JP2019130086A - 内視鏡洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤブラシが装置内部で絡み難く、内視鏡内部で円滑に進退させることができる内視鏡洗浄装置を提供する。【解決手段】洗浄槽内に支持された内視鏡の内部にワイヤブラシを挿入し、洗浄液を供給しながらワイヤブラシを進退させて内視鏡の内部を洗浄する装置であり、ケース31と、互いに反対方向に回転することで、ワイヤブラシを進退させる一対の進退ローラ33と、ケース31に設けられて、一対の進退ローラ33間の接点33cから送り出されたワイヤブラシを挿通してガイドするブラシガイド孔31cと、を備え、ブラシガイド孔31cの挿入開口31mの進退ローラ33側に、進退ローラ33側に向けて拡開したテーパー面部31pが設けられるとともに、一対の進退ローラ33間の接点33cとブラシガイド孔31cのテーパー面部31pの端部に設けられた挿入開口31mとの間の距離Lが、進退ローラ33の半径R以下とされている。【選択図】図9

Description

本発明は、洗浄槽内に支持された内視鏡の内部にワイヤブラシを挿入し、洗浄液を供給しながらワイヤブラシを進退させて内視鏡の内部を洗浄する内視鏡洗浄装置に関する。
従来、内視鏡の内部にワイヤブラシを挿入し、洗浄液を供給しながらワイヤブラシを進退させて内視鏡の内部を洗浄する内視鏡洗浄装置が知られている。
例えば下記特許文献1では、流体を内視鏡の管路に供給し、第2の収容部内に配置されたローラ部と対向部とで洗浄ブラシの柄を挟んでローラ部を回転することで、内視鏡の管路に挿入された洗浄ブラシを進退させ、内視鏡の管路を洗浄している。
この特許文献1では、洗浄ブラシの柄を回収する度に柄を切削して柄の径を小さくすることで、洗浄ブラシを規定回数以上繰り返して使用されることを防止していた。
特開2015−181801号公報
ところで、従来の内視鏡洗浄装置で洗浄ブラシとして使用されているワイヤブラシは、内視鏡の内部に沿って柔軟に変形できるように形成されているため、装置内で絡みが生じることがあった。特に柔軟性が高いワイヤブラシを用いたり、繰返し使用により過剰に柔軟性が増加したワイヤブラシを用いたりする場合は、より絡みが生じ易かった。
特許文献1では洗浄ブラシの先端側のブラシの柄とともにローラ部により巻き込まれることを防止するために規制部を設けているが、洗浄ブラシの先端側のブラシが過剰に収容されることを防止するもので、洗浄ブラシの絡みを防止するような対策は施されていなかった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、ワイヤブラシが装置内部で絡み難く、内視鏡内部で円滑に進退させることができる内視鏡洗浄装置を提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、この発明が特徴とするのは、内視鏡洗浄装置は、洗浄槽内に支持された内視鏡の内部にワイヤブラシを挿入し、洗浄液を供給しながら前記ワイヤブラシを進退させて前記内視鏡の内部を洗浄する内視鏡洗浄装置であって、ケースと、前記ケースに支持されて、前記ワイヤブラシを両側から挟んで互いに反対方向に回転することで、前記ワイヤブラシを進退させる一対の進退ローラと、前記ケースに設けられて、前記一対の進退ローラ間の接点から送り出された前記ワイヤブラシを挿通してガイドするブラシガイド孔と、を備え、前記ブラシガイド孔の前記進退ローラ側に、前記進退ローラ側に向けて拡開したテーパー面部が設けられるとともに、前記一対の進退ローラ間の接点と前記ブラシガイド孔の前記テーパー面部の端部に設けられた挿入開口との間の距離が、前記進退ローラの半径以下に構成されていることである。
この発明の好ましい実施形態の一つにおいて、前記ケースは、前記洗浄槽内に着脱可能に構成されるとともに、前記ワイヤブラシ及び前記洗浄液の導入孔と前記ブラシガイド孔とを有して前記一対の進退ローラを収容した収容室を備え、前記一対の進退ローラには、前記収容室外に配置されて互いに噛合した一対の従動歯車が、前記各進退ローラとともに回転するように同軸に連結され、前記洗浄槽内には、回転駆動される駆動歯車が設けられ、前記ケースが前記洗浄槽内に装着されることで、前記駆動歯車が前記一対の従動歯車の何れかに噛合するように構成されていることである。
この発明の好ましい実施形態の更に他の一つにおいて、前記ケースの前記ブラシガイド孔と前記内視鏡の内部とを連通する可撓性チューブを有し、該可撓性チューブの内径が前記ワイヤブラシのブラシ線径の3.5倍以下に構成されていることである。
この発明の好ましい実施形態の更に他の一つにおいて、前記テーパー面部は前記挿入開口の軸線に沿う断面における該テーパー面部のなす角度を140度以下に構成されていることである。
この発明の好ましい実施形態の更に他の一つにおいて、前記ケースは、前記一対の進退ローラの外周面に沿って対向する弧状の内壁面を有し、該弧状の内壁面と前記進退ローラの外周面との間の間隔が、前記ワイヤブラシのブラシ線径以下に構成されていることである。
この発明に係る内視鏡洗浄装置では、ワイヤブラシを両側から挟んで互いに反対方向に回転することでワイヤブラシを進退させる一対の進退ローラと、一対の進退ローラ間の接点から送り出されたワイヤブラシを挿通してガイドするブラシガイド孔と、を備え、一対の進退ローラ間の接点とブラシガイド孔の端部の挿入開口との間の距離が進退ローラの半径以下になっているため、一対の進退ローラとケースとの間に形成される空間を小さく抑えることができ、一対の進退ローラ間の接点から送り出されたワイヤブラシが支持されずに空間に配置される距離を短くできるとともに、挿入開口の軸線に対するワイヤブラシの向きや軸線と交差する方向における位置の変化可能な範囲を小さくできる。
さらにブラシガイド孔の進退ローラ側に、進退ローラ側に向けて拡開したテーパー面部が設けられているので、一対の進退ローラ間の接点から送り出されたワイヤブラシの移動する向きが挿入開口の軸線からずれたとき、軸線に合うように誘導できる。
その結果、一対の進退ローラ間の接点から送り出されたワイヤブラシがブラシガイド孔にガイドされるまでの間に大きく変形することがなく、ワイヤブラシが進退ローラに巻込まれたり絡まることを防止できる。
よってワイヤブラシが装置内部で絡み難く、内視鏡内部で円滑に進退させることができる内視鏡洗浄装置を提供することができる。
また、洗浄槽内に着脱可能なケースに一対の進退ローラを収容した収容室が設けられ、この収容室にワイヤブラシ及び洗浄液の導入孔とブラシガイド孔とが開口している。そして各進退ローラとともに回転可能に同軸に連結された従動歯車が収容室外に配置されていて、ケースが洗浄槽内に装着されることで、洗浄槽内に配設された駆動歯車と従動歯車とが噛合する。
そのため駆動機構により駆動される駆動歯車や収容室外に配置された従動歯車が導入孔から収容室内に導入される洗浄液から確実に隔離され、かかる洗浄液が駆動部に漏洩し難くでき、駆動部分の防水構造を簡素化できる。
またケースを洗浄槽内に装着することで、ケースの収容室外に配置された従動歯車を洗浄槽内に設けられた駆動歯車に噛合できるので、ケースを洗浄槽内に着脱することで容易に駆動歯車と従動歯車とを噛合したり解除したりできる。そのため進退ローラ及び従動歯車を支持したケースを交換し易くできる。
その結果、駆動部分に対する洗浄液の漏洩対策と、進退ローラ及び従動歯車を備えたケースの交換性とを両立することが可能である。
また、ブラシガイド孔から内視鏡の内部までワイヤブラシを導く可撓性チューブの内径が、ワイヤブラシのブラシ線径の3.5倍以下であると、ワイヤブラシが折れ曲がり容易な程度の空間が可撓性チューブの内部に形成されない。ワイヤブラシが可撓性チューブ内で蛇行することで、可撓性チューブが扁平形状に変形したとしても、ワイヤブラシが容易に折れ曲がるような空間は可撓性チューブの内部に形成されない。
そのためワイヤブラシを進退させた際、可撓性チューブの内部でワイヤブラシが折れ曲がって絡みが生じるようなことを防止して円滑に進退させることができる。
また、テーパー面部が挿入開口の軸線に沿う断面における両側のテーパー面部のなす角度を140度以下にしたので、挿入開口の軸線に対してテーパー面部が70度以下の角度となる。そのため一対の進退ローラ間の接点から送り出されたワイヤブラシの先端が挿入開口の軸線に対して20度以下の角度で曲がっていたとしても、ワイヤブラシの先端がテーパー面部に当接する際の挿入開口側の角度を90度以上にできる。
