JP3616206B2 - 物干し具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、洗濯物を無理に引っ張ったり、洗濯物の両端部が垂れ下がったりすることなく干すことができる物干し具に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
一般家庭用の物干し具として、平行に配された複数本の枠骨に、各一対のピンチと、各枠骨を水平状態に設置する吊り下げフックとを備えたものが広く用いられている。
【0003】
この物干し具では、図8および図9に示すように、前記一対のピンチ31、31が枠骨32に揺動可能に取り付けられていることが多いが、その取付位置を変更することはできない。このため、洗濯物を一対のピンチにはさんで干した場合、図示のように、ハンカチのように小さなものでは、無理に引っ張られて生地が伸びひるという問題や、バスタオルのように幅の広いものでは、その両端部が垂れ下がって皺になったり、垂れ下がった部分が重なって乾きにくいという問題がある。
【0004】
そこで、この発明の課題は、洗濯物の幅に合わせてピンチの取付幅を調整可能な物干し具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、この発明では、平行に配された複数本の枠骨と、この枠骨を水平状態に設置する吊り下げフックと、各枠骨に取り付けられた少なくとも一対のピンチとからなる物干し具において、前記一対のピンチの少なくとも一方を、枠骨に対してスライド可能に設けることとした。
【0006】
このような物干し具は、前記少なくとも一方のピンチを、他方のピンチに近づけたり遠ざけたりすることができるので、枠骨に対するピンチの取付位置の変更が可能となる。
【0007】
また、前記枠骨に対してスライド可能に設けられたピンチを、ピンチと枠骨との取付部分に設けたストッパ手段により、枠骨に対して所定位置で係止可能とすることにより、ピンチを枠骨上の任意の位置で固定することができるので、使用中、風がふいてもピンチが動かない。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1に示す物干し具は、複数本の枠骨1と、この枠骨1を水平状態に設置する吊り下げフック2と、各枠骨1に取り付けられた一対のピンチ3、3とからなる。
【0009】
各枠骨1は、適宜な間隔をあけて互いに平行となるように配置されている。各枠骨1の両端部は互いに連結されており、全体として、前記連結部側が各枠骨1よりも長い、矩形の骨組体を構成している。この骨組体には、その中間から半分に折り畳み可能となるヒンジ4、4が二箇所設けられている。骨組体の周縁部には、四本のチェーン5が取り付けられており、それぞれ骨組体の上方で、前記吊り下げフック2を介して連結されている。
【0010】
また、各枠骨1には、図2乃至図4に示すように、その長さ方向に延びるスライド溝6が形成されており、このスライド溝6には、スライド部材7が取り付けられている。
【0011】
スライド溝6は、ラック状の係合段部8と、長さ方向の長孔9とからなる。スライド部材7は、上面につまみ10を有する基板部11と、この基板部11の下面から垂れ下がる垂直壁12と、垂直壁12の両側面から側方に突出する係止爪13と、垂直壁12の下端に連続するピンチ取付用のリング部14とから構成されている。基板部11には、下方に突出する突起15、15が形成されており、リング部14には、スチール製の鎖16を介してピンチ3が取り付けられている。
【0012】
このスライド部材7は、図示のように、垂直壁12がスライド溝6の長孔9に嵌まり、係止爪13がスライド溝6の下縁に引っ掛かって、スライド溝6から抜け出さないようになっている。また、前記突起15は、スライド溝6の係合段部8に上方から係合し、スライド溝6内におけるスライド部材7の動きを阻止することにより、係合段部8とともに、枠骨1に対するピンチ3のストッパ手段を構成している。
【0013】
このような物干し具は、スライド部材7のつまみ10を操作して一定以上の力を加えると、樹脂の有する弾性によって取付具の基板部11が撓み、突起15が係合段部8を次々と乗り越えて、スライド部材7をスライド溝6内部でその長さ方向に移動させることができる。これにより、前記一対のピンチ3、3を、それぞれ他方のピンチに近づけたり遠ざけたりすることができるので、その取付位置が変更可能となり、洗濯物の幅に合わせて各ピンチ3、3の取付幅の調整が可能となる。
