JP2001321332A - 内視鏡用送水装置 - Google Patents

内視鏡用送水装置

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JP2001321332A
JP2001321332A JP2000143272A JP2000143272A JP2001321332A JP 2001321332 A JP2001321332 A JP 2001321332A JP 2000143272 A JP2000143272 A JP 2000143272A JP 2000143272 A JP2000143272 A JP 2000143272A JP 2001321332 A JP2001321332 A JP 2001321332A
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JP
Japan
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liquid
flow rate
total flow
tank
motor
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JP2000143272A
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English (en)
Inventor
Kensho Takahashi
憲昭 高橋
Junji Usami
準二 宇佐美
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体腔内へ効果的に水などの液体を注入する。 【解決手段】第1及び第2タンク40A、40B内の液
体を取り出すポンプ21を有する本体20と体腔内へ水
などを噴出するための送水チャンネル13が形成された
ビデオスコープ10とをスコープ接続用チューブ52を
介して接続させる。第1タンクスイッチ15Aもしくは
第2タンクスイッチ15Bを操作することにより、第1
タンク40Aと第2タンク40Bのどちらか一方のタン
クが送水チャンネル13と連通するように、バルブ22
を制御する。そして、実行スイッチ15Dを押すことに
より、ポンプ21を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡を用いて胃
など人体の臓器内を観察および処置する間、水などを内
視鏡を介して体腔内の所望する部位へ送る内視鏡用送水
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内視鏡のスコープ内部には、患部
洗浄用の水を通す専用の送水用チャネルが設けられてお
り、送水用チャンネルは、スコープの遠位端(先端)か
ら近接端(操作部側)まで貫通している。スコープの近
接端の注水口には、チューブを介して様々な器具が接続
可能であり、検査、処置などを行う場合、患部などに付
着した粘液・血液を洗浄するために送水器具が使用され
る。
【0003】送水器具は、生理食塩水などを入れた注射
器と、その注射器の口に一端が繋がれる注水チューブと
から成り、注水チューブの他端を前述の送水用チャンネ
ルの注水口に繋いで注射器を操作することにより、注射
器内の水がスコープへ供給される。そして、スコープの
遠位端の噴出口から体腔内に向けて水が噴射することに
よって、目標部位が洗浄される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような送
水器具では、オペレータが内視鏡操作と並行して送水操
作を行わなければならず、煩雑な作業となっていた。あ
るいは、送水器具による1回の総水量では賄えない程の
量の洗浄水を必要とする場合、水補給のため、内視鏡に
よる医療行為が中断してしまう。一方、内視鏡を用いた
検査の1つとして、病変部を詳細に観察するため、体腔
内を水で洗浄した後にルゴールやインジゴガルミンなど
の染色用液を注入する場合がある。この場合、オペレー
タは、送水用器具によって所定部位を洗浄した後、今度
は染色用注入器具によって所定部位を染色する必要があ
り、注入器の交換のため内視鏡による医療行為が中断し
てしまう。
【0005】そこで、本発明では、多くの洗浄用水を体
腔内へ送る場合、あるいは洗浄用水と染色用液の両方を
続けて使用する場合、医療行為を中断することなく効果
的に体腔内へ液体を注入することができる内視鏡用送水
装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡用送水装
置は、体腔内の所定の部位へ液体を噴出するための輸送
管路が形成された内視鏡に着脱自在に接続される内視鏡
送水装置であり、輸送管路へ水などの液体を供給する装
置である。送水装置は、輸送管路へ送られる液体を貯留
する複数のタンクと、複数のタンクから輸送管路までの
液体の流れを制御するバルブと、複数のタンクそれぞれ
をバルブと連通させる複数の第1接続管路と、バルブを
輸送管路と連通させる単一の第2接続管路と、複数のタ
ンクそれぞれに溜められた液体を、複数の第1接続管
路、バルブおよび単一の第2接続管路を介して輸送管路
へ送るポンプと、ポンプを作動させるアクチュエータと
を有する。そして、バルブは、複数のタンクのうち1つ
のタンクが第2接続管路と連通するように、液体の流れ
る経路を選択する。ポンプが作動すると、複数のタンク
の中で、バルブにより輸送管路と連通するいずれか1つ
のタンク内にある液体が体腔内へ送られる。このような
送水装置により、注射器などを使用する必要がなくな
り、処置などを中断することなく送水が可能となる。ま
た、複数のタンクが設けられ、内視鏡の輸送管路と連通
するタンクが適宜選択されるため、様々な液体を効率的
に体腔内へ送ることができる。アクチュエータは、例え
ば、モータである。
【0007】好ましくは、タンクは、2つのタンク、第
1のタンクおよび第2のタンクとからなる。この場合、
バルブは、第1および第2のタンクのうちどちらか一方
のタンクと単一の第2接続管路とが連通するように、液
体の流れの経路を選択的に切り替えれることが望まし
い。例えば、バルブは、電磁弁によるバルブである。
【0008】タンクが第1および第2のタンクから成る
場合、第1のタンクに洗浄用の水が貯留され、第2のタ
ンクには染色用液が貯留されていることが望ましい。こ
れにより、第1のタンク内の水で体腔内を洗浄した後、
バルブにより第2のタンクと輸送管路を連通させ、連続
して染色用液を体腔内へ送れる。あるいは、第1タンク
には水が貯留され、第2のタンクには補給用の洗浄水が
貯留されてもよい。この場合、送水中に第1タンクの水
を使い切った場合、第2タンク内の水を続けて体腔内へ
送ることができる。
【0009】好ましくは、送水装置は、液体の流れの経