そのためテーパー面部に当接したワイヤブラシをブラシガイド孔へ案内できる。その結果、一対の進退ローラ間の接点から送り出されたワイヤブラシが曲がっていてもブラシガイド孔に挿入し易くでき、一対の進退ローラとケースとの間に形成される空間にワイヤブラシが滞留して絡みが生じることを防止して円滑に進退させることができる。
また、一対の進退ローラの外周面に沿って対向するケースの弧状の内壁面と進退ローラの外周面との間の間隔が、ワイヤブラシのブラシ線径以下であるので、ケースの弧状の内壁面と進退ローラの外周面との間隙にワイヤブラシが入り込むことを抑制でき、ケースの弧状の内壁面と進退ローラの外周面との間の間隔にワイヤブラシが入り込んで絡みが生じることを防止して円滑に進退させることができる。
本発明の実施形態に係る内視鏡洗浄装置の概略斜視図であり、洗浄槽の開閉カバーを除去した状態を示している。 本発明の実施形態に係る内視鏡洗浄装置の前後方向における概略縦断面図である。 本発明の実施形態に係る内視鏡洗浄装置の洗浄槽内の上部を示す部分拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る内視鏡洗浄装置のワイヤブラシの概略正面図である。 本発明の実施形態に係る内視鏡洗浄装置の洗浄槽内の上部を示し、進退ローラ及び従動歯車を支持したケースを除去した状態を示す。 本発明の実施形態に係る内視鏡洗浄装置のケースの正面側斜視図である。 本発明の実施形態に係る内視鏡洗浄装置のケースの背面側斜視図である。 本発明の実施形態に係る内視鏡洗浄装置の進退ローラ及び従動歯車を支持したケースの左右方向における縦断面図である。 本発明の実施形態に係る内視鏡洗浄装置の進退ローラ及び従動歯車を支持したケースの水平方向における横断面図である。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図9を用いて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、内視鏡洗浄装置10は、正面側から凹形状に設けられ、内視鏡11が長手方向を上下に向けて収容されて支持される洗浄槽13を備えている。洗浄槽13は縦長形状を有し、正面開口13a及び底面壁13bは前下がりに傾斜して設けられ、上部側より下部側の勾配が大きく形成されている。正面開口13aは図示しない透明の開閉カバーにより液密に覆われている。
図2に示すように、洗浄槽13の底面壁13bには内視鏡11を支持する内視鏡支持部15が設けられている。内視鏡支持部15は操作部11aを上、挿入部11bを下にして内視鏡11を立てた状態で支持可能に形成されている。
洗浄槽13の上部には、図3に示すように酸液、アルカリ液、水等の洗浄液、エアなどの洗浄用流体、さらにはワイヤブラシ17などの洗浄部材を内視鏡11の内部に導入するための上部導入部20が設けられている。
洗浄部材のワイヤブラシ17は、図4に示すように、変形可能な柔軟性を有して長尺に形成された延長部17aと、延長部17aの先端に設けられた洗浄ブラシ部17bと、を備えている。本実施形態では、芯線にワイヤを巻き付けて撚り合わせた柔軟性を有する長尺材が延長部17a及び洗浄ブラシ部17bに連続して形成されており、この長尺材の撚り合わされたワイヤにより毛材が側周囲に突出するように支持されている。洗浄ブラシ部17bは、内視鏡11の内部の各表面に接して摺動される部位であり、毛材が延長部17aより側周囲に突出した状態でワイヤにより支持されている。
延長部17aは、洗浄ブラシ部17bを内視鏡11の内部の所望の位置まで挿入する部位であり、ワイヤからなるものでも、洗浄ブラシ部17bより短い毛材が側周囲に突出した状態でワイヤに支持されたものであってもよい。この延長部17aは内視鏡11の内部の形状に応じて変形可能な程度に十分な柔軟性を有して形成されている。
上部導入部20は、図1乃至図3に示すように、洗浄槽13内の上部に固定されるベース部21と、ベース部21に着脱可能に装着されてワイヤブラシ17を動作させるブラシ動作用のカートリッジ23と、カートリッジ23からワイヤブラシ17を内視鏡11の内部に導く可撓性チューブ25と、を備えている。
本実施形態では、カートリッジ23の従動歯車35(図7参照)を駆動するためのモータ等の駆動部27が洗浄槽13の裏側に設けられている。またカートリッジ23及び可撓性チューブ25を経由して洗浄液を内視鏡11に導入するための貯留部、弁、ポンプ等の給液機器を有する図示しない給液系が洗浄槽13の裏側に設けられている。
