JP2019130280A - フック、及び吊下げ具 - Google Patents
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Abstract
Description
そして、棒体の外径に応じて、良好にフックが棒体に係止される。
以下、図に示した上下の方向を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る吊下げ具10を示す斜視図である。
吊下げ具10の橋絡部6は、中央部が凹んだアーチ状をなす。橋絡部6の中央部に、後述する取付部22が嵌め込まれることにより、フック1が橋絡部6に取り付けられている。橋絡部6には、両側に広がるように、長方形状をなすフレーム5,5が取り付けられている。橋絡部6の両端部にはピン受け部51,51が設けられており、ピン受け部51,51に挿通されたピン52,52の回動により、フレーム5,5は収納時に橋絡部6側に折り畳むことができるように構成されている。
フレーム5,5には、複数の洗濯挟み7が吊り下げられている。
フレーム5と洗濯挟み7とにより、保持部8が構成される。
フック1は、支持部材2と、外嵌部材3と、係止部材4とを備える。
外嵌部材3は、本体31と、嵌合部32,32と、凹部33と、溝34と、ボス受け部35とを備える。本体31は所定幅の棒をC字状に湾曲した形状をなす。嵌合部32,32は、本体31のC字の中央部の、幅方向の両側に突設されている。凹部33は、本体31の周方向の中央部より少し上側に設けられている。凹部33は、前記中央部から上方に突設した突設部と本体31の外周面とにより形成されている。ボス受け部35は、本体31の上端部から少し中央部寄りに設けられている。溝34は、上端部から周方向に延びるように設けられている。
本体21は、O字の一方の直線部分の下部が欠けた形状をなし、所定の幅を有する。本体21は、内側が開口するU字断面形状を有する。図3に示すように、本体21のO字の他方の直線部分の外周面は開口している。該外周面は閉じられていてもよい。
本体21の前記一方の直線部分の上部は、外嵌部材3が上側に摺動したときにC字の開口の少なくとも一部を閉塞する閉塞部24となっている。
孔23,23は、本体31の周方向の中央部における、幅方向の両側に設けられており、上下方向に延びる長円状をなす。
ピン挿通孔25は、O字の上部の湾曲部の中央部に、本体21の幅方向に貫通するように設けられている。
ピン挿通孔25にボス46が回動自在に嵌合された状態で、本体21のO字の上部に係止部材4が嵌められている。当接部43は閉塞部24の内部に収容されている。
外嵌部材3の本体31のC字の内側に物干し竿11が入るように吊下げ具10(フック1以外の部材は不図示)が配置される。
上述のように物干し竿11を配置したとき、自重及び洗濯物の重量により、支持部材2が下降し、即ち外嵌部材3の嵌合部32,32が孔23,23の側面を摺動するように案内され、支持部材2に対し相対的に上昇する。嵌合部32は、下端部から中央部を経て、上端部まで摺動される。
係止部材4が物干し竿11に食い込むように力がかかり、摩擦力により、当接部43が物干し竿11に係止される。
また、支持部材2を持ち上げることにより、外嵌部材3が相対的に下降し、本体31の開口が閉塞部24により閉塞されなくなるので、容易に、負担がなく、フック1を物干し竿11から取り外すことができる。
図6のフック1の場合、係合部41に押されてピン44が回動する量(角度)が多く、当接部43の斜面が溝34の端部を抜けた状態で、挟持部42が溝34に挟まれるように回動する。
以上のように、本実施形態のフック1は、物干し竿11の外径に応じて、良好に物干し竿11に係止され得る。
実施の形態2に係るフック9は、外嵌部材3及び係止部材4の形状が実施の形態1に係るフック1の形状と異なる。実施の形態2に係る吊下げ具10は、フック9の形状が異なること以外は、実施の形態1に係る吊下げ具10と同様の構成を有する。
図10はフック9の側面図、図11及び図12はフック9の一部破断側面図である。
フック9は、支持部材2と、外嵌部材3と、係止部材4とを備える。