路を第1タンクあるいは第2タンクどちらかに選択する
ための選択スイッチを有する。そして、送水装置は、選
択スイッチに対する操作に従って液体の流れの経路が切
り替えられるように、バルブを制御する第1のバルブ制
御手段を有することが望ましい。これにより、オペレー
タは、処置をしながら所望する液体の入ったタンクを選
択することができる。選択スイッチは、送水装置自体に
設けられていても、内視鏡の操作部あるいは操作部周辺
に設けられていてもよい。内視鏡側に選択スイッチが設
けられると、オペレータは、内視鏡を保持したままバル
ブを切り替えることができる。
【0010】好ましくは、送水装置は、体腔内への液体
注入を実行するための注入実行スイッチを有する。そし
て、送水装置は、注入実行スイッチが操作されている
間、モータを駆動させることにより、バルブにより選択
された第1および第2のタンクのどちらか一方のタンク
に貯留された液体を輸送管路へ送る第1の液体注入手段
を有することが望ましい。これにより、オペレータが所
望する量だけ体腔内へ液体を注入することができる。注
入実行スイッチは、送水装置自体に設けられていても、
あるいは内視鏡の操作部あるいは操作部周辺に設けられ
ていてもよい。内視鏡側に注入実行スイッチが設けられ
ると、オペレータは、内視鏡を保持したまま液体注入の
開始および終了を実行することができる。
【0011】送水装置は、第1および第2のタンクのう
ち、最初に一方のタンクに貯留され液体をあらかじめ設
定された量だけ輸送管路へ送り、次にもう一方のタンク
に貯留された液体をあらかじめ設定された量だけ輸送管
路へ送る第2の液体注入手段をさらに有することが望ま
しい。これにより、オペレータがバルブを切り替える操
作をする必要がなく、自動的に第1および第2のタンク
内にある液体がそれぞれ体腔内に送られる。
【0012】送水装置は、第2の液体注入手段に従って
液体を輸送管路へ送る動作を実行開始するための注入実
行開始スイッチを有することが望ましい。この場合、例
えば、第2の液体注入手段は、輸送管路に送られる液体
を所定量だけ送るためにあらかじめ設定される設定総流
量が決定されたか否かを判別する設定総水量決定判別手
段と、設定総流量が決定されたと判別された場合、注入
実行開始スイッチが操作されたか否かを判別する注入実
行開始判別手段と、注入実行開始スイッチが操作された
場合、第1のタンクが第2接続管路と連通するようにバ
ルブを制御する第2のバルブ制御手段と、注入実行開始
スイッチが操作された場合、モータを駆動開始させるモ
ータ駆動開始手段と、モータの駆動が開始されてから輸
送管路へ送られた第1のタンク内の液体の総流量を検出
する第1の総流量検出手段と、第1の総流量検出手段に
おいて検出される液体の総流量を設定総流量と比較し、
検出される液体の総流量が設定総流量に達しているか否
かを判断する第1の総流量到達判別手段と、検出される
液体の総流量が設定総流量に達している場合、モータの
駆動を一時的に停止させる第1のモータ駆動停止手段
と、第2のタンクが第2接続管路と連通するようにバル
ブを制御する第3のバルブ制御手段と、第2のタンクが
第2接続管路と連通した状態でモータを再び駆動させる
モータ再駆動手段と、モータが再駆動されてから輸送管
路へ送られた第2のタンク内の液体の総流量を検出する
第2の総流量検出手段と、第2の総流量検出手段におい
て検出される液体の総流量を設定総流量と比較し、検出
される液体の総流量が設定総流量に達しているか否かを
判断する第2の総流量到達判別手段と、検出される液体
の総流量が設定総流量に達している場合、モータの駆動
を停止させる第2のモータ駆動停止手段とを有する。こ
れにより、第1および第2のタンクに溜められた液体が
それぞれ設定された量だけ体腔内へ注入される。実行開
始スイッチは、送水装置自体に設けられても、あるいは
内視鏡の操作部もしくは操作部周辺に設けられていても
よい。内視鏡側に実行スイッチが設けられると、オペレ
ータは、内視鏡を保持した状態で液体注入を実行開始で
きる。
【0013】好ましくは、モータ駆動開始手段およびモ
ータ再駆動手段は、設定される単位時間当たりの液体の
注入量に応じた回転速度でモータを駆動させる。この場
合、第1および第2の総流量検出手段は、モータが駆動
している時間を計測する駆動時間計測手段と、設定され
る単位時間当たりの液体の流量と計測されたモータの駆
動時間に基づいて、輸送管路へ送られる液体の総流量を
算出する総流量算出手段とを有することが望ましい。こ
れにより、単位時間当たりの流量を直接的に計ることな
く液体の総流量が求められる。
【0014】バルブは、電磁弁によるバルブの代わり
に、手動のバルブであってもよい。この場合、バルブに
は、手動によって液体の流れの経路を切り替えるための
切替部材を有しており、切替部材に対する操作に従っ
て、液体の流れる経路が選択的に切り替わる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下では、図面を参照して、本発
明の実施形態である内視鏡用送水装置について説明す
る。
【0016】図1は、第1の実施形態である内視鏡用送
水装置をスコープとともに概略的に示した正面図であ
る。また、図2は、送水装置本体内に設けられたポンプ
を示した図である。この送水装置は、電子内視鏡(電子
スコープ)あるいはファイバースコープを使用して検査
などを行う時、胃など臓器内の所定の部位を洗浄した
り、あるいは臓器内を染色するために使用される。な
お、ここでは電子内視鏡が適用される。
【0017】ビデオスコープ(電子スコープ)10は、
スコープ接続用チューブ52を介して送水装置の本体2
0と着脱自在に接続されており、また、接続部12を通
してプロセッサ(図示せず)と着脱可能に接続される。
スコープ接続用チューブ52は、可塑性のチューブであ
り、送水口用口金52Aおよび装置用口金52Bをそれ
ぞれ両端に備えている。送水口用口金52Aは、ビデオ
スコープ10の送水口11に取り付けられ、また、装置
用口金52Bは、送水装置の本体20の流出口23Bに
取り付けられる。なお、プロセッサにはモニタ(図示せ
ず)が接続されており、ビデオスコープ12内に設けら
れたCCD(図示せず)によって撮像される画像がモニ
タに表示される。
【0018】ビデオスコープ10内には、水などの液体
を通すための送水チャンネル(輸送管路)13が全体に
渡って形成されており、送水口11から入った水は、送
水チャンネル13を通り、スコープ10先端側の噴出口
14から噴出される。なお、送水チャンネル13は、ビ
デオスコープ10の先端に設けられた対物レンズに付着
するものを放水により除去するなどの目的でビデオスコ
ープ10内に設けられるチャンネル(図示せず)や処置
具挿通用チャンネルとは別のチャンネルであり、ビデオ
スコープ10内に独自に設けられている。
【0019】第1タンク40A、第2タンク40Bは、
