JP4768772B2 - 衣服ハンガー - Google Patents

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Description

本発明は、ハンガー本体下部の横架材にクリップを取り付け、ズボンやスカート等を挟持し得る衣服ハンガーに関し、特に洗濯物の干し具としても好適な衣服ハンガーに関するものである。
従来、横架材にクリップを備える衣服ハンガーは、主に上着とズボンあるいはスカート等を同時に保持しながら洋服ダンスなどに掛止するものであった。
このような衣服ハンガーの従来技術としては、例えば以下の文献に記載されているものがあった。
特開2005−103168号公報 特開2004−230121号公報特許文献1に記載される従来の衣服ハンガーにおけるクリップは、横架材に対して下向きに取り付けられており、左右にスライドさせながらその間隔を調整しズボン、スカート等を挟み吊り下げる構成であった。
又特許文献2に記載される衣服ハンガーのクリップは、横架材より垂下する棒体に対して横向きに取り付けられており、横架材で折り返し掛けしたズボン、スカート等の両側を横方向から挟んで固定する構成であった。
しかし、これら従来の衣服ハンガーはズボン等を重ねた状態で保持することを目的としていたため、洗濯物を乾かす用途に使用する際にはあまり有効ではなかった。特に、作業用ズボン等を干す際には、できるだけ内空を保持した状態で掛止することが望ましいので、山形状のハンガー本体にズボンの上部内側を被い掛けることになるが、衣服自重や風等の影響でずり落ちないように止めなければならない。
ところが、従来の衣服ハンガーに備えるクリップは下向きあるいは内側横向きとなっていたため、ハンガー本体の端部側に被い掛けられた衣服は挟持できなかった。このため、別途大型のクリップ等を用いて衣服をハンガーに固定しなければならなかった。
ズボン等水分を含むと重くなる洗濯物を乾かすための干し具としては例えば以下の文献に記載されるようなハンガーが提案されていた。
特開2007−000306号公報 特開2005−185298号公報 特開2000−014993号公報
ここで特許文献3に記載される物干しハンガーは、環状のフレームからクリップを複数吊り下げる構成であり、特許文献4に記載されるズボン乾燥用ハンガーは、ハンガー本体のフックにベルト穴吊下用の係止部材を装着する構成であり、特許文献5記載のハンガーは、横架材に複数個の天秤状吊具を取り付け,この吊具にクリップを吊り下げる構成であった。
このように、ズボン等を干すためのハンガーは洗濯物を筒状に保持するためのクリップや係止部材は備えていたが、これらは干し具専用としての構成であるため、上着とズボンあるいはスカート等を同時に保持しながら洋服ダンスなどに整列して掛止する一般的な衣服ハンガーとしては使用できなかった。
この発明は、上記課題を解決し、洋服ダンスなどに掛止する一般的な衣服ハンガーとしても使用できると共に、ズボン等の筒状重量洗濯物を干す場合には、洗濯物ずり落ち防止用クリップ等を別途用意しなくとも、干し具として有効に機能する衣服ハンガーを提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、この発明の衣服ハンガーは、頂部にフックを備える山形状のハンガー本体と、この本体下方位置に配置する横架材と、この横架材に取り付けられたクリップとを備える衣服ハンガーにおいて、前記クリップは、一対の挟持部材の中間支点部に横架材を挿通する連結片を介在し、この連結片に対して一対の挟持部材は横架材方向に揺動可能な形状で連結すると共に、先端挟持部には前記横架材を収容し得る溝を形成し、一対の挟持部材の外面に両端部を係止して挟持力を付与する弾性部材には中央部に前記横架材断面を収容し得る曲り部を形成することを特徴とするものである。
クリップの数は任意であるが、衣服を適確に保持するため2個以上設けることが望ましい。連結片は横架材に対してスライド可能とすることが望ましく、この場合横架材の適宜箇所にストッパを設け、連結片の設置位置を調整できるようにしてもよい。連結片は横架材を挿通し、かつ挟持部材の支点として機能し、更に挟持部材が横架材方向に揺動し得る構造を確保できれば、その形状は任意である。
クリップの先端挟持部が下方にある場合、連結片を中心にして挟持部材を回動しながら弾性部材の弾性力に抗して先端挟持部を開放すると、クリップは横架材と同一方向に向きを変え、横架材とともに衣服等を挟持できるようになる。
クリップの揺動は左右何れの方向でも可能であるが、弾性部材の曲り部が横架材断面を収容する方向のみ横架材と平行になりうる。先端挟持部が横架材の端部方向を向いた状態、即ち外方向に向いて衣服を挟持する構成が望ましい。
請求項2記載の衣服ハンガーにおける連結片は、横架材を挿通する板体と、この板体の両面中心に形成する一対の凸部を備え、前記挟持部材には、この凸部を遊動可能に収容する凹部を形成することを特徴とするものである。
板体の凸部と挟持部材に形成する凹部は、挟持部材の開閉を妨げないと同時に横架材に対して揺動自在となるよう当接する。当接面は球面状でもよいし、遊動可能であれば円筒状でもよい。
