JP2019132533A - 熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気調和装置を構成する熱交換器のヘッダ部は、筒型の管と、端部を閉塞する小板とを有している。小板は、一方の面が冷媒集合空間に、他方の面が、外気に接している。外気に接している面には、耐食層が形成されている。管に小板を組み込む際に、誤って耐食層を外部空間と反対側の冷媒集合空間に面するように組み立てることのない熱交換器を提供する。【解決手段】熱交換器のヘッダ部は、第1スリットが形成されている管と、管の端の開口を塞ぐために、端に配置される閉塞部201とを有し、閉塞部は、管の第1スリットに挿入される第1突起203と、心材層と、心材層と積層され、ヘッダ部の冷媒集合空間と反対側の外部空間に面する耐食層とを有し、第1突起は、閉塞部が平面視非対称になるように、かつ耐食層が冷媒集合空間に面する状態で第1突起を第1スリットに挿入することができないように、形成されている。【選択図】図13

Description

冷媒集合空間を内部に形成するヘッダ部を備えた熱交換器。
従来、熱交換器のヘッダ部を構成する冷媒の集合管の端を封止するために、集合管の断面に対応した板部材を配置して冷媒を封止することが行われている。特許文献1(特開2016−070622号公報)において、このような端に用いる板部材として、集合管の断面形状に近い第1水平部と、集合管の差込口にはめ込むための第1リブを有する第1バッフルが開示されている。
集合管の端を封止する板部材の空気に触れる外表面には、冷媒と接する内表面とは異なる機能を要求される。その機能の一つとして、外表面は、外気にさらされるため、耐食性が優れていることがある。そこで、板部材の外表面には、耐食層のあるものを用いる。板部材の片側に耐食性の優れたものを配置した場合、組み立て時に板部材の外内表面が逆にならないように注意する必要がある。
第1観点の熱交換器は、空気調和装置に用いるものである。第1観点の熱交換器は、冷媒集合空間を内部に形成するヘッダ部を備えている。ヘッダ部は、管と、管の端の開口を塞ぐために管の端に配置される閉塞部と、を有する。管には、第1スリットが形成されている。閉塞部は、管の第1スリットに挿入される第1突起と、心材層と、心材層に積層された耐食層と、を有する。耐食層は、ヘッダ部の冷媒集合空間と反対側の外部空間に面している。第1突起は、閉塞部が平面視非対称になるように、かつ、耐食層が冷媒集合空間に面する状態で第1突起を第1スリットに挿入することができないように、形成されている。
第1観点の熱交換器は、閉塞部がこのような特有の形状を有しているために、組み立て時に、誤って、耐食層を外部空間と反対側の冷媒集合空間に面するように組み立ててしまう恐れが無い。
第2観点の熱交換器は、第1観点の熱交換器であって、管には、第1スリットよりも開口から離れている第2スリットがさらに形成されている。ヘッダ部は、冷媒集合空間を仕切る仕切り部をさらに有している。仕切り部は、第2スリットに挿入される第2突起を有する。第2突起は、仕切り部が平面視対称になるように形成されている。
第2観点の熱交換器は、仕切り部と閉塞部は異なる特有の構成を有しているので、組み立て時に、取り違えて、管の閉塞部の取り付け位置に仕切り部を取り付けることは困難、または、不可能である。つまり、このような誤組み立てを防止できる。
第3観点の熱交換器は、第2観点の熱交換器であって、仕切り部は、前記閉塞部よりも薄くなっている。このような構成により、閉塞部の取り付け位置に、仕切り部を誤って組み立てる可能性をさらに低減している。
第4観点の熱交換器は、第1観点〜第3観点のいずれかの熱交換器であって、閉塞部は、心材層の上で、かつ、冷媒集合空間に面するように配置されたクラッド層をさらに有している。クラッド層は、閉塞部と、管とのロウ付けを容易にする。
第5観点の熱交換器は、第1観点〜第4観点のいずれかの熱交換器であって、管の材料は、アルミニウムまたはアルミニウム合金である。
第6観点の熱交換器は、第1観点〜第5観点のいずれかの熱交換器であって、管の断面の外周は、直線部と、曲線部を有している。
第7観点の熱交換器は、第1観点〜第6観点のいずれかの熱交換器であって、冷媒を内部に流通させ、前記冷媒と空気を熱交換させる扁平管をさらに備えている。扁平管は、ヘッダ部の内部と、扁平管の内部とが連通するように接続されている。
第7観点の熱交換器は、管の断面の外周が直線部を有しているので、扁平管を挿入するスペースを確保でき、容易にヘッダ部と扁平管とを組み合わせることができる。
また、空気調和装置は、第1観点〜第7観点のいずれかの熱交換器を備えたものである。
第1実施形態の空気調和装置の概略構成図である。 第1実施形態の室外ユニットの外観斜視図である。 第1実施形態に係る熱交換器の概略斜視図である。 図3の熱交換器の部分拡大図である。 図3の熱交換器のガス側ヘッダ部付近の図である。 図3の熱交換器の液側ヘッダ部付近の図である。 第1実施形態のヘッダ部の概略斜視図である。 第1実施形態のヘッダ部の管の構成部材を示す断面図である。 第1実施形態のヘッダ部の管の他の構成例を示す図である。 図7の管のAA断面図である。 図7の管のBB断面図である。 図7の管のCC断面図である。 第1実施形態の閉塞部の平面図である。 第1実施形態の閉塞部の側面図である。 第1実施形態の他の閉塞部の側面図である。 第1実施形態の仕切り部の平面図である。
<第1実施形態>
(1)空気調和装置の構成
熱交換器としての室外熱交換器11を用いた空気調和装置1について、図面を用いて説明する。空気調和装置1の概略構成図を図1に示す。
空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行うことによって、建物等の室内の冷房及び暖房を行うことが可能な空気調和装置である。空気調和装置1は、主として、室外ユニット2と、室内ユニット3a、3bと、室外ユニット2と室内ユニット3a、3bとを接続する液冷媒連絡管4及びガス冷媒連絡管5と、室外ユニット2及び室内ユニット3a、3bの構成機器を制御する制御部23と、を有している。そして、空気調和装置1の蒸気圧縮式の冷媒回路6は、室外ユニット2と、室内ユニット3a、3bとが冷媒連絡管4、5を介して接続されることによって構成されている。
室外ユニット2は、室外(建物の屋上や建物の壁面近傍等)に設置されており、冷媒回路6の一部を構成している。室外ユニット2は、主として、アキュムレータ7と、圧縮機8と、四路切換弁10と、室外熱交換器11と、膨張機構としての室外膨張弁12と、液側閉鎖弁13と、ガス側閉鎖弁14と、室外ファン15と、を有している。各機器及び弁間は、冷媒管16〜22によって接続されている。
室内ユニット3a、3bは、室内(居室や天井裏空間等)に設置されており、冷媒回路6の一部を構成している。室内ユニット3aは、主として、室内膨張弁31aと、室内熱交換器32aと、室内ファン33aと、を有している。室内ユニット3bは、主として、膨張機構としての室内膨張弁31bと、室内熱交換器32bと、室内ファン33bと、を有している。
冷媒連絡管4、5は、空気調和装置1を建物等の設置場所に設置する際に、現地にて施工される冷媒管である。液冷媒連絡管4の一端は、室外ユニット2の液側閉鎖弁13に接続され、液冷媒連絡管4の他端は、室内ユニット3a、3bの室内膨張弁31a、31bの液側端に接続されている。ガス冷媒連絡管5の一端は、室外ユニット2のガス側閉鎖弁14に接続され、ガス冷媒連絡管5の他端は、室内ユニット3a、3bの室内熱交換器32a、32bのガス側端に接続されている。
制御部23は、室外ユニット2や室内ユニット3a、3bに設けられた制御基板等(図示せず)が通信接続されることによって構成されている。尚、図1においては、便宜上、室外ユニット2や室内ユニット3a、3bとは離れた位置に図示している。制御部23は、空気調和装置1(ここでは、室外ユニット2や室内ユニット3a、3b)の構成機器8、10、12、15、31a、31b、33a、33bの制御、すなわち、空気調和装置1全体の運転制御を行うようになっている。
(2)空気調和装置の動作
空気調和装置1は、冷房運転と、暖房運転と、除霜運転との3種類の運転モードがある。運転モードの選択、および、各運転モードの制御は、制御部23によって行われる。冷房運転時には、冷媒を、圧縮機8、室外熱交換器11、室外膨張弁12及び室内膨張弁31a、31b、室内熱交換器32a、32bの順に循環させる。暖房運転時には、冷媒を、圧縮機8、室内熱交換器32a、32b、室内膨張弁31a、31b及び室外膨張弁12、室外熱交換器11の順に循環させる。暖房運転時においては、室外熱交換器11に付着した霜を融解させるための除霜運転が行われる。除霜運転時の冷媒の流れは、冷房運転時と同じである。