所定の部位を洗浄する水や染色する液などの液体を貯留
するためのタンクであり、例えば約500mlの容量があ
る。生理食塩水などの水が溜められた第1タンク40A
と染色用液が溜められた第2タンク40Bには、それぞ
れ第1タンク用チューブ50A、第2タンク用チューブ
50Bが取り付けられており、第1タンク40A、第2
タンク40B内にある液体は、それぞれ第1タンク用チ
ューブ50A、第2タンク用チューブ50Bを介して取
り出される。
【0020】第1および第2タンク用チューブ50A、
50Bは、本体20内に設けられたバルブ22にそれぞ
れ接続されており、また、バルブ22には、1本の接続
チューブ25Aが接続されている。バルブ22は、第1
タンク40A、第2タンク40Bから送水チャンネル1
3までの液体の流れの経路を制御するバルブであり、2
本のタンク用チューブ50A、50Bのうちのどちらか
一方のチューブが接続チューブ25Aと連通させる。す
なわち、第1タンク40A、第2タンク40Bのうちの
どちらか一方のタンクが接続チューブ25Aと連通する
ように、流れの経路を第1タンク40A側、あるいは第
2タンク側40Bへ選択的に切り替える。したがって、
液体を体内へ送る場合、第1タンク40A、第2タンク
40Bのうちどちらか一方のタンクに溜められた液体の
みが、ビデオスコープ10へ向けて供給される。接続チ
ューブ25Aは、本体20の流入口23Aに取り付けら
れている。
【0021】本体20内部には、第1タンク40A、第
2タンク40B内にある液体をビデオスコープ10へ送
るための回転ポンプ21が設けられており、アクチュエ
ータであるモータ(図示せず)の駆動によって回転ポン
プ21が作動する。また、送水装置20内部には、流入
口23Aと流出口23Bを繋ぐ接続チューブ25Bが設
けられており、その一部は、回転ポンプ21の周囲に沿
って配置されている。したがって、ビデオスコープ10
の送水チャンネル13と、スコープ接続用チューブ52
と、接続チューブ25A、25Bとバルブとが1本のチ
ューブとして繋がっている。
【0022】回転ポンプ21の構成は、図2に示すよう
に、従来から使用される薬液などを供給するチューブポ
ンプと実質的に等しい構成である。回転ポンプ21は、
回転軸を中心として周方向に沿って互いに90度の等間
隔に設けられた4つの円板状の押圧部材21Aを有して
いる。接続チューブ25Bは、回転ポンプ21周りにU
字状に巻きつけられており、接続チューブ25Bの押圧
部材21Aと接する部分は、押圧部材21Aにより径方
向外側へ押しつけられる。回転ポンプ21が流入口23
A側から流出口23B側へ向かうように回転すると、押
圧部材21Aは周上に沿って移動する。押圧部材21A
の移動に伴い、押圧部材21Aによってチューブの径が
細くなっている接続チューブ25Bの位置も、流入口2
3A側から流出口23B側へ移動する。これにより、第
1タンク40Aあるいは第2タンク40B内にある液体
は、回転ポンプ21の回転によって吸い上げられ、液体
の流れが形成される。
【0023】本体20内に入った液体は、接続チューブ
25B内を通り、本体20の流出口23Bから流出す
る。流出口23Bから流出した液体は、スコープ接続用
チューブ52を介してビデオスコープ10の送水口11
へ送られ、送水チャンネル13を通って体腔内の所定の
部位へ噴出される。
【0024】スコープ10の操作部10M付近には、体
腔内へ液体を注入する際に操作されるスイッチが配置さ
れた操作スイッチ部15が設けられており、コードMを
介して本体20と接続されている。操作スイッチ部15
には、第1タンクスイッチ15A、第2タンクスイッチ
15B、定量注入スイッチ15C、実行スイッチ15D
が配置されている。
【0025】第1タンクスイッチ15Aは、第1タンク
40Aと送水チャンネル13とが連通するように流れの
経路を選択するスイッチであり、一方、第2タンクスイ
ッチ15Bは、第2タンク40Bと送水チャンネル13
とが連通するように流れの経路を選択するスイッチであ
る。定量注入スイッチ15Cは、第1タンク40Aから
所定の量だけ液体を送った後、続けて第2タンク40B
内にある液体が所定量だけ体腔内へ供給される定量注入
モードに切り替えるためのスイッチである。実行スイッ
チ15Dは、体腔内への液体の注入を実行するためのス
イッチである。
【0026】本体20の正面のパネルには、体腔内へ注
入される液体の流量などを表示する表示部26、送水チ
ャンネル13と連通しているタンクを示す表示灯30
A、30B、内視鏡送水装置を作動させるための電源ス
イッチ31が設けられている。さらには、液体の注入流
量速度を段階的に変更する注入流量速度変更スイッチ2
7と、注入する液体の総流量を設定するための総流量設
定スイッチ28と、液体の注入モードを切り替えるモー
ド切替スイッチ29が設けられている。
【0027】モード切替スイッチ29では、オペレータ
が実行スイッチ15Dを押している間だけ液体を体腔内
へ注入する通常注入モードと、あらかじめ総流量設定ス
イッチ28において設定された液体の総流量に従って、
第1タンク40Aと第2タンク40Bそれぞれから液体
を取り出す定量注入モードが選択可能である。通常注入
モードが選択されている場合、第1タンクスイッチ15
Aが操作されると表示灯30Aが点灯する。逆に第2タ
ンクスイッチ15Bが操作されると、表示灯30Bが点
灯する。
【0028】さらに、モード切替スイッチ29では、定
量注入モードにおいて体腔内へ送られる液体の総流量を
第1タンク40A内の液体および第2タンク40B内の
液体それぞれについて設定するモード(モードA、モー
ドB)にも切替可能である。モードAに切り替えられる
と、第1タンク40Aから体内へ送る液体の総流量は、
総流量設定スイッチ28のツマミを回す操作によって設
定される。同様に、モードBに切り替えられると、第2
タンク40Bから体内へ送る液体の総流量が総流量設定
スイッチ28に対する操作によって設定される。なお、
第1タンク40Aに対して液体の総流量が設定されてい
る間、表示灯30Aが点灯し、第2タンク40Bに対し
て液体の総流量が設定されている間、表示灯30Bが点
灯する。
【0029】設定される液体の総流量は表示部26にお
いて表示され、総水量設定スイッチ28のツマミを回す
操作に従って、総流量の値が変化する。第1タンク40
A、第2タンク40Bそれぞれについて液体の総流量が
設定された後、総流量設定スイッチ28が押下される
と、設定された液体の総流量が決定される。そして、定
量注入スイッチ15Cが押下されるか、あるいは、切替
モードスイッチ29において定量注入モードが選択され
た場合、実行スイッチ15Dを押下することにより、第
1タンク40Aおよび第2タンク40B内の液体がそれ
ぞれ体腔内へ送られる。なお、定量注入モードにおいて
液体の注入が行われている最中に実行スイッチ15Dが