ベース部21は、図5に示すように、洗浄槽13内の左右の突部29間に設けられた底面壁13b上に配置されたベース底部21aと、ベース底部21aから立設されて、カートリッジ23のケース31の形状に対応した装着部21bが設けられたベース背面部21cと、を有する。
ベース底部21aには、図2及び図5に示すように、駆動部27が接続されており、ベース底部21a上に突出して配設された駆動歯車27aが両方向へ回転駆動可能に配置されている。
ベース背面部21cには、洗浄槽13の裏側等に設けられた収容部からワイヤブラシ17をカートリッジ23に導入するための導入開口21dが設けられている。
またベース背面部21cの導入開口21dには、カートリッジ23及び可撓性チューブ25を経由して内視鏡11に導入される洗浄液の給液系も接続されている。
本実施形態では、ベース部21の左右の突部29にもエア等の洗浄用流体を内視鏡11の内部に導く他のチューブ25bが設けられており、カートリッジ23からの可撓性チューブ25とともに内視鏡11に装着されるコネクタ26に接続されている。
カートリッジは、図6乃至図9に示すように、ベース部21に着脱可能に構成されて収容室31aを有するケース31と、収容室31a内に収容されてケース31に回転可能に支持された一対の進退ローラ33と、収容室31a外に配置されて一対の進退ローラ33と連結された一対の従動歯車35と、図7に示すように、ベース背面部21cの導入開口21dと収容室31aとを液密に連通する導入孔31bと、図6に示すように、導入孔31bとは反対側に設けられて収容室31aと液密に連通するブラシガイド孔31cと、を備えている。
特に限定されるものではないが、導入孔31bの軸線とブラシガイド孔31cの導入開口21dの軸線とが互いに平行となるのが好ましく、特に同一直線となるのが好適である。
ケース31は、図3及び図5に示すように、ベース背面部21cの装着部21bに対応した形状を有しており、ベース背面部21cの装着部21bに嵌合することで着脱可能に装着されている。
このケース31は、図6乃至図8に示すように、収容壁部31dにより液密に囲まれた収容室31aと、収容壁部31dから連続して収容室31aのベース底部21a側の一面を覆うカバー部31eと、を備えている。
ケース31の幅方向の両側には、ベース背面部21cと弾性により係止可能な係止片31fが設けられており、ケース31をベース背面部21cの装着部21bに嵌合することで、各係止片31fがベース背面部21cに係止され、各係止片31fを作業者が弾性変形させることで、ケース31を取り外すことが可能となっている。
図8及び図9に示すように、収容室31aには一対の進退ローラ33が回転可能に収容されている。収容室31aを構成する収容壁部31dは、一対の進退ローラ33の軸方向に開閉可能に形成されており、本体部31gと、カバー部31eを有して本体部31gを閉じる蓋部31hとを備えている。
各進退ローラ33は、回転軸が互いに平行となるように本体部31gの底部と蓋部31hとに支持されている。各進退ローラ33は外周面33aがゴム等の弾性材により形成されおり、互いに略平行な回転軸周りに回転可能である。一対の進退ローラ33の外周面33a間でワイヤブラシ17を両側から挟み、互いに反対方向に回転することで、ワイヤブラシ17を進退させるように構成されている。
収容室31aを構成する収容壁部31dは、一対の進退ローラ33の外周面33aに沿って対向する弧状の内壁面31iを有している。
弧状の内壁面31iと進退ローラ33の外周面33aとの間の間隔Wは、ワイヤブラシ17のブラシ線径−以下となっており、例えば1.6mm以下としてもよい。この間隔が過剰に広いと、進退ローラ33の回転によりワイヤブラシ17が進退ローラ33に絡まり易くなり、過剰に狭いと進退ローラ33の製造に手間を要する。
ここでブラシ線径とは、毛材を支持する長尺材の直径であり、本実施形態のように芯線にワイヤを巻付けて撚り合わせた長尺材の場合、例えばこれらを内接する円の直径としてもよい。なおワイヤの先端部に内視鏡11内部の傷を防止するために長尺部の径と同等の球状部分を設けた場合には、ブラシ線径を球状部分の直径と同一乃至略同一としてもよい。
カバー部31eは蓋部31hと一体に形成されており、カートリッジ23をベース部21に装着した状態で、カバー部31eが収容室31aのベース底部21a側の空間を覆う形状に形成されている。
収容室31aのベース底部21a側の外部には一対の進退ローラ33と連結された一対の従動歯車35が配置されている。また図5に示すように、ベース部のベース底部21aには、駆動部27の駆動歯車27aが突出して配置されている。
この駆動歯車27aは、ベース部21にカートリッジ23が装着されると、一方の従動歯車35と噛合されるため、ケース31のカバー部31eは、これらの駆動歯車27a及び従動歯車35を洗浄槽13の内部から覆うように配置されている。
カバー部31eの収容室31a外に配置された一対の従動歯車35は、互いに隣接して噛合されており、収容室31a内に収容された一対の進退ローラ33のそれぞれと同軸に連結されている。
詳細には、一対の進退ローラ33と一体に結合したローラ軸部33bが、収容室31aを構成する収容壁部31dの本体部31gの底部を貫通して回動自在に配置されており、一対の従動歯車35がそれぞれローラ軸部33bに連結されている。
これにより収容室31a外に配置されて互いに噛合した一対の従動歯車35が、各進退ローラ33とともに回転するように同軸に連結されている。
図7及び図9に示すように、ケース31のベース背面部21cの導入開口21dと対向する位置には、導入開口21dと収容室31aとを液密に連通する導入孔31bが設けられている。本実施形態では、導入孔31bがケース31から突出した導入接続部31jに設けられている。
この導入孔31bは、導入開口21dから導入されるワイヤブラシ17を一対の進退ローラ33間の接点33cに導入するとともに、導入開口21dからの洗浄液を収容室31a内に導入するもので、導入孔31bの軸線は、一対の進退ローラ33間の接点33cを通る直線状に設けられている。
一方、図7及び図9に示すように、ケース31の導入孔31bが設けられた側面とは反対側の側面、即ち、収容室31aを挟んで導入孔31bと対向する位置にはブラシガイド孔31cが設けられている。本実施形態では、可撓性チューブ25と接続可能にケース31から突出して形成されたガイド接続部31kに収容室31aから貫通して設けられている。
このブラシガイド孔31cは、導入孔31bから収容室31aに導入されたワイヤブラシ17及び洗浄液を、内視鏡11に導くために収容室31aから導出する孔であり、一対の進退ローラ33間の接点33cから送り出されたワイヤブラシ17を挿通することで、ワイヤブラシ17の側周囲をガイドしている。
ブラシガイド孔31cの軸線は直線状に設けられており、一対の進退ローラ33間の接点33cにおける進退ローラ33の外周面33aに対する接線とブラシガイド孔31cの軸とが平行であるのが好ましく、同一となるのが特に好適である。
このブラシガイド孔31cの進退ローラ33側の端部である挿入開口は、一対の進退ローラ33間の接点33c側に突出して設けられている。即ち、一対の進退ローラ33間の接点33cとブラシガイド孔31cの挿入開口31mとの間の距離Lが、進退ローラ33の半径R以下となっており、挿入開口31mが一対の進退ローラ33の外周面33a間に配置されている。
このブラシガイド孔31cの収容室31a側の端部付近には、進退ローラ33側に向けて先端の挿入開口31mまで拡開したテーパー面部31pが一体に連続して設けられている。
テーパー面部31pは、一対の進退ローラ33間の接点33cから送り出されたワイヤブラシ17の位置や向きが、ブラシガイド孔31cの孔径よりも外側にずれていても、テーパー面部31pに当接させてブラシガイド孔31c内に案内するものである。
このテーパー面部31pは、ブラシガイド孔31cの軸線に直交する断面が円形となる円錐台形状を有し、ブラシガイド孔31cの軸線に沿う断面、詳細には挿入開口31mの軸線に沿う断面における両側のテーパー面部31pのなす角度θが140度以下となっている。このテーパー面部31pのなす角度θが過剰に大きいと、ブラシガイド孔31cの孔径よりも外側にずれたワイヤブラシ17がテーパー面部に当接したときに、ブラシガイド孔31c内に案内され難くなり、過剰に小さいと、挿入開口31mの開口面積が小さくなり、ブラシガイド孔31cに案内できる範囲が狭くなる。
