JP2016038115A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016038115A JP2016038115A JP2014159579A JP2014159579A JP2016038115A JP 2016038115 A JP2016038115 A JP 2016038115A JP 2014159579 A JP2014159579 A JP 2014159579A JP 2014159579 A JP2014159579 A JP 2014159579A JP 2016038115 A JP2016038115 A JP 2016038115A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- distributor
- inlet pipe
- heat exchanger
- outlet pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/026—Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits
- F28F9/027—Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits in the form of distribution pipes
- F28F9/0275—Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits in the form of distribution pipes with multiple branch pipes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B39/00—Evaporators; Condensers
- F25B39/02—Evaporators
- F25B39/028—Evaporators having distributing means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D1/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/04—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
- F28D1/053—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight
- F28D1/0535—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight the conduits having a non-circular cross-section
- F28D1/05366—Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators
- F28D1/05391—Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators with multiple rows of conduits or with multi-channel conduits combined with a particular flow pattern, e.g. multi-row multi-stage radiators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/126—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element consisting of zig-zag shaped fins
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
【課題】冷媒入口配管における圧力損失を抑制し、冷媒の分流も良好なものとし、更には、熱交換面積の拡大も図ることができるマイクロチューブタイプの熱交換器を提供する。
【解決手段】蒸発器4(熱交換器)は、複数本のマイクロチューブ13の両端を一対のディストリビュータ11、12にて相互に連通し、冷媒として二酸化炭素を使用するものであって、ディストリビュータ11に接続された冷媒入口配管17を備え、ディストリビュータ11と冷媒入口配管17を、複数の通路21Aにより連通させた。
【選択図】図2
【解決手段】蒸発器4(熱交換器)は、複数本のマイクロチューブ13の両端を一対のディストリビュータ11、12にて相互に連通し、冷媒として二酸化炭素を使用するものであって、ディストリビュータ11に接続された冷媒入口配管17を備え、ディストリビュータ11と冷媒入口配管17を、複数の通路21Aにより連通させた。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数本のマイクロチューブから構成される熱交換器に関するものである。
従来よりヒートポンプ装置の冷媒回路を構成するこの種熱交換器としては、フィンアンドチューブタイプの熱交換器やマイクロチューブタイプの熱交換器等、様々なタイプのものが使用されている。前者のフィンアンドチューブタイプの熱交換器は、銅等から成る配管にアルミニウム等から成るフィンを圧着、或いは、ロウ付けすることにより構成されている。
一方、後者のマイクロチューブタイプの熱交換器は、複数の微小通路を備えたアルミニウム製の扁平管(マイクロチューブ)を水平方向に複数本配置し、各マイクロチューブの間にこれもアルミニウム製のフィンをロウ付けしてなるパラレルフロー型熱交換器である。近年では地球環境問題に対応するために、この種のヒートポンプ装置においても冷媒として二酸化炭素(CO2)を用いることが提案されているが、この場合、冷媒回路の高圧側は超臨界で使用される等、ヒートポンプ装置の効率が低下するため、熱交換器の高性能化を図る目的から、蒸発器としてはこのマイクロチューブタイプの熱交換器が使用される(例えば、特許文献1参照)。
図13は、従来の係るマイクロチューブタイプの熱交換器100を示している。この熱交換器100は、上下に相対向して平行に配置された一対のディストリビュータ101、102と、両ディストリビュータ101、102間に渡って縦方向に配置され、左右に複数本並設されたマイクロチューブ103と、各マイクロチューブ103間に取り付けられた熱交換用のフィン104から構成されている。
両ディストリビュータ101、102は各マイクロチューブ103の上下端に接続されており、これにより、各マイクロチューブ103内の微小径の冷媒流路は、上下端において相互に連通されている。また、上側のディストリビュータ101内は、左から所定本数目のマイクロチューブ103とその右側のマイクロチューブ103の間に対応する位置に取り付けられた仕切部材101Aにより仕切られており、更に、右から所定本数目のマイクロチューブ103とその左側のマイクロチューブ103の間に対応する位置に取り付けられた仕切部材101Bによってもディストリビュータ101内は仕切られている。更に、下側のディストリビュータ102内も、左右方向の中央の二本のマイクロチューブ103の間に対応する位置に取り付けられた仕切部材102Aによって仕切られている(図13では各仕切部材101A、101B、102Aを透視して示す)。
そして、ディストリビュータ101の仕切部材101Aの左側に対応する位置の上面に冷媒入口配管107が接続され、この冷媒入口配管107が図示しない膨張弁(絞り手段)に接続される。また、ディストリビュータ101の仕切部材101Bの右側に対応する位置の上面には冷媒出口配管108が接続され、この冷媒出口配管108が図示しない圧縮機の吸込側に接続される。
これにより、熱交換器100の冷媒入口配管107からディストリビュータ101内に流入した冷媒は、仕切部材101Aより左側の各マイクロチューブ103内に分流して入り、それらマイクロチューブ103内の冷媒流路を通過し、ディストリビュータ102内に流入する。このディストリビュータ102内に流入した冷媒は、上記マイクロチューブ103より右側で仕切部材102Aより左側のマイクロチューブ103内に分流して入り、それらマイクロチューブ103内の冷媒流路を通過して仕切部材101Aより右側のディストリビュータ101内に流入する。
ディストリビュータ101内に流入した冷媒は、仕切部材101Bより左側のマイクロチューブ103内に分流して入り、それらマイクロチューブ103内の冷媒流路を通過して仕切部材102Aより右側のディストリビュータ102内に流入する。このディストリビュータ102内に流入した冷媒は、更に右側のマイクロチューブ103内に分流して入り、それらマイクロチューブ103内の冷媒流路を通過して仕切部材101Bより右側のディストリビュータ101内に流入する。このような経路を流れながら蒸発し、ディストリビュータ101内に流入した冷媒は、冷媒出口配管108で合流して熱交換器100から流出するというものであった。
このように、従来のマイクロチューブタイプの熱交換器100では、冷媒入口配管107と冷媒出口配管108がディストリビュータ101の上面に取り付けられるものであった。一方、ディストリビュータ101や102としては、耐圧の関係から小径で且つ厚肉のパイプを使用することになるため、それに接続される冷媒入口配管107や冷媒出口配管108の内径(流路断面積)も大きくすることが困難である。その結果、冷媒入口配管107や冷媒出口配管108における圧力損失、特に、冷媒入口配管の圧力損失が大きくなり、性能が悪化する問題があった。
また、各マイクロチューブ103の上端はディストリビュータ101の下面から当該ディストリビュータ101内に挿入されて接続される。そして、冷媒入口配管107と冷媒出口配管108もディストリビュータ101内に挿入されて接続されるものであるため、ディストリビュータ101の上面から接続しなければマイクロチューブ103と干渉してしまう。
しかしながら、冷媒入口配管107や冷媒出口配管108をディストリビュータ101の上面に取り付けると、熱交換器100の上下寸法が冷媒入口配管107や冷媒出口配管108の寸法分、大きくなる。そのため、実際に冷媒と空気との熱交換が行われるマイクロチューブ103の上下寸法を、その分小さくしなければならなくなり、熱交換面積が縮小してしまうという問題もあった。
更に、ヒートポンプ装置の室外機として熱交換器100が使用される場合、比較的大型となることから、従来の冷媒入口配管107及び冷媒出口配管108では、ディストリビュータ101での冷媒の分流と合流、特に、分流が悪化してしまう問題もあった。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、冷媒入口配管における圧力損失を抑制し、冷媒の分流も良好なものとし、更には、熱交換面積の拡大も図ることができるマイクロチューブタイプの熱交換器を提供することを目的とする。
本発明の熱交換器は、複数本のマイクロチューブの両端を一対のディストリビュータにて相互に連通し、冷媒として二酸化炭素を使用するものであって、ディストリビュータに接続された冷媒入口配管を備え、ディストリビュータと冷媒入口配管を、複数の通路により連通させたことを特徴とする。
請求項2の発明の熱交換器は、上記発明においてディストリビュータに接続された冷媒出口配管を備え、ディストリビュータと冷媒出口配管を、複数の通路により連通させたことを特徴とする。
請求項3の発明の熱交換器は、上記発明においてディストリビュータと冷媒入口配管とを連通する各通路の冷媒流路断面積の合計は、冷媒入口配管内の流路断面積以上であり、ディストリビュータと冷媒出口配管とを連通する各通路の冷媒流路断面積の合計は、冷媒出口配管内の流路断面積以上であることを特徴とする。
請求項4の発明の熱交換器は、請求項2又は請求項3の発明において冷媒入口配管及び冷媒出口配管は、ディストリビュータより外径が小さいパイプにて構成されていることを特徴とする。
請求項5の発明の熱交換器は、請求項2乃至請求項4の発明において各通路は、隣接するマイクロチューブ間に対応して配置されていることを特徴とする。
請求項6の発明の熱交換器は、請求項2乃至請求項5の発明においてディストリビュータと冷媒入口配管及び冷媒出口配管に複数の孔をそれぞれ穿設し、各孔を複数の配管にてそれぞれ連通させ、各配管内に通路を構成したことを特徴とする。
請求項7の発明の熱交換器は、請求項2乃至請求項5の発明においてディストリビュータと冷媒入口配管及び冷媒出口配管に複数の孔をそれぞれ穿設し、各孔を連通する複数の通路が形成された接続部材を、ディストリビュータと冷媒入口配管及び冷媒出口配管の間に介設したことを特徴とする。
請求項8の発明の熱交換器は、請求項2乃至請求項7の発明においてディストリビュータの、マイクロチューブが接続された面と直交する面の側に冷媒入口配管及び冷媒出口配管を配置し、複数の通路によりディストリビュータに連通させたことを特徴とする。
請求項9の発明の熱交換器は、上記各発明において各マイクロチューブに渡って熱交換用のフィンが取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、複数本のマイクロチューブの両端を一対のディストリビュータにて相互に連通し、冷媒として二酸化炭素を使用する熱交換器において、ディストリビュータに接続された冷媒入口配管を備え、ディストリビュータと冷媒入口配管を、複数の通路により連通させたので、冷媒入口配管からディストリビュータに流入する際、複数の通路により冷媒が分流されるかたちとなる。
これにより、冷媒入口配管における圧力損失を抑制することが可能となると共に、ディストリビュータにおけるマイクロチューブへの冷媒の分流も円滑、且つ、良好に行われるようになり、熱交換器の性能を著しく改善することができるようになる。
請求項2の発明によれば、上記発明に加えてディストリビュータに接続された冷媒出口配管を備え、ディストリビュータと冷媒出口配管を、複数の通路により連通させたので、ディストリビュータから冷媒出口配管に流入する際にも、複数の通路を経て冷媒が冷媒出口配管内に流入し、合流するかたちとなる。
これにより、冷媒出口配管におけるディストリビュータからの冷媒の合流も円滑、且つ、良好に行われるようになり、冷媒出口配管における圧力損失が抑制されて、熱交換器の性能を一層改善することができるようになる。
この場合、請求項3の発明の如くディストリビュータと冷媒入口配管とを連通する各通路の冷媒流路断面積の合計を、冷媒入口配管内の流路断面積以上とし、ディストリビュータと冷媒出口配管とを連通する各通路の冷媒流路断面積の合計を、冷媒出口配管内の流路断面積以上とすることで、例えば、請求項4の如く冷媒入口配管及び冷媒出口配管を、ディストリビュータより外径が小さいパイプにて構成した場合にも、冷媒入口配管と冷媒出口配管における圧力損失を効果的に抑制し、冷媒の分流も一層円滑化することが可能となる。
更に、請求項5の発明の如く各通路を、隣接するマイクロチューブ間に対応して配置することで、例えば、請求項6の発明の如くディストリビュータと冷媒入口配管及び冷媒出口配管に複数の孔をそれぞれ穿設し、各孔を複数の配管にてそれぞれ連通させ、各配管内に通路を構成した場合にも、通路を構成する配管とマイクロチューブとの干渉が生じなくなる。
これにより、ディストリビュータに対する冷媒入口配管と冷媒出口配管の位置の設定に自由度が増し、例えば、請求項8の発明の如くディストリビュータの、マイクロチューブが接続された面と直交する面の側に冷媒入口配管及び冷媒出口配管を配置し、複数の通路によりディストリビュータに連通させることで、冷媒入口配管と冷媒出口配管がマイクロチューブの長手方向に位置しなくなり、その分、マイクロチューブの長さ寸法を長くして、請求項9の如くフィンが取り付けられたマイクロチューブに対応する熱交換器の熱交換面積を拡大することが可能となる。これにより、熱交換器の更なる性能改善を図ることができるようになる。