押下されると、液体注入が強制的に停止させられる。
【0030】注入流量速度変更スイッチ27は、単位時
間当たり体腔内へ送られる液体の流量を変更するスイッ
チであり、ツマミを回す操作によって、5段階に分かれ
た注入流量速度の中から所望する注入流量速度を選択す
ることが可能である。回転ポンプ21の回転速度は、注
入流量速度変更スイッチ27において設定された流量速
度で液体が体腔内へ送られるように調整される。
【0031】なお、切替モードスイッチ29において通
常注入モードがなくても、操作スイッチ部15において
第1タンクスイッチ15Aもしくは第2タンクスイッチ
15Bが押下されると、通常注入モードに切り替えられ
る。同様に、操作スイッチ部15において定量注入スイ
ッチ15Cが押下されると、定量注入モードに切り替え
られる。
【0032】図3は、送水装置のブロック図である。送
水装置全体の動作は、制御回路35内のCPU32によ
って制御される。なお、本体20内に設けられた各回路
は、電源回路38により電源が供給されている。
【0033】制御回路35には、ビデオスコープ10に
設けられた操作スイッチ部15と、本体20に設けられ
た注入流量速度変更スイッチ27、表示灯30A、30
B、表示部26、総流量設定スイッチ28、モード切替
スイッチ29が接続されており、第1タンクスイッチ1
5A、第2タンクスイッチ15B、定量注入スイッチ1
5C、実行スイッチ15Dが操作されると、それぞれの
スイッチ信号が制御回路35へ送られる。総流量設定ス
イッチ28が操作されると、設定された値に応じたデー
タがRAM39へ一時的に格納されるとともに、表示部
26において設定された総流量が表示されるように、表
示に関する信号が制御回路35から表示部26へ送られ
る。注入流量速度変更スイッチ27が操作されると、設
定された流量速度がデータとして一時的にRAM39に
格納される。
【0034】バルブ22は、従来公知の電磁弁であり、
第1タンク用チューブ50Aと第2タンク用チューブ5
0Bが接続される2つの入力端子と接続チューブ25A
が接続される1つの出力端子を有する。第1タンクスイ
ッチ15Aもしくは第2タンクスイッチ15Bが操作さ
れると、スイッチ信号が制御回路35へ送られる。この
スイッチ信号に基づいて制御信号がバルブ22へ送られ
ると、バルブ22では、液体の流れの経路として第1タ
ンク40Aもしくは第2タンク40Bと接続チューブ2
5Aとが連通するように、弁(図示せず)が作動する。
液体の流れの経路がバルブ22によって第1タンク側4
0もしくは第2タンク側に切り替えられると、表示灯3
0Aもしくは表自動30Bを点灯させるための信号が、
制御回路35から出力される。
【0035】モータ41は、PWM(Pulse Width Modur
ation)制御に従って駆動される直流型モータであり、モ
ータ41の回転に伴って、回転ポンプ21が回転する。
モータ駆動回路37では、制御回路35から送られてく
る制御信号に基づいて駆動信号がモータ41へ出力され
る。このときのモータ41の回転速度は、注入流量速度
変更スイッチ27において設定された注入流量速度に従
っており、設定された注入流量速度に応じた駆動信号が
モータ駆動回路37から出力される。モータ41が回転
すると、エンコーダ42において、モータ41の回転速
度が検出される。モータ41の回転速度に応じた電圧値
は、エンコーダ42から出力されると、A/D変換器
(図示せず)においてデジタル信号に変換された後、制
御回路35へ送られる。制御回路35では、モータ41
をフィードバック制御するため、エンコーダ42から送
られてくるモータ41の回転速度と設定された注入流量
速度に応じた回転速度との差を検出し、その差に基づい
た制御信号がモータ駆動回路37へ送られる。これによ
り、モータ41が一定速度で回転する。
【0036】通常注入モードが選択されている状態にお
いて実行スイッチ15Dが押されると、スイッチ信号が
制御回路35へ送られる。制御回路35では、RAM3
9にデータとして格納されている注入流量速度で液体が
体腔内へ注入されるように、制御信号がモータ駆動回路
37へ送られる。これにより、実行スイッチ15Dが押
下されている間、回転ポンプ21が作動し、第1タンク
40Aもしくは第2タンク40B内の液体が体内へ送ら
れる。
【0037】一方、定量注入モードにおいて実行スイッ
チ15Dが押されると、第1タンク40から液体が取り
出されるようにバルブ22が制御される。第1タンク4
0A内の液体が所定の量だけ体内へ送られると、今度
は、第2タンク40Bから液体が取り出せるように、バ
ルブ22が制御される。そして、第2タンク40Bから
所定の量だけ液体が体内へ送られる。このとき、バルブ
22の作動に応じて、表示灯30A、30Bが点灯す
る。
【0038】体腔内へ液体が注入される間、制御回路3
5では、注入されている液体の流量が検出される。注入
を開始してから送られた液体の総流量は、次のように検
出される。
【0039】モータ41は、フィードバック制御されて
おり、注入流量速度変更スイッチ27によって設定され
た注入流量速度で液体が注入されるように、一定の回転
速度で回転する。したがって、液体の注入を開始してか
らモータ41が駆動されている時間を計測すれば、次式
に示すように、設定された注入流量速度に基づいて体腔
内へ注入された液体の総流量を算出することができる。
ただし、「L」は液体の総流量であり、「li 」は5段
階で設定可能な注入流量速度、すなわち注入流量速度ス
イッチ27において設定された単位時間当たり体腔内へ
送られる流量、「t」は、モータ41が駆動している時
間である。 L(ml)=li (ml/sec) ×t(sec) (i=1〜5) ・・・・(1)
【0040】本実施形態では、次の表1に示すように、
注入流量速度変更スイッチ27において設定される、単
位時間当たり体腔内へ送られる流量li とモータ41の
回転速度と対応関係がデータとしてあらかじめROM3
6に記憶されている。
【0041】
【表1】
【0042】表1には、注入流量速度変更スイッチ27
において設定可能な5つの注入流量速度li と、注入流
量速度li に応じたモータ41の回転速度V1〜V5お
よびモータ41の出力割合(%)との対応関係が示され
ている。そして、回転ポンプ21を作動させる場合、モ
ータ41の回転速度は表1に基づいて定めれる。例え
ば、注入速度l1 =10.0mlと設定された場合、モータ4
1は出力100%となるように駆動される。すなわち、
最大の回転速度V1でモータ41が駆動される。
【0043】しかしながら、モータ41は一定速度で回
転するようにフィードバック制御されているが、回転ポ
ンプ21の特性により、表1に示す設定された注入流量
速度lとは若干異なった注入流量速度で液体が注入され
る場合がある。そこで、設定された注入流量速度li
