fが両バルブ56,57のバルブステムエンド56b,57bの直上まで延在すると共に、バルブステムエンド56b,57bを指向する三角錐形状のオイル収集用突部8gが形成される。また、このオイル収集用突部8gには、取付け時にバルブステムエンド56b,57bと平行となるオイル収集面8hが設けられ、オイル収集面8hには、オイル収集用凹部8iが設けられる。
また、オイル収集用突部8gは、図8に示すように、タペット調整穴用キャップ8が上下を反転して組み付けられた場合、バルブステムエンド56b,57bに当接するアジャストスクリュー409,409の端部と干渉する(図8に仮想線で示す。)ように形成される。さらに、オイル収集用突部8gとタペット調整穴用キャップ8を上下反転して取付けた際の動弁機構400との干渉長さは、動弁機構400の両バルブ56,57の最大開度を越えように形成される。
従って、上側のタペット調整穴7に固定されたタペット調整穴用キャップ8は、オイル収集用突部8gの先端頂部8fを吸気バルブ56のバルブステムエンド56bに指向するようにして配置し、下側のタペット調整穴7に固定されたタペット調整穴用キャップ8は、オイル収集用突部8gの先端頂部8fを排気バルブ57のバルブステムエンド57bに指向するように配置する。
そして、カム軸53内の潤滑油路53aからカム53b,53cの接触面に吐出された潤滑油は、カム53b,53c及びロッカーアーム55a,55bの動作によってカム室401内に飛散する。飛散した潤滑油は、上側のタペット調整穴用キャップ8の裏面8e、オイル収集用突部8g及びオイル収集用突部8gのオイル収集面8hに付着し、付着して流れでた潤滑油がオイル収集用突部8gのオイル収集用凹部8iによって収集され、オイル収集用突部8gの先端頂部8fから吸気バルブ56のバルブステムエンド56bに滴下され、バルブステム56aを潤滑する。また、排気バルブ57のバルブステム57a及びバルブステムエンド57bは、回転するカム53b,53cにより飛散する潤滑油やロッカーアーム55bに伝わって流れる潤滑油により潤滑される。このように、カム室401内の潤滑油は、両バルブ56,57を効率よく潤滑することができる。
以上、説明したように、本発明に係る内燃機関の潤滑構造では、シリンダヘッド50内で飛散した潤滑油をタペット調整穴用キャップ8の裏面8eでオイル収集用突部8gのオイル収集用凹部8iに収集することができ、収集した潤滑油をオイル収集用突部8gから吸気バルブ56のバルブステムエンド56bに滴下することができる。これにより、バルブステム56aに対して集中的な潤滑が行われるので、吸気バルブ56の潤滑性を向上することができる。また、排気バルブ57も、回転するカム53b,53cにより飛散する潤滑油やロッカーアーム55bに伝わって流れる潤滑油によって効率よく潤滑することができる。
また、上記した内燃機関の潤滑構造では、パワーユニット1の組立時や整備時にタペット調整穴用キャップ8,8が上下を反転して組付けられようとしても、誤った方向になっているタペット調整穴用キャップ8のオイル収集用突部8gがバルブステムエンド56b、57bを有する動弁機構400の一部と干渉するので、誤った組み付けを防止して、生産性を向上することができる。
また、上記した内燃機関の潤滑構造では、オイル収集用突部8gの先端頂部8fがバルブステムエンド56b,57bを指向する三角錐形状に形成されるので、シリンダヘッド50内で飛散した潤滑油を効率よく収集することができ、収集した潤滑油を先端頂部8fからバルブステムエンド56bに集中して滴下することができる。これにより、バルブステム56aに対してより集中的な潤滑が行われるので、吸気バルブ56の潤滑性をさらに向上することができる。
また、上記した内燃機関の潤滑構造では、オイル収集用突部8gは、取付け時にバルブステムエンド56b,57bと平行となるオイル収集面8hが設けられ、オイル収集面8hには、オイル収集用凹部8iが設けられるため、シリンダヘッド内で飛散した潤滑油をオイル収集用突部8gに収集することができ、収集した潤滑油をタペット調整穴キャップ8に対向するバルブステムエンド56bに滴下することができる。これにより、バルブステム56aに対して集中的な潤滑が行われるので、吸気バルブ56の潤滑性をさらに向上することができる。