また、請求項7の発明の如くディストリビュータと冷媒入口配管及び冷媒出口配管に複数の孔をそれぞれ穿設し、各孔を連通する複数の通路が形成された接続部材を、ディストリビュータと冷媒入口配管及び冷媒出口配管の間に介設するようにすれば、請求項4の如く複数の配管でディストリビュータと冷媒入口配管及び冷媒出口配管の孔を連通させる場合に比して組立性を向上させることができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明を説明するために例示するヒートポンプ装置の冷媒回路図である。この図において、1は圧縮機であり、圧縮機1の吐出側にはガスクーラ2が接続されている。ガスクーラ2の出口側には減圧装置としての膨張弁3(キャピラリチューブでもよい)が接続され、この膨張弁3の出口側に本発明の実施例の熱交換器である蒸発器4が接続されている。この蒸発器4の構造については後に詳述するが、アルミニウムから構成され、図示しない室外機に設置されている。そして、蒸発器4の出口側が圧縮機1の吸込側に接続されてヒートポンプ装置の冷媒回路7が構成されている。
そして、冷媒回路7内には冷媒として二酸化炭素(CO2)が所定量封入される。圧縮機2が運転されると、冷媒(二酸化炭素)が圧縮されて高温高圧のガス状態となり、吐出側から吐出されてガスクーラ2に流入する。ガスクーラ2には図示しない温水生成用の水やブラインの循環回路が熱交換関係に設けられており、ガスクーラ2に流入したガス冷媒は循環回路内の水やブラインと熱交換して放熱し、それらを加熱することで温水生成等に供される。
冷媒はこのガスクーラ2にて凝縮すること無く超臨界状態のまま温度が低下し、ガスクーラ2から出て膨張弁3に流入する。この膨張弁3にて冷媒は減圧されることにより液相に遷移し、蒸発器4内に流入して蒸発する。この蒸発器4には送風機8により外気が通風されており、冷媒は蒸発して外気中から熱を吸い上げる(ヒートポンプ)。そして、蒸発器4で蒸発したガス冷媒は再び圧縮機1に吸い込まれる循環を繰り返す。
次に、図2乃至図4を参照しながらこの実施例(実施例1)の熱交換器である蒸発器4の構成について説明する。この蒸発器(熱交換器)4は、上下に相対向して平行に配置された所定の内部空間容積を有するパイプから成る一対のディストリビュータ11、12と、両ディストリビュータ11、12間に渡って縦方向に配置され、左右に複数本並設されたマイクロチューブ13と、各マイクロチューブ13間に取り付けられた熱交換用のフィン14から構成されている。
各マイクロチューブ13は相互に所定の間隔を存して配置されており、それの上端はディストリビュータ11内に進入して接続され、このディストリビュータ11内の空間により相互に連通される。また、各マイクロチューブ13の下端はディストリビュータ12内に進入して接続され、ディストリビュータ12内の空間により相互に連通されている。
上記ディストリビュータ11、12としては、耐圧の関係から小径で且つ厚肉のパイプが使用される。そして、両ディストリビュータ11、12は各マイクロチューブ13の上下端に接続されており、これにより、各マイクロチューブ13内の微小径の冷媒流路は、上下端において相互に連通されている。
また、上側のディストリビュータ11内は、左(一側)から所定本数目のマイクロチューブ13とその右側(他側)のマイクロチューブ13の間の上方に対応する位置に取り付けられた仕切部材11Aにより仕切られており、更に、右から所定本数目のマイクロチューブ13とその左側のマイクロチューブ13の間の上方に対応する位置に取り付けられた仕切部材11Bによってもディストリビュータ11内は仕切られている。また、下側のディストリビュータ12内も、左右方向の中央の二本のマイクロチューブ13の間の下方に対応する位置に取り付けられた仕切部材12Aによって仕切られている(図2では各仕切部材11A、11B、12Aを透視して示す)。
そして、ディストリビュータ11の仕切部材11Aの左側(一側)に対応する位置の上面に冷媒入口配管17が連通して接続されている。この冷媒入口配管17はディストリビュータ11より外径及び内径が小さいパイプにて構成され、その右端(他端)は閉塞されており、冷媒入口配管17の左端は開口してこの左端開口(一端開口)が図1の膨張弁3に接続される。また、ディストリビュータ11の仕切部材11Bの右側(他側)に対応する位置の上面には冷媒出口配管18が連通して接続されている。この冷媒出口配管18もディストリビュータ11より外径及び内径が小さいパイプにて構成され、その左端(一端)は閉塞されており、右端は開口してこの右端開口(他端開口)が図1の圧縮機1の吸込側に接続されることになる。
また、この実施例では、ディストリビュータ11と冷媒入口配管17、及び、ディストリビュータ11と冷媒出口配管18とが、複数の細い配管21、及び、22にてそれぞれ連通接続されている。
この場合、冷媒入口配管17の下面には、図4に拡大して示すように、その長手方向に所定の間隔を存して複数(実施例では8個)の小径の孔17Aが穿設されており、仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11の上面にも、その長手方向に所定の間隔を存して複数(同様に8個)の小径の孔11Cが穿設されている。このとき、各孔11Cは仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11の上面において、その長手方向の略全域に渡って所定間隔で形成されている。
また、冷媒出口配管18の下面にも、図4に示す冷媒入口配管17の場合と同様に、その長手方向に所定の間隔を存して複数(実施例では8個)の小径の孔18Aが穿設されており、仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11の上面にも、その長手方向に所定の間隔を存して複数(同様に8個)の小径の孔11Dが穿設されている。このとき、各孔11Dは仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11の上面において、その長手方向の略全域に渡って所定間隔で形成されている。
そして、冷媒入口配管17の各孔17Aとディストリビュータ11の各孔11C内に配管21の両端(上下端)がそれぞれ進入して接続(ろう付け)され、各配管21は冷媒入口配管17とディストリビュータ11間に渡って取り付けられる。これら複数の配管21内にそれぞれ通路21Aが構成され、この複数の通路21Aにより仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11内と冷媒入口配管17内とが連通される。また、冷媒出口配管18の各孔18Aとディストリビュータ11の各孔11D内に配管22の両端(上下端)がそれぞれ進入して接続(ろう付け)され、各配管22は冷媒出口配管18とディストリビュータ11間に渡って取り付けられる。これら複数の配管22内にそれぞれ通路22Aが構成され、この複数の通路22Aにより仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11内と冷媒出口配管18内とが連通される。
この場合、冷媒入口配管17とディストリビュータ11とを連通する各配管21は、図4に示す如くその下方のマイクロチューブ13とそれに隣接するマイクロチューブ13との間の上方にそれぞれ対応している。また、冷媒出口配管18とディストリビュータ11とを連通する各配管22も、その下方のマイクロチューブ13とそれに隣接するマイクロチューブ13との間の上方にそれぞれ対応している。
また、各配管21内の通路21Aの冷媒流路断面積の合計(8本の合計)は、冷媒入口配管17内の流路断面積以上となり、各配管22内の通路22Aの冷媒流路断面積の合計(8本の合計)は、冷媒出口配管18内の流路断面積以上となるように各配管21、22の寸法を設定している。