このカートリッジ23では、図3及び図5に示すように、ブラシガイド孔31cが設けられたガイド接続部31kに可撓性チューブ25が接続されている。本実施形態では、可撓性チューブ25が内視鏡11に装着可能なコネクタ26に接続されている。
可撓性チューブ25はケース31のブラシガイド孔31cと内視鏡11の内部とを連通するもので、ブラシガイド孔31cによりガイドされたワイヤブラシ17を内視鏡11に案内するとともに、収容室31aに導入されてブラシガイド孔31cに導かれた洗浄液を内視鏡11に供給するものとなっている。
本実施形態では、ケース31のブラシガイド孔31cと内視鏡11の内部とを連通する可撓性チューブ25は、ワイヤブラシ17のブラシ線径の3.5倍以下の内径Dを有するものを使用している。可撓性チューブ25の内径Dが過剰に大きいと、ワイヤブラシ17が可撓性チューブ25内で蛇行して移動することで内部でワイヤブラシ17の絡みが生じ易くなる。一方、過剰に小さいと可撓性チューブ25が湾曲した部位で、ワイヤブラシ17が追従し難くなり、またワイヤブラシ17と可撓性チューブ25の内面との摩擦が大きくなり、駆動部27に過剰な負荷が作用したり、進退ローラ33の滑りや削れなどが生じることがある。
以上のような内視鏡洗浄装置10を用いて内視鏡11を洗浄するには、まず図2に示すように、内視鏡11を洗浄槽13の内視鏡支持部15に立てた状態で支持させる。
洗浄槽13の上部に上部導入部20のベース部21を装着し、ベース部21にカートリッジ23を装着する。これにより従動歯車35を駆動部27の駆動歯車27aに噛合するとともに、洗浄槽13の裏側からワイヤブラシ17及び洗浄液が導入可能に配置された導入開口21dに、カートリッジ23の導入孔を接続する。
カートリッジ23のガイド接続部31kに可撓性チューブ25を接続し、他端側のコネクタ26を内視鏡11の図示しない接続開口に接続する。
さらに他の洗浄液やエア等の洗浄用流体のチューブ25bを適宜内視鏡11の接続開口等に接続する。
この状態で洗浄液や他の洗浄用流体の供給機器を駆動するとともに、駆動部27を駆動すると、洗浄槽13に支持された内視鏡11の内部にワイヤブラシ17を挿入し、洗浄液を供給しながらワイヤブラシ17を進退させて内視鏡11の内部を洗浄する。
さらに他の洗浄液や洗浄用流体を順次切り替えて供給しつつ、同様にワイヤブラシを内視鏡の内部に挿入して進退させることで、洗浄を終了することができる。
以上のような本実施形態の内視鏡洗浄装置10によれば、ワイヤブラシ17を両側から挟んで回転することでワイヤブラシ17を進退させる一対の進退ローラ33と、一対の進退ローラ33間の接点33cから送り出されたワイヤブラシ17を挿通してガイドするブラシガイド孔31cとを備え、一対の進退ローラ33間の接点33cとブラシガイド孔31cの挿入開口31mとの間の距離Lが進退ローラ33の半径R以下になっている。
そのため一対の進退ローラ33とケース31との間に形成される空間を小さく抑えることができ、一対の進退ローラ33間の接点33cから送り出されたワイヤブラシ17が支持されずに空間に配置される距離を短くして交差方向に変位可能な範囲を小さくでき、ワイヤブラシ17の先端の曲がりや自重による先端部の垂れなどの影響により、ワイヤブラシ17の挿入開口31mの軸線からのズレを補正することができる。
さらにブラシガイド孔31cの挿入開口31mの進退ローラ33側に、挿入開口31mから進退ローラ33側に向けて拡開したテーパー面部31pが設けられているので、一対の進退ローラ33間の接点33cから送り出されたワイヤブラシ17の移動する向きが挿入開口31mの軸線からずれたとき、軸線に合うように誘導できる。
その結果、一対の進退ローラ33間の接点33cから送り出されたワイヤブラシ17がブラシガイド孔31cにガイドされるまでの間に大きく変形することがなく、ワイヤブラシ17が進退ローラ33に巻込まれたり絡まることを防止できる。
本実施形態の内視鏡洗浄装置10によれば、洗浄槽13内に着脱可能なケース31に一対の進退ローラ33を収容した収容室31aが設けられ、この収容室31aにワイヤブラシ17及び洗浄液の導入孔31bとブラシガイド孔31cとが開口している。そして各進退ローラ33とともに回転可能に同軸に連結された従動歯車35が収容室31a外に配置されていて、ケース31が洗浄槽13内に装着されることで、洗浄槽13内に配設された駆動歯車27aと従動歯車35とが噛合する。
