JPH08275917A - 内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置 - Google Patents
内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置Info
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- JPH08275917A JPH08275917A JP7078609A JP7860995A JPH08275917A JP H08275917 A JPH08275917 A JP H08275917A JP 7078609 A JP7078609 A JP 7078609A JP 7860995 A JP7860995 A JP 7860995A JP H08275917 A JPH08275917 A JP H08275917A
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/12—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements
- A61B1/121—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements provided with means for cleaning post-use
- A61B1/122—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements provided with means for cleaning post-use using cleaning tools, e.g. brushes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】内視鏡の管路内をくまなく確実にブラッシング
することができ、しかもそれに用いられる掃除用ブラシ
が管路の屈曲部通過によって破損し難い内視鏡の掃除用
ブラシ自動挿入装置を提供することを目的とする。 【構成】ブラシ駆動手段１７，２０が、掃除用ブラシ９
を前進と後退を繰り返させながら進退駆動するようにし
た。
することができ、しかもそれに用いられる掃除用ブラシ
が管路の屈曲部通過によって破損し難い内視鏡の掃除用
ブラシ自動挿入装置を提供することを目的とする。 【構成】ブラシ駆動手段１７，２０が、掃除用ブラシ９
を前進と後退を繰り返させながら進退駆動するようにし
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡の管路内に掃
除用ブラシを自動挿入するための内視鏡の掃除用ブラシ
自動挿入装置に関する。
除用ブラシを自動挿入するための内視鏡の掃除用ブラシ
自動挿入装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装
置は、例えば特開平４−３１２４３７号に示されるよう
に、掃除用ブラシを軸中心に回転させながら内視鏡の管
路内に送り込みあるいは引き出して、内視鏡の管路内を
ブラッシングするようにしている。
置は、例えば特開平４−３１２４３７号に示されるよう
に、掃除用ブラシを軸中心に回転させながら内視鏡の管
路内に送り込みあるいは引き出して、内視鏡の管路内を
ブラッシングするようにしている。
【０００３】そのようにして用いられる掃除用ブラシ
は、ブラシ毛が植設されたブラシ軸が長尺の可撓軸の先
端に取り付けられて構成されている。
は、ブラシ毛が植設されたブラシ軸が長尺の可撓軸の先
端に取り付けられて構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、内視鏡の管路
には必ず屈曲部があり、ブラシ毛が植設されたブラシ軸
の部分には余り可撓性がないので、図８の（Ａ）に示さ
れるようにブラシ毛９１が植設されたブラシ軸９２が内
視鏡の管路９３に沿った状態から、１８０°回転する
と、（Ｂ）に示されるようにブラシ軸９２が反対側に反
った状態になろうとする。
には必ず屈曲部があり、ブラシ毛が植設されたブラシ軸
の部分には余り可撓性がないので、図８の（Ａ）に示さ
れるようにブラシ毛９１が植設されたブラシ軸９２が内
視鏡の管路９３に沿った状態から、１８０°回転する
と、（Ｂ）に示されるようにブラシ軸９２が反対側に反
った状態になろうとする。
【０００５】しかし、ブラシ軸９２の向きは管路によっ
て規制されているので、ブラシ軸９２は、強制的に図８
の（Ａ）に示される状態に戻されながら回転をすること
になる。
て規制されているので、ブラシ軸９２は、強制的に図８
の（Ａ）に示される状態に戻されながら回転をすること
になる。
【０００６】そのため、ブラシ軸９２と可撓軸９４との
連結部付近が繰り返して曲げられる結果、連結部付近が
早期に破損し易いので、ブラッシング掃除の途中で掃除
用ブラシを交換してブラシ自動挿入のセッティングを最
初からやり直さなければならなかったり、掃除用ブラシ
が破損したことに気付かないで管路内の掃除が不完全に
なってしまう場合があった。
連結部付近が繰り返して曲げられる結果、連結部付近が
早期に破損し易いので、ブラッシング掃除の途中で掃除
用ブラシを交換してブラシ自動挿入のセッティングを最
初からやり直さなければならなかったり、掃除用ブラシ
が破損したことに気付かないで管路内の掃除が不完全に
なってしまう場合があった。
【０００７】そこで本発明は、内視鏡の管路内をくまな
く確実にブラッシングすることができ、しかもそれに用
いられる掃除用ブラシが管路の屈曲部通過によって破損
し難い内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置を提供するこ
とを目的とする。
く確実にブラッシングすることができ、しかもそれに用
いられる掃除用ブラシが管路の屈曲部通過によって破損
し難い内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置は、掃
除用ブラシを内視鏡の管路内に案内するために内視鏡の
管路の入口に着脱自在に接続されるブラシ案内路と、上
記ブラシ案内路を通じて上記内視鏡の管路内に掃除用ブ
ラシを送り込んで進退駆動するためのブラシ駆動手段と
を有する内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置において、
上記ブラシ駆動手段が、上記掃除用ブラシを上記内視鏡
の管路内に送り込む際又は上記管路内から引き出す際の
少なくとも一方において、上記掃除用ブラシを前進と後
退を繰り返させながら進退駆動するようにしたことを特
徴とする。
め、本発明の内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置は、掃
除用ブラシを内視鏡の管路内に案内するために内視鏡の
管路の入口に着脱自在に接続されるブラシ案内路と、上
記ブラシ案内路を通じて上記内視鏡の管路内に掃除用ブ
ラシを送り込んで進退駆動するためのブラシ駆動手段と
を有する内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置において、
上記ブラシ駆動手段が、上記掃除用ブラシを上記内視鏡
の管路内に送り込む際又は上記管路内から引き出す際の
少なくとも一方において、上記掃除用ブラシを前進と後
退を繰り返させながら進退駆動するようにしたことを特
徴とする。
【０００９】なお、上記内視鏡の管路の出口を掃除用ブ
ラシ自動挿入装置内に位置させるように支持するための
管路出口支持手段を設けてもよい。また、上記ブラシ駆
動手段によって駆動される上記掃除用ブラシが上記内視
鏡の管路内を進んでその管路の出口まで到達したことを
検知するための出口側ブラシ検知手段と、その出口側ブ
ラシ検知手段による掃除用ブラシ検知に応答して上記ブ
ラシ駆動手段の駆動を停止させる駆動制御手段を設けて
もよい。
ラシ自動挿入装置内に位置させるように支持するための
管路出口支持手段を設けてもよい。また、上記ブラシ駆
動手段によって駆動される上記掃除用ブラシが上記内視
鏡の管路内を進んでその管路の出口まで到達したことを
検知するための出口側ブラシ検知手段と、その出口側ブ
ラシ検知手段による掃除用ブラシ検知に応答して上記ブ
ラシ駆動手段の駆動を停止させる駆動制御手段を設けて
もよい。
【００１０】そして、上記ブラシ駆動手段によって駆動
された上記掃除用ブラシが上記内視鏡の管路内を戻され
てその管路の入口まで到達したことを検知するための入
口側ブラシ検知手段と、その入口側ブラシ検知手段によ
る掃除用ブラシ検知に応答して上記ブラシ駆動手段の駆
動を停止させる駆動制御手段を設けてもよい。
された上記掃除用ブラシが上記内視鏡の管路内を戻され
てその管路の入口まで到達したことを検知するための入
口側ブラシ検知手段と、その入口側ブラシ検知手段によ
る掃除用ブラシ検知に応答して上記ブラシ駆動手段の駆
動を停止させる駆動制御手段を設けてもよい。
【００１１】また、上記ブラシ駆動手段によって進退駆