外嵌部材3は、本体31と、嵌合部32,32と、溝34と、台座受け部36と、突出部37とを備える。本体31は所定幅の棒をC字状に湾曲した形状をなす。嵌合部32,32は、本体31のC字の中央部の、幅方向の両側に突設されている。台座受け部36は、本体31の上端部から少し中央部寄りに設けられている。溝34は、上端部から周方向に延びるように設けられている。突出部37は水平方向に延びる平らな端面を有し、台座受け部36に隣接する状態で、上側に突出するように設けられている。
本体21は0字の一方の直線部分の下部が欠けた形状をなし、所定の幅を有する。本体21は、内側が開口するU字断面形状を有する。本体21の0字の他方の直線部分の上側の外周面は開口している。該外周面は閉じられていてもよい。
本体21の前記一方の直線部分の上部は、外嵌部材3が上側に摺動したときにC字の開口の少なくとも一部を閉塞する閉塞部24となっている。
孔23,23は、本体21の周方向の中央部における、幅方向の両側に設けられており、上下方向に延びる長円状をなす。
ピン挿通孔25は、0字の上部の湾曲部の中央部に、本体21の幅方向に貫通するように設けられている。
ピン挿通孔25にピン44が回動自在に嵌合された状態で、本体21のO字の上部に係止部材4が嵌められている。当接部43は閉塞部24の内部に収容されている。
外嵌部材3の本体31のC字の内側に物干し竿11が入るように吊下げ具10(フック9以外の部材は不図示)が配置される。
突出部37に突起部48が係合し、係止部材4が物干し竿11に食い込むように力がかかる。外嵌部材3と当接部43とで形成される空間は、物干し竿11の断面積より小さいので、外向きに大きな反力が生じ、摩擦力により、当接部43が物干し竿11に強固に係止される。
凹部33に係合部41の下端部が挟持される実施の形態1に係るフック9と比較して、突起部48は突出部37に容易に係合される。物干し竿11の大きさに応じて、係合部41が変形する実施の形態1のフック9と異なり、本実施の形態の場合、物干し竿11の大きさに応じて、突起部48が突出部37の平端面上で係合する位置が変わることができ、物干し竿11の大きさに柔軟に対応できる。
また、支持部材2を持ち上げることにより、外嵌部材3が相対的に下降し、本体31の開口が閉塞部24により閉塞されなくなるので、容易に、負担がなく、フック9を物干し竿11から取り外すことができる。
図13は、フック9の変形例を示す一部破断側面図である。図中、図12と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図13のフック9においては、係合部50は突起部48を有さず、側面視が長円状をなす。外嵌部材3の嵌合部32が孔23の上端部に到達したとき、係合部50の端部が突出部37に係合する。
実施の形態3に係るフック12は、外嵌部材3の形状が実施の形態1に係るフック1の形状と異なり、フック12は係止部材4を有しない。実施の形態3に係る吊下げ具10は、フック12の形状が異なること以外は、実施の形態1に係る吊下げ具10と同様の構成を有する。
図14はフック12の側面図、図15及び図16はフック12の一部破断側面図である。
フック9は、支持部材2と、外嵌部材3とを備える。
外嵌部材3は、本体31と、嵌合部32と、突起部38,38とを備える。本体31は所定幅の棒をC字状に湾曲した形状をなす。嵌合部32は、本体31のC字の中央部に突設されている。嵌合部32の幅は、本体31の幅より広い。突起部38,38はC字の本体31の両端部に外向きに設けられ、水平方向に延びる円柱状をなす。本体31は、全体としてΩ状をなす。図14に示すように、2つの突起部38,38が対向する部分が湾曲しており、湾曲した部分の間隔Wは、物干し竿11の直径より短い。外嵌部材3は例えば低密度ポリエチレン(高圧法ポリエチレン)等の合成樹脂からなり、可撓性を有する。
本体21は0字の一方の直線部分の下部が欠けた形状をなし、所定の幅を有する。本体21は、内側が開口するU字断面形状を有する。本体21の0字の他方の直線部分の下側の外周面は開口している。該外周面は閉じられていてもよい。
本体21の前記一方の直線部分の上部は、外嵌部材3が上側に摺動したときにC字の開口を閉塞する閉塞部24となっている。
孔23,23は、本体21の周方向の中央部における、幅方向の両側に設けられており、上下方向に延びる長円状をなす。
図14及び図15に示すように、外嵌部材3は、嵌合部32が孔23,23に嵌められ、上側の突起部38が閉塞部24の下端部に嵌められた状態で、本体31の下側部分が、本体21の0字の下部に、本体31の内周面が本体21の内周面に重なるように嵌められている。
本実施の形態においては、簡単な構成により、物干し竿11に容易に着脱でき、物干し竿11から外れて落下することが良好に防止されている。
そして、フック1、9が棒体から脱落しないことのみを目的とする場合、係止部材4を省略してもよい。
フック1、9、及び12は、長方形状のフレーム5に取り付けられる場合に限定されず、三角形状のハンガー、又は円形状のフレームに取り付けられるものであってもよい。
2 支持部材
21 本体
22 取付部
23 孔
24 閉塞部
25 ピン挿通孔
3 外嵌部材
31 本体
32 嵌合部
33 凹部
34 溝
35 ボス受け部
36 台座受け部
37 突出部
38 突起部
4 係止部材
40 本体
41、47 係合部
42 挟持部
43 当接部
44 ピン
45 突起
46 ボス
48 突起部
49 台座
5 フレーム
6 橋絡部
7 洗濯挟み
8 保持部
10 吊下げ具
Claims (8)
- C字状をなし、外部の棒体に外嵌される外嵌部材と、
該外嵌部材をC字の上下方向に摺動可能に支持し、
該外嵌部材が一側に摺動したときにC字の開口の少なくとも一部を閉塞するように前記上下方向に延びる閉塞部を有する支持部材と
を備えることを特徴とするフック。 - 前記支持部材は、前記上下方向に延びる孔を有し、
前記外嵌部材は、前記孔に嵌合される嵌合部を有し、
前記孔に案内されて、前記嵌合部が摺動することを特徴とする請求項1に記載のフック。 - 前記支持部材の前記一側に回動可能に支持され、前記外嵌部材が前記一側に摺動したときに、回動して前記棒体に係止される係止部材を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のフック。
- 前記外嵌部材は、前記一側の端部に、周方向に延びる溝部を有し、
前記係止部材は、回動するときに前記溝部に挟持される挟持部を有することを特徴とする請求項3に記載のフック。 - 前記外嵌部材は、前記一側に凹部を有し、
前記係止部材は、
弾性を有し、前記外嵌部材が前記一側に摺動したときに一端部が前記凹部に係合される係合部を有することを特徴とする請求項3又は4に記載のフック。 - 前記外嵌部材は、前記一側に突出する突出部を有し、
前記係止部材は、
弾性を有し、前記外嵌部材が前記一側に摺動したときに一端部が前記突出部に係合される係合部を有することを特徴とする請求項3又は4に記載のフック。 - 前記外嵌部材は、弾性を有し、C字の両端部に外向きの突起部が設けられたΩ状をなすことを特徴とする請求項1又は2に記載のフック。
- 請求項1から7までのいずれか1項に記載のフックと、
該フックが取り付けられ、被吊下げ物が吊下げ保持される保持部と
を備えることを特徴とする吊下げ具。
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JP2008136719A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Kikulon Co Ltd | 物干し具のフック構造 |
JP2016096828A (ja) * | 2014-11-18 | 2016-05-30 | 晶子 伊藤 | 物干し竿用洗濯バサミ |
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- 2018-08-06 JP JP2018147961A patent/JP7198013B2/ja active Active
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