(3)室外ユニットの構成
図2は、室外ユニット2の外観斜視図である。
室外ユニット2は、主として、略直方体箱状のケーシング40と、送風機としての室外ファン15と、アキュムレータ7と、圧縮機8と、室外熱交換器11と、四路切換弁10や室外膨張弁12と、冷媒管16〜22を含んでいる。尚、以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「前面」、「背面」は、特にことわりのない限り、図2に示される室外ユニット2を前方(図面の左斜前側)から見た場合の方向を意味している。
室外ファン15(送風機)の回転によって、側面(ここでは、背面及び左右両側面)の吸込口40a、40b、40cから空気が吸い込まれ、室外熱交換器11において冷媒と空気の熱交換が行われ、天面の吹出口40dから空気が排出される。
(4)室外熱交換器の構成と動作
第1実施形態の室外熱交換器11について、図面を用いて説明する。図3は概略斜視図、図4は後面の直線部分の拡大図、である。図5は室外熱交換器11の左前部分を、ガス側ヘッダ部70側(右前側)から見た図、図6は、同じ部分を、液側ヘッダ部80側(左前側)から見た図である。
室外熱交換器11は、冷媒と室外空気との熱交換を行う熱交換器である。室外熱交換器11は、ガス側分流部50と、接続管77と、ガス側ヘッダ部70と、液側分流部84と、液側ヘッダ部80と、連結ヘッダ部90と、複数の扁平管63と、複数のフィン64と、を備えている。ここでは、ガス側分流部50、接続管77、ガス側ヘッダ部70、液側ヘッダ部80、連結ヘッダ部90、扁平管63及びフィン64のすべてが、アルミニウムまたはアルミニウム合金で形成されており、互いにロウ付け等によって接合されている。
ガス側ヘッダ部70は、上下に延びた縦長中空の筒形状の管71と、管71の端の開口を閉塞する閉塞部72と、を有している。ガス側ヘッダ部70は、さらに、一枚の仕切り部73を有している。管71の内部は、仕切り部73によって、後述する最下部の第1パスとその他のパスに仕切られている。ガス側ヘッダ部70は、接続管77の内部を経由して、ガス側分流部50の内部に連通している。ガス側分流部50は、さらに、U字管51、銅管52に接続されている。
液側ヘッダ部80は、上下に延びた縦長中空の筒形状の管81と、管81の端の開口を閉塞する閉塞部82と、を有している。液側ヘッダ部80は、さらに、複数の仕切り部83を有しており、管81の内部は、仕切り部83によって、複数の冷媒集合空間85に分けられている。各冷媒集合空間85には、1以上の風上側扁平管63aが接続されている。接続されている扁平管の数は、たとえば、1本以上10本以下である。液側ヘッダ部80の各冷媒集合空間85は、液側分流管87の内部を経由して、液側分流部84の内部に連通している。
連結ヘッダ部90は、上下に延びた縦長中空の筒形状の管91と、管91の端の開口を閉塞する閉塞部92と、を有している。連結ヘッダ部90は、さらに、複数の仕切り部93を有しており、管91の内部は、上下方向に隣り合う扁平管の長手方向の一端部間を仕切り、管列方向に隣り合う扁平管の長手方向の一端部同士が連通する複数の冷媒空間95が形成されている。
扁平管63は、平たい板状の形状であり、冷媒を流通させるための貫通穴を複数有している。図4は、図3の後面の直線部を切り取り、斜視した図である。図4に示すように、扁平管63は、風上側扁平管63a、風下側扁平管63bが2列に配列されている。そして、その扁平管63に垂直に、かつ、空気の流れ方向に平行になるように、フィン64が配置されている。フィン64は、扁平管63にロウ付け等で接着されている。フィン64は、扁平管63の中を流れる冷媒と、空気との熱交換を促進する。