代わりに、実際に体腔内へ送られる液体の注入流量速度
注入流量速度(以下では、補正注入流量速度li ’と表
す)に基づいて、注入される液体の総流量Lを求める。
すなわち、(1)式の代わりに次式が適用される。 L=li ’(ml/sec)×t(sec) ・・・・・・・(2)
【0044】このように、体腔内へ送られている液体の
総流量Lは、(2)式に基づいて算出される。なお、注
入流量速度li に応じた信号は、補正回路43における
可変抵抗器(図示せず)において補正注入流量速度
i ’に調整される。補正注入流量速度li ’に応じた
信号(アナログ信号)は、補正回路43から読み出さ
れ、A/D変換された後CPU32へ送られる。
【0045】図4は、通常注入モードにおいて実行され
るバルブの制御動作を示したルーチンである。
【0046】ステップ101では、通常注入モードが選
択されているか否かが判定される。通常注入モードは、
モード切替スイッチ29、あるいは操作スイッチ部15
の第1タンクスイッチ15A、第2タンクスイッチ15
Bに対する操作によって選択される。
【0047】ステップ101において、通常注入モード
であると判断されると、ステップ102に移る。ステッ
プ102では、オペレータが第1タンクスイッチ15A
を操作したか否か、すなわち、オペレータによって体腔
内へ送る液体が第1タンク40B内の液体に決定された
か否かが判定される。
【0048】ステップ102において、第1タンクスイ
ッチ15Aが操作されたと判断されると、ステップ10
3に移り、第1タンク用チューブ50Aが接続チューブ
25Aと連通するように、バルブ22が制御される。一
方、ステップ102において、第1タンクスイッチ15
Aが操作されていない、すなわち、第2タンクスイッチ
15Bが操作されたと判断された場合、ステップ104
に移り、第2タンク用チューブ50Aが接続チューブ2
5Aと連通するように、バルブ22が制御される。ステ
ップ103もしくはステップ104が実行されると、こ
のルーチンは終了する。
【0049】一方、ステップ101において、通常注入
モードが選択されていない、すなわち、定量注入モード
が選択されていると判断された場合、そのままこのルー
チンは終了する。
【0050】図5は、通常注入モードにおいて実行され
る通常注入動作を示したルーチンである。図4のルーチ
ンの実行により、液体の流れの経路は第1タンク40A
側もしくは第2タンク40B側のどちらか一方に選択さ
れている。
【0051】ステップ201では、スイッチ操作部15
において実行スイッチ15Dが押下されたか否かが判定
される。実行スイッチ15Dが押下されたと判断される
と、ステップ202に移る。一方、実行スイッチ15D
が押下されていないと判断されると、通常注入動作は実
行されずに終了する。
【0052】ステップ202では、表示部26におい
て、設定された総流量などの表示が消去されているか否
かが判定される。表示が消去されていると判断される
と、ステップ203をスキップしてステップ204に移
る。一方、総流量などがまだ表示されていると判断され
た場合、ステップ203に進み、総流量の表示が消去さ
れる。ステップ203が実行されると、ステップ204
に移る。
【0053】ステップ204では、モータ41が、設定
された注入流量速度に応じた回転速度で駆動される。そ
して、ステップ205では、CPU32内部の図示して
いないタイマによって、モータ41の駆動時間の計測が
開始される。ステップ206では、後述する第1の総流
量表示ルーチンの割り込みが許可される。
【0054】ステップ207では実行スイッチ15Dが
OFF状態になっているか、すなわち、実行スイッチ1
5Dが液体注入を止めるため押下されなくなったか否か
が判定される。実行スイッチ15DがOFF状態である
と判断されると、ステップ208に移る。一方、実行ス
イッチ15DがOFF状態でない場合、実行スイッチ1
5DがOFF状態になるまで、繰り返しステップ207
が繰り返される。
【0055】ステップ208では、モータ41の駆動が
停止され、ステップ209では、時間計測が停止され
る。ステップ210では、モータ41の駆動停止後に一
度だけ第1の総流量表示のルーチンが割り込んだか否か
が判定される。第1の総流量表示ルーチンが一度だけ割
り込んだと判断されると、ステップ211に移り、第1
の総流量表示ルーチンの割り込みが停止される。一方、
ステップ210において、第1の総流量表示のルーチン
がモータ41の駆動停止後一度割り込んでいないと判断
されると、ステップ210が繰り返し実行される。ステ
ップ211が実行されると、通常注入動作のルーチンは
終了する。
【0056】図6は、図5のルーチンに割り込んで処理
される第1の総流量表示の割り込みルーチンである。こ
の割り込みルーチンは、200msec間隔で図5のルーチ
ンに割り込んで処理される。
【0057】ステップ301では、モータ41が駆動さ
れているか否かが判定される。モータ41が駆動されて
いると判断されると、ステップ302に移る。モータ4
1が駆動されていないと判断された場合、この割り込み
ルーチンは終了する。
【0058】ステップ302では、図5のステップ20
5の実行に基づいて、モータ41の駆動時間が読み出さ
れる。そして、ステップ303では、読み出された駆動
時間と(2)式に基づいて、体内へ送られた液体の総流
量Lが算出される。算出された総流量Lは、一時的にR
AM39へ格納される。
【0059】ステップ304では、RAM39に格納さ
れた総流量のデータに基づいて、総流量Lが表示部26
に表示される。これにより、モータ41の駆動が開始さ
れてから体腔内へ送られた液体の総流量Lが更新されな
がら表示部26において表示される。ステップ304が
実行されると、この割り込みルーチンは終了する。
【0060】図7、図8は、定量注入モードにおいて実
行される定量注入動作を示したルーチンである。
【0061】ステップ401では、モード切替スイッチ
27あるいは定量注入スイッチ15Cに対する操作によ
って、定量注入モードが選択されているか否かが判定さ
れる。定量注入モードが選択されていると判断される
と、ステップ402に移る。定量注入モードが選択され
ていないと判断された場合、定量注入動作は実行され
ず、そのまま終了する。
【0062】ステップ402では、総流量設定スイッチ
28が押下されることによって、オペレータによって設
定される総流量(以下、設定総流量という)が決定され
たか否かが判定される。設定総流量が決定されていると
判断されると、ステップ406へスキップする。設定総
流量が決定されていないと判断されると、ステップ40
3に移り、更新された第1タンク40A、第2タンク4
0Bそれぞれに対する設定総水量が読み出される。
【0063】ステップ404では、総流量の設定が終了
し、総流量設定スイッチ27が押下されたか否かが判断