この発明の衣服ハンガーは、横架材方向に揺動可能なクリップを備え、その先端挟持部には溝を、弾性部材には曲り部を形成するので横架材と同一方向に向きを変えることができ、横方向から衣服等を挟持できる。特にクリップの挟持方向を外方にすると、ハンガー本体の端部側に被い掛けられた衣服を挟持できるのでズボン等の筒状重量洗濯物を干す場合、洗濯物ずり落ち防止用クリップ等を別途用意しなくとも適確に固定できる。
又先端挟持部を下方に戻せば上着とズボンあるいはスカート等を同時に保持しながら洋服ダンスなどに掛止すれば一般的な衣服ハンガーとして使用できる。
請求項2記載の衣服ハンガーは、横架材を挿通する連結片の板体両面中心に凸部を形成し、挟持部材に形成する凹部と遊動可能に接続するので、簡易な構成で、挟持部材の支点として機能すると共に挟持部材を横架材方向に揺動することができる。
次にこの発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。図1は衣服ハンガーの正面図である。衣服ハンガー1は、頂部にフック2を備える山形状のハンガー本体3と、この本体3の下方位置に配置する横架材4と、この横架材4に取り付けられた一対のクリップ5,5を備える。
このクリップの詳細を図2乃至図5に基づき説明する。図2は図1のa部におけるクリップの拡大正面図、図3は同右側面図、図4は同平面図、図5はクリップの部材構成を示す分解斜視図である。クリップ5は、一対の挟持部材6,6の対向する中間支点部に連結片7を介在し、この連結片7の上方に架け渡される弾性部材8によって先端挟持部6a,6a同士が常時当接する方向に付勢されている。
図5に示すように連結片7は、円板7aの両面中心に一対の柱体7b,7bを突設する。円板7aはスライド可能な状態で横架材4を挿通するが、横架材4に設けられたストッパ4aにてクリップ5の設置位置を制御する。
一方挟持部材6には、中間支点部に柱体7bを収容するための凹部6bを形成する。凹部6bは柱体7bを遊動可能な状態で収容し、挟持部材6の把持部6cをもって先端挟持部6aを開放する際、支点として開閉を妨げないと同時に横架材4に対して揺動する際も、その動きを妨げない形状とする。
先端挟持部6aの内面には横架材4を収容し得る溝6dを設け、挟持部材6の外面には弾性部材8を嵌着する縦溝6eを形成し、上部には弾性部材8を遊挿する孔部6fが穿設されている。又、弾性部材8はその中央部に横架材4の断面を収容し得る曲り部8aを形成する。
図6にクリップにて横架材を挟持する状態の斜視図を示す。図2に示すようにクリップ5の先端挟持部6aが下方にある位置から、矢印方向に把持部6cを回動すると、ストッパ4aの作用により連結片7の移動が阻止されるため、ストッパ4aが取り付けられた方向への挟持部材6の揺動が容易になる。
これにより先端挟持部6a及び把持部6cは夫々連結片7を中心にして回動し、横架材4方向に接近する。この後把持部6cを弾性部材8の弾性力に抗して押圧し先端挟持部6aを開放して横架材4を挟み込む。溝6dに横架材4を収容すると同時に弾性部材8の曲り部8aを横架材4に架けると、クリップ5は横架材4と同一方向に向きを変える。
図7に衣服ハンガーを用いてズボンを乾す状態を示す。作業用ズボン9を干す際には、山形状のハンガー本体3の背面より、ズボン9の上部内側を被い掛け、垂れ下がるズボン前面を横方向に回動したクリップ5にて挟持する。
この衣服ハンガー1を干し具として利用する場合、ズボン状の衣服のみならず、ランニングやシャツ等の衣服も回動したクリップ5にて有効に掛止でき、衣服自重や風等の影響でずり落ちる事を防止できる。
又本実施形態では連結片7となる円板7aの側に凸部を設ける一方挟持部材6側にこれを収容する凹部を形成しているが、挟持部材の支点として機能し、かつ横架材方向に揺動し得る構造を確保できれば、連結片側に凹部を形成し挟持部材側に凸部を設ける形状でもよい。
衣服ハンガーの正面図である。 図1のa部におけるクリップの拡大正面図である。 図1のa部におけるクリップの拡大右側面図である。 図1のa部におけるクリップの拡大平面図である。 クリップの部材構成を示す分解斜視図である。 クリップにて横架材を挟持する状態を示す斜視図である。 衣服ハンガーを用いてズボンを乾す状態を示す正面図である。
符号の説明
1 衣服ハンガー
2 フック
3 ハンガー本体
4 横架材
5 クリップ
6 挟持部材
6a 先端挟持部
6b 凹部
6d 溝
7 連結片
7a 円板
7b 柱体
8 弾性部材
8a 曲り部

Claims (2)

  1. 頂部にフックを備える山形状のハンガー本体と、この本体下方位置に配置する横架材と、この横架材に取り付けられたクリップとを備える衣服ハンガーにおいて、前記クリップは、一対の挟持部材の中間支点部に横架材を挿通する連結片を介在し、この連結片に対して一対の挟持部材は横架材方向に揺動可能な形状で連結すると共に、先端挟持部には前記横架材を収容し得る溝を形成し、一対の挟持部材の外面に両端部を係止して挟持力を付与する弾性部材には中央部に前記横架材断面を収容し得る曲り部を形成することを特徴とする衣服ハンガー。
  2. 前記連結片は、横架材を挿通する板体と、この板体の両面中心に形成する一対の凸部を備え、前記挟持部材には、この凸部を遊動可能に収容する凹部を形成することを特徴とする請求項1記載の衣服ハンガー。
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