以上の構成で、次に蒸発器4内の冷媒の流れについて説明する。膨張弁3を経た冷媒は蒸発器4(熱交換器)の冷媒入口配管17内にその左端から流入する。この冷媒入口配管17内に流入した冷媒は複数の配管21内に分流して入り、各配管21内の通路21Aを通過して、仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11内に上側から流入する。このとき、各配管21は仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11の長手方向の略全域に渡って設けられたかたちとなるので、仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11内には、その長手方向の全域において略均等に冷媒が流入することになる。
このように仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11内に流入した冷媒は、当該仕切部材11Aより左側に接続された各マイクロチューブ13内に分流して入り、それらマイクロチューブ13内の冷媒流路を流下し、ディストリビュータ12内に流入する。このディストリビュータ12内に流入した冷媒は、上記マイクロチューブ13(冷媒が流下してきたマイクロチューブ13)より右側で仕切部材12Aより左側のマイクロチューブ13内に分流して流入し、それらマイクロチューブ13内の冷媒流路を上昇して仕切部材11Aより右側のディストリビュータ11内に流入する。
このディストリビュータ11内に流入した冷媒は、上記マイクロチューブ13(冷媒が上昇してきたマイクロチューブ13)より右側で仕切部材11Bより左側のマイクロチューブ13内に分流して入り、それらマイクロチューブ13内の冷媒流路を流下して仕切部材12Aより右側のディストリビュータ12内に流入する。このディストリビュータ12内に流入した冷媒は、上記マイクロチューブ(冷媒が流下してきたマイクロチューブ13)より更に右側のマイクロチューブ13内に分流して入り、それらマイクロチューブ13内の冷媒流路を上昇して仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11内に流入する。
このように冷媒は上下に蛇行しながら流れて蒸発していく。蒸発器4には送風機8により、マイクロチューブ13の長手方向と直交する方向(実施例では前方。図2の手前側)から外気が通風されており、冷媒は蒸発して外気から吸熱する(ヒートポンプ)。そして、仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11内に流入した冷媒は、各配管22内の通路22Aを通過して、冷媒出口配管18内に下側から流入する。このとき、各配管22は仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11の長手方向の略全域に渡って設けられたかたちとなるので、冷媒は各配管22内の通路22Aに略均等に分流して入り、冷媒出口配管18内に入って合流する。この冷媒出口配管18で合流した冷媒は、その右端から流出して圧縮機1に吸い込まれることになる。
以上詳述した如く、本発明のこの実施例の熱交換器で構成された蒸発器4によれば、複数本のマイクロチューブ13の上下端を一対のディストリビュータ11、12にて相互に連通し、冷媒として二酸化炭素を使用する場合に、ディストリビュータ11に接続された冷媒入口配管17を備え、ディストリビュータ11と冷媒入口配管17を、複数の通路21Aにより連通させたので、冷媒入口配管17からディストリビュータ11に流入する際、複数の通路21Aにより冷媒が分流されるかたちとなる。
これにより、冷媒入口配管17における圧力損失を抑制することが可能となると共に、ディストリビュータ11におけるマイクロチューブ13への冷媒の分流も円滑、且つ、良好に行われるようになり、蒸発器4(熱交換器)の性能を著しく改善することができるようになる。
また、実施例ではディストリビュータ11に接続された冷媒出口配管18を備え、ディストリビュータ11と冷媒出口配管18も、複数の通路22Aにより連通させたので、ディストリビュータ11から冷媒出口配管18に流入する際にも、複数の通路22Aを経て冷媒が冷媒出口配管18内に流入し、合流するかたちとなる。
これにより、冷媒出口配管18におけるディストリビュータ11からの冷媒の合流も円滑、且つ、良好に行われるようになり、冷媒出口配管18における圧力損失が抑制されて、蒸発器4(熱交換器)の性能を一層改善することができるようになる。
この場合、ディストリビュータ11と冷媒入口配管17とを連通する各通路21Aの冷媒流路断面積の合計は、冷媒入口配管17内の流路断面積以上とされ、ディストリビュータ11と冷媒出口配管18とを連通する各通路22Aの冷媒流路断面積の合計も、冷媒出口配管18内の流路断面積以上とされているので、実施例の如く冷媒入口配管17及び冷媒出口配管18をディストリビュータ11よりも外径及び内径が小さいパイプにて構成した場合にも、冷媒入口配管17と冷媒出口配管18における圧力損失を効果的に抑制し、冷媒の分流と合流も一層円滑化することが可能となる。
更に、各通路21A、22Aは、隣接するマイクロチューブ13間に対応して配置されているので、この実施例の如くディストリビュータ11に複数の孔11C、11Dを穿設し、冷媒入口配管17には複数の孔17Aを穿設し、冷媒出口配管18にも複数の孔18Aを穿設して、各孔11Cと17Aを複数の配管21にてそれぞれ連通させ、各孔11Dと18Aを複数の配管22にてそれぞれ連通させて各配管21、22内に通路21A、22Aを構成した場合にも、通路21A、22Aを構成する配管21、22とマイクロチューブ13との干渉は生じない。これにより、ディストリビュータ11に対する冷媒入口配管17と冷媒出口配管18の位置の設定に自由度が増すことにもなる。
次に、図5乃至図8に基づいて本発明の熱交換器の他の実施例について説明する。尚、各図において、図1乃至図4と同一符号で示すものは同一若しくは同様の機能を奏するものとする。また、この実施例の熱交換器も図1において蒸発器4として使用されるものとする。
この実施例では、ディストリビュータ11の仕切部材11Aの左側(一側)に対応する位置の前面(送風機8による空気の流入側である一面)に冷媒入口配管17が連通して接続されている。この冷媒入口配管17の右端(他端)も閉塞されており、冷媒入口配管17の左端は開口してこの左端開口(一端開口)が図1の膨張弁3に接続される。また、この実施例ではディストリビュータ11の仕切部材11Bの右側(他側)に対応する位置の前面に冷媒出口配管18が連通して接続されている。この冷媒出口配管18の左端(一端)も閉塞されており、右端は開口してこの右端開口(他端開口)が図1の圧縮機1の吸込側に接続されることになる。
また、この実施例でも、ディストリビュータ11と冷媒入口配管17、及び、ディストリビュータ11と冷媒出口配管18とが、複数の細い配管21、及び、22にてそれぞれ連通接続されている。
この場合、冷媒入口配管17の後面には、図8に拡大して示すように、その長手方向に所定の間隔を存して複数(実施例では8個)の小径の孔17Aが穿設されており、仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11の前面にも、その長手方向に所定の間隔を存して複数(同様に8個)の小径の孔11Cが穿設されている。このとき、各孔11Cは仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11の前面において、その長手方向の略全域に渡って所定間隔で形成されている。
また、冷媒出口配管18の後面にも、図8に示す冷媒入口配管17の場合と同様に、その長手方向に所定の間隔を存して複数(実施例では8個)の小径の孔18Aが穿設されており、仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11の前面にも、その長手方向に所定の間隔を存して複数(同様に8個)の小径の孔11Dが穿設されている。このとき、各孔11Dは仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11の前面において、その長手方向の略全域に渡って所定間隔で形成されている。
そして、冷媒入口配管17の各孔17Aとディストリビュータ11の各孔11C内に配管21の両端(前後端)がそれぞれ進入して接続(ろう付け)され、各配管21は冷媒入口配管17とディストリビュータ11間に渡って取り付けられる。これら複数の配管21内にそれぞれ通路21Aが構成され、この複数の通路21Aにより仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11内と冷媒入口配管17内とが連通される。また、冷媒出口配管18の各孔18Aとディストリビュータ11の各孔11D内に配管22の両端(前後端)がそれぞれ進入して接続(ろう付け)され、各配管22は冷媒出口配管18とディストリビュータ11間に渡って取り付けられる。これら複数の配管22内にそれぞれ通路22Aが構成され、この複数の通路22Aにより仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11内と冷媒出口配管18内とが連通される。他の構成は図2〜図4と同様である。
このようにして冷媒入口配管17と冷媒出口配管18はディストリビュータ11に接続されるので、冷媒入口配管17と冷媒出口配管18は、マイクロチューブ13が接続されたディストリビュータ11の面(下面)と直交する面(ディストリビュータ11の前面)の側に配置されることになる(図5〜図7参照)。これにより、冷媒入口配管17及び冷媒出口配管18とディストリビュータ11は、前述した送風機8による外気の通風方向(前述した前方から後方)において図6に示す如く上流と下流で並ぶかたちとなる。特に、冷媒入口配管17と冷媒出口配管18の外径は、前述した如くディストリビュータ11より小さいので、図5に示す如く冷媒入口配管17と冷媒出口配管18は、送風機8による外気の通風方向(前方から後方)におけるディストリビュータ11の投影面積内に収まる(隠れる)かたちとなる。
尚、この実施例の場合も、冷媒入口配管17とディストリビュータ11とを連通する各配管21は、図8に示す如くその後側における下方に位置するマイクロチューブ13とそれに隣接するマイクロチューブ13との間の前方にそれぞれ対応している。また、冷媒出口配管18とディストリビュータ11とを連通する各配管22も、その後側における下方に位置するマイクロチューブ13とそれに隣接するマイクロチューブ13との間の前方にそれぞれ対応している。
また、この場合も各配管21内の通路21Aの冷媒流路断面積の合計(8本の合計)は、冷媒入口配管17内の流路断面積以上となり、各配管22内の通路22Aの冷媒流路断面積の合計(8本の合計)は、冷媒出口配管18内の流路断面積以上となるように各配管21、22の寸法を設定しているものとする。
以上の構成で、この実施例の蒸発器4内の冷媒の流れについて説明する。膨張弁3を経た冷媒は蒸発器4(熱交換器)の冷媒入口配管17内にその左端から流入する。この冷媒入口配管17内に流入した冷媒は複数の配管21内に分流して入り、各配管21内の通路21Aを通過して、仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11内に前側から流入する。このとき、各配管21は仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11の長手方向の略全域に渡って設けられたかたちとなるので、仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11内には、その長手方向の全域において略均等に冷媒が流入することになる。
以後は前述同様に冷媒が上下に蛇行しながら流れて蒸発していく。そして、仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11内に流入した冷媒は、各配管22内の通路22Aを通過して、冷媒出口配管18内に後側から流入する。このとき、各配管22は仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11の長手方向の略全域に渡って設けられたかたちとなるので、冷媒は各配管22内の通路22Aに略均等に分流して入り、冷媒出口配管18内に入って合流する。この冷媒出口配管18で合流した冷媒は、その右端から流出して圧縮機1に吸い込まれることになる。
以上のように、この実施例ではディストリビュータ11の、マイクロチューブ13が接続された面(下面)と直交する面(前面)の側に冷媒入口配管17及び冷媒出口配管18を配置し、複数の通路21A、22Aによりディストリビュータ11に連通させているので、前述した実施例1や従来例の如く、冷媒入口配管17と冷媒出口配管18がマイクロチューブ13の長手方向に位置しなくなる。
これにより、図2において冷媒入口配管17や冷媒出口配管18及び配管21、22が存在する範囲の寸法分、マイクロチューブ13の長さ寸法を長くすることができるようになるので、フィン14が取り付けられたマイクロチューブ13に対応する蒸発器4(熱交換器)の熱交換面積を、その寸法分、拡大することができるようになり、蒸発器4(熱交換器)の更なる性能改善を図ることができるようになる。
また、この実施例のようにディストリビュータ11の前面に配管21、22を接続した場合、下面に接続されたマイクロチューブ13に配管21、22が近づくため、それらが干渉し合う危険性が更に大きくなるが、この実施例においても通路21A、22Aを構成する配管21、22は、マイクロチューブ13とそれに隣接するマイクロチューブ13間に配置されているので、係る問題は生じなくなる(即ち、ディストリビュータ11に対する冷媒入口配管17と冷媒出口配管18の位置の設定に自由度が増すことになる)。
次に、図9乃至図12に基づいて本発明の熱交換器のもう一つの他の実施例について説明する。尚、各図において、図1、図5乃至図8と同一符号で示すものは同一若しくは同様の機能を奏するものとする。また、この実施例の熱交換器も図1において蒸発器4として使用されるものとする。
この実施例でも上述した実施例2と同様に、ディストリビュータ11の仕切部材11Aの左側(一側)に対応する位置の前面(送風機8による空気の流入側である一面)に冷媒入口配管17が連通して接続される。この冷媒入口配管17の右端(他端)も閉塞されており、冷媒入口配管17の左端は開口してこの左端開口(一端開口)が図1の膨張弁3に接続される。また、この実施例ではディストリビュータ11の仕切部材11Bの右側(他側)に対応する位置の前面に冷媒出口配管18が連通して接続される。この冷媒出口配管18の左端(一端)も閉塞されており、右端は開口してこの右端開口(他端開口)が図1の圧縮機1の吸込側に接続されることになる。
但し、この実施例では、ディストリビュータ11と冷媒入口配管17、及び、ディストリビュータ11と冷媒出口配管18とが、短冊板状(幅は冷媒入口配管17や冷媒出口配管18の外径と略同一)の接続部材23を介してそれぞれ連通接続される。この接続部材23には、その長手方向に渡り所定の間隔を存して複数(実施例では8カ所)の通路23Aが貫通形成されており、各通路23Aの前後の開口縁(接続部材23の前後面)周囲には、鍔状のフランジ(図12に23B、23Cで示す)が突出形成されている。
この場合も、冷媒入口配管17の後面には、図12に拡大して示すように、その長手方向に所定の間隔を存して複数(実施例では8個)の小径の孔17Aが穿設されており、仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11の前面にも、その長手方向に所定の間隔を存して複数(同様に8個)の小径の孔11Cが穿設されている。このとき、各孔11Cは仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11の前面において、その長手方向の略全域に渡って所定間隔で形成されている。
また、冷媒出口配管18の後面にも、図12に示す冷媒入口配管17の場合と同様に、その長手方向に所定の間隔を存して複数(実施例では8個)の小径の孔18Aが穿設されており、仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11の前面にも、その長手方向に所定の間隔を存して複数(同様に8個)の小径の孔11Dが穿設されている。このとき、各孔11Dは仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11の前面において、その長手方向の略全域に渡って所定間隔で形成されている。
そして、ディストリビュータ11と冷媒入口配管17の間に接続部材23を挟み込んで配置し、冷媒入口配管17の各孔17A内に接続部材23の各通路23Aの前面側のフランジ23Bをそれぞれ進入させ、ディストリビュータ11の各孔11C内に接続部材23の各通路23Aの後面側のフランジ23Cをそれぞれ進入させた状態で、ディストリビュータ11、接続部材23、及び、冷媒入口配管17の三者を一体に接続(ろう付け)する。この接続部材23の複数の通路23Aにより仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11内と冷媒入口配管17内とが連通される。
また、ディストリビュータ11と冷媒出口配管18の間にも接続部材23を挟み込んで配置し、冷媒出口配管18の各孔18A内に接続部材234の各通路23Aの前面側のフランジ23Bをそれぞれ進入させ、ディストリビュータ11の各孔11D内に接続部材23の各通路23Aの後面側のフランジ23Cをそれぞれ進入させた状態で、ディストリビュータ11、接続部材23、及び、冷媒出口配管18の三者を一体に接続(ろう付け)する。この接続部材23の複数の通路23Aにより仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11内と冷媒出口配管18内とが連通される。他の構成は図2〜図8と同様である。
このようにして冷媒入口配管17と冷媒出口配管18はディストリビュータ11に接続されるので、この実施例の場合も冷媒入口配管17と冷媒出口配管18は、マイクロチューブ13が接続されたディストリビュータ11の面(下面)と直交する面(ディストリビュータ11の前面)の側に配置されることになる(図9、図10参照)。これにより、冷媒入口配管17及び冷媒出口配管18とディストリビュータ11は、前述した送風機8による外気の通風方向(前述した前方から後方)において図10に示す如く上流と下流で並ぶかたちとなる。
特に、冷媒入口配管17と冷媒出口配管18の外径は、前述した如くディストリビュータ11より小さい。また、実施例では接続部材23の幅も冷媒入口配管17及び冷媒出口配管18の外径と略同様としているので、図9に示す如く冷媒入口配管17と冷媒出口配管18、及び、各接続部材23は、送風機8による外気の通風方向(前方から後方)におけるディストリビュータ11の投影面積内に収まる(隠れる)かたちとなる。
尚、この実施例の場合も、冷媒入口配管17とディストリビュータ11とを連通する各通路23A及びフランジ23Cは、図12に示す如くその後側における下方に位置するマイクロチューブ13とそれに隣接するマイクロチューブ13との間の前方にそれぞれ対応している。また、冷媒出口配管18とディストリビュータ11とを連通する各通路23A及びフランジ23Cも、その後側における下方に位置するマイクロチューブ13とそれに隣接するマイクロチューブ13との間の前方にそれぞれ対応している。
また、この場合も各通路23Aの冷媒流路断面積の合計(8カ所の合計)は、冷媒入口配管17内の流路断面積以上となり、冷媒出口配管18内の流路断面積と比較しても当該流路断面積以上となるように各通路23Aの寸法を設定しているものとする。
以上の構成で、この実施例の蒸発器4内の冷媒の流れについて説明する。膨張弁3を経た冷媒は蒸発器4(熱交換器)の冷媒入口配管17内にその左端から流入する。この冷媒入口配管17内に流入した冷媒は左側の接続部材23の各通路23A内に分流して入り、それらを通過して、仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11内に前側から流入する。このとき、各通路23Aは仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11の長手方向の略全域に渡って設けられたかたちとなるので、仕切部材11Aより左側のディストリビュータ11内には、その長手方向の全域において略均等に冷媒が流入することになる。
以後は前述同様に冷媒が上下に蛇行しながら流れて蒸発していく。そして、仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11内に流入した冷媒は、右側の接続部材23の各通路23A内を通過して、冷媒出口配管18内に後側から流入する。このとき、各通路23Aは仕切部材11Bより右側のディストリビュータ11の長手方向の略全域に渡って設けられたかたちとなるので、冷媒は各通路23Aに略均等に分流して入り、冷媒出口配管18内に入って合流する。この冷媒出口配管18で合流した冷媒は、その右端から流出して圧縮機1に吸い込まれることになる。
以上のように、この実施例の場合もディストリビュータ11の、マイクロチューブ13が接続された面(下面)と直交する面(前面)の側に冷媒入口配管17及び冷媒出口配管18を配置し、接続部材23の複数の通路23Aによりディストリビュータ11に連通させているので、前述した実施例1や従来例の如く、冷媒入口配管17と冷媒出口配管18がマイクロチューブ13の長手方向に位置しなくなる。
これにより、前述した実施例2と同様にマイクロチューブ13の長さ寸法を長くすることができるようになるので、フィン14が取り付けられたマイクロチューブ13に対応する蒸発器4(熱交換器)の熱交換面積を拡大することができるようになり、蒸発器4(熱交換器)の更なる性能改善を図ることができるようになる。
また、この実施例の場合にもディストリビュータ11の前面に接続部材23の各通路23Aのフランジ23Cを接続した場合、下面に接続されたマイクロチューブ13に各フランジ23Cが近づくため、それらが干渉し合う危険性が大きくなるが、この実施例においても通路23Aは、マイクロチューブ13とそれに隣接するマイクロチューブ13間に配置されているので、係る問題は生じなくなる(即ち、この場合もディストリビュータ11に対する冷媒入口配管17と冷媒出口配管18の位置の設定に自由度が増すことになる)。
特に、この実施例ではディストリビュータ11と冷媒入口配管17及び冷媒出口配管18に複数の孔11C、11D、17A、18Aをそれぞれ穿設し、各孔を連通する複数の通路23Aが形成された接続部材23を、ディストリビュータ11と冷媒入口配管17及び冷媒出口配管18の間にそれぞれ介設しているので、前記実施例1や実施例2の如く複数の配管21、22でディストリビュータ11と冷媒入口配管17及び冷媒出口配管18の孔を連通させる場合に比して、組立性を著しく向上させることができる。
尚、この実施例では冷媒入口配管17と冷媒出口配管18をディストリビュータ11に取り付けるために左右に二つの接続部材23を使用したが、一連の接続部材を冷媒入口配管17と冷媒出口配管18間に介設してディストリビュータ11に接続するようにしてもよい。
また、上記各実施例では冷媒入口配管17と冷媒出口配管18を複数の通路21A、22A、23Aによりディストリビュータ11にそれぞれ連通させたが、請求項1の発明ではそれに限らず、冷媒入口配管17のみを複数の通路21Aや23Aによりディストリビュータ11に連通させるものであっても有効である。
更に、上記各実施例ではディストリビュータ11、12を蒸発器4(熱交換器)の上下に配置し、マイクロチューブ13を上下方向に延在させて左右に複数設けることにしたが、それに限らず、ディストリビュータ11、12が左右に位置してマイクロチューブ13が左右方向に延在するかたちの熱交換器にも本発明は有効である。
更にまた、各実施例では冷媒回路の蒸発器として本発明の熱交換器を使用したが、ガスクーラに用いてもよく、何れにしても二酸化炭素を冷媒として使用するヒートポンプ装置などにおいて本発明は特に有効となるものである。
1 圧縮機
2 ガスクーラ
3 膨張弁
4 蒸発器(熱交換器)
7 冷媒回路
11、12 ディストリビュータ
11A、11B、12A 仕切部材
11C、11D、17A、18A 孔
13 マイクロチューブ
14 フィン
17 冷媒入口配管
18 冷媒出口配管
21、22 配管
21A、22A、23A 通路
23 接続部材
2 ガスクーラ
3 膨張弁
4 蒸発器(熱交換器)
7 冷媒回路
11、12 ディストリビュータ
11A、11B、12A 仕切部材
11C、11D、17A、18A 孔
13 マイクロチューブ
14 フィン
17 冷媒入口配管
18 冷媒出口配管
21、22 配管
21A、22A、23A 通路
23 接続部材
Claims (9)
- 複数本のマイクロチューブの両端を一対のディストリビュータにて相互に連通し、冷媒として二酸化炭素を使用する熱交換器において、
前記ディストリビュータに接続された冷媒入口配管を備え、
前記ディストリビュータと前記冷媒入口配管を、複数の通路により連通させたことを特徴とする熱交換器。 - 前記ディストリビュータに接続された冷媒出口配管を備え、
前記ディストリビュータと前記冷媒出口配管を、複数の通路により連通させたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。 - 前記ディストリビュータと前記冷媒入口配管とを連通する前記各通路の冷媒流路断面積の合計は、前記冷媒入口配管内の流路断面積以上であり、
前記ディストリビュータと前記冷媒出口配管とを連通する前記各通路の冷媒流路断面積の合計は、前記冷媒出口配管内の流路断面積以上であることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。 - 前記冷媒入口配管及び冷媒出口配管は、前記ディストリビュータより外径が小さいパイプにて構成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の熱交換器。
- 前記各通路は、隣接する前記マイクロチューブ間に対応して配置されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のうちの何れかに記載の熱交換器。
- 前記ディストリビュータと前記冷媒入口配管及び前記冷媒出口配管に複数の孔をそれぞれ穿設し、各孔を複数の配管にてそれぞれ連通させ、各配管内に前記通路を構成したことを特徴とする請求項2乃至請求項5のうちの何れかに記載の熱交換器。
- 前記ディストリビュータと前記冷媒入口配管及び前記冷媒出口配管に複数の孔をそれぞれ穿設し、各孔を連通する複数の前記通路が形成された接続部材を、前記ディストリビュータと前記冷媒入口配管及び前記冷媒出口配管の間に介設したことを特徴とする請求項2乃至請求項5のうちの何れかに記載の熱交換器。
- 前記ディストリビュータの、前記マイクロチューブが接続された面と直交する面の側に前記冷媒入口配管及び冷媒出口配管を配置し、複数の前記通路により前記ディストリビュータに連通させたことを特徴とする請求項2乃至請求項7のうちの何れかに記載の熱交換器。
- 前記各マイクロチューブに渡って熱交換用のフィンが取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のうちの何れかに記載の熱交換器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014159579A JP2016038115A (ja) | 2014-08-05 | 2014-08-05 | 熱交換器 |
EP15159508.9A EP2982924A1 (en) | 2014-08-05 | 2015-03-17 | Heat exchanger |
CN201510133184.3A CN105318607A (zh) | 2014-08-05 | 2015-03-25 | 热交换器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014159579A JP2016038115A (ja) | 2014-08-05 | 2014-08-05 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016038115A true JP2016038115A (ja) | 2016-03-22 |
Family
ID=52875431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014159579A Pending JP2016038115A (ja) | 2014-08-05 | 2014-08-05 | 熱交換器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2982924A1 (ja) |
JP (1) | JP2016038115A (ja) |
CN (1) | CN105318607A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017208558A1 (ja) * | 2016-06-02 | 2017-12-07 | 株式会社日立製作所 | 熱交換器 |
JP2021025746A (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-22 | 株式会社Uacj | 熱交換器および空気調和機 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN205919730U (zh) * | 2016-08-25 | 2017-02-01 | 特灵空调系统(中国)有限公司 | 用于微通道换热器的进气/液分配结构及微通道换热器 |
CN108981243A (zh) * | 2017-05-31 | 2018-12-11 | 董广计 | 应用多通路微细管平行分流热交换器的空调器 |
EP3757498A1 (en) * | 2019-06-26 | 2020-12-30 | Valeo Autosystemy SP. Z.O.O. | Heat exchanger |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6014068A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-24 | 種市 信子 | エバポレ−タ− |
JPH10267468A (ja) * | 1997-03-25 | 1998-10-09 | Mitsubishi Electric Corp | 分配ヘッダー |
JP2001343174A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-14 | Showa Denko Kk | 分配流入器付き蒸発器 |
JP2006010213A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Calsonic Kansei Corp | 熱交換器 |
US20060054310A1 (en) * | 2004-09-15 | 2006-03-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Evaporator using micro-channel tubes |
JP2008528946A (ja) * | 2005-02-02 | 2008-07-31 | キャリア コーポレイション | ヒートポンプ用並流熱交換器 |
US20080190134A1 (en) * | 2006-11-29 | 2008-08-14 | Parker-Hannifin Corporation | Refrigerant flow distributor |
JP2008292022A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Denso Corp | 冷媒蒸発器 |
JP2009092359A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-04-30 | Showa Denko Kk | 熱交換器およびその製造方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19515527A1 (de) * | 1995-04-27 | 1996-10-31 | Thermal Werke Beteiligungen Gm | Verdampfer in Flachrohr- oder Plattenbauweise für den Kältemittelkreislauf einer Kraftfahrzeugklimaanlage |
KR100482825B1 (ko) * | 2002-07-09 | 2005-04-14 | 삼성전자주식회사 | 열교환기 |
KR100913141B1 (ko) * | 2004-09-15 | 2009-08-19 | 삼성전자주식회사 | 마이크로채널튜브를 이용한 증발기 |
CN201844618U (zh) * | 2010-07-30 | 2011-05-25 | 艾默生网络能源有限公司 | 一种微通道蒸发器 |
KR101226687B1 (ko) * | 2010-08-16 | 2013-01-25 | 이일재 | 접합분기탱크가 구비된 열교환기 |
CN202361699U (zh) * | 2011-08-12 | 2012-08-01 | 力博特公司 | 带有加大的长形内容积的微通道热交换器 |
-
2014
- 2014-08-05 JP JP2014159579A patent/JP2016038115A/ja active Pending
-
2015
- 2015-03-17 EP EP15159508.9A patent/EP2982924A1/en not_active Withdrawn
- 2015-03-25 CN CN201510133184.3A patent/CN105318607A/zh active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6014068A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-24 | 種市 信子 | エバポレ−タ− |
JPH10267468A (ja) * | 1997-03-25 | 1998-10-09 | Mitsubishi Electric Corp | 分配ヘッダー |
JP2001343174A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-14 | Showa Denko Kk | 分配流入器付き蒸発器 |
JP2006010213A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Calsonic Kansei Corp | 熱交換器 |
US20060054310A1 (en) * | 2004-09-15 | 2006-03-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Evaporator using micro-channel tubes |
JP2008528946A (ja) * | 2005-02-02 | 2008-07-31 | キャリア コーポレイション | ヒートポンプ用並流熱交換器 |
US20080190134A1 (en) * | 2006-11-29 | 2008-08-14 | Parker-Hannifin Corporation | Refrigerant flow distributor |
JP2008292022A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Denso Corp | 冷媒蒸発器 |
JP2009092359A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-04-30 | Showa Denko Kk | 熱交換器およびその製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017208558A1 (ja) * | 2016-06-02 | 2017-12-07 | 株式会社日立製作所 | 熱交換器 |
JPWO2017208558A1 (ja) * | 2016-06-02 | 2019-02-21 | 株式会社日立製作所 | 熱交換器 |
JP2021025746A (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-22 | 株式会社Uacj | 熱交換器および空気調和機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN105318607A (zh) | 2016-02-10 |
EP2982924A1 (en) | 2016-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5071597B2 (ja) | 熱交換器および空気調和機 | |
US10054368B2 (en) | Laminated header, heat exchanger, air-conditioning apparatus, and method of joining a plate-like unit of a laminated header and a pipe to each other | |
JP6005267B2 (ja) | 積層型ヘッダー、熱交換器、及び、空気調和装置 | |
JP6615423B1 (ja) | プレート式熱交換器、プレート式熱交換器を備えたヒートポンプ装置、及び、ヒートポンプ装置を備えたヒートポンプ式冷暖房給湯システム | |
JP2012163328A5 (ja) | ||
KR101462173B1 (ko) | 열교환기 | |
US10041710B2 (en) | Heat exchanger and air conditioner | |
KR20140116626A (ko) | 열교환기 | |
JP2016038115A (ja) | 熱交換器 | |
JP6005268B2 (ja) | 積層型ヘッダー、熱交換器、及び、空気調和装置 | |
KR20120044849A (ko) | 헤더유닛 및 이를 가지는 열교환기 | |
JP2017155989A (ja) | 熱交換器及び空気調和機 | |
JP2015203506A (ja) | 熱交換器 | |
JP2015017738A (ja) | 熱交換器 | |
JP2012193872A (ja) | 熱交換器および空気調和機 | |
JP2017138085A (ja) | 熱交換器 | |
WO2016121119A1 (ja) | 熱交換器及び冷凍サイクル装置 | |
JP2016050718A (ja) | 空気調和機 | |
JP2014066502A (ja) | 熱交換器および冷凍装置 | |
JP2016183847A (ja) | 熱交換器 | |
JP6582373B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP7376654B2 (ja) | 熱交換器及び空気調和機 | |
JP2015055406A (ja) | 熱交換器 | |
KR100925097B1 (ko) | 수랭식 열교환기 | |
JP2012042128A (ja) | 熱交換器及びそれを搭載した空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170706 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180416 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180424 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20181016 |