される。総流量設定スイッチ27が押下されたと判断さ
れると、ステップ405に移り、決定された設定総流量
がRAM39に一時的に格納される。ステップ405が
実行されると、ステップ406に移る。一方、ステップ
404において、総流量設定スイッチ27が押下されて
いないと判断された場合、このルーチンは終了する。
【0064】ステップ406では、実行スイッチ15D
が押下されたか否かが判定される。実行スイッチ15D
が押下されたと判断されると、ステップ407に移る。
実行スイッチ15Dが押下されていないと判断される
と、そのままこのルーチンは終了する。
【0065】ステップ407では、表示部26において
設定総流量の表示がクリアされているか否かが判定され
る。設定総流量などの表示がクリアされて流量値などが
表示されていないと判断された場合、ステップ409へ
スキップする。一方、設定総流量などがまだ表示されて
いると判断された場合、ステップ408に移る。ステッ
プ408では、これから注入される液体の総流量Lをリ
アルタイムで表示するため、設定総流量の表示が消去さ
れる。また、総流量Lの表示のためRAM39に格納さ
れていた総流量のデータも消去される。ステップ408
が実行されると、ステップ409に移る。
【0066】ステップ409では、第1タンク用チュー
ブ50Aと接続チューブ25Aとが連通するように、バ
ルブ22が制御される。これにより、第1タンク40内
の液体を体腔内へ送ることが可能となる。
【0067】ステップ410では、モータ41の駆動が
開始される。このとき、設定された注入流量速度に応じ
た回転速度でモータ41は回転する。そして、ステップ
411では、CPU32内のタイマによってモータ41
の駆動時間の計測が開始される。ステップ412では、
後述する第2の総流量表示のルーチンを許可する決定が
なされる。
【0068】ステップ413では、ステップ405の実
行においてRAM39に格納された第1タンク40Aの
設定総流量が読み出される。ステップ414では、モー
タ41が駆動開始されてからの時間が計測される。そし
て、ステップ415では、計測された時間と(2)式に
基づいて、モータ41が駆動開始されてから体腔内へ送
られた液体の総流量Lが算出される。
【0069】ステップ416では、ステップ416で算
出された液体の総流量Lが、決定された第1タンク40
の設定総流量と等しいか否かが判定される。液体の総流
量Lが設定総流量と等しいと判断されると、ステップ4
19に移り、モータ41の駆動が一旦停止されるととも
に、駆動時間の計測が停止される。ステップ419が実
行されると、ステップ420へ進む。一方、ステップ4
16において、算出された液体の総流量Lが設定総流量
と等しくないと判断された場合、ステップ417へ移
る。ステップ417では、液体注入を強制的に停止する
ために実行スイッチ15Dが押下されたか否かが判定さ
れる。実行スイッチ15Dが押下されたと判断される
と、ステップ418に移り、モータ41の駆動が停止さ
せられるとともに、時間計測が停止する。ステップ41
8が実行されると、このルーチンはこのまま終了する。
一方、ステップ417において実行スイッチ15Dが押
下されていないと判断された場合、ステップ413へ戻
る。
【0070】ステップ420およびステップ421の実
行は、ステップ407、408の実行と同じである。す
なわち、今まで表示されていた第1タンク40A内から
体腔内へ送られた液体の総流量Lがまだ表示されている
場合、その表示が消去される。ステップ422では、第
2タンク用チューブ50Bと接続チューブ25Aとが連
通するように、バルブ22が制御される。これにより、
第2タンク40B内の液体が注入可能となる。
【0071】ステップ423〜432の実行は、ステッ
プ410〜419の実行と同じである。すなわち、算出
される液体の総流量Lが決定された第2タンク40Bに
対する設定総流量と等しくなるまで、モータ41が駆動
される。
【0072】ステップ433、434の実行は、図5の
ステップ210、211の実行と同じである。ステップ
434が実行されると、このルーチンは終了する。
【0073】図9は、算出される液体の総流量Lを表示
するための第2の総流量L表示の割り込みルーチンであ
り、200 msec間隔で図6のルーチンに割り込んで処理
される。
【0074】ステップ501、502の実行は、それぞ
れ図6のステップ301、304の実行と同じである。
これにより、液体の総流量Lが更新されながら表示部2
6において表示される。
【0075】このように第1の実施形態によれば、第1
タンク40A、第2タンク40Bおよびバルブ22が設
けられており、第1タンク40Aおよび第2タンク40
Bのどちらか一方に貯留された液体を選択的に体腔内へ
送られる。これにより、オペレータは、処置などを中断
しなくても、体腔内の所定の部位の洗浄および染色を実
行することができ、効率的に処置などを行うことができ
る。また、バルブ22を作動させるための第1および第
2タンクスイッチ15A、15B、および液体注入を実
行するための実行スイッチ15Dがビデオスコープ10
の操作部10M付近に設けられているため、オペレータ
はビデオスコープ10を保持したまま洗浄や染色を行え
る。
【0076】定量注入モードに切り替えられると、あら
かじめ設定された総流量Lだけ第1および第2タンク4
0A、40Bからそれぞれ液体が自動的に体腔内へ送ら
れる。これにより、液体を注入する間、オペレータはス
イッチ類操作する必要がなく、モニタにおいて撮像画像
の観察に集中することができる。また、染色用液が注入
された後に体腔内を洗浄する場合でも、第1タンクスイ
ッチ15A、実行スイッチ15Dを操作することによ
り、再び体腔内を洗浄することができる。
【0077】本実施形態では、第1タンク40Aに洗浄
用水、第2タンク40Bに染色用液が溜められており、
異なった液体を順番に注入可能であることが示されてい
るが、送水のみ実行する装置として適用してもよい。す
なわち、第2タンク40Bには第1タンク40A内に溜
められた水に対する補助用の水が貯留される。この場
合、オペレータは、通常表示モードにおいて、体腔内洗
浄のために送水を実行する。第1タンク40Aに溜めら
れた水がすべて使用し尽くされた場合、第2タンクスイ
ッチ15Bを押すことにより、処置を中断することな
く、第2タンク40B内の水が送られる。したがって、
第1タンク40内へ水を補給することなく、送水動作を
実行することができる。
【0078】なお、ポンプは回転ポンプ21に限定され
ず、例えば、ダイアフラム(Diaphragm) ポンプなどを接
続チューブ25A、25Bの途中に設けてもよい。ま
た、タンクの数は2つに限定されず、3つ以上のタンク
を設けてもよい。この場合、複数のタンクの中から1つ
のタンクが送水チャンネルと連通するように液体の流れ