室外熱交換器11における冷媒の流れを、図3を用いて説明する。図3の矢印は、暖房時の扁平管中の冷媒の流れの向きを示している。そして、冷房運転時は矢印と逆向きに冷媒が流れる。冷房運転時の冷媒の流れを次に説明する。圧縮機8よりガス側分流部50に流入した冷媒は、複数の接続管77に分かれて流れ、ガス側ヘッダ部70で集合する。ガス側ヘッダ部70より流出した冷媒は複数の風下側扁平管63bに分かれて流れて、連結ヘッダ部90の各風下側扁平管63bごとの各冷媒空間95に流れ込む。次に、連結ヘッダ部90の各冷媒空間95に流入した冷媒は、各冷媒空間95に接続された各風上側扁平管63aに流れ込み、液側ヘッダ部80の下からn番目(nは2から9の整数。1番目のパスは、後述する。)の冷媒集合空間85に分かれて流入する。冷媒は、液側冷媒ヘッダ部80において、複数の冷媒集合空間85に対応する複数の冷媒パスに分かれている。ここでは、パス数を9としているが、パス数は、適宜設定される。たとえば、2パス以上30パス以下である。冷媒は、n番目の冷媒集合空間85から、n番目の液側分流管87を通過して、液側分流部84に達する。液側分流部84では、9つの冷媒パスを流れた冷媒が合流して、室内膨張弁31a、31bに送られる。暖房運転時には、逆の経路で、液側分流部84に流れ込んだ冷媒は、液側ヘッダ部80でそれぞれのパスに分かれて空気と熱交換を行いガス側分流部50で合流してアキュムレータ7へ流出する。
本実施形態において、最下部の第1パスは、例外的に、ガス側ヘッダ部70(または液側ヘッダ部80)〜連結ヘッダ部90の間を冷媒が他のパスの2倍である2往復流れるように構成されている。このようにしている理由は、着霜対策のためである。ただ、他の冷媒パスと同様に、暖房時に、液側分流部84より分離して、熱交換後、ガス側分流部50にて冷媒を合流させており、冷房時にはこの逆に冷媒が流れるように構成されている。
(5)ヘッダ部の構成
ここでは、液側ヘッダ部80に適用する場合について説明する。以下では、液側ヘッダ部80をヘッダ部100と呼ぶ。ヘッダ部100について図面を用いて説明する。図7は、本実施形態のヘッダ部100を示す概略斜視図、図8は、ヘッダ部100の管101の構成部材を説明する管の断面図、図9は、本実施形態の別の構成のヘッダ部の管101xの概略斜視図である。図10〜12は、本実施形態のヘッダ部100の管101の断面図である。図13は本実施形態のヘッダ部100の閉塞部201の平面図、図14および15は側面図、図16は、本実施形態のヘッダ部100の仕切り部301の平面図である。
ヘッダ部100は、図7に示すように、筒状の管101と、管101の端の開口111を閉塞する閉塞部201とを備えている。管101には、スリット121が形成されている。閉塞部201は、図13に示すように、本体202と、本体に接続された突起203とを有している。閉塞部201の突起203を、管101のスリット121にはめ込んで、かつ、閉塞部201を管101にロウ付けすることにより、閉塞部201は管101に固定され、かつ、管101の内部から、外部に冷媒が漏れないようになる。
管101は、単独の部材で構成されていても、複数の部材で構成されていてもよい。図8に、3つの部材で構成されている例を示す。図8の管101は、第1側面部材101a、第2側面部材101b、中央部材101cの3部材で構成されている。このように構成すると、組み立てが容易になるとの利点がある。また、中央部材101cは、管101の内部空間を仕切る役割も果たす。ただ、以下の説明では、単純化のために、中央部材101cによる、管101の内部空間の仕切りについては無視し、また、第1側面部材101a、第2側面部材101b、中央部材101cは、一体として管101を構成するとして、説明を続ける。
管101は、アルミニウムまたはアルミニウム合金で形成されている。例としては、Mnを1%以上1.5%以下含むAl合金(日本工業規格A3003)である。管101の外側表面には、耐食層が形成されている。耐食層は、犠牲触媒層であってもよい。耐食層は、アルミニウム合金である。耐食層の例としては、Znを含むアルミ合金である。より具体的には、たとえば、A4N43(日本工業規格)である。
閉塞部201は、図14に示すように、心材層204の一方の表面に、耐食層205を備えている。心材層204は、アルミニウムまたはアルミニウム合金で形成されている。例としては、Mnを1%以上1.5%以下含むAl合金(日本工業規格A3003)を用いる。耐食層205は、先述した管101表面の耐食層と同じである。耐食層205は、犠牲触媒層であってもよい。耐食層205は、アルミニウム合金である。耐食層205を用いることにより、閉塞部201の耐食性は、向上する。なお、図14では、閉塞部201の耐食層205は、突起203の表面にも形成されているが、耐食層205は、本体202の表面にだけ形成されていてもよい。
閉塞部201は、図15に示すように、心材層204の表面で、耐食層205の反対側の表面に、さらに、クラッド層206を有していてもよい。クラッド層206はアルミニウム合金である。クラッド層206は、ロウ材成分を含んでいる。クラッド層206は、たとえば、Siを含むアルミニウム合金である。たとえば、A4343(日本工業規格)である。なお、図15では、閉塞部201の耐食層205、クラッド層206は、突起203の表面にも形成されているが、耐食層205および/またはクラッド層206は、本体202の表面にだけ形成されていてもよい。
閉塞部201の厚みは、たとえば、2mm以上3mm以下である。より好ましくは、2.5mm以上3mm以下である。
閉塞部201の本体202の外周は、図13に示すように、直線部211と曲線部212を有している。別の言い方をすれば、本体202の形は、円を半分にして、その間に、その円の直径と同じ長さの辺を持つ長方形を挿入した形となっている。
図13において、長円形の本体202に対して、自身が線対称となるように、2本の重心を通る線を引くことができる。この2本の線のうち、長い方を中心線221として、図13に示す。中心線221は、直線部211と平行になっている。本体202は中心線221に対して線対称となっているが、突起203は、線対称にはなっていない。これを非対称と呼ぶ。
図10と図13の比較からも分かるように、閉塞部201の本体202の外周は、管101の内周とほぼ形状が一致するように、作られている。また、管101のスリット121は、閉塞部201の突起203に嵌め合わされるように、作られている。したがって、図10に示すように、管101のスリット121は、管101の中心線141に対して非対称である。なお、中心線141の定義は、上記中心線221と、同様である。
このように、閉塞部201の突起203が非対称に形成されているために、閉塞部201の耐食層205の面が上下逆になるようにした状態で、閉塞部201を管101にはめ合わせることができない。つまり、本実施形態のような非対称の突起203は、誤組み立ての防止に有益である。
もし、このような、耐食層205を反対の面、冷媒集合空間125に面するようにヘッダ部100を組み立てた場合、閉塞部201の耐食性が不十分となる恐れがある。
以上、図7に示すように、管101に形成されているスリット121は、周りを管101の部材に囲まれた穴の場合について説明したが、図9に示すように、管101xの端の一部を切り欠いて、片側に部材の無いスリット121xのような形状であってもよい。
本実施形態のヘッダ部100は、図7に示すように、さらに、仕切り部301を有している。仕切り部301は、管101の内部の空間を仕切り、閉塞部201と仕切り部301の間、または、2つの仕切り部301の間に、複数の冷媒集合空間125を形成する。なお、管101の内部の仕切りは、このような仕切り部301に限らず、たとえば、管自体に平行な壁によって、さらに、仕切られていてもよい。たとえば、図8の中央部材101cである。また、中央部材101cには仕切り部301を挿入できるように、適当なスリットが設けられている。
図7のヘッダ部100の場合、各冷媒集合空間125に、扁平管63や、他の接続配管151が接続されている。他の接続配管151は、液側分流管87である。
仕切り部301は、図16に示すように、本体302と突起303を有している。突起303は、本体302の中心線321に対して線対称である。なお、中心線321の定義は、上記中心線221と、同様である。
図11は、仕切り部301の突起303を挿入するためのスリット123を含む管101の断面である。スリット123は管101の中心線141に対して線対称である。
また、仕切り部301は、両表面に基本的に同じ部材が用いられる。したがって、取り付け面が逆になっても問題は生じない。したがって、組み立てが容易なように、仕切り部301の突起303は、線対称に配置する。
仕切り部301の厚みは、たとえば、1mm以上2mm以下である。より好ましくは、1mm以上1.7mm以下である。仕切り部301は、閉塞部201に比して、厚みが薄い。閉塞部201においては、片面には冷媒の圧力がかかるが、片面は大気圧となっているので、両面の圧力が異なり、負荷がかかる。これに対して、仕切り部301においては、両面ともに冷媒の圧力がかかるため、比較的均衡が取れており、耐加重を低く設計できる。このような理由で、仕切り部301は、閉塞部201よりも薄くできる。
本実施形態のヘッダ部100においては、管101の両端において、同様の閉塞部201を用いて、両端を閉塞してもよい。両端で同じ閉塞部201を用いる場合には、図10と図12を比較すれば分かるように、管101の反対の端のスリット122は、スリット121と、異なる位置であって、かつ、平面視において中心線141と線対称になるように形成されている。
(6)特徴
(6−1)
本実施形態の熱交換器のヘッダ部100は、スリット121が形成されている管101と、管101の端の開口111を塞ぐために、管101の端に配置される閉塞部201と、を有する。閉塞部201は、管101のスリット121に挿入される第1突起203と、心材層204と、心材層204に積層され、ヘッダ部100の冷媒集合空間125と反対側の外部空間に面する耐食層205と、を有する。閉塞部201の突起203は、閉塞部201が平面視非対称になるように、かつ、耐食層205が冷媒集合空間125に面する状態で突起203をスリット121に挿入することができないように、形成されている。閉塞部201がこのような特有の形状を有しているために、組み立て時に、誤って、耐食層を外部空間と反対側の冷媒集合空間に面するように組み立ててしまう恐れが無い。このような誤組み立てを行うと、閉塞部の外部空間に耐食処理が施されておらず、閉塞部が腐食しやすくなるリスクが生じる。たとえば、海浜地区のように潮風の強いところで、空気調和装置を用いた場合に、閉塞部が腐食し、最悪の場合には冷媒が漏れる恐れがある。
(6−2)
本実施形態の管101の断面の外周および内周は、直線部131と曲線部132を有している。直線部131を有しているので、扁平管63を挿入するスペースを容易に確保できる。扁平管63を管101に接合する際に、図7に示すように、扁平管63を管101に挿入している理由は、以下の通りである。扁平管63の端部は平面状であり、かつ、冷媒を流す穴が並んでおり、扁平管63の各穴と、曲面を持つ管101の内部の冷媒集合空間125が連通するように接続する必要があるからである。
また、管101、または、閉塞部201の本体202が、曲線部132だけで構成されている場合、特に円形状だけで構成されている場合は、閉塞部を平面視非対称にするのは、容易ではない。すなわち、本実施形態の管101の断面の外周および内周は、直線部131と曲線部132を有しているので、容易に、突起203の位置で、閉塞部を平面視非対称にすることができ、容易に誤組み立てを防止できる。
(6−3)
本実施形態の熱交換器のヘッダ部100は、さらに、仕切り部301を有している。そして、仕切り部301は、平面視対称な突起303を有している。このように、仕切り部301と、閉塞部201は、異なる構成を有しているので、組み立て時に、取り違えて、管101の閉塞部201の取り付け位置に仕切り部301を取り付けることは困難、または、不可能である。つまり、このような誤組み立てを防止できる。もし、仕切り部301を誤って閉塞部201の取り付け位置に取り付けたとすると、仕切り部301の表面には耐食層が形成されていないので、仕切り部301の外部空間に面する面が腐食する恐れがある。
仕切り部301は、閉塞部201よりも厚みが薄い。このような構成も、両者の取り違いをおこり難くするのに有効である。
(7)変形例
(7−1)変形例1A
第1実施形態においては、液側ヘッダ部80に、平面視非対称な閉塞部を用いる場合について説明した。
平面視非対称な閉塞部は、ガス側分流部50に用いることもできる。図5に示すガス分流部の一方の端は、U字管51が接続されているので、他方の下側のみで、用いることができる。
(7−2)変形例1B
第1実施形態においては、液側ヘッダ部80に、平面視非対称な閉塞部を用いる場合について説明した。
平面視非対称な閉塞部は、ガス側ヘッダ部70に用いることもできる。
(7−3)変形例1C