さらに、上記した内燃機関の潤滑構造では、オイル収集用突部8gとタペット調整穴用キャップ8を上下反転して取付けた際の動弁機構400との干渉長さは、動弁機構400の両バルブ56,57の最大開度を越えないため、内燃機関の組立時や整備時にタペット調整穴キャップ8,8が上下を反転して組み付けられたとしても、誤った方向になっているタペット調整穴キャップ8のオイル収集用突部8gがバルブステムエンド56b,57bを有する動弁機構400の一部と干渉するので、誤った組み付けを防止して、生産性を向上することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、上下のタペット調整穴の両方にオイル収集用突部を設けたタペット調整穴用キャップを使用した場合を示すが、下側のタペット調整穴にオイル収集用突部を設けないタペット調整穴用キャップを使用した場合にも、同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態では、内燃機関に水冷式4ストロークサイクル単気筒内燃機関を使用した場合を示すが、本発明はこれに限定されず、空冷式内燃機関、多気筒内燃機関等を使用した場合にも、同様の効果を得ることができる。
さらに、上記実施の形態では、車両に小型自動4輪車を使用した場合を示すが、本発明はこれに限定されず、自動二輪車、自動三輪車等を使用した場合にも、同様の効果を得ることができる。
本発明に係る内燃機関の潤滑構造を搭載した車両の側面図である。 図1に示した車両の平面図である。 本発明に係る内燃機関の潤滑構造を説明するパワーユニットのシリンダヘッドとシリンダブロックとクランク軸とメイン軸とカウンタ軸と中間軸とデファレンシャルとを結んだ線で切断した断面図である。 図3に示したパワーユニットのフォーク軸とメイン軸とリバース軸とカウンタ軸とフォーク軸の各軸線を通る面で切断した断面図である。 図3に示したパワーユニットの左クランクケースを内側から見た一部切欠側面図である。 図3に示したパワーユニットの左クランクケースを外側から見た一部切欠側面図である。 図3に示したパワーユニットのオイルポンプ周りの断面図である。 図5に示したパワーユニットにおける動弁機構を説明するための要部拡大断面図である。 (a)は図8に示したタペット調整穴キャップの単体を示す裏面図、図9(b)は図9(a)のA−A線断面図である。
符号の説明
1 パワーユニット(内燃機関)
7 タペット調整穴
8 タペット調整穴用キャップ
8a ボルト孔
8b フランジ
8c オーリング溝
8d オーリング
8e 裏面
8f 先端頂部(先端部)
8g オイル収集用突部
8h オイル収集面
8i オイル収集用凹部
10 車両
56 吸気バルブ
57 排気バルブ
56a,57a バルブステム
56b,57b バルブステムエンド

Claims (5)

  1. シリンダ軸を略水平にして車両に搭載される内燃機関であって、バルブステムエンドと対向するタペット調整穴用キャップの裏面にオイル収集用突部を設けた内燃機関の潤滑構造において、
    前記オイル収集用突部は、先端部が前記バルブステムエンドの直上まで延在していることを特徴とする内燃機関の潤滑構造。
  2. 前記オイル収集用突部は、前記タペット調整穴用キャップが上下を反転して組み付けられた際に、前記バルブステムエンドを有する動弁機構の一部と干渉するよう成したことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の潤滑構造。
  3. 前記オイル収集用突部は、先端部が前記バルブステムエンドを指向する三角錐形状であることを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関の潤滑構造。
  4. 前記オイル収集用突部は、取付け時に前記バルブステムエンドと平行となるオイル収集面が設けられ、前記オイル収集面には、オイル収集用凹部が設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の内燃機関の潤滑構造。
  5. 前記オイル収集用突部は、前記タペット調整穴用キャップを上下反転して取付けた際の前記動弁機構との干渉長さは前記動弁機構のバルブの最大開度を越えないことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の内燃機関の潤滑構造。
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