を制御するバルブが設けられる。
【0079】第1および第2タンクスイッチ15A、1
5Bは、ビデオスコープ10の代わりに、本体20の正
面のパネルなどに設置してもよい。また、実行スイッチ
15Dをビデオスコープ10に設ける代わりに、フット
スイッチを本体20と接続させて実行スイッチとして使
用してもよい。あるいは、正面のパネルに実行スイッチ
15Dを設けてもよい。
【0080】次に、図10〜図12を用いて、第2の実
施形態である内視鏡用送水装置について説明する。第2
の実施形態では、第1の実施形態と異なり、バルブが手
動によって制御される。他の構成については、第1の実
施形態と実質的に同じである。
【0081】図10は、第2の実施形態である内視鏡用
送水装置の正面図である。
【0082】バルブ22’は、本体20の外部に設けら
れており、バルブ22’には、第1タンク用チューブ5
0A、第2タンク用チューブ50Bおよび接続チューブ
25Aが接続されている。バルブ22’がオペレータに
よって操作されると、液体の流れの経路が第1タンク4
0A側もしくは第2タンク40Bに切り替えられる。
【0083】本体20に接続されたフットスイッチ1
5’Dは、体腔内への液体の注入を実行するためのスイ
ッチであり、フットスイッチ15’Dが押下されている
間、第1および第2タンク40A、40Bのうち接続チ
ューブ25Aと連通しているタンクから液体が体腔内へ
注入される。
【0084】図11は、バルブ22’を示した平面図で
ある。
【0085】バルブ22’は、いわゆる3方活栓と呼ば
れているバルブであり、2つの入力端子と1つの出力端
子を有する。バルブ22’は、3つの入出力端子を連通
させる穴CP(破線で示す)が形成された回転自在のド
ラム(図示せず)と、ドラムを回転させるための操作レ
バー22’Mとを有する。操作レバー22’Mを図に示
す位置から時計回りに90度回転させると、第1タンク
40Aと接続チューブ25Aとが連通し、さらに時計回
りに90度回転させると、第2タンクと接続チューブ2
5Aとが連通する。このように、操作レバー22’Mを
操作することにより、液体の流れの経路が第1タンク4
0A側もしくは第2タンク40B側へ切り替えられる。
【0086】図12は、第2の実施形態の内視鏡用送水
装置のブロック図である。
【0087】フットスイッチ15’Dが操作されると、
スイッチ信号が制御回路35へ送られる。制御回路35
では、モータ41を駆動するための制御信号がモータ駆
動回路37へ送られ、これにより、注入流量速度変更ス
イッチ27により設定された流量速度に従って、モータ
41が駆動される。フットスイッチ15’Dが放される
と、モータ41が停止する。すなわち、第2の実施形態
においても、第1の実施形態の図5に示す通常注入動作
が実行される。
【0088】このように、第2の実施形態によれば、オ
ペレータがバルブ22’の操作レバー22’Mを操作す
ることにより、第1および第2のタンク40A、40B
内にある液体が選択的に体腔内へ送られる。手動でバル
ブ22’を制御しているため、本体内の回路構成が簡素
化される。
【0089】
【発明の効果】このように本発明によれば、多くの洗浄
用水を体腔内送る場合、あるいは洗浄用水と染色用液の
両方を続けて使用する場合、医療行為を中断することな
く効果的に体腔内へ液体を注入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の内視鏡用送水装置の正面図で
ある。
【図2】ポンプを示した概略的平面図である。
【図3】内視鏡用送水装置のブロック図である。
【図4】通常注入モードにおけるバルブの制御を示した
ルーチンである。
【図5】通常注入動作処理を示したルーチンである。
【図6】第1の総流量表示処理を示した割り込みルーチ
ンである。
【図7】定量注入動作処理の前半部分を示したルーチン
である。
【図8】定量注入動作処理の後半部分を示したルーチン
である。
【図9】第2の総流量表示処理を示した割り込みルーチ
ンである。
【図10】第2の実施形態における内視鏡用送水装置の
正面図である。
【図11】第2の実施形態におけるバルブを示した平面
図である。
【図12】第2の実施形態における内視鏡用送水装置の
ブロック図である。
【符号の説明】
10 ビデオスコープ(内視鏡) 13 送水チャンネル(輸送管路) 15A 第1タンクスイッチ(選択スイッチ) 15B 第2タンクスイッチ(選択スイッチ) 15D 実行スイッチ(注入実行スイッチ、注入実行開
始スイッチ) 15' Dフットスイッチ(注入実行スイッチ) 20 本体 21 回転ポンプ 22 バルブ 22’ バルブ 25A 接続チューブ(第2接続管路) 25B 接続チューブ(第2接続管路) 32 CPU 36 ROM 39 RAM 40A 第1タンク(第1のタンク) 40B 第2タンク(第2のタンク) 41 モータ(アクチュエータ) 50A 第1タンク用チューブ(第1接続管路) 50B 第2タンク用チューブ(第1接続管路) 52 スコープ接続用チューブ(第2接続管路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C060 MM26 4C061 DD03 FF42 GG02 HH04 JJ11 JJ17 4C077 AA25 AA30 BB10 DD07 HH05 HH09 HH15 HH19 JJ04 JJ08 JJ16 JJ19 KK25

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内の所定の部位へ液体を噴出するた
    めの輸送管路が形成された内視鏡に着脱自在に接続され
    るとともに、 前記液体を貯留する複数のタンクと、 前記複数のタンクから前記輸送管路までの前記液体の流
    れを制御するバルブと、 前記複数のタンクそれぞれを前記バルブと連通させる複
    数の第1接続管路と、 前記バルブを前記輸送管路と連通させる単一の第2接続
    管路と、 前記複数のタンクそれぞれに溜められた前記液体を、前
    記複数の第1接続管路、前記バルブおよび前記単一の第
    2接続管路を介して前記輸送管路へ送るポンプと、 前記ポンプを作動させるアクチュエータとを備え、 前記バルブが、前記複数のタンクのうち1つのタンクが
    前記第2接続管路と連通するように、前記液体の流れる
    経路を選択することを特徴とする内視鏡用送水装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のタンクが、第1のタンクと第
    2のタンクとからなることを特徴とする請求項1に記載
    の内視鏡用送水装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のタンクには水が貯留され、前
    記第2のタンクには染色用液が貯留されることを特徴と