第1実施形態においては、管の断面の外周が、直線部と曲線部を有する場合について説明した。しかし、厳密には、このような形状を有さなくても、平面視非対称な閉塞部は有効である。たとえば、管の断面の外周が、楕円状の外周を有する場合である。この場合は楕円の長軸を中心線として、閉塞部の突起が非対称となるように構成されていればよい。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 空気調和装置
2 室外ユニット
11 室外熱交換器
50 ガス側分流部
63 扁平管
64 フィン
70 ガス側ヘッダ部
71、81、91、101、101x 管
72、82、92、201 閉塞部
73、83、93、301 仕切り部
85、125 冷媒集合空間
77 接続管
80 液側ヘッダ部
84 液側分流部
87 液側分流管
100 ヘッダ部
111 開口
121、121x、122、123 スリット
131、211 直線部
132、212 曲線部
141、221,321 中心線
202 本体
203 突起
204 心材層
205 耐食層
206 クラッド層
302 本体
303 突起
特開2016−070622号公報

Claims (8)

  1. 空気調和装置(1)を構成する熱交換器(11)であって、
    冷媒集合空間(125)を内部に形成するヘッダ部(100)を備え、
    前記ヘッダ部は、
    第1スリット(121、122、121x)が形成されている管(101、101x)と、
    前記管の端の開口(111)を塞ぐために、前記端に配置される閉塞部(201)と、
    を有し、
    前記閉塞部(201)は、
    前記管の前記第1スリットに挿入される第1突起(203)と、
    心材層(204)と、
    前記心材層と積層され、前記ヘッダ部の前記冷媒集合空間と反対側の外部空間に面する耐食層(205)と、
    を有し、
    前記第1突起(203)は、前記閉塞部が平面視非対称になるように、かつ、前記耐食層が前記冷媒集合空間に面する状態で前記第1突起を前記第1スリットに挿入することができないように、形成されている、
    熱交換器(11)。
  2. 前記管(101)には、前記第1スリット(121、122)よりも前記開口から離れている第2スリット(123)、がさらに形成されており、
    前記ヘッダ部(100)は、前記冷媒集合空間(125)を仕切る仕切り部(301)
    をさらに有し、
    前記仕切り部(301)は、前記第2スリットに挿入される第2突起(303)を有し、
    前記第2突起(303)は、前記仕切り部(301)が平面視対称になるように形成されている、
    請求項1に記載の熱交換器(11)。
  3. 前記仕切り部(301)は、前記閉塞部(201)よりも薄い、
    請求項2に記載の熱交換器(11)。
  4. 前記閉塞部(201)は、
    前記心材層(204)の上で、かつ、前記冷媒集合空間に面するように配置されたクラッド層(206)
    をさらに有する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の熱交換器。
  5. 前記管(101)の材料は、アルミニウムまたはアルミニウム合金である、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱交換器(11)。
  6. 前記管(101)の断面の外周は、直線部(131)と、曲線部(132)を有している、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の熱交換器。
  7. 前記熱交換器(11)は、
    冷媒を内部に流通させ、前記冷媒と空気を熱交換させる扁平管(63)
    をさらに備え、
    前記扁平管(63)は、前記ヘッダ部(100)の内部と、前記扁平管(63)の内部とが連通するように接続されている、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱交換器(11)。
  8. 前記請求項1〜7に記載のいずれか1項に記載の熱交換器(11)を備えた空気調和装置(1)。
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