そのため駆動部27により駆動される駆動歯車27aや収容室31a外に配置された従動歯車35が、導入孔31bから収容室31a内に導入される洗浄液から確実に隔離され、かかる洗浄液が駆動部27に漏洩し難くでき、駆動部分の防水構造を簡素化できる。
またケース31を洗浄槽13内に装着することで、ケース31の収容室31a外に配置された従動歯車35を洗浄槽13内に設けられた駆動歯車27aに噛合できるので、ケース31を洗浄槽13内に着脱することで容易に駆動歯車27aと従動歯車35とを噛合したり解除したりできる。そのため進退ローラ33及び従動歯車35を支持したケース31を交換し易くできる。
その結果、駆動部分に対する洗浄液の漏洩対策と、進退ローラ33及び従動歯車35を備えたケース31の交換性とを両立できる。
本実施形態の内視鏡洗浄装置10によれば、ブラシガイド孔31cから内視鏡11の内部までワイヤブラシ17を導く可撓性チューブ25の内径Dが、ワイヤブラシ17のブラシ線径の3.5倍以下であると、ワイヤブラシ17が折れ曲がり容易な程度の空間が可撓性チューブ25の内部に形成されない。ワイヤブラシ17が可撓性チューブ25内で蛇行することで、可撓性チューブ25が扁平形状に変形したとしても、ワイヤブラシ17が容易に折れ曲がるような空間は可撓性チューブ25の内部に形成されない。
そのためワイヤブラシ17を進退させた際、可撓性チューブ25の内部でワイヤブラシ17が折れ曲がって絡みが生じるようなことを防止して、円滑に進退させることができる。
本実施形態の内視鏡洗浄装置10によれば、一対の進退ローラ33間の接点33cと挿入開口31mとの間の距離Lを進退ローラ33の半径R以下にすることで、進退ローラ33と挿入開口31mとの間の空間をより小さくしているので、一対の進退ローラ33間の接点33cから送り出されるワイヤブラシ17が、一対の進退ローラ33間の接点33cの接線に対してズレる角度も小さくできる。
そのためテーパー面部31pが挿入開口31mの軸線に沿う断面における両側のテーパー面部31pのなす角度θを140度以下にして、挿入開口31mの軸線に対してテーパー面部31pを70度以下の角度にすることにより、一対の進退ローラ33間の接点33cから送り出されたワイヤブラシ17の先端が、挿入開口31mの軸線に対して20度以下の角度で曲がっていたとしても、ワイヤブラシ17の先端がテーパー面部31pに当接する際の挿入開口31m側の角度を90度以上にでき、テーパー面部31pに当接したワイヤブラシ17を挿入開口31m側へ誘導することができる。
その結果、一対の進退ローラ33間の接点33cから送り出されたワイヤブラシ17が曲がっていても、ブラシガイド孔31cに挿入し易くでき、一対の進退ローラ33とケース31との間に形成される空間にワイヤブラシ17が滞留して絡みが生じることを防止して円滑に進退させることができる。
本実施形態の内視鏡洗浄装置10によれば、複数の進退ローラ33が収容室31aに収容されて、各進退ローラ33と同軸に連結されて互いに噛合した従動歯車35、即ち、各進退ローラ33より大径の従動歯車35が収容室31a外に配置されている。これにより収容室31aの内面を進退ローラ33の外周面33aに近接して対向配置させることができる。そのため一対の進退ローラ33の外周面33aに沿って対向する収容室31aの弧状の内壁面31iと進退ローラ33の外周面33aとの間の間隔をワイヤブラシ17のブラシ線径以下にすることができる。
そして一対の進退ローラ33の外周面33aに沿って対向するケース31の弧状の内壁面31iと進退ローラ33の外周面33aとの間の間隔が、ワイヤブラシ17のブラシ線径以下であるので、ケース31の弧状の内壁面31iと進退ローラ33の外周面33aとの間隙にワイヤブラシ17が入り込むことを抑制でき、ケース31の弧状の内壁面31iと進退ローラ33の外周面33aとの間の間隔にワイヤブラシ17が入り込んで絡みが生じることを防止して円滑に進退させることができる。
なお、上記実施形態は本発明の範囲内において適宜変更可能である。
例えば上記では内視鏡洗浄装置10の洗浄槽13が縦型の例について説明したが、特に限定されるものではなく、横型の洗浄槽に内視鏡を横方向に配置して支持するものであっても本発明を適用することは可能である。