【0014】
ピンチ3に洗濯物を吊り下げたときには、その荷重がスライド部材7にかかり、前記突起15と係合段部8とがより強く係合して、スライド溝6とスライド部材7との抵抗が大きくなる。この結果、スライド部材7がスライド溝6内で動きにくくなるので、取付幅を調整した前記ピンチ3を、枠骨1の所定位置で係止することができる。
【0015】
なお、図5に示すように、前記スライド溝6を枠骨1の一端部から他端よりにかけて設け、一対のピンチ3a、3bのうち、一方のピンチ3aを枠骨1に固定し、他方のピンチ3bのみをスライド可能とすることもできる。
【0016】
さらに、枠骨に対するピンチのストッパ手段は、図6または図7のように構成することもできる。
【0017】
図6に示す枠骨17は、断面円形をなしており、その外周面には、所定間隔をあけて節状の突起18が複数設けられている。この枠骨17には、上端につまみ19を有する筒形のスライド部材20が嵌め入れられており、このスライド部材20は、前記突起18、18間にぴったりと嵌まる長さに形成されている。
【0018】
このような物干し具は、スライド部材20のつまみ19を操作すると、前記実施例と同様に、スライド部材20が突起18を次々と乗り越え、枠骨17上を移動して、スライド部材20を任意の突起18、18間に係止できる。
【0019】
図7に示すピンチ3と枠骨21との取付部分には、断面円形の枠骨21上をスライド可能なクリップ22が、ストッパ手段として取り付けられている。この実施例においては、クリップ22を押し広げてスライドさせ、任意の位置で枠骨21をはさんで固定することにより、ピンチの取付位置を調整することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る物干し具は、枠骨に設けた一対のピンチの少なくとも一方を枠骨に対してスライド可能に設けたことにより、一方のピンチを、他方のピンチに近づけたり遠ざけたりすることができる。このため、その取付位置の変更が可能となり、洗濯物の幅に合わせて各ピンチの取付幅を調整することができるので、洗濯物を無理に引っ張ったり、たるみを生じたまま干したりすることがない。
【0021】
また、前記ピンチと枠骨との取付部分にストッパ手段を設けることにより、前記取付調整したピンチを、枠骨上の所定位置で固定することができるので、使用中、風がふいてもピンチの取付幅が変わらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る物干し具の第一実施例を示す斜視図
【図2】図1の物干し具の要部を示す分解斜視図
【図3】図1の物干し具における枠骨とピンチとの取付部分を示す一部切欠側面図
【図4】同上の断面図
【図5】この発明に係る物干し具の第二実施例を示す斜視図
【図6】この発明に係る物干し具の第三実施例を示す要部斜視図
【図7】この発明に係る物干し具の第四実施例を示す要部斜視図
【図8】従来の物干し具の使用状態を示す説明図
【図9】従来の物干し具の他の使用状態を示す説明図
【符号の説明】
1、17、21、32 枠骨
2 吊り下げフック
3、3a、3b、31 ピンチ
4 ヒンジ
5 チェーン
6 スライド溝
7、20 スライド部材
8 係合段部
9 長孔
10、19 つまみ
11 基板部
12 垂直壁
13 係合爪
14 リング部
15、18 突起
16 鎖
22 クリップ

Claims (1)

  1. 平行に配された複数本の枠骨と、この枠骨を水平状態に設置する吊り下げフックと、各枠骨に取り付けられた少なくとも一対のピンチとからなる物干し具において、上記各枠骨に、ラック状の係合段部と長さ方向の長孔とからなる長さ方向に延びるスライド溝を形成し、このスライド溝に取り付けられるスライド部材を、上面につまみを有する基板部と、この基板部の下面から垂れ下がり、スライド溝の長孔に嵌まる垂直壁と、垂直壁の両側面から側方に突出し、スライド溝の下縁に引っ掛かる係止爪と、垂直壁の下端に連続し、ピンチが取付けられるリング部とによって構成し、上記基板部に、スライド溝の係合段部に上方から係合し、スライド溝内におけるスライド部材の動きを阻止する突起を設け、この突起が基板部の撓みにより、スライド溝の係合段部を乗り越え可能であることを特徴とする物干し具。
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