動される掃除用ブラシにかかる負荷を検知して、その負
荷の大きさが所定の範囲から外れると上記ブラシ駆動手
段の駆動を停止させる駆動制御手段を設けてもよい。
動される掃除用ブラシにかかる負荷を検知して、その負
荷の大きさが所定の範囲から外れると上記ブラシ駆動手
段の駆動を停止させる駆動制御手段を設けてもよい。
【００１２】そして、上記掃除用ブラシ部分が上記ブラ
シ駆動手段に対して着脱自在であってもよい。
シ駆動手段に対して着脱自在であってもよい。
【００１３】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図１及び
図２は、本発明の第１の実施例の平面断面図及び側面断
面図である。ブラシ挿入装置１０に設けられた内視鏡設
置台１１上の所定位置には、内視鏡１の操作部２が置か
れている。
図２は、本発明の第１の実施例の平面断面図及び側面断
面図である。ブラシ挿入装置１０に設けられた内視鏡設
置台１１上の所定位置には、内視鏡１の操作部２が置か
れている。
【００１４】可撓管によって外装された内視鏡挿入部３
内には、全長にわたって管路４が挿通されていて、その
管路４の入口４ａは操作部２に設けられた操作弁のシリ
ンダ５に開口し、出口４ｂは挿入部３の先端に開口して
いる。
内には、全長にわたって管路４が挿通されていて、その
管路４の入口４ａは操作部２に設けられた操作弁のシリ
ンダ５に開口し、出口４ｂは挿入部３の先端に開口して
いる。
【００１５】挿入部３の先端は、管路４の出口４ｂをブ
ラシ挿入装置１０内に位置させるように、ブラシ挿入装
置１０に設けられた先端支持部材１２（管路出口支持手
段）に保持されている。ブラシ挿入装置１０内の下部に
は、管路４の出口４ｂから出る排水を受けるための排水
受け皿１４が配置されている。
ラシ挿入装置１０内に位置させるように、ブラシ挿入装
置１０に設けられた先端支持部材１２（管路出口支持手
段）に保持されている。ブラシ挿入装置１０内の下部に
は、管路４の出口４ｂから出る排水を受けるための排水
受け皿１４が配置されている。
【００１６】ブラシ挿入装置１０内には、掃除用ブラシ
９の可撓軸９ａが巻き付けられたリール１６が回転自在
に配置されている。その回転軸には、掃除用ブラシ９を
巻き取る方向に駆動するための後退用モータ１７と、手
動でリール１６を回転させるためのノブ１８とが直結さ
れている。
９の可撓軸９ａが巻き付けられたリール１６が回転自在
に配置されている。その回転軸には、掃除用ブラシ９を
巻き取る方向に駆動するための後退用モータ１７と、手
動でリール１６を回転させるためのノブ１８とが直結さ
れている。
【００１７】リール１６から引き出された掃除用ブラシ
９の可撓軸９ａは、一対の駆動ローラ１９の間に挟み付
けられており、その駆動ローラ１９の回転軸には、掃除
用ブラシ９をリール１６から送り出す方向に駆動ローラ
１９を駆動するための前進用モータ２０が直結されてい
る。
９の可撓軸９ａは、一対の駆動ローラ１９の間に挟み付
けられており、その駆動ローラ１９の回転軸には、掃除
用ブラシ９をリール１６から送り出す方向に駆動ローラ
１９を駆動するための前進用モータ２０が直結されてい
る。
【００１８】後退用モータ１７と前進用モータ２０に
は、それらにかかる負荷と回転速度を検知するための負
荷・速度センサ２３が接続されていて、負荷の大きさ又
は回転速度のいずれかが所定の範囲から外れると警報器
２４に警報を出させるようになっている。
は、それらにかかる負荷と回転速度を検知するための負
荷・速度センサ２３が接続されていて、負荷の大きさ又
は回転速度のいずれかが所定の範囲から外れると警報器
２４に警報を出させるようになっている。
【００１９】駆動ローラ１９から前方に延び出した掃除
用ブラシ９の可撓軸９ａは、一対の案内用ローラ２５の
間に挟まれて、さらにブラシ案内路２７を通って内視鏡
１の管路４の入口４ａ内に入っている。
用ブラシ９の可撓軸９ａは、一対の案内用ローラ２５の
間に挟まれて、さらにブラシ案内路２７を通って内視鏡
１の管路４の入口４ａ内に入っている。
【００２０】ブラシ案内路２７の先端に連結された接続
アダプタ２８は、内視鏡１の操作部２に設けられたシリ
ンダ５の開口部に対して着脱自在であり、この接続アダ
プタ２８を介して、ブラシ案内路２７が管路４の入口４
ａと滑らかに連通する。
アダプタ２８は、内視鏡１の操作部２に設けられたシリ
ンダ５の開口部に対して着脱自在であり、この接続アダ
プタ２８を介して、ブラシ案内路２７が管路４の入口４
ａと滑らかに連通する。
【００２１】また、洗浄液送り管３０の出口が接続アダ
プタ２８に接続されていて、シリンダ５を介して管路４
内に洗浄液を送り込むことができる。一方、排水受け皿
１４には排水管３１が接続されていて、管路４の出口４
ｂから排出された水を外部に排出することができる。
プタ２８に接続されていて、シリンダ５を介して管路４
内に洗浄液を送り込むことができる。一方、排水受け皿
１４には排水管３１が接続されていて、管路４の出口４
ｂから排出された水を外部に排出することができる。
【００２２】ブラシ挿入装置１０内に位置する管路４の
出口４ｂのすぐ前方位置には、出口側ブラシ検知センサ
３４が配置され、ブラシ案内路２７の途中には入口側ブ
ラシ検知センサ３５が配置されている。
出口４ｂのすぐ前方位置には、出口側ブラシ検知センサ
３４が配置され、ブラシ案内路２７の途中には入口側ブ
ラシ検知センサ３５が配置されている。
【００２３】したがって、掃除用ブラシ９が内視鏡１の
管路４内を進んで出口４ｂまで到達して、掃除用ブラシ
９の先端のブラシ毛部９ｂが出口側ブラシ検知センサ３
４の正面に来ると、それが出口側ブラシ検知センサ３４
によって検知される。また、掃除用ブラシ９が管路４内
を戻されて、ブラシ毛部９ｂが管路４の入口４ａから出
ると、それが入口側ブラシ検知センサ３５によって検出
される。
管路４内を進んで出口４ｂまで到達して、掃除用ブラシ
９の先端のブラシ毛部９ｂが出口側ブラシ検知センサ３
４の正面に来ると、それが出口側ブラシ検知センサ３４
によって検知される。また、掃除用ブラシ９が管路４内
を戻されて、ブラシ毛部９ｂが管路４の入口４ａから出
ると、それが入口側ブラシ検知センサ３５によって検出
される。
【００２４】図３は、この実施例の制御回路のブロック
図であり、図示されていないマイクロプロセッサを内蔵
する制御部４０の信号入力端に、出口側ブラシ検知セン
サ３４、入口側ブラシ検知センサ３５及び負荷・速度セ
ンサ２３が接続されている。また、信号出力端には、後
退用モータ１７、前進用モータ２０、及び洗浄液送り管
３０に洗浄液を送り込むための洗浄液供給装置２９が接
続されている。
図であり、図示されていないマイクロプロセッサを内蔵
する制御部４０の信号入力端に、出口側ブラシ検知セン
サ３４、入口側ブラシ検知センサ３５及び負荷・速度セ
ンサ２３が接続されている。また、信号出力端には、後
退用モータ１７、前進用モータ２０、及び洗浄液送り管
３０に洗浄液を送り込むための洗浄液供給装置２９が接
続されている。
【００２５】図４は、上記実施例装置の動作を示すタイ
ムチャートであり、装置の電源がオンされると、洗浄液
供給装置２９が駆動されて洗浄液送り管３０から管路４
内に洗浄液が送り込まれ始める。
ムチャートであり、装置の電源がオンされると、洗浄液
供給装置２９が駆動されて洗浄液送り管３０から管路４
内に洗浄液が送り込まれ始める。
【００２６】そして、前進用モータ２０と後退用モータ
１７が交互に駆動されて、駆動ローラ１９とリール１６
によって掃除用ブラシ９の前進と後退が繰り返される。
この時、掃除用ブラシ９の前進は駆動ローラ１９の回転
によって行われ、後退はリール１６の回転によって行わ
れる。
１７が交互に駆動されて、駆動ローラ１９とリール１６
によって掃除用ブラシ９の前進と後退が繰り返される。
この時、掃除用ブラシ９の前進は駆動ローラ１９の回転
によって行われ、後退はリール１６の回転によって行わ
れる。
【００２７】ただし、図４に示されるように、前進用モ
ータ２０の駆動時間の方が後退用モータ１７の駆動時間
より長くて、前進量の方が後退量より大きいので、掃除
用ブラシ９は前進と後退を繰り返しながら前進をする。
ータ２０の駆動時間の方が後退用モータ１７の駆動時間
より長くて、前進量の方が後退量より大きいので、掃除
用ブラシ９は前進と後退を繰り返しながら前進をする。
【００２８】したがって、管路４内に掃除用ブラシ９が
送り込まれて、ブラシ毛部９ｂの前後振動によって管路
４内が確実にブラッシングされ、管路４が屈曲している
ような箇所でも、ブラシ毛部９ｂがその屈曲カーブに沿
って無理なく進んでいく。
送り込まれて、ブラシ毛部９ｂの前後振動によって管路
４内が確実にブラッシングされ、管路４が屈曲している
ような箇所でも、ブラシ毛部９ｂがその屈曲カーブに沿
って無理なく進んでいく。
【００２９】そして、掃除用ブラシ９が内視鏡１の管路
４内を進んでブラシ毛部９ｂが管路４の出口４ｂまで到
達し、それが出口側ブラシ検知センサ３４で検出される
と、前進用モータ２０の回転が停止される。
４内を進んでブラシ毛部９ｂが管路４の出口４ｂまで到
達し、それが出口側ブラシ検知センサ３４で検出される
と、前進用モータ２０の回転が停止される。
【００３０】それと同時に、洗浄液供給装置２９も停止
されて、後退用モータ１７が連続的に回転駆動され始め
る。その結果、掃除用ブラシ９は一端停止した後、管路
４内を引き出される方向に後退する。
されて、後退用モータ１７が連続的に回転駆動され始め
る。その結果、掃除用ブラシ９は一端停止した後、管路
４内を引き出される方向に後退する。
【００３１】そして、掃除用ブラシ９が管路４内を戻さ
れて、ブラシ毛部９ｂが入口４ａから出たことが入口側
ブラシ検知センサ３５によって検知されると、後退用モ
ータ１７の回転が停止されて掃除用ブラシ９の動きが停
止する。
れて、ブラシ毛部９ｂが入口４ａから出たことが入口側
ブラシ検知センサ３５によって検知されると、後退用モ
ータ１７の回転が停止されて掃除用ブラシ９の動きが停
止する。
【００３２】図５及び図６は、上記の動作を行うための
制御部４０の制御処理フロー図であり、Ｓは処理ステッ
プを示す。ここでは、電源がオンされると、まず洗浄液
供給装置２９をオンさせて洗浄液送り管３０に洗浄液の
注入を始め（Ｓ１）、次いで前進用モータ２０をオンさ
せる（Ｓ２）。
制御部４０の制御処理フロー図であり、Ｓは処理ステッ
プを示す。ここでは、電源がオンされると、まず洗浄液
供給装置２９をオンさせて洗浄液送り管３０に洗浄液の
注入を始め（Ｓ１）、次いで前進用モータ２０をオンさ
せる（Ｓ２）。
【００３３】そして、負荷・速度センサ２３によって管
路４内における掃除用ブラシ９の負荷と速度検知を行い
（Ｓ３）、異常があれば前進用モータ２０をオフにして
（Ｓ４）、警報器２４に警報を出させる（Ｓ５）。な
お、この後は、手動ノブ１８でリール１６を回転させて
再セットを行う。
路４内における掃除用ブラシ９の負荷と速度検知を行い
（Ｓ３）、異常があれば前進用モータ２０をオフにして
（Ｓ４）、警報器２４に警報を出させる（Ｓ５）。な
お、この後は、手動ノブ１８でリール１６を回転させて
再セットを行う。
【００３４】負荷と速度に異常がないときは、出口側ブ
ラシ検知センサ３４がブラシ毛部９ｂの到達を検知した
かどうかを判定し（Ｓ６）、到達が検知されていないと
きは、前進用モータ２０をオフにして（Ｓ７）、後退用
モータ１７をオンにする（Ｓ８）。
ラシ検知センサ３４がブラシ毛部９ｂの到達を検知した
かどうかを判定し（Ｓ６）、到達が検知されていないと
きは、前進用モータ２０をオフにして（Ｓ７）、後退用
モータ１７をオンにする（Ｓ８）。
【００３５】そして、負荷・速度センサ２３によって管
路４内における掃除用ブラシ９の負荷と速度検知を行い
（Ｓ９）、異常があれば後退用モータ１７をオフにして
（Ｓ１０）、警報器２４に警報を出させる（Ｓ１１）。
路４内における掃除用ブラシ９の負荷と速度検知を行い
（Ｓ９）、異常があれば後退用モータ１７をオフにして
（Ｓ１０）、警報器２４に警報を出させる（Ｓ１１）。
【００３６】負荷と速度に異常がないときは、後退用モ
ータ１７をオフにして（Ｓ１２）から、Ｓ２に戻ってそ
のステップから繰り返す。ただし、Ｓ８からＳ１２まで
の経過時間は、Ｓ２からＳ７までの経過時間より短く設
定されている。
ータ１７をオフにして（Ｓ１２）から、Ｓ２に戻ってそ
のステップから繰り返す。ただし、Ｓ８からＳ１２まで
の経過時間は、Ｓ２からＳ７までの経過時間より短く設
定されている。
【００３７】Ｓ６で、出口側ブラシ検知センサ３４がブ
ラシ毛部９ｂの到達を検知したときは、前進用モータ２
０と洗浄液供給装置２９をオフにし（Ｓ１３、Ｓ１
４）、後退用モータ１７をオンにする（Ｓ１５）。
ラシ毛部９ｂの到達を検知したときは、前進用モータ２
０と洗浄液供給装置２９をオフにし（Ｓ１３、Ｓ１
４）、後退用モータ１７をオンにする（Ｓ１５）。
【００３８】そして、負荷・速度センサ２３によって管
路４内における掃除用ブラシ９の負荷と速度検知を行い
（Ｓ１６）、異常があれば後退用モータ１７をオフにし
て（Ｓ１７）、警報器２４に警報を出させる（Ｓ１
８）。
路４内における掃除用ブラシ９の負荷と速度検知を行い
（Ｓ１６）、異常があれば後退用モータ１７をオフにし
て（Ｓ１７）、警報器２４に警報を出させる（Ｓ１
８）。
【００３９】負荷と速度に異常がないときは、入口側ブ
ラシ検知センサ３５がブラシ毛部９ｂの引き抜きを検知
したかどうかを判定し（Ｓ１９）、引き抜きが検知され
ていないときはＳ１６から繰り返し、ブラシ毛部９ｂの
引き抜きが検知されたときは、後退用モータ１７を停止
させ（Ｓ２０）、警報器２４に終了警音を出させて（Ｓ
２１）から終了する。
ラシ検知センサ３５がブラシ毛部９ｂの引き抜きを検知
したかどうかを判定し（Ｓ１９）、引き抜きが検知され
ていないときはＳ１６から繰り返し、ブラシ毛部９ｂの
引き抜きが検知されたときは、後退用モータ１７を停止
させ（Ｓ２０）、警報器２４に終了警音を出させて（Ｓ
２１）から終了する。
【００４０】図７は本発明の第２の実施例を示してお
り、掃除用ブラシ９とそれを駆動する機構部分とが内蔵
された機構部１０ａと、掃除用ブラシ９を進退駆動する
ためのモータ類が内蔵された駆動部１０ｂとを着脱自在
に別設したものである。出口側ブラシ検知センサ３４に
代わる到達検知センサ１３４は、駆動部１０ｂに内蔵さ
れている。なお、リール１６だけを着脱自在にしてもよ
い。
り、掃除用ブラシ９とそれを駆動する機構部分とが内蔵
された機構部１０ａと、掃除用ブラシ９を進退駆動する
ためのモータ類が内蔵された駆動部１０ｂとを着脱自在
に別設したものである。出口側ブラシ検知センサ３４に
代わる到達検知センサ１３４は、駆動部１０ｂに内蔵さ
れている。なお、リール１６だけを着脱自在にしてもよ
い。
【００４１】このように構成することにより、内視鏡１
の管路４の太さや長さ等に合わせて、各種の掃除用ブラ
シ９が取り付けられた機構部１０ａを準備しておき、必
要に応じてそれを駆動部１０ｂに付け替えて使用するこ
とができる。
の管路４の太さや長さ等に合わせて、各種の掃除用ブラ
シ９が取り付けられた機構部１０ａを準備しておき、必
要に応じてそれを駆動部１０ｂに付け替えて使用するこ
とができる。
【００４２】ブラシ毛部９ｂの先端到達は、リール１６
の回転状態又は回転数等から検知することができ、管路
４の出口４ｂに限らず、途中のどの位置にでもセットす
ることができる。
の回転状態又は回転数等から検知することができ、管路
４の出口４ｂに限らず、途中のどの位置にでもセットす
ることができる。
【００４３】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば掃除用ブラシを内視鏡の管路から引
き出す際に、前進と後退を繰り返させるようにしてもよ
い。
のではなく、例えば掃除用ブラシを内視鏡の管路から引
き出す際に、前進と後退を繰り返させるようにしてもよ
い。
【００４４】
【発明の効果】本発明によれば、ブラシ駆動手段が掃除
用ブラシを前進と後退を繰り返させながら進退駆動する
ようにしたことにより、内視鏡の管路内が掃除用ブラシ
の前後振動によって確実にブラッシングされ、管路が屈
曲しているような箇所でも、掃除用ブラシがその屈曲カ
ーブに沿って無理なく進んでいくので、内視鏡の管路内
をくまなく確実にブラッシングすることができ、しかも
それに用いられる掃除用ブラシが管路の屈曲部通過によ
って破損しない。
用ブラシを前進と後退を繰り返させながら進退駆動する
ようにしたことにより、内視鏡の管路内が掃除用ブラシ
の前後振動によって確実にブラッシングされ、管路が屈
曲しているような箇所でも、掃除用ブラシがその屈曲カ
ーブに沿って無理なく進んでいくので、内視鏡の管路内
をくまなく確実にブラッシングすることができ、しかも
それに用いられる掃除用ブラシが管路の屈曲部通過によ
って破損しない。
【００４５】そして、内視鏡の管路の出口を掃除用ブラ
シ自動挿入装置内に位置させるように支持することによ
り、管路の先端から排出される排水が周辺に飛び散らな
いように装置内部で排水処理することができる。
シ自動挿入装置内に位置させるように支持することによ
り、管路の先端から排出される排水が周辺に飛び散らな
いように装置内部で排水処理することができる。
【００４６】また、掃除用ブラシが管路の出口まで到達
したことを検知するための出口側ブラシ検知手段、及び
掃除用ブラシが管路内を戻ってその管路の入口まで到達
したことを検知するための入口側ブラシ検知手段を設け
て、その検知手段による掃除用ブラシ検知に応答して上
記ブラシ駆動手段の駆動を停止させ、或いは、進退駆動
される掃除用ブラシにかかる負荷を検知してその負荷が
所定の大きさ以上になるとブラシ駆動手段の駆動を停止
させれば、掃除用ブラシ等を損傷することなく安全に掃
除用ブラシの自動挿入を行うことができる。
したことを検知するための出口側ブラシ検知手段、及び
掃除用ブラシが管路内を戻ってその管路の入口まで到達
したことを検知するための入口側ブラシ検知手段を設け
て、その検知手段による掃除用ブラシ検知に応答して上
記ブラシ駆動手段の駆動を停止させ、或いは、進退駆動
される掃除用ブラシにかかる負荷を検知してその負荷が
所定の大きさ以上になるとブラシ駆動手段の駆動を停止
させれば、掃除用ブラシ等を損傷することなく安全に掃
除用ブラシの自動挿入を行うことができる。
【００４７】また、掃除用ブラシ部分をブラシ駆動手段
に対して着脱自在にすれば、あい異なる各種内視鏡の管
路のブラッシングに適用することができ、掃除用ブラシ
が消耗したときの交換等も容易である。
に対して着脱自在にすれば、あい異なる各種内視鏡の管
路のブラッシングに適用することができ、掃除用ブラシ
が消耗したときの交換等も容易である。
【図１】第１の実施例の内部構成を示す平面断面図であ
る。
る。
【図２】第１の実施例の内部構成を示す側面断面図であ
る。
る。
【図３】第１の実施例の制御回路のブロック図である。
【図４】第１の実施例の動作を示すタイムチャート図で
ある。
ある。
【図５】第１の実施例の制御処理フロー図である。
【図６】第１の実施例の制御処理フロー図である。
【図７】第２の実施例の内部構成を示す平面断面図であ
る。
る。
【図８】従来例の動作説明図である。
４ 管路 ９ 掃除用ブラシ ９ｂ ブラシ毛部 １６ リール １７ 後退用モータ １９ 駆動ローラ ２０ 前進用モータ
Claims (6)
- 【請求項１】掃除用ブラシを内視鏡の管路内に案内する
ために内視鏡の管路の入口に着脱自在に接続されるブラ
シ案内路と、上記ブラシ案内路を通じて上記内視鏡の管
路内に掃除用ブラシを送り込んで進退駆動するためのブ
ラシ駆動手段とを有する内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入
装置において、 上記ブラシ駆動手段が、上記掃除用ブラシを上記内視鏡
の管路内に送り込む際又は上記管路内から引き出す際の
少なくとも一方において、上記掃除用ブラシを前進と後
退を繰り返させながら進退駆動するようにしたことを特
徴とする内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置。 - 【請求項２】上記内視鏡の管路の出口を掃除用ブラシ自
動挿入装置内に位置させるように支持するための管路出
口支持手段が設けられている請求項１記載の内視鏡の掃
除用ブラシ自動挿入装置。 - 【請求項３】上記ブラシ駆動手段によって駆動される上
記掃除用ブラシが上記内視鏡の管路内を進んでその管路
の出口まで到達したことを検知するための出口側ブラシ
検知手段と、その出口側ブラシ検知手段による掃除用ブ
ラシ検知に応答して上記ブラシ駆動手段の駆動を停止さ
せる駆動制御手段が設けられている請求項１又は２記載
の内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置。 - 【請求項４】上記ブラシ駆動手段によって駆動された上
記掃除用ブラシが上記内視鏡の管路内を戻されてその管
路の入口まで到達したことを検知するための入口側ブラ
シ検知手段と、その入口側ブラシ検知手段による掃除用
ブラシ検知に応答して上記ブラシ駆動手段の駆動を停止
させる駆動制御手段が設けられている請求項１、２又は
３記載の内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置。 - 【請求項５】上記ブラシ駆動手段によって進退駆動され
る掃除用ブラシにかかる負荷を検知して、その負荷の大
きさが所定の範囲から外れると上記ブラシ駆動手段の駆
動を停止させる駆動制御手段が設けられている請求項
１、２、３又は４記載の内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入
装置。 - 【請求項６】上記掃除用ブラシが上記ブラシ駆動手段に
対して着脱自在である請求項１、２、３、４又は５記載
の内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7078609A JPH08275917A (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7078609A JPH08275917A (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08275917A true JPH08275917A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13666630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7078609A Pending JPH08275917A (ja) | 1995-04-04 | 1995-04-04 | 内視鏡の掃除用ブラシ自動挿入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08275917A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002051978A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-19 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡の配管ブラッシング用カバー |
| EP1269908A1 (en) * | 2001-06-29 | 2003-01-02 | Koken Ltd. | Washing apparatus for endoscope |
| US6656536B2 (en) | 1999-06-14 | 2003-12-02 | Itw Gema Ag | Method of controlling spray current and voltage in electrostatic coating apparatus |
| JP2004254806A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Pentax Corp | 内視鏡の管路洗浄装置及び管路洗浄方法 |
| JP2006297112A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Polydiagnost Gmbh | 内視鏡 |
| EP1839565A2 (en) | 2006-03-29 | 2007-10-03 | Olympus Medical Systems Corp. | Endoscope washing and disinfecting apparatus and endoscope conduit washing brush cassette |
| EP1849403A1 (en) * | 2006-04-26 | 2007-10-31 | Olympus Medical Systems Corp. | Endoscope washer-disinfector and brush cassette detachably loaded to the same |
| EP1785148A3 (en) * | 2005-11-11 | 2007-11-28 | Olympus Medical Systems Corp. | Apparatus for washing and disinfecting medical instruments |
| EP1844698A3 (en) * | 2006-04-10 | 2008-01-09 | Olympus Medical Systems Corp. | Apparatus for washing and disinfecting endoscope and brush unit for washing ducts of endoscope |
| EP1985314A1 (en) * | 2007-04-19 | 2008-10-29 | Olympus Medical Systems Corp. | Endoscope washer disinfector and brush cassette with a washing brush used for wash and disinfection |
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| JP2019130086A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 興研株式会社 | 内視鏡洗浄装置 |
| CN111167809A (zh) * | 2020-03-02 | 2020-05-19 | 张露露 | 一种软式内镜清洗消毒护理装置 |
| CN113692340A (zh) * | 2019-04-16 | 2021-11-23 | 株式会社普利司通 | 排气孔清洁装置和排气孔清洁方法 |
-
1995
- 1995-04-04 JP JP7078609A patent/JPH08275917A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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