また上記ではブラシガイド孔31cのテーパ面部31pの最も拡開した端部と一対の進退ローラ33間の接点33cとの間の距離Lを進退ローラ33の半径R以下とした例について説明したが、ブラシガイド孔31cのテーパ面部31pの最も収縮した端部と接点33cとの間の距離Lを進退ローラ33の半径R以下することも可能である。
さらに上記ではワイヤブラシ17として、芯線にワイヤを撚り合わせて形成された長尺材に毛材が側周囲に突出して支持されたものを例示したが、特に限定されない。例えばワイヤの代わりに樹脂を持ちて形成された洗浄ブラシであってもよい。また、先端に毛材の代わりにスポンジを配置していてもよい。
10…内視鏡洗浄装置
11…内視鏡
11a…操作部
11b…挿入部
13…洗浄槽
13a…正面開口
13b…底面壁
15…内視鏡支持部
17…ワイヤブラシ
17a…延長部
17b…洗浄ブラシ部
20…上部導入部
21…ベース部
21a…ベース底部
21b…装着部
21c…ベース背面部
21d…導入開口
23…カートリッジ
25…可撓性チューブ
25b…他のチューブ
26…コネクタ
27…駆動部
27a…駆動歯車
29…突部
31…ケース
31a…収容室
31b…導入孔
31c…ブラシガイド孔
31d…収容壁部
31e…カバー部
31f…係止片
31g…本体部
31h…蓋部
31i…内壁面
31j…導入接続部
31k…ガイド接続部
31m…挿入開口
31p…テーパー面部
33…進退ローラ
33a…外周面
33b…ローラ軸部
33c…接点
35…従動歯車
R…半径
L…進退ローラ間の接点とブラシガイド孔の挿入開口との間の距離
D…可撓性チューブの内径
θ…テーパー面部のなす角度
W…収容室の内壁面と進退ローラの外周面との間の間隔

Claims (5)

  1. 洗浄槽内に支持された内視鏡の内部にワイヤブラシを挿入し、洗浄液を供給しながら前記ワイヤブラシを進退させて前記内視鏡の内部を洗浄する内視鏡洗浄装置であって、
    ケースと、
    前記ケースに支持されて、前記ワイヤブラシを両側から挟んで互いに反対方向に回転することで、前記ワイヤブラシを進退させる一対の進退ローラと、
    前記ケースに設けられて、前記一対の進退ローラ間の接点から送り出された前記ワイヤブラシを挿通してガイドするブラシガイド孔と、を備え、
    前記ブラシガイド孔の前記進退ローラ側に、前記進退ローラ側に向けて拡開したテーパー面部が設けられるとともに、
    前記一対の進退ローラ間の接点と前記ブラシガイド孔の前記テーパー面部の端部に設けられた挿入開口との間の距離が、前記進退ローラの半径以下であることを特徴とする内視鏡洗浄装置。
  2. 前記ケースは、前記洗浄槽内に着脱可能に構成されるとともに、前記ワイヤブラシ及び前記洗浄液の導入孔と前記ブラシガイド孔とを有して前記一対の進退ローラを収容した収容室を備え、
    前記一対の進退ローラには、前記収容室外に配置されて互いに噛合した一対の従動歯車が、前記各進退ローラとともに回転するように同軸に連結され、
    前記洗浄槽内には、回転駆動される駆動歯車が設けられ、前記ケースが前記洗浄槽内に装着されることで、前記駆動歯車が前記一対の従動歯車の何れかに噛合することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡洗浄装置。
  3. 前記ケースの前記ブラシガイド孔と前記内視鏡の内部とを連通する可撓性チューブを有し、該可撓性チューブの内径が前記ワイヤブラシのブラシ線径の3.5倍以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡洗浄装置。
  4. 前記テーパー面部は、前記挿入開口の軸線に沿う断面における該テーパー面部のなす角度を140度以下にしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の内視鏡洗浄装置。
  5. 前記ケースは、前記一対の進退ローラの外周面に沿って対向する弧状の内壁面を有し、前記弧状の内壁面と前記進退ローラの外周面との間の間隔が、前記ワイヤブラシのブラシ線径以下であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の内視鏡洗浄装置。
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