JP6765726B2 - フック及び吊下げ具 - Google Patents
フック及び吊下げ具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6765726B2 JP6765726B2 JP2018194483A JP2018194483A JP6765726B2 JP 6765726 B2 JP6765726 B2 JP 6765726B2 JP 2018194483 A JP2018194483 A JP 2018194483A JP 2018194483 A JP2018194483 A JP 2018194483A JP 6765726 B2 JP6765726 B2 JP 6765726B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- hook
- rod
- substrate
- clothesline
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
基体の欠落部分を通して、基体の内側に棒体が受け入れられる。滑り止め部材は、基体の内側に受け入れられた棒体に接触して弾性変形し、棒体に巻き付く。
滑り止め部材が棒体に巻き付くので、棒体の周方向にフックが滑ることを防止することができる。故に、フックの棒体からの脱離を防止することができる。
また、滑り止め部材が棒体に巻き付くので、棒体の長手方向にフックが滑ることを防止することができる。
本体部は帯状をなす。本体部の一面は、基体の内側に受け入れられた棒体の周面に対向する。本体部は棒体に巻き付く。
2つの揺動片は、本体部の他面(棒体に対向する面の裏面)における長手方向の両端部から立ち上がっている。2つの揺動片は、本体部が基体に巻き付く場合に、互いに接近する方向に揺動する。故に、本体部の長手方向の両端部が互いに接近するので、本体部を棒体に確実に巻き付けることができる。
使用者が基体を棒体に掛止させるだけで、フックの滑り止め部材が棒体に巻き付く。故に、使用者の負担を軽減することができる。
また、滑り止め部材が棒体に巻き付くので、棒体の周方向にフックが滑ることを防止することができる。故に、フックの棒体からの脱離を防止することができるので、棒体から吊下げ具が外れて落下する虞がない。
また、滑り止め部材が棒体に巻き付くので、棒体の長手方向にフックが滑ることを防止することができる。故に、吊下げ具が棒体の長手方向に位置ずれする虞がない。
図中1は吊下げ具であり、吊下げ具1は支持枠11を備える。
支持枠11は一方向に長い矩形状をなす。支持枠11の2つの長辺間には、複数の支持桟12,12,…が架設されている。各支持桟12は、支持枠11の短辺に平行である。支持枠11の4辺及び支持桟12,12,…夫々には、複数の洗濯挟み13,13,…が吊り下げ支持されている。
支持枠11の2つの長辺夫々の中央部に亘って、アーチ状の橋絡部14が架設されている。橋絡部14の長手方向の中央部には、フック2が取り付けられている。
図3は、フック2の断面図である。
フック2は、基体21を備える。
基体21は、一部が欠落した長円環状をなす。以下では、基体21の長軸方向を上下方向といい、基体21の短軸方向を左右方向と言う。基体21の欠落部分は、長軸と短軸とで4分割された4つの領域の内、図3に向かって左下の領域である。
滑り止め部材3は、本体部31及び2つの揺動片32,32を備える。
本体部31は帯状をなし、本体部31の長手方向の両端部の間で一面の側を凹(他面の側を凸)として湾曲している。本体部31の凹側の面を、以下では下面3aという。本体部31の凸側の面を、以下では上面3bという。
本体部31の下面3aには、夫々全幅に亘る複数本の突条311,311,…が設けられている。突条311,311,…は、本体部31の長さ方向に並設されている。
各揺動片32の先端部は、軸部材22を介して基体21に枢支されている。故に、揺動片32は軸部材22を中心に揺動可能である。
揺動片32の枢支のために、揺動片32の先端部に支持筒321が設けられている。支持筒321の軸長方向は滑り止め部材3の幅方向に平行である。支持筒321は、軸部材22を中心に回転可能に、軸部材22に挿通されている。
揺動片32,32夫々の先端部が軸部材22,22を介して基体21に枢支されることによって、滑り止め部材3は基体21の内側に左右方向に架設される。
例えば、支軸231は円形断面を有する。係合部232は、支軸231より大径の半球であり、球面が下向きになるようにして、支軸231に同軸に連なる。支軸231は、橋絡部14に設けられている図示しない貫通孔に、遊びを有して挿通される。係合部232は、橋絡部14の貫通孔の周縁部に下側から係合する。この結果、フック2は、支軸231を中心に回転可能に、橋絡部14に取り付けられる。
図5は、物干し竿4に掛止されているフック2の断面図である。
図4及び図5においては、突条311,311,…の図示は省略している。
物干し竿4は円形断面を有し、前後方向に延びる。図4及び図5に示す物干し竿4は中実であるが、物干し竿4は中空でもよい。
最終的に、本体部31は基体21の基板211,211間(図2参照)に進入する。物干し竿4は基体21の内側の上部に受け入れられ、物干し竿4の周面の上部は基体21の内周の上部に接触する。
本体部31の長手方向の中央部に上向きの外力を加えて、本体部31を基体21の基板211,211間に進入させた場合、本体部31の長手方向の両端部が最も接近し、本体部31は最下部が欠けた環状に変形する。
物干し竿4の直径が、環状に変形した本体部31の左右方向の最大の内法よりも小さい場合、図5に示すように物干し竿4に巻き付いた本体部31から物干し竿4に、物干し竿4を左右両側から締め付ける力が働く。
また、物干し竿4の長手方向にフック2が滑ることを防止することができる。故に、吊下げ具1が物干し竿4の長手方向に位置ずれする虞がない。