    する請求項2に記載の内視鏡用送水装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のタンクには水が貯留され、前
    記第2のタンクには補給用の水が貯留されることを特徴
    とする請求項2に記載の内視鏡用送水装置。
  5. 【請求項5】 前記バルブが、前記第1および第2のタ
    ンクのうちどちらか一方のタンクと前記単一の第2接続
    管路とが連通するように、前記液体の流れの経路を選択
    的に切り替えることを特徴とする請求項2に記載の内視
    鏡用送水装置。
  6. 【請求項6】 前記バルブが、電磁弁によるバルブであ
    ることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用送水装
    置。
  7. 【請求項7】 前記液体の流れの経路を選択するための
    選択スイッチと、 前記選択スイッチに対する操作に従って前記液体の流れ
    の経路が切り替えられるように、前記バルブを制御する
    第1のバルブ制御手段とをさらに有することを特徴とす
    る請求項5に記載の内視鏡用送水装置。
  8. 【請求項8】 前記アクチュエータがモータであって、 体腔内への液体注入を実行するための注入実行スイッチ
    と、 前記注入実行スイッチが操作されている間、前記モータ
    を駆動させることにより、前記バルブにより選択された
    前記第1および第2のタンクのどちらか一方のタンクに
    貯留された前記液体を前記輸送管路へ送る第1の液体注
    入手段とをさらに有することを特徴とする請求項7に記
    載の内視鏡用送水装置。
  9. 【請求項9】 前記選択スイッチと前記注入実行スイッ
    チが、前記内視鏡の操作部もしくは操作部周辺に設けら
    れていることを特徴とする請求項8に記載の内視鏡用送
    水装置。
  10. 【請求項10】前記第1および第2のタンクのうち、最
    初に一方のタンクに貯留された前記液体をあらかじめ設
    定された量だけ前記輸送管路へ送り、次にもう一方のタ
    ンクに貯留された前記液体をあらかじめ設定された量だ
    け前記輸送管路へ送る第2の液体注入手段をさらに有す
    ることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用送水装
    置。
  11. 【請求項11】前記第2の液体注入手段に従って前記液
    体を前記輸送管路へ送る動作を実行開始するための注入
    実行開始スイッチをさらに有しており、 前記アクチュエータがモータであって、 前記第2の液体注入手段が、 前記輸送管路に送られる前記液体を所定量だけ送るため
    に前記第1および第2のタンクそれぞれについてあらか
    じめ設定される設定総流量が決定されたか否かを判別す
    る設定総流量決定判別手段と、 前記設定総流量が決定されたと判別された場合、前記注
    入実行開始スイッチが操作されたか否かを判別する注入
    実行開始判別手段と、 前記注入実行開始スイッチが操作された場合、前記第1
    のタンクが前記第2接続管路と連通するように前記バル
    ブを制御する第2のバルブ制御手段と、 前記注入実行開始スイッチが操作された場合、前記モー
    タを駆動開始させるモータ駆動開始手段と、 前記モータの駆動が開始されてから前記前記輸送管路へ
    送られた前記第1のタンク内の前記液体の総流量を検出
    する第1の総流量検出手段と、 前記第1の総流量検出手段において検出される前記液体
    の総流量を前記設定総流量と比較し、検出される前記液
    体の総流量が前記設定総流量に達しているか否かを判断
    する第1の総流量到達判別手段と、 検出される前記液体の総流量が前記設定総流量に達して
    いる場合、前記モータの駆動を一時的に停止させる第1
    のモータ駆動停止手段と、 前記第2のタンクが前記第2接続管路と連通するように
    前記バルブを制御する第3のバルブ制御手段と、 前記第2のタンクが前記第2接続管路と連通した状態
    で、前記モータを再び駆動させるモータ再駆動手段と、 前記モータが再駆動されてから前記輸送管路へ送られた
    前記第2のタンク内の前記液体の総流量を検出する第2
    の総流量検出手段と、 前記第2の総流量検出手段において検出される前記液体
    の総流量を前記設定総流量と比較し、検出される前記液
    体の総流量が前記設定総流量に達しているか否かを判断
    する第2の総流量到達判別手段と、 検出される前記液体の総流量が前記設定総流量に達して
    いる場合、前記モータの駆動を停止させる第2のモータ
    駆動停止手段とを有することを特徴とする請求項10に
    記載の内視鏡用送水装置。
  12. 【請求項12】前記注入実行開始スイッチが、前記内視
    鏡の操作部もしくは操作部周辺に設けられていることを
    特徴とする請求項11に記載の内視鏡用送水装置。
  13. 【請求項13】前記モータ駆動開始手段およびモータ再
    駆動手段が、設定される前記液体の単位時間当たり前記
    輸送管路へ注入される流量に応じた回転速度で前記モー
    タを駆動させることを特徴とする請求項11に記載の内
    視鏡用送水装置。
  14. 【請求項14】前記第1および第2の総流量検出手段
    が、 前記モータが駆動している時間を計測する駆動時間計測
    手段と、 設定される単位時間当たりの前記液体の流量と計測され
    た前記モータの駆動時間に基づいて、前記液体の総流量
    を算出する総流量算出手段とを有することを特徴とする
    請求項13に記載の内視鏡用送水装置。
  15. 【請求項15】前記バルブが、手動によって前記液体の
    流れの経路を切り替えるための切替部材を有しており、
    前記切替部材に対する操作に従って、前記液体の流れる
    経路を選択的に切り替えることを特徴とする請求項5に
    記載の内視鏡用送水装置。
  16. 【請求項16】体腔内への液体注入を実行するための注
    入実行スイッチが前記スコープに設けられており、 前記アクチュエータがモータであって、 前記注入実行スイッチが操作されている間、前記モータ
    を駆動させることにより、前記バルブにより選択された
    前記第1および第2のタンクのどちらか一方のタンクに
    貯留された前記液体を体腔内へ送る第1の液体注入手段
    をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の内
    視鏡用送水装置。
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