最後に、使用者は、基体21の欠落部分を通して物干し竿4を基体21の内側から外側へ抜き出す。
2 フック
21 基体
3 滑り止め部材
31 本体部
3a 下面(一面)
3b 上面(他面)
311 突条
32 揺動片
4 物干し竿(棒体)
Claims (4)
- 棒体に掛止されるフックにおいて、
一部が欠落した環状をなし、欠落部分を通して内側に前記棒体を受け入れる基体と、
該基体の内側に架設されており、該基体の内側に受け入れられた前記棒体に接触して弾性変形し、前記棒体に巻き付く滑り止め部材と
を備え、
前記滑り止め部材は、
前記基体の内側に受け入れられた前記棒体の周面に一面が対向して前記棒体に巻き付く帯状の本体部と、
該本体部の他面における長手方向の両端部から立ち上がり、夫々の先端部が前記基体に枢支されており、前記本体部が前記棒体に巻き付く場合に、互いに接近する方向に揺動する2つの揺動片と
を備えることを特徴とするフック。 - 前記本体部の前記一面に、夫々前記本体部の幅方向に延びる複数の突条が前記本体部の長さ方向に並設されていることを特徴とする請求項1に記載のフック。
- 前記本体部は、前記2つの揺動片の間で前記一面の側を凹として湾曲していることを特徴とする請求項1又は2に記載のフック。
- 被吊下げ物が吊り下げられる吊下げ具において、
請求項1から3の何れか一項に記載のフックを備えることを特徴とする吊下げ具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018194483A JP6765726B2 (ja) | 2018-10-15 | 2018-10-15 | フック及び吊下げ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018194483A JP6765726B2 (ja) | 2018-10-15 | 2018-10-15 | フック及び吊下げ具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020062103A JP2020062103A (ja) | 2020-04-23 |
JP6765726B2 true JP6765726B2 (ja) | 2020-10-07 |
Family
ID=70387798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018194483A Active JP6765726B2 (ja) | 2018-10-15 | 2018-10-15 | フック及び吊下げ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6765726B2 (ja) |
-
2018
- 2018-10-15 JP JP2018194483A patent/JP6765726B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020062103A (ja) | 2020-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007021187A (ja) | 洗濯ばさみおよび物干し具並びにハンガー | |
JP6765726B2 (ja) | フック及び吊下げ具 | |
JP2008237851A (ja) | 物干しハンガ | |
JP6998124B2 (ja) | 物干し用ハンガー | |
JP2005052611A (ja) | 被吊り下げ物落下防止用ワンハンドクリップ。 | |
JP2007105408A (ja) | 物干し具 | |
JP3112096U (ja) | 多機能ハンガー | |
JP3142555U (ja) | 自重でフックを固定する物干し用のハンガー | |
JP2013158464A (ja) | 折畳み式多連ハンガー具 | |
JP6749368B2 (ja) | 掛け止め具、及び吊下げ具 | |
JP2006198364A (ja) | 洗濯ばさみ | |
JP6147705B2 (ja) | 靴用ハンガー | |
TWM590021U (zh) | 彈性扣合衣架 | |
JP4746937B2 (ja) | 長尺状体の吊下固定部材 | |
KR20170063468A (ko) | 미끄럼방지 두루말이 걸이대 | |
JP3140773U (ja) | 操作コードの挟持具 | |
JP6705698B2 (ja) | 物干し具 | |
JP6647118B2 (ja) | パラソルハンガー | |
JP7198013B2 (ja) | フック、及び吊下げ具 | |
JP3234573U (ja) | 棚板ハンガー | |
JP3191299U (ja) | 衣服ハンガー吊り下げ装置付き洗濯ばさみとクローズドフック衣服ハンガー | |
JP3104854U (ja) | 万能ロープ | |
JPH0737567Y2 (ja) | 衣類吊下げ具の吊りフック | |
JP2009006105A (ja) | ダブルフック洗濯角ハンガー | |
KR102089027B1 (ko) | 옷걸이 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200707 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200731 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200901 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200911